特開2024-24014IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

発明の分野 本発明は、キメラ受容体(CR)およびかかるキメラ受容体を発現する細胞

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】受容体の提供。
【解決手段】本発明者らは、サイトカイン受容体エンドドメインと細胞内T細胞シグナル伝達構成要素の両方を含む組み合わせエンドドメインに、例えば抗体の、結合特異性を移植した、新しいタイプのキメラ受容体(CR)を開発した。受容体のライゲーションは、サイトカイン型とT細胞受容体型の両方の活性化シグナルおよび増殖シグナルを細胞に提供して、従来のCARよりも大きな活性化および増殖を引き起こす。本発明は、リガンド結合エキソドメイン;ならびに(i)サイトカイン受容体エンドドメイン;および(ii)細胞内T細胞シグナル伝達ドメインを含むエンドドメインを含むキメラ受容体を提供する。
【選択図】なし

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の態様の要旨 本発明者らは、サイトカイン受容体エンドドメインと細胞内T細胞シグナル伝達構成要素の両方を含む組み合わせエンドドメインに、例えば抗体の、結合特異性を移植した、新しいタイプのキメラ受容体(CR)を開発した。受容体のライゲーションは、サイトカイン型とT細胞受容体型の両方の活性化シグナルおよび増殖シグナルを細胞に提供して、従来のCARよりも大きな活性化および増殖を引き起こす。・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 様々なサイトカイン受容体の構造、それらのサイトカインを産生する細胞型、およびそれらのサイトカイン受容体を発現する細胞型を要約している模式図。
【図2】 本発明の二重キメラ受容体システムの模式図。第1のCRは、サイトカイン受容体エンドドメイン(共通ガンマ鎖)および細胞内T細胞シグナル伝達ドメイン(CD3ゼータ)を含むエンドドメインを有する。第2のCRは、サイトカイン受容体エンドドメイン(IL2受容体ベータ鎖)および細胞内T細胞シグナル伝達ドメイン(CD28共刺激ドメインとOX40共刺激ドメインの両方を含む)を含むエンドドメインを有する。それらの2つのキメラ受容体の抗原結合エキソドメイン(exodomains)は、同じリガンド上の異なるエピトープに結合する。これらのCRが、リガンドに結合すると、各分子上のサイトカインエンドドメインは、接近して、それらは会合し得、サイトカイン様の細胞活性化をもたらし得る。細胞活性化は、シグナル1およびシグナル2を細胞に提供するT細胞活性化エンドドメインを介しても生じる。注意:1本の鎖だけが示されているが、このシステムにおけるCRは、ホモ二量体である。
【図3】 本発明の代替的二重CRシステムの模式図。このシステムでは、第1および第2のCRは、エンドドメインなどに関して図2に示されているものと類似の構造を有する。相違点は、2つのキメラ受容体の抗原結合エキソドメインが、リガンド上の同じエピトープに結合する点である。それらは、同一の抗原結合部分を含み得る。密接なシナプスが存在する場合、2つのキメラ受容体による独立した抗原結合は、エンドドメインを、サイトカインエンドドメインが会合するのに十分近くにして、活性化をもたらし得る。注意:1本の鎖だけが示されているが、このシステムにおけるCRは、ホモ二量体である。
【図4】 本発明のCR:ZAP70システムの模式図。このシステムでは、単一のCRが、同族抗原を認識し、そのエンドドメインは、T細胞シグナル伝達エンドドメイン(少なくともCD3-ゼータエンドドメインを含み得る)だけでなく、サイトカイン受容体エンドドメイン(例えば、共通ガンマ鎖またはIL2受容体ベータ鎖のいずれかに由来)も含む。この受容体は、ZAP70 SH2ドメインと、相補的な(complimentary)サイトカイン受容体エンドドメインとの融合物と共発現される(例えば、CRが、共通ガンマ鎖を含む場合、ZAP70 SH2ドメインは、IL2受容体ベータ鎖に融合され得る)。抗原の認識の際、CR CD3-ゼータエンドドメインITAMは、リン酸化され、ZAP70融合タンパク質をリクルートする。ここで、そのサイトカイン受容体の2つのエンドドメインは、近くなり、サイトカインシグナルが伝達される。
【図5】 個々の構成要素を示している図2に図示されているような二重CRシステムに対するアミノ酸配列。この構築物では、両CARが、CD22を認識する。第1のCRは、LT22に基づくバインダー、およびIL2受容体ベータ鎖を含むエンドドメインを含み;第2のCRは、RFB4に基づくバインダー、ならびにIL2受容体ガンマ鎖およびCD3ゼータエンドドメインを含むエンドドメインを含む。
【図6】 実施例3に記載されている増殖/生存アッセイにおいて試験されたキメラ受容体システムを図示している模式図。一方のキメラ受容体は、R11 scFvを含むのに対して、他方は、R12 scFvを含む。R11およびR12は、同じ抗原:ROR1上の別個のエピトープに結合する。
【図7】 リガンドでコーティングされたビーズと共培養されたときの、形質導入された細胞の増加倍率を示しているグラフ。R11-il2b-z-2A-R12-il2g-zは、サイトカイン受容体エンドドメインとCD3ゼータエンドドメインの両方を含む、図6に図示されている第4世代CARシステムをコードする構築物であり;R11-z-2A-R12-zは、サイトカイン受容体エンドドメインを欠く等価なキメラ受容体システムをコードする構築物である。
【図8】 ROR1でコーティングされたビーズと共培養した後の3および6日後の、形質導入された細胞の数を示しているグラフ。
【図9】 実施例4に記載されている死滅アッセイにおいて試験されたキメラ受容体システムを図示している模式図。一方のキメラ受容体は、R11 scFvを含むのに対して、他方は、R12 scFvを含む。R11およびR12は、同じ抗原:ROR1上の別個のエピトープに結合する。
【図10】 10:1のE:T比で48時間インキュベーションした後の標的細胞の細胞死滅を示しているグラフ。R11-IL2B-Z-2A-R12-IL2G-zは、サイトカイン受容体エンドドメインとCD3ゼータエンドドメインの両方を含む、図9に図示されている第4世代CARシステムをコードする構築物であり;R11-IL2B-2A-R12-IL2Gは、CD3ゼータエンドドメインを欠く等価なキメラ受容体システムをコードする構築物である。
【図11】 10:1のE:T比で48時間インキュベーションした後の細胞のIFNγ分泌を示しているグラフ。R11-IL2RB-Z+R12-IL2RG-zは、サイトカイン受容体エンドドメインとCD3ゼータエンドドメインの両方を含む、図9に図示されている第4世代CARシステムを発現する細胞を表し;R11-IL2RB+R12-IL2RGは、CD3ゼータエンドドメインを欠く等価なキメラ受容体システムを発現する細胞を表す。
【図12】 実施例6に記載されている増殖/生存アッセイにおいて試験されたキメラ受容体システムを図示している模式図。両方のキメラ受容体が、R12 scFvを含むので、それらは、同じ抗原:ROR1上の同じエピトープに結合する。相同組換えを防ぐために、第1のR12 scFvのDNA配列をゆらぎにした(wobbled)。
【図13】 リガンドでコーティングされたビーズと共培養されたときの、形質導入された細胞の増加倍率を示しているグラフ。R12w-il2b-z-2A-R12-il2g-zは、サイトカイン受容体エンドドメインとCD3ゼータエンドドメインの両方を含む、図12に図示されている第4世代CARシステムをコードする構築物であり;R12w-z-2A-R12-zは、サイトカイン受容体エンドドメインを欠く等価なキメラ受容体システムをコードする構築物である。
【図14】 ROR1でコーティングされたビーズと共培養された後の3および6日後の、形質導入された細胞の数を示しているグラフ。

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