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特開2024-24188情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024024188
(43)【公開日】2024-02-22
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理端末
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/33 20190101AFI20240215BHJP
【FI】
G06F16/33
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022126837
(22)【出願日】2022-08-09
(71)【出願人】
【識別番号】514274085
【氏名又は名称】株式会社Shirofune
(74)【代理人】
【識別番号】100158850
【弁理士】
【氏名又は名称】明坂 正博
(72)【発明者】
【氏名】菊池 満長
(72)【発明者】
【氏名】竹下 智視
(72)【発明者】
【氏名】前田 寿之
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA01
5B175FA04
(57)【要約】
【課題】キーワードの設定をより効果的に把握できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理端末を提供すること。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する取得部と、取得部が取得したキーワードをキーワード要素に分解する分解部と、分解部の分解結果を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記キーワードを前記キーワード要素に分解する分解部と、
前記分解部の分解結果を出力する出力部と、を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記キーワードを分類する分類部を備え、
前記取得部は、
前記キーワードに付与された属性を取得し、
前記分類部は、
前記キーワードに付与された属性に応じて前記キーワードを分類し、
前記分解部は、
前記分類部による分類ごとに前記キーワードを前記キーワード要素に分解する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記キーワード要素を設定に応じて組み合わせてキーワードを生成するキーワード生成部と、
前記取得部が取得した前記複数のキーワードと、前記キーワード生成部が生成したキーワードとを比較する第1比較部と、を備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記分類ごとのキーワード要素の有無を比較する第2比較部を備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1比較部又は前記第2比較部での比較結果に基づいて、前記分解部の分解結果に属性情報を付与する属性付与部を備え、
前記出力部は、
前記分解部の分解結果を前記属性情報とともに出力する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する推奨部を備え、
前記取得部は、
前記複数のキーワードについて運用実績をキーワード単位で取得し、
前記推奨部は、
前記キーワード単位での運用実績に応じて、前記キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、
前記複数のキーワードについて運用実績をキーワード単位で取得し、
前記キーワード生成部は、
前記キーワード単位での運用実績に応じて、所定のキーワードを構成するキーワード要素を、前記キーワードを生成する際のキーワード要素に追加、又は前記キーワードを生成する際のキーワード要素から削除又は除外する、
ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
【請求項8】
取得部が、1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する工程と、
分解部が、前記取得部が取得した前記キーワードを前記キーワード要素に分解する工程と、
出力部が、前記分解部の分解結果を出力する工程と、を有する、
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
コンピュータを、
1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する取得部、
前記取得部が取得した前記キーワードを前記キーワード要素に分解する分解部、
前記分解部の分解結果を出力する出力部、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項10】
1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを前記キーワード要素に分解する分解部の分解結果を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記分解結果を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする情報処理端末。
【請求項11】
1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを前記キーワード要素に分解する分解部と、
前記分解部の分解結果を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする情報処理端末。
【請求項12】
前記表示部は、
前記複数のキーワードが設定された広告文を前記分解結果に関連付けて表示する、
ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、電子商取引(eコマース)によるオンライン上での物やサービスの売買、契約、決済が盛んに行われるようになっている。一方で業者間の競争は激化している。このため取扱商品・サービスの販売促進活動が重要なものとなってきている。
インターネット上での販売促進活動には、例えば、検索連動型広告がある。検索連動型広告とは、検索者が入力したキーワード(例えば、「在庫管理 おすすめ」「在庫管理 比較」など)に対して予め登録されたリンク設定付のテキストデータからなる広告文を、上記キーワードに基づく検索エンジンによる検索結果とともに検索結果画面に列挙する広告である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-026624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この検索連動型広告においては、キーワード要素(キーワードを最小単位に分解したもの。例えば、「在庫管理」「おすすめ」「比較」など)を組み合わせて多量のキーワードを生成するが、設定状況を管理・編集する際にどのようなキーワード要素を組み合わせてキーワードが設定されているかを把握するのが困難であるという問題がある。また、不足しているキーワード要素の組み合わせを抽出したり、新規でキーワード要素の組み合わせを思い通りかつスピーディに追加することが難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、キーワードの設定をより効果的に把握できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決すべく、本発明の情報処理装置は、1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する取得部と、取得部が取得したキーワードをキーワード要素に分解する分解部と、分解部の分解結果を出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、キーワードの設定をより効果的に把握できる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2】実施形態に係るサーバ(情報処理装置)の構成の一例を示す図である。
図3】実施形態に係るサーバの機能構成の一例を示す図である。
図4】実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。
図5】実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
図6】キーワードの設定の一例を示す図である。
図7】実施形態に係るユーザ端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
図8】実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すフローチャート図である。
図9】実施形態に係る情報処理システムの処理の一例を示すフローチャート図である。
図10】その他の実施形態に係るユーザ端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の説明において、
「キーワード」は、広告媒体管理画面に一つのまとまりとして登録されているもの(例えば、「在庫管理 おすすめ」、「在庫管理 比較」など)をいう。
「キーワード要素」は、キーワードを要素(最小単位)ごとに分解したもの(例えば、「在庫管理」、「おすすめ」、「比較」など)をいう。
【0010】
(実施形態)
従来、検索連動型広告では、広告にキーワードのリストを設定する形式であるため、キーワードのリストを管理・編集する必要があった。このため、どのようなキーワード要素の組み合わせでキーワードのリスト全体が構成されているかを把握することが困難であった。例えば、従来のキーワードのリストでは、キーワード要素Aとキーワード要素Bの組み合わせは存在するが、キーワード要素Bとキーワード要素Cの組み合わせはリストに存在しないなどを把握することが困難である。また、リストにキーワード(例えば、B+C)を追加する際に、キーワード要素Bとキーワード要素Cを組み合わせたものを作成して追加する必要がある。
【0011】
本実施形態に係る情報処理システム1では、キーワードのリストからどのようなキーワード要素の組み合わせが設定されているかを提示することで、現在設定されているキーワード及びキーワード要素の全体像を効果的に把握することができる。また、設定を編集する際にも「キーワード」単位でリストへの追加及び削除するのではなく、「キーワード要素」ごとに追加及び削除することでキーワードのリストをより効果的に編集することができる。
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
初めに、実施形態に係る情報処理システム1について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、サーバ2(情報処理装置)と、該サーバ2にネットワーク4を介して接続された1以上のユーザ端末3(情報処理端末)とを備える。また、サーバ2は、ネットワーク4を介して図示しない広告配信サーバ等に接続されており、運用実績(例えば、設定されたキーワードにより所定期間内に広告が表示された回数(表示回数)、一回当たりの広告の配信コスト、前記所定期間内のクリック数及びコンバージョン数など)をキーワード単位で取得可能となっている。なお、図1に示す例では、情報処理システム1は、サーバ2を1つ、ユーザ端末3を3つ備える構成となっているが、情報処理システム1が備えるサーバ2及びユーザ端末3の数はそれぞれ任意である。なお、ユーザ端末3は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、タブレット型PC、スマートフォンなどであってよい。
【0013】
(サーバ2)
図2は、サーバ2の主なハード構成を示しており、サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cがバスを介して接続された構成を有する。なお、図2では図示していないが、サーバ2は、入力装置(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)や表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)などを備えていてもよい。
【0014】
通信IF200Aは、他の装置(例えば、ユーザ端末3、広告配信サーバ等)と通信するためのインターフェースである。
【0015】
記憶装置200Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置200Bには、各種データや情報処理プログラムが記憶されている。なお、記憶装置200Bに記憶された各種データの一部又は全部は、USB(Universal Serial Bus)メモリや外付けHDDなどの外部記憶装置やネットワーク4を介して接続された他の情報処理装置の記憶装置に記憶されてもよい。この場合、サーバ2は、外部記憶装置や他の情報処理装置の記憶装置に記憶された各種データを参照又は取得する。
【0016】
記憶装置200Bには、後述の分解部206がキーワードを形態素解析によりキーワード要素に分解するための辞書が記憶されている。なお、記憶装置200Bに、取得部204が取得した運用実績(例えば、設定されたキーワードにより所定期間内に広告が表示された回数(表示回数)、一回当たりの広告の配信コスト、前記所定期間内のクリック数及びコンバージョン数など)をキーワード単位で記憶していてもよい。
【0017】
CPU200Cは、本実施形態に係るサーバ2を制御するものであり、図示しないROM及びRAMなどを備える。
【0018】
図3は、サーバ2(情報処理装置)の機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、受信部201、送信部202(出力部)、記憶装置制御部203、取得部204、分類部205、分解部206、キーワード生成部207、比較部208(第1比較部、第2比較部)、推奨部209、属性付与部210などの機能を備える。なお、図3に示す機能は、CPU200Cが、記憶装置200Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
【0019】
受信部201は、例えば、ユーザ端末3から送信される情報を受信する。受信部201は、例えば、キーワードの設定(キーワード及び属性(マッチタイプ)などの設定)などの情報を受信する。また、受信部201は、例えば、図示しない広告配信サーバ等からの運用実績を受信する。
【0020】
送信部202(出力部)は、例えば、ユーザ端末3へ情報を送信(出力)する。送信部202は、例えば、ユーザ端末3へ分解部206による分解結果(キーワード要素)を後述する属性付与部210により付与された属性情報とともに送信する。
【0021】
記憶装置制御部203は、例えば、記憶装置200Bを制御し、記憶装置200Bへの情報の書き込みや読み出しを行う。
【0022】
取得部204は、例えば、キーワードの設定(1以上のキーワード要素で構成されるキーワード及び該キーワードの属性(マッチタイプ))、除外キーワードなどの情報を取得する。また、取得部204は、例えば、複数のキーワードについて運用実績(例えば、設定されたキーワードにより所定期間内に広告が表示された回数(表示回数)、一回当たりの広告の配信コスト、前記所定期間内のクリック数及びコンバージョン数など)をキーワード単位で取得する。
【0023】
分類部205は、例えば、キーワードに付与された属性(マッチタイプ)に応じて、キーワードを属性(マッチタイプ)ごとに分類する。マッチタイプには、例えば、「完全一致」、「フレーズ一致」、「絞り込み部分一致」、「部分一致」などがある。
「完全一致」は、例えば、設定したキーワードに加えて、その類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させるマッチタイプである。
「フレーズ一致」は、例えば、完全一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、設定したキーワードの前後に他の語句が含まれるキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させるマッチタイプである。
「絞り込み部分一致」は、例えば、フレーズ一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、設定したキーワードに含まれる語句の前後に他の語句が含まれるようなキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させるマッチタイプである。
「部分一致」は、例えば、絞り込み部分一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、設定したキーワードに含まれる語句が含まれていなくとも、関連する語句が含まれているキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させるマッチタイプである。
なお、マッチタイプは上記例に限られない。また、上記マッチタイプの広告表示のアルゴリズム又はシーケンスは広告媒体により異なる場合がある。
【0024】
分解部206は、例えば、取得部204が取得したキーワードを分類部205による分類ごとにキーワードを形態素解析してキーワード要素(単語単位)に分解する。なお、予めキーワード要素となる単語を登録した単語辞書を利用し、前記単語辞書に登録された単語と同じ単語をキーワード要素としてキーワードから抽出することでキーワードをキーワード要素に分解する構成としてもよい。
【0025】
キーワード生成部207は、例えば、ユーザの設定に応じて分解後のキーワード要素を組み合わせてキーワードを生成する。キーワード生成部207は、例えば、どのキーワード要素とキーワード要素とを組み合わせるか(例えば、あるキーワード要素とを他のすべてのキーワード要素と組み合わせる、あるキーワード要素と選択されたキーワード要素とを組み合わせるなど)、キーワード要素単体でキーワードとするかなどの設定に基づいて、分解後のキーワード要素を組み合わせてキーワードを生成する。なお、キーワード生成部207は、キーワード要素単体でキーワードとする場合は他のキーワード要素とは組み合わせずにキーワードとする。
【0026】
比較部208(第1比較部)は、例えば、取得部204が取得した複数のキーワードと、キーワード生成部207が生成したキーワードとを比較する。該比較により、ユーザは、例えば、キーワード生成部207が生成したキーワードのうち、取得部204が取得した複数のキーワードに含まれないものを確認することができる。
また、比較部208(第2比較部)は、例えば、マッチタイプによる分類ごとのキーワード要素の有無を比較する。該比較により、ユーザは、例えば、マッチタイプによる分類ごとのキーワードの違い、例えば、「フレーズ一致」には含まれるが、「部分一致」には含まれないキーワード要素などを確認することができる。
【0027】
推奨部209は、例えば、取得部204が取得したキーワード単位での運用実績(例えば、設定されたキーワードにより所定期間内に広告が表示された回数(表示回数)、一回当たりの広告の配信コスト、前記所定期間内のクリック数及びコンバージョン数など)に応じて、該キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する。
推奨部209は、例えば、分解部206により分解されたキーワード要素について、キーワード要素ごとに該「キーワード要素」が含まれる「キーワード」の運用実績を全て合算して該「キーワード要素」が含まれる場合の運用実績を算出する。
そして、算出された運用実績が所定の閾値以下であるか否かを判定し、算出された運用実績が所定の閾値以下の場合に、該「キーワード要素」の効果がない又は低いとして、推奨部209は、該キーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する。
なお、推奨部209は、例えば、運用実績のうち回数(表示回数)、一回当たりの広告の配信コスト、前記所定期間内のクリック数及びコンバージョン数のうち1以上の実績について算出された実績が所定の閾値以下であるか否かを判定し、一つでも算出された実績が所定の閾値以下であれば、「キーワード要素」の効果がない又は低いとして、該キーワード要素の追加、削除又は除外を推奨するようにしてもよい。
また、推奨部209は、「効果がない又は低い」という判定を任意のアルゴリズムに基づいて判定するようにしてもよい。なお、追加、削除又は除外を推奨するキーワード要素が多すぎる場合(例えば、所定数以上である場合)は、追加、削除又は除外を推奨するキーワード要素が所定数未満となるまで所定の閾値を変化させるように構成してもよい。
【0028】
属性付与部210は、例えば、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に分類部205での分類結果及び比較部208での比較結果、除外キーワードなどの情報に基づいて属性情報を付与する。属性情報は、例えば、キーワード生成部207が生成したキーワードのうち、取得部204が取得した複数のキーワードに含まれない、キーワード要素が重複する、除外キーワードである、などの情報である。
また、属性付与部210は、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に、「軸」となるか否かの属性を付与する。ここで、属性付与部210は、例えば、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に最も多くあらわれるキーワード要素を「軸」となるキーワード要素であると判定して「軸」の属性を付与し、それ以外のキーワード要素には「軸」の属性を付与しない構成としてもよい。
また、属性付与部210は、例えば、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に所定数以上あらわれるキーワード要素を「軸」となるキーワード要素であると判定して「軸」の属性を付与し、それ以外のキーワード要素には「軸」の属性を付与しない構成としてもよい。
例えば、下記3つのキーワードがある場合、
「在庫管理 システム」
「在庫管理 方法」
「在庫管理 ソフト」
分解部206は、それぞれのキーワードを下記のようにキーワード要素に分解する。
「在庫管理」×「システム」
「在庫管理」×「方法」
「在庫管理」×「ソフト」
そして、属性付与部210は、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に最も多くあらわれる「在庫管理」を「軸」となるキーワード要素であると判定して「軸」の属性を付与し、それ以外の「システム」、「方法」及び「ソフト」には「軸」の属性を付与しない。
また、属性付与部210は、例えば「在庫表」というキーワード要素のみキーワードが設定されているものがある場合、キーワード要素単体でキーワードが設定されている旨の属性を付与する。このように属性を付与することで、キーワード要素単体でキーワードが設定されているキーワード要素を他と異なる態様でユーザ端末3の表示装置300Dに表示させることができ、キーワード要素単体でキーワードが設定されていることをユーザが容易に認識することができるようになっている。
【0029】
なお、本実施形態では、推奨部209は、取得部204が取得したキーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨し、ユーザがキーワード要素を追加、削除又は除外した場合に、キーワード生成部207は、該当するキーワード要素を、キーワードを生成する際のキーワード要素に追加、又はキーワードを生成する際のキーワード要素から削除又は除外する。しかし、キーワード生成部207が、キーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素を、キーワードを生成する際のキーワード要素に自動で追加、又はキーワードを生成する際のキーワード要素から自動で削除又は除外する構成としてもよい。
【0030】
(ユーザ端末3)
ユーザ端末3は、本情報処理システム1のユーザが利用する端末である。図4及び図5は、ユーザ端末3の構成図である。なお、図4は、ユーザ端末3の主なハード構成を示しており、ユーザ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D(表示部)、CPU300Eがバスを介して接続された構成を有する。
【0031】
通信IF300Aは、例えば、他の装置(本実施形態では、サーバ2)と通信するためのインターフェースである。
【0032】
記憶装置300Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))である。記憶装置300Bには、端末の識別子や情報処理プログラムなどが記憶される。端末の識別子は、ユーザ端末3を識別するための識別子である。ユーザ端末3から送信する情報に端末の識別子を付与することで、サーバ2は、受信した情報がどのユーザ端末3から送信されたものであるかを判定することができる。なお、端末の識別子は、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよく、サーバ2がユーザ端末3に対して付与するようにしてもよい。
【0033】
入力装置300Cは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどの入力デバイスであるが、入力可能であれば、他の装置や機器であってもよい。また、音声入力装置であってもよい。
【0034】
表示装置300D(表示部)は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器(例えば、CRT:Cathode Ray Tube)であってもよい。
【0035】
CPU300Eは、本実施形態に係るユーザ端末3を制御するものであり、図示しないROM及びRAMを備える。
【0036】
図5は、ユーザ端末3の機能ブロック図である。図5に示すように、ユーザ端末3は、受信部301、送信部302、記憶装置制御部303、入力受付部304、表示装置制御部305などの機能を有する。なお、図5に示す機能は、CPU300Eが、記憶装置300Bに記憶されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
【0037】
受信部301は、例えば、サーバ2から送信される情報を受信する。
【0038】
送信部302は、例えば、入力受付部304で受け付けた入力操作に応じた情報をサーバ2へ送信する。
【0039】
記憶装置制御部303は、例えば、記憶装置300Bを制御する。記憶装置制御部303は、例えば、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
【0040】
入力受付部304は、例えば、入力装置300Cからの入力操作を受け付ける。
【0041】
表示装置制御部305は、例えば、表示装置300Dを制御し、受信部301で受信した情報などを表示装置300Dに表示する。
【0042】
(キーワード設定)
図6は、キーワードの設定の一例を示す図である。図6に示すように、キーワード設定では、1以上のキーワード要素を組み合わせたキーワードと、該キーワードの属性(マッチタイプ)とを設定している。しかしながら、図6に示すキーワードの設定方法では、どのようなキーワード要素の組み合わせでキーワードのリスト全体が構成されているかを把握することが困難である。また、リストにキーワード(例えば、B+C)を追加する際に、キーワード要素Bとキーワード要素Cを組み合わせたものを作成して追加する必要がある。
【0043】
(表示画面G1)
図7は、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される表示画面G1の一例を示す図である。以下、図7を参照して、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される表示画面G1の一例について説明する。なお、図1から図5を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、既に述べたように、サーバ2が、表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)を備え、サーバ2の表示装置に図7に示す画面を表示可能に構成してもよい。
【0044】
本実施形態では、キーワード要素がマッチタイプ11ごとに分類された状態で表示装置300Dに表示される。図7に示す例では、マッチタイプ11の設定が部分一致及び完全一致のキーワード要素が表示装置300Dに表示されている。
また、本実施形態では、マウスオンすると組み合わせが存在しない軸キーワード(属性付与部210が「軸」の属性を付与したキーワード要素)が表示装置300Dに表示される(図7に示す例では不図示)。
また、本実施形態では、マウスオンすると除外キーワード12が表示装置300Dに表示される。
また、本実施形態では、キーワード要素が重複している場合、重複するキーワード要素が他のキーワード要素と異なる態様(図7に示す例では白黒反転表示であるが、例えば、色違い表示としてもよい)で表示装置300Dに表示されるとともに、その旨13が提示される。
また、本実施形態では、キーワード要素単体でキーワードが設定されているキーワード要素が他のキーワード要素と異なる態様(例えば、白黒反転表示や色違い表示など)で表示装置300Dに表示される。
【0045】
「軸」14の欄に表示される「キーワード要素」は、属性付与部210により「軸」の属性が付与されたキーワード要素である。
【0046】
また、「共通」15の欄に表示される「キーワード要素」は、属性付与部210により「軸」の属性が付与されていないキーワード要素である。「共通」15の欄に表示される「キーワード要素」は、すべてのキーワードに共通して含まれるキーワード要素であり、軸キーワード要素の全てと組み合わせのキーワードが設定されていることを意味する。
例えば、軸キーワード要素が「在庫管理」及び「zaiko」であり、共通のキーワード要素が「pc」及び「web」である場合、実際に設定されているキーワードは、下記に示すように軸キーワード要素と、軸キーワード要素及び共通のキーワード要素のすべての組み合わせとなる。
「在庫管理」
「zaiko」
「在庫管理 pc」
「zaiko pc」
「在庫管理 web」
「zaiko web」
【0047】
また、「〇件を除く」16の欄に表示される「キーワード要素」は、〇件を除くすべてのキーワードに共通して含まれるキーワード要素であり、軸キーワード要素の3件を除く全てと組み合わせのキーワードが設定されていることを意味する。
例えば、軸キーワード要素が「在庫管理」及び「zaiko」であり、共通のキーワード要素が「pc」及び「web」である場合、実際に設定されているキーワードは、下記に示すものとなる(zaikoが除かれている場合)。
「在庫管理」
「zaiko」
「在庫管理 pc」
「在庫管理 web」
【0048】
また、ユーザは、「組み合わせを追加」17の欄の「+」を選択すると組み合わせに追加したいキーワード要素を追加することができる。
【0049】
(情報処理)
図8から図9は、情報処理システム1の情報処理の一例を示すフローチャートである。以下、図8から図9を参照して、情報処理システム1の情報処理について説明する。なお、図1から図5及び図7を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、既に述べたように、サーバ2が、入力装置(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)や表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)を備え、サーバ2の入力装置から情報を入力可能に構成してもよい。
【0050】
(分解処理)
図8は、情報処理システム1の分解処理の一例を示すフローチャートである。以下、図8を参照して、情報処理システム1の分解処理の一例について説明する。
【0051】
(ステップS101)
サーバ2の取得部204は、図6を参照して説明したようなキーワード設定(例えば、1以上のキーワード要素で構成されるキーワード及び該キーワードの属性(マッチタイプ)、除外キーワードなどの情報)を取得する。
【0052】
(ステップS102)
サーバ2の分類部205は、キーワードに付与された属性(マッチタイプ)に応じて、キーワードを属性(マッチタイプ)ごとに分類する。
【0053】
(ステップS103)
サーバ2の分解部206は、分類されたマッチタイプごとにキーワードをキーワード要素に分解する。
【0054】
(ステップS104)
サーバ2の比較部208(第1比較部)は、取得部204が取得した複数のキーワードと、キーワード生成部207が生成したキーワードとを比較する。また、比較部208(第2比較部)は、マッチタイプによる分類ごとのキーワード要素の有無を比較する。
【0055】
(ステップS105)
サーバ2の属性付与部210は、例えば、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に分類部205での分類結果及び比較部208での比較結果、除外キーワードなどの情報に基づいて属性情報を付与する。また、属性付与部210は、分解部206がキーワードを分解したキーワード要素に「軸」となるか否かの属性を付与する。また、属性付与部210は、キーワード要素のみキーワードが設定されている場合、キーワード要素単体でキーワードが設定されている旨の属性を付与する。
【0056】
(ステップS106)
サーバ2の送信部202は、ユーザ端末3へ分解部206による分解結果(キーワード要素)を属性情報とともに送信する。
サーバ2の送信部202が送信した分解結果及び属性情報は、ユーザ端末3の受信部301で受信され、分解結果(キーワード要素)及び属性情報に基づいて、図7を参照して説明したような画面がユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
【0057】
(推奨処理)
図9は、情報処理システム1の推奨処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、情報処理システム1の推奨処理の一例について説明する。
【0058】
(ステップS201)
サーバ2の取得部204は、複数のキーワードについて運用実績をキーワード単位で取得する。
【0059】
(ステップS202)
サーバ2の推奨部209は、例えば、取得部204が取得したキーワード単位での運用実績に応じてキーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する。
【0060】
なお、上述したように、キーワード生成部207が、キーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素を、キーワードを生成する際のキーワード要素に自動で追加、又はキーワードを生成する際のキーワード要素から自動で削除又は除外する構成としてもよい。
【0061】
以上のように、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)は、1以上のキーワード要素で構成される複数のキーワードを取得する取得部204と、取得部204が取得したキーワードをキーワード要素に分解する分解部206と、分解部206の分解結果を送信(出力)する送信部202(出力部)と、を備える。
そして、送信部202が送信した分解部206の分解結果は、ユーザ端末3の受信部301で受信され、表示装置300D(表示部)に表示される。
このように、キーワードをキーワード要素に分解して出力するので、現在設定されているキーワード及びキーワード要素の全体像を効果的に把握することができ、利便性が高い。
【0062】
また、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)の取得部204は、キーワードに付与された属性(マッチタイプ)を取得する。また、分類部205は、キーワードに付与された属性に応じてキーワードを分類する。また、分解部206は、分類部205による分類ごとにキーワードをキーワード要素に分解する。
このように、キーワードに付与された属性(マッチタイプ)ごとにキーワードをキーワード要素に分解するので、現在設定されているキーワード及びキーワード要素を属性ごとに把握することができ利便性が高い。
【0063】
また、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)は、設定に応じてキーワード要素を組み合わせてキーワードを生成するキーワード生成部207と、取得部204が取得した複数のキーワードと、キーワード生成部207が生成したキーワードとを比較する比較部208(第1比較部)と、を備える。
このように、比較部208(第1比較部)は、例えば、取得部204が取得した複数のキーワードと、キーワード生成部207が生成したキーワードとを比較するため、該比較により、ユーザは、例えば、キーワード生成部207が生成したキーワードのうち、取得部204が取得した複数のキーワードに含まれないものを確認することができ、利便性が高い。
【0064】
また、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)は、分類ごとのキーワード要素の有無を比較する比較部208(第2比較部)を備える。また、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)は、比較部208(第1比較部又は第2比較部)での比較結果に基づいて、分解部206の分解結果に属性情報を付与する属性付与部210を備える。そして、送信部202(出力部)は、分解部206の分解結果を属性情報とともにユーザ端末3へ送信(出力)する。
このように、比較部208(第2比較部)は、例えば、マッチタイプによる分類ごとのキーワード要素の有無を比較するため、該比較により、ユーザは、例えば、マッチタイプによる分類ごとのキーワードの違い、例えば、「フレーズ一致」には含まれるが、「部分一致」には含まれないキーワードなどを確認することができ、利便性が高い。
【0065】
また、本実施形態に係るサーバ2(情報処理装置)は、キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する推奨部209を備える。そして、取得部204は、複数のキーワードについて運用実績をキーワード単位で取得し、推奨部209は、キーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨する。
このように、キーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素の追加、削除又は除外を推奨するので、効果のない又は低いキーワードを削除するなどすることができ利便性が高い。
なお、キーワード生成部207が、取得部204が取得したキーワード単位での運用実績に応じて、キーワードを構成するキーワード要素を前記キーワードを生成する際のキーワード要素に自動で追加、又はキーワードを構成するキーワード要素を前記キーワードを生成する際のキーワード要素から削除又は除外する構成としてもよい。
【0066】
(その他の実施形態)
本発明は、その要旨を逸脱しない限りにおいて適宜に設計変更して具体化できる。例えば、図10の表示画面G2に示すように、広告文21と設定されたキーワードの分解結果22を関連付けて表示するようにしてもよい。このように表示することで、広告文と設定されたキーワードの分解結果とを比較することができ、より効果的にキーワード設定が可能となることが期待できる。また、この場合、サーバ2の比較部208は、広告文ごとの設定されたキーワードの分解結果を比較し、広告文にまたがって重複して設定されているキーワード要素を他のキーワード要素と異なる態様(図10では、白黒反転表示であるが、色違い表示としてもよい)で表示装置300Dに表示されるように構成してもよい。また、重複して設定されている広告文の件数23が表示されるように構成してもよい。
【0067】
また、サーバ2が備える機能の一部又は全部をユーザ端末3に備えるようにしてもよい。例えば、サーバ2が備える記憶装置制御部203、取得部204、分類部205、分解部206、キーワード生成部207、比較部208(第1比較部、第2比較部)、推奨部209、属性付与部210などの機能をユーザ端末3が備えるようにしてもよい。
【0068】
また、上記実施形態において、キーワード要素(最小単位)をどのような単位とするかは任意であり、例えば、記憶装置200Bに記憶されている、後述の分解部206がキーワードを形態素解析によりキーワード要素に分解するための辞書に登録されている最小単位を変更することで行うことができる。なお、予めキーワード要素となる単語を登録した単語辞書を利用する場合にも、前記単語辞書に登録するキーワード要素となる単語を変更することでキーワード要素(最小単位)をどのような単位とするかを変更することが可能である。また、図7の「軸」にキーワードを追加、削除する際には、「キーワード要素」単体ではなく「キーワード要素の組み合わせ」で行うようにしてもよい。
【符号の説明】
【0069】
1 :情報処理システム
2 :サーバ
3 :ユーザ端末
4 :ネットワーク
200A :通信IF
200B :記憶装置
200C :CPU
201 :受信部
202 :送信部
203 :記憶装置制御部
204 :取得部
205 :分類部
206 :分解部
207 :キーワード生成部
208 :比較部
209 :推奨部
210 :属性付与部
300A :通信IF
300B :記憶装置
300C :入力装置
300D :表示装置
300E :CPU
301 :受信部
302 :送信部
303 :記憶装置制御部
304 :入力受付部
305 :表示装置制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10