(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024024229
(43)【公開日】2024-02-22
(54)【発明の名称】うさぎ用おむつ
(51)【国際特許分類】
A01K 23/00 20060101AFI20240215BHJP
【FI】
A01K23/00 S
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022126904
(22)【出願日】2022-08-09
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-01-19
(71)【出願人】
【識別番号】522318070
【氏名又は名称】小笠原 京香
(74)【代理人】
【識別番号】100142217
【弁理士】
【氏名又は名称】小笠原 宜紀
(72)【発明者】
【氏名】小笠原 京香
(57)【要約】
【課題】斜頸を起こしたうさぎに装着したとき、そのうさぎのローリングによってずれたり外れたりすることがなく、普通便が盲腸便に付着し難いうさぎ用おむつを提供する。
【解決手段】
うさぎRの骨盤部のまわりに巻付ける帯状の胴巻カバー2と、胴巻カバー2に設けた、うさぎの左右の後脚を通す一対の後脚用穴3と、胴巻カバー2の後縁に設けた、うさぎの尻を覆うためのシート状の尻カバー4と、胴巻カバー2の裏面側であって一対の後脚用穴3の間に配置されると共に、かつ胴巻カバー2と尻カバー4とに亘って伸びた吸収体5と、尻カバー4の後縁を、胴巻カバー2に留めることができる留め具8とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
うさぎの骨盤部のまわりに巻付ける帯状の胴巻カバーと、
前記胴巻カバーに設けた、前記うさぎの左右の後脚を通す一対の後脚用穴と、
前記胴巻カバーの後縁に設けた、前記うさぎの尻を覆うためのシート状の尻カバーと、
前記胴巻カバーの裏面側であって前記一対の後脚用穴の間に配置されると共に、後縁が前記うさぎの尿の排出口まで伸びた吸収体と、
前記尻カバーの後縁を、前記胴巻カバーに留めることができる留め具と、
を備えることを特徴とするうさぎ用おむつ。
【請求項2】
請求項1に記載のうさぎ用おむつであって、
前記留め具は、面ファスナーであることを特徴とするうさぎ用おむつ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のうさぎ用おむつであって、
前記胴巻カバーの前縁部分に形成した前縁ギャザーと、
前記胴巻カバーの前記一対の後脚用穴の縁部分に形成した後脚ギャザーとを備えることを特徴とするうさぎ用おむつ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、うさぎに装着するうさぎ用おむつに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、うさぎは、きれい好きであるため、近年、うさぎをペットとして室内で飼育することが多くなっている。うさぎは、きちんと所定の場所で排尿することができる場合が少なくない。また、うさぎの糞は、乾いたこところこの丸い普通便と、粘液に包まれた柔らかい盲腸便とがあり、普通便には不快なにおいがなく、盲腸便は、ビタミンや栄養を摂取するための、うさぎの食糞の対象となるものである。
【0003】
ところが、うさぎに斜頸が起きたり、うさぎが老いたりすることによって、所定の排尿場所まで移動することができなくなり、所かまわず尿を排泄するようになることがある。特に、斜頸を起こしたうさぎには、体の平衡性を失うことで、しばしば、横に転がり続けるローリングという状態に陥ることがあり、その際、自身が排泄した尿が体の周りに付着し、これを放置すると皮膚病等の原因になる。そこで、従来においては、うさぎに市販のペット用のおむつを穿かせるのが普通である。
【0004】
従来、ペット用おむつには、たとえば特許文献1に開示されているように、おむつ本体部と吸収性シートとを備えたものがあり、おむつ本体部は、
図5に示すように長方形状のシートSの前縁及び後縁から夫々所要長さ残して、当該シートSの左右の縁部分を夫々内側へ所要幅だけ切欠いて形成してある。そして、おむつ本体部100は、シートSの左右の縁が切欠いてある部分を股下域130とし、この股下域130より前側を腹側胴周り域110とし、股下域130より後側を背側胴周り域120としており、腹側胴周り域110の左右の縁部分111に、多数のフックを備える一対の止着部160を設け、背側胴周り域の外側表面に、止着部160に着脱可能に止着域170を設けている。そして、このペット用おむつは、股下域130をペットの股下に、背側胴周り域120をペットの背に、腹側胴周り域110をペットの腹に夫々宛がって、一対の止着部160を止着域170に止着することによって、ペットに装着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上述のようなペット用おむつを、斜頸を起こしたうさぎに装着した場合、うさぎが激しくローリングすることによって、装着したペット用おむつが、大きくずれたり外れたりすることが多い。その結果、ペット用おむつから漏れた尿や吸収性シートに吸収した尿が、うさぎの体の周りに付着してしまい、皮膚病等の原因になる。
【0007】
また、うさぎは普通便を食糞せず盲腸便のみ食糞するので、普通便と、粘液に包まれた柔らかい盲腸便とは分離されていることが望ましいが、おむつ本体部がペットの体に密着するよう締め付けた状態で止着部160を止着域170に止着すると、うさぎの普通便はおむつから排出されなくなり、おむつ内で、柔らかくて粘液に包まれた盲腸便に多量に付着する。そのため、盲腸便をうさぎに食糞させる際に、普通便を盲腸便から分離することが必要になり、その分離作業が面倒になる。
【0008】
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、斜頸を起こしたうさぎに装着したとき、そのうさぎのローリングによってずれたり外れたりすることがなく、普通便が盲腸便に付着し難いうさぎ用おむつを提供することにある。
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
【0009】
本発明の第1の側面に係るうさぎ用おむつは、うさぎの骨盤部のまわりに巻付ける帯状の胴巻カバーと、前記胴巻カバーに設けた、前記うさぎの左右の後脚を通す一対の後脚用穴と、前記胴巻カバーの後縁に設けた、前記うさぎの尻を覆うためのシート状の尻カバーと、前記胴巻カバーの裏面側であって前記一対の後脚用穴の間に配置されると共に、かつ前記胴巻カバーと前記尻カバーとに亘って伸びた吸収体と、前記尻カバーの後縁を、前記胴巻カバーに留めることができる留め具とを備えるよう構成できる。
【0010】
前記構成により、うさぎの左右の後脚を一対の後脚用穴に通すことで、胴巻カバー及び尻カバーがうさぎに対してずれにくくなる。そのため、斜頸が起きたうさぎが激しくローリングしても、そのうさぎが装着したうさぎ用おむつがうさぎに対して横ずれすることで、大量の尿が漏れたり、そのうさぎ用おむつがうさぎから外れて尿がうさぎの周辺に飛散したりすることを防ぐことができる。また尻カバーは、その幅を比較的小さくすることができ、しかも、その後縁を、うさぎの肛門との間に隙間ができるように弛ませた状態で胴巻カバーに留めることができるので、うさぎの普通便が尻カバーから幅方向に排出され易くなる。そのため、普通便が大量に尻カバー内に残って盲腸便に付着することを防ぐことができる。
【0011】
本発明の第2の側面に係るうさぎ用おむつは、前記留め具は、面ファスナーであるよう構成できる。このように構成することにより、尻カバーの後縁を胴巻カバーに留める位置を容易に変えることができるので、普通便が排出され易くなるよう、かつ尿漏れしないよう、尻カバーのたるみ具合を調節するのに便利である。
【0012】
本発明の第3の側面に係るうさぎ用おむつは、前記胴巻カバーの前縁部分に形成した前縁ギャザーと、前記胴巻カバーの前記一対の後脚用穴の縁部分に夫々形成したギャザーとを備えるよう構成できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の第一実施形態に係るうさぎ用おむつの内側を示す展開図である。
【
図2】
図1に示すうさぎ用おむつをうさぎに装着した状態を示す説明図である。
【
図3】
図1に示すうさぎ用おむつの装着時の縦断面を模型的に示す断面図である。
【
図4】本発明の第二実施形態に係るうさぎ用おむつの装着時の縦断面を模型的に示す断面図である。
【
図5】従来のペット用おむつの内側を例示する展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するためのうさぎ用おむつを例示するものであって、本発明はそれらを以下のものに特定しない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。更に以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。更に、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
(第一実施形態)
【0015】
図1及び
図2に示すように、うさぎ用おむつ1は、うさぎRの骨盤部のまわりに巻付ける帯状の胴巻カバー2と、胴巻カバー2に設けた、うさぎの左右の後脚を通す一対の後脚用穴3と、胴巻カバー2の後縁に設けた、うさぎの尻を覆うためのシート状の尻カバー4と、胴巻カバー2の裏側に設けた、うさぎの尿を吸収するための吸収体と5とを備えている。
【0016】
胴巻カバー2及び尻カバー4は、この実施形態では、ポリオレフィンフィルム製の防水シート材を打抜いて形成してある。また尻カバー4は、うさぎRの尻尾Tを露出させる開口6を有している。そして、この開口6及び一対の後脚用穴3も、胴巻カバー2及び尻カバー4の形成と同時に、防水シート材を打抜いて形成してある。
【0017】
胴巻カバー2は、それをうさぎRに巻付けたとき、ひとりでに解けないようにするための留め具として、面的に着脱可能な公知の面ファスナー7を有している。この面ファスナー7は、多数の微細な鉤を裏面側に有するテープ7aと、テープ7aの鉤を掛止する多数の微細な輪を表面側に有する掛止用シート7bとからなる。
図1に示すように、テープ7aは、胴巻カバー2の左縁部分の表面側に止着してあり、掛止用シート7bは胴巻カバー2の右縁付近の表面側に止着してある。
【0018】
また、うさぎ用おむつ1は、尻カバー4の後縁を、胴巻カバー2に留めることができる留め具として面ファスナー8を備えている。この実施形態では、面ファスナー8は、面ファスナー7と同様のテープ8aと掛止用シート8bとからなり、テープ8aは、尻カバー4の後縁部分の表面側に止着してあり、掛止用シート8bは、胴巻カバー2をうさぎRに巻付けたときに、その胴巻カバー2の、うさぎRの背中に対応する部分の表面側に止着してある。
【0019】
吸収体5は、一対の後脚用穴3の間に配置されると共に胴巻カバー2及び尻カバー4に止着されており、かつ胴巻カバー2と尻カバー4とに亘って伸びている。この実施形態では、吸収体5は、
図3に示すように、高分子吸収材5aを綿状パルプ5bで包み、その綿状パルプ5bの上側に吸収紙5cを配置し、それらを、ポリプロピレンやポリエステルの不織布からなる表面材5dで覆ったものからなり、その吸収体5の表面材5dの反対側が胴巻カバー2及び尻カバー4の裏面側に載せてある。またうさぎRの排尿時にうさぎ用おむつ1から尿が溢れないようするために、吸収体5の表面材5dの上側には立体ギャザー5eが設けてある。
【0020】
胴巻カバー2からの尿漏れを極力少なくするために、胴巻カバー2の前縁部分には伸縮性を有する前縁ギャザー10が形成してあり、胴巻カバー2の一対の後脚用穴3の縁部分には伸縮性を有する後脚ギャザー11が形成してある。前縁ギャザー10は胴巻カバー2の前縁を縫い縮めてひだにしたものであり、後脚ギャザー11は、一端を後脚用穴3の周りに止着した筒状の防水性シートを縫い縮めてあるひだにしたものである。
【0021】
上述のように構成したうさぎ用おむつ1をうさぎRに装着するには、先ず、うさぎ用おむつ1を、例えば
図1に示すように広げた状態で、うさぎRの左右の後脚L、Lを一対の後脚用穴3に通した後、胴巻カバー2をうさぎRの骨盤のまわりに巻付ける。そして面ファスナー7のテープ7aを掛止用シート7bに押付けることにより、胴巻カバー2が解けないよう、胴巻カバー2の左縁部分を右縁部分に上から重ねた状態で留める。次に、尻カバー4でうさぎRの尻を覆い、その後、面ファスナー8のテープ8aを掛止用シート8bに押付けることにより、尻カバー4の後縁を胴巻カバー2に留める。そして必要に応じて、尻カバー4の後縁の胴巻カバー2に対する留め位置を、面ファスナー8により変えることで、尻カバー4の弛み具合を調節する。
【0022】
うさぎ用おむつ1をうさぎRから取外すには、面ファスナー8のテープ8aを夫々掛止用シート8bから剥がすと共に、面ファスナー7のテープ7aを夫々掛止用シート8bから剥がし、その後、胴巻カバー2を解き、うさぎRの左右の後脚Lを一対の後脚用穴3から抜取る。
(第二実施形態)
【0023】
図4に示すように、吸収体5は、胴巻カバー2及び尻カバー4に対する装着位置を、個々のうさぎの大きさ等に応じて微妙に容易に変えることができるようにするために、胴巻カバー2の裏面に対向する位置に粘着部5fを有している。うさぎ用おむつ1を使用する前には、吸収体5と胴巻カバー2及び尻カバー4から分離しており、うさぎ用おむつ1をうさぎRに装着する直前に、粘着部5fを胴巻カバー2の裏側の所要位置に粘着させて吸収体5を胴巻カバー2に取付ける。この実施形態では、高分子吸収材5aを包む綿状パルプ5bの胴巻カバー2側も表面材5dで覆われており、粘着部5fは表面材5dの胴巻カバー2側の表面に配置してある。
【0024】
本発明によれば、必要に応じて、尻カバーは、その後縁から尻尾まで中央部分を切り欠いたものでもよく、また尻尾を通す穴や切欠きを有しないものでもよい。また、吸収体は、粘着部の代わりに粘着面ファスナーによって胴巻カバー及び尻カバー又は胴巻カバー若しくは尻カバーに着脱可能に取付けるようにしてもよいし、粘着部や面ファスナー等を用いず、胴巻カバー及び尻カバー又は胴巻カバー若しくは尻カバーとうさぎとの間に、単に挟んだ状態で保持してもよく、肛門或いは尻尾を覆うように伸びていてもよい。
【符号の説明】
【0025】
1…うさぎ用おむつ
2…胴巻カバー
3…後脚用穴
4…尻カバー
5…吸収体;5a…高分子吸収材;5b…綿状パルプ;5c…吸収紙;5d…表面材;5e…立体ギャザー;5f…粘着部
6…穴
7…留め具(面ファスナー);7a…テープ;7b…掛止用シート
8…留め具(面ファスナー);8a…テープ;8b…掛止用シート
10…前縁ギャザー
11…ギャザー
A…肛門
L…後脚
R…うさぎ
T…尻尾
U…尿出口
【手続補正書】
【提出日】2022-11-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
うさぎの骨盤部のまわりに巻付ける帯状の胴巻カバーと、
前記胴巻カバーに設けた、前記うさぎの左右の後脚を通す一対の後脚用穴と、
前記胴巻カバーの後縁に設けた、前記うさぎの尻を覆うためのシート状の尻カバーと、
前記胴巻カバーの裏面側であって前記一対の後脚用穴の間に配置されると共に、後縁が前記うさぎの尿の排出口まで伸びた吸収体と、
前記尻カバーの後縁を、前記胴巻カバーに留めることができる留め具と、
を備え、
前記うさぎの後脚を前記後脚用穴に通して前記胴巻カバーを前記うさぎの骨盤部に巻付け、前記尻カバーの後縁を前記巻付けた胴巻カバーに留めたとき、前記うさぎの尻尾と前記一対の後脚用穴との間において、前記尻カバーの左右の縁と前記胴巻カバーの後縁とが、互いに重ならないよう離隔していることを特徴とするうさぎ用おむつ。
【請求項2】
請求項1に記載のうさぎ用おむつであって、
前記留め具は、面ファスナーであることを特徴とするうさぎ用おむつ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のうさぎ用おむつであって、
前記胴巻カバーの前縁部分に形成した前縁ギャザーと、
前記胴巻カバーの前記一対の後脚用穴の縁部分に形成した後脚ギャザーとを備えること
を特徴とするうさぎ用おむつ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
上述のように構成したうさぎ用おむつ1をうさぎRに装着するには、先ず、うさぎ用おむつ1を、例えば
図1に示すように広げた状態で、うさぎRの左右の後脚L、Lを一対の後脚用穴3に通した後、胴巻カバー2をうさぎRの骨盤のまわりに巻付ける。そして面ファスナー7のテープ7aを掛止用シート7bに押付けることにより、胴巻カバー2が解けないよう、胴巻カバー2の左縁部分を右縁部分に上から重ねた状態で留める。次に、
尻カバー4の開口6にうさぎRの尻尾Tを通して、尻カバー4でうさぎRの尻を覆い、その後、面ファスナー8のテープ8aを掛止用シート8bに押付けることにより、尻カバー4の後縁を胴巻カバー2に留める。
この状態を図2に示す。このとき、図2に示すように、うさぎRの尻尾Tと胴巻カバー2の後脚用穴3との間において、尻カバー4の幅方向の縁4aと胴巻カバー2の後縁2aとが互いに重ならないよう離隔している。そのため、うさぎRの普通便は、尻カバー4の幅方向に排出することが可能になる。そして必要に応じて、尻カバー4の後縁の胴巻カバー2に対する留め位置を、面ファスナー8により変えることで、尻カバー4の弛み具合を調節する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】
1…うさぎ用おむつ
2…胴巻カバー;2a…後縁
3…後脚用穴
4…尻カバー:4a…幅方向の縁
5…吸収体;5a…高分子吸収材;5b…綿状パルプ;5c…吸収紙;5d…表面材;5e…立体ギャザー;5f…粘着部
6…開口
7…留め具(面ファスナー);7a…テープ;7b…掛止用シート
8…留め具(面ファスナー);8a…テープ;8b…掛止用シート
10…前縁ギャザー
11…ギャザー
A…肛門
L…後脚
R…うさぎ
T…尻尾
U…尿出口
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】