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  • 特開-ガラス手摺 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024002435
(43)【公開日】2024-01-11
(54)【発明の名称】ガラス手摺
(51)【国際特許分類】
   E04F 11/18 20060101AFI20231228BHJP
【FI】
E04F11/18
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022101599
(22)【出願日】2022-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】000133629
【氏名又は名称】株式会社ツヅキ
(74)【代理人】
【識別番号】100171354
【弁理士】
【氏名又は名称】畠山 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100071663
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 保夫
(72)【発明者】
【氏名】東 太志
【テーマコード(参考)】
2E301
【Fターム(参考)】
2E301HH18
2E301JJ02
2E301JJ04
2E301JJ05
2E301JJ10
2E301JJ12
2E301LL02
2E301LL16
2E301NN32
(57)【要約】
【課題】ガラス手摺の外側からはガラスと所定の間隔で配置される縦部材のみが見えるよう構成されて意匠性の優れるとともに、ガラス交換作業を容易に行うことを可能とするガラス手摺を提供する。
【構成】所定の間隔で支柱を立設し支柱の外側に持ち出した持ち出し部にガラスを装着したガラス手摺であって、持ち出し部はガラス手摺の外側に位置する第1の縦部材とガラス手摺の内側に位置し支柱に取り付けられた第2の縦部材を備え、ガラスを第1の縦部材と第2の縦部材により挟持することによってガラスの縦方向を支えてなる構成において、ベランダ側からのガラス交換を可能とすることを特徴とする。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の間隔で支柱を立設し支柱の外側に持ち出した持ち出し部にガラスを装着したガラス手摺であって、持ち出し部はガラス手摺の外側に位置する第1の縦部材とガラス手摺の内側に位置し支柱に取り付けられた第2の縦部材を備え、左右のガラスの側端の継ぎ目部を第1の縦部材と第2の縦部材により挟持することによってガラスの側端部を支えるとともに、ガラスを支柱の下部に取り付けたブラケットにより支受することによってガラスの下端部を支えてなり、ガラス手摺の外側からはガラスと所定の間隔で配置される第1の縦部材のみが見えるよう構成されたものにおいて、前記第1の縦部材はパッキンを介して左右のガラスの側端の継ぎ目部に外側から当接し、前記第2の縦部材はシーリング材を介して左右のガラスの側端の継ぎ目部に内側から当接する端部と該端部から内側に延びる内延部を有する一対のL形部材と該一対のL形部材の内延部に挟着される基部から袖状に延出して支柱に固着される袖状部材を備え、前記第1の縦部材は、第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される連結部材を組み付けてなるもので、連結部材が挿入される袖状部材の基部の間隙には連結部材に刻設された溝部とかみ合う溝部が形成され、前記一対のL形部材の内延部と内延部に挟着される基部には連結部材に設けたボルト孔を通してボルトが挿通されて袖状部材の基部の間隙に形成された溝部を連結部材に刻設した溝部に噛みこませてなり、第1の縦部材と第2の縦部材の一対のL形部材の端部がパッキンおよびシーリング材を介してそれぞれ外側と内側からガラスの側端の継ぎ目部に当接し、左右のガラスの側端が第1の縦部材と第2の縦部材に挟持されて強固に保持されることを特徴とするガラス手摺。
【請求項2】
前記第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される前記連結部材の第1の縦部材への組み付けは、第1の縦部材の表面の長さ方向に溝部が形成され、角形平板状の連結部材の端縁部に該溝部と嵌合する頭部が形成されて、連結部材の頭部を第1の縦部材の溝部に嵌合させながら複数の連結部材が第1の縦部材の溝部に沿って所定の位置まで差し込まれ、連結部材が存在する以外の溝部には棒材が挿入されて連結部材の位置決めがなされ、溝部の端部には連結部材と棒材の抜け落ち防止のための止めネジが装着されることにより行われることを特徴とする請求項1に記載のガラス手摺。
【請求項3】
前記第1の縦部材に組み付けられ、前記第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される前記角形平板状の連結部材は、第1の縦部材の溝部に嵌合する頭部と、連結部材が挿通する第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された溝部とかみ合うよう刻設された溝部と、前記一対のL形部材の内延部と内延部に挟着される基部に挿通されるボルトを通すためのボルト孔を有するものであることを特徴とする請求項2に記載のガラス手摺。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特にマンションなど集合住宅のバルコニーなどに用いられるガラス手摺、詳しくは、支柱の外側に持ち出した持ち出し部にガラスを装着したガラス手摺の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、通常の持ち出しガラス手摺は、ガラスに上枠および下枠を取り付けて支柱間の広いスパンに装着するもので、単純なデザインのものしか得られず、意匠上の観点から改良された新しいデザインのガラス手摺が求められていた。
【0003】
上記従来の単純なデザインの持ち出しガラス手摺を改良して上記の要求にこたえるために、出願人は、ガラスを2つの縦部材、すなわち、ガラスを外側に位置する第1の縦部材と内側に位置する第2の縦部材により挟持することによりガラスの縦方向を支えるとともにガラスを支柱の下部に取り付けたブラケットで支受することによりガラスの重量を支えるよう構成されたものであって、ガラス手摺の外側からはガラスと所定の間隔で配置される縦部材のみが見えるよう構成されたガラス手摺を提案し特許出願した。
【0004】
提案されたガラス手摺は意匠的には優れた新しいデザインのガラス手摺ではあるが、ガラスの交換が必要となった場合、外側に位置する第1の縦部材と第1の縦部材に組み付けられている2つの縦部材を連結するための連結部材を一緒に外側に引き出さなければならず、そのために外側に足場を組んで交換作業をしなければならないという難点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特願2021-052223号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、優れた意匠性を維持しながらガラスの交換作業における上記の難点を解消することができるガラス手摺を得るためになされたもので、その目的は、ガラスの交換が必要となった場合、内側のベランダ側から簡単にガラス交換を行うことを可能とするガラス手摺を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するための請求項1によるガラス手摺は、所定の間隔で支柱を立設し支柱の外側に持ち出した持ち出し部にガラスを装着したガラス手摺であって、持ち出し部はガラス手摺の外側に位置する第1の縦部材とガラス手摺の内側に位置し支柱に取り付けられた第2の縦部材を備え、左右のガラスの側端の継ぎ目部を第1の縦部材と第2の縦部材により挟持することによってガラスの側端部を支えるとともに、ガラスを支柱の下部に取り付けたブラケットにより支受することによってガラスの下端部を支えてなり、ガラス手摺の外側からはガラスと所定の間隔で配置される第1の縦部材のみが見えるよう構成されたものにおいて、前記第1の縦部材はパッキンを介して左右のガラスの側端の継ぎ目部に外側から当接し、前記第2の縦部材はシーリング材を介して左右のガラスの側端の継ぎ目部に内側から当接する端部と該端部から内側に延びる内延部を有する一対のL形部材と該一対のL形部材の内延部に挟着される基部から袖状に延出して支柱に固着される袖状部材を備え、前記第1の縦部材は、第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される連結部材を組み付けてなるもので、連結部材が挿入される袖状部材の基部の間隙には連結部材に刻設された溝部とかみ合う溝部が形成され、前記一対のL形部材の内延部と内延部に挟着される基部には連結部材に設けたボルト孔を通してボルトが挿通されて袖状部材の基部の間隙に形成された溝部を連結部材に刻設した溝部に噛みこませてなり、第1の縦部材と第2の縦部材の一対のL形部材の端部がパッキンおよびシーリング材を介してそれぞれ外側と内側からガラスの側端の継ぎ目部に当接し、左右のガラスの側端が第1の縦部材と第2の縦部材に挟持されて強固に保持されることを特徴とする。
【0008】
請求項2によるガラス手摺は、請求項1において、前記第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される前記連結部材の第1の縦部材への組み付けは、第1の縦部材の表面の長さ方向に溝部が形成され、角形平板状の連結部材の端縁部に該溝部と嵌合する頭部が形成されて、連結部材の頭部を第1の縦部材の溝部に嵌合させながら複数の連結部材が第1の縦部材の溝部に沿って所定の位置まで差し込まれ、連結部材が存在する以外の溝部には棒材が挿入されて連結部材の位置決めがなされ、溝部の端部には連結部材と棒材の抜け落ち防止のための止めネジが装着されることにより行われることを特徴とする。
【0009】
請求項3によるガラス手摺は、請求項2において、前記第1の縦部材に組み付けられ、前記第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された間隙に挿入される前記角形平板状の連結部材は、第1の縦部材の溝部に嵌合する頭部と、連結部材が挿通する第2の縦部材の袖状部材の基部に形成された溝部とかみ合うよう刻設された溝部と、前記一対のL形部材の内延部と内延部に挟着される基部に挿通されるボルトを通すためのボルト孔を有するものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、持ち出しガラス手摺で、ガラスを2つの縦部材により挟持することによってガラスの縦方向を支えるとともにガラスを支柱の下部に取り付けたブラケットで支受することによってガラスの重量を支えるよう構成したものにおいて、ガラス手摺の外側からはガラスと所定の間隔で配置される縦部材のみが見えるよう構成され、支柱の上方にガラスを突出させることもできるから、マンションのバルコニーなどの手摺として優れた意匠性を備えるとともに、ガラスの交換が必要となった場合には、内側のベランダ側から簡単にガラス交換ができるガラス手摺が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明に係るガラス手摺構造の一部を示す正面図である。
図2図1の概略側面図である。
図3】本発明に係るガラス手摺構造の側断面図で、側断面から見たガラス手摺の支柱、支柱の外側持ち出し部に取り付けられた第1の縦部材、ガラス、第2の縦部材の配置形態を示すものである。
図4図1のA-A方向から見た水平断面図で、持ち出し部にガラスが装着される形態を示す一部拡大図である。
図5】第1の縦部材への連結部材の組み付け形態を示す図である。
図6】本発明に係るガラス手摺構造の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面(図1図6)により本発明に係るガラス手摺について説明する。なお、本発明に係るガラス手摺を構成するガラスとしては、強化合わせガラスなどの強度の高いガラスを用いるのが好ましく、ガラス以外の材料はアルミニウム合金で構成するのが好ましい。
【0013】
本発明に係るガラス手摺1は、図1の正面図、図2の側面図、図6の斜視図に示されるように、マンションなど集合住宅のバルコニーなどの手摺として用いられるもので、所定の間隔で支柱2を立設し支柱2の外側に持ち出した持ち出し部3にガラス4を装着したガラス手摺であって、図3に示されるように、ガラス4を2つの縦部材(第1の縦部材8と第2の縦部材6)により挟持することによってガラス4の縦方向を支えるとともにガラス4を支柱2の下部に取り付けたブラケット5で支受することによってガラスの重量を支えるよう構成されている。11は笠木であり、Fは支柱2を立設するためのコンクリートスラブなどのベース、2Rは支柱補強材である。
【0014】
ガラス4を支受するブラケット5は、図3に見られるように、支柱2に固着される垂直部とガラス4の下端部を載置する水平部からなるL字形に形成され、水平部にはパッキンを介してガラス4の下端部が載置され、垂直部が支柱2にボルトにより固着されている。
【0015】
左右のガラス4、4の側端の継ぎ目部を2つの縦部材(第1の縦部材8と第2の縦部材6)により挟持することによってガラス4の縦方向を支える形態ついて説明する。図4に示されるように、第1の縦部材8はパッキンP、Pを介して左右のガラス4、4の側端の継ぎ目部に外側から当接し、第2の縦部材6は、シーリング材S、Sを介して左右のガラス4、4の側端の継ぎ目部に内側から当接する端部6La、6Laと端部6La、6Laから内側に延びる内延部6Lb、6Lbを有する一対のL形部材6L、6LとL形部材6L、6Lの内延部6Lb、6Lbにより挟着される基部6Sbから袖状に延出して支柱2にボルトB1により固着される袖状部材6Sを備えている。なお、L形部材6L、6Lの内延部6Lb、6Lbで袖状部材6Sの基部6Sbを迅速且つ確実に挟持するために、L形部材6L、6Lと袖状部材6Sとの挟持構造は嵌合構造とするのが好ましく、嵌合構造とすることにより組み立て時の作業性が向上する。
【0016】
第1の縦部材8には、第2の縦部材6の袖状部材6Sの基部6Sbに形成された間隙6Shに挿入される連結部材7が組み付けられている。連結部材7は第1の縦部材8と第2の縦部材6を連結するためのもので、連結部材7が挿入される袖状部材6Sの基部6Sbの間隙6Shには連結部材7に刻設された溝部7gとかみ合う溝部6Sgが形成され、L形部材6L、6Lの内延部6Lb、6Lbと袖状部材6Sの基部6Sbには連結部材7に設けたボルト孔(図示せず)を通してボルトB2が挿通され、ボルトB2を締めることにより袖状部材6Sの基部6Sbの間隙6Shに形成された溝部6Sgを連結部材7に刻設した溝部7gに噛みこませる。第1の縦部材8と第2の縦部材6のL形部材6L、6Lの端部6La、6LaがパッキンP、Pおよびシーリング材S、Sを介してそれぞれ外側と内側からガラス4、4の側端の継ぎ目部に当接し、この構成により左右のガラス4、4の側端は第1の縦部材8と第2の縦部材6により挟持されて強固に保持される。NはボルトB2にねじ込まれるナット、Sbはシーリングバックアップ材である。なお、シーリング材Sには市販のガラスビードが適用可能である。
【0017】
ガラスの組み付け手順について説明すると、ガラス4をブラケット5に載置しながら横にスライドさせることによって左右のガラス4、4をケンドン式に第1の縦部材8と第2の縦部材6のL形部材6L、6Lの端部6La、6La間に設置し、ガラス4、4を第1の縦部材8のパッキンP、Pに押し当てながらシーリングバックアップ材Sb、Sbを取り付けてシーリングを施すと、左右のガラス4、4の側端の継ぎ目部が第1の縦部材8のパッキンP、Pおよび第2の縦部材6のL形部材6L、6Lの端部6La、6Laのシーリング材S、Sに当接した状態となり、第1の縦部材8と第2の縦部材6のL形部材6L、6Lの端部6La、6LaがパッキンP、Pとシーリング材S、Sを介してそれぞれ外側と内側からガラス4、4の側端の継ぎ目部を挟持し、その結果、左右のガラス4、4の側端は第1の縦部材8と第2の縦部材6により強固に保持される。
【0018】
ガラスの交換が必要となった場合におけるガラスの取り換え作業は、第2の縦部材6のL形部材6Lの端部6Laのシーリング材Sを除去してガラス4を取り外し、前記の手順に従ってケンドン式に新しいガラス4を設置し、シーリングバックアップ材Sbを取り付けてシーリングを施すことにより行うことができる。また、ケンドン式にガラスが設置し難い場合には、ボルトB2を外してL形部材6L、6Lを取り外してガラスを取り外し、左右から新しいガラス4、4を設置して、取り外したL形部材6L、6Lを元に戻すことにより取り換え作業を行うこともできる。いずれもバルコニーの内側から容易にガラスの取り換え作業を行うことが可能となる。
【0019】
また、第2の縦部材6の一対のL形部材6L、6Lの端部6La、6Laはシーリング材S、Sを介してガラスに当接しているから、ガラスの厚みが変わった場合にも、第1の縦部材8と第2の縦部材6の位置関係を変えることなく、シーリング材のサイズを変えるだけで対応することができる。
【0020】
連結部材7は、角形平板状のもので、平板状の第1の縦部材8の長さ方向に形成された溝部8gに嵌合する頭部7eと、連結部材7が挿入される第2の縦部材6の袖状部材6Sの基部6Sbの間隙6Shに形成された溝部6Sgと噛み合うよう刻設された溝部7gと、一対のL形部材6L、6Lの内延部6Lb、6Lbと袖状部材6Sの基部6Sbに挿通されるボルトB2を通すためのボルト孔を有するものである。連結部材7の形態は基本的には前記先行特許出願に記載されている連結部材と同様である。
【0021】
連結部材7の第1の縦部材8への組み付けも基本的には前記先行特許出願に記載されているものと同様であり、図5に示すように、連結部材7の頭部7eを第1の縦部材8の溝部8gに嵌合させながら複数の連結部材7、7、・・が第1の縦部材8の溝部8gに沿って所定の位置まで挿入され、連結部材7が存在する以外の溝部8gには棒材9(図5では9a、9b、9c、9d)が挿入されて連結部材7の位置決めがなされ、溝部8gの端部には連結部材7と棒材9の抜け落ち防止のための止めネジ10が装着されることにより行われる。通常、図5に示されるように、1本の第1の縦部材8に対して、3か所に連結部材7を設置するのが望ましい。
【0022】
第1の縦部材8に連結部材7を組み付けてなる外側縦部材の第2の縦部材6の袖状部材6Sの基部6Sbに形成された間隙6Shへの挿入については、スロット状の間隙6Shに挿入されるようにしたので、外側縦部材の挿入は容易に行われることができる。
【0023】
ガラス4の上端部には、意匠性を考慮するとともに端部保護のために金属製のキャップを被着することが好ましいが、上端部以外のガラスの露出部には通常キャップを被着しない。
【符号の説明】
【0024】
1 本発明に係るガラス手摺
2 支柱
2R 支柱補強材
3 持ち出し部
4 ガラス
5 ブラケット
6 第2の縦部材
6L 第2の縦部材6の一対のL形部材
6La 一対のL形部材6Lの端部
6Lb 一対のL形部材6Lの内延部
6S 第2の縦部材6の袖状部材
6Sb 袖状部材6Sの基部
6Sh 袖状部材6Sの基部6Sbに形成された間隙
6Sg 袖部材6Sの基部6Sbの間隙6Shに形成された溝部
7 連結部材
7e 第1の縦部材8の溝部8gに嵌合する頭部
7g 袖状部材6Sの基部6Sbの間隙6Shに形成された溝部6Sgと噛み合うよう刻設された溝部
8 第1の縦部材
8g 第1の縦部材8に形成した連結部材7の頭部7eを嵌合するための溝部
9 棒材
10 止めネジ
11 笠木
B1 第2の縦部材6を支柱2に固着するためのボルト
B2 一対のL形部材6L、6Lの内延部6Lb、6Lbと袖状部材6Sの基部6Sbと連結部材7に挿通されるボルト
P 第1の縦部材8とガラス4の間に介在するパッキン
S 第2の縦部材6の一対のL形部材6Lの端部6Laとガラス4の間に介在するシーリング材
F ベース(基礎)
図1
図2
図3
図4
図5
図6