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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024002452
(43)【公開日】2024-01-11
(54)【発明の名称】情報処理装置およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/015 20230101AFI20231228BHJP
   G06Q 30/06 20230101ALI20231228BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20231228BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20231228BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20231228BHJP
【FI】
G06Q30/02 470
G06Q30/06
G06Q50/10
G06F3/0482
G06F3/04842
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022101631
(22)【出願日】2022-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大熊 裕美子
(72)【発明者】
【氏名】角田 真結子
(72)【発明者】
【氏名】小宮山 光
【テーマコード(参考)】
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA25
5E555AA26
5E555AA30
5E555AA71
5E555AA76
5E555BA03
5E555BA05
5E555BA06
5E555BB03
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC17
5E555CA24
5E555CB02
5E555CB74
5E555CB76
5E555CC03
5E555DA01
5E555DB04
5E555DB16
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC21
5E555DD08
5E555EA03
5E555EA07
5E555EA11
5E555EA26
5E555FA00
5L049BB08
5L049BB72
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】チラシを閲覧しながら、買物メモを容易に生成することができる情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】携帯端末(情報処理装置)は、表示デバイス(表示部)の第1の表示領域に表示されたチラシに含まれる、少なくとも商品の商品名と販売価格と販売期日とを含む商品リストを生成して、生成された商品リストを、表示デバイスの第2の表示領域に表示させる商品リスト生成部と、商品リストの中から、商品を選択させる商品選択部と、商品選択部によって選択された商品の商品名と販売価格と販売期日とを関連付けた買物メモを生成して、生成した買物メモを表示デバイスに表示させる買物メモ生成部と、買物メモを記憶させる買物メモ記憶部と、を備える。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部の第1の表示領域に表示されたチラシに含まれる、少なくとも商品の商品名と販売価格と販売期日とを含む商品リストを生成して、生成された商品リストを、前記表示部の第2の表示領域に表示させる商品リスト生成部と、
前記商品リストの中から、商品を選択させる商品選択部と、
前記商品選択部によって選択された商品の商品名と販売価格と販売期日とを関連付けた買物メモを生成して、生成した買物メモを前記表示部に表示させる買物メモ生成部と、
前記買物メモを記憶させる買物メモ記憶部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記商品リスト生成部は、
前記チラシが含む商品のうち、前記第1の表示領域に表示された商品の商品リストを生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記買物メモが含む販売期日と現在の日付とが一致したことを条件として、少なくとも購入予定商品がある旨を前記表示部に表示させる報知制御部を更に備える、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記買物メモ記憶部は、前記買物メモを、当該買物メモを生成する元になった前記チラシの対象店舗毎に記憶させる、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記買物メモ生成部は、前記買物メモを、リスト形式またはカレンダー形式の形態で表示させる、
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
コンピュータを、
表示部の第1の表示領域に表示されたチラシに含まれる、少なくとも商品の商品名と販売価格と販売期日とを含む商品リストを生成して、生成された商品リストを、前記表示部の第2の表示領域に表示させる商品リスト生成部と、
前記商品リストの中から、商品を選択させる商品選択部と、
前記商品選択部によって選択された商品の商品名と販売価格と販売期日とを関連付けた買物メモを生成して、生成した買物メモを前記表示部に表示させる買物メモ生成部と、
前記買物メモを記憶させる買物メモ記憶部と、
して機能させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末に配信された電子チラシを閲覧した客が選択した、欲しい商品や気になる商品が登録された買物メモを生成する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
このような情報処理装置にあっては、客が、電子チラシに表示された商品表示欄をタッチすることによって商品の選択を行っているため、表示欄が狭い商品を選択する際には、隣接する表示欄の商品の誤選択を防ぐために、画面を拡大してから商品の選択を行う必要があった。そのため、買物メモをより簡便に作成することが可能な操作性の高い情報処理装置が望まれていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、チラシを閲覧しながら、買物メモを容易に生成することができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の情報処理装置は、チラシ表示部と、商品リスト表示部と、商品選択部と、買物メモ生成部と、買物メモ表示部と、買物メモ記憶部とを備える。チラシ表示部は、少なくとも商品の商品コードと、可視情報としての名称と価格と販売年月日とを含むチラシを、携帯端末に表示させる。商品リスト表示部は、チラシに含まれる商品の名称と価格と販売年月日とを含む商品リストを、当該チラシとともに携帯端末に表示させる。商品選択部は、商品リストの中から、商品を選択させる。買物メモ生成部は、商品選択部によって選択された商品の商品名と販売価格と販売期日とを関連付けた買物メモを生成して、生成した買物メモを表示部に表示させる。買物メモ記憶部は、買物メモを記憶させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、第1の実施形態の携帯端末のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
図2図2は、電子チラシのデータ構造の一例を示す図である。
図3図3は、チラシデータのデータ構造の一例を示す図である。
図4図4は、第1の実施形態の携帯端末において買物メモを生成する手順の一例を示す図である。
図5図5は、第1の実施形態の携帯端末において買物メモがあることを報知する方法の一例を示す図である。
図6図6は、生成された買物メモをリスト形成で表示した一例を示す図である。
図7図7は、生成された買物メモをカレンダー形成で表示した一例を示す図である。
図8図8は、第1の実施形態の携帯端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図9図9は、第1の実施形態の携帯端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10図10は、第2の実施形態の買物支援システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図11図11は、第2の実施形態の買物支援システムが備えるサーバ装置のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
図12図12は、商品マスタのデータ構造の一例を示す図である。
図13図13は、顧客マスタのデータ構造の一例を示す図である。
図14図14は、買物メモデータのデータ構造の一例を示す図である。
図15図15は、在庫マスタのデータ構造の一例を示す図である。
図16図16は、商品登録データのデータ構造の一例を示す図である。
図17図17は、第2の実施形態の買物支援システムが備えるサーバ装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図18図18は、サーバ装置が行う買物メモ編集処理の処理内容の一例を示す図である。
図19図19は、第2の実施形態の買物支援システムが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1の実施形態)
本発明の情報処理装置を携帯端末10に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。携帯端末10は、通信回線を介して配信される店舗の電子チラシを取得して、客が閲覧可能に表示する。客は、電子チラシを閲覧しながら、欲しい商品を見つけると、当該商品を、買物メモに登録する。そして、携帯端末10は、買物メモに登録された商品の販売日になると、客に対して、登録した商品の販売日である旨を報知する。また、携帯端末10は、客が店舗等で買い物を行う際に、商品コードをスキャンする。そして、スキャンした商品コードを、例えばサーバ装置に送信して商品登録を行わせる。また、携帯端末10は、自身で購入商品に係る決済処理を行うか、サーバ装置を介して、当該サーバ装置に接続されるPOS端末等の精算装置に会計処理や決済処理を行わせる。なお、携帯端末10は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等である。そして、携帯端末10は、本開示における情報処理装置の一例である。
【0008】
(携帯端末のハードウエア構成)
図1を用いて、携帯端末10のハードウエア構成を説明する。図1は、第1の実施形態の携帯端末のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
【0009】
携帯端末10は、当該携帯端末10の各部を制御するための制御部21を備える。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22と、ROM(Read Only Memory)23と、RAM(Random Access Memory)24とを備える。CPU22は、アドレスバス、データバス等の内部バス29を介して、ROM23と、RAM24と接続する。CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶された各種プログラムを、RAM24に展開する。CPU22は、RAM24に展開された各種プログラムに従って動作することで携帯端末10を制御する。即ち、制御部21は、一般的なコンピュータの構成を有する。
【0010】
制御部21は、内部バス29を介して、記憶部25と、カメラ20と、表示デバイス30と、操作デバイス31と、通信インタフェース32と接続する。
【0011】
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。また、記憶部25は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであってもよい。記憶部25は、制御プログラム26と、チラシデータ27と、買物メモデータ28とを記憶する。
【0012】
制御プログラム26は、携帯端末10の全体の動作を制御するプログラムである。
【0013】
チラシデータ27は、通信回線を介して取得した、店舗から配信される、特売品等が記載された電子チラシである。チラシデータ27は、画像情報としてのチラシ80(図2参照)と、当該チラシ80における各商品の配置情報等を記憶したチラシ情報58とを含む。チラシ情報58の具体的なデータ構造について、詳しくは後述する(図2参照)。なお、チラシデータ27は、客の設定に応じて、プッシュ型で配信されてもよいし、客が要求した際に配信されてもよい。
【0014】
買物メモデータ28は、チラシ80を閲覧した客が、当該チラシ80の中から、欲しい商品や気になる商品を選択したデータである。買物メモデータ28の具体例について、詳しくは後述する(図4参照)。
【0015】
カメラ20は、商品に貼付された、商品コードを含むバーコードや2次元コードを読み取る。
【0016】
表示デバイス30は、制御部21の指示によって生成された画面を表示する。表示デバイス30は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)等のデバイスで構成される。なお、表示デバイス30は、本開示における表示部の一例である。
【0017】
操作デバイス31は、操作者の入力操作を取得して制御部21に送信する。操作デバイス31は、例えばタッチパネルやキーボード等のデバイスで構成される。
【0018】
通信インタフェース32は、チラシデータ27を配信する、非図示のサーバ装置と通信するためのインタフェースである。
【0019】
(チラシ情報のデータ構造)
図2図3を用いて、チラシ情報58のデータ構造を説明する。図2は、電子チラシのデータ構造の一例を示す図である。図3は、チラシデータのデータ構造の一例を示す図である。
【0020】
図2に示すように、チラシ80は、店舗名81と、販売期日82と、商品名84と、販売価格85と、商品外観86との情報を含む。
【0021】
店舗名81は、チラシ80に掲載された商品を販売している店舗名である。
【0022】
販売期日82は、チラシ80に掲載された商品を、チラシ80に掲載された価格で販売している期間である。販売期日82は、特定の期日を示す場合(例えば、9月19日(木)限り)と、特定の期間を示す場合(例えば、9月19日(木)から9月22日(日)まで)とがある。
【0023】
商品名84は、商品の名称である。
【0024】
販売価格85は、商品の販売価格である。
【0025】
商品外観86は、商品の外観を示す画像やイラストである。
【0026】
商品に係る情報(商品名84と販売価格85と商品外観86)は、広告領域83に表示される。広告領域83は、チラシ80の中の区画された領域である。図2に示す例では、広告領域83はいずれも矩形領域とされているが、これに限定されるものではない。広告領域83は、例えば曲線で囲まれた領域であってもよいし、多角形領域であってもよい。また、図2の例では、隣接する広告領域83は互いに接しているが、隣接する広告領域83の間に余白があってもよい。
【0027】
チラシデータ27が有するチラシ情報58は、図3に示すように、チラシ80を一意に特定するチラシコードと、店舗、販売期日に係る販売情報と、チラシ80における各商品の広告領域83の範囲と、広告領域83に表示されている商品に係る情報とを関連付けて記憶している。
【0028】
具体的には、チラシ情報58は、販売情報として、店舗名と販売期日とを記憶している。店舗名は、実際の店舗名でもよいし、店舗コードであってもよい。
【0029】
広告領域83は、図2に示すチラシ80の例では、4隅の座標値Sa、Sb、Sc、Sdとして記憶される。なお、座標値は、チラシ80の左上を原点Za(0,0)として、チラシ80の右下をZb(X,Y)とするxy座標系で特定される。なお、広告領域83が矩形領域でない場合は、広告領域83の外縁の座標と内部の座標とを特定できる情報が記憶される。なお、広告領域83は、商品欄を座標値で管理する他に、チラシ80のページ番号等のページ情報で管理してもよい。具体的には、チラシ80のページ番号と、当該ページ番号のページに掲載された商品とを関連付けて管理してもよい。
【0030】
チラシ情報58は、更に、広告領域83と関連付けて、当該広告領域83に表示されている商品に係る情報(商品名84と販売価格85)を記憶している。
【0031】
(買物メモの生成方法)
図4を用いて、携帯端末10における買物メモの生成方法を説明する。図4は、第1の実施形態の携帯端末において買物メモを生成する手順の一例を示す図である。
【0032】
図4に示す状態Sは、携帯端末10の表示デバイス30の上部(第1の表示領域34)にチラシ80が表示されて、表示デバイス30の下部(第2の表示領域35)に商品リスト39が表示された一例を示す。
【0033】
客は、携帯端末10においてチラシ80を取得するためのアプリケーションを動作させる。携帯端末10は、チラシ80を取得して、取得したチラシ80を携帯端末10の第1の表示領域34に閲覧可能に表示する。
【0034】
客は、第1の表示領域34に表示されたチラシ80を拡大縮小またはスクロールさせて、自由に閲覧することができる。
【0035】
携帯端末10は、第1の表示領域34に表示されたチラシ80に含まれる商品の商品リスト39を生成する。そして、携帯端末10は、生成した商品リスト39を、第2の表示領域35)に表示する。
【0036】
より具体的には、携帯端末10は、第1の表示領域34に表示されたチラシ80の左上の座標値Zc(xa,ya)と、右下の座標値Zd(xb,yb)とを読み取る。そして、携帯端末10は、読み取った座標値Zc(xa,ya)と、座標値Zd(xb,yb)とを対角線とする矩形領域の座標範囲を特定する。更に、携帯端末10は、特定した矩形領域の座標範囲をチラシ情報58に照らし合わせて、矩形領域に含まれる商品を特定する。そして、携帯端末10は、特定された商品に対応する販売期日82と、商品名84と、販売価格85とを、チラシ情報58から取得する。このようにして特定された商品情報が、商品リスト39に表示される。
【0037】
したがって、客がチラシ80を拡大縮小した場合、また、客がチラシ80をスクロールした場合には、第1の表示領域に表示される商品が変化するため、それに応じて、商品リスト39の表示内容が変化する。
【0038】
商品リスト39は、販売期日82と、商品名84と、販売価格85と、チェックボックス92を含む。販売期日82と、商品名84と、販売価格85は、それぞれ、チラシ80に掲載された情報である。
【0039】
チェックボックス92は、客が、買物メモに登録する商品を選択する際にチェックを付す操作要素である。
【0040】
なお、第2の表示領域35の面積は限られているため、表示デバイス30に表示されている全ての商品情報を、商品リスト39で一望することができない場合がある。このような場合は、客は、商品リスト39を上下にスクロールさせることによって、表示デバイス30に表示されている全ての商品情報を確認することができる。
【0041】
なお、第1の表示領域34と第2の表示領域35の大きさは、設定画面等において、客が任意に設定することができる。また、チラシ80のページ番号と商品とが関連付けられて管理されている場合には、第1の表示領域34に表示されているページ番号に関連付けられた商品の商品リスト39を、第2の表示領域35に表示してもよい。
【0042】
図4に示す状態Tは、客が商品リスト39を確認して、欲しい商品または気になる商品を選択した状態の一例を示す。
【0043】
商品の選択は、チェックボックス92を押下することによって行う。選択された商品には、当該商品の行のチェックボックス92にチェックが入る。図4の状態Tの例は、商品Bと商品Fとが選択された状態を示している。
【0044】
商品リスト39において、少なくとも1つの商品が選択されると、商品リスト39の最下部に、買物メモ登録ボタン54が表示される。買物メモ登録ボタン54が押下されると、商品リスト39の中の選択された商品が、買物メモ90に登録される。
【0045】
図4に示す状態Uは、状態Tにおいて買物メモ登録ボタン54が押下されて、買物メモ90が生成された状態を示す。
【0046】
買物メモ90は、第2の表示領域35に表示される。状態Uの例では、第1の表示領域34に表示されたチラシ80と、第2の表示領域35に表示された買物メモ90とがともに表示されているが、第2の表示領域35のサイズ設定を表示デバイス30の画面全体とした場合、画面全体に買物メモ90が表示される。なお、画面に表示された買物メモ90は、上下にスクロールすることができる。これによって、登録された商品の量が多い場合でも、買物メモ90の全体を確認することが可能である。
【0047】
買物メモ90は、店舗名81と、販売期日82と、商品名84と、販売価格85と、チェックボックス92と、買物メモ登録完了ボタン55と、戻るボタン56とが表示される。
【0048】
店舗名81は、チラシ80に掲載された商品を販売している店舗名である。なお、チラシ80に対応する店舗が複数存在する場合もある。このような場合は、状態Tにおいて買物メモを登録する際に、客に店舗を選択させてもよい。
【0049】
販売期日82は、選択された商品が、チラシ80に掲載された価格で販売されている期間である。販売期日82は、特定の期日を示す場合と、特定の期間を示す場合とがある。なお、買物メモ90に登録された商品には、販売期間が異なる商品が混在する場合がある。このような場合、買物メモ90は、販売期日毎に分けて生成される。複数の期日に販売されている商品は、複数の期日の欄に重複して登録される。
【0050】
商品名84は、チラシ80に掲載されている商品の名称である。
【0051】
販売価格85は、チラシ80に掲載されている商品の販売価格である。
【0052】
なお、図4には図示しないが、買物メモ90に、更に、店舗名81に対応する店舗の開店時間を記憶してもよい。
【0053】
チェックボックス92は、商品リスト39に表示されたチェックボックス92の状態が、そのまま保持されたものである。客は、チェックボックス92を押下することによって、不要になった買物メモを削除することができる。
【0054】
買物メモ登録完了ボタン55は、状態Uの画面に表示されている買物メモ90の登録を完了するためのボタンである。買物メモ登録完了ボタン55を押下すると、画面に表示されている買物メモ90の内容が、携帯端末10の記憶部25に、買物メモデータ28(図1参照)として記憶される。買物メモデータ28は、店舗コード毎に、前述した商品名84に対応する商品コードと、商品名84と、販売価格85と、販売期日82とを記憶する。なお、買物メモデータ28に、同じ店舗コードの商品情報が既に記憶されている場合、新たに登録した商品情報は、既に登録されている店舗コードの買物メモに追加して記憶される。また、別の店舗コードの商品情報が登録された場合は、新たな店舗コードに関連付けた商品情報として記憶される。即ち、買物メモデータ28は、店舗毎(店舗コード毎)に記憶される。
【0055】
戻るボタン56は、状態T、即ち商品リスト39が表示された画面に戻るためのボタンである。
【0056】
(買物メモの報知機能)
図5を用いて、携帯端末10が、予め決められたタイミングで、買物メモが登録されていることを報知する機能について説明する。図5は、第1の実施形態の携帯端末において買物メモがあることを報知する方法の一例を示す図である。
【0057】
図5に示す状態Vは、携帯端末10の表示デバイス30に、買物メモに登録された商品があることを報知するポップアップウインドウ36が表示された例である。ポップアップウインドウ36は、買物メモに登録された商品の販売期日を基準として、2日前、1日前、当日等、任意に設定されたタイミングで表示される。状態Vに示す例は、販売期日の当日に行われた報知の一例である。
【0058】
ポップアップウインドウ36には、買物メモに登録された商品があることを示すメッセージと、閲覧ボタン37が表示される。
【0059】
客は、閲覧ボタン37を押下することによって、登録された買物メモ90を閲覧することができる。
【0060】
図5に示す状態Wは、閲覧ボタン37が押下された際に表示される買物メモ90の一例である。買物メモ90は、登録された内容(店舗名、販売期日、商品名、販売価格およびチェックボックス)と閉じるボタン38が表示される。
【0061】
客は、閉じるボタン38を押下することによって、表示された買物メモ90を閉じることができる。
【0062】
(買物メモの表示形態)
図6図7を用いて、買物メモ90の表示形態を説明する。図6は、生成された買物メモをリスト形成で表示した一例を示す図である。図7は、生成された買物メモをカレンダー形成で表示した一例を示す図である。
【0063】
携帯端末10は、買物メモ90を、リスト形式買物メモ900と、カレンダー形式買物メモ901という、異なる2つの形態で表示する。リスト形式買物メモ900は、登録された商品を、販売期日ごとにリスト形式で表示したものである。カレンダー形式買物メモ901は、登録された商品を、カレンダーに記入した状態で表示したものである。客は、表示デバイス30に表示された表示形態変更ボタン96、97によって、2つの表示形式を自由に選択することができる。
【0064】
リスト形式買物メモ900は、図6に示すように、表示デバイス30の第2の表示領域35に表示されて、店舗名81と、販売期日82と、商品名84と、販売価格85と、チェックボックス92とを含む。それぞれの項目の内容は前述した通りである。
【0065】
表示デバイス30には、更に、表示形態変更ボタン96が表示される。客は、表示形態変更ボタン96を押下することによって、リスト形式買物メモ900を、図7に示すカレンダー形式買物メモ901に変更することができる。
【0066】
なお、表示デバイス30の第1の表示領域34には、チラシ80が表示される。また、表示デバイス30の最上部のヘッダ領域100にはヘッダ情報が表示されて、表示デバイス30の最下部のフッタ領域102にはフッタ情報が表示される。ヘッダ情報は、店舗名等の情報を含む。フッタ情報は、チラシ80を表示する際に押下するチラシ表示ボタン98等の各種操作ボタンを含む。
【0067】
カレンダー形式買物メモ901は、図7に示すように、表示デバイス30の第2の表示領域35に表示されて、登録された商品の商品名が、カレンダーの販売期日を表す位置に表示される。なお、図7に示すように、過去の期日にはハッチングが付される。買物メモ90には登録したが、実際に購入しなかった商品のメモは削除せずに残しておく。これによって、同じ商品が、チラシ80に再度掲載された場合に、過去の価格と比較することができる。
【0068】
表示デバイス30には、更に、表示形態変更ボタン97が表示される。客は、表示形態変更ボタン97を押下することによって、カレンダー形式買物メモ901を、図6に示すリスト形式買物メモ900に変更することができる。
【0069】
なお、表示デバイス30の第1の表示領域にはチラシ80が表示されて、表示デバイス30の最上部のヘッダ領域100にはヘッダ情報が表示されて、表示デバイス30の最下部のフッタ領域102にはフッタ情報が表示される点は、図6と同様である。
【0070】
(携帯端末の機能構成)
図8を用いて、携帯端末10の機能構成を説明する。図8は、第1の実施形態の携帯端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
【0071】
携帯端末10の制御部21は、制御プログラム26をRAM24に展開して動作させることによって、図9に示すチラシデータ取得部41と、チラシ表示範囲取得部42と、商品リスト生成部43と、商品選択部44と、買物メモ生成部45と、買物メモ表示形態設定部46と、買物メモ記憶部47と、報知制御部48と、商品登録部59と、会計指示部60と、操作制御部49と、表示制御部50と、通信制御部51とを機能部として実現する。なお、これらの機能の一部または全ては、専用ハードウエアによって実現されてもよい。
【0072】
チラシデータ取得部41は、非図示のサーバ装置からチラシデータ27を取得する。また、チラシデータ取得部41は、取得したチラシデータ27が含むチラシ80を表示デバイス30に表示させる。
【0073】
チラシ表示範囲取得部42は、表示デバイス30(表示部)の第1の表示領域34に表示されたチラシ80の表示範囲に係る情報を取得する。
【0074】
商品リスト生成部43は、表示デバイス30(表示部)の第1の表示領域34に表示されたチラシ80に含まれる、少なくとも商品の商品名と販売価格と販売期日とを含む商品リスト39を生成する。また、商品リスト生成部43は、生成した商品リスト39を、表示デバイス30の第2の表示領域35に表示させる。
【0075】
商品選択部44は、商品リスト39の中から、商品を選択させる。
【0076】
買物メモ生成部45は、商品が選択された商品リスト39に対して、買物メモ90の登録指示があるかを判定する。また、買物メモ生成部45は、商品選択部44によって選択された商品の商品名84と販売価格85と販売期日82とを関連付けた買物メモ90を生成する。なお、買物メモ生成部45は、同じ店舗における買物メモ90が既に生成されている場合は、既に生成されている買物メモ90を更新する。更に、買物メモ生成部45は、生成した買物メモ90を表示デバイス30に表示させる。
【0077】
買物メモ表示形態設定部46は、買物メモ90の表示形態を、リスト形式買物メモ900またはカレンダー形式買物メモ901のいずれかに設定する。
【0078】
買物メモ記憶部47は、買物メモ90の登録完了を示す操作情報を取得したことを条件として、買物メモ90を記憶部25に記憶させる。なお、買物メモ記憶部47は、買物メモ90を、当該買物メモ90を生成する元になったチラシ80の対象店舗毎に記憶させる。
【0079】
報知制御部48は、買物メモ90が含む販売期日と現在の日付とが一致したことを条件として、少なくとも購入予定商品がある旨を表示デバイス30(表示部)に表示させる。
【0080】
商品登録部59は、客が、携帯端末10が備えるカメラ20に、購入する商品に付された商品コードを読み取らせる。また、商品登録部59は、読み取った商品コードを、取引コード、顧客コードと共にサーバ装置12へ送信する。
【0081】
会計指示部60は、POS端末等の清算装置に会計処理および決済処理を行わせる。なお、携帯端末10自身が会計処理や決済処理を行ってもよい。
【0082】
操作制御部49は、携帯端末10に対する客の操作情報を取得する。また、操作制御部49は、取得した操作情報を制御部21に受け渡す。制御部21は、取得した操作情報に応じた制御を行う。
【0083】
表示制御部50は、制御部21の指示に応じて、各種画像情報を表示デバイス30に表示させる。
【0084】
通信制御部51は、非図示のサーバ装置との間の通信を制御する。
【0085】
(携帯端末が行う処理の流れ)
図9を用いて、携帯端末10が行う処理の流れを説明する。図9は、第1の実施形態の携帯端末が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0086】
チラシデータ取得部41は、通信制御部51の作用により、非図示のサーバ装置からチラシデータ27を取得する(ステップS11)。
【0087】
チラシデータ取得部41は、取得したチラシデータ27が含むチラシ80を表示デバイス30の第1の表示領域34に表示させる(ステップS12)。
【0088】
チラシ表示範囲取得部42は、表示デバイス30(表示部)の第1の表示領域34に表示されたチラシ80の表示範囲に係る情報を取得する(ステップS13)。チラシ80の表示範囲に係る情報は、例えば、第1の表示領域34に表示されたチラシ80の左上の座標値と、右下の座標値である。
【0089】
商品リスト生成部43は、チラシ表示範囲取得部42が取得したチラシ80の表示範囲に係る情報に基づいて、第1の表示領域34に表示されたチラシ80に含まれる商品の商品リスト39を生成する。また、商品リスト生成部43は、生成した商品リスト39を、第2の表示領域35に表示させる(ステップS14)。なお、客によるチラシ80の閲覧状態(拡大縮小、スクロール)に応じて、ステップS12からステップS14が繰り返される。そして、客によるチラシ80の閲覧状態に応じて、表示デバイス30に表示される商品リスト39の内容が変更される。
【0090】
商品選択部44は、商品リスト39の中の商品が選択されたかを判定する(ステップS15)。商品リスト39の中の商品が選択されたと判定される(ステップS15:Yes)とステップS16に進む。一方、商品リスト39の中の商品が選択されたと判定されない(ステップS15:No)と、ステップS12に戻る。
【0091】
ステップS15において、商品リスト39の中の商品が選択されたと判定されると、買物メモ生成部45は、商品が選択された商品リスト39を買物メモ90に登録する指示があるかを判定する(ステップS16)。商品が選択された商品リスト39を買物メモ90に登録する指示があると判定される(ステップS16:Yes)とステップS17に進む。一方、商品が選択された商品リスト39を買物メモ90に登録する指示があると判定されない(ステップS16:No)とステップS12に戻る。
【0092】
ステップS16において、商品が選択された商品リスト39を買物メモ90に登録する指示があると判定されると、買物メモ生成部45は、買物メモ90を生成または更新する(ステップS17)。
【0093】
操作制御部49は、買物メモ90の登録完了指示があるかを判定する(ステップS18)。買物メモ90の登録完了指示があると判定される(ステップS18:Yes)とステップS19に進む。一方、買物メモ90の登録完了指示があると判定されない(ステップS18:No)とステップS20に進む。なお、買物メモ90の登録完了指示があることは、買物メモ登録完了ボタン55(図4参照)が押下されたことによって判定される。
【0094】
ステップS18において、買物メモ90の登録完了指示があると判定されると、買物メモ記憶部47は、買物メモ90を記憶部25に記憶する(ステップS19)。その後、携帯端末10は、図9の処理を終了する。
【0095】
ステップS18において、買物メモ90の登録完了指示があると判定されないと、操作制御部49は、戻るボタン56(図4参照)が押下されたかを判定する(ステップS20)。戻るボタン56が押下されたと判定される(ステップS20:Yes)とステップS12に戻る。一方、戻るボタン56が押下されたと判定されない(ステップS20:No)とステップS18に戻る。
【0096】
(第1の実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態の携帯端末10(情報処理装置)は、表示デバイス30(表示部)の第1の表示領域34に表示されたチラシ80に含まれる、少なくとも商品の商品名84と販売価格85と販売期日82とを含む商品リスト39を生成して、生成された商品リスト39を、表示デバイス30の第2の表示領域35に表示させる商品リスト生成部43と、商品リスト39の中から、商品を選択させる商品選択部44と、商品選択部によって選択された商品の商品名84と販売価格85と販売期日82とを関連付けた買物メモ90を生成して、生成した買物メモ90を表示デバイス30に表示させる買物メモ生成部45と、買物メモ90を記憶させる買物メモ記憶部47と、を備える。したがって、チラシ80を閲覧しながら、買物メモ90を容易に生成することができる。
【0097】
また、本実施形態の携帯端末10(情報処理装置)において、商品リスト生成部43は、チラシ80が含む商品のうち、第1の表示領域34に表示された商品の商品リスト39を生成する。したがって、チラシ80の中から、欲しい商品や注目すべき商品を容易に選択することができ、操作性を向上させることができる。
【0098】
また、本実施形態の携帯端末10(情報処理装置)は、買物メモ90が含む販売期日82と現在の日付とが一致したことを条件として、少なくとも購入予定商品がある旨を表示デバイス30(表示部)に表示させる報知制御部48を更に備える。したがって、欲しい商品や注目すべき商品の買い忘れを防止することができる。
【0099】
また、本実施形態の携帯端末10(情報処理装置)において、買物メモ記憶部47は、買物メモ90を、当該買物メモ90を生成する元になったチラシ80の対象店舗毎に記憶させる。したがって、買物メモ90の登録内容に基づいて買物を行う際に、買い忘れを防止することができる。
【0100】
また、本実施形態の携帯端末10(情報処理装置)において、買物メモ生成部45は、買物メモ90を、リスト形式買物メモ900、またはカレンダー形式買物メモ901の形態で表示させる。したがって、客の使用目的に合った形態で、買物メモ90を確認することができる。
【0101】
(第2の実施形態)
本発明の情報処理装置を買物支援システム11に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。
【0102】
図10を用いて、買物支援システム11のシステム構成を説明する。図10は、第2の実施形態の買物支援システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
【0103】
買物支援システム11は、客が買物メモ90に登録した商品の在庫数を取得して、取得した在庫数を買物メモ90に追加登録する。また、買物支援システム11は、客が買物メモ90に登録した商品を購入した場合に、買物メモ90から当該商品に係る登録情報を削除する。
【0104】
買物支援システム11は、サーバ装置12と、携帯端末14とPOS端末16とが、ネットワークNを介して通信可能に接続された構成を備える。
【0105】
サーバ装置12は、買物支援システム11の全体の動作を司る。なお、サーバ装置12は、本開示における情報処理装置の一例である。
【0106】
携帯端末14は、第1の実施形態で説明した携帯端末10が有する機能に、更に、サーバ装置12との通信機能を付加したものである。
【0107】
POS端末16は、店舗に設置されて、客が購入した商品の登録と会計と決済とを行う端末装置である。具体的には、POS端末16は、携帯端末14に表示された、客が登録した購入商品に係る会計コードを読み取る。会計コードには取引コードが含まれており、POS端末16は、会計コード(取引コード)に関連付いた取引情報をサーバ装置12から取得する。そして、POS端末16は、取得した取引情報に係る決済処理を行い、決済完了情報をサーバ装置12に出力する。また、POS端末16は、商品の在庫情報をサーバ装置12に出力する。なお、買物支援システム11は、POS端末16に加えて、複数のPOS端末16と互いに通信を行って、複数のPOS端末16の動作を統括する店舗サーバを備えてもよい。
【0108】
サーバ装置12は、携帯端末14から、客が登録した買物メモ90を受信する。また、サーバ装置12は、POS端末16から、客が買物メモ90に登録した商品の在庫数を取得する。また、サーバ装置12は、客がPOS端末16で決済を行った際に、当該客を識別する識別情報と、購入した商品の商品情報とを受信する。
【0109】
サーバ装置12は、更に、取得した買物メモ90を編集する。具体的には、サーバ装置12は、取得した買物メモ90に、当該買物メモ90に登録されている商品の在庫数を追加する。また、サーバ装置12は、客が買物メモ90に登録した商品を購入した場合に、取得した買物メモ90から当該商品に係る情報を削除する。そして、サーバ装置12は、編集した買物メモ90を、携帯端末14に閲覧可能に出力する。
【0110】
(サーバ装置のハードウエア構成)
図11を用いて、サーバ装置12のハードウエア構成を説明する。図11は、第2の実施形態の買物支援システムが備えるサーバ装置のハードウエア構成の一例を示すハードウエアブロック図である。
【0111】
サーバ装置12は、当該サーバ装置12の各部を制御するための制御部61を備える。制御部61は、CPU62と、ROM63と、RAM64とを備える。CPU62は、アドレスバス、データバス等の内部バス71を介して、ROM63と、RAM64と接続する。CPU62は、ROM63や記憶部65に記憶された各種プログラムを、RAM64に展開する。CPU62は、RAM64に展開された各種プログラムに従って動作することでサーバ装置12を制御する。即ち、制御部61は、一般的なコンピュータの構成を有する。
【0112】
制御部61は、内部バス71を介して、記憶部65と、表示デバイス72と、操作デバイス73と、通信インタフェース74と接続する。
【0113】
記憶部65は、HDDやSSD等の記憶装置である。また、記憶部65は、電源を切っても記憶情報が保持されるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであってもよい。記憶部65は、制御プログラム66と、商品マスタ67と、顧客マスタ68と、買物メモデータ69と、在庫マスタ70と、商品登録データ75とを記憶する。
【0114】
制御プログラム66は、サーバ装置12の全体の動作を制御するプログラムである。
【0115】
商品マスタ67は、買物支援システム11が取り扱う商品の属性情報を、当該商品の商品コードと関連付けて記憶するマスタファイルである。なお、商品マスタ67の具体的な構造について、詳しくは後述する(図12参照)。
【0116】
顧客マスタ68は、買物支援システム11を利用する客の属性情報を、当該客の顧客コードと関連付けて記憶するマスタファイルである。なお、顧客マスタ68の具体的な構造について、詳しくは後述する(図13参照)。
【0117】
買物メモデータ69は、客を一意に特定する顧客コードに関連付けて、当該顧客コードに対応する客が生成した買物メモの情報と、買物メモに登録された商品の在庫情報とを、店舗コード毎に記憶するファイルである。なお、買物メモデータ69の具体的な構造について、詳しくは後述する(図14参照)。
【0118】
在庫マスタ70は、買物支援システム11が取り扱う商品の在庫情報を、当該商品の商品コードと関連付けて記憶するマスタファイルである。サーバ装置12は、随時、POS端末16と通信を行って、商品の在庫数を取得し、在庫マスタ70の内容を更新する。なお、在庫マスタ70の具体的な構造について、詳しくは後述する(図15参照)。
【0119】
商品登録データ75は、商品取引を一意に特定する取引コードに関連付けて、取引の内容を示す取引情報を記憶する。詳しくは後述する(図16参照)。
【0120】
表示デバイス72は、制御部61の指示によって生成された画面を表示する。表示デバイス72は、例えばLCDや有機EL等のデバイスで構成される。
【0121】
操作デバイス73は、操作者の入力操作を取得して制御部61に送信する。操作デバイス73は、例えばタッチパネルやキーボード等のデバイスで構成される。
【0122】
通信インタフェース74は、無線LAN等による無線通信や有線LAN等による有線通信を介して、POS端末16や携帯端末14と通信するためのインタフェースである。
【0123】
なお、携帯端末14のハードウエア構成は、第1の実施形態で説明した携帯端末10のハードウエア構成と同じであるため、説明は省略する。但し、携帯端末14の記憶部25は、図1で説明した買物メモデータ28の代わりに、買物メモデータ69(図14参照)を記憶する。
【0124】
また、POS端末16は、買物支援システム11において、客が商品を購入したことを示す決済完了情報と、店舗で取り扱っている商品の在庫情報とをサーバ装置12に送信する端末装置であり、特別なハードウエア構成を備えるものではない。したがって、POS端末16のハードウエア構成の説明は省略する。
【0125】
(各種データのデータ構造)
図12図13図14図15図16を用いて、記憶部65が記憶する各種データのデータ構造を説明する。図12は、商品マスタのデータ構造の一例を示す図である。図13は、顧客マスタのデータ構造の一例を示す図である。図14は、買物メモデータのデータ構造の一例を示す図である。図15は、在庫マスタのデータ構造の一例を示す図である。図16は、商品登録データのデータ構造の一例を示す図である。
【0126】
商品マスタ67は、図12に示すように、商品を一意に特定する商品コードと、各商品の商品情報である、商品名と商品種別と販売価格とを関連付けて記憶する。
【0127】
顧客マスタ68は、図13に示すように、客を一意に特定する顧客コードと、客の属性を示す顧客情報である、氏名と年令と性別と連絡先と購入履歴とを関連付けて記憶する。なお、連絡先は、例えば、携帯端末14のメールアドレスである。
【0128】
買物メモデータ69は、図14に示すように、顧客コードに関連付けて、当該顧客コードに対応する客が携帯端末14で生成した買物メモの内容を示す、店舗コードと、買物メモの生成日時と、買物メモの更新日時と、買物メモに登録された商品コードと、商品名と、販売価格と、販売期日と、在庫数とを記憶する。なお、買物メモデータ69は、第1の実施形態で説明した買物メモデータ28に対して、買物支援システム11を利用している不特定多数の客の買物メモを、顧客コード毎に記憶する点が異なる。即ち、買物メモデータ69は、顧客コードを記憶する。また、買物メモデータ69は、買物メモデータ28に対して、更に、生成日時と、更新日時と、在庫数とを記憶する。
【0129】
買物メモデータ69は、サーバ装置12が携帯端末14から新たな買物メモ90を受信する度に更新される。また、買物メモデータ69は、サーバ装置12がPOS端末16から、買物メモ90に登録された商品を客が購入したことを示す決済完了情報を受信した際に更新される。また、買物メモデータ69は、サーバ装置12がPOS端末16から受信した、買物メモ90に登録された商品の在庫数が更新される度に更新される。買物メモデータ69が更新される度に、更新日時が変更される。
【0130】
在庫マスタ70は、図15に示すように、商品を一意に特定する商品コードと、当該商品の商品名と、商品を取り扱っている店舗の店舗コードと、各店舗における在庫確認日時と、各店舗における在庫数とを関連付けて記憶する。在庫マスタ70は、サーバ装置12がPOS端末16から在庫情報を受信する度に更新される。
【0131】
商品登録データ75は、図16に示すように、商品取引を一意に特定する取引コードに関連付けて、取引情報を記憶する。取引情報は、例えば、商品を購入した客を特定する顧客コードと、購入した商品を特定する商品コードとを含む。
【0132】
(サーバ装置の機能構成)
図17を用いて、買物支援システム11が備えるサーバ装置12の機能構成を説明する。図17は、第2の実施形態の買物支援システムが備えるサーバ装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
【0133】
サーバ装置12の制御部61は、制御プログラム66をRAM64に展開して動作させることによって、図17に示す買物メモ取得部111と、買物メモ記憶部112と、商品登録情報取得部113と、POS端末連携部114と、在庫数取得部115と、買物メモ編集部116と、買物メモ出力部117と、通信制御部118とを機能部として実現する。なお、これらの機能の一部または全ては、専用ハードウエアによって実現されてもよい。
【0134】
買物メモ取得部111は、携帯端末14から、生成された買物メモ90を取得する。
【0135】
買物メモ記憶部112は、買物メモ取得部111が取得した買物メモ90を記憶部65に記憶させる。
【0136】
商品登録情報取得部113は、携帯端末14から、商品が登録されたことを示す商品登録情報を取得する。また、商品登録情報取得部113は、買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されているかを判定する。
【0137】
POS端末連携部114は、POS端末16と通信を行って、購入された商品の決済に係る処理を行う。具体的には、POS端末連携部114は、POS端末16から商品登録情報の送信要求を取得する。また、POS端末連携部114は、POS端末16に対して、要求された商品登録情報を出力する。更に、POS端末連携部114は、POS端末16から、決済が完了したことを示す決済完了情報を取得する。
【0138】
在庫数取得部115は、POS端末16から、買物メモ90に登録された商品の在庫数を取得する。
【0139】
買物メモ編集部116は、商品登録情報取得部113が取得した商品登録情報と、POS端末16から取得した決済完了情報とに基づいて、客が買物メモ90に登録した商品を購入した場合に、当該商品に係る登録情報を買物メモ90から削除する。また、買物メモ編集部116は、在庫数取得部115が取得した商品の在庫数に基づいて、買物メモ90に、登録されている商品の在庫数を追加する。なお、買物メモ編集部116が買物メモ90を編集する度に、買物メモデータ69に記憶される更新日時が更新される。また、買物メモ編集部116が商品の在庫数を追加する度に、買物メモデータ69に記憶される在庫数が更新される。
【0140】
買物メモ出力部117は、携帯端末14に対して、買物メモ編集部116が編集した買物メモ90を出力する。
【0141】
通信制御部118は、サーバ装置12およびPOS端末16との間の通信を制御する。
【0142】
(携帯端末の機能構成)
買物支援システム11が備える携帯端末14の機能構成は、第1の実施形態で説明した携帯端末10の機能構成(図8参照)に加えて、いずれも非図示の買物メモ出力部52と、買物メモ取得部53とを備える。
【0143】
買物メモ出力部52は、携帯端末14で生成された買物メモ90をサーバ装置12に出力する。
【0144】
買物メモ取得部53は、サーバ装置12から、サーバ装置12で編集された買物メモ90を取得する。
【0145】
(POS端末の機能構成)
買物支援システム11が備えるPOS端末16は、客が購入する商品の登録、会計、決済を行う一般的なPOS端末の機能に加えて、いずれも非図示の決済完了情報出力部17と、商品在庫数出力部18とを備える。
【0146】
決済完了情報出力部17は、決済が完了した際に、決済が完了したことを示す決済完了情報を、サーバ装置12に出力する。
【0147】
商品在庫数出力部18は、予め決められたタイミングで、商品の在庫数をサーバ装置12に出力する。
【0148】
(買物メモ編集処理の説明)
図18を用いて、サーバ装置12が行う買物メモ編集処理について説明する。図18は、サーバ装置が行う買物メモ編集処理の処理内容の一例を示す図である。
【0149】
サーバ装置12は、携帯端末14から買物メモデータ69を取得する。
【0150】
更に、サーバ装置12は、POS端末16から取得した決済完了情報が含む取引コードと、サーバ装置12が記憶する商品登録データ75の取引コードとを比較することによって、商品登録データ75に登録された顧客コードの客が、商品登録データ75に登録された商品を購入したことを認識する。
【0151】
また、サーバ装置12は、購入された商品が、同じ顧客コードの客の買物メモデータ69に登録されているかを判定する。
【0152】
サーバ装置12は、買物メモデータ69に登録されている商品を、買物メモデータ69に登録されている顧客コードと同じ顧客コードの客が購入したと判定すると、買物メモデータ69から、購入された商品に係る情報を削除する。これによって、サーバ装置12は、図18に示すように、買物メモ90を編集して、買物メモ103を生成する。買物メモ103は、買物メモ90から、客が購入した商品Bが削除されたものである。このようにして編集された買物メモデータ69は、サーバ装置12から携帯端末14に出力される。そして、客は、携帯端末14において、商品Bが削除された買物メモ103を閲覧することができる。
【0153】
また、サーバ装置12は、POS端末16から、商品の在庫数を示す在庫情報を取得する。そして、サーバ装置12は、取得した在庫情報の中から、買物メモ90に登録された商品の在庫数を読み取る。更に、サーバ装置12は、読み取った在庫数を、買物メモデータ69に追加登録する。これによって、サーバ装置12は、図18に示すように、買物メモ90を編集して、買物メモ104を生成する。買物メモ104は、買物メモ90に、商品の在庫数が追加されたものである。このようにして編集された買物メモデータ69は、サーバ装置12から携帯端末14に出力される。そして、客は、携帯端末14において、商品の在庫数が追加された買物メモ104を閲覧することができる。
【0154】
(買物支援システムが行う処理の流れ)
図19を用いて、買物支援システム11が行う処理の流れを説明する。図19は、第2の実施形態の買物支援システムが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0155】
まず、携帯端末14が行う処理の流れを説明する。
【0156】
携帯端末14が行うステップS21からステップS28の処理は、第1の実施形態において、携帯端末10が行うステップS11からステップS18の処理(図9参照)と同じであるため、説明を省略する。
【0157】
ステップS28において、買物メモ90の登録完了指示があると判定される(ステップS28:Yes)と、買物メモ出力部52は、携帯端末14で生成された買物メモ90(買物メモデータ28)をサーバ装置12に出力する(ステップS29)。
【0158】
客が買い物を行う際に、商品登録部59は、携帯端末14が備えるカメラ20に、購入する商品に付された商品コードを読み取らせる。また、商品登録部59は、読み取った商品コードを、取引コード、顧客コードと共にサーバ装置12へ送信する。すなわち、携帯端末14は、読み取った商品コード、取引コード、および顧客コードを含む商品登録情報をサーバへ出力する(ステップS30)。
【0159】
会計指示部60は、客の操作により会計指示を受けると、携帯端末14の表示デバイス30に会計コードを表示する。また、客は、表示された会計コードをPOS端末16に読み取らせる(ステップS31)。
【0160】
買物メモ取得部53は、サーバ装置12から、編集された買物メモ90(買物メモデータ69)を取得する(ステップS32)。
【0161】
表示制御部50は、買物メモ90を表示デバイス30に表示させる(ステップS33)。その後、携帯端末14は、図19の処理を終了する。
【0162】
次に、サーバ装置12が行う処理の流れを説明する。
【0163】
買物メモ取得部111は、携帯端末14から買物メモ90(買物メモデータ28)を取得する(ステップS41)。
【0164】
買物メモ記憶部112は、ステップS41で取得した買物メモデータ28を、買物メモデータ69として記憶部65に記憶させる(ステップS42)。
【0165】
商品登録情報取得部113は、ステップS41で取得した買物メモデータ69から、顧客コードを読み取る(ステップS43)。
【0166】
商品登録情報取得部113は、携帯端末14から商品登録情報を取得して、取得した商品登録情報を商品登録データ75へ記憶する(ステップS44)。
【0167】
POS端末連携部114は、POS端末16から、商品登録情報の出力要求を取得する(ステップS45)。
【0168】
POS端末連携部114は、POS端末16に対して、要求された商品登録情報を出力する(ステップS46)。
【0169】
POS端末連携部114は、POS端末16の決済完了情報出力部17が出力した、決済が完了したことを示す決済完了情報を取得する(ステップS47)。
【0170】
商品登録情報取得部113は、買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されているかを判定する(ステップS48)。買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されていると判定される(ステップS48:Yes)とステップS49に進む。一方、買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されていると判定されない(ステップS48:No)とステップS50に進む。
【0171】
ステップS48において、買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されていると判定されると、買物メモ編集部116は、買物メモデータ69から、客が購入した商品に係る情報を削除する(ステップS49)。その後、ステップS50に進む。
【0172】
一方、ステップS48において、買物メモデータ69に、客が購入した商品が登録されていると判定されないと、在庫数取得部115は、POS端末16の商品在庫数出力部18が出力した商品の在庫数を取得する(ステップS50)。
【0173】
買物メモ編集部116は、買物メモデータ69に、登録された商品の在庫数を付与する(ステップS51)。
【0174】
買物メモ記憶部112は、編集された買物メモデータ69を記憶部に記憶させる(ステップS52)。
【0175】
買物メモ出力部117は、携帯端末14に対して、編集した買物メモ90(買物メモデータ69)を出力する(ステップS53)。その後、サーバ装置12は、図19の処理を終了する。なお、サーバ装置12は、予め決められたタイミングで、商品の在庫数の確認を行う。即ち、図19におけるステップS50からステップS53は、定期的に繰り返し実行される。
【0176】
なお、購入商品の登録と決済に係る、携帯端末14とサーバ装置12とPOS端末16との役割分担は、図19に示す例に限定されるものではない。例えば、携帯端末14自身が商品の登録処理から決済処理までを行う構成であってもよい。
【0177】
(第2の実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態の買物支援システム11が備えるサーバ装置12は、客が、携帯端末14で買物メモ90に登録した商品登録情報を取得する商品登録情報取得部113と、POS端末16において、商品登録情報に登録された商品の決済が完了したことを条件として、買物メモ90から当該商品に係る情報を削除する買物メモ編集部116と、を更に備える。したがって、買物メモ90に登録された商品を購入した際に、特別な操作を行うことなく、当該商品に係る情報が買物メモ90から削除されるため、買物メモ90の管理を容易に行うことができる。
【0178】
また、本実施形態の買物支援システム11が備えるサーバ装置12は、POS端末16から、買物メモ90に登録された商品の在庫数を取得する在庫数取得部115を更に備えて、買物メモ編集部116は、取得した在庫数を買物メモ90に追加する。したがって、客は、自身が買物メモ90に登録した商品の在庫数をリアルタイムで確認することができる。これによって、買物を行うタイミングを判断することができる。
【0179】
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0180】
10 携帯端末(情報処理装置)
11 買物支援システム
12 サーバ装置
14 携帯端末
16 POS端末
17 決済完了情報出力部
18 商品在庫数出力部
21、61 制御部
25、65 記憶部
26、66 制御プログラム
27 チラシデータ
28、69 買物メモデータ
30 表示デバイス(表示部)
34 第1の表示領域
35 第2の表示領域
36 ポップアップウインドウ
37 閲覧ボタン
38 閉じるボタン
39 商品リスト
41 チラシデータ取得部
42 チラシ表示範囲取得部
43 商品リスト生成部
44 商品選択部
45 買物メモ生成部
46 買物メモ表示形態設定部
47 買物メモ記憶部
48 報知制御部
49 操作制御部
50 表示制御部
51、118 通信制御部
52、117 買物メモ出力部
53 買物メモ取得部
54 買物メモ登録ボタン
55 買物メモ登録完了ボタン
56 戻るボタン
58 チラシ情報
67 商品マスタ
68 顧客マスタ
70 在庫マスタ
80 チラシ
81 店舗名
82 販売期日
83 広告領域
84 商品名
85 販売価格
86 商品外観
90、103、104 買物メモ
900 リスト形式買物メモ
901 カレンダー形式買物メモ
92 チェックボックス
96、97 表示形態変更ボタン
98 チラシ表示ボタン
100 ヘッダ領域
102 フッタ領域
111 買物メモ取得部
112 買物メモ記憶部
113 商品登録情報取得部
114 POS端末連携部
115 在庫数取得部
116 買物メモ編集部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0181】
【特許文献1】特開2019-220089号公報
図1
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