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  • 特開-軸受の診断方法、およびその装置 図1
  • 特開-軸受の診断方法、およびその装置 図2
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  • 特開-軸受の診断方法、およびその装置 図9
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024002477
(43)【公開日】2024-01-11
(54)【発明の名称】軸受の診断方法、およびその装置
(51)【国際特許分類】
   G01M 13/04 20190101AFI20231228BHJP
   F16N 29/00 20060101ALI20231228BHJP
   F16C 33/66 20060101ALI20231228BHJP
【FI】
G01M13/04
F16N29/00 A
F16C33/66 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022101672
(22)【出願日】2022-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】502129933
【氏名又は名称】株式会社日立産機システム
(74)【代理人】
【識別番号】110001689
【氏名又は名称】青稜弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】市毛 祥貴
(72)【発明者】
【氏名】阿部 敦
(72)【発明者】
【氏名】三石 健央
【テーマコード(参考)】
2G024
3J701
【Fターム(参考)】
2G024AC01
2G024BA19
2G024CA18
2G024DA21
2G024EA11
2G024FA03
3J701AA01
3J701AA62
3J701CA12
3J701EA63
3J701FA26
3J701XB03
3J701XB48
(57)【要約】
【課題】 軸受の種類によらず、グリース劣化、もしくは軸受け異常を判断できる。
【解決手段】 内輪と外輪を有する軸受の診断方法であって、内輪および外輪に接続されたプローブにより電位差を計測し、電位差から軸受に封入されたグリースの劣化もしくは、軸受けの異常を判断する軸受の診断方法。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内輪と外輪を有する軸受の診断方法であって、
前記内輪および前記外輪に接続されたプローブにより電位差を計測し、
前記電位差から前記軸受に封入されたグリースの劣化もしくは、前記軸受けの異常を判断する軸受の診断方法。
【請求項2】
請求項1に記載の軸受の診断方法において、
前記電位差を、定めておいた閾値と比較し、グリースが劣化したことを判断する軸受の診断方法。
【請求項3】
請求項1に記載の軸受の診断方法において、
前記電位差の変化率を算出し、
前記変化率を、定めておいた閾値と比較し、前記軸受の異常を判断する軸受の診断方法。
【請求項4】
請求項1に記載の軸受の診断方法において、
診断の結果を表示する軸受の診断方法。
【請求項5】
内輪と外輪を有する軸受の診断装置であって、
前記内輪および前記外輪に接続しているプローブからの信号により電位差を計測する電位差測定部と、
前記電位差から前記軸受に封入されたグリースの劣化もしくは、前記軸受けの異常を判断する異常判断部とを有する軸受の診断装置。
【請求項6】
請求項5に記載の診断装置において、
前記電位差測定部は、
前記電位差が、定めておいた閾値を下回った場合、グリースが劣化したと判断をする軸受の診断装置。
【請求項7】
請求項5に記載の診断装置において、
前記電位差測定部は、
回転電機の端子箱の中に配置された軸受の診断装置。
【請求項8】
請求項5に記載の診断装置において、
前記電位差測定部は、
回転電機を制御するインバータの中に配置された軸受の診断装置。
【請求項9】
請求項5に記載の診断装置において、
前記プローブは、回転電機の板部を介して前記内輪と接続している軸受の診断装置。
【請求項10】
請求項9に記載の診断装置において、
前記板部は、回転電機のエンドブラケットとは絶縁材を介して固定されている軸受の診断装置。
【請求項11】
請求項5に記載の診断装置において、
前記異常判断部は、
前記電位差の変化率が、定めておいた閾値を上回った場合には、前記軸受は異常であると判断する軸受の診断装置。
【請求項12】
請求項5に記載の軸受の診断装置を有する回転電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸受の診断方法、およびその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
回転電機には、回転する軸の摩擦を軽減し、スムーズな回転ができるように軸受が使用される。軸受には滑り軸受と転がり軸受があるが、規格化されており互換性・入手性に優れ、安価であるため、転がり軸受が広く使用されている。転がり軸受は軌道輪(内輪、外輪)、転動体及び保持器で構成されており、転動体を潤滑するためにグリースが封入されている。
【0003】
グリースは、熱や摩耗粉や外部からの水の侵入によって劣化するため、定期的にグリース交換をする必要がある。グリース交換の目安は半年毎となっているが、使用環境や使用状況によっては一年以上グリースが劣化しないケースもある。そのため、利用者がグリースの交換を怠ってしまう場合があり、回転電機の故障に繋がる要因となっていた。よって、グリース劣化の有無を検出し、適正な時期にグリース交換を実施することが重要である。グリースの劣化検出技術の例として、特許文献1が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-20329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、転がり軸受の外輪に柱上のロッドを設け、ロッドに作用する荷重と変位量を計測してグリース劣化状態を評価するという発明が記載されている。
【0006】
しかし、特許文献1に記載されたグリース劣化状態の評価方法は、軸受内にロッドを挿入するスペースが必要であり、複列の軸受の2つのころの間にロッドを配設している。しかしながら、単列の軸受の場合はロッドを設置するスペースを設けるのが困難であるという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、軸受の種類によらず、グリース劣化、もしくは軸受け異常を判断することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一例としては、内輪と外輪を有する軸受の診断方法であって、前記内輪および前記外輪に接続されたプローブにより電位差を計測し、前記電位差から前記軸受に封入されたグリースの劣化もしくは、前記軸受けの異常を判断する軸受の診断方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、軸受の種類によらず、グリース劣化、もしくは軸受け異常を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】電動機の部分断面図である。
図2】電動機のグリース排出構造の断面図である。
図3】実施例1である軸受の診断装置を示す図である。
図4】板部の詳細図である。
図5】軸受内外輪間の電位差値の経時変化を示す概念図である。
図6】軸受内外輪間の電位差変化率の経時変化を示す概念図である。
図7】実施例1における軸受の診断についてのフローチャートである。
図8】軸受の診断装置をインバータに搭載する場合を示す図である。
図9】実施例2における軸受の診断装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
【実施例0012】
図1は、回転電機の一例である電動機100の部分断面図である。電動機100は、図1に示すように、電源供給を受けて回転磁界を発生させる固定子11、コイルエンド9、固定子11からの回転磁界によって回転する回転子12、回転子12と同軸である冷却ファン14、固定子を支持するハウジング10、エンドブラケット3、軸7、軸受4、冷却ファンのファンカバー13から構成されており、回転軸で回転するものである。また、以下の説明では、軸7側(図1の右側)のことを負荷側、ファンカバー13側(図1の左側)のことを半負荷側という。
【0013】
図2は、電動機100のグリース排出構造の断面図である。図2において、矢印は注油されたグリースの流れを示してる。実線の矢印で示すように、グリースニップル2から注油されたグリースはエンドブラケット3内部に設けたグリース注入路3aを通り、軸受4、エンドブラケット3からなる軸受箱内に供給される。グリースは摩耗粉の混入や外部からの水の侵入によって潤滑不良となり、廃グリースとなる。点線の矢印で示すように、廃グリースはグリースポケット15に溜まり、エンドブラケット3の下部に設けたグリース排出口3bから排出される構造となっている。
【0014】
図3は、本実施例の軸受の診断装置23を搭載した電動機の部分断面図である。軸受の診断装置23は、電位差測定部16、異常判断部22、表示灯21を備える。転がり軸受は、図3に示すように外輪4a及び内輪4bと、外輪4aと内輪4bとの間に配設された複数の玉またはころ4cと、玉またはころ4cを保持するための保持器を備えている。
【0015】
外輪4aと内輪4bとの間に玉が配設されている軸受を玉軸受、ころが配設されている軸受を、ころ軸受という。また、玉ないしころが、1列だけ配設されている軸受を単列軸受という。玉ないしころが、2列以上配設されている軸受を複列軸受という。グリースは軸受内に充填され、外輪4a及び内輪4bと玉ないしころ4cの間に油膜を形成し、金属と金属が直接接触するのを防ぐ役割を果たしている。軸受外輪4aはエンドブラケット3内に設置され、軸受内輪4bは軸7に固定されている。
【0016】
本実施例の軸受の診断装置は、軸受外輪4aと内輪4b間の電位差を計測し、計測結果に基づいてグリースの劣化や軸受異常を判断する。軸受外輪4aと内輪4b間の電位差の計測のために、端子箱1内に電位差測定部としての電位差計を配設し、電位差計に2本のプローブ17を取付ける。プローブ2本のうち、1本のプローブ17の一端を外輪4aに取り付け、もう1本のプローブの一端を、内輪4bの電位を測定するために板部5に取り付ける。本実施例では、軸受外輪4aと内輪4bを有していれば単列、複列にかかわらずに診断することが可能である。
【0017】
板部5は、図4に示すように、中央部に軸の外形よりもわずかに大きい丸形の穴があいている例えば鋳物製の丸形の板であり、中央の穴部分には放射上に導電部材18が固定されている。導電部材18は例えばブラシやばねでよい。導電部材18としてブラシやばねを使用することで、回転している軸に対しても板部5を電気的に接触することができる。板部5はエンドブラケット3に固定されているが、エンドブラケット3との接地面には図4の右の図のように、絶縁材19が施されているため、エンドブラケット3とは絶縁されている。
【0018】
エンドブラケット3は軸受外輪4aと導通しているため、板部5とエンドブラケット3を絶縁しないと軸受外輪4aと軸受内輪4bが導通してしまうためである。
【0019】
また、板部5はエンドブラケット3に固定せずに、電動機100内の例えばグリースカバー6の半負荷側に取り付けてもよい。板部5をエンドブラケット3に固定する場合はモータ外部の固定になるため、雨等の水に晒されるため、屋外使用は不可となる。しかし、板部5を電動機100内のグリースカバー6に取り付けることで、板部5が雨水に晒されることがなくなるため、屋外仕様の電動機でも使用することができる。
【0020】
端子箱1とは、電動機100と電源の接続点の防水や保護の為、ハウジング10に取り付けられる箱である。電位差計は、接続点に接触しないように端子箱の側面に、振動で動いてしまわないように、固定する。電位差計を端子箱の中に固定することで、電動機100の外観を変更せずに済むため、例えば、顧客が電動機100の更新をしたい場合などに置き換えがしやすいというメリットがある。
【0021】
プローブ17とは、被測定対象の信号を検出し測定器まで伝送する機器であり、プローブによって軸受外輪4a及び軸受内輪4bの電位値を測定することができる。プローブと外輪及び板部5とは、例えばコンタクトプローブのようなもので外輪及び板部5の上部に接触することで、ある程度荷重をかけた状態でプローブのコンタクト部分と接触できる。
【0022】
電位差計で測定された電位差値は異常判断部22に伝送される。たとえばPLC(programmable logic controller)が異常判断部22の機能を実行するようにしてもよい。PLCに限らず、プロセッサーにより、記録部に格納されたプログラムを実行することで、異常判断部の処理を実行するようにしてもよい。電位差計から伝送された電位差の値が、定めておいた閾値を下回った場合、グリースが劣化したと、異常判断部は判断し、信号が表示灯21に伝送され表示灯が点灯するようにする。
【0023】
また、異常判断部22は、電位差計から伝送された電位差の変化率を算出し、電位差の変化率が、定めておいた閾値を上回った場合、軸受に異常が発生したと判断し、信号が表示灯21に伝送され表示灯が点滅するようにする。異常判断部22が、電位差の変化率を算出する例で説明した。それに限らず、電位差計が、電位差の変化率を算出し、変化率を異常判断部22に伝送するようにしてもよい。
【0024】
図5は、軸受内外輪間の電位差値の経時変化を示す概念図を示す。縦軸は、電位差Vを示し、横軸は、時間を示し、グリース劣化判定を説明する図である。
グリースは劣化が進むと鉄粉等、金属の摩耗粉が混入するため、グリースの電気抵抗が低下し、グリースが封入されている軸受外輪4aと内輪4b間の電位差も低下する。
【0025】
そこで、軸受外輪4aと内輪4b間の電位差がある閾値Voを下回ると、測定器に接続した表示灯が点灯するようにすることで、一目でグリースの交換時期かどうかを判断することができる。
【0026】
劣化判定基準を表す閾値Voの設定方法の一例としては、電動機を一般的なグリースの寿命と言われている6か月間連続で運転し、6か月後の軸受外輪と内輪間の電位差を測定し、その値を閾値Voとする。軸受温度が75℃を超える場合は、10℃超える毎にグリースの寿命が半減するといわれているため、軸受温度が75℃を超えないような環境で行う。またグリース劣化が進まないよう粉塵の少ない場所でおこなうものとする。
【0027】
また、図6に軸受内外輪間の電位差変化率の経時変化を示す概念図を示す。縦軸は、電位差Vを示し、横軸は、時間を示し、軸受異常判定を説明する図である。
【0028】
図6に示すように、軸受外輪4aと軸受内輪4b間の電位差が閾値Voを下回った時だけでなく、電位差の変化率が、定めておいた閾値Vを上回った場合も、軸受の異常が発生したとみなし、表示灯が点滅するようにする。そのようにすることで、グリース劣化だけでなく、軸受の異常も判断することができる。図6では、電位差の変化率の絶対値が急激に増加61して閾値Vを上回った場合、もしくは電位差の変化率の絶対値が急激な減少62して閾値Vを上回った場合を、軸受の異常と判断する例として示す。軸受4に発生する異常としては、フレーキング(剥離)、破損、きず、さび、クリープ、電食、焼き付き等がある。
【0029】
変化率の設定方法の一例としては、例えば上記いずれかの異常が発生した軸受と異常が発生していない軸受を用意し、軸受外輪4aと軸受内輪4b間の電位差を測定する。この2つの軸受は条件を合わせるために使用時間や使用環境が近いものを選択する。それぞれの軸受で測定された電位差の値と軸受の使用時間、軸受異常が発生してからの時間、更に未使用の軸受の軸受外輪4aと軸受内輪4b間の電位差より、時間に対する電位差の変化量を算出する。
【0030】
図7は、軸受の診断装置23の異常判断部の処理に関するフローチャートを示す。異常判断部22は、電位差測定部16からの電位差の信号を受け取り、処理がスタートする。
【0031】
異常判断部22は、電位差の変化率を算出し、電位差の変化率が定めておいた閾値を上回っているかどうかを判断する(S1ステップ)。
【0032】
電位差の変化率が閾値を上回っている場合(S1ステップのYES)には、軸受異常の発生とみなし、診断結果の出力として表示灯を点滅させるように制御する(S2ステップ)。
【0033】
電位差の変化率が閾値を上回っていない場合(S1ステップのNO)には、異常判断部22は、電位差の値が定めておいた閾値を下回っているかどうかを判断する(S3ステップ)。電位差の変化率を算出していない場合には、S1ステップは実行しないで、S3ステップを実行する。
【0034】
電位差が閾値を下回っている場合(S3ステップのYES)には、異常判断部22は、グリース劣化とみなし、診断結果の出力として表示灯を点灯させるように制御する(S4ステップ)。
【0035】
電位差が閾値を下回っていない場合(S3ステップのNO)には、S1ステップに戻る。図7に示すような流れでグリース劣化や軸受の異常を診断する。
【0036】
また一例として、インバータ駆動モータの場合は、図8に示すようにインバータ20に、電位差測定部16および異常判断部22、表示灯21を有した診断装置23を備える構成にしてもよい。軸受の診断装置23をインバータ20に設けることで、外付けの測定部が不要となる。また、モータとインバータのセット売りをするのに有利となる。
【0037】
本実施例によれば、軸受の種類によらず、グリース劣化、もしくは軸受け異常を判断することができる。また、適正な時期にグリース交換、もしくは軸受けの修理または交換を実施することができるようになる。
【実施例0038】
図9は、実施例2における軸受の診断装置の例を示す図である。実施例1と共通する事項は、説明を省略する。
【0039】
図9に示すように、モータが停止している状態で軸受内輪と外輪間の電位差を測定するのでもよい。図3に示すように、実施例1では電動機運転中に常時、軸受外輪4aと軸受内輪4b間の電位差を測定するのに対し、本実施例では、図9に示すように、電動機を停止した状態で、電位差の測定を行うものである。
【0040】
軸受内輪4bに接触するプローブは、エンドブラケットのグリース注入経路穴よりも細いものが用いられる。経路に沿ってプローブ17が挿入される。プローブ17は、軸受内輪4bに接触させる。また、モータが停止している状態で測定する場合は、プローブの接触部を直接軸に接触させてもよい。
【0041】
本実施例によれば、実施例1の効果を有するとともに、モータ停止している状態で、電位差測定部16が電圧を測定するので、サービスエンジニアが電動機100の点検を行う際に、電動機100を分解せずにグリースの劣化状態が判別できる。そのため、時間と費用を抑えることができる。また、モータ停止時に電圧測定することで、ブラシが不要となるため、メンテナンス工数を削減できる効果がある。
【符号の説明】
【0042】
1…端子箱、2…グリースニップル、3…エンドブラケット、4…軸受、5…板部、6…グリースカバー、7…軸、8…グリースカキ、9…コイルエンド、10…ハウジング、11…固定子、12…回転子、13…ファンカバー、14…冷却ファン、15…グリースポケット、16…電位差測定部、17…プローブ、18…導電部材、19…絶縁材、20…インバータ、21…表示灯、22…異常判断部、23…軸受の診断装置、100…電動機
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9