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特開2024-24816会議システムの制御方法、サーバー装置、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024024816
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】会議システムの制御方法、サーバー装置、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20230101AFI20240216BHJP
【FI】
G06Q10/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022127728
(22)【出願日】2022-08-10
(71)【出願人】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100179475
【弁理士】
【氏名又は名称】仲井 智至
(74)【代理人】
【識別番号】100216253
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 宏紀
(74)【代理人】
【識別番号】100225901
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 真之
(72)【発明者】
【氏名】大西 拓生
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA12
(57)【要約】
【課題】情報の新たな共有形態を実現する。
【解決手段】会議システム1の制御方法は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと通信するサーバー装置200が、第1端末装置100Aから会議資料を示す第1画像PDAを取得することと、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させることと、第2端末装置100Bから第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す第1情報JP1を受け付けた場合に、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させることと、第1画像PDAを第3端末装置100Cに表示させることと、を実行する。
【選択図】図12
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信するサーバー装置が、
前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、
前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、
前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、
前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、
前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、
を実行する、会議システムの制御方法。
【請求項2】
前記サーバー装置は、前記第1画像を複製した第1複製画像をメモリーに記憶させることを更に実行し、
前記第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置に表示させることは、
前記第1情報を受け付けた場合に、
前記第2画像を前記第1複製画像の前記第1部分に付加することによって前記第1合成画像を生成することと、
前記第1合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、
前記メモリーを参照することによって、前記第1合成画像を前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、
を含む、請求項1に記載の会議システムの制御方法。
【請求項3】
前記サーバー装置は、前記第2端末装置から前記第1情報を受け付けた後、前記第3端末装置から前記第1画像の第2部分に対する入力を示す第2情報を受け付けた場合に、
前記第1合成画像を、前記第2端末装置に表示させることと、
前記第2情報を示す第3画像を前記第1画像の第2部分に付加した第2合成画像を、前記第3端末装置に表示させることと、
前記第2情報を示す第3画像を前記第1合成画像の第2部分に付加した第3合成画像を、前記第1端末装置に表示させることと、
を含む、請求項2に記載の会議システムの制御方法。
【請求項4】
前記サーバー装置は、前記第1画像を複製した第2複製画像を前記メモリーに記憶させることを更に実行し、
前記第2合成画像を、前記第3端末装置に表示させることは、
前記第2情報を受け付けた場合に、
前記第3画像を前記第2複製画像の前記第2部分に付加することによって前記第2合成画像を生成することと、
前記第2合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、
前記メモリーを参照することによって、前記第2合成画像を前記第3端末装置に表示させることと、
を含む、請求項3に記載の会議システムの制御方法。
【請求項5】
前記第3合成画像を、前記第1端末装置に表示させることは、
前記第2情報を受け付けた場合に、
前記第3画像を前記第1合成画像の前記第2部分に付加することによって第3合成画像を生成することと、
前記第3合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、
前記メモリーを参照することによって、前記第3合成画像を前記第1端末装置に表示させることと、
を含む、請求項3に記載の会議システムの制御方法。
【請求項6】
前記サーバー装置は、
前記第1端末装置、前記第2端末装置、又は前記第3端末装置から、前記会議の終了を示す終了情報を取得することと、
前記終了情報を取得した場合に、
前記第3合成画像のリンク情報を前記第1端末装置に送信することと、
前記第1合成画像、及び前記第2合成画像を削除することと、
を実行する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の会議システムの制御方法。
【請求項7】
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信する通信インターフェースと、
少なくとも1つのプロセッサーと、を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記通信インターフェースを制御することによって、
前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、
前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、
前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、
前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、
前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、
を実行する、サーバー装置。
【請求項8】
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信することによって、
前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、
前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、
前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、
前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、
前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、
をサーバー装置のプロセッサーに実行させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会議システムの制御方法、サーバー装置、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、会議システムに関する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、会議参加者(ユーザー)の通信端末のディスプレイに、インターネットポータルサイトからダウンロードした資料が表示され、会議参加者が書込を行うと、書込まれた指摘内容が会議参加者の全てに通知されることが記載されている。また、特許文献1には、編集内容やコメントは、会議が終了すると会議後のマスターファイルとしてファイルサーバーに保存されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-41429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、書込まれた指摘内容が会議参加者の全てに通知されるが、必ずしも全員がすべての書き込みを見る必要があるとは限らない。そこで、会議参加者からの情報を共有する、新たな手法を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信するサーバー装置が、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、を実行する、会議システムの制御方法である。
【0006】
本開示の他の一態様は、第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信する通信インターフェースと、少なくとも1つのプロセッサーと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記通信インターフェースを制御することによって、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、を実行する、サーバー装置である。
【0007】
本開示の更に別の一態様は、第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信することによって、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、をサーバー装置のプロセッサーに実行させる、プログラムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る会議システムの構成の一例を示す図。
図2】本実施形態に係る第1端末装置の構成の一例を示す図。
図3】本実施形態に係る第2端末装置の構成の一例を示す図。
図4】本実施形態に係る第3端末装置の構成の一例を示す図。
図5】本実施形態に係るサーバー装置の構成の一例を示す図。
図6】画像処理部の処理の一例を示す図。
図7】第1画像の一例を示す図。
図8】第2端末装置に表示される入力画面の一例を示す図。
図9】第2端末装置に表示される第1合成画像の一例を示す図。
図10】第3端末装置に表示される第2合成画像の一例を示す図。
図11】第1端末装置に表示される第3合成画像の一例を示す図。
図12】サーバー装置の処理の一例を示すフローチャート。
図13】サーバー装置の処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[1.会議システムの全体構成]
図1は、本実施形態に係る会議システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、会議システム1は、端末装置100と、サーバー装置200と、を備える。端末装置100は、第1端末装置100Aと、第2端末装置100Bと、第3端末装置100Cと、で構成される。
第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cの各々は、サーバー装置200と、ネットワークNWを介して、通信可能に接続される。ネットワークNWは、例えば、インターネットである。
【0011】
第1端末装置100Aと、第2端末装置100Bと、第3端末装置100Cとは、略同一の構成を有する。そこで、以下の説明では、第1端末装置100Aと、第2端末装置100Bと、第3端末装置100Cとを区別しない場合には、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cの各々を、端末装置100と記載する場合がある。
【0012】
端末装置100は、例えば、パーソナルコンピューターである場合について説明する。
第1端末装置100Aを、第1ユーザーUAが操作し、第2端末装置100Bを第2ユーザーUBが操作し、第3端末装置100Cを第3ユーザーUCが操作する。
第1ユーザーUA、第2ユーザーUB、及び第3ユーザーUCが、会議システム1を介して、会議を実行する。
本実施形態では、「会議」とは、「狭義の会議」に限定されず、資料を用いた複数人での打合せであればよい。なお、「狭義の会議」とは、「関係者が集まり、特定の目的に関して意見交換、及び審議し、合意、及び施策などの意思決定をすること」を意味する。換言すれば、「会議」では、「狭義の会議」における「審議」をしなくてもよい。また、「会議」では、「狭義の会議」における「合意、及び施策などの意思決定」をしなくてもよい。
【0013】
第1端末装置100Aは、第1ユーザー画像PUAと第1音声情報SUAとをサーバー装置200へ送信する。第1ユーザー画像PUAは、第1ユーザーUAの画像である。第1ユーザー画像PUAは、第1端末装置100Aに配置されたカメラ120によって生成される。第1音声情報SUAは、第1ユーザーUAの発する音声を示す。第1音声情報SUAは、第1端末装置100Aに配置されたマイク130によって生成される。
【0014】
第2端末装置100Bは、第2ユーザー画像PUBと第2音声情報SUBとをサーバー装置200へ送信する。第2ユーザー画像PUBは、第2ユーザーUBの画像である。第2ユーザー画像PUBは、第2端末装置100Bに配置されたカメラ120によって生成される。第2音声情報SUBは、第2ユーザーUBの発する音声を示す。第2音声情報SUBは、第2端末装置100Bに配置されたマイク130によって生成される。
【0015】
第3端末装置100Cは、第3ユーザー画像PUCと第3音声情報SUCとをサーバー装置200へ送信する。第3ユーザー画像PUCは、第3ユーザーUCの画像である。第3ユーザー画像PUCは、第3端末装置100Cに配置されたカメラ120によって生成される。第3音声情報SUCは、第3ユーザーUCの発する音声を示す。第3音声情報SUCは、第3端末装置100Cに配置されたマイク130によって生成される。
【0016】
サーバー装置200は、第2ユーザー画像PUB、第3ユーザー画像PUC、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCを、第1端末装置100Aへ送信する。第1端末装置100Aは、第2ユーザー画像PUB及び第3ユーザー画像PUCを、第1端末装置100Aに配置された第1表示機構160のLCD(Liquid Crystal Display)に表示する。第1端末装置100Aは、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCに対応する音声を第1端末装置100Aに配置されたスピーカー140から出力する。
【0017】
サーバー装置200は、第1ユーザー画像PUA、第3ユーザー画像PUC、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCを、第2端末装置100Bへ送信する。第2端末装置100Bは、第1ユーザー画像PUA及び第3ユーザー画像PUCを、第2端末装置100Bに配置された第1表示機構160のLCDに表示する。第2端末装置100Bは、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCに対応する音声を第2端末装置100Bに配置されたスピーカー140から出力する。
【0018】
サーバー装置200は、第1ユーザー画像PUA、第2ユーザー画像PUB、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBを、第3端末装置100Cへ送信する。第3端末装置100Cは、第1ユーザー画像PUA及び第2ユーザー画像PUBを、第3端末装置100Cに配置された第1表示機構160のLCDに表示する。第3端末装置100Cは、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBに対応する音声を第3端末装置100Cに配置されたスピーカー140から出力する。
【0019】
本実施形態では、サーバー装置200は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと、Ethernet(登録商標)ケーブル等によって有線通信可能に接続される場合について説明するが、これに限定されない。サーバー装置200が、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと、Wi-Fi(登録商標)等によって無線通信可能に接続されてもよい。
また、本実施形態では、ネットワークNWがインターネットである場合について説明するが、これに限定されない。ネットワークNWが、例えばWAN(Wide Area Network)、でもよいし、LAN(Local Area Network)でもよい。
【0020】
[2.端末装置の構成]
次に、図2図4を参照して、端末装置100の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る第1端末装置100Aの構成の一例を示す図である。図3は、本実施形態に係る第2端末装置100Bの構成の一例を示す図である。図4は、本実施形態に係る第3端末装置100Cの構成の一例を示す図である。
【0021】
[2-1.第1端末装置の構成]
まず、図2を参照して、第1端末装置100Aの構成について説明する。図2に示すように、第1端末装置100Aは、第1制御部110、カメラ120、マイク130、スピーカー140、第1操作機構150、第1表示機構160、及び第1通信インターフェース170を備える。カメラ120、マイク130、スピーカー140、第1操作機構150、第1表示機構160、及び第1通信インターフェース170の各々は、第1制御部110からの指示に従って動作する。
【0022】
カメラ120は、第1制御部110からの指示に従って、第1ユーザー画像PUAを生成する。また、カメラ120は、生成した第1ユーザー画像PUAを第1制御部110へ出力する。
マイク130は、第1制御部110からの指示に従って、第1音声情報SUAを生成する。また、マイク130は、生成した第1音声情報SUAを第1制御部110へ出力する。
【0023】
スピーカー140は、第1制御部110からの指示に従って、音声を出力する。スピーカー140は、例えば、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCに対応する音声を出力する。
第1操作機構150は、例えば、マウス、及びキーボードを備え、第1ユーザーUAからの操作を受け付ける。そして、第1操作機構150は、受け付けた操作に対応する操作信号を生成し、生成した操作信号を第1制御部110へ出力する。
【0024】
第1表示機構160は、LCD等を備え、第1制御部110からの指示に従って、種々の画像をLCDに表示する。第1表示機構160は、例えば、第2ユーザー画像PUB、及び第3ユーザー画像PUCをLCDに表示する。また、第1表示機構160は、例えば、第1画像PDA、第1合成画像PS1、又は第3合成画像PS3を、LCDに表示する。
第1画像PDAについては、図7を参照して更に説明する。
第1合成画像PS1については、図9を参照して更に説明する。
第3合成画像PS3については、図11を参照して更に説明する。
【0025】
第1通信インターフェース170は、コネクター及びインターフェース回路を備え、第1制御部110に接続される。本実施形態では、第1通信インターフェース170は、例えば、Ethernet(登録商標)規格に則って、サーバー装置200と通信するためのインターフェースである。
【0026】
次に、第1端末装置100Aの第1制御部110の構成について説明する。
第1制御部110は、第1プロセッサー110A、及び第1メモリー110Bを備える。第1制御部110は、図2に示す第1端末装置100Aの各部の動作を制御する。第1制御部110には、カメラ120、マイク130、スピーカー140、第1操作機構150、第1表示機構160、及び第1通信インターフェース170が接続される。
【0027】
第1プロセッサー110Aは、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、マイコン等で構成される。第1プロセッサー110Aは、複数のプロセッサーにより構成されてもよいし、単一のプロセッサーで構成されてもよい。
第1プロセッサー110Aが、後述する各部の機能を実現するようにプログラムされたハードウェアであってもよい。すなわち、第1プロセッサー110Aは、第1制御プログラムPG1をハードウェア回路として搭載した構成であってもよい。この場合には、例えば、第1プロセッサー110Aは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成される。
以下の説明では、第1プロセッサー110Aが第1制御プログラムPG1を実行することによって、第1制御部110の各種の機能を実現する場合について説明する。
【0028】
第1メモリー110Bは、第1プロセッサー110Aが実行するプログラムや、第1プロセッサー110Aにより処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。第1メモリー110Bは、第1プロセッサー110Aが実行する第1制御プログラムPG1、及び、端末装置100の動作に関する各種の設定値を含む設定データ等を記憶する。
第1メモリー110Bは、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。第1メモリー110Bは、不揮発性記憶領域として、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を備えてもよい。また、第1メモリー110Bは、揮発性記憶領域を備え、第1プロセッサー110Aが実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。第1メモリー110Bは、揮発性記憶領域として、例えば、RAM(Random Access Memory)等を備えてもよい。
【0029】
また、図2に示すように、第1制御部110は、画像音声受付部111、画像音声出力部112、操作受付部113、表示制御部114、第1通信制御部115、及び第1表示画像記憶部116を備える。これらの各部は、例えば、第1プロセッサー110Aが第1制御プログラムPG1を実行することによって、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現される。
【0030】
第1表示画像記憶部116は、予め、第1画像PDAを記憶する。第1画像PDAは、会議資料を示す。第1画像PDAは、表示制御部114によって読み出される。また、第1画像PDAは、第1通信制御部115によってサーバー装置200へ送信される。
また、第1表示画像記憶部116は、第1合成画像PS1、及び第3合成画像PS3を記憶する。第1合成画像PS1、及び第3合成画像PS3の各々は、第1通信制御部115によって、サーバー装置200から受信され、第1通信制御部115によって、第1表示画像記憶部116に記憶される。
また、第1表示画像記憶部116は、リンク情報LNを記憶する。リンク情報LNは、第1通信制御部115によってサーバー装置200から受信され、第1通信制御部115によって第1表示画像記憶部116に記憶される。
第1画像PDAについては、図7を参照して更に説明する。
【0031】
画像音声受付部111は、カメラ120に第1ユーザー画像PUAを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第1ユーザー画像PUAを取得する。
また、画像音声受付部111は、マイク130に第1音声情報SUAを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第1音声情報SUAを取得する。
また、画像音声受付部111は、サーバー装置200から、第2ユーザー画像PUB、第3ユーザー画像PUC、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCを受け付ける。
【0032】
画像音声出力部112は、第2ユーザー画像PUB、及び第3ユーザー画像PUCを、第1表示機構160のLCDに表示させる。
また、画像音声出力部112は、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCに対応する音声を、スピーカー140に出力させる。
【0033】
操作受付部113は、第1操作機構150を介して、第1ユーザーUAからの操作を受け付ける。
【0034】
表示制御部114は、第1画像PDAを第1表示画像記憶部116から読み出して、第1画像PDAを第1表示機構160のLCDに表示させる。
また、表示制御部114は、第1通信制御部115が第1合成画像PS1を受信した場合に、第1画像PDAに換えて、第1合成画像PS1を第1表示機構160のLCDに表示させる。また、表示制御部114は、第1合成画像PS1を第1表示画像記憶部116に記憶させる。
また、表示制御部114は、第1通信制御部115が第3合成画像PS3を受信した場合に、第1合成画像PS1に換えて、第3合成画像PS3を第1表示機構160のLCDに表示させる。また、表示制御部114は、第3合成画像PS3を第1表示画像記憶部116に記憶させる。
また、表示制御部114は、第1通信制御部115が第3合成画像PS3のリンク情報LNを受信した場合に、リンク画像PLNを第1表示機構160のLCDに表示させる。リンク画像PLNは、リンク情報LNを示す画像である。リンク画像PLNは、例えば、ショートカット画像である。また、表示制御部114は、リンク情報LNを第1表示画像記憶部116に記憶させる。
リンク画像PLNが、第1ユーザーUAによってクリックされた場合には、表示制御部114は、サーバー装置200から第3合成画像PS3を取得する。そして、表示制御部114は、取得した第3合成画像PS3を第1表示機構160のLCDに表示させる。
【0035】
第1通信制御部115は、第1ユーザー画像PUA、及び第1音声情報SUAをサーバー装置200へ送信する。また、第1通信制御部115は、サーバー装置200からの要求に応じて、第1画像PDAをサーバー装置200へ送信する。
また、第1通信制御部115は、第2ユーザー画像PUB、第3ユーザー画像PUC、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCを、サーバー装置200から受信する。また、第1通信制御部115は、第1合成画像PS1、第3合成画像PS3、及びリンク情報LNをサーバー装置200から受信する。
【0036】
[2-2.第2端末装置の構成]
次に、図3を参照して、第2端末装置100Bの構成について説明する。第2端末装置100Bの構成は、第1端末装置100Aの構成と略同一である。以下では、第2端末装置100Bの構成のうち、第1端末装置100Aの構成と相違する点について主に説明する。
図3に示すように、第2端末装置100Bの第1制御部110は、画像音声受付部111、画像音声出力部112、操作受付部113、表示制御部114、第1通信制御部115、及び第1表示画像記憶部116を備える。
【0037】
第1表示画像記憶部116は、第1画像PDA、及び第1合成画像PS1を記憶する。第1画像PDA、及び第1合成画像PS1の各々は、第1通信制御部115によってサーバー装置200から受信され、第1通信制御部115によって、第1表示画像記憶部116に記憶される。
【0038】
画像音声受付部111は、カメラ120に第2ユーザー画像PUBを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第2ユーザー画像PUBを取得する。
また、画像音声受付部111は、マイク130に第2音声情報SUBを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第2音声情報SUBを取得する。
また、画像音声受付部111は、サーバー装置200から、第1ユーザー画像PUA、第3ユーザー画像PUC、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCを受け付ける。
【0039】
画像音声出力部112は、第1ユーザー画像PUA、及び第3ユーザー画像PUCを、第1表示機構160のLCDに表示させる。
また、画像音声出力部112は、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCに対応する音声を、スピーカー140に出力させる。
【0040】
操作受付部113は、第1操作機構150を介して、第2ユーザーUBからの操作を受け付ける。操作受付部113は、例えば、図8に示す入力画面400に表示された第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を受け付ける。操作受付部113は、第1情報JP1を、第1通信制御部115を介して、サーバー装置200へ送信する。第1情報JP1は、第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す。
第1部分QA1、及び第1情報JP1については、図8を参照して更に説明する。
【0041】
表示制御部114は、第1通信制御部115が第1画像PDAを受信した場合には、図8に示す入力画面400を、第1表示機構160のLCDに表示させる。入力画面400は、第1画像PDAを含む。
また、第1通信制御部115が第1合成画像PS1を受信した場合には、表示制御部114は、第1画像PDAに換えて、第1合成画像PS1を第1表示機構160のLCDに表示させる。
【0042】
第1通信制御部115は、第2ユーザー画像PUB、及び第2音声情報SUBをサーバー装置200へ送信する。また、第1通信制御部115は、第1情報JP1をサーバー装置200へ送信する。
また、第1通信制御部115は、第1ユーザー画像PUA、第3ユーザー画像PUC、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCを、サーバー装置200から受信する。また、第1通信制御部115は、第1合成画像PS1をサーバー装置200から受信する。
【0043】
[2-3.第3端末装置の構成]
次に、図4を参照して、第3端末装置100Cの構成について説明する。第3端末装置100Cの構成は、第1端末装置100Aの構成と略同一である。以下では、第3端末装置100Cの構成のうち、第1端末装置100Aの構成と相違する点について主に説明する。
図4に示すように、第3端末装置100Cの第1制御部110は、画像音声受付部111、画像音声出力部112、操作受付部113、表示制御部114、第1通信制御部115、及び第1表示画像記憶部116を備える。
【0044】
第1表示画像記憶部116は、第1画像PDA、及び第2合成画像PS2を記憶する。第1画像PDA、及び第2合成画像PS2の各々は、第1通信制御部115によってサーバー装置200から受信され、第1通信制御部115によって、第1表示画像記憶部116に記憶される。
【0045】
画像音声受付部111は、カメラ120に第3ユーザー画像PUCを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第3ユーザー画像PUCを取得する。
また、画像音声受付部111は、マイク130に第3音声情報SUCを生成させる。また、画像音声受付部111は、生成された第3音声情報SUCを取得する。
また、画像音声受付部111は、サーバー装置200から、第1ユーザー画像PUA、第2ユーザー画像PUB、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBを受け付ける。
【0046】
画像音声出力部112は、第1ユーザー画像PUA、及び第2ユーザー画像PUBを、第1表示機構160のLCDに表示させる。
また、画像音声出力部112は、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBに対応する音声を、スピーカー140に出力させる。
【0047】
操作受付部113は、第1操作機構150を介して、第3ユーザーUCからの操作を受け付ける。操作受付部113は、例えば、図8に示す入力画面400に表示された第1画像PDAの第2部分QA2に対する入力を受け付ける。操作受付部113は、第2情報JP2を、第1通信制御部115を介して、サーバー装置200へ送信する。第2情報JP2は、第1画像PDAの第2部分QA2に対する入力を示す。
第2部分QA2、及び第2情報JP2については、図8を参照して更に説明する。
【0048】
表示制御部114は、第1通信制御部115が第1画像PDAを受信した場合には、図8に示す入力画面400を、第1表示機構160のLCDに表示させる。入力画面400は、第1画像PDAを含む。
また、第1通信制御部115が第2合成画像PS2を受信した場合には、表示制御部114は、第1画像PDAに換えて、第2合成画像PS2を第1表示機構160のLCDに表示させる。
【0049】
第1通信制御部115は、第3ユーザー画像PUC、及び第3音声情報SUCをサーバー装置200へ送信する。また、第1通信制御部115は、第2情報JP2をサーバー装置200へ送信する。
また、第1通信制御部115は、第1ユーザー画像PUA、第2ユーザー画像PUB、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBを、サーバー装置200から受信する。また、第1通信制御部115は、第2合成画像PS2をサーバー装置200から受信する。
【0050】
[3.サーバー装置の構成]
次に、図5を参照して、サーバー装置200の構成について説明する。図5は、本実施形態に係るサーバー装置200の構成の一例を示す図である。図5に示すように、サーバー装置200は、第2制御部210、第2操作機構220、第2表示機構230、及び第2通信インターフェース240を備える。第2制御部210は、第2プロセッサー210A、及び第2メモリー210Bを備える。第2制御部210は、サーバー装置200の各部の動作を制御する。
また、第2制御部210には、第2操作機構220、第2表示機構230、及び第2通信インターフェース240が接続される。
【0051】
第2操作機構220は、種々のキー、ボタン等を備え、ユーザーからの操作を受け付ける。第2操作機構220を操作するユーザーは、例えば、サーバー装置200の管理者である。そして、第2操作機構220は、受け付けた操作に対応する操作信号を生成し、生成した操作信号を第2制御部210へ出力する。
第2表示機構230は、LCD等を備え、第2制御部210からの指示に従って、種々の画像をLCDに表示する。
第2通信インターフェース240は、コネクター及びインターフェース回路を備え、第2制御部210に接続される。本実施形態では、第2通信インターフェース240は、例えば、Ethernet(登録商標)規格に則って、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cの各々と通信するためのインターフェースである。
第2通信インターフェース240は、「通信インターフェース」の一例に対応する。
【0052】
第2プロセッサー210Aは、CPU、DSP、マイコン等で構成される。第2プロセッサー210Aは、複数のプロセッサーにより構成されてもよいし、単一のプロセッサーで構成されてもよい。
第2プロセッサー210Aが、後述する各部の機能を実現するようにプログラムされたハードウェアであってもよい。すなわち、第2プロセッサー210Aは、第2制御プログラムPG2をハードウェア回路として搭載した構成であってもよい。この場合には、例えば、第2プロセッサー210Aは、ASIC、FPGA等で構成される。
以下の説明では、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPG2を実行することによって、第2制御部210の各種の機能を実現する場合について説明する。
【0053】
第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aが実行するプログラムや、第2プロセッサー210Aにより処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aが実行する第2制御プログラムPG2、及び、サーバー装置200の動作に関する各種の画像データ、設定データ等を記憶する。
第2メモリー210Bは、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。第2メモリー210Bは、不揮発性記憶領域として、例えば、ROM、HDD、SSD等を備えてもよい。また、第2メモリー210Bは、揮発性記憶領域を備え、第2プロセッサー210Aが実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。第2メモリー210Bは、揮発性記憶領域として、例えば、RAM等を備えてもよい。
【0054】
また、図5に示すように、第2制御部210は、画像制御部211、音声制御部212、取得部213、情報受付部214、画像処理部215、第2通信制御部216、及び第2表示画像記憶部217、を備える。これらの各部は、例えば、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPG2を実行することによって、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現される。
第2制御プログラムPG2は、「プログラム」の一例に対応する。
第2プロセッサー210Aは、「少なくとも1つのプロセッサー」の一例に対応する。
【0055】
第2表示画像記憶部217は、第1画像PDA、第1複製画像PDA1、及び第2複製画像PDA2を記憶する。第1画像PDAは、取得部213によって、第1端末装置100Aから取得され、取得部213によって、第2表示画像記憶部217に記憶される。第1複製画像PDA1、及び第2複製画像PDA2の各々は、画像処理部215によって生成され、第2表示画像記憶部217に記憶される。
また、第2表示画像記憶部217は、第1合成画像PS1、第2合成画像PS2、及び、第3合成画像PS3を記憶する。第1合成画像PS1、第2合成画像PS2、及び、第3合成画像PS3の各々は、画像処理部215によって生成され、画像処理部215によって第2表示画像記憶部217に記憶される。
第2表示画像記憶部217は、「メモリー」の一例に対応する。
【0056】
画像制御部211は、第1端末装置100Aから第1ユーザー画像PUAを取得する。また、画像制御部211は、第2端末装置100Bから第2ユーザー画像PUBを取得する。また、画像制御部211は、第3端末装置100Cから第3ユーザー画像PUCを取得する。
また、画像制御部211は、第2通信インターフェース240を制御して、第1端末装置100Aに、第2ユーザー画像PUB、及び第3ユーザー画像PUCを送信することによって、第1端末装置100Aに、第2ユーザー画像PUB、及び第3ユーザー画像PUCを表示させる。また、画像制御部211は、第2通信インターフェース240を制御して、第2端末装置100Bに、第1ユーザー画像PUA、及び第3ユーザー画像PUCを送信することによって、第2端末装置100Bに、第1ユーザー画像PUA、及び第3ユーザー画像PUCを表示させる。また、画像制御部211は、第2通信インターフェース240を制御して、第3端末装置100Cに、第1ユーザー画像PUA、及び第2ユーザー画像PUBを送信することによって、第3端末装置100Cに、第1ユーザー画像PUA、及び第2ユーザー画像PUBを表示させる。
【0057】
音声制御部212は、第1端末装置100Aから第1音声情報SUAを取得する。また、音声制御部212は、第2端末装置100Bから第2音声情報SUBを取得する。また、音声制御部212は、第3端末装置100Cから第3音声情報SUCを取得する。
また、音声制御部212は、第1端末装置100Aに、第2音声情報SUB及び第3音声情報SUCに対応する音声を出力させる。また、音声制御部212は、第2端末装置100Bに、第1音声情報SUA及び第3音声情報SUCに対応する音声を出力させる。また、音声制御部212は、第3端末装置100Cに、第1音声情報SUA及び第2音声情報SUBに対応する音声を出力させる。
【0058】
取得部213は、第1端末装置100Aから第1画像PDAを取得する。取得部213は、第1画像PDAを、第2表示画像記憶部217に記憶させる。
【0059】
情報受付部214は、第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付ける。第1情報JP1は、第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す。また、情報受付部214は、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付ける。第2情報JP2は、第1画像PDAの第2部分QA2に対する入力を示す。
また、情報受付部214は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、又は第3端末装置100Cから終了情報JEを受け付ける。終了情報JEは、会議の終了を示す。
【0060】
次に、図5、及び図6を参照して、画像処理部215について説明する。図6は、画像処理部215の処理の一例を示す図である。
図6に示すように、画像処理部215は、第1画像PDAを複製した第1複製画像PDA1を生成し、生成した第1複製画像PDA1を第2表示画像記憶部217に記憶させる。また、画像処理部215は、第1画像PDAを複製した第2複製画像PDA2を生成し、生成した第2複製画像PDA2を第2表示画像記憶部217に記憶させる。
【0061】
情報受付部214が第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けた場合に、画像処理部215は、第1合成画像PS1を生成し、第2通信インターフェース240を制御して、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに送信することによって、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに表示させる。
図6に示すように、第1合成画像PS1は、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した画像である。画像処理部215は、例えば、以下の手順で、第1合成画像PS1を第2表示画像記憶部217に記憶させる。まず、画像処理部215は、第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加して、第1合成画像PS1を生成する。次に、画像処理部215は、生成した第1合成画像PS1を、第1複製画像PDA1に換えて、第2表示画像記憶部217に記憶させる。例えば、画像処理部215は、第2表示画像記憶部217に記憶されている第1複製画像PDA1を第1合成画像PS1で上書きする。なお、画像処理部215は、第1複製画像PDA1に加えて、第1合成画像PS1を第2表示画像記憶部217に記憶させてもよい。この場合には、保存した時刻が最新の画像を、第2通信インターフェース240を制御して、第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに送信することによって、保存した時刻が最新の画像を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに表示させる。
【0062】
情報受付部214が第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けた後に、第3端末装置100Cから第1画像PDAの第2部分QA2に対する入力を示す第2情報JP2を受け付けた場合に、画像処理部215は、以下の処理を実行する。すなわち、画像処理部215は、第2合成画像PS2、及び第3合成画像PS3を生成し、第2通信インターフェース240を制御して、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに送信することによって、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに表示させ、第2通信インターフェース240を制御して、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに送信することによって、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに表示させる。
図6に示すように、第2合成画像PS2は、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第1画像PDAの第2部分QA2に付加した画像である。画像処理部215は、例えば、以下の手順で、第2合成画像PS2を第2表示画像記憶部217に記憶させる。まず、画像処理部215は、第3画像PDCを第2複製画像PDA2の第2部分QA2に付加して第2合成画像PS2を生成する。次に、画像処理部215は、生成した第2合成画像PS2を、第2複製画像PDA2に換えて、第2表示画像記憶部217に記憶させる。例えば、画像処理部215は、第2表示画像記憶部217に記憶されている第2複製画像PDA2を第2合成画像PS2で上書きする。なお、画像処理部215は、第2複製画像PDA2に加えて、第2合成画像PS2を第2表示画像記憶部217に記憶させてもよい。この場合には、保存した時刻が最新の画像を、第2通信インターフェース240を制御して、第3端末装置100Cに送信することによって、保存した時刻が最新の画像を第3端末装置100Cに表示させる。
図6に示すように、第3合成画像PS3は、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加した画像である。画像処理部215は、例えば、以下の手順で、第3合成画像PS3を第2表示画像記憶部217に記憶させる。まず、画像処理部215は、第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加して第3合成画像PS3を生成する。次に、画像処理部215は、生成した第3合成画像PS3を、第2表示画像記憶部217に記憶させる。
【0063】
上述の処理によって、第2表示画像記憶部217が記憶する画像は、以下のように変化する。第1情報JP1を受け付ける前には、第2表示画像記憶部217は、第1画像PDA、第1複製画像PDA1、及び第2複製画像PDA2を記憶する。第1情報JP1を受け付けた後で、且つ、第2情報JP2を受け付ける前の期間では、第2表示画像記憶部217は、第1画像PDA、第1合成画像PS1、及び第2複製画像PDA2を記憶する。第2情報JP2を受け付けた後では、第2表示画像記憶部217は、第1画像PDA、第1合成画像PS1、第2合成画像PS2、及び第3合成画像PS3を記憶する。
【0064】
情報受付部214が終了情報JEを受け付けた場合には、画像処理部215は、第3合成画像PS3のリンク画像PLNを第1端末装置100Aに表示させる。リンク画像PLNは、リンク情報LNを示す画像である。リンク画像PLNは、例えば、ショートカット画像である。また、画像処理部215は、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2を第2表示画像記憶部217から削除する。
すなわち、情報受付部214が終了情報JEを受け付けた場合には、第2表示画像記憶部217は、第1画像PDAと第3合成画像PS3とを記憶する。
【0065】
本実施形態では、画像処理部215が第3合成画像PS3を生成した場合に、第3合成画像PS3を第2表示画像記憶部217に記憶する場合について説明するが、これに限定されない。画像処理部215が第3合成画像PS3を生成した場合に、第3合成画像PS3を、第1画像PDAに換えて、第2表示画像記憶部217に記憶してもよい。この場合には、第2表示画像記憶部217に必要な記憶容量を削減できる。
【0066】
図5に戻り、第2通信制御部216は、第1ユーザー画像PUA、及び第1音声情報SUAを第1端末装置100Aから受信する。また、第2通信制御部216は、第2ユーザー画像PUB、及び第2音声情報SUBを第2端末装置100Bから受信する。また、第2通信制御部216は、第3ユーザー画像PUC、及び第3音声情報SUCを第3端末装置100Cから受信する。
また、第2通信制御部216は、第2ユーザー画像PUB、第3ユーザー画像PUC、第2音声情報SUB、及び第3音声情報SUCを第1端末装置100Aへ送信する。また、第2通信制御部216は、第1ユーザー画像PUA、第3ユーザー画像PUC、第1音声情報SUA、及び第3音声情報SUCを第2端末装置100Bへ送信する。また、第2通信制御部216は、第1ユーザー画像PUA、第2ユーザー画像PUB、第1音声情報SUA、及び第2音声情報SUBを第3端末装置100Cへ送信する。
【0067】
また、第2通信制御部216は、第1端末装置100Aから第1画像PDAを受信する。また、第2通信制御部216は、第2端末装置100Bから第1情報JP1を受信する。また、第2通信制御部216は、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受信する。また、第2通信制御部216は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、又は第3端末装置100Cから終了情報JEを受信する。
第2端末装置100Bから第1情報JP1を受信した場合に、第2通信制御部216は、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに送信する。情報受付部214が第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けた後に、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付けた場合に、第2通信制御部216は、以下の処理を実行する。すなわち、第2通信制御部216は、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに送信し、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに送信する。
また、情報受付部214が終了情報JEを受け付けた場合には、第2通信制御部216は、第3合成画像PS3のリンク情報LNを第1端末装置100Aに送信する。
【0068】
[4.画像、画面図の具体例]
次に、図7図11を参照して、第1画像PDA、入力画面400、第1合成画像PS1、第2合成画像PS2、及び第3合成画像PS3の具体例について説明する。
まず、図7を参照して、第1画像PDAについて説明する。図7は、第1画像PDAの一例を示す図である。第1画像PDAは、会議資料を示す。
【0069】
図7に示すように、第1画像PDAは、例えば、第1ユーザーUAの自己紹介の資料である。第1画像PDAは、タイトル301、名前表示部302、出身表示部303、大学表示部304、趣味表示部305、及び特技表示部306を含む。
例えば、出身表示部303には、「長野県諏訪市」と記載され、第1ユーザーUAが「長野県諏訪市」の出身であることを示す。
また、例えば、趣味表示部305には、「時計集め」と記載され、第1ユーザーUAの趣味が「時計集め」であることを示す。
また、図7に示すように、第1複製画像PDA1、及び第2複製画像PDA2は、第1画像PDAと同一の内容の画像である。
【0070】
次に、図8を参照して、入力画面400について説明する。図8は、第2端末装置100Bに表示される入力画面400の一例を示す図である。
入力画面400は、第2ユーザーUBが第1画像PDAに対して入力を行う場合に表示される。入力画面400は、第1画像PDAと、入力項目選択部410と、を含む。
入力項目選択部410は、例えば、名前表示部302、出身表示部303、大学表示部304、趣味表示部305、及び特技表示部306のいずれかがクリックされた場合に、表示制御部114によって第1表示機構160のLCDに表示される。図8では、出身表示部303がクリックされた場合について説明する。
【0071】
第2ユーザーUBは、カーソルCRを出身表示部303の位置に移動し、マウスをクリックする。この操作を表示制御部114が受け付けた場合に、図8に示すように、表示制御部114は、出身表示部303の右下方向に入力項目選択部410を表示する。また、表示制御部114は、出身表示部303にマーカーを付与し、出身表示部303が選択状態であることを示す。
【0072】
入力項目選択部410は、例えば、いいね入力アイコン411、コメント入力アイコン412、及びペンアイコン413を含む。
いいね入力アイコン411は、第2ユーザーUBが、いわゆる、「いいね」を入力する場合にクリックされる。
コメント入力アイコン412は、第2ユーザーUBが、コメントを入力する場合にクリックされる。コメント入力アイコン412がクリックされた場合には、表示制御部114は、図略のコメント入力部を表示する。第2ユーザーUBは、コメント入力部に、キーボード等を操作してコメントを入力する。コメントの入力が完了した場合には、例えば、第2ユーザーUBは、コメント入力アイコン412を再度クリックする。
ペンアイコン413は、第2ユーザーUBが、手書き入力を行う場合にクリックされる。ペンアイコン413がクリックされた場合には、表示制御部114は、第2ユーザーUBからのマウス操作に応じて、手書き画像を生成する。手書き入力が完了した場合には、例えば、第2ユーザーUBは、ペンアイコン413を再度クリックする。
【0073】
本実施形態では、第2ユーザーUBが出身表示部303を選択して、いいね入力アイコン411をクリックする場合について説明する。この場合には、出身表示部303が第1部分QA1に対応し、第1情報JP1が出身表示部303に対する「いいね」の入力を示す。
また、第3ユーザーUCは、第3端末装置100Cに表示される入力画面400において、趣味表示部305を選択して、コメント入力アイコン412をクリックする場合について説明する。また、第3ユーザーUCが、「どんな時計が好きですか?」というコメントを入力する場合について説明する。この場合には、趣味表示部305が第2部分QA2に対応し、第2情報JP2が趣味表示部305に対する「どんな時計が好きですか?」というコメントの入力を示す。
【0074】
次に、図9を参照して、第1合成画像PS1について説明する。図9は、第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに表示される第1合成画像PS1の一例を示す図である。
図9に示すように、第1合成画像PS1は、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加した画像である。第1合成画像PS1は、サーバー装置200の画像処理部215によって生成される。第1部分QA1は、例えば、出身表示部303である。
【0075】
第2画像PDBは、下線画像511と、内容画像512と、を含む。
下線画像511は、第1情報JP1が出身表示部303に対する入力であることを示す。下線画像511は、出身表示部303に付与された下線の画像である。
内容画像512は、第1情報JP1が「いいね」の入力であることを示す。内容画像512は、例えば、「いいねが付きました」という文字画像である。内容画像512は、「いいね」を表すアイコンであってもよい。
【0076】
第1合成画像PS1が第1端末装置100Aに表示されるため、第1ユーザーUAは、出身表示部303対して「いいね」が入力されたことを視認できる。
また、第1合成画像PS1が第2端末装置100Bに表示されるため、第2ユーザーUBは、自分が入力した内容を確認できる。
【0077】
次に、図10を参照して、第2合成画像PS2について説明する。図10は、第3端末装置100Cに表示される第2合成画像PS2の一例を示す図である。
図10に示すように、第2合成画像PS2は、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第2複製画像PDA2の第2部分QA2に付加した画像である。第2合成画像PS2は、サーバー装置200の画像処理部215によって生成される。第2部分QA2は、例えば、趣味表示部305である。
【0078】
第3画像PDCは、下線画像611と、内容画像612と、を含む。
下線画像611は、第2情報JP2が趣味表示部305に対する入力であることを示す。下線画像611は、趣味表示部305に付与された下線の画像である。
内容画像612は、第2情報JP2が「どんな時計が好きですか?」というコメントの入力であることを示す。内容画像512は、例えば、「どんな時計が好きですか?」という文字画像である。
【0079】
第2合成画像PS2が第3端末装置100Cに表示されるため、第3ユーザーUCは、自分が入力した内容を確認できる。
【0080】
次に、図11を参照して、第3合成画像PS3について説明する。図11は、第1端末装置100Aに表示される第3合成画像PS3の一例を示す図である。
図12に示すように、第3合成画像PS3は、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加した画像である。第3合成画像PS3は、サーバー装置200の画像処理部215によって生成される。第2部分QA2は、例えば、趣味表示部305である。
第3画像PDCは、図10と同様に、下線画像611と、内容画像612と、を含む。
【0081】
また、図9を参照して説明したように、第1合成画像PS1は、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加した画像である。
換言すれば、第3合成画像PS3は、第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加し、第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加した画像である。
【0082】
第3合成画像PS3が第1端末装置100Aに表示されるため、第1ユーザーUAは、出身表示部303対して「いいね」が入力されたこと、及び、趣味表示部305に対して「どんな時計が好きですか?」というコメントが入力されたこと、を視認できる。
【0083】
[5.制御部の処理]
次に、図12図13を参照して、サーバー装置200の第2制御部210の処理について説明する。図12図13は、サーバー装置200の処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、サーバー装置200が、第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けた後、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付ける場合について説明する。また、サーバー装置200が、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付けた後、第1端末装置100A、第2端末装置100B、又は、第3端末装置100Cから終了情報JEを受け付ける場合について説明する。
【0084】
図12に示すように、まず、ステップS101において、取得部213は、第1端末装置100Aから第1画像PDAを取得する。
次に、ステップS103において、画像処理部215は、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させる。画像処理部215は、例えば、第2通信インターフェース240を制御して、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに送信することによって、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させる。
次に、ステップS105において、情報受付部214は、第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けたか否かを判定する。
第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けていないと情報受付部214が判定した場合(ステップS105;NO)には、処理が図13のステップS121へ進む。第2端末装置100Bから第1情報JP1を受け付けたと情報受付部214が判定した場合(ステップS105;YES)には、処理がステップS107へ進む。
【0085】
そして、ステップS107において、画像処理部215は、第1合成画像PS1を生成する。
次に、ステップS109において、画像処理部215は、第2通信インターフェース240を制御して、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに送信することによって、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bに表示させる。換言すれば、画像処理部215は、第1画像PDAに換えて、第1合成画像PS1を第1端末装置100A、及び第2端末装置100Bの各々に表示させる。なお、画像処理部215は、第3端末装置100Cに、第1画像PDAを継続して表示させる。
次に、ステップS111において、情報受付部214は、第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付けたか否かを判定する。
第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付けていないと情報受付部214が判定した場合(ステップS111;NO)には、処理が図13のステップS121へ進む。第3端末装置100Cから第2情報JP2を受け付けたと情報受付部214が判定した場合(ステップS111;YES)には、処理がステップS113へ進む。
【0086】
そして、ステップS113において、画像処理部215は、第2合成画像PS2を生成する。
次に、ステップS115において、画像処理部215は、第2通信インターフェース240を制御して、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに送信することによって、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに表示させる。換言すれば、画像処理部215は、第1画像PDAに換えて、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに表示させる。
次に、ステップS117において、画像処理部215は、第3合成画像PS3を生成する。
次に、ステップS119において、画像処理部215は、第2通信インターフェース240を制御して、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに送信することによって、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに表示させる。換言すれば、画像処理部215は、第1合成画像PS1に換えて、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに表示させる。
【0087】
次に、図13に示すように、ステップS121において、情報受付部214は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、又は、第3端末装置100Cから終了情報JEを受け付けたか否かを判定する。
終了情報JEを受け付けていないと情報受付部214が判定した場合(ステップS121;NO)には、処理が図12のステップS105へ戻る。終了情報JEを受け付けたと情報受付部214が判定した場合(ステップS121;YES)には、処理がステップS123へ進む。
そして、ステップS123において、画像処理部215は、第3合成画像PS3のリンク画像PLNを第1端末装置100Aに表示させる。換言すれば、画像処理部215は、第1端末装置100Aに、第3合成画像PS3の表示を終了させて、リンク画像PLNを表示させる。また、画像処理部215は、第2端末装置100Bに第1合成画像PS1の表示を終了させる。また、画像処理部215は、第3端末装置100Cに第2合成画像PS2の表示を終了させる。
次に、ステップS125において、画像処理部215は、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2を第2表示画像記憶部217から削除する。その後、処理が終了する。
【0088】
[6.構成と効果]
以上説明したように、本実施形態の会議システム1の制御方法は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと通信するサーバー装置200が、第1端末装置100Aから会議資料を示す第1画像PDAを取得することと、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させることと、第2端末装置100Bから第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す第1情報JP1を受け付けた場合に、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させることと、第1画像PDAを第3端末装置100Cに表示させることと、を実行する。
【0089】
この構成によれば、サーバー装置200は、第2端末装置100Bから第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す第1情報JP1を受け付けた場合に、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させ、第1画像PDAを第3端末装置100Cに表示させる。
よって、第2ユーザーUBが第2端末装置100Bに入力した第1情報JP1は、第1端末装置100Aを操作する第1ユーザーUAと、第2ユーザーUBとの間で共有されるが、第3端末装置100Cを操作する第3ユーザーUCとは共有されない。本実施形態の会議システム1の制御方法によって、このような情報の新たな共有形態を実現できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
【0090】
また、サーバー装置200は、第1画像PDAを複製した第1複製画像PDA1を第2表示画像記憶部217に記憶させることを更に実行し、第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bに表示させることは、第1情報JP1を受け付けた場合に、第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加することによって第1合成画像PS1を生成することと、第1合成画像PS1を、第2表示画像記憶部217に記憶させることと、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第1合成画像PS1を第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させることと、を含む。
この構成によれば、サーバー装置200は、第1情報JP1を受け付けた場合に、第2画像PDBを第1複製画像PDA1の第1部分QA1に付加することによって第1合成画像PS1を生成する。また第1合成画像PS1を、第2表示画像記憶部217に記憶させ、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第1合成画像PS1を第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させる。
よって、第1画像PDAを加工することなく、第1合成画像PS1を生成できる。したがって、第1画像PDAを、第1ユーザーUA、第2ユーザーUB、及び第3ユーザーUCが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0091】
また、サーバー装置200は、第2端末装置100Bから第1情報JP1受け付けた後、第3端末装置100Cから第1画像PDAの第2部分QA2に対する入力を示す第2情報JP2を受け付けた場合に、第1合成画像PS1を、第2端末装置100Bに表示させることと、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第1画像PDAの第2部分QA2に付加した第2合成画像PS2を、第3端末装置100Cに表示させることと、第2情報JP2を示す第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加した第3合成画像PS3を、第1端末装置100Aに表示させることと、を実行する。
よって、第3ユーザーUCが第3端末装置100Cに入力した第2情報JP2は、第1端末装置100Aを操作する第1ユーザーUAと、第3ユーザーUCとの間で共有されるが、第2端末装置100Bを操作する第2ユーザーUBとは共有されない。このような新たな情報の共有形態を実現できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
【0092】
また、サーバー装置200は、第1画像PDAを複製した第2複製画像PDA2を第2表示画像記憶部217に記憶させることを更に実行し、第2合成画像PS2を、第3端末装置100Cに表示させることは、第2情報JP2を受け付けた場合に、第3画像PDCを第2複製画像PDA2の第2部分QA2に付加することによって第2合成画像PS2を生成することと、第2合成画像PS2を、第2表示画像記憶部217に記憶させることと、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに表示させることと、を含む。
この構成によれば、サーバー装置200は、第2情報JP2を受け付けた場合に、第3画像PDCを第2複製画像PDA2の第2部分QA2に付加することによって第2合成画像PS2を生成する。また、第2合成画像PS2を、第2表示画像記憶部217に記憶させ、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第2合成画像PS2を第3端末装置100Cに表示させる。
よって、第1画像PDAを加工することなく、第2合成画像PS2を生成できる。したがって、第1画像PDAを、第1ユーザーUA、第2ユーザーUB、及び第3ユーザーUCが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0093】
また、第3合成画像PS3を、第1端末装置100Aに表示させることは、第2情報JP2を受け付けた場合に、第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加することによって第3合成画像PS3を生成することと、第3合成画像PS3を、第2表示画像記憶部217に記憶させることと、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに表示させることと、を含む。
この構成によれば、サーバー装置200は、第2情報JP2を受け付けた場合に、第3画像PDCを第1合成画像PS1の第2部分QA2に付加することによって第3合成画像PS3を生成する。また、第3合成画像PS3を、第2表示画像記憶部217に記憶させ、第2表示画像記憶部217を参照することによって、第3合成画像PS3を第1端末装置100Aに表示させる。
よって、第1画像PDAを加工することなく、第3合成画像PS3を生成できる。したがって、第1画像PDAを、第1ユーザーUA、第2ユーザーUB、及び第3ユーザーUCが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0094】
また、サーバー装置200は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、又は第3端末装置100Cから、前記会議の終了を示す終了情報JEを取得することと、終了情報JEを取得した場合に、第3合成画像PS3のリンク情報LNを第1端末装置100Aに送信することと、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2を削除することと、を実行する。
この構成によれば、サーバー装置200は、会議の終了を示す終了情報JEを取得した場合に、第3合成画像PS3のリンク情報LNを第1端末装置100Aに送信し、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2を削除する。
よって、第3合成画像PS3のリンク情報LNを第1端末装置100Aに送信するため、第1端末装置100Aを操作する第1ユーザーUAは、リンク情報LNによって、第3合成画像PS3にアクセスできる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2を削除するため、第1合成画像PS1、及び第2合成画像PS2によってサーバー装置200の第2メモリー210Bの空き容量が低減することを抑制できる。
【0095】
本実施形態のサーバー装置200は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと通信する第2通信インターフェース240と、第2プロセッサー210Aと、を含み、第2プロセッサー210Aは、第2通信インターフェース240を制御することによって、第1端末装置100Aから会議資料を示す第1画像PDAを取得することと、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させることと、第2端末装置100Bから第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す第1情報JP1を受け付けた場合に、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させることと、第1画像PDAを第3端末装置100Cに表示させることと、を実行する。
本実施形態のサーバー装置200によれば、本実施形態の会議システム1の制御方法と同様の作用効果を奏する。
【0096】
本実施形態の第2制御プログラムPG2は、第1端末装置100A、第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cと通信することによって、第1端末装置100Aから会議資料を示す第1画像PDAを取得することと、第1画像PDAを第2端末装置100B、及び第3端末装置100Cに表示させることと、第2端末装置100Bから第1画像PDAの第1部分QA1に対する入力を示す第1情報JP1を受け付けた場合に、第1情報JP1を示す第2画像PDBを第1画像PDAの第1部分QA1に付加した第1合成画像PS1を、第1端末装置100A及び第2端末装置100Bの各々に表示させることと、第1画像PDAを第3端末装置100Cに表示させることと、をサーバー装置200の第2プロセッサー210Aに実行させる。
本実施形態の第2制御プログラムPG2によれば、本実施形態の会議システム1の制御方法と同様の作用効果を奏する。
【0097】
[7.他の実施形態]
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
【0098】
本実施形態では、便宜上、会議システム1が3台の端末装置100を含む場合について説明するが、これに限定されない。会議システム1が4台以上の端末装置100を含んでもよい。
【0099】
また、本実施形態では、端末装置100が、パーソナルコンピューターである場合について説明するが、これに限定されない。端末装置100が、タブレット端末でもよいし、スマートフォンでもよい。
【0100】
また、例えば、図12及び図13のフローチャートの処理単位は、サーバー装置200の第2制御部210の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割してもよい。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、その処理の順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
【0101】
また、図2図5の各々に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、端末装置100、及びサーバー装置200の各々における他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
【0102】
また、図5に示すサーバー装置200の第2制御部210の機能ブロックは、サーバー装置200の第2制御部210が備える第2プロセッサー210Aに、第2メモリー210Bに記憶された第2制御プログラムPG2を実行させることで実現できる。また、この第2制御プログラムPG2は、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。
記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、サーバー装置200の第2制御部210が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。また、この第2制御プログラムPG2を他のサーバー装置等に記憶させておき、他のサーバー装置からサーバー装置200の第2制御部210に、第2制御プログラムPG2をダウンロードすることでサーバー装置200の第2制御部210の機能ブロックを実現することもできる。
【0103】
[8.本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
(付記1)
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信するサーバー装置が、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、を実行する、会議システムの制御方法。
【0104】
これにより、第2ユーザーが第2端末装置に入力した第1情報は、第1端末装置を操作する第1ユーザーと、第2ユーザーとの間で共有されるが、第3端末装置を操作する第3ユーザーとは共有されない。付記1の方法によって、このような情報の新たな共有形態を実現できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
【0105】
(付記2)
前記サーバー装置は、前記第1画像を複製した第1複製画像をメモリーに記憶させることを更に実行し、前記第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置に表示させることは、前記第1情報を受け付けた場合に、前記第2画像を前記第1複製画像の前記第1部分に付加することによって第1合成画像を生成することと、前記第1合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、前記メモリーを参照することによって、前記第1合成画像を前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、を含む、付記1に記載の会議システムの制御方法。
【0106】
これにより、第1画像を加工することなく、第1合成画像を生成できる。したがって、第1画像を、第1端末装置を操作する第1ユーザー、第2端末装置を操作する第2ユーザー、及び第3端末装置を操作する第3ユーザーが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0107】
(付記3)
前記サーバー装置は、前記第2端末装置から前記第1情報を受け付けた後、前記第3端末装置から前記第1画像の第2部分に対する入力を示す第2情報を受け付けた場合に、前記第1合成画像を、前記第2端末装置に表示させることと、前記第2情報を示す第3画像を前記第1画像の第2部分に付加した第2合成画像を、前記第3端末装置に表示させることと、前記第2情報を示す第3画像を前記第1合成画像の第2部分に付加した第3合成画像を、前記第1端末装置に表示させることと、を含む、付記2に記載の会議システムの制御方法。
【0108】
これにより、第3ユーザーが第3端末装置に入力した第2情報は、第1端末装置を操作する第1ユーザーと、第3ユーザーUCとの間で共有されるが、第2端末装置を操作する第2ユーザーとは共有されない。付記3の方法によって、このような情報の新たな共有形態を実現できる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。
【0109】
(付記4)
前記サーバー装置は、前記第1画像を複製した第2複製画像を前記メモリーに記憶させることを更に実行し、前記第2合成画像を、前記第3端末装置に表示させることは、前記第2情報を受け付けた場合に、前記第3画像を前記第2複製画像の前記第2部分に付加することによって第2合成画像を生成することと、前記第2合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、前記メモリーを参照することによって、前記第2合成画像を前記第3端末装置に表示させることと、を含む、付記3に記載の会議システムの制御方法。
【0110】
これにより、第1画像を加工することなく、第2合成画像を生成できる。したがって、第1画像を、第1端末装置を操作する第1ユーザー、第2端末装置を操作する第2ユーザー、及び第3端末装置を操作する第3ユーザーが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0111】
(付記5)
前記第3合成画像を、前記第1端末装置に表示させることは、前記第2情報を受け付けた場合に、前記第3画像を前記第1合成画像の前記第2部分に付加することによって第3合成画像を生成することと、前記第3合成画像を、前記メモリーに記憶させることと、前記メモリーを参照することによって、前記第3合成画像を前記第1端末装置に表示させることと、を含む、付記3又は付記4に記載の会議システムの制御方法。
【0112】
これにより、第1画像を加工することなく、第3合成画像を生成できる。したがって、第1画像を、第1端末装置を操作する第1ユーザー、第2端末装置を操作する第2ユーザー、及び第3端末装置を操作する第3ユーザーが確認できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。
【0113】
(付記6)
前記サーバー装置は、前記第1端末装置、前記第2端末装置、又は前記第3端末装置から、前記会議の終了を示す終了情報を取得することと、前記終了情報を取得した場合に、前記第3合成画像のリンク情報を前記第1端末装置に送信することと、前記第1合成画像、及び前記第2合成画像を削除することと、を実行する、付記3から付記5のいずれか1つに記載の会議システムの制御方法。
【0114】
これにより、第3合成画像のリンク情報を第1端末装置に送信するため、第1端末装置を操作する第1ユーザーは、リンク情報によって、第3合成画像にアクセスできる。したがって、ユーザーの利便性を向上できる。また、第1合成画像、及び第2合成画像を削除するため、第1合成画像、及び第2合成画像によってサーバー装置のメモリーの空き容量が低減することを抑制できる。
【0115】
(付記7)
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信する通信インターフェースと、少なくとも1つのプロセッサーと、を含み、前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記通信インターフェースを制御することによって、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、を実行する、サーバー装置。
【0116】
これにより、付記7に記載のサーバー装置は、付記1に記載の会議システムの制御方法と同様の効果を奏する。
【0117】
(付記8)
第1端末装置、第2端末装置、及び第3端末装置と通信することによって、前記第1端末装置から会議資料を示す第1画像を取得することと、前記第1画像を前記第2端末装置、及び前記第3端末装置に表示させることと、前記第2端末装置から前記第1画像の第1部分に対する入力を示す第1情報を受け付けた場合に、前記第1情報を示す第2画像を前記第1画像の第1部分に付加した第1合成画像を、前記第1端末装置及び前記第2端末装置の各々に表示させることと、前記第1画像を前記第3端末装置に表示させることと、をサーバー装置のプロセッサーに実行させる、プログラム。
【0118】
これにより、付記8に記載のプログラムは、付記1に記載の会議システムの制御方法と同様の効果を奏する。
【符号の説明】
【0119】
1…会議システム、100…端末装置、100A…第1端末装置、100B…第2端末装置、100C…第2端末装置、200…サーバー装置、210…第2制御部、210A…第2プロセッサー(少なくとも1つのプロセッサー)、210B…第2メモリー、211…画像制御部、212…音声制御部、213…取得部、214…情報受付部、215…画像処理部、216…第2通信制御部、217…第2表示画像記憶部(メモリー)、240…第2通信インターフェース(通信インターフェース)、JE…終了情報、JP1…第1情報、JP2…第2情報、LN…リンク情報、PDA…第1画像、PDA1…第1複製画像、PDA2…第2複製画像、PDB…第2画像、PDC…第3画像、PG2…第2制御プログラム(プログラム)、PLN…リンク画像、PS1…第1合成画像、PS2…第2合成画像、PS3…第3合成画像、QA1…第1部分、QA2…第2部分。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13