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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025266
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】操作装置
(51)【国際特許分類】
   H01H 19/11 20060101AFI20240216BHJP
   H01H 25/04 20060101ALI20240216BHJP
【FI】
H01H19/11
H01H25/04 U
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022128575
(22)【出願日】2022-08-12
(71)【出願人】
【識別番号】000003551
【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】弁理士法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】兵藤 仁紀
(72)【発明者】
【氏名】梅田 大瑶
(72)【発明者】
【氏名】野村 英貴
(72)【発明者】
【氏名】陶山 晃正
(72)【発明者】
【氏名】畑田 洋佑
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 創太
【テーマコード(参考)】
5G031
5G219
【Fターム(参考)】
5G031AS35H
5G031GS21
5G031HS12
5G031HU12
5G031QS03
5G219GS21
5G219HT01
5G219HU01
5G219HU12
5G219QS02
(57)【要約】
【課題】特定の操作位置の識別性を向上させることができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置1は、側面20に複数の形状が形成され、側面20と交差する端面21の周において複数の形状が切り替わる複数の切替点を有するレバー本体2と、レバー本体2の端面21に回転可能に取り付けられ、回転軸6に沿う側面である取付側側面30に複数の取付側形状が形成され、レバー本体2の端面21と対向する端面である取付側端面31の周に、複数の取付側形状が切り替わる複数の取付側切替点を有し、回転操作に伴って初期操作位置40を含む複数の操作位置を有し、複数の操作位置のうち、初期操作位置40以外で少なくとも1つの切替点と取付側切替点とが一致する少なくとも1つの操作位置、及び一致しない少なくとも1つの操作位置を有する回転操作部3と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面に複数の形状が形成され、前記側面と交差する端面の周において前記複数の形状が切り替わる複数の切替点を有する本体と、
前記本体の前記端面に回転可能に取り付けられ、回転軸に沿う取付側側面に複数の取付側形状が形成され、前記本体の前記端面と対向する取付側端面の周に、前記複数の取付側形状が切り替わる複数の取付側切替点を有し、回転操作に伴って初期操作位置を含む複数の操作位置を有し、前記複数の操作位置のうち、前記初期操作位置以外で少なくとも1つの前記切替点と前記取付側切替点とが一致する少なくとも1つの操作位置、及び一致しない少なくとも1つの操作位置を有する回転操作部と、
を備えた操作装置。
【請求項2】
前記本体は、前記複数の切替点として第1の切替点及び第2の切替点を有し、
前記回転操作部は、前記複数の取付側切替点として第1の取付側切替点及び第2の取付側切替点を有し、前記初期操作位置において前記第1の切替点と前記第1の取付側切替点、及び前記第2の切替点と前記第2の取付側切替点が一致する、
請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記本体は、前記第1の切替点及び前記第2の切替点を結ぶ直線である第1の辺、前記第1の切替点を起点として前記回転軸に沿う第2の辺、及び前記第2の切替点を起点として前記回転軸に沿う第3の辺を有する第1の面を有し、
前記回転操作部は、前記第1の取付側切替点及び前記第2の取付側切替点を結ぶ直線である第1の取付側辺、前記第1の取付側切替点を起点として前記回転軸に沿う第2の取付側辺、及び前記第2の取付側切替点を起点として前記回転軸に沿う第3の取付側辺を有する第1の取付側面を有し、
前記回転操作部が前記初期操作位置にある場合、前記第1の面と前記第1の取付側面が前記第1の辺及び前記第1の取付側辺を介して1つの面となる、
請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記本体は、前記複数の切替点として第3の切替点及び第4の切替点を有し、
前記回転操作部は、前記複数の取付側切替点として第3の取付側切替点及び第4の取付側切替点を有し、前記初期操作位置において前記第1の切替点と前記第1の取付側切替点、前記第2の切替点と前記第2の取付側切替点、前記第3の切替点と前記第3の取付側切替点、及び前記第4の切替点と前記第4の取付側切替点が一致する、
請求項3に記載の操作装置。
【請求項5】
前記本体は、前記第3の切替点及び前記第4の切替点を結ぶ直線である第4の辺、前記第3の切替点を起点として前記回転軸に沿う第5の辺、及び前記第4の切替点を起点として前記回転軸に沿う第6の辺を有する第2の面を有し、
前記回転操作部は、前記第3の取付側切替点及び前記第4の取付側切替点を結ぶ直線である第4の取付側辺、前記第3の取付側切替点を起点として前記回転軸に沿う第5の取付側辺、及び前記第4の取付側切替点を起点として前記回転軸に沿う第6の取付側辺を有する第2の取付側面を有し、
前記回転操作部が前記初期操作位置にある場合、前記第1の面と前記第1の取付側面が前記第1の辺及び前記第1の取付側辺を介して1つの面となり、前記第2の面と前記第2の取付側面が前記第4の辺及び前記第4の取付側辺を介して1つの面となる、
請求項4に記載の操作装置。
【請求項6】
前記回転操作部は、前記初期操作位置と異なる操作位置において、前記第2の面と前記第1の取付側面が前記第4の辺及び前記第1の取付側辺を介して1つの面となる、
請求項5に記載の操作装置。
【請求項7】
前記回転操作部は、前記初期操作位置から回転した操作位置において、前記第3の辺を延長した直線が前記第1の取付側辺となる操作位置を有する、
請求項3に記載の操作装置。
【請求項8】
前記本体は、レバー形状を有し、
少なくとも2方向に前記本体を倒す傾倒操作可能に前記本体が取り付けられ、前記本体の傾倒操作、及び前記回転操作部の前記複数の操作位置を検出する検出部を備えた、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の操作装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、略半円筒状を有する第一のノブと、第一のノブの前端に回転可能に装着され、略円筒状を有する回転操作部と、を備えた車両用レバースイッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この車両用レバースイッチは、第一のノブを延長したような形状を回転操作部が有しているので、一体的な意匠を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012-069315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両用レバースイッチは、回転操作部を回転操作することでリアワイパーの動作が停止状態から間欠動作や通常動作に切り替わるが、触ることや回転操作に伴う第一のノブと回転操作部の見た目の変化によって回転操作部の操作位置をユーザが識別し辛い問題がある。特に、従来の車両用レバースイッチは、特定の操作位置のみをユーザに容易に識別させることが難しい。
【0006】
従って本発明の目的は、特定の操作位置の識別性を向上させることができる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、側面に複数の形状が形成され、側面と交差する端面の周において複数の形状が切り替わる複数の切替点を有する本体と、本体の端面に回転可能に取り付けられ、回転軸に沿う取付側側面に複数の取付側形状が形成され、本体の端面と対向する取付側端面の周に、複数の取付側形状が切り替わる複数の取付側切替点を有し、回転操作に伴って初期操作位置を含む複数の操作位置を有し、複数の操作位置のうち、初期操作位置以外で少なくとも1つの切替点と取付側切替点とが一致する少なくとも1つの操作位置、及び一致しない少なくとも1つの操作位置を有する回転操作部と、を備えた操作装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定の操作位置の識別性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1(a)は、操作装置が配置された車両の一例を示す図であり、図1(b)は、操作装置の一例を示す図であり、図1(c)は、操作装置のブロック図の一例である。
図2図2(a)~図2(c)は、操作装置の操作の一例について説明するための図である。
図3図3(a)は、操作装置の端面の一例であり、図3(b)は、取付側端面の一例を示す図である。
図4図4(a)及び図4(b)は、操作装置の初期操作位置から第5の操作位置への操作の一例について説明するための図である。
図5図5(a)は、端面の一例であり、図5(b)は、取付側端面の一例を示す図である。
図6図6(a)は、先細り形状を有する回転操作部の一例を示す図であり、図6(b)は、折れた形状を有するレバー本体の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、側面に複数の形状が形成され、側面と交差する端面の周において複数の形状が切り替わる複数の切替点を有する本体と、本体の端面に回転可能に取り付けられ、回転軸に沿う取付側側面に複数の取付側形状が形成され、本体の端面と対向する取付側端面の周に、複数の取付側形状が切り替わる複数の取付側切替点を有し、回転操作に伴って初期操作位置を含む複数の操作位置を有し、複数の操作位置のうち、初期操作位置以外で少なくとも1つの切替点と取付側切替点とが一致する少なくとも1つの操作位置、及び一致しない少なくとも1つの操作位置を有する回転操作部と、を備えて概略構成されている。
【0011】
この操作装置は、切替点と取付側切替点が一致することで本体と回転操作部とをユーザが触ったり、見た際に一体に感じるので、この構成を採用しない場合と比べて、一致する際の特定の操作位置の識別性を向上させることができる。
【0012】
[第1の実施の形態]
(操作装置1の概要)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置が配置された車両の一例を示す図であり、図1(b)は、操作装置の一例を示す図であり、図1(c)は、操作装置のブロック図の一例である。図2(a)~図2(c)は、第1の実施の形態に係る操作装置の初期操作位置から他の操作位置への操作の一例について説明するための図である。図3(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置の本体の端面の一例であり、図3(b)は、回転操作部の取付側端面の一例を示す図である。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率や形状は、実際の比率や形状とは異なる場合がある。また図1(c)では、主な情報の流れを矢印で示している。
【0013】
本実施の形態の操作装置1は、一例として、図1(a)に示すように、運転者から見て車両9のステアリング90の奥の左右に配置されている。左側の操作装置1は、一例として、主に車両9のワイパ装置を駆動させるレバー操作装置である。右側の操作装置1は、一例として、主に車両9の方向指示器を操作するレバー操作装置である。以下では、主に右側の操作装置1について説明する。なお操作装置1は、レバー操作装置に限定されず、回転操作部3のみが操作可能な操作装置であっても良い。
【0014】
操作装置1は、図1(b)~図3(b)に示すように、側面20に複数の形状が形成され、側面20と交差する端面21の周において複数の形状が切り替わる複数の切替点を有する本体としてレバー本体2と、レバー本体2の端面21に回転可能に取り付けられ、回転軸6に沿う取付側側面30に複数の取付側形状が形成され、レバー本体2の端面21と対向する取付側端面31の周に、複数の取付側形状が切り替わる複数の取付側切替点を有し、回転操作に伴って初期操作位置40を含む複数の操作位置を有し、複数の操作位置のうち、初期操作位置40以外で少なくとも1つの切替点と取付側切替点とが一致する少なくとも1つの操作位置、及び一致しない少なくとも1つの操作位置を有する回転操作部3と、を備えて概略構成されている。後述するように、本実施の形態の一致する少なくとも1つの操作位置は、一例として、初期操作位置40及び第5の操作位置44であるがこれに限定されない。また一致しない少なくとも1つの操作位置は、一例として、第2の操作位置41~第4の操作位置43及び第6の操作位置45であるがこれに限定されない。
【0015】
図3(a)に示す実線は、レバー本体2の端面21の周を示している。図3(b)に示す実線は、回転操作部3の取付側端面31の周を示している。この端面21と取付側端面31は、同じ形状を有しているが裏面25及び取付側裏面35が異なる形状であっても良い。
【0016】
レバー本体2は、図3(a)に示すように、複数の切替点として第1の切替点201及び第2の切替点202を有している。また回転操作部3は、図2(a)及び図3(b)に示すように、複数の取付側切替点として第1の取付側切替点301及び第2の取付側切替点302を有し、初期操作位置40において第1の切替点201と第1の取付側切替点301、及び第2の切替点202と第2の取付側切替点302が一致している。
【0017】
レバー本体2は、図2(a)及び図3(a)に示すように、第1の切替点201及び第2の切替点202を結ぶ直線である第1の辺221、第1の切替点201を起点として回転軸6に沿う第2の辺222、及び第2の切替点202を起点として回転軸6に沿う第3の辺223を有する第1の面22を有している。回転操作部3は、第1の取付側切替点301及び第2の取付側切替点302を結ぶ直線である第1の取付側辺321、第1の取付側切替点301を起点として回転軸6に沿う第2の取付側辺322、及び第2の取付側切替点302を起点として回転軸6に沿う第3の取付側辺323を有する第1の取付側面32を有している。操作装置1は、回転操作部3が初期操作位置40にある場合、第1の面22と第1の取付側面32が第1の辺221及び第1の取付側辺321を介して1つの面となっている。
【0018】
レバー本体2は、複数の切替点としてさらに第3の切替点203及び第4の切替点204を有している。回転操作部3は、図2(a)に示すように、複数の取付側切替点としてさらに第3の取付側切替点303及び第4の取付側切替点304を有し、初期操作位置40において第1の切替点201と第1の取付側切替点301、第2の切替点202と第2の取付側切替点302、第3の切替点203と第3の取付側切替点303、及び第4の切替点204と第4の取付側切替点304が一致する。
【0019】
レバー本体2は、図2(a)及び図3(a)に示すように、第3の切替点203及び第4の切替点204を結ぶ直線である第4の辺231、第3の切替点203を起点として回転軸6に沿う第5の辺232、及び第4の切替点204を起点として回転軸6に沿う第6の辺233を有する第2の面23を有している。回転操作部3は、図2(a)及び図3(b)に示すように、第3の取付側切替点303及び第4の取付側切替点304を結ぶ直線である第4の取付側辺331、第3の取付側切替点303を起点として回転軸6に沿う第5の取付側辺332、及び第4の取付側切替点304を起点として回転軸6に沿う第6の取付側辺333を有する第2の取付側面33を有している。操作装置1は、回転操作部3が初期操作位置40にある場合、第1の面22と第1の取付側面32が第1の辺221及び第1の取付側辺321を介して1つの面となり、第2の面23と第2の取付側面33が第4の辺231及び第4の取付側辺331を介して1つの面となっている。
【0020】
本実施の形態のレバー本体2は、レバー形状を有している。操作装置1は、図1(b)に示すように、少なくとも2方向にレバー本体2を倒す傾倒操作可能にレバー本体2が取り付けられ、レバー本体2の傾倒操作、及び回転操作部3の複数の操作位置を検出する検出部7を備えている。
【0021】
操作装置1は、検出部7の検出結果に基づいて操作情報Sを生成し、車両9を総合的に制御する車両制御部92に出力する制御部8を備えている。車両制御部92は、例えば、車両9を総合的に制御するマイクロコンピュータである。
【0022】
(レバー本体2の構成)
レバー本体2は、図1(b)に示すように、筐体10に取り付けられている。レバー本体2は、筐体10に対して矢印C方向及び矢印D方向に倒す傾倒操作が可能となっている。この矢印C方向の傾倒操作は、車両9の左側の方向指示器を点灯させる操作方向である。また矢印D方向の傾倒操作は、車両9の右側の方向指示器を点灯させる操作方向である。この筐体10は、ステアリング90のコラムに取り付けられている。なおレバー本体2は、図1(b)の紙面上方である矢印C方向、及び紙面下方である矢印D方向の他に、これらに交差する紙面手前方向、及び紙面奥方向に操作可能とされても良い。
【0023】
レバー本体2は、一例として、細長い略円柱形状を有している。その側面20には、回転軸6に沿うように、複数の形状として第1の形状20a~第4の形状20dが設けられている。
【0024】
第1の形状20aは、図2(a)~図2(c)に示すように、細長い平面である第1の面22である。この第1の面22は、上述のように、第1の辺221、第2の辺222及び第3の辺223によって囲まれている平面である。この第1の面22には、初期操作位置40を示す矩形の初期意匠40aが設けられている。
【0025】
第2の形状20bは、細長い曲面である中間面24である。この中間面24は、図3(a)に示すように、端面21から見ると第2の切替点202と第3の切替点203を結ぶ第7の辺234が曲線となり、端面21から筐体10まで続いている。この中間面24には、第2の操作位置41~第4の操作位置43を示す矩形の意匠41a~意匠43aが設けられている。この意匠41a~意匠43aは、初期意匠40aよりも長さが短い矩形状を有している。
【0026】
第3の形状20cは、細長い平面である第2の面23である。この第2の面23は、上述のように、第4の辺231、第5の辺232及び第6の辺233によって囲まれた平面である。この第2の面23には、第5の操作位置44及び第6の操作位置45を示す矩形の意匠44a及び意匠45aが設けられている。この意匠44a及び意匠45aは、意匠41a~意匠44aよりも長い矩形状を有している。
【0027】
第4の形状20dは、図3(a)に示すように、第2の切替点202及び第3の切替点203側でなく、第1の切替点201から第4の切替点204を直接結ぶ曲面を有する裏面25である。この裏面25は、端面21から筐体10まで続いている。
【0028】
本実施の形態の第1の形状20a~第4の形状20dは、一例として、回転軸6を中心とした真円、つまり円柱の側面20を回転軸6に沿って切り欠いて第1の形状20a及び第3の形状20cを形成したような外形を有している。
【0029】
レバー本体2は、運転者側から見た場合、図3(a)に示すように、回転軸6を通る直線を基準とした視認領域4が運転者の正面となり視認し易い領域となる。つまりレバー本体2の裏側となる裏面25は、運転者からは視認し難い。従って第1の形状20a~第3の形状20cは、視認領域4に設けられる。
【0030】
第1の切替点201と第2の切替点202の長さと第3の切替点203と第4の切替点204の長さは、等しくなっている。つまり第1の辺221及び第4の辺231の長さは、等しい。また第2の切替点202と第3の切替点203を直接結んだ直線の長さは、第1の辺221及び第4の辺231の長さと異なっている。
【0031】
(回転操作部3の構成)
回転操作部3は、レバー本体2に回転可能に取り付けられている。この回転操作部3は、初期操作位置40から第6の操作位置45までは矢印A方向に回転可能である。また回転操作部3は、第6の操作位置45から初期操作位置40までは矢印B方向に回転可能である。回転操作部3は、レバー本体2と比べて短い略円柱形状を有している。
【0032】
回転操作部3は、例えば、車両9のヘッドランプを点灯及び消灯させるものであり、初期操作位置40、第2の操作位置41~第6の操作位置45を有している。初期操作位置40は、ヘッドランプを消灯する操作位置である。第2の操作位置41~第4の操作位置43は、例えば、周囲の環境や車速に応じて自動でハイビームやロービームに切り替えたり、カーブを走行中に進行方向を照らしたり、先行車との距離に応じてロービームの照らす範囲を調整したり、天候に応じてフォクランプなどを点灯させたりする複数の自動モードに関する操作位置である。第5の操作位置44は、ヘッドランプをロービームにする操作位置である。第6の操作位置45は、ヘッドランプをハイビームにする操作位置である。
【0033】
回転操作部3は、図2(a)に示すように、マーク5を有している。このマーク5は、矩形状を有し、第1の取付側面32に設けられている。
【0034】
マーク5が初期操作位置40を示す初期意匠40aと一致する際、回転操作部3の操作位置が初期操作位置40であることを示している。同様に、マーク5が意匠41a~意匠45aのいずれかを指し示す際、回転操作部3が、マーク5が指し示す操作位置に操作されたことを示している。
【0035】
第1の取付側形状30aは、図2(a)~図2(c)に示すように、細長い平面である第1の取付側面32である。この第1の取付側面32は、上述のように、第1の取付側辺321、第2の取付側辺322及び第3の取付側辺323によって囲まれている平面である。この第1の取付側面32には、マーク5が設けられている。
【0036】
第2の取付側形状30bは、細長い曲面である取付側中間面34である。この取付側中間面34は、図3(b)に示すように、取付側端面31から見ると第2の取付側切替点302と第3の取付側切替点303を結ぶ第7の取付側辺334が曲線となる曲面となっている。
【0037】
第3の取付側形状30cは、細長い平面である第2の取付側面33である。この第2の取付側面33は、上述のように、第4の取付側辺331、第5の取付側辺332及び第6の取付側辺333によって囲まれた平面である。
【0038】
第4の取付側形状30dは、図3(b)に示すように、第2の取付側切替点302及び第3の取付側切替点303側でなく、第1の取付側切替点301から第4の取付側切替点304を直接結ぶ曲面を有する取付側裏面35である。
【0039】
本実施の形態の第1の取付側形状30a~第4の取付側形状30dは、レバー本体2の第1の形状20a~第4の形状20dと、長さは異なるものの対称となる形状を有している。言い換えるなら回転操作部3が初期操作位置40に操作されている場合、第1の面22が第1の取付側面32と隙間11を介して連続した面となり、第2の面23と第2の取付側面33、中間面24と取付側中間面34、及び裏面25と取付側裏面35が隙間11を介して連続した面となる。
【0040】
従って第1の取付側形状30a~第4の取付側形状30dは、一例として、回転軸6を中心とした真円、つまり円柱の取付側側面30を回転軸6に沿って切り欠いて第1の取付側形状30a及び第3の取付側形状30cを形成したような外形を有している。
【0041】
第1の取付側切替点301と第2の取付側切替点302の長さと第3の取付側切替点303と第4の取付側切替点304の長さは、等しくなっている。つまり第1の取付側辺321は、第4の取付側辺331の長さと等しい。また第2の取付側切替点302と第3の取付側切替点303を直接結んだ直線の長さは、第1の取付側辺321及び第4の取付側辺331の長さと異なっている。
【0042】
また第1の辺221は、第1の取付側辺321と長さが等しい。また第4の辺231は、第4の取付側辺331と長さが等しい。従って第1の辺221、第4の辺231、第1の取付側辺321及び第4の取付側辺331は、長さが等しい。また第7の辺234は、第7の取付側辺334と形状及び長さが等しい。
【0043】
(操作位置について)
回転操作部3は、図2(c)に示すように、初期操作位置40と異なる操作位置において、第2の面23と第1の取付側面32が第4の辺231及び第1の取付側辺321を介して1つの面となっている。本実施の形態では、回転操作部3が第5の操作位置44に操作された際、第2の面23と第1の取付側面32が一致する。第1の面22及び中間面24は、取付側裏面35と対向する。従って運転者は、レバー本体2及び回転操作部3を見るとどの操作位置に回転操作部3が位置しているのかを視認し易い。
【0044】
回転操作部3は、図2(a)及び図2(c)に示すように、初期操作位置40及び第5の操作位置44に操作された際、初期操作位置40では、第1の面22と第1の取付側面32が対向し、第2の面23と第2の取付側面33が対向する。
【0045】
具体的には、回転操作部3が初期操作位置40に操作された場合、図2(a)に示すように、第1の面22と第1の取付側面32が面一であり、中間面24と取付側中間面34が面一であり、第2の面23と第2の取付側面33が面一であり、裏面25と取付側裏面35が面一である。
【0046】
また回転操作部3が第5の操作位置44に操作された場合、図2(c)に示すように、第2の面23と第1の取付側面32が面一となる。
【0047】
つまり回転操作部3が初期操作位置40に操作されている場合、第1の面22と第1の取付側面32、第2の面23と第2の取付側面33は、隙間11を介して一部が対称な形状を有し、また形状が隙間11から折り返すと部分的に一致している。さらに回転操作部3が第5の操作位置44に操作されている場合、第2の面23と第1の取付側面32は、隙間11を介して一部が対称な形状を有し、また形状が隙間11から折り返すと部分的に一致している。
【0048】
従って運転者は、触ったり、視線移動したりすることで、図2(a)及び図2(c)に示すように、主にマーク5を有する第1の取付側面32が第1の面22と面一なのか、第2の面23と面一なのか、を識別することが容易となり、初期操作位置40であるのか、又は第5の操作位置44であるのかを容易に識別可能となる。特に、頻度の高い、又は使用することが多い操作位置が第5の操作位置44である場合、操作装置1の操作性が向上する。
【0049】
また回転操作部3は、図2(b)に示すように、初期操作位置40及び第5の操作位置44以外の操作位置では、レバー本体2の第1の面22、中間面24及び第2の面23と面一になる面がない。従って運転者は、面が一致していないので、触ったり、視線移動したりすることにより、初期操作位置40及び第5の操作位置44以外の操作位置に操作されていることが識別し易い。
【0050】
(検出部7の構成)
検出部7は、一例として、図1(c)に示すように、レバー本体2の傾倒操作を検出する傾倒検出部70と、回転操作部3の操作位置を検出する回転検出部71と、を備えている。この傾倒検出部70及び回転検出部71は、一例として、筐体10に配置されるがこれに限定されない。例えば、回転検出部71は、レバー本体2に配置されても良い。
【0051】
傾倒検出部70は、レバー本体2の傾倒操作を検出し、検出した傾倒操作の情報を含む傾倒操作情報Sを制御部8に出力する。
【0052】
回転検出部71は、回転操作部3の操作位置を検出し、検出した操作位置の情報を含む操作位置情報Sを制御部8に出力する。
【0053】
(制御部8の構成)
制御部8は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部8が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
【0054】
制御部8は、一例として、筐体10に配置されるがこれに限定されない。制御部8は、傾倒操作情報S及び操作位置情報Sに基づいて操作情報Sを車両制御部92に出力する。
【0055】
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、特定の操作位置の識別性を向上させることができる。具体的には、操作装置1は、初期操作位置40では、第1の面22と第1の取付側面32、中間面24と取付側中間面34、及び第2の面23と第2の取付側面33が一致するので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が初期操作位置40に位置することを識別し易い。同様に、操作装置1は、第5の操作位置44では、第2の面23と第1の取付側面32が一致するので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が第5の操作位置44に位置することを識別し易い。従って操作装置1は、初期操作位置40及び第5の操作位置44が特に識別性を高めたい特定の操作位置である場合、他の操作位置と比較して識別性が高く、また初期操作位置40及び第5の操作位置44以外に操作されている場合、この操作位置の識別性も向上する。
【0056】
操作装置1は、初期操作位置40の際、2つの面が一致し、第5の操作位置44の際、1つの面が一致するので、この構成を採用しない場合と比べて、触ったり、外形を見たりした場合の識別性が向上する。
【0057】
操作装置1は、例えば、図2(b)に示すように、第1の取付側面32が第5の辺232の延長上に位置する場合、特定の操作位置のみならず、第2の操作位置41~第4の操作位置43のいずれかの操作位置に回転操作部3が操作されているとユーザが識別し易い。同様に、操作装置1は、取付側裏面35が第3の辺223及び第5の辺232の延長上に位置する場合、特定の操作位置のみならず、第6の操作位置45に回転操作部3が操作されているとユーザが識別し易い。従って操作装置1は、特定の操作位置のみならず、レバー本体2の切替点と回転操作部3の取付側切替点が一致しない、つまりレバー本体2の面と回転操作部3の取付側面が一致しない他の操作位置の識別性も高い。
【0058】
変形例として操作装置1は、さらに多くの面が一致するように構成されても良い。
【0059】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、一致する面が1つである点で第1の実施の形態と異なっている。
【0060】
図4(a)及び図4(b)は、第2の実施の形態に係る操作装置の初期操作位置から第5の操作位置への操作の一例について説明するための図である。図5(a)は、第2の実施の形態に係る操作装置の本体の端面の一例であり、図5(b)は、回転操作部の取付側端面の一例を示す図である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
【0061】
レバー本体2は、図5(a)に示すように、複数の切替点として第1の切替点201及び第2の切替点202を有している。また回転操作部3は、図5(b)に示すように、複数の取付側切替点として第1の取付側切替点301及び第2の取付側切替点302を有している。操作装置1は、初期操作位置40において第1の切替点201と第1の取付側切替点301、及び第2の切替点202と第2の取付側切替点302が一致する。
【0062】
レバー本体2は、図4(a)及び図5(a)に示すように、第1の切替点201及び第2の切替点202を結ぶ直線である第1の辺221、第1の切替点201を起点として回転軸6に沿う第2の辺222、及び第2の切替点202を起点として回転軸6に沿う第3の辺223を有する第1の面22を有している。回転操作部3は、第1の取付側切替点301及び第2の取付側切替点302を結ぶ直線である第1の取付側辺321、第1の取付側切替点301を起点として回転軸6に沿う第2の取付側辺322、及び第2の取付側切替点302を起点として回転軸6に沿う第3の取付側辺323を有する第1の取付側面32を有している。操作装置1は、回転操作部3が初期操作位置40にある場合、第1の面22と第1の取付側面32が第1の辺221及び第1の取付側辺321を介して1つの面となっている。
【0063】
レバー本体2は、第1の切替点201及び第2の切替点202によって端面21の周が第1の形状20a及び第2の形状20bに分かれている。レバー本体2は、回転軸6を中心とした真円、つまり円柱の側面20を回転軸6に沿って切り欠いて第1の形状20aを形成したような外形を有している。この第1の形状20aは、平面である第1の面22である。また第2の形状20bは、図5(a)に示すように、第1の切替点201から第2の切替点202を直接結ぶ曲面を有する裏面25となっている。
【0064】
回転操作部3は、第1の取付側切替点301及び第2の取付側切替点302によって取付側端面31の周が第1の取付側形状30a及び第2の取付側形状30bに分かれている。回転操作部3は、回転軸6を中心とした真円、つまり円柱の取付側側面30を回転軸6に沿って切り欠いて第1の取付側形状30aを形成したような外形を有している。この第1の取付側形状30aは、平面である第1の取付側面32である。また第2の取付側形状30bは、図5(b)に示すように、第1の取付側切替点301から第2の取付側切替点302を直接結ぶ曲面を有する取付側裏面35となっている。
【0065】
本実施の形態の回転操作部3は、図4(a)及び図4(b)に示すように、初期操作位置40から回転した操作位置において、第3の辺223を延長した直線が第2の取付側辺322となる操作位置を有している。
【0066】
この回転した操作位置は、一例として、第5の操作位置44である。回転操作部3が第5の操作位置44に操作された場合、図4(b)に示すように、第1の取付側面32と一致する面がないもののレバー本体2の第3の辺223と回転操作部3の第2の取付側辺322とが隙間11を介して一致するので、あたかも第3の辺223と第2の取付側辺322とが1つの直線のようになる。
【0067】
運転者は、触ったり、外形を見たりすることにより、第1の面22と第1の取付側面32が面一である場合、初期操作位置40であることを識別でき、第3の辺223と第2の取付側辺322が一致する場合、第5の操作位置44であることを識別することができる。
【0068】
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態の操作装置1は、初期操作位置40では、第1の面22と第1の取付側面32が一致するので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が初期操作位置40に位置することを識別し易い。また操作装置1は、第5の操作位置44では、レバー本体2の第3の辺223と回転操作部3の第2の取付側辺322とが隙間11を介して一致するので、あたかも第3の辺223と第2の取付側辺322とが1つの直線のようになるので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が第5の操作位置44に位置することを識別し易い。従って操作装置1は、初期操作位置40及び第5の操作位置44が特に識別性を高めたい特定の操作位置である場合、他の操作位置と比較して識別性が高く、また初期操作位置40及び第5の操作位置44以外に操作されている場合、この操作位置の識別性も向上する。
【0069】
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、レバー本体や回転操作部の形状が他の実施の形態と異なっている。
【0070】
図6(a)は、第3の実施の形態に係る操作装置において先細り形状を有する回転操作部の一例を示す図であり、図6(b)は、操作装置において折れた形状を有するレバー本体の一例を示す図である。この第3の実施の形態の操作装置1は、第2の実施の形態と同様に、初期操作位置40では第1の切替点201と第1の取付側切替点301、第2の切替点202と第2の取付側切替点302が一致するものとし、また第5の操作位置44では、レバー本体2の第3の辺223と回転操作部3の第2の取付側辺322とが隙間11を介して一致するものとする。なお第3の実施の形態の操作装置1は、第1の実施の形態の操作装置1のように初期操作位置40において2つの面が一致し、第5の操作位置44において1つの面が一致するような構成であっても良い。
【0071】
他の実施の形態では、レバー本体2の第1の面22と第1の取付側面32、及び第2の面23と第2の取付側面33が部分的に対称となる形状を有していた。本実施の形態の回転操作部3は、図6(a)に示すように、先細る形状を有し、第1の面22と第1の取付側面32が部分的にも対称な形状を有していない。
【0072】
しかし回転操作部3が初期操作位置40に操作されている場合、第1の切替点201と第1の取付側切替点301、及び第2の切替点202と第2の取付側切替点302が一致するので、第1の面22と第1の取付側面32とが一致し、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が初期操作位置40に位置することを識別し易い。また第2の実施の形態と同様に、操作装置1は、第5の操作位置44では、レバー本体2の第3の辺223と回転操作部3の第2の取付側辺322とが隙間11で折れ曲がる直線のように見えるので、この構成を採用しない場合と比べて、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が第5の操作位置44に位置することを識別し易い。
【0073】
図6(b)に示す操作装置1は、レバー本体2が筐体10側の基部27と、基部27から折れ曲がって設けられた先端部28と、を備えている。
【0074】
他の実施の形態の操作装置1は、図6(b)に示すように、第1の面22の長さが先端部28のみであるので短くなっている。しかし操作装置1は、初期操作位置40では、第1の面22と第1の取付側面32が一致するので、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が初期操作位置40に位置することを識別し易い。また操作装置1は、第5の操作位置44では、レバー本体2の第3の辺223と回転操作部3の第2の取付側辺322とが隙間11を介して一致するので、あたかも第3の辺223と第2の取付側辺322とが1つの直線のようになり、運転者が触ったり、外形を見たりすることで、回転操作部3が第5の操作位置44に位置することを識別し易い。
【0075】
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の操作装置1によれば、特定の操作位置の識別性が向上するのみならず、レバー本体2の切替点と回転操作部3の取付側切替点が一致しない他の操作位置の識別性も高い。
【0076】
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0077】
1…操作装置、2…レバー本体、3…回転操作部、6…回転軸、20…側面、20a~20d…第1の形状~第4の形状、21…端面、22…第1の面、23…第2の面、30…取付側側面、30a~30d…第1の取付側形状~第4の取付側形状、31…取付側端面、32…第1の取付側面、33…第2の取付側面、40…初期操作位置、41~45…第2の操作位置~第6の操作位置、201~204…第1の切替点~第4の切替点、221~223…第1の辺~第3の辺、231~234…第4の辺~第7の辺、301~304…第1の取付側切替点~第4の取付側切替点、321~323…第1の取付側辺~第3の取付側辺、331~334…第4の取付側辺~第7の取付側辺
図1
図2
図3
図4
図5
図6