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特開2024-25587車両用ナビゲーション装置および車両用ナビゲーションシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025587
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】車両用ナビゲーション装置および車両用ナビゲーションシステム
(51)【国際特許分類】
   G01C 21/34 20060101AFI20240216BHJP
【FI】
G01C21/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022129134
(22)【出願日】2022-08-13
(71)【出願人】
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】株式会社SUBARU
(74)【代理人】
【識別番号】100122426
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 清志
(72)【発明者】
【氏名】堀 結菜
【テーマコード(参考)】
2F129
【Fターム(参考)】
2F129AA03
2F129DD34
2F129DD57
2F129EE02
2F129EE52
2F129FF11
2F129FF20
2F129FF32
2F129HH12
2F129HH35
(57)【要約】
【課題】使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示する。
【解決手段】車両用ナビゲーション装置100の通信部130は、運転者の運転操作特性情報を携帯端末200に送信し、携帯端末200から運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信する。経路検索部150は、装置側地図情報に基づいて、経路情報の検索を実行する。一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度を判定する。そして、車両用ナビゲーション装置100の経路検索部150あるいはサーバ300の推奨経路情報生成部320は、一致度判定部140において、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行する。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶する装置側地図記憶部と、
運転者の運転操作特性情報を記憶する運転者特性情報記憶部と、
前記運転者の運転操作特性情報を前記運転者の携帯端末に送信し、前記運転者の携帯端末から前記運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信する通信部と、
装置側地図情報に基づいて、経路情報の検索を実行する経路検索部と、
前記運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と前記装置側地図情報に基づく経路情報との一致度を判定する一致度判定部と、
を備え、
前記経路検索部は、前記一致度判定部において、前記一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
【請求項2】
前記運転操作特性情報は、個人情報、運転操作情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
【請求項3】
前記通信部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、前記運転者の携帯端末に対して、前記装置側地図情報に基づく前記経路情報と前記推奨経路情報とが一致しない区間情報を送信し、前記運転者の携帯端末において、前記区間情報に基づいて検索された経路情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
【請求項4】
前記経路検索部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザが指定するパラメータに基づいて、前記経路情報の再検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
【請求項5】
前記経路検索部により前記経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザがパラメータを指定するパラメータ指定部と、
該パラメータ指定部に指定された前記パラメータの指定履歴を記憶するパラメータ指定履歴記憶部と、
前記指定されたパラメータの指定傾向を分析する指定傾向分析部と、
を備え、
前記経路検索部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、前記指定傾向分析部の分析結果に基づいて、前記経路情報の再検索を実行することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
【請求項6】
前記運転者特性情報記憶部が、前記運転者の携帯端末を充電する充電器に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
【請求項7】
前記請求項1から6に記載の車両用ナビゲーション装置と、運転者の携帯端末と、サーバと、を含む車両用ナビゲーションシステムであって、
前記運転者の携帯端末は、
前記車両用ナビゲーション装置から前記運転者の運転操作特性情報を受信する受信部と、
前記サーバにおいて生成された前記推奨経路情報を前記車両用ナビゲーション装置に送信する送信部と、
を備え、
前記サーバは、
少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶するサーバ側地図記憶部と、
前記車両用ナビゲーション装置からの前記運転者の運転操作特性情報を含む情報に基づいて、サーバ側地図を用いて前記推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成部と、
を備え、
前記経路検索部あるいは前記推奨経路情報生成部は、前記一致度判定部において、前記一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーションシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ナビゲーション装置および車両用ナビゲーションシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
現状、多くの車両には、出発地点において、ユーザによる目的地の設定が行われると、出発地から目的地までのルートを探索し、地図表示等の画像と音声とによって経路案内を行う車両用ナビゲーション装置が搭載されている。
【0003】
ここで、上記車両用ナビゲーション装置では、推奨ルートが複数提示され、ユーザが、この推奨ルートのうち、1の推奨ルートを選択すると、選択された推奨ルートに応じた経路案内を実行する。
そのため、上記のような車両用ナビゲーション装置では、例えば、運転者特性を考慮した推奨ルートの検索まではできていなかった。
【0004】
上記のような問題に対して、使用者が移動を予定する出発地から目的地までの任意ルートを示す任意ルート情報を受け付ける受付手段と、出発地から目的地までのルートを探索する手段であって、1以上の経由地が設定された場合には経由地も考慮してルートを探索する探索手段と、任意ルート情報により特定される任意ルートと探索手段でのルート探索結果との不一致区間を特定する特定手段と、任意ルート上の不一致区間に対して経由地を設定する設定手段と、任意ルートとルート探索結果とが一致するまで、不一致区間を特定し、任意ルート上の不一致区間に経由地を設定し、設定された経由地をも考慮して再ルート探索を行う一連の処理を繰り返すように、特定手段と設定手段と探索手段とを制御する制御手段と、任意ルートとルート探索結果とが一致した場合に、出発地と、目的地と、設定手段により設定された1つ以上の前記経由地とのそれぞれを示す情報を含むルート探索用設定情報を形成して提供する提供手段とを備えるルート探索用設定情報生成装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2020-112479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、使用者が移動を予定する出発地から目的地までの任意ルートを示す任意ルート情報を受け付ける手段が設けられているが、出発地や目的地が異なると、その都度、任意のルートを使用者が提示する必要があり、操作が煩雑であるという問題があった。
【0007】
また、特許文献1の記載によれば、任意ルートとは、携帯端末などに表示された地図上の道路を、使用者がマウスカーソルや指、電子ペンなどを用いてなぞるようにして指示したルートであり、これが仮に、運転者特性を示すものであったとしても、使用者が指示するための作業が煩雑であり、作業が煩雑であるために、正確に、運転者特性に基づく指示であるのかも不明であるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示する車両用ナビゲーション装置および車両用ナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶する装置側地図記憶部と、運転者の運転操作特性情報を記憶する運転者特性情報記憶部と、前記運転者の運転操作特性情報を前記運転者の携帯端末に送信し、前記運転者の携帯端末から前記運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信する通信部と、装置側地図情報に基づいて、経路情報の検索を実行する経路検索部と、前記運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と前記装置側地図情報に基づく経路情報との一致度を判定する一致度判定部と、を備え、前記経路検索部は、前記一致度判定部において、前記一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0010】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記運転操作特性情報は、個人情報、運転操作情報を含むことを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0011】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記通信部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、前記運転者の携帯端末に対して、前記装置側地図情報に基づく前記経路情報と前記推奨経路情報とが一致しない区間情報を送信し、前記運転者の携帯端末において、前記区間情報に基づいて検索された経路情報を受信することを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0012】
形態4;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記経路検索部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザが指定するパラメータに基づいて、前記経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0013】
形態5;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記経路検索部により前記経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザがパラメータを指定するパラメータ指定部と、該パラメータ指定部に指定された前記パラメータの指定履歴を記憶するパラメータ指定履歴記憶部と、前記指定されたパラメータの指定傾向を分析する指定傾向分析部と、を備え、前記経路検索部は、前記経路情報の再検索を実行する場合に、前記指定傾向分析部の分析結果に基づいて、前記経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0014】
形態6;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記運転者特性情報記憶部が、前記運転者の携帯端末を充電する充電器に設けられていることを特徴とする車両用ナビゲーション装置を提案している。
【0015】
形態7;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、形態1から形態7に記載の車両用ナビゲーション装置と、運転者の携帯端末と、サーバと、を含む車両用ナビゲーションシステムであって、前記運転者の携帯端末は、前記車両用ナビゲーション装置から前記運転者の運転操作特性情報を受信する受信部と、前記サーバにおいて生成された前記推奨経路情報を前記車両用ナビゲーション装置に送信する送信部と、を備え、前記サーバは、少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶するサーバ側地図記憶部と、前記車両用ナビゲーション装置からの前記運転者の運転操作特性情報を含む情報に基づいて、サーバ側地図を用いて前記推奨経路情報を生成する推奨経路情報生成部と、を備え、前記経路検索部あるいは前記推奨経路情報生成部は、前記一致度判定部において、前記一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行することを特徴とする車両用ナビゲーションシステムを提案している。
【発明の効果】
【0016】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーションシステムの構成を示す図である。
図2】本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置の構成を示す図である。
図3】本発明の第1の実施形態に係る運転操作特定情報を例示する図である。
図4】本発明の第1の実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。
図5】本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置において検索された経路と携帯端末において検索された経路とを例示する図である。
図6】本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置において検索された経路に対して再検索された経路を例示する図である。
図7】本発明の第1の実施形態に係る車両用ナビゲーションシステムの処理フローを示す図である。
図8】本発明の第2の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置の構成を示す図である。
図9】本発明の第2の実施形態に係る車両用ナビゲーションシステムの処理フローを示す図である。
図10】本発明の第3の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置の構成を示す図である。
図11】本発明の第3の実施形態に係る車両用ナビゲーションシステムの処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について、図1から図11を用いて説明する。
なお、以下においては、車両用ナビゲーションシステムを例示して、車両用ナビゲーション装置について説明する。
【0019】
<第1の実施形態>
図1から図7を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1について説明する。
【0020】
<車両用ナビゲーションシステム1の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1は、車両用ナビゲーション装置100と、携帯端末200と、サーバ300と、ネットワーク400と、を含んで構成されている。
【0021】
車両用ナビゲーション装置100は、車両に搭載され、予め記憶された経路情報を含む地図情報に基づいて、出発地点から目的地までの経路を検索し、その検索結果を表示部に表示させる。
なお、本実施形態においては、運転者特性情報を記憶し、その情報を携帯端末200に送信するとともに、送信した運転者特性情報に基づいて、携帯端末200において生成された推奨経路情報を受信し、この推奨経路情報と予め記憶された経路情報を含む地図情報に基づいて検索された経路情報との一致度を判定し、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行する。
【0022】
携帯端末200は、例えば、車両を所有するユーザあるいは乗員が所持するタブレットPCやスマートフォンである。
携帯端末200には、専用のアプリケーションが搭載され、アプリケーションが車両用ナビゲーション装置100およびサーバ300と連携する。
具体的には、アプリケーションは、車両用ナビゲーション装置100から受信した運転者特性情報をサーバ300に送信し、サーバ300において運転者特性情報に基づいて生成された推奨経路情報を車両用ナビゲーション装置100に送信する。
なお、携帯端末200と車両用ナビゲーション装置100とは、ネットワーク400を介して接続されている。
【0023】
サーバ300は、ネットワーク400を介して、携帯端末200と接続され、アプリケーションを介して受信した運転者特性情報に基づき、記憶するサーバ側地図を用いて、推奨経路情報を生成する。
【0024】
<車両用ナビゲーション装置100の構成>
図2に示すように、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100は、装置側地図記憶部110と、運転者特性情報記憶部120と、通信部130と、一致度判定部140と、経路検索部150と、制御部160と、を含んで構成されている。
【0025】
装置側地図記憶部110は、少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶する。
なお、車両用ナビゲーション装置100が、例えば、通信型装置であり、定期的に、装置側地図記憶部110内の地図情報が更新される場合であっても、その更新頻度は、後述するサーバ300における地図情報の更新頻度よりも少ない。
【0026】
運転者特性情報記憶部120は、運転者の運転操作特性情報を記憶する。
ここで、運転者の運転操作特性情報としては、図3に示すような性別や年齢、運転挙動を含む個人情報およびアクセル操作やブレーキ操作、ステアリング操作を含む運転操作情報を含む情報を例示することができる。
なお、上記の個人情報については、車室内に設けられた、例えば、乗員監視装置500から情報を取得され、運転操作情報については、例えば、ECU(Electronic Control Unit)から情報を取得される。
また、運転者特性情報記憶部120は、車室内で、携帯端末200への充電を行う充電器に設けられていてもよく、充電器に搭載された近距離無線によって、ネットワーク400を介さず、近距離無線により携帯端末200が運転者特性情報記憶部120から運転者特性情報を読み取ってもよい。
上記のような構成とすることにより、後述する通信部130を介することなく、携帯端末200は、運転者特性情報を取得することができる。
【0027】
通信部130は、運転者の運転操作特性情報をネットワーク400を介して、携帯端末200に送信し、携帯端末200からネットワーク400を介して、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信する。
通信部130は、運転者の運転操作特性情報を携帯端末200に送信する場合には、運転者特性情報記憶部120から情報の読出された運転者特性情報を送信し、携帯端末200から運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信した場合には、受信した推奨経路情報を後述する一致度判定部140に送出する。
【0028】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度を判定する。
一致度判定部140の判定結果は、後述する制御部160に出力される。
なお、一致度判定部140は、一致度および運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報を含む。
【0029】
経路検索部150は、装置側地図情報に基づいて、経路情報の検索を実行する。
検索された経路情報は、一致度判定部140に出力される。
【0030】
制御部160は、図示しないROM(Read Only Memory)等に格納された制御プログラムに従って、車両用ナビゲーション装置100全体の動作を制御する。
本実施形態において、制御部160は、例えば、一致度判定部140において、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路検索部150に対して、一致度判定部140の判定結果である運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報を送出し、経路情報の再検索を実行するよう制御する。
ここで、「所定の一致度」は、予め定めた値でもよいし、運転者が任意に設定できるようにしてもよい。また、「予め定めた値」は、一般的な装置側地図とサーバ側地図との乖離度を勘案して決定するようにしてもよく、運転者の設定値が、このような「予め定めた値」よりも高い場合には、メッセージ等により再設定を促すようにしてもよい。
なお、図5は、車両用ナビゲーション装置100において生成された経路情報とサーバ300において生成された推奨経路情報とを示している。図中、実線部は、車両用ナビゲーション装置100において生成された経路情報とサーバ300において生成された推奨経路情報とが一致する経路であり、点線部は、車両用ナビゲーション装置100独自の経路、一点鎖線部は、サーバ300独自の推奨経路である。
制御部160は、図5の例では、一致度判定部140において、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合には、経路検索部150に対して、一致度判定部140の判定結果である運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報として、「PAからPBの区間」および「PCからPDの区間」との情報を送信し、経路情報の再検索を実行するよう制御する。
また、図6は、経路検索部150における再検索処理後の経路を示している。図中、2点鎖線部は、図5の車両用ナビゲーション装置100独自の経路を再検索により、新たな経路とした場合を示している。
【0031】
<携帯端末200の構成>
図4に示すように、本実施形態に係る携帯端末200は、受信部210と、アプリケーション220と、送信部230と、を含んで構成されている。
【0032】
受信部210は、車両用ナビゲーション装置100から運転者の運転操作特性情報を受信する。受信部210において受信された運転者の運転操作特性情報は、後述するアプリケーション220に送出される。
【0033】
アプリケーション(アプリケーションソフトウェア)220は、特定の機能や目的のために使用されるソフトウェアであり、本実施形態におけるアプリケーション220は、受信部210において受信された運転者の運転操作特性情報とサーバ300に格納された地図情報とに基づいて、サーバ300における運転者の運転操作特性情報に則した推奨経路情報の生成を制御するソフトウェアである。
【0034】
送信部230は、アプリケーション220を介して得られるサーバ300において生成された推奨経路情報を車両用ナビゲーション装置100に送信する。
【0035】
<サーバ300の構成>
図4に示すように、本実施形態に係るサーバ300は、サーバ側地図記憶部310と、推奨経路情報生成部320と、を含んで構成されている。
【0036】
サーバ側地図記憶部310は、車両用ナビゲーション装置100の装置側地図記憶部110に記憶される地図情報よりも高い頻度で更新されるサーバ側地図情報を格納する。
【0037】
推奨経路情報生成部320は、携帯端末200のアプリケーション220を介して得られる車両用ナビゲーション装置100からの運転者の運転操作特性情報を含む情報に基づいて、サーバ側地図を用いて推奨経路情報を生成する。なお、生成された推奨経路情報は、携帯端末200のアプリケーション220に送出される。
【0038】
<車両用ナビゲーションシステム1の処理>
図7を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1の処理について説明する。
【0039】
図7に示すように、車両用ナビゲーション装置100の制御部160は、運転者特性情報記憶部120に格納された運転者特性情報を携帯端末200に送信するよう通信部130を制御する(ステップS110)。
【0040】
車両用ナビゲーション装置100の通信部130は、携帯端末200から推奨経路情報を受信し、制御部160からの制御信号に基づいて、受信した推奨経路情報を一致度判定部140に送出する(ステップS120)。
【0041】
車両用ナビゲーション装置100の一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満であるか否かを判定する(ステップS130)。
【0042】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満ではないと判定する場合(ステップS130の「NO」)には、処理を終了する。
【0043】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満ではあると判定する場合(ステップS130の「YES」)には、その旨を制御部160に通知する。
【0044】
制御部160は、経路検索部150に対して、一致度判定部140の判定結果である運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報を送信し、経路情報の再検索処理を実行するよう制御し、経路検索部150は、一致度判定部140の判定結果である一致度が所定値以上となるまで、経路情報再検索処理を実行して、処理を終了する(ステップS140)。
【0045】
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100は、少なくとも経路情報を含む地図情報を記憶するとともに、運転者の運転操作特性情報を記憶する。そして、通信部130は、運転者の運転操作特性情報を携帯端末200に送信し、携帯端末200から運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報を受信する。経路検索部150は、装置側地図情報に基づいて、経路情報の検索を実行し、一致度判定部140は、携帯端末200において、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度を判定し、経路検索部150は、一致度判定部140において、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行する。
つまり、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1においては、経路検索部150により検索された出発地点から目的地までの経路情報を、携帯端末200において、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報に対して、所定の一致度以上の経路となるような処理を実行する。
そのため、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示することができる。
また、携帯端末200を用いることにより、車両内にかかわらず、通信可能なエリアであれば、どのような場所からでも、経路の設定を行うことができる。
【0046】
また、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100において、運転操作特性情報は、個人情報、運転操作情報を含む。
そのため、運転者自身の特性や運転者の運転操作傾向に基づいた推奨ルートを提示することができる。
【0047】
また、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100の制御部160は、経路検索部150に対して、一致度判定部140の判定結果である運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報を送信し、経路情報の再検索処理を実行する。
つまり、制御部160は、単に、経路検索部150に対して、経路情報の再検索処理を実行させるのではなく、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報とが一致しない区間の情報を送信し、経路情報の再検索処理を実行することから、少ない処理で、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度を高めることができる。
【0048】
<変形例1>
本実施形態においては、一致度判定部140は、携帯端末200において、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度を判定し、経路検索部150は、一致度判定部140において、一致度が所定の一致度未満であると判定された場合に、経路情報の再検索を実行することを例示したが、通信部130を介して、携帯端末200に対して、装置側地図情報に基づく経路情報と推奨経路情報とが一致しない区間情報を送信し、携帯端末において、前記区間情報に基づいて検索された経路情報の再検索する処理を実行させてもよい。
この場合においても、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示することができる。
また、携帯端末200を用いることにより、車両内にかかわらず、通信可能なエリアであれば、どのような場所からでも、経路の設定を行うことができる。
【0049】
<第2の実施形態>
図8図9を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Aについて説明する。
【0050】
<車両用ナビゲーション装置100Aの構成>
図8に示すように、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100Aは、装置側地図記憶部110と、運転者特性情報記憶部120と、通信部130と、一致度判定部140と、経路検索部150Aと、制御部160と、パラメータ指定部170と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態と同様の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することから、その詳細な説明は、省略する。
【0051】
経路検索部150Aは、経路情報の再検索を実行する場合に、後述するパラメータ指定部170を用いてユーザが指定したパラメータに基づいて、経路情報の再検索を実行する。
【0052】
パラメータ指定部170は、ユーザによるパラメータの指定を受け付ける。
パラメータ指定部170は、例えば、ユーザにより指定されたパラメータを制御部160に通知し、制御部160は、パラメータ指定部170から通知されたパラメータを経路検索部150Aに出力して経路情報の再検索処理を実行させる。
ここで、パラメータとは、経路情報の再検索処理において、何を優先して再検索を実行させるのかを示す指標であって、例えば、所要時間や経由地情報等を例示することができる。
【0053】
<車両用ナビゲーションシステム1Aの処理>
図9を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Aの処理について説明する。
【0054】
図9に示すように、車両用ナビゲーション装置100Aの制御部160は、運転者特性情報記憶部120に格納された運転者特性情報を携帯端末200に送信するよう通信部130を制御する(ステップS110)。
【0055】
車両用ナビゲーション装置100Aの通信部130は、携帯端末200から推奨経路情報を受信し、制御部160からの制御信号に基づいて、受信した推奨経路情報を一致度判定部140に送出する(ステップS120)。
【0056】
車両用ナビゲーション装置100Aの一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満であるか否かを判定する(ステップS130)。
【0057】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満ではないと判定する場合(ステップS130の「NO」)には、処理を終了する。
【0058】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく経路情報との一致度が所定の一致度未満ではあると判定する場合(ステップS130の「YES」)には、その旨を制御部160に通知する。
【0059】
制御部160は、パラメータ指定部170からユーザが指定したパラメータを取得する(ステップS210)。
【0060】
制御部160は、経路検索部150Aに対して、パラメータ指定部170から取得したパラメータ情報を通知し、パラメータを優先した経路情報の再検索処理を実行するよう制御する。そして、経路検索部150Aは、一致度判定部140の判定結果である一致度が所定値以上となるまで、経路再検索処理を実行して、処理を終了する(ステップS220)。
【0061】
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Aの経路検索部150Aは、経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザが指定するパラメータに基づいて、経路情報の再検索を実行する。
つまり、車両用ナビゲーション装置100Aにおいて、経路情報の再検索処理を行う場合、装置側地図の更新頻度が少なく、サーバ側地図の更新頻度が多いため、経路検索部150Aが最初に検索した経路情報と携帯端末200における推奨経路情報との乖離を所定の一致度以上とするために、再検索に当たっては、経路検索部150Aは、ユーザが優先するパラメータに応じた再検索処理を実行する。
そのため、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示することができる。
また、携帯端末200を用いることにより、車両内にかかわらず、通信可能なエリアであれば、どのような場所からでも、経路の設定を行うことができる。
【0062】
<第3の実施形態>
図10図11を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Bについて説明する。
【0063】
<車両用ナビゲーション装置100Bの構成>
図10に示すように、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置100Bは、装置側地図記憶部110と、運転者特性情報記憶部120と、通信部130と、一致度判定部140と、経路検索部150Bと、制御部160と、パラメータ指定部170と、パラメータ指定履歴記憶部180と、指定傾向分析部190と、を含んで構成されている。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態と同様の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することから、その詳細な説明は、省略する。
【0064】
パラメータ指定履歴記憶部180は、パラメータ指定部170に指定されたパラメータの指定履歴を記憶する。
なお、パラメータ指定履歴記憶部180には、パラメータが指定された日時や気象情報、道路の渋滞情報等の付帯情報を併せて記憶されていることが好ましい。
【0065】
指定傾向分析部190は、指定されたパラメータの指定傾向を分析する。
具体的には、どのようなパラメータを好んで指定するのかに加え、車両の外部状態や運転者の身体状態がどのような場合に、どのようなパラメータを好んで指定するのかを分析する。
指定傾向分析部190における分析結果は、制御部160に通知され、制御部160は、指定傾向分析部190から通知された分析結果を経路検索部150Bに出力して経路情報の再検索処理を実行させる。
【0066】
経路検索部150Bは、経路情報の再検索を実行する場合に、指定傾向分析部190の分析結果に基づいて、経路情報の再検索を実行する。
【0067】
<車両用ナビゲーションシステム1Bの処理>
図11を用いて、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Bの処理について説明する。
【0068】
図11に示すように、車両用ナビゲーション装置100Bの制御部160は、運転者特性情報記憶部120に格納された運転者特性情報を携帯端末200に送信するよう通信部130を制御する(ステップS110)。
【0069】
車両用ナビゲーション装置100Bの通信部130は、携帯端末200から推奨経路情報を受信し、制御部160からの制御信号に基づいて、受信した推奨経路情報を一致度判定部140に送出する(ステップS120)。
【0070】
車両用ナビゲーション装置100Aの一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度が所定の一致度未満であるか否かを判定する(ステップS130)。
【0071】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度が所定の一致度未満ではないと判定する場合(ステップS130の「NO」)には、処理を終了する。
【0072】
一致度判定部140は、運転者の運転操作特性情報に基づいて検索された推奨経路情報と装置側地図情報に基づく推奨経路情報との一致度が所定の一致度未満ではあると判定する場合(ステップS130の「YES」)には、その旨を制御部160に通知する。
【0073】
制御部160は、指定傾向分析部190からユーザが指定したパラメータに関する指定傾向分析結果を取得する(ステップS310)。
【0074】
制御部160は、経路検索部150Bに対して、指定傾向分析部190から取得した指定傾向分析結果を通知し、指定傾向分析結果に基づいた経路情報の再検索処理を実行するよう制御する。そして、経路検索部150Bは、一致度判定部140の判定結果である一致度が所定値以上となるまで、経路再検索処理を実行して、処理を終了する(ステップS320)。
【0075】
<作用・効果>
以上、説明したように、本実施形態に係る車両用ナビゲーションシステム1Bは、経路検索部150Bにより経路情報の再検索を実行する場合に、ユーザがパラメータを指定するパラメータ指定部170と、パラメータ指定部170に指定されたパラメータの指定履歴を記憶するパラメータ指定履歴記憶部180と、指定されたパラメータの指定傾向を分析する指定傾向分析部190と、を備え、経路検索部150Bは、経路情報の再検索を実行する場合に、指定傾向分析部190の分析結果に基づいて、経路情報の再検索を実行する。
つまり、車両用ナビゲーション装置100Bは、現在の状況に則して、ユーザによる過去のパラメータの指定傾向を分析し、その指定傾向分析結果に基づいて、経路検索部150Bに経路情報の再検索処理を実行させる。
そのため、使用者の手を必要以上に煩わすことなく、運転者特性を考慮した推奨ルートを提示することができる。
また、携帯端末200を用いることにより、車両内にかかわらず、通信可能なエリアであれば、どのような場所からでも、経路の設定を行うことができる。
【0076】
なお、車両用ナビゲーション装置100、100A、携帯端末200、サーバ300の処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを車両用ナビゲーション装置100、100A、携帯端末200、サーバ300に読み込ませ、実行することによって本発明の車両用ナビゲーションシステム1、1A、1Bを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
【0077】
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
【0078】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0079】
以上、この発明の実施形態について、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【符号の説明】
【0080】
1;車両用ナビゲーションシステム
1A;車両用ナビゲーションシステム
1B;車両用ナビゲーションシステム
100;車両用ナビゲーションシステム
100A;車両用ナビゲーションシステム
100B;車両用ナビゲーションシステム
110;装置側地図記憶部
120;運転者特性情報記憶部
130;通信部
140;一致度判定部
150;経路検索部
150A;経路検索部
150B;経路検索部
160;制御部
170;パラメータ指定部
180;パラメータ指定履歴記憶部
190;指定傾向分析部
200;携帯端末
210;受信部
220;アプリケーション
230;送信部
300;サーバ
310;サーバ側地図記憶部
320;推奨経路情報生成部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11