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特開2024-25594針やライン等を通すホールと針出しスリットを設けた疑似餌
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  • 特開-針やライン等を通すホールと針出しスリットを設けた疑似餌 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025594
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】針やライン等を通すホールと針出しスリットを設けた疑似餌
(51)【国際特許分類】
   A01K 85/14 20060101AFI20240216BHJP
   A01K 85/00 20060101ALI20240216BHJP
【FI】
A01K85/14
A01K85/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022136353
(22)【出願日】2022-08-10
(71)【出願人】
【識別番号】514092847
【氏名又は名称】佐藤 哲也
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 哲也
【テーマコード(参考)】
2B307
【Fターム(参考)】
2B307BA34
2B307BA41
2B307BA45
(57)【要約】
【課題】疑似餌のデザイン性と機能性を向上させる為に、マルチフックに対応した、針やライン等を通すホールと針出しスリットを設けた疑似餌を提供する。
【解決手段】針やライン等を通すホール(1)と針の回転防止と針先を出す為の針出しスリット(2)を設けた疑似餌を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
針やライン等を通すホール(1)と針出しスリット(2)を設けた疑似餌。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は針やライン等を通すホールと針出しスリットを設けた疑似餌に関するものである。
【背景技術】
【0002】
(イ)ルアーの尾ビレの部分は針になっているものが多い。
(ロ)ワームのスリットやヒレ型疑似餌は針を隠す構造になっている。
(ハ)ワームのスリットやヒレ型疑似餌はシングルフックを使用する。
(ニ)ヒレ型疑似餌はルアーに取り付けて使用する。
従来、ルアーとヒレ型疑似餌は以上のものだった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
(イ)従来、ワームやヒレ型疑似餌は針全体を包み込む構造になっている為、マルチフックを使用できないという問題があった。
(ロ)従来、ルアーは尾ビレの部分が針になっている事が多く、その場合、尾ビレの無い状態の魚しか表現できないという問題があった。
(ハ)従来、ヒレ型疑似餌は、単体ではルアーとして使用できなかった。
(ニ)従来、ルアーのスリットやヒレ型疑似餌は、針先を隠す構造になっている為、魚のバイト時にフッキングしにくいという問題があった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
針やライン等を通すホール(1)と針の回転防止と針先を出す為の針出しスリット(2)を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる疑似餌である。
【発明の効果】
【0005】
針先を出すスリットにより、デザインの自由度が向上する。シングルフックだけでなく、ダブルフックやトリプルフックの様なマルチフックも使用する事ができる。デザインによっては、単体でもそのまま疑似餌として使用する事ができる。デザインによっては、ヒレの部分を強調し、他のルアーに取り付ける事で、ヒレの付いた魚を表現する事ができる。また、針先を出しているのでフッキング性能が向上する。したがって、疑似餌のデザイン性と機能性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
針やライン等を通すホール(1)と針の回転防止と針先を出す為の針出しスリット(2)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用する時は、ホール部分に針やライン等を入れ、針先をスリットから出し、疑似餌として使用すればよい。
【符号の説明】
【0008】
1 針やライン等を通すホール
2 針出しスリット
図1