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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025597
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】可動式背面板付き調理台玩具
(51)【国際特許分類】
   A63H 33/30 20060101AFI20240216BHJP
【FI】
A63H33/30 B
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022137320
(22)【出願日】2022-08-12
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-11-21
(71)【出願人】
【識別番号】522344138
【氏名又は名称】宮薗 祐一
(72)【発明者】
【氏名】宮薗 祐一
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA04
2C150CA18
2C150DC03
2C150DD15
2C150FB43
2C150FB47
(57)【要約】
【課題】可動式背面板付きの調理台玩具を提供する。
【解決手段】本発明は、加熱処理する為の疑似加熱器具と食材を洗浄する為の疑似洗浄器具とを上面部に有する調理台玩具であって、前記疑似加熱器具や前記疑似洗浄器具を上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能に構成した事を特徴とする調理台玩具。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも、加熱処理する為の疑似加熱器具と食材を洗浄する為の疑似洗浄器具のどちらか一方を上面部に有する調理台玩具であって、
前記疑似加熱器具や前記疑似洗浄器具を、上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、
前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能に構成したことを特徴とする調理台玩具。
【請求項2】
前記調理台玩具は、前記カバー部材をその後端部において、前記第1姿勢と前記第2姿勢とに亘って切替える切替機構を備えたことで調理台玩具以外の用途でも使用されることを特徴とする請求項1に記載の調理台玩具。
【請求項3】
前記カバー部材を第1姿勢と第2姿勢とに亘って回動可能な軸支手段による前記切替機構を設けるにおいて、
前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にするために、前記疑似洗浄器具給水部にも軸支手段を設け可動する事で前記カバー部材との干渉を防ぐ、請求項1ないし請求項2のいずれか1項に記載の調理台玩具。
【請求項4】
前記疑似洗浄部材は意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する
直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄部材と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れるのを防ぐようにした、
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の調理台玩具。
【請求項5】
調理台玩具としての遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、
前記疑似洗浄部材も倒れている状態から直立させるにあたり、
疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部が、調理台玩具本体にある直立状態維持用穴部に自動的にはめ込まれる為、前記疑似洗浄部材を直立させるだけで直立状態維持手段の状態になることを目的とした請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の調理台玩具。
【請求項6】
前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にすることにより、その上面部を机の天板として使用する時に使う椅子も常設し、その椅子を収納するため収納部を下段中央に形成し、前記椅子の収納部の両側を小物入れ用の収納スペースとした請求項1ないし請求項2のいずれか1項に記載の調理台玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可動式背面板(カバー部材)付きの調理台玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、幼児等の遊戯者が、母親の日頃の炊事作業を真似て親に買ってもらった炊事玩具を用いて、料理作業の遊戯をする事が多い。
【0003】
その様式は様々で、使用されている素材も木製や合成樹脂など、種々の調理用玩具や食材を真似た、ままごと玩具が世間に出回っている。
【0004】
例えば特許文献1にも主形象物11の一部である本体部21の上面後部に立設された疑似コック帽27を備え、側面視L字状に構成された玩具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006-340968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した玩具には、主形象物の後部に疑似コック帽が固定的に立設されているので、玩具を使用しないときに収納しておくには、高さ方向の収納スペースが必要で大型化するという問題がある。
【0007】
また、その玩具は、幼児が疑似調理作業に際して遊戯する為だけを目的としているので、擬似調理作業に興味を示さず遊戯しなくなると、その玩具は玩具としての役目を終えて、
無用の邪魔物扱いになる場合が殆どで、最悪の場合は廃棄処分され再利用されることは絶対にない。
【0008】
そのため、幼児の親も発育の一環とは思いながら、購入を慎重にならざるを得ない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の調理台玩具にあっては、少なくても加熱処理する為の疑似加熱器具と
食材を洗浄する為の疑似洗浄器具とを上面部に有する調理台玩具であって、
前記疑似加熱器具や疑似洗浄器具を上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆う
カバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能に構成したことを特徴とする。
【0010】
本発明の調理台玩具にあっては、前記カバー部材をその後端部において、前記第1姿勢と前記第2姿勢とに亘って切替える切替機構を備えたことで玩具以外の用途でも使用されることが望ましい。
【0011】
本発明の調理台玩具にあっては、前記カバー部材を第1姿勢と第2姿勢とに亘って
回動可能な軸支手段による前記切替機構を設けるにおいて、
前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にするために、前記疑似洗浄器具給水部にも軸支手段を設け可動する事により干渉を防ぎ、前記可動式カバー部材が前記第1姿勢に倒れるようになることが望ましい。
【0012】
本発明の調理台玩具にあっては、前記疑似洗浄部材を意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄部材と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れてきても前記疑似洗浄器具が倒れこむことが無いため遊戯者の手を挟むことのない安全な疑似調理台玩具であることが望ましい。
【0013】
本発明の調理台玩具にあっては、遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、前記疑似洗浄部材も倒れている状態から直立させるにあたり、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部が、ままごとキッチン本体にある直立状態維持穴部に自動的にはめ込まれる為、前記疑似洗浄部材を直立させるだけで直立状態維持手段の状態になることが望ましい。
【0014】
本発明の調理台玩具にあっては、前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にすることにより、その上面部を机の天板として使用する時に使う椅子も常設し、その椅子を収納するため収納部を下段中央に形成し、前記椅子の収納部の両側を小物入れ用の収納スペースとする事が望ましい。
【発明の効果】
【0015】
上記の課題を解決すべく本発明、請求項1記載の調理台玩具は、加熱処理する為の疑似加熱器具と食材を洗浄する為の疑似洗浄器具とを上面部に有する調理台玩具であって、前記疑似加熱器具や疑似洗浄器具を上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能に構成した事を特徴とするものであり、擬似調理台玩具として使用することが出来るとともに机として使用する事が出来、これらを簡単に切替えることが出来るという効果がある。
【0016】
請求項2記載の前記調理台玩具は、前記カバー部材をその後端部において、前記第1姿勢と前記第2姿勢とに亘って切替える切替機構を備えたことで玩具以外の用途でも使用されることを特徴とするものである。
【0017】
請求項3記載の調理台玩具は、前記カバー部材を第1姿勢と第2姿勢とに亘って回動可能な軸支手段による前記切替機構を設けるにおいて、前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にするために、前記疑似洗浄器具給水部にも軸支手段を設け可動する事により干渉を防ぎ、前記可動式カバー部材が前記第1姿勢に倒れるようになる。
【0018】
請求項4記載の調理台玩具は、前記疑似洗浄部材を意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄部材と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れてきても前記疑似洗浄器具が倒れこむことが無いため遊戯者の手を挟むことのない安全な疑似調理台玩具である。
【0019】
請求項5記載の調理台玩具は、遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、前記疑似洗浄部材も倒れている状態から直立させるにあたり、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部がままごとキッチン本体にある穴部に自動的にはめ込まれる為、直立させるだけで直立状態維持手段の状態になることを目的とした調理台玩具である。
【0020】
請求項6記載の調理台玩具は、前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にすることにより、その上面部を机の天板として遊戯することを目的とした為、机を使用する時に使う椅子も常設し、その椅子を収納するため収納部を下段中央に形成し、前記椅子の収納部の両側を小物入れ用の収納スペースとする事にした。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】調理台玩具 第1姿勢の斜視図である。
図2】調理台玩具 第2姿勢の斜視図である。
図3】調理台玩具 第1姿勢の下部収納部を開けた図である。
図4】調理台玩具 第2姿勢の平面図である。
図5】調理台玩具 第2姿勢の正面図である。
図6】調理台玩具 第2姿勢の側面図である。
図7】調理台玩具 第2姿勢の斜視図である。
図8図5のX-X線上の断面図である。
図9図8の枢支部周りの拡大図である。
図10】疑似洗浄器具給水部を倒すための方法図である。
図11図10疑似洗浄器具給水部と可動式カバー部材を倒した断面図である。
図12】疑似洗浄器具給水部を倒さず可動式カバー部材を倒した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明の実施の形態に係わる調理台玩具10は図2に示すように、直方体状の調理台本体11とその調理台本体11の後端部において上下揺動可能なカバー部材40から構成されている。
【0023】
調理台本体11の上面部には図2図4に示すように、その左側且つ前寄りに擬似洗浄用シンク35が凹設され、その後側には、食材を洗浄する為の洗浄栓(疑似洗浄器具給水部に相当)30が配設される。
【0024】
前記記載の擬似洗浄用シンク35の右側には左右一対の加熱コンロ(疑似加熱器具に相当)20が併設されている。尚、符号21は調理台本体11の前面上端部に回動可能に設けられ、対応する加熱コンロ20の火加減を調整する擬似加熱器具用調整つまみ21である。
【0025】
記載の擬似加熱器具20と擬似洗浄用給水部30の後側には、図2に示すように、鉛直状に起立する調理姿勢(第2姿勢に相当)と図1に示す調理台玩具部の上面を水平状に覆うカバー姿勢(第1姿勢に相当)とに姿勢切換え可能な可動式カバー部材40が設けられている。
この可動式カバー部材40は、第1姿勢にしたとき調理台本体11の上面全体が覆われてもかまわないし実施例のように前面以外の箇所において露出していても構わないものである。
【0026】
この可動式カバー部材40は、第2姿勢の調理台玩具として使用するときには、ただ鉛直状に起立しているだけでなく、おたまやフライ返し等を掛けておくフック43を取付けることにより、調理の遊戯に臨場感をだす。
【0027】
この可動式カバー部材40は、図9図11に示すように軸支手段として切替機構50を設け、上下揺動可能とする。
【0028】
図11のように、可動式カバー部材40を水平方向に倒した時、疑似洗浄器具給水部30と干渉しないようにするため、疑似洗浄器具給水部30の台座部34にも回転軸での切替機構51を設けた。
【0029】
図12のように、疑似洗浄器具給水部30を倒さず、可動式カバー部材40が倒れてしまっても、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部31Aが引っ掛かり、連動して倒れ込まないように、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル31Aの下面をはめ込み型とした事により直立状態を維持し、第1姿勢にするときは疑似洗浄器具給水用ハンドル31を上に引上げる事で直立状態維持手段を解除し手前に倒す事が出来る。
【0030】
前記疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部31Aは断面形状円形に形成されており木質材や合成樹脂で形成され、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部昇降ストッパー31Bにて引き抜けないようになる。
【0031】
前記疑似洗浄器具給水部30を直立状態維持手段とするため、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル31Aをはめ込むための穴をままごとキッチン本体11に開け、直立状態維持用穴部36とする。
【0032】
調理台玩具として遊戯するときは可動式カバー部材40が後端部において鉛直状に起立し、机として使用するときは前記可動式カバー部材40を倒し図1の第1姿勢にもどす。
【0033】
その調理台玩具や机としても遊戯しない時が長期なら、用途変更として収納用小物入れや本棚としての使用用途の変更が可能なデザインとするため、中間棚44も機能の中に組み込まれる。
【0034】
前記の使用用途の変更が可能なデザインとは、その姿勢が図1の第1姿勢であった時、可動式背面板付きままごとキッチンのことを知らない人が見ても、それが調理台玩具とは気付かないことを指す。
【0035】
本発明によれば、加熱調理する為の疑似加熱器具と疑似食材を洗浄する為の疑似洗浄器具とを有した調理台玩具部を可動式カバー部材40にて覆う事により、成長と共に調理台玩具で遊戯しなくなった時期でも、机や収納棚または本棚として別用途にて使用する事で、長期に使用できる。
【0036】
長期に使用することが可能になり、遊戯者が使用していた玩具で、将来遊戯者の子供も調理台玩具として2世代もしくは3世代にわたり遊戯することも視野にいれたSDGs対応な玩具である。
【0037】
本発明によれば、遊戯部分を覆っている可動式カバー部材40を取り外し、別の場所に保管するのでなく、軸支手段を用い遊戯中も後端部に鉛直状に起立させる事により、邪魔にならず、フック43をつけることでおたまやフライ返しなどの調理用小物玩具なども掛けることが出来る。
【0038】
本発明によれば、図11に示すように、可動式カバー部材40にて調理台玩具部を覆う時に、疑似洗浄器具給水部30を軸支手段で倒す事により干渉を防ぎ、可動式カバー部材40を倒すことが可能になる。
【符号の説明】
【0039】
10 可動式背面板付きままごとキッチン
11 ままごとキッチン本体
20 疑似加熱器具
21 疑似加熱器具用調整つまみ
30 疑似洗浄器具給水部
31 疑似洗浄器具給水用ハンドル
31A 疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部
31B 疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部昇降ストッパー
32 疑似洗浄器具給水用蛇口部
33 疑似洗浄器具給水用胴体部
34 疑似洗浄器具給水用台座部
35 疑似洗浄器具シンク部
36 直立状態維持用穴部
40 可動式カバー部材
41 椅子兼小物入れ
42 収納扉
43 フック
44 中間棚
50 切替機構
51 切替機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2023-07-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食材を洗浄する為の疑似洗浄器具を上面部に有する調理台玩具であって、前記疑似洗浄器具を、上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能とする切替機構を備えた調理台玩具であり、前記疑似洗浄器具は意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れるのを防ぐようにしたことを特徴とする調理台玩具。
【請求項2】
前記カバー部材を第1姿勢と第2姿勢とに亘って回動可能な軸支手段による前記切替機構を設けるにおいて、前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にするために、前記疑似洗浄器にも軸支手段を設け可動する事で前記カバー部材との干渉を防ぐ請求項に記載の調理台玩具。
【請求項3】
調理台玩具としての遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、前記疑似洗浄器具も倒れている状態から直立させるにあたり、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部が、調理台玩具本体にある直立状態維持用穴部に自動的にはめ込まれる為、前記疑似洗浄器具を直立させるだけで直立状態維の状態にな請求項に記載の調理台玩具。
【請求項4】
前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にすることにより、その上面部を机の天板として使用する時に使う椅子も常設し、その椅子を収納するため収納部を下段中央に形成し、前記椅子の収納部の両側を小物入れ用の収納スペースとした請求項に記載の調理台玩具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の調理台玩具にあっては、食材を洗浄する為の疑似洗浄器具を上面部に有する調理台玩具であって、前記疑似洗浄器具を、上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能とする切替機構を備えた調理台玩具であり、前記疑似洗浄器具は意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れるのを防ぐようにしたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
本発明の調理台玩具にあっては、前記カバー部材を第1姿勢と第2姿勢とに亘って回動可能な軸支手段による前記切替機構を設けるにおいて、
前記カバー部材で上面部を覆う第1姿勢にするために、前記疑似洗浄器にも軸支手段を設け可動する事により干渉を防ぎ、前記可動式カバー部材が前記第1姿勢に倒れるようになることが望ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
本発明の調理台玩具にあっては、前記疑似洗浄器具を意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れてきても前記疑似洗浄器具が倒れこむことが無いため遊戯者の手を挟むことのない安全な疑似調理台玩具であることが望ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
本発明の調理台玩具にあっては、遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、前記疑似洗浄器具も倒れている状態から直立させるにあたり、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部が、ままごとキッチン本体にある直立状態維持穴部に自動的にはめ込まれる為、前記疑似洗浄器具を直立させるだけで直立状態維持手段により直立状態維持の状態になることが望ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
上記の課題を解決すべく本発明、請求項1記載の調理台玩具は、食材を洗浄する為の疑似洗浄器具を上面部に有する調理台玩具であって、前記疑似洗浄器具を、上方から収納可能に前記調理台玩具の上面を覆うカバー部材を設け、前記カバー部材を、前記調理台玩具の上面に水平状に倒した第1姿勢と、前記調理台玩具の後端部において鉛直状に起立させた、第2姿勢とに切替え可能とする切替機構を備えた調理台玩具であり、前記疑似洗浄器具は意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れるのを防ぐようにしたことを特徴とするものであるから、擬似調理台玩具として使用することが出来るとともに机として使用する事が出来、これらを簡単に切替えることが出来るという効果がある。更に、前記疑似洗浄器具を意図 的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れてきても前記疑似洗浄器具が倒れこむことが無いため遊戯者の手を挟むことのない安全な疑似調理台玩具になるという効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
請求項4記載の調理台玩具は、前記疑似洗浄器具を意図的に可動姿勢にしなければ直立状態を維持する直立状態維持手段を設け、前記カバー部材を倒そうとしても直立状態の前記疑似洗浄器具と干渉する為、第2姿勢で遊戯中に誤って前記カバー部材が倒れてきても前記疑似洗浄器具が倒れこむことが無いため遊戯者の手を挟むことのない安全な疑似調理台玩具である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
請求項5記載の調理台玩具は、遊戯のため第1姿勢から第2姿勢に切替えのとき、前記疑似洗浄器具も倒れている状態から直立させるにあたり、疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部が調理台玩具にある穴部に自動的にはめ込まれる為、直立させるだけで直立状態維持手段の状態になることを目的とした調理台玩具である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
図1】調理台玩具 第1姿勢の斜視図である。
図2】調理台玩具 第2姿勢の斜視図である。
図3】調理台玩具 第1姿勢の下部収納部を開けた図である。
図4】調理台玩具 第2姿勢の平面図である。
図5】調理台玩具 第2姿勢の正面図である。
図6】調理台玩具 第2姿勢の側面図である。
図7】調理台玩具 第2姿勢の斜視図である。
図8図5のX-X線上の断面図である。
図9図8の枢支部周りの拡大図である。
図10】疑似洗浄器を倒すための方法図である。
図11図10疑似洗浄器と可動式カバー部材を倒した断面図である。
図12】疑似洗浄器を倒さず可動式カバー部材を倒した断面図である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0029】
図12のように、疑似洗浄器30を倒さず、可動式カバー部材40が倒れてしまっても、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部31Aが引っ掛かり、連動して倒れ込まないように、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル31Aの下面をはめ込み型とした事により直立状態を維持し、第1姿勢にするときは疑似洗浄器具給水用ハンドル31を上に引上げる事で直立状態維持手段を解除し手前に倒す事が出来る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0031】
前記疑似洗浄器30を直立状態維持手段とするため、前記疑似洗浄器具給水用ハンドル31Aをはめ込むための穴を調理台玩具11に開け、直立状態維持用穴部36とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0039】
10 可動式背面板付き調理台玩具
11 調理台玩具
20 疑似加熱器具
21 疑似加熱器具用調整つまみ
30 疑似洗浄器
31 疑似洗浄器具給水用ハンドル
31A 疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部
31B 疑似洗浄器具給水用ハンドル芯部昇降ストッパー
32 疑似洗浄器具給水用蛇口部
33 疑似洗浄器具給水用胴体部
34 疑似洗浄器具給水用台座部
35 疑似洗浄器具シンク部
36 直立状態維持用穴部
40 可動式カバー部材
41 椅子兼小物入れ
42 収納扉
43 フック
44 中間棚
50 切替機構
51 切替機構