(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025601
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】ケース一体化ハサミ
(51)【国際特許分類】
B26B 13/12 20060101AFI20240216BHJP
【FI】
B26B13/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022150716
(22)【出願日】2022-08-12
(71)【出願人】
【識別番号】522372809
【氏名又は名称】西川 和真
(72)【発明者】
【氏名】西川 和真
【テーマコード(参考)】
3C065
【Fターム(参考)】
3C065AA02
3C065GA06
(57)【要約】
【課題】ハサミ等の道具を用いた作業は多くのスペースを必要とする為ハサミの等のケースを置く場所の確保が困難である。
【解決手段】二つに分かれるケースの根本から派生させた突起と刃を固定する為の部品に設けた穴を組み合わせることで扇状に可動させ、ケースと持ち手の突起の先端の磁石同士をくっつけることで持ち手の抑えへと変え、ケースを完全に取り外す必要をなくす。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
持ち手部分の突器とケースの先端に磁石を仕込むことでケースを持ち手の抑えへと役割を替え(1)ケースをハサミから取り外すことなく使用可能にすることでケースを置く場所の確保する必要を無くすことを目的とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ケースの置き場の確保を必要としなくする為にケースと一体化を図ったハサミに関する。
【背景技術】
【0002】
ハサミは開閉を供う刃物である為にケースが付属することが多い
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】〔NEW〕総合カタログ2021ステーショナリー編 コクヨ株式会社,P394
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ハサミ等に付属するケースは使用する際に取り外す為にケースを置く場所を確保する必要がある。しかし、ハサミ等の重ね合わせた二枚の刃を持つ道具は切断等の作業に用いらることが多く、そうした作業は端材を産み出すことで机などの作業場が埋もれケースを置く為の場所の確保を困難にしてしまう。
【課題を解決する為の手段】
【0005】
このハサミは持ち手(1)の突起とケースの先端に磁石を仕込み、ケース(5)の根本から派生する突起と刃(2)を固定する部品(3)(4)の受け用の穴にはめ込むことでケースを扇状に可動させる。
【発明の効果】
【0006】
ケースがハサミから完全に分離することなく扇状に可動することでケースと持ち手の抑えと移動し、先端に仕込んだ磁石同士がくっつき合うことで一時的な固定を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】ケースが持ち手の抑えとして機能する際のハサミ
【発明を実施するための形態】
【0008】
ケースとして用いる際はケースの先端同士を合わせることで固定し、持ち手の抑えとして用いる際は手でケースをそれぞれ別の方向へと広げて分離し、持ち手の突起へと動かしそれぞれの磁石と合わせることで固定する。
【付号の説明】
【0009】
1 持ち手
2 刃
3 刃の固定用部品(固定の為の穴持ち)
4 刃の固定用部品(固定の為の突起持ち)
5 ケース