(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025710
(43)【公開日】2024-02-26
(54)【発明の名称】老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム
(51)【国際特許分類】
H04M 3/42 20060101AFI20240216BHJP
G06Q 50/22 20240101ALI20240216BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20240216BHJP
【FI】
H04M3/42 A
G06Q50/22
H04M11/00 301
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023128135
(22)【出願日】2023-08-04
(31)【優先権主張番号】10-2022-0101563
(32)【優先日】2022-08-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】523299130
【氏名又は名称】チェ ジョンムン
【氏名又は名称原語表記】CHOI, JongMoon
【住所又は居所原語表記】34-28, Hangang-daero 7-gil, Yongsan-gu, Seoul, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】チェ ジョンムン
【テーマコード(参考)】
5K201
5L099
【Fターム(参考)】
5K201BA19
5K201BC04
5K201CC01
5K201DC05
5K201DC06
5K201EC09
5L099AA13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】老人及び認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムを提供する。
【解決手段】老弱者ケアサービスシステム100において、サービス提供装置110は、保護者端末機120ら管理類型によって音声又は文字が予め設定されて保存されると、設定された時間又は周期に応じて、保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して、被保護者端末機に予約送信するか、リアルタイム通話を連結し、返信を保護者端末機に送信するか又はリアルタイム通話を連結して、被保護者に対する遠隔管理サービスを提供する。保護者端末機は、サービス提供装置から提供されるサービスアプリケーションを利用して管理類型を選択し、管理類型によって音声又は文字を予め設定して保存した後、送信時間又は周期を予約設定してサービス提供装置による予約送信が行われるようにする。被保護者端末機130は、サービス提供装置から中継送信される管理類型による音声又は文字を返信する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護者端末機から管理類型によって音声または文字が予め設定されて保存されると、設定された時間または周期に応じて、保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して、被保護者端末機に予約送信するか、リアルタイム通話を連結し、被保護者端末機の返信を保護者端末機に送信するか、リアルタイム通話を連結して、被保護者に対する保護者の遠隔管理サービスを提供するサービス提供装置;
前記サービス提供装置から提供されるサービスアプリケーションを利用して管理類型を選択し、管理類型によって音声または文字を予め設定して保存した後、送信時間または周期を予約設定し、前記サービス提供装置による予約送信が行われるようにする保護者端末機;および
別途のサービスアプリケーションを設置することなく、サービス提供装置から中継送信される管理類型による音声または文字を受信または受信後に返信する被保護者端末機;
を含む、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項2】
前記サービス提供装置は、
前記保護者端末機で提供する文字を音声に変換して、設定された時間または周期に応じて、被保護者端末機に予約送信する機能をさらに含む、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項3】
前記サービス提供装置は、
予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機に提供し、フィードバックされる情報から疾患状態を分析および管理しながら、保護者端末機に分析情報を提供する機能をさらに含む、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項4】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;
前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;
前記保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して、前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および
前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;
をする機能を実行する管理サーバである、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項5】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型の選択および選択事項の管理;
前記選択された類型別音声の文字変換または文字の音声変換および送受信の管理;
前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および
前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;
をする機能を実行する管理サーバである、請求項2に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項6】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;
前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;
前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続に対する誘導および管理;および
被保護者に対する疾患管理類型を選択する時、予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機に提供して、フィードバックされる情報または収集される情報から疾患状態を分析して蓄積管理しながら、前記保護者端末機に送信管理;
をする機能を実行する管理サーバである、請求項3に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項7】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、前記保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して予約送信を管理する管理エンジン;
保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および
前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;
を含む、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項8】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理する管理エンジン;
前記保護者端末機で送信される通知文字内容を音声に変換して、前記管理エンジンに伝達するTTSエンジン;
保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および
前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;
を含む、請求項2に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項9】
前記サービス提供装置は、
保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、被保護者の疾患を診断分析して管理する管理エンジン;
前記保護者端末機で送信される通知文字内容を音声に変換するTTSエンジン;
前記保護者端末機で送信される音声内容を文字に変換し、被保護者端末機で送信される疾患診断要素に対する音声応答フィードバックをテキストに変換するSTTエンジン;
予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を提供し、前記疾患診断要素に対するフィードバックの正否を判断して、疾患を診断して分析するAI対話エンジン;
保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および
前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;
を含む、請求項3に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項10】
前記管理類型は、
挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、疾患管理を含む基本管理類型および保護者端末機で別途に生成する選択管理類型を含む、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項11】
前記管理エンジンは、
前記音声または文字の送信を電話、メッセージ、カカオトークやラインなどを含むインスタントメッセンジャーやグループチャットサービスのいずれか一つの通信経路を提供して、選択された通信経路を介して送信されるように管理する、請求項7~9のいずれか一項による老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項12】
前記TTSエンジンは、
保護者端末機で入力送信される文字を保護者の肉声情報を予め収集して分析して、保護者の実際肉声と同じ再生音声で出力して保存するAI(Artificial Intelligence)に基づくText To Speechアルゴリズムないしプログラムを含む、請求項8または9に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項13】
前記STTエンジンは、
保護者端末機または被保護者端末機で入力送信される音声を文字に変換する自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence)に基づくSpeech To Textアルゴリズムないしプログラムを含む、請求項9に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項14】
前記AI対話エンジンは、
疾患診断および分析のための質問を生成および提供し、質問に対する被保護者の正解率をチェックした後、被保護者の認知能力の改善有無や状態をレポートで提供する自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence)に基づくアルゴリズムないしプログラムを含む、請求項9に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項15】
前記保護者端末機は、
通信網を介して前記サービス提供装置と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながらサービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置の中継によって前記被保護者端末機と中継通信接続するか、前記被保護者端末機と直接通信接続して対話可能なスマートフォンまたは個人用コンピュータを含む通信端末機である、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項16】
前記保護者端末機は、
通信網を介して前記サービス提供装置と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながらサービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置から被保護者に対する疾患状態分析情報を受けて管理し、前記サービス提供装置の中継によって前記被保護者端末機と中継通信接続するか、前記被保護者端末機と直接通信接続して対話可能なスマートフォンまたは個人用コンピュータを含む通信端末機である、請求項3に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項17】
前記サービスアプリケーションは、
管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換して、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者管理情報およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含む、請求項1または2に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項18】
前記サービスアプリケーションは、
管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換し、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者の疾患状態分析情報を含む管理情報、およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含む、請求項3に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項19】
前記被保護者端末機は、
通信網を介して接続されたサービス提供装置で送信される保護者端末機の音声または文字を受信して出力し、前記保護者端末機側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置によって中継送信されるようにするスマートフォンまたは自宅電話を含む通信端末機である、請求項1に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【請求項20】
前記被保護者端末機は、
通信網を介して接続されたサービス提供装置で送信される保護者の音声または文字を受信して出力し、前記サービス提供装置で送信される疾患診断要素に対する応答フィードバック情報を受けて送信し、前記保護者端末機側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置によって中継送信されるようにするスマートフォンまたは自宅電話を含む通信端末機である、請求項3に記載の老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムに関し、より詳しくは、サービス提供者がサービス利用者である被保護者(老人、認知症患者など)と保護者(子供、家族など)相互間の音声や文字交流を中継および管理して、保護者が遠隔地で周期的または随時に被保護者の日常生活および疾患を管理することができるようにする、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
日本の統計情報によれば、2021年基準65歳以上の人口は総人口の約29.1%に達し、持続的に増加している(出典:日本内閣府、2021)。認知症患者数は、約500万名に推定され、これは、65歳以上人口の約15%の有病率を示す(出典:日本保健福祉省、2019)。専門家は、2060年まで日本の認知症患者数が約700万名に達すると見込んでいる。
【0003】
一方、家族から親に対する扶養意向は持続的に減少していることを見せ、親扶養意向に対する正確な最近の統計を捜しにくいが、日本家族構造の変化とともに親扶養に対する価値観も変化しているように見える。
【0004】
特に、日本の65歳以上の人口のうち、認知症誘発率は約15%に達し、認知症診断を受けていなくても、程度の差はあるが多数が軽度の認知能力の低下問題とそれによる日程管理の問題を経験している。
【0005】
このように、最近社会全般的に核家族化および高齢化によって老人一人で生活する形態である独居老人世代がますます増えており、このように、一人暮らしをする老人たちは予想できない危急状況が発生したり、身辺異常が発生しても、外部から現在の状態を即刻で認知することができる方法がないことが一般的であり、そこで老人福祉と脆弱階層に対する社会安全網構築の必要性が台頭されている。
【0006】
このような問題を解決するために、通常、中央政府または地方自治体では別途の福祉機関を運営して、独居老人ホームヘルプサービスなどを運営しており、社会福祉士およびボランティアなどによる定期的訪問または電話による安否確認などの福祉政策などを施行している。
【0007】
しかしながら、社会福祉士およびボランティアなどが担当地域のすべての独居老人世代に対して、24時間継続的に常在し、持続的に面倒を見るのは、限定された福祉予算、人力不足などによって現実的に運営するのに無理がある。
【0008】
また、電話による安否確認などを通じた安全管理プロセスの場合にも、時間的、空間的限界が存在し、独居老人の危急状況または身辺異常に対して常にモニタリングすることが難しいため、身辺異常有無を迅速に確認することが容易でなく、甚だしくは、死亡後長く放置された状態で独居老人が死骸で発見されるなど、独居老人に対する社会安全網の脆弱と孤独死が社会的問題になっている実情である。
【0009】
一方、独居老人の中には子供や家族がいなく一人きり生活する場合、前記のような政府の福祉政策が積極的に推薦されるが、子供や家族がいる独居老人の場合、社会福祉士やボランティアを憚るきらいがあって、子供たちに依存する場合が多い。
【0010】
しかしながら、独居老人の子供たちは独立的に家庭を築いて生活しており、経済活動や個人事によって、心は常に一人きり暮す親を考えていても、毎日のように忙しい経済活動をする状況で、実際には独居老人、つまり親の面倒に疎かになるしかなく、これによる申し訳ない心と不安感を有するようになることが現実である。
【0011】
前記のような問題点を解決するために、最近には、IT技術を活用して遠隔地で独居老人の活動状態や身辺異常に対する状況を持続的にモニタリングすることができるようにする多様なソリューションが提案されている。
【0012】
従来技術は、独居老人などモニタリングが必要な使用者が所持したモバイル端末と、その保護者のモバイル端末にそれぞれ権限によるアプリケーションを設置し、保護者のモバイル端末から所定周期に応じて所定の通知メッセージを使用者のモバイル端末に送信し、その通知メッセージを確認した使用者による応答メッセージを受信するようにする。
【0013】
しかしながら、前記した従来技術は、独居老人、つまり親のモバイル端末にサービス実行のためのアプリケーションを設置しなければならず、これを実行して使用しなければならないため、主要被保護者である65才以上の老人或いは認知能力の問題を有する人が当該サービスを利用するには無理があるのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】大韓民国公開特許公報第10-2010-0050617号(名称:独居老人管理システムおよび方法)/公開日:2010年05月14日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明は、サービス利用者である被保護者(老人、認知症患者など)の端末機にウェブ、アプリ、デバイスを設置することなく、自宅電話やモバイルフォンで電話を受信することによってサービスを利用することができるようにして、サービス利用に対する拒否感や不便を解消することができるようになった、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムを提供することを目的とする。
【0016】
また、本発明は、サービス提供者がサービス利用者である被保護者(老人、認知症患者など)と保護者(子供、家族など)相互間の音声や文字交流を中継および管理して、被保護者と保護者との間の情緒的な紐帯感と安定感を得るようにする、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムを提供することを目的とする。
【0017】
なお、本発明は、サービス提供者が予め設定して保存した問診データを被保護者に提供し、被保護者の対応に対して疾患的ないし日常生活的状態を把握および分析した後、保護者に管理情報として提供し、保護者の被保護者に対する遠隔的管理が体系的で、且つ容易に行われるようにする、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明の一側面によれば、保護者端末機から管理類型によって音声または文字が予め設定されて保存されると、設定された時間または周期に応じて、保護者端末機の電話番号を発信番号に変更し、被保護者端末機に予約送信するか、リアルタイム通話を連結し、被保護者端末機の返信を保護者端末機に送信するか、リアルタイム通話を連結して、被保護者に対する保護者の遠隔管理サービスを提供するサービス提供装置;前記サービス提供装置から提供されるサービスアプリケーションを利用して管理類型を選択し、管理類型によって音声または文字を予め設定して保存した後、送信時間または周期を予約設定して、前記サービス提供装置による予約送信が行われるようにする保護者端末機;および別途のサービスアプリケーションを設置することなく、サービス提供装置から中継送信される管理類型による音声または文字を受信または受信後に返信する被保護者端末機;を含む、老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステムが提供されることができる。
【0019】
前記サービス提供装置は、前記保護者端末機で提供する文字を音声に変換して、設定された時間または周期に応じて、被保護者端末機に予約送信する機能をさらに含んでもよい。
【0020】
前記サービス提供装置は、予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機に提供し、フィードバックされる情報から疾患状態を分析および管理しながら、保護者端末機に分析情報を提供する機能をさらに含んでもよい。
【0021】
前記サービス提供装置は、保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;前記保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して、前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;をする機能を実行する管理サーバであってもよい。
【0022】
前記サービス提供装置は、保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供し、被保護者に対する管理類型の選択および選択事項の管理;前記選択された類型別音声の文字変換または文字の音声変換および送受信の管理;前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;をする機能を実行する管理サーバであってもよい。
【0023】
前記サービス提供装置は、保護者端末機によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;前記保護者端末機と被保護者端末機との間の一方接続または双方接続に対する誘導および管理;および被保護者に対する疾患管理類型を選択する時、予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機に提供して、フィードバックされる情報または収集される情報から疾患状態を分析して蓄積管理しながら、前記保護者端末機に送信管理;をする機能を実行する管理サーバであってもよい。
【0024】
前記サービス提供装置は、保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、前記保護者端末機の電話番号を発信番号に変更して予約送信を管理する管理エンジン;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;を含んでもよい。
【0025】
前記サービス提供装置は、保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理する管理エンジン;前記保護者端末機で送信される通知文字内容を音声に変換して、前記管理エンジンに伝達するTTSエンジン;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;を含んでもよい。
【0026】
前記サービス提供装置は、保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、被保護者の疾患を診断分析して管理する管理エンジン;前記保護者端末機で送信される通知文字内容を音声に変換するTTSエンジン;前記保護者端末機で送信される音声内容を文字に変換して、被保護者端末機で送信される疾患診断要素に対する音声応答フィードバックをテキストに変換するSTTエンジン;予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を提供し、前記疾患診断要素に対するフィードバックの正否を判断して、疾患を診断して分析するAI対話エンジン;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース;および前記保護者端末機と被保護者端末機との通信を中継する通信モジュール;を含んでもよい。
【0027】
前記管理類型は、挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、疾患管理を含む基本管理類型および保護者端末機で別途に生成する選択管理類型を含んでもよい。
【0028】
前記管理エンジンは、前記音声または文字の送信を電話、メッセージ、カカオトークやラインなどを含むインスタントメッセンジャーやグループチャットサービスのいずれか一つの通信経路を提供して、選択された通信経路を介して送信されるように管理してもよい。
【0029】
前記TTSエンジンは、保護者端末機で入力送信される文字を保護者の肉声情報を予め収集して分析して、保護者の実際肉声と同じ再生音声で出力して保存するAI(Artificial Intelligence)に基づくText To Speechアルゴリズムないしプログラムを含んでもよい。
【0030】
前記STTエンジンは、保護者端末機または被保護者端末機で入力送信される音声を文字に変換する自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence)に基づくSpeech To Textアルゴリズムないしプログラムを含んでもよい。
【0031】
前記AI対話エンジンは、疾患の診断および分析のための質問を生成および提供して、質問に対する被保護者の正解率をチェックした後、被保護者の認知能力の改善有無や状態をレポートで提供する自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence)に基づくアルゴリズムないしプログラムを含んでもよい。
【0032】
前記保護者端末機は、通信網を介して前記サービス提供装置と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながらサービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置の中継によって前記被保護者端末機と中継通信接続するか、前記被保護者端末機と直接通信接続して対話可能なスマートフォンまたは個人用コンピュータを含んでもよい。
【0033】
前記保護者端末機は、通信網を介して前記サービス提供装置と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながらサービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置から被保護者に対する疾患状態分析情報を受けて管理し、前記サービス提供装置の中継によって前記被保護者端末機と中継通信接続するか、前記被保護者端末機と直接通信接続して対話可能なスマートフォンまたは個人用コンピュータを含んでもよい。
【0034】
前記サービスアプリケーションは、管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換し、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者管理情報およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含んでもよい。
【0035】
前記サービスアプリケーションは、管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換して、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者の疾患状態分析情報を含む管理情報およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含んでもよい。
【0036】
前記被保護者端末機は、通信網を介して接続されたサービス提供装置で送信される保護者端末機の音声または文字を受信して出力し、前記保護者端末機側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置によって中継送信されるようにするスマートフォンまたは自宅電話を含んでもよい。
【0037】
前記被保護者端末機は、通信網を介して接続されたサービス提供装置で送信される保護者の音声または文字を受信して出力し、前記サービス提供装置で送信される疾患診断要素に対する応答フィードバック情報を受けて送信し、前記保護者端末機側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置によって中継送信されるようにするスマートフォンまたは自宅電話を含んでもよい。
【発明の効果】
【0038】
本発明は、保護者端末機120によって肉声録音された音声や文字から音声に変換された再生音声(保護者の音声)をサービス提供装置110が設定された周期ごとに被保護者端末機130に送信して聞くことができるようにすることにより、高齢の被保護者は子供や孫たちの音声を周期的に聞きながら情緒的な安定感と自信感を得るようにし、保護者である子供たちは忙しい日常の中で逃しやすい親に対する最小限の心の表示と安否確認および健康状態をチェックできるようにするという効果を奏する。
【0039】
本発明は、前記保護者端末機120によって保護者はもちろん、被保護者をサービス提供装置110の管理エンジン111に登録した後、管理が必要な類型を挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、認知症管理質問などの基本管理類型で選択するか、本人の状況に合う管理類型を新規生成してサービスを活用することができるようにすることにより、管理サービスの多様性および拡張性を向上させるという効果を奏する。
【0040】
本発明は、前記保護者端末機120が被保護者端末機130に通知を伝達する時、直接前記サービスアプリケーションで音声録音または文字入力して、前記サービス提供装置110の管理エンジン111に保存した後に用いるか、前記サービスアプリケーションでテキストで内容を記入して、前記サービス提供装置110のTTSエンジン112が生成した音声コメントを用いることができるようにすることにより、多角的に通知伝達方式を提供ないし利用することができるようにすることが可能になり、テキストを音声に変換して提供する場合、考えていることを直接言って音声録音することに比べて、整理された内容を分かりやすく音声で案内することができて、通知の伝達性を向上させるという効果を奏する。
【0041】
本発明は、AI対話エンジン116が疾患診断および分析のための質問を生成して被保護者に提供し、被保護者の返信から疾患を診断および分析して、分析結果を保護者に提供することにより、被保護者を効果的にケアして保護することができるという効果を奏する。
【0042】
本発明は、前記被保護者端末機130が自宅電話やモバイルフォンでサービスを利用可能であり、この際、被保護者端末機130自体にサービスアプリケーションを設置することなく、通常の電話機のように用いることができるようにすることにより、高齢者である被保護者のサービス接近と使用が容易になるという効果を奏する。
【0043】
本発明は、前記サービス提供装置110で被保護者端末機130である自宅電話やモバイルフォンに保護者端末機120の通知コメントや情報を伝達する時、前記保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更設定して発信することにより、被保護者が知らない電話番号を忌避せず、保護者の電話であることを認知した上で受信することができるようにして、被保護者の受信率を向上させるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【
図1】本発明の実施形態によるシステム構成を簡略に示した構成図である。
【
図2】本発明の実施形態によるシステム構成をより詳しく示した構成図である。
【
図3】本発明におけるサービスアプリケーションの例示図である。
【
図4】本発明のサービス加入と登録手続きおよび実行状態に対する例示図である。
【
図5】本発明における管理類型による音声設定保存例を示した音声テーブルである。
【
図6】本発明における疾患診断要素の例を示した疾患問診テーブルである。
【
図7】本発明の利用および実行に対するフィードバック状態を例示したフィードバック画面例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0045】
以下、添付された図面を参照して本明細書に開示された実施形態を詳しく説明し、図面符号にかかわらず同一または類似する構成要素は同じ参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。また、本明細書に開示された実施形態を説明する際において、係わる公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施形態の要旨を曖昧にする虞があると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0046】
第1、第2などのように、序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに用いられるが、前記構成要素は前記用語によって限定されない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで用いられる。
【0047】
文脈により明確に述べられていない限り、単数形は、複数形を含む。
【0048】
本出願において、説明される各ステップは特別な因果関係によって羅列された順序によって実行されるべきである場合を除いて、羅列された順序に関係なく実行されてもよい。
【0049】
本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、工程、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせが存在することを意味するものであり、1つまたは1つ以上の他の特徴、数字、工程、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせが存在または付加可能性を予め排除するものではない。
【0050】
以下、本発明の基本的な実施形態を添付図面を参照して説明すれば次の通りである。
【0051】
まず、本発明に係る老人および認知症患者を含む老弱者ケアサービスシステム100は、
図1および
図2に示したように、保護者端末機120から管理類型によって音声または文字が予め設定されて保存されると、設定された時間または周期に応じて、保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更して、被保護者端末機130に予約送信するか、リアルタイム通話を連結し、被保護者端末機130の返信を保護者端末機120に送信するかリアルタイム通話を連結して、被保護者に対する保護者の遠隔管理サービスを提供するサービス提供装置110;前記サービス提供装置110から提供されるサービスアプリケーションを利用して管理類型を選択し、管理類型によって音声または文字を予め設定して保存した後、送信時間または周期を予約設定して、前記サービス提供装置110による予約送信が行われるようにする保護者端末機120;および別途のサービスアプリケーションを設置することなく、サービス提供装置110から中継送信される管理類型による音声または文字を受信または受信後に返信する被保護者端末機130;を含んでもよい。
【0052】
本発明の前記サービス提供装置110は、前記保護者端末機120で提供する文字を音声に変換して、設定された時間または周期に応じて、被保護者端末機130に予約送信する機能をさらに含んでもよい。
【0053】
本発明の前記サービス提供装置110は、予め設定して保存された疾患診断要素を被保護者端末機130に提供し、フィードバックされる情報から疾患状態を分析および管理しながら、保護者端末機120に分析情報を提供する機能をさらに含んでもよい。
【0054】
このような本発明の具体的な実施形態およびそれによる作用を添付図面を参照して説明すれば、次の通りである。
【0055】
まず、本発明の
図1および
図2に示したように、保護者端末機120から管理類型によって音声または文字が予め設定されて保存されると、設定された時間または周期に応じて、保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更して、被保護者端末機130に予約送信するか、リアルタイム通話を連結し、被保護者端末機130の返信を保護者端末機120に送信するかリアルタイム通話を連結して、被保護者に対する保護者の遠隔管理サービスを提供するサービス提供装置110;前記サービス提供装置110から提供されるサービスアプリケーションを利用して管理類型を選択し、管理類型によって音声または文字を予め設定して保存した後、送信時間または周期を予約設定して、前記サービス提供装置110による予約送信が行われるようにする保護者端末機120;および別途のサービスアプリケーションを設置することなく、サービス提供装置110から中継送信される管理類型による音声または文字を受信または受信後に返信する被保護者端末機130;を含むことを基本的な実施形態とする。
【0056】
ここで、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120を通じて保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機120にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;前記保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更して、前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および前記保護者端末機120と被保護者端末機130との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;をする機能を実行する管理サーバである。
【0057】
より具体的には、前記サービス提供装置110は、保護者端末機で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、前記保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更して予約送信を管理する管理エンジン111;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース114;および前記保護者端末機120で提供される録音された音声情報または保存された文字情報を前記管理エンジン111の制御下で予約時間に合わせて被保護者端末機130に送信するか、前記被保護者端末機130で送信される音声または文字を受信して、保護者端末機120に送信する通信モジュール115;を含む。
【0058】
この際、本発明の前記管理類型は、挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、疾患管理を含む基本管理類型、および保護者端末機120で別途に生成される選択管理類型を含むことを例とする。
【0059】
この際、また、本発明の前記管理エンジン111は、前記音声または文字の送信を電話、メッセージ、カカオトークやラインなどを含むインスタントメッセンジャーやグループチャットサービスのいずれか一つの通信経路を提供して、選択された通信経路を介して送信されるように管理する。
【0060】
また、前記管理エンジン111は、保護者端末機120によって予め発信電話番号として使用することに対する同意の意思を尋ね、これに対する同意と承認が行われると、被保護者端末機130に音声または文字を送信する時、保護者端末機120の電話番号を発信番号として送信する機能をさらに実行する。
【0061】
一方、本発明における前記保護者端末機120は、通信網を介して前記サービス提供装置110と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながらサービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機130に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置110の中継によって前記被保護者端末機130と中継通信接続するか、前記被保護者端末機130と直接通信接続して、対話可能なスマートフォンおよび個人用コンピュータを含む通信端末機であることを例とする。
【0062】
また、一方、本発明における前記サービスアプリケーションは、管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換し、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者管理情報およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機120に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含むことを例とする。
【0063】
また、一方、本発明における前記被保護者端末機130は、通信網を介して接続されたサービス提供装置110で送信される保護者端末機120の音声または文字を受信して出力し、前記保護者端末機120側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置110によって中継送信されるようにするスマートフォンおよび自宅電話を含む通信端末機であることを例とする。
【0064】
前記のような本発明は、
図3に例示されたように、サービスアプリケーションを通じてサービスを利用するようになるが、このためには、
図4に示されたように、登録加入手続きを経た後、保護対象者である被保護者を登録した後、サービスを利用する。
【0065】
前記のような予め手続きを経た後に利用される本発明は、前記保護者端末機120によって肉声録音された音声や文字から音声変換された再生音声(保護者の音声)を前記サービス提供装置110が設定された周期ごとに被保護者端末機130に送信して聞くことができるようにすることにより、高齢の被保護者は子供や孫たちの音声を周期的に聞きながら情緒的な安定感と自信感を得るようにし、保護者である子供たちは忙しい日常の中で逃しやすい親に対する最小限の心の表示と安否確認および健康状態をチェックすることができるようにすることが可能になる。
【0066】
また、本発明は、保護者端末機120によって保護者はもちろん、被保護者をサービス提供装置110の管理エンジン111に登録した後、管理が必要な類型を挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、認知症管理質問などの基本管理類型で選択するか、本人の状況に合う管理類型を新規生成してサービスを活用することができるようにする。
【0067】
また、本発明は、前記被保護者端末機130が自宅電話やモバイルフォンでサービスを利用可能であり、この際、被保護者端末機130自体にサービスアプリケーションを設置することなく、通常の電話機のように利用することができるようにすることにより、高齢者である被保護者のサービス接近と使用が容易になるようにすることが可能である。
【0068】
また、本発明は、前記サービス提供装置110で被保護者端末機130である自宅電話やモバイルフォンに保護者端末機120の通知コメントや情報を伝達する時、前記保護者端末機120の電話番号を発信番号に変更設定して発信することにより、被保護者が知らない電話番号を忌避せず、保護者の電話であることを認知した上で受信することができるようにする。
【0069】
この際、本発明において、前述したような管理類型は、挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、疾患管理を含む基本管理類型および保護者端末機120で別途に生成する選択管理類型を例とし、このような管理類型は、一つまたは多数を複合指定してもよい。
【0070】
例えば、基本管理類型における挨拶の場合、毎日のように朝、昼、夕方に「朝ごはん食べましたか?体の調子はいかがですか?」という音声メッセージを送信することができるように保存し、薬の服用時間通知の場合、薬の服用時間ごとに「お父さん、食事をしてから薬を飲んでください」とか「お母さん、薬を飲む時間です。温い水で飲んでください」という音声メッセージを送信することができるように保存する。
【0071】
この際、選択管理類型の場合、被保護者の過去の記憶を刺激するために、被保護者と保護者との間または被保護者に対する個人的な質問を追加設定してもよい。
【0072】
このような本発明は、被保護者が服薬、訪問などの日程の管理に役に立ち、間違いを減らすようにして、生活を便利にして自尊感を回復することができるようにし、保護者の肉声を通じた情緒管理を受けながら鬱病を予防するなどの情緒管理ができる。
【0073】
そして、本発明における前記サービス提供装置110は、前記保護者端末機120で提供する文字を音声に変換して、設定された時間または周期に応じて、被保護者端末機130に予約送信する機能をさらに含むことを他の実施形態とする。
【0074】
ここで、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機120にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型の選択および選択事項の管理;前記選択された類型別音声の文字変換または文字の音声変換および送受信の管理;前記音声または文字を予約送信またはリアルタイム送信に対する管理;および前記保護者端末機120と被保護者端末機130との間の一方接続または双方接続を誘導および管理;をする機能を実行する管理サーバである。
【0075】
より具体的には、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理する管理エンジン111;前記保護者端末機120で送信される通知文字内容を音声に変換して、前記管理エンジン111に伝達するTTSエンジン112;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース114;および前記保護者端末機120で提供される録音された音声情報または保存された文字情報または音声から文字に変換または文字から音声に変換された情報を前記管理エンジン111の制御下で予約時間に合わせて被保護者端末機130に送信するか、前記被保護者端末機130で送信される音声または文字を受信して、保護者端末機120に送信する通信モジュール115;を含む
【0076】
この際、本発明の前記管理エンジン111は、保護者端末機120で文字を音声に変換することを予め設定すれば、前記TTSエンジン112が文字を音声に変換するようにし、前記のように変換された音声情報を被保護者端末機130に送信する機能をさらに実行する。
【0077】
この際、また、本発明の前記TTSエンジン112は、保護者端末機120で入力送信される文字を保護者の肉声情報を予め収集して分析して、保護者の実際肉声と同じ再生音声で出力して保存するAI(Artificial Intelligence)に基づく Text To Speechアルゴリズムないしプログラムを含むことを例とする。
【0078】
前記AIに基づく文字->音声は、文字が入力されると、文字に対応する韓国語テキストを所定の文字変換テーブルで抽出して、前記韓国語テキストと一致する合成単位を文字に対応する音便が記録されている音声データから抽出し、前記抽出された合成単位を音声に変換することで、この際、前記音声データは保護者端末機120によって入力される保護者の肉声をAIが音声分析して、保護者の肉声と同じ再生音声に変換したのである。
【0079】
このような本発明は、保護者端末機120が被保護者端末機130に通知を伝達する時、直接前記サービスアプリケーションで音声録音または文字入力して、前記サービス提供装置110の管理エンジン111に保存した後に用いるか、前記サービスアプリケーションでテキストで内容を記入して、前記サービス提供装置110のTTSエンジン112が生成した音声コメントを用いるようにすることにより、多角的に通知伝達方式を提供ないし利用することができるようにすることが可能になり、テキストを音声に変換してから提供する場合、考えていることを直接言って音声録音することに比べて、整理された内容を分かりやすく音声案内することができるようにする。
【0080】
そして、本発明における前記サービス提供装置110は、予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機130に提供し、フィードバックされる情報から疾患状態を分析および管理しながら、保護者端末機120に分析情報を提供する機能をさらに含むことをまた他の実施形態とする。
【0081】
ここで、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120によって保護者と被保護者のサービス登録および加入を誘導した後、保護者端末機120にサービスアプリケーションを提供して、被保護者に対する管理類型選択および選択事項の管理;前記選択された管理類型別音声または文字に対する送受信の管理;前記保護者端末機120と被保護者端末機130との間の一方接続または双方接続に対する誘導および管理;および被保護者に対する疾患管理類型を選択する時、予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を被保護者端末機130に提供して、フィードバックされる情報または収集される情報から疾患状態を分析して蓄積管理しながら、前記保護者端末機120に送信管理;をする機能を実行する管理サーバである。
【0082】
より具体的には、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120で提供する保護者と被保護者の個人情報を含むサービス加入申し込み内容を収集して認証手続きを経た後、サービス利用料金決済および承認手続きを経てサービス登録および加入を誘導し、管理類型登録と音声または文字送信予約を管理し、被保護者の疾患を診断分析して管理する管理エンジン111;前記保護者端末機120で送信される通知文字内容を音声に変換するTTSエンジン112;前記保護者端末機120で送信される音声内容を文字に変換し、被保護者端末機130で送信される疾患診断要素に対する音声応答フィードバックをテキストに変換するSTTエンジン113;予め設定して保存されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素を提供し、疾患診断要素に対するフィードバックの正否を判断して、疾患を診断して分析するAI対話エンジン116;保護者情報、被保護者情報、管理類型、予約情報、フィードバック情報を保存するデータベース114;および前記保護者端末機120で提供される録音された音声情報または保存された文字情報を前記管理エンジン111の制御下で予約時間に合わせて被保護者端末機130に送信するか、前記被保護者端末機130で送信される音声または文字を受信して、保護者端末機120に送信するか、前記被保護者端末機130で送信される疾患診断フィードバック情報をSTTエンジン113に提供して分析が行われるようにする通信モジュール115;を含む。
【0083】
この際、本発明の前記管理エンジン111は、AI対話エンジン116で分析された被保護者の疾患診断分析情報を保存管理および前記保護者端末機120に送信する機能をさらに実行する。
【0084】
この際、また、本発明の前記TTSエンジン112は、保護者端末機120で入力送信される文字を保護者の肉声情報を予め収集して分析して、保護者の実際肉声と同じ再生音声で出力して保存するAI(Artificial Intelligence)に基づくText To Speechアルゴリズムないしプログラムを含むことを例とする。
【0085】
前記のようなAIに基づく文字->音声は、文字が入力されると、文字に対応する韓国語テキストを所定の文字変換テーブルで抽出し、前記韓国語テキストと一致する合成単位を文字に対応する音便が記録されている音声データから抽出し、前記抽出された合成単位を音声に変換することにより、この際、前記音声データは、保護者端末機120によって入力される保護者の肉声をAIが音声分析して、保護者の肉声と同じ再生音声に変換したのである。
【0086】
この際、また、本発明の前記STTエンジン113は、保護者端末機120または被保護者端末機130で入力送信される音声を文字に変換する自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence)に基づくSpeech To Textアルゴリズムないしプログラムを含むことを例とする。
【0087】
前記のようなAIに基づく音声->文字方式は、マイクやセンサーによって音響学的信号を単語や文章に変換して解読することで、音声信号が入力されると、スペクトログラムを生成し、スペクトログラムで特徴ベクトルを抽出して、特徴ベクトルが音響モデルと結合された音素単位のサブワードを分類すると、発音辞書を代入して単語を生成し、言語モデルを通じて文章を生成する。
【0088】
この際、また、本発明の前記AI対話エンジン116は、予め設定されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断要素として疾患診断および分析のための質問(基本質問、個人化質問などを含む)を生成して、TTSエンジン112を介して提供し、質問に対する被保護者の返信から疾患を診断して分析する。前記AI対話エンジン116は、応急状況の時、119救急隊および関連機関などに応急状況を自動に知らせることができる。前記AI対話エンジン116は、疾患診断および分析のための質問を生成および提供し、質問に対する被保護者の正解率をチェックした後、被保護者の認知能力の改善有無や状態をレポートで提供する生成型言語モデル(Generative Language Model)などのような自然語処理可能なAI(Artificial Intelligence;人工知能、ディープラーニング(Deep Learning))に基づくアルゴリズムないしプログラムを含んでもよい。
【0089】
一方、本発明における前記保護者端末機120は、通信網を介して前記サービス提供装置110と接続して、保護者と被保護者の個人情報を提供しながら、サービス登録および加入し、前記サービスアプリケーションを通じて被保護者に対する管理類型を選択し、選択された管理類型別肉声音声または文字を入力し、音声または文字を被保護者端末機130に送信する時間または周期を設定し、前記サービス提供装置110から被保護者に対する疾患状態分析情報を受けて管理し、前記サービス提供装置110の中継によって前記被保護者端末機130と中継通信接続するか、前記被保護者端末機130と直接通信接続して対話可能なスマートフォンおよび個人用コンピュータを含む通信端末機であることを例とする。
【0090】
また、一方、本発明における前記サービスアプリケーションは、管理類型選択と、選択された類型別音声または文字に設定して入力するか、音声を文字に変換または文字を音声に変換し、前記設定または変換された音声または文字の予約送信またはリアルタイム送信の選択動作と、被保護者の疾患状態分析情報を含む管理情報、およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的に保護者端末機120に出力するUI(ユーザーインターフェース)を含むことを例とする。
【0091】
また、一方、本発明における前記被保護者端末機130は、通信網を介して接続されたサービス提供装置110で送信される保護者の音声または文字を受信して出力し、前記サービス提供装置110で送信される疾患診断要素に対する応答フィードバック情報を受けて送信し、前記保護者端末機120側に送信する音声または文字を受けて直接送信または前記サービス提供装置110によって中継送信されるようにするスマートフォンおよび自宅電話を含む通信端末機であることを例とする。
【0092】
前記のような本発明は、前記サービス提供装置110が提供する疾患診断要素に対して、前記被保護者端末機130が電話上で応答を含んで対応してフィードバックすると、これを前記サービス提供装置110のSTTエンジン113によって音声をテキストに変換し、AI対話エンジン116がこれを分析して疾患の好転または悪化有無を判断し、これを前記管理エンジン111が保存して管理することにより、認知症や認知能力に問題がある時に、認知症センターを訪問したり、或いはウェブ、アプリ、デバイスなどを使用することなく簡単に電話だけ受ける方式で認知能力を保持、改善して、生活の質を改善することができるようにする。
【0093】
【0094】
この際、また、本発明の疾患診断要素は、認知症、認知障害を含む老人性疾患の各種症状データと、診断のための問診および視聴覚データとして、別途のデータテーブルまたは前記データベース114に保存されるものを具体的な実施形態とする。
【0095】
本発明は、前記のように、老人性疾患の各種症状データと、診断のための問診および視聴覚データを通じて、診断分析、例えば、認知症患者家族や軽度認知能力低下家族の場合、認知能力の改善のための質問紙を提供して、認知能力の保持と改善に役立つようにし、定期的に正解率レポートを受信して保持または改善有無を確認することができるようにする。
【0096】
この際、前記疾患診断および分析のための問診に関る多様な例は
図6に示した通りである。
【0097】
前記のような本発明において、前記通信モジュール115は、インターネット網、移動通信網を含む双方向通信接続可能な通信網および自動に電話を連結する構内電話交換機(private branch exchange;PBX)を含むことを具体的な実施形態とする。
【0098】
参考に、前記構内交換機は、局線から内線への着信接続、内線から局線への発信接続、内線間相互接続などすべての接続を手動でする共電式構内交換機から機械接点開閉方式の継電器式構内交換機、クロスバー構内交換機などの変遷を経てマイクロプロセッサやICメモリなどを利用した蓄積プログラム制御方式の電子式構内交換機(EPBX)であってもよい。
【0099】
本発明は、前記のように、保護者端末機120がサービス提供装置110と相互送受信する被保護者管理情報およびサービス利用のための入出力状態を視聴覚的にUI(ユーザーインターフェース)を通じて受けて、保護者が様々な複雑な被保護者の管理を効率的で、且つ容易にすることができるようにし、当該通知の認知有無をレポートで受けることもでき、これに対する例は、
図7に示した通りである。
【0100】
前述したような本発明を整理して要約すると、保護者は本人の保護者端末機120のみにサービスアプリケーションを設置し、被保護者は被保護者端末機130、例えば、自宅電話やモバイルフォンにアプリケーションを設置しなくてもサービスを利用することができる。
【0101】
また、本発明は、保護者が本人の保護者端末機120で会員加入および本人認証を経た後被保護者を登録し、管理が必要な類型を挨拶、薬の服用時間通知、病院訪問通知、疾患管理質問(例:認知症、認知障害など)などの基本的に登録された管理類型で選択するか、或いは本人の状況に合う管理類型を新たに生成し、管理類型によって挨拶の言葉など伝達する通知内容を決めた後、電話、メッセージ、カカオトークやラインなどを含むインスタントメッセンジャーやグループチャットサービスなどの通知伝達手段を指定し、通知を伝達する日時と繰り返し有無を保存した後、電話で通知を伝達する時には本人が直接サービスアプリケーションでコメントを録音してシステムに保存した後に用いるか、或いはサービスアプリケーションでテキストに内容を記入したものをTTSエンジン112が音声に変換した再生音声を使用する。
【0102】
この際、前記サービス提供装置110は、保護者端末機120で予約した管理類型の内容、手段、日時をDBに保存し、管理エンジン111で管理しながら、被保護者端末機130に録音された音声やテキストを日程に合わせて通知を伝達し、この際、被保護者端末機130の電話受信率を高めるために、発信番号を保護者端末機120の電話番号に変更して被保護者に電話発信をする。
【0103】
そして、伝達された通知や疾患診断および分析のための質問に対する被保護者のフィードバックは(音声或いは電話機のダイヤルボタンを通じる)前記STTエンジン113でテキストに変換され、AI対話エンジン116で分析された後、分析結果が保護者にレポートで送信される。
【0104】
特に、本発明は、認知症患者の認知能力の保持と改善のために、基本認知症質問紙を提供し、AI対話エンジン116によって予め設定されたまたは蓄積されたデータベースを利用した疾患診断および分析のための質問を生成および提供し、被保護者の正解率をチェックした後、保護者に被保護者の認知能力の改善有無や状態をレポートおよびグラフ形態で提供する。
【0105】
本発明の各実施形態に開示された技術的特徴は、当該実施形態のみに限定されるのではなく、互いに両立不可能でない以上、各実施形態に開示された技術的特徴は互いに異なる実施形態に併合されて適用されてもよい。
【0106】
したがって、各実施形態ではそれぞれの技術的特徴を主に説明するが、各技術的特徴が互いに両立不可能でない以上、互いに併合されて適用されてもよい。
【0107】
本発明は、前述した実施形態および添付図面に限定されるのではなく、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者の観点で多様な修正および変形が可能である。したがって、本発明の範囲は本明細書の特許請求範囲だけでなく、この特許請求範囲と均等なものなどによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0108】
100 老弱者ケアサービスシステム
110 サービス提供装置
111 管理エンジン
112 TTSエンジン
113 STTエンジン
114 データベース
115 通信モジュール
116 AI対話エンジン
120 保護者端末機
130 被保護者端末機