(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024002586
(43)【公開日】2024-01-11
(54)【発明の名称】空調コントローラ及び端末機器
(51)【国際特許分類】
F24F 13/20 20060101AFI20231228BHJP
F24F 11/00 20180101ALI20231228BHJP
【FI】
F24F1/0007 401Z
F24F11/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022101866
(22)【出願日】2022-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】501428545
【氏名又は名称】株式会社デンソーウェーブ
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】弁理士法人サトー
(72)【発明者】
【氏名】遠田 之久
【テーマコード(参考)】
3L051
3L260
【Fターム(参考)】
3L051BJ10
3L260BA80
3L260GA01
(57)【要約】
【課題】空調装置と接続されているケーブルを、簡単に外されてしまうことを防止できる空調コントローラを提供する。
【解決手段】筐体2と、筐体2の内部に配置され、電子部品を収容する収容部11と、収容部11の背面側に配置され、建造物の壁面に本体を固定するための取付板24と、筐体2の背面側に配置されて前記ケーブルを接続するコネクタ34を備える。取付板24は、壁面に固定される取付板本体25と、当該本体25の一辺側を、ヒンジ機構を介して筐体2の一辺側に連結する可動部26とを有する。取付板本体25は、空調装置10に接続されるケーブル38を通すための開口部36を有し、筐体2は、前面側カバー22と、その内部でネジ30a及び30bによって取付板本体25に固定される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルを介して空調装置に接続される空調コントローラであって、
筐体と、
この筐体の内部に配置され、電子部品を収容する収容部と、
この収容部の背面側に配置され、建造物の壁面に本体を固定するための取付板と、
前記筐体の背面側に配置され、前記ケーブルを接続するコネクタと、を備え、
前記取付板は、前記壁面に固定される取付板本体と、この取付板本体の一辺側をヒンジ機構を介して前記筐体の一辺側に連結する可動部とを有し、
前記取付板本体は、前記ケーブルを通すための開口部を有し、
前記筐体は、前面側に配置される蓋を有し、内部にある着脱可能な固定部によって前記取付板本体に固定されている空調コントローラ。
【請求項2】
前記筐体の内部に、前記固定部の前面側を覆うカバーを備える請求項1記載の空調コントローラ。
【請求項3】
前記固定部は複数あり、前記カバーは、複数の固定部の一部を覆う請求項2記載の空調コントローラ。
【請求項4】
前記カバーは、スライド機構を有し、スライドさせると覆っていた固定部が露出した状態になる共に、他の固定部を覆う状態になる請求項3記載の空調コントローラ。
【請求項5】
ケーブルを介して制御装置に接続される端末機器であって、
筐体と、
この筐体の内部に配置され、電子部品を収容する収容部と、
この収容部の背面側に配置され、建造物の壁面に本体を固定するための取付板と、
前記筐体の背面側に配置され、前記ケーブルを接続するコネクタと、を備え、
前記取付板は、前記壁面に固定される取付板本体と、この取付板本体の一辺側をヒンジ機構を介して前記筐体の一辺側に連結する可動部とを有し、
前記取付板本体は、前記ケーブルを通すための開口部を有し、
前記筐体は、前面側に配置される蓋を有し、内部にある着脱可能な固定部によって前記取付板本体に固定されている端末機器。
【請求項6】
前記筐体の内部に、前記固定部の前面側を覆うカバーを備える請求項5記載の端末機器。
【請求項7】
前記固定部は複数あり、前記カバーは、複数の固定部の一部を覆う請求項6記載の端末機器。
【請求項8】
前記カバーは、スライド機構を有し、スライドさせると覆っていた固定部が露出した状態になると共に、他の固定部を覆う状態になる請求項7記載の端末機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建造物の壁面に取り付けられる空調コントローラ、及び端末機器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、複数の部屋の温度を一括して管理する、全館空調システムが導入されている施設がある。全館空調システムは、空調装置、空調コントローラ及びダクトによって構成されている。空調コントローラは、空調装置とケーブルで有線接続されており、空調コントローラで行われた入力操作に応じて空調装置に指令が出力される。指令に応じて稼働した空調装置は、各部屋に繋がるダクトに送風を行う。
【0003】
一般に、空調コントローラは、室内の壁面等に設置されており、空調コントローラと空調装置とを接続するケーブルは壁の内部を這わせるようになっている。そして、空調コントローラにケーブルを接続するコネクタは、筐体の蓋を開けた状態で目に見える位置にある。通常であれば、空調コントローラの蓋を開けてケーブルのコネクタを抜こうとする人はいないと思われるので、上記の構成でも問題はなかった。尚、特許文献1は、上記の構成に直接対応したものではないが、筐体構造の一例として提示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、全館空調システムが導入されている施設が、認知症を患われている人もいる老人ホームである場合には、ふとした拍子に空調コントローラの蓋を開けてしまい、目についたケーブルのコネクタを抜いてしまう事象が発生し得る。空調装置と接続されているケーブルが、空調コントローラより引き抜かれると空調装置が停止してしまうため、真夏日などには部屋の温度が上昇してしまう。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、空調装置と接続されているケーブルを、簡単に外されてしまうことを防止できる空調コントローラ、及び制御装置との接続に関して同様の構成を備える端末機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の空調コントローラによれば、筐体と、筐体の内部に配置され、電子部品を収容する収容部と、収容部の背面側に配置され、建造物の壁面に本体を固定するための取付板と、筐体の背面側に配置されて前記ケーブルを接続するコネクタと備える。尚、電子部品には、電機部品を含んでも良い。取付板は、壁面に固定される取付板本体と、当該本体の一辺側を、ヒンジ機構を介して筐体の一辺側に連結する可動部とを有している。取付板本体は、空調装置に接続されるケーブルを通すための開口部を有しており、そして、筐体は、前面側に配置される蓋を有し、その内部にある固定部により取付板本体に固定される。
【0008】
このように構成すれば、取付板本体を壁面に固定してから前面側の蓋を開けて、筐体を固定部によって取付板本体に固定すると、空調コントローラは、壁面に設置された状態になる。そして、蓋が開いているとしても、ケーブルを接続しているコネクタは筐体の背面側に配置されているので、前面側からは見えない状態となっている。一方、筐体が取付板本体に固定されている状態を解除すれば、筐体は、ヒンジ機構を介して回動可能となるので、背面側が見える状態になる。したがって、必要であれば、上記のコネクタを外すことができる。
すなわち、空調コントローラに接続されているケーブルを取り外すには、
・筐体の蓋を開ける。
・固定部による筐体の固定状態を解除する。
・筐体を回動させて、背面側のコネクタ・ケーブルを外す。
【0009】
というプロセスが必要であり、上記の構造を事前に把握していなければ容易に取り外すことはできない。また仮に、筐体の構造に従ってケーブルを取り外そうとしても、それなりに時間を要する作業となるので、その最中に、他の人間が不審な動作に気付く可能性も高くなる。これにより、ケーブルが不用意に取り外されてしまうことを防止できる。
【0010】
請求項2記載の空調コントローラによれば、筐体の内部に、固定部の前面側を覆うカバーを備える。これにより、単に蓋を開けただけでは、固定部が存在することを直ちに視認できなくなるので、ケーブルの取り外しをより確実に防止できる。
【0011】
請求項3記載の空調コントローラによれば、カバーにより、複数の固定部の一部を覆うようにする。すなわち、固定部が複数ある場合には、必ずしもそれら全てを一括して覆わずに、一部を覆うだけであっても、視認できるもの以外に他の固定部が存在することを容易に気付かせないようにできる。
【0012】
請求項4記載の空調コントローラによれば、スライド機構を有しているカバーをスライドさせると、覆っていた固定部が露出した状態になると共に、他の固定部を覆う状態になる。このように構成すれば、請求項3と同様の効果を奏すると共に、構造を知悉しており内部にアクセスする権限を有している作業者は、固定状態を解除する作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】一実施形態であり、空調コントローラの正面図
【
図3】ねじを外し筐体を回動させて、筐体の背面側及び取付板の前面側を示す図
【
図6】筐体を取付板に対して90度回動させた状態の横断側面図
【
図7】空調コントローラの電気的構成を示す機能ブロック図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の空調コントローラ1は、例えば樹脂材料などによって薄型の概ね直方体状に形成されている筐体2を備える。端末機器である空調コントローラ1は、その背面側が、例えばオフィスや老人ホーム等の施設の居室といった、空調の対象となる室内の壁面等の設置面に取り付けられた状態で使用される。筐体2の前面には、液晶画面にタッチパネル機能を備えたタッチパネル部21が配置されている。
【0015】
図7に示すように、筐体2の内部には、制御部3、記憶部4、表示部5、操作部6、通信部7、内部温度センサ8、及び熱源温度センサ9などを備えている。空調コントローラ1は、空調装置10に対して目標温度の設定操作や室温の表示などを行うためのものである。表示部5及び操作部6は、タッチパネル部21に相当する。ただし、
図1に示したコントローラ1の構成は一例であり、これに限定されない。
【0016】
制御部3は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備えたマイクロコンピュータで構成されている。この制御部3は、記憶部4に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより空調コントローラ1を制御する。例えば、制御部3は、操作部6に入力された操作に応じて空調装置10の運転の開始/停止を指示する処理や、目標温度を指示する処理など実行する。また、筐体2の内部において、制御部3、内部温度センサ8、熱源温度センサ9などの電気・電子部品は、
図2等に示す収容部11に収容されている。
【0017】
記憶部4は、例えばフラッシュメモリのような不揮発性メモリで構成されており、コントローラ1を制御するためのプログラムや各種のデータを記憶している。本実施形態では、記憶部4は、制御部3に内蔵されているものを利用しているが、制御部3に外付けの構成としても良い。表示部5は、前述したタッチパネル部21において、空調装置10の運転や、操作入力に関連した表示を行なう。操作部6では、空調装置10の運転の開始/停止の操作や、目標温度の設定や変更など動作が入力される。タッチパネル部21を使用することなく、表示部5と操作部6とを分けて、操作部6を、機械式のスイッチで構成しても良い。
【0018】
通信部7は、空調装置10と通信可能に接続されており、空調装置10の運転の開始/停止の指示や目標温度の指示などの制御信号を空調装置10との間で通信する。この通信部7は、有線通信方式のものを想定している。内部温度センサ8は、例えば測温抵抗体型やサーミスタ型、熱電対型、集積回路型などの周知のもので構成されており、自身が設置されている場所の温度、つまりは、筐体2の内部の温度を測定する。
【0019】
熱源温度センサ9は、例えば測温抵抗体型やサーミスタ型、熱電対型、集積回路型などの周知のもので構成されており、制御部3つまりは熱源の温度を測定する。具体的には、熱源温度センサ9は、制御部3の近傍に配置したり、制御部3のパッケージに張り付けたりすることにより、熱源の温度を直接的に測定する。空調装置10は、本実施形態ではいわゆるセントラルヒーティング方式のものを想定しており、空調装置10で冷却あるいは加熱された空気は、ダクト12を経由して、室内に開口している送風口13から矢印Fにて示すように供給される。
【0020】
本実施形態の空調コントローラ1は、筐体2内部の構成に特徴を有している。
図1及び
図2に示すように、筐体2は、前面側カバー22及び背面側カバー23からなり、タッチパネル部21は、蓋に相当する前面側カバー22の一部を構成している。前面側カバー22を開けると、筐体2の内部に配置されている収容部11が現れる。収容部11は、背面側カバー23に固定されている。
【0021】
図3に示すように、取付板24は、取付板本体25及び可動部26を有しており、取付板本体25には、空調コントローラ1を壁面に取り付けるためのネジ穴27が4か所に形成されている。可動部26は、取付板本体25の
図3中で左辺側にあり、背面側カバー23の一辺側に固定されている。可動部26は、ヒンジ機構を介して取付板本体25と筐体2とを連結している。背面側カバー23には、4か所にネジ穴28a~28dが形成されており、それらの位置に対応して、取付板24にも、4か所のネジ穴29a~29dが形成されている。
図2に示すように、ネジ穴28a~28dには、筐体2の内部から、4つのネジ30a~30dを、それぞれネジ穴28a~28dにネジ止めすることで、筐体2は、取付板24に固定される。
【0022】
ネジ30c及び30dは、筐体2を可動部26に固定するもので、
図3は、ネジ30a及び30bだけを外し、筐体2を可動部26により回動させて背面側カバー23の裏側が見えるようにした状態を示している。着脱可能な固定部の一例であるネジ30a及び30b側の前方側には、ネジカバー31が配置されている。ネジカバー31は、スライド機構を備えており、常には下方にあるネジ30bの頭をカバーして、前方側より見えない状態にしている。作業者が、ネジカバー31に指などを添えて上方にスライドさせると、下方にあるネジ30aの頭がカバーされて、ネジ30bの頭が見えるようになる。
【0023】
収容部11からは、内部に収容され、電子部品等が搭載されている回路基板の一部が、延出部32として外部に露出している。その延出部32の背面側には、2つのコネクタ33及び34が搭載されている。これらのコネクタ33及び34の位置に対応して、背面側カバー23には、開口部35が形成されている。コネクタ33は電源供給用であり、コネクタ34は、空調装置10との通信用である。
【0024】
図3に示すように、取付板24にも開口部36が形成されており、その開口部36を介して、取付板24の背面側より電源ケーブル37及び通信ケーブル38が、前面側に導入されている。そして、電源ケーブル37はコネクタ33に繋がっており、通信ケーブル38はコネクタ34に繋がっている。尚、コネクタ33及び34は雄型又は雌型の一方であり、延出部32側には他方の型のコネクタが配置されており、両者が嵌合することで電気的に接続される。但し、延出部32側のコネクタは図示していない。
【0025】
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1及び
図4に示す状態から、コネクタ33及び/又は34を延出部32より外すには、以下の手順を経ることになる。
・ 筐体2の前面側カバー22を開けて、
図2に示す状態にする。
・ ネジ30aを外す。
・ ネジカバー31を上方にスライドさせて、ネジ30bを外す。
・ 筐体2を回動させて、
図3に示す状態にする。
・ コネクタ33及び/又は34を、延出部32より取り外す。
【0026】
以上の手順(1)~(5)を淀みなく実行できるのは、空調コントローラ1における筐体2の構造を、予め知悉している者だけである。構造を理解していない者にとっては、
図2に示す状態では、延出部32の背面側にあるコネクタ33及34は見えていないので、筐体2を回動させて、
図3に示す状態にすることも思いつかないはずである。また、たとえネジ30aを外したとしても、ねじカバー31の背面側にあるネジ30bの存在に、直ちに気付くことはできない。
【0027】
更に、筐体2の構造を予め知っている者でも、以上の手順(1)~(5)を最後まで行うには、それなりの時間を要するはずであるから、空調コントローラ1の内部にアクセスする権限が無い者が手順(1)~(5)を実行しても、その実行中に他の者が気付く可能性は極めて高い。したがって、コネクタ33及び/又は34が、権限が無い者によって空調コントローラ1より外されてしまうことを防止できる。
【0028】
以上のように本実施形態によれば、空調コントローラ1において、筐体2と、筐体2の内部に配置され、電子部品を収容する収容部11と、収容部11の背面側に配置され、建造物の壁面に本体を固定するための取付板24と、筐体2の背面側に配置されて前記ケーブルを接続するコネクタ34を備える。取付板24は、壁面に固定される取付板本体25と、当該本体25の一辺側を、ヒンジ機構を介して筐体2の一辺側に連結する可動部26とを有する。取付板本体25は、空調装置10に接続されるケーブル37、38を通すための開口部36を有し、筐体2は、前面側カバー22と、その内部でネジ30a及び30bによって取付板本体25に固定される。
【0029】
このように構成すれば、壁面に設置された状態の空調コントローラ1は、前面側カバー22が開いていても、ケーブル37、38を接続しているコネクタ33,34は前面側からは見えない状態となる。そして、ネジ30a及び30bを外して、筐体2が取付板本体25に固定されている状態を解除すれば、筐体2はヒンジ機構を介して回動可能となるので、背面側が見える状態になる。したがって、必要であればコネクタ33,34を外すことができる。
【0030】
そして、筐体2の構造に従ってケーブルを取り外そうとしても、それなりに時間を要する作業となるので、その最中に、他の人間が不審な動作に気付く可能性も高くなる。これにより、ケーブル37、38が不用意に取り外されてしまうことを防止できる。
【0031】
また、筐体2の内部に、ネジ30bの前面側を覆うカバー31を備えるので、単に前面側カバー22を開けただけでは、ネジ30bが存在することを直ちに視認できず、ケーブル37、38の取り外しをより確実に防止できる。更に、スライド機構を有しているカバー31をスライドさせると、覆っていたネジ30bが露出した状態になるので、構造を知悉しており内部にアクセスする権限を有している作業者は、固定状態を解除する作業を容易に行うことができる。
【0032】
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
ネジカバーについては、必ずしもスライド機構を備える必要はなく、背面側カバーに嵌め込む構造でも良い。
また、ネジカバーは、2つのネジ30a及び30bを同時に隠すような構成でも良い。
ネジ30a及び30bの一方のみを設けても良い。
また、固定部としてのネジ30を3つ以上設けても良い。
更に、固定部は、ネジ30以外でも良い。
【0033】
空調コントローラ1への給電が空調装置10より行われる場合は、ケーブル37及び38を1つにまとめて、コネクタ33及び34も統合して1つにすれば良い。
また、空調コントローラ1が電池駆動の場合、ケーブル38は不要である。
空調コントローラに限ることなく、ケーブルを介して制御装置に接続される端末機器であれば適用が可能である。
【符号の説明】
【0034】
図面中、1は空調コントローラ、2は筐体、10は空調装置、21はタッチパネル部、22は前面側カバー、23は背面側カバー、24は取付板、25は取付板本体、26は可動部、30a及び30bはネジ、31はネジカバーを示す。