(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024025903
(43)【公開日】2024-02-28
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240220BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022129261
(22)【出願日】2022-08-15
(71)【出願人】
【識別番号】516231693
【氏名又は名称】株式会社ロボケン
(74)【代理人】
【識別番号】100190621
【弁理士】
【氏名又は名称】崎間 伸洋
(74)【代理人】
【識別番号】100212510
【弁理士】
【氏名又は名称】笠原 翔
(72)【発明者】
【氏名】寺田 宗紘
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC17
(57)【要約】
【課題】ミスマッチ低減のため求職者・受注者に実務経験を積ませることが可能な技術を提供すること。
【解決手段】求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付手段と、受信したテスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介手段と、紹介したテスト発注情報に対する1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付手段と、受信した応募情報を発注者が使用する発注者端末に送信して発注者に紹介する応募紹介手段と、1又は複数の受注者が発注者に納品した成果物に対する発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付手段と、評価結果情報に基づく発注者からの1又は複数の受注者に対する採用の可否情報、若しくは成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付手段と、を備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付手段と、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介手段と、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付手段と、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介手段と、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付手段と、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記発注者は前記求人を行う求人企業であり、前記1又は複数の受注者は職を求める求職者である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記発注者から前記採用が得られ入社する前の前記1又は複数の受注者に対する追加の仕事として前記発注者から追加発注情報を受信する追加発注受付手段と、
受信した前記追加発注情報を前記採用となった前記1又は複数の受注者が夫々使用する前記受注者端末に送信する追加発注紹介手段と、
を更に備える、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記成果物の納品があったことの情報、若しくは前記1又は複数の受注者の申請の情報に基づき前記1又は複数の受注者の実務経験に関する実務経験情報を更新する実務経験更新手段を更に備える、
請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記合格となった前記1又は複数の受注者からの前記発注者に対する求人応募情報を受信する求人応募受付手段と、
受信した前記求人応募情報を前記発注者に報知する求人応募報知手段と、
を更に備える、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記1又は複数の受注者からの前記発注者に対する発注者評価情報を受信する発注者評価受付手段を更に備える、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記1又は複数の受注者からの前記仕事に対する進捗情報を受信する進捗受付手段と、
受信した前記進捗情報に基づきステータス情報を生成するステータス生成手段と、
を更に備える、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記1又は複数の受注者からの前記仕事の進捗に係る中間報告情報を受信する中間報告受付手段と、
受信した前記中間報告情報を前記発注者に報知する中間報告報知手段と、
を更に備える、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記発注者は外注を探す発注企業であり、前記1又は複数の受注者は前記外注として受託する受注企業である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置に実行させる情報処理方法であって、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付ステップと、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介ステップと、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付ステップと、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介ステップと、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付ステップと、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付ステップと、
を含む、情報処理方法。
【請求項11】
情報処理装置を制御するコンピュータに、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付ステップと、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介ステップと、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付ステップと、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介ステップと、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付ステップと、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付ステップと、
を含む処理を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示された求職者分析装置は、求職者のスキルを正確に推定し、求人企業とのマッチングに活用しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、未経験者や実務経験の乏しい求職者と、戦力になり得る実務経験者を獲得したい求人企業との間でミスマッチが生じている。同様に、外注先を探す発注企業と、外注として仕事を受ける側の受注企業との間でもミスマッチが生じている。
【0005】
本発明は、ミスマッチ低減のため求職者又は受注企業に実務経験を積ませることが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付手段と、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介手段と、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付手段と、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介手段と、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付手段と、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付手段と、
を備える。
【0007】
また、本発明の一態様の情報処理方法は、前述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する情報処理方法とする。
【0008】
また、本発明の一態様のプログラムは、前述の本発明の一態様の情報処理装置に対応するプログラムとする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、求職者又は受注企業に実務経験を積ませてミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置(サーバ)を含む情報処理システムにより提供されるサービスの概要例を示す図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る情報処理装置(サーバ)を含む情報処理システムに関するシステム構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【
図4】サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
【
図5】求職者と求人企業とに提供される本サービスの一例を示す図である。
【
図6】サーバの処理動作の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図7】アカウント作成・案件の提示から案件の合否までの流れの一例を示す図である。
【
図8】面接の申請から採用合否や採用までの流れの一例を示す図である。
【
図9】求人企業管理画面における発注案件情報登録の一例を示す図である。
【
図12】求人企業管理画面における納品・検収の一例を示す図である。
【
図13】求職者会員登録画面におけるプロフィールの一例を示す図である。
【
図14】本発明の他の実施形態に係る情報処理装置(サーバ)を含む情報処理システムにより提供されるサービスの概要例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<本サービスの概要について>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置(サーバ)を含む情報処理システムにより提供されるサービスの概要例を示す図である。
以下、情報処理システム100の適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を説明する。
【0012】
本サービスは、特に限定するものでないが、例えばIT業界向け求人マッチングに係るものである。
ここで「IT」とは、コンピュータやインターネットを使った情報技術(Information Technology)のことであり、これらのITに付随するサービスを扱う業界をIT業界と呼ぶ。また、「求人マッチング」とは、サーバ1(情報処理装置)の機能により、求人企業UAとその求人企業UAが望む求職者UBとを結びつけることをいう。
【0013】
求人企業UAは、例えば、SES(System Engineering Service)事業者等のIT企業であって、IT業界ならでは問題(悩み)を抱えている企業である。具体的な問題(悩み)としては、(1)経験者を獲得することが難しい、という問題(悩み)である。また、(2)初心者を採用しても直ぐに戦力にならない、という問題(悩み)である。また、(3)入社後に研修を実施しても期待した通りのスキルで伸びないケースがある、という問題(悩み)である。また、(4)採用コストが高額になる、という問題(悩み)である。
なお、求人企業UAは1つのみでなく、n(nは1以上の整数)存在するものとする(複数存在するうち特定する場合の符号をUAnとし、総称する場合はUAとする)。
【0014】
求職者UBは、ITエンジニアになることを希望する者である。具体的には、(1)中高年の未経験者であってIT企業への転職が難しいとされるものの、ITエンジニアになることを希望する者である。また、(2)開発系エンジニアの未経験者枠で採用されても開発系の案件ではなく、テクニカルサポート・テスター等のロースキル案件を長期間任されるケースが多々あり、このケースに該当するような希望者である。また、(3)入社した年の給料が低く抑えられ、そのため現在の給料も低いままのような希望者である。
なお、求職者UBは1人のみでなく、m(mは1以上の整数)人存在するものとする(複数人存在するうち特定する場合の符号をUBmとし、総称する場合は符号をUBとする)。
求職者UBは、前述のITエンジニアになることを希望する者の他、現在ITエンジニアとして働いている者であって、例えば、副業を考えている者も含まれるものとする。
【0015】
前述のような求人企業UAの問題(悩み)の解消や、前述のような求職者UBの希望を叶えるため、本サービスでは、(1)求職者UBに実務経験を積ませることができることを特徴とする。また、(2)求人企業UAは、求職者UBに対して実務経験を積ませるために、格安案件を発注することができることを特徴とする。また、(3)求人企業UAは、求職者UBに対してスキルチェックをすることができることを特徴とする。また、(4)求人企業UAは、求職者UBに対してスカウトすることができ、前述の格安案件を受注した求職者UBは、求人企業UAの求人に応募することができることを特徴とする。
【0016】
即ち、
図1に示すように、サーバ1に対し求人企業UAから利用申し込みがあると、サーバ1は求職者UBを紹介する。また、サーバ1に対し求職者UBから利用申し込みがあると、サーバ1は求人企業UAからの案件や求人の紹介をする。その後、サーバ1を通じて求人企業UAと求職者UBとの間で、仕事依頼・求人選考や、納品・求人応募を行えるようにする。
このような本サービスの提供により、例えば、未経験者や実務経験の乏しい求職者UBに実務経験を積ませることで、求人企業UAとの間でのミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0017】
<情報処理システム100に関するシステム構成について>
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置(サーバ1)を含む情報処理システム100に関するシステム構成の一例を示すブロック図である。
【0018】
情報処理システム100は、サーバ1(情報処理装置)と、求人企業端末2(発注者端末)と、求職者端末3(受注者端末)と、管理者端末4と、これらを接続するインターネット等の所定のネットワークNとを備えて構成される。
求人企業端末2は、ここでは一又は複数あるものとする(nは1以上の整数である)。求職者端末3も同様に、ここでは一又は複数あるものとする(mは1以上の整数である)。
サーバ1は、例えば、負荷が重すぎる場合、複数あってもよいものとする。
【0019】
求人企業端末2は、求人企業UAの例えば人事課の担当者が操作する情報処理端末であって、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やタブレットPCが該当する。また、スマートフォンであってもよい。
求職者端末3は、求職者UBが操作する情報処理端末であって、前述の求人企業端末2と同様に、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やタブレットPCが該当する。また、スマートフォンであってもよい。
管理者端末4は、本サービスの管理者(図示省略)が操作する情報処理端末であって、前述の求人企業端末2や求職者端末3と同様に、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やタブレットPCが該当する。また、スマートフォンであってもよい。
【0020】
<サーバ1のハードウェア構成について>
図3は、サーバ1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0021】
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備える。
【0022】
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
【0023】
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14によって相互に接続される。このバス14には、入出力インターフェース15が接続される。
入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続される。
【0024】
出力部16は、例えば、ディスプレイにより構成され、各種画像(各種画面)を表示する。入力部17は、各種ハードウェア等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、所定のネットワークNによって求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4との間で行う通信を制御する。
【0025】
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。
ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
【0026】
以上のようなサーバ1に関し、前述の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、後述する各種処理が実現されるようになる。
また、求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4に関しても、これらの各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、後述する各種処理が実現されるようになる。
【0027】
<各端末のハードウェア構成について>
前述の求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4のハードウェア構成は、ここでは特に図示しないが、前述のサーバ1のハードウェア構成と基本的に同様である。即ち、CPUと、ROMと、RAMと、バスと、入出力インターフェースと、出力部(表示部)と、入力部と、記憶部と、通信部と、ドライブとを備えて構成される。
【0028】
<サーバ1の機能的構成について>
図4は、サーバ1の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、
図4以外に、必要に応じて
図1乃至
図3も参照する。
【0029】
サーバ1は、CPU11と、記憶部18と、通信部19等とを備える。サーバ1には、通信部19によって求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4が夫々接続されて、これらと通信可能になっている。
【0030】
CPU11は、アカウント登録部111と、プロフィール登録部112と、テスト発注受付・紹介部113(テスト発注受付手段、テスト発注紹介手段)と、応募受付・紹介部114(応募受付手段、応募紹介手段)と、成果物受付・納品部115(成果物受付手段、成果物納品手段)と、評価結果受付・報知部116(評価結果受付手段、評価結果報知手段)と、採否合否受付・報知部117(採否合否受付手段、採否合否報知手段)と、実務経験更新・報知部118(実務経験更新手段、実務経験報知手段)と、求人応募受付・報知部119(求人応募受付手段、求人応募報知手段)と、ステータス生成・報知部120(ステータス生成手段、ステータス報知手段)と、中間報告受付・報知部121(中間報告受付手段、中間報告報知手段)と、報酬受付・報知部122(報酬受付手段、報酬報知手段)と、発注者評価受付・報知部123(発注者評価受付手段、発注者評価報知手段)と、追加発注受付・紹介部124(追加発注受付手段、追加発注紹介手段)と、画面生成・配信部125(画面生成手段、画面配信手段)とを有する。
別な言い方をすれば、サーバ1のCPU11においては、動作する際に、アカウント登録部111と、プロフィール登録部112と、テスト発注受付・紹介部113と、応募受付・紹介部114と、成果物受付・納品部115と、評価結果受付・報知部116と、採否合否受付・報知部117と、実務経験更新・報知部118と、求人応募受付・報知部119と、ステータス生成・報知部120と、中間報告受付・報知部121と、報酬受付・報知部122と、発注者評価受付・報知部123と、追加発注受付・紹介部124と、画面生成・配信部125とが機能する。
サーバ1の記憶部18においては、求人企業記憶部181と、求職者記憶部182と、管理者記憶部183とが確保される。
【0031】
サーバ1のCPU11におけるアカウント登録部111は、求人企業UA及び求職者UBが本サービスの提供を受けるにあたり、求人企業UA及び求職者UBの夫々にアカウントの作成を促すと共に、求人企業端末2及び求職者端末3からアカウントの情報を受け付ける(受信する)。そして、アカウント登録部111は、受け付けたアカウントの情報を求人企業記憶部181及び求職者記憶部182に夫々記憶する。
なお、アカウント登録部111は、後述する報酬の支払い・受け取りに係るアカウントの情報も受信、記憶するものとする。
【0032】
プロフィール登録部112は、求人企業UA及び求職者UBが本サービスの提供を受けるにあたり、求人企業UA及び求職者UBの夫々にプロフィールの登録を促すと共に、求人企業端末2及び求職者端末3から送信されたプロフィールの情報を受け付ける(受信する)。そして、プロフィール登録部112は、受け付けたプロフィールの情報を求人企業記憶部181及び求職者記憶部182に夫々記憶する。
なお、求職者UBのプロフィールの情報に関し、
図13に一例が示される(
図13については後述する)。求職者UBのプロフィールの情報は、所謂、求職者情報である。プロフィールの情報(求職者情報)は、編集可能であるものとする。
【0033】
テスト発注受付・紹介部113は、求人企業UAから送信されたテスト発注情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けたテスト発注情報を例えば求人企業記憶部181に記憶する。そして、テスト発注受付・紹介部113は、テスト発注情報を求職者UBが使用する求職者端末3に送信して求職者UBに紹介する。
テスト発注情報は、求職者UBを採用する前に、求職者UBに対してテスト発注する仕事の情報である。別な言い方をすれば、お試しで格安に発注する仕事の情報である。また、求職者UBに実務経験を積ませるため発注する仕事の情報である。求人企業UAとしては、戦力になり得る実務経験者を獲得したいという思いで発注する仕事の情報でもある。
テスト発注受付・紹介部113は、受け付けたテスト発注情報を、求職者UBによる検索や予め登録されたプロフィール情報等に基づいて求職者端末3に出力する。即ち、求人企業UAから受け付けたテスト発注情報を求職者UBに紹介する。この紹介は、1又は複数の求職者UB(UBm)に向けて行う。
なお、前述の「検索」に関しては、例えば、キーワード検索、プログラミング言語からの検索、要件別からの検索、会社条件からの検索、勤務地からの検索等が挙げられる(これらに限らないものとする)。
【0034】
応募受付・紹介部114は、テスト発注受付・紹介部113が紹介したテスト発注情報に対する求職者UBからの申請による応募情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた求職者UBからの応募情報を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、応募受付・紹介部114は、応募情報を求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信して求人企業UAに紹介する。
なお、求職者UBからの応募情報は、所定の応募フォームにて求職者端末3から送信される。求人企業UAは、応募受付・紹介部114にて紹介された求職者UBからの応募情報に基づき、例えばスキルがマッチするか否か等により選考を行い、この後にテスト発注を行う。
求職者UBは、ここでは入社を希望する求人企業UAに対して応募を申請するものとする(一例である)。
なお、テスト発注は、応募受付・紹介部114にて行ってもよいし、テスト発注受付・紹介部113にて行ってもよい。或いは、次で説明する成果物受付・納品部115にて、先ず初めにテスト発注から行ってもよい。この他、サーバ1を介さずに直接メール等でテスト発注を行ってもよい(求人企業UAと求職者UBとの間でやり取りができれば特に限定されないものとする。後述する追加発注も同様であるものとする)。
【0035】
成果物受付・納品部115は、求職者UBから送信された成果物(テスト発注された仕事に対する成果物)を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた求職者UBからの成果物を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、成果物受付・納品部115は、求職者UBからの成果物を、テスト発注した求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信することで、求職者UBに代わって求人企業UAに納品する。
なお、サーバ1を介さずに求職者UBから成果物を直接求人企業UAに納品するようにしてもよい。
成果物受付・納品部115は、前述の他、追加発注された仕事(後述する)の成果物を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた追加発注の成果物を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、成果物受付・納品部115は、求職者UBからの、追加発注の成果物を求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信することで、求職者UBに代わって求人企業UAに納品する。
【0036】
評価結果受付・報知部116は、求職者UBから求人企業UAに納品された成果物に対する、求人企業UAによる評価結果情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた評価結果情報を例えば求人企業記憶部181に記憶する。そして、評価結果受付・報知部116は、評価結果情報を求職者UBが使用する求職者端末3に送信して求職者UBに報知する。
なお、評価結果等に関しては、管理者側で管理可能にするため、管理者記憶部183に記憶してもよいものとする。また、評価結果情報は、求職者UBからの要望に応じて報知するようにしてもよいものとする。
【0037】
採否合否受付・報知部117は、前述の評価結果情報に基づき求人企業UAから送信された求職者UBに対する採用の可否情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた採用の可否情報を例えば求人企業記憶部181に記憶する。そして、採否合否受付・報知部117は、採用の可否情報を求職者UBが使用する求職者端末3に送信して求職者UBに報知する。
なお、採用可否の情報に限らず、成果物に対する合格か不合格かの情報も受付、記憶、報知するものとする。
求職者UBは、求人企業UAから合格の情報を受け取ると、サーバ1を介して求人企業UAへの求人応募をすることができるようになる。また、求職者UBは、求人企業UAから採用可の情報を受け取ると、入社の準備を開始すると共に、入社までの例えば3ヶ月間において、後述する追加発注を受けることができるようになる。
【0038】
実務経験更新・報知部118は、求職者UBから送信された実務経験の更新申請を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた更新申請に基づき、求職者UBの実務経験に関する情報を更新する。そして、実務経験更新・報知部118は、実務経験に関する情報を更新した旨の情報を求職者端末3に出力する。即ち、求職者UBに更新した旨を報知する。
なお、求職者UBからの申請(更新申請)により実務経験に関する情報を更新する他に、自動的に求職者UBの実務経験に関する情報を更新してもよいものとする。この場合、前述の成果物の納品があったことに基づいて行うことが可能である。
【0039】
求人応募受付・報知部119は、求職者UBから送信された求人応募に関する情報(求人応募情報)を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた求職者UBからの求人応募情報を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、求人応募受付・報知部119は、求人応募情報を求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信して求人企業UAに報知する。
求人企業UAでは求人応募情報の報知により、この後に適宜日程で求職者UBとの面接等を開始する。求人企業UAは、求職者UBとの面接結果に関する情報や、求職者UBを採用することに関する情報、或いは採用を見送ることに関する情報等をサーバ1に送信する。なお、この送信情報の受信や記憶部18への記憶等は、前述の採否合否受付・報知部117が行うものとする。
【0040】
ステータス生成・報知部120は、例えば、求人企業UAが発注したテスト発注(依頼案件)が求職者UBにおいてどのような状況にあるのかを管理する。即ち、例えば納品まで済んでいれば、ステータスが「完了」である旨の情報を生成してこれを記憶すると共に、生成したステータス情報を求人企業UAや求職者UBに報知する。なお、求人企業端末2や求職者端末3の管理画面にステータス情報が反映されるものとする。
ステータスに関しては、求職者UBや求人企業UAからの申請に基づいて生成してもよいものとする。この場合、進捗を受け付ける図示しない進捗受付部(進捗受付手段)が機能するものとする。
【0041】
中間報告受付・報知部121は、テスト発注に関する求職者UBからの中間報告の情報(中間報告情報)を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた中間報告情報を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、中間報告受付・報知部121は、中間報告情報を求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信して求人企業UAに報知する。
求人企業UAでは、報知された中間報告情報に基づき、テスト発注(依頼案件)がどのような状況にあるのかをより具体的に把握することができるようになる。
サーバ1では、中間報告受付・報知部121が求職者UBからの中間報告情報を受け付けることにより、ステータス生成・報知部120が自動的に「中間報告」である旨のステータス情報を生成する(一例であるものとする)。
【0042】
報酬受付・報知部122は、前述の成果物の納品後に求人企業UAから送信された報酬に関する情報(報酬情報)を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた報酬情報を例えば求人企業記憶部181に記憶する。そして、報酬受付・報知部122は、報酬情報を求職者UBが使用する求職者端末3に送信して求職者UBに報知する。
【0043】
発注者評価受付・報知部123は、求人企業UAに対する求職者UBによる評価結果情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた求人企業UAに対する評価結果情報を例えば求職者記憶部182に記憶する。そして、発注者評価受付・報知部123は、求人企業UAに対する評価結果情報を求人企業UAが使用する求人企業端末2に送信して求人企業UAに報知する。
なお、求人企業UAに対する評価結果等に関しては、管理者側で管理可能にするため管理者記憶部183に記憶してもよいものとする。また、求人企業UAに対する評価結果情報は、求人企業UAからの要望に応じて報知するようにしてもよいものとする。
【0044】
追加発注受付・紹介部124は、求人企業UAから送信された後述する追加発注情報を受け付ける(受信する)と共に、受け付けた追加発注情報を例えば求人企業記憶部181に記憶する。そして、追加発注受付・紹介部124は、追加発注情報を求職者UBが使用する求職者端末3に送信して求職者UBに紹介する。
追加発注情報は、求職者UBを採用した後に、求職者UBに対して追加発注する仕事の情報である。具体的には、採用決定後で入社前の例えば3ヶ月間においても求職者UBに実務経験を積ませることができるようにした仕事の情報である。
【0045】
画面生成・配信部125は、各種画面を生成すると共に、この生成した画面を求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4に夫々配信する。
【0046】
記憶部18においては、求人企業記憶部181、求職者記憶部182、及び管理者記憶部183に前述の各種情報が記憶される。
【0047】
<本サービスの一例について>
図5は、求職者UBと求人企業UAとに提供される本サービスの一例を示す図である。
【0048】
図5の左側に示す求職者UBは、ITエンジニアになりたい求職者である。具体的には、求職者UBは、IT企業への転職が難しいとされる中高年の未経験者である(一例であるものとする)。なお、開発系エンジニアの未経験者枠で採用されても開発系の案件ではなく、テクニカルサポート・テスター等のロースキル案件を長期間任されるケースが多々あり、このケースに該当するような求職者であってもよいものとする。
図5の右側に示す求人企業UAは、例えば、SES(System Engineering Service)事業者等のIT企業である。求人企業UAは、経験者を獲得することが難しいという悩みや、初心者を採用しても直ぐに戦力にならないという悩み(例えば、SESで月次収益化まで半年乃至1年程度、回収まで2乃至3年程度かかる)、採用コストが高額(例えば1人100万円程度)になるという悩みを抱えている企業である。
なお、本サービスにより、多額の費用がかかる求人広告や人材紹介会社を利用する必要性は低くなる。
本サービスでは、サーバ1を通じて求職者UBと求人企業UAとの間で応募や発注等のやり取りを行うことにより、次のようなメリットを得ることができる。即ち、求職者UB側のメリットとしては、実務経験を積むことができる、というメリットである。また、報酬を得ることができる、というメリットである。また、実務経験者である求職者UBでは、自身のスキルをアピールする場が得られることから、未経験者よりも雇用待遇を有利にすることができる、というメリットである。
これに対し、求人企業UA側のメリットとしては、実務経験者を獲得することができる、というメリットである。また、採用コストの削減をすることができる、というメリットである。また、採用前にスキルチェックをすることができる、というメリットである。
【0049】
<サーバ1の処理動作の流れについて>
図6は、サーバ1の処理動作の流れの一例を示すフローチャートである。なお、
図6以外に、必要に応じて
図1乃至
図5も参照する。
図6では、サーバ1における処理を示しているが、当該サーバ1の処理に連動して、求人企業端末2、求職者端末3、及び管理者端末4が適宜連動して処理を行うものとする。
【0050】
サーバ1の処理動作としては、先ず、ステップSS1で求人企業UAの求人企業端末2から送信された(申請された)テスト発注に関するテスト発注情報の受信(受け付け)を行う。
次に、ステップSS2では、受信したテスト発注情報を求職者UBに紹介するため、テスト発注情報を該当する求職者端末3に出力する。
次に、ステップSS3では、求職者UBから送信された(申請された)テスト発注情報に関する応募情報の受信を行う。
次に、ステップSS4では、受信した応募情報を求人企業UAに紹介するため、応募情報を該当する求人企業端末2に出力する。
なお、ステップSS4の後、求人企業UAと求職者UBとの間で発注や納品等の送受信(やり取り)が行われるようになるが、サーバ1を介さず直接行うことも可能であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0051】
次に、ステップSS5では、求職者UBの求職者端末3から納品された仕事の成果物に対する、求人企業UAによる評価結果情報の受信(受け付け)を行う。
次に、ステップSS6では、受信した評価結果情報を求職者UBに報知するため、評価結果情報を該当する求職者端末3に出力する。
次に、ステップSS7では、求人企業UAの求人企業端末2から送信された、前述の評価結果情報に基づく求職者UBに対する採用の可否情報の受信(受け付け)を行う。
次に、ステップSS8では、受信した採用の可否情報を求職者UBに報知するため、採用の可否情報を該当する求職者端末3に出力する。
なお、ステップSS8の後、追加発注があればこの追加発注や納品等の求人企業UAと求職者UBとの間で送受信(やり取り)が行われるようになるが、サーバ1を介さず直接行うことも可能であるため、ここでの説明は省略するものとする。
【0052】
<アカウント作成・案件の提示から案件の合否までの流れについて>
図7は、アカウント作成・案件の提示から案件の合否までの流れの一例を示す図である。
図7(a)は求人企業UAの流れであり、
図7(b)は求職者UBの流れである。
なお、
図7以外に、必要に応じて
図1乃至
図6も参照する。
図7では、求人企業端末2や求職者端末3が用いられる。
【0053】
図7(a)に示す求人企業UAの流れとして、先ず、アカウントの作成を行う(ステップF1)。
次に、プロフィールの登録を行う(ステップF2)。次に、テスト発注に関する案件登録を行う(ステップF3)。次に、応募情報に基づき求職者UB(図中に記載のユーザに該当)の選定を行う(ステップF4)。
次に、選定した求職者UBとの対応(やり取り)を行う(ステップF5)。次に、求職者UBから納品された成果物の検収を行う(ステップF6)。次に、結果報告(評価結果、合否結果の報告)を行う(ステップF7)。
以上が求人企業UAによるアカウント作成・案件の提示から案件の合否までの流れの一例になる。
【0054】
一方、
図7(b)に示す求職者UBの流れとして、先ず、アカウントの作成を行う(ステップF11)。次に、プロフィールの登録を行う(ステップF12)。
次に、テスト発注に関する案件検索を行う(ステップF13)。次に、テスト発注に関する案件(テスト発注案件)への申請を行う(ステップF14)。
次に、前述のテスト発注案件を受注した場合にその作業を開始する(ステップF15)。次に、受注したテスト発注案件の中間報告をする(ステップF16)。次に、テスト発注案件検の成果物を納品する(ステップF17)。次に、テスト発注案件の結果(評価結果、合否結果)を受け取る(ステップF18)。
以上が求職者UBによるアカウント作成・案件の提示から案件の合否までの流れの一例になる。
【0055】
<面接の申請から採用合否や採用までの流れについて>
図8は、面接の申請から採用合否までの流れの一例を示す図である。
図8(a)は求人企業UAの流れであり、
図8(b)は求職者UBの流れである。
なお、
図8以外に、必要に応じて
図1乃至
図6も参照する。
図8でも前述の
図7と同様に、求人企業端末2や求職者端末3が用いられる。
【0056】
図8(a)に示す求人企業UAの流れとして、先ず、求職者UB(図中に記載のユーザに該当)の検索を行う(ステップF21)。次に、求職者UBとの面接を申請する(フローF22)。次に、面接を踏まえて求職者UBの採用決定又は採用見送りを検討し、その結果を求職者UBに対し報知する(ステップF23)。
求職者UBの採用を決定した場合、求職者UBに対する採用を行う(ステップF24)。次に、サーバ1に対し求職者UBを採用した旨の申請を行う(ステップF25)。
以上が求人企業UAによる面接の申請から採用合否や採用までの流れの一例になる。
【0057】
一方、
図8(b)に示す求職者UBの流れとして、先ず、応募可能となった求人企業UA(図中に記載のスカウト企業に該当)の選択を行うと共に、選択した求人企業UAとの面接を行う(ステップF31)。次に、求人企業UAからの採用決定又は採用見送りを受け取る(ステップF32)。
次に、求人企業UAからの採用決定を受けてその承諾を行う(ステップF33)。次に、サーバ1に対し求人企業UAからの採用を承諾した旨の申請を行う(ステップF34)。次に、ステータスに関する申請を行う(ステップF34)。
以上が求職者UBによる面接の申請から採用合否や採用までの流れの一例になる。
【0058】
<求人企業管理画面(発注案件情報登録)について>
図9乃至
図11は、求人企業管理画面における発注案件情報登録の一例を示す図である。
求人企業管理画面は、求人企業端末2に表示される。
【0059】
求人企業管理画面における発注案件情報登録は、前述のテスト発注のための登録である。ここでの登録としては、
図9に示すように、依頼タイトルを登録する。また、依頼の特徴や目的について登録する。また、依頼の種類や作業範囲、用意してあるもの、参考URLについて登録する。
また、
図10に示すように、希望開発言語やフレームワーク、補足説明、添付ファイル、募集の締め切りについて登録する。また、源泉徴収や発注金額、下請法対応、検収完了日について登録する。
また、
図11に示すように、検収基準について登録する。検収基準については、例えば「サイトの挙動に問題がないか」、「使いやすいページ構成になっているか」、「中間報告を行うこと。詳細は備考欄に」が挙げられる。
また、
図11に示すように、希望納期日や備考欄について登録する。備考欄については、例えば「中間報告期間(例:作業開始後1週間後に必ず進捗を報告する)」、「作業環境(例:ローカル環境で構築したデータを添付するまたは、弊社が用意するサーバにデータをアップする等)」、「要望(例:コミュニケーション能力が高い方希望)」が挙げられる。
図11に示すように、内容確認のためのボタンと、キャンセルのためのボタンとが夫々設けられる。
【0060】
<求人企業管理画面(納品・検収)について>
図12は、求人企業管理画面における納品・検収の一例を示す図である。
求人企業管理画面は、前述したように、求人企業端末2に表示される。
【0061】
求人企業管理画面における納品・検収として、「NDA締結」、「メッセージ」、「発注管理」、「支払い」、「領収書・請求書」のボタンが設けられており、
図12では「発注管理」のボタンを押した時の画面が表示される。
具体的には、タイトルが「マッチング求人サイト開発」である案件を、Aさんが100,000円で受注して、2022/07に納品完了状態であり、更に採用は可の状態であることが
図12に表示される。
また、タイトルが「ライティングコンテンツの作成」である案件を、同じくAさんが10,000円で受注して、2022/05に納品完了状態であることが表示される。なお、採用は可の状態になっていない。
また、タイトルが「ECサイト開発」である案件を、同じくAさんが200,000円で受注して、2022/05に納品完了状態であることが
図12に表示される。なお、採用は可の状態になっていない。
【0062】
<求職者会員登録画面(プロフィール)について>
図13は、求職者会員登録画面におけるプロフィールの一例を示す図である。
求職者会員登録画面は、求職者端末3に表示される。
【0063】
求職者会員登録画面において、画面左上には、「案件募集中」、「案件対応中」、「案件結果待ち」、「面接中」が表示される。これらのうち「案件募集中」が四角の枠で囲われており、現在のステータスは「案件募集中」であることが分かる。
求職者会員登録画面におけるプロフィール(職務経歴)の登録としては、
図13に示すように、実務経験の実績が登録される。具体的には、「期間」、「業務内容」、「使用ソフト担当職種」、「チーム人数」、「契約・雇用形態」が実績として登録される。なお、この欄は実務経験を積むごとに登録・更新されるようになる。
この他、
図13に示すように、OSやDB、プログラム、クリエイティブに関する経験スキルが登録される。また、経験業界・年数が登録される(例えば、ネットコンサル業・2年)。また、経験職種・年数が登録される(例えば、コーダー・3年、プログラマー・2年)。
【0064】
<効果について>
以上、
図1乃至
図13を参照しながら説明してきたように、求職者UBと求人企業UAとに提供される本サービスによれば、ITエンジニアになりたい求職者UBは、実務経験を積むこと、報酬を得ること、未経験者よりも雇用待遇を有利にすることができるという効果を奏する。また、求人企業UAは、実務経験者を獲得すること、採用コストの削減をすること、採用前にスキルチェックをすることができるという効果を奏する。
従って、本サービスによれば、未経験者や実務経験の乏しい求職者UBに実務経験を積ませることで、求人企業UAとの間でのミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0065】
<他の実施形態について>
図14は、本発明の他の実施形態に係る情報処理装置(サーバ1)を含む情報処理システム100により提供されるサービスの概要例を示す図である。
以下、
図14の情報処理システム100の適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を説明する。
【0066】
他の実施形態の本サービスも、特に限定するものでないが、IT業界向けのマッチングに係るものであり、サーバ1(情報処理装置)の機能により発注企業UC(UCn)とその発注企業UCが望む受注企業UD(UDm)とを結びつける。
なお、n、mは1以上の整数であるものとする。
【0067】
発注企業UCは、前述の求人企業UAと同様のIT企業であって、IT業界ならでは問題(悩み)を抱えている企業である。具体的な問題(悩み)としては、面談だけではスキルチェックが不十分で、例えば常駐後にミスマッチが生じる、という問題(悩み)である。発注企業UCは、外注を探している企業である。
一方、受注企業UDは、実績が少ない、若い中小企業・個人事業主であることを理由に案件獲得が難しい状況のIT企業である。受注企業UDは、外注として仕事を受託しようとする企業である。
【0068】
前述のような発注企業UCと受注企業UDとの間のミスマッチを防止するため、本サービスでは、(1)本契約前にテスト発注案件(例えば格安案件)を発注することができることを特徴とする。また、(2)テスト発注案件を実績としてカウントするため、受注企業UDの実績を増やすことができることを特徴とする。また、(3)テスト発注案件終了後(本契約終了後)、発注企業UCと受注企業UDとの間でお互いに評価を付けることができることを特徴とする。
【0069】
他の実施形態の本サービスは、
図14に示すように、サーバ1に対し発注企業UCから利用申し込みがあると、サーバ1は受注企業UDを紹介する。また、サーバ1に対し受注企業UDから利用申し込みがあると、サーバ1は発注企業UCからの案件(テスト発注案件)を紹介する。その後、サーバ1を通じて発注企業UCと受注企業UDとの間で、仕事依頼・選考や、納品・応募を行えるようにする。
このような本サービスの提供により、例えば、十分なスキルチェックを行いたいと考える発注企業UCと、実績が少ない、若い中小企業・個人事業主である受注企業UDとの間でのミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0070】
なお、特に図示しないが、他の実施形態の本サービスでも、前述と同様のシステム構成(
図2参照)が採用されるものとする。この場合、求人企業端末2を発注企業端末2と読み替えるものとする。また、求職者端末3を受注企業端末3と読み替えるものとする。
サーバ1のハードウェア構成も
図3と同様であるものとする。また、サーバ1の機能的構成も前述の読み替えが必要であるものの、基本的に
図4と同様であるものとする。
【0071】
<まとめ>
以上、本発明のサーバ1を含む情報処理システム100の実施形態について説明したが、本発明は前述した本実施形態に限定されない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果の列挙に過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されない。
本実施形態では、IT業界を例に挙げて説明したが、この業界に限定するものではない。即ち、求人企業とその求人企業が望む求職者とを結びつけることができれば、若しくは発注企業とその発注企業が望む受注企業とを結びつけることができれば、製造業、小売業、卸売業、サービス業等の各業界に本サービスは適用可能であるものとする(様々な業界に適用可能であるので大きな括りで挙げるものとする)。
また、本実施形態では、ITエンジニアを例に挙げて説明したが、この限りでないものとする。即ち、AIデータサイエンティスト、クリエイター、マーケッター等であってもよいものとする。
また、本実施形態では、求職者UBを採用した後に求人企業UAが求職者UBに対して追加発注することとしていたが、この限りでないものとする。即ち、求職者UBを採用する前でも求職者UBに対して追加発注することができるものとする。
【0072】
本実施形態において、
図3に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。換言すると、
図4に示す機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、前述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システム100に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に
図4の例に限定されない。
【0073】
また、機能ブロックの存在場所も、
図4に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックを複数のサーバに分散させてもよい。また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
【0074】
また、例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。また、コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれるコンピュータであってもよい。
【0075】
コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
【0076】
また、例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、利用者にプログラムを提供するために、装置本体とは別に配布される図示しないリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で利用者に提供される記録媒体等で構成されるものであってもよい。
【0077】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含む。また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味する。
【0078】
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される
図3のリムーバブルメディア21により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で利用者に提供される記録媒体等で構成される。
リムーバブルメディア21は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。
装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている
図3のROM12や、
図3の記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
この他、インターネット等のネットワークを介して配布可能にしてもよい。このことから、アプリケーション・プログラムを記録した記録媒体としては、ネットワークに直接的、或いは間接的に接続された情報処理装置に搭載、若しくは装着されたものか、或いは外部のアクセス可能な装置に搭載、若しくは装着されたものであってもよい。
【0079】
以上まとめると、情報処理システム100において本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、
図2のサーバ1)は、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者(例えば、
図1の求人企業UA)から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付手段(例えば、
図4のテスト発注受付・紹介部113)と、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者(例えば、
図1の求職者UB)が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介手段(例えば、
図4のテスト発注受付・紹介部113)と、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付手段(例えば、
図4の応募受付・紹介部114)と、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介手段(例えば、
図4の応募受付・紹介部114)と、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付手段(例えば、
図4の評価結果受付・報知部116)と、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付手段(例えば、
図4の採否合否受付・報知部117)と、
を備える。
【0080】
本発明によれば、受注者は、実務経験を積むことができるという効果を奏する。また、発注者は、採用前にスキルチェックをすることができるという効果を奏する。
従って、本発明によれば、ミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0081】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記発注者は前記求人を行う求人企業であり、前記1又は複数の受注者は職を求める求職者である。
【0082】
本発明によれば、求職者に実務経験を積ませ、求人企業との間でのミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0083】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記発注者から前記採用が得られ入社する前の前記1又は複数の受注者に対する追加の仕事として前記発注者から追加発注情報を受け付ける追加発注受付手段(例えば、
図4の追加発注受付・紹介部124)と、
受け付けた前記追加発注情報を前記採用となった前記1又は複数の受注者に紹介する追加発注紹介手段(例えば、
図4の追加発注受付・紹介部124)と、
を更に備える。
【0084】
本発明によれば、採用決定後で入社前の数ヶ月間においても実務経験を積ませることができるという効果を奏する。
【0085】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記成果物の納品があったことの情報、若しくは前記1又は複数の受注者の申請の情報に基づき前記1又は複数の受注者の実務経験に関する実務経験情報を更新する実務経験更新手段(例えば、
図4の実務経験更新・報知部118)を更に備える。
【0086】
本発明によれば、実務経験情報を自動的に更新することができるという効果を奏する。
【0087】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記合格となった前記1又は複数の受注者からの前記発注者に対する求人応募情報を受信する求人応募受付手段(例えば、
図4の求人応募受付・報知部119)と、
受信した前記求人応募情報を前記発注者に報知する求人応募報知手段(例えば、
図4の求人応募受付・報知部119)と、
を更に備える。
【0088】
本発明によれば、採用の前の仕事に合格することで求人に応募できるという効果を奏する。
【0089】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記1又は複数の受注者からの前記発注者に対する発注者評価情報を受信する発注者評価受付手段(例えば、
図4の発注者評価受付・報知部123)を更に備える。
【0090】
本発明によれば、受注者も発注者を評価することができるという効果を奏する。
【0091】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記1又は複数の受注者からの前記仕事に対する進捗情報を受信する進捗受付手段(例えば、図示しない進捗受付部)と、
受信した前記進捗情報に基づきステータス情報を生成するステータス生成手段(例えば、
図4のステータス生成・報知部120)と、
を更に備える。
【0092】
本発明によれば、ステータスの管理をすることができるという効果を奏する。
【0093】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記1又は複数の受注者からの前記仕事の進捗に係る中間報告情報を受信する中間報告受付手段(例えば、
図4の中間報告受付・報知部121)と、
受信した前記中間報告情報を前記発注者に報知する中間報告報知手段(例えば、
図4の中間報告受付・報知部121)と、
を更に備える。
【0094】
本発明によれば、発注者に中間報告をすることができるという効果を奏する。
【0095】
また、本発明が適用される情報処理装置は、
前記発注者は外注を探す発注企業(例えば、
図14の発注企業UC)であり、前記1又は複数の受注者は前記外注として受託する受注企業(例えば、
図14の受注企業UD)である。
【0096】
本発明によれば、外注先を探す発注企業と、外注として仕事を受ける側の受注企業との間のミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0097】
本発明が適用される情報処理方法は、
情報処理装置に実行させる情報処理方法であって、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付ステップ(例えば、
図6のステップSS1)と、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介ステップ(例えば、
図6のステップSS2)と、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付ステップ(例えば、
図6のステップSS3)と、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介ステップ(例えば、
図6のステップSS4)と、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付ステップ(例えば、
図6のステップSS5)と、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付ステップ(例えば、
図6のステップSS7)と、
を含む。
【0098】
本発明によれば、情報処理装置と同様の効果を奏することができる。即ち、受注者は、実務経験を積むことができるという効果を奏する。また、発注者は、採用前にスキルチェックをすることができるという効果を奏する。
従って、本発明によれば、ミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【0099】
本発明が適用されるプログラムは、
情報処理装置を制御するコンピュータに、
求人を予定する若しくは外注先を探す発注者から、採用の前の仕事としてテスト発注されるテスト発注情報を受信するテスト発注受付ステップと、
受信した前記テスト発注情報を1又は複数の受注者が夫々使用する受注者端末に送信して前記1又は複数の受注者に紹介するテスト発注紹介ステップと、
紹介した前記テスト発注情報に対する前記1又は複数の受注者からの応募情報を受信する応募受付ステップと、
受信した前記応募情報を前記発注者が使用する発注者端末に送信して前記発注者に紹介する応募紹介ステップと、
前記1又は複数の受注者が前記発注者に納品した前記仕事の成果物に対する前記発注者からの評価結果情報を受信する評価結果受付ステップと、
前記評価結果情報に基づく前記発注者からの、前記1又は複数の受注者に対する前記採用の可否情報、若しくは前記成果物に対する合格か不合格かの情報を受信する採否・合否受付ステップと、
を含む処理を実行させる。
【0100】
本発明によれば、情報処理装置と同様の効果を奏することができる。即ち、受注者は、実務経験を積むことができるという効果を奏する。また、発注者は、採用前にスキルチェックをすることができるという効果を奏する。
従って、本発明によれば、ミスマッチを低減させることができるという効果を奏する。
【符号の説明】
【0101】
1・・・サーバ(情報処理装置)
2・・・求人企業端末(発注者端末)
3・・・求職者端末(受注者端末)
11・・・CPU
18・・・記憶部
100・・・情報処理システム
113テスト発注受付・紹介部(テスト発注受付手段、テスト発注紹介手段)
114・・・応募受付・紹介部(応募受付手段、応募紹介手段)
115・・・成果物受付・納品部(成果物受付手段、成果物納品手段)
116・・・評価結果受付・報知部(評価結果受付手段、評価結果報知手段)
117・・・採否合否受付・報知部(採否合否受付手段、採否合否報知手段)
118・・・実務経験更新・報知部(実務経験更新手段、実務経験報知手段)
119・・・求人応募受付・報知部(求人応募受付手段、求人応募報知手段)
120・・・ステータス生成・報知部(ステータス生成手段、ステータス報知手段)
121・・・中間報告受付・報知部(中間報告受付手段、中間報告報知手段)
123・・・発注者評価受付・報知部(発注者評価受付手段、発注者評価報知手段)
124・・・追加発注受付・紹介部124(追加発注受付手段、追加発注紹介手段)
UA・・・求人企業(発注者)
UB・・・求職者(受注者)