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▶ 堤 敏勝の特許一覧

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  • 特開-液体焼き物の生地 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024027065
(43)【公開日】2024-02-29
(54)【発明の名称】液体焼き物の生地
(51)【国際特許分類】
   A21D 6/00 20060101AFI20240221BHJP
   A23L 35/00 20160101ALI20240221BHJP
【FI】
A21D6/00
A23L35/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022140353
(22)【出願日】2022-08-16
(71)【出願人】
【識別番号】504055421
【氏名又は名称】堤 敏勝
(72)【発明者】
【氏名】堤 敏勝
【テーマコード(参考)】
4B032
4B036
【Fターム(参考)】
4B032DB10
4B032DB33
4B032DB40
4B032DG02
4B032DP12
4B032DP80
4B036LE05
4B036LF14
4B036LH01
4B036LH22
4B036LK01
4B036LP19
(57)【要約】
【課題】焼き物の粉(お好み焼き粉、クレープ粉、たこ焼き粉、ホットケーキ粉等)を液体化し容器に詰めて提供、具材と混ぜて焼くだけの簡便さでお店の味を実現。
【解決手段】各種焼き物は調味料等を含有した粉として提供され、水を加えて攪拌し、具材を加えて焼き上げれば焼き物として食することが出来るが、粉の量によって加える水分の量、攪拌度合いがまちまちである為、お店の味にはなりません。
そこで本発明は小麦粉と調味料、粉末食材、水、食品添加物を適切に混ぜ合わたものを容器に詰めて、液体の生地として提供。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
小麦粉に調味料、粉末食材、食品添加物に水を加えて攪拌し、液状にしたものを容器に詰めたもの。
【請求項2】
請求項1記載の液体に具材を混ぜただけで、各種焼き物の生地になる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、焼き物用生地の完成品を容器に詰め、それに手を加える必要無く使用すれば、手軽にプロの味を実現できる。
【背景技術】
【0002】
各種焼き物(お好み焼き、たこ焼き、クレープ、ホットケーキ等は調味料等を含有した粉として提供され、具材と水を加えて攪拌し焼き上げれば焼き物として食することが出来るが、粉に水を加えると言う作業、攪拌すると言う作業の不確定な要素が加わり、必ずしも提供側の意図した味にならないと言う事が生じます。
又、特開2019-154276は小麦粉と水のみを加えて加工した物を小麦ベ-スの液体として提供しているが、小麦と水のみですので焼き物の場合、(米粉、大麦粉、餅米粉、とうもろこし粉、ライ麦粉、そば粉ホワイトソルガム)、芋類(山芋、長芋)、澱粉(コーン澱粉、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、これらの化工澱粉)、調味料(砂糖、食塩、グルタミン酸ナトリウム、カツオパウダーなどの粉末調味料、ソース、エキス、醤油、だし汁、ハチミツなどの液体調味料)、膨張剤(ベーキングパウダー)、液卵(全卵、卵白、卵黄)、油脂、食物繊維等を別に加えないと焼き物として食することが出来ません
上記をその都度加える作業をすると、加える量によってはなめらかでクリ-ミ-な食感にはならず一定の品質にはならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-154276
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、焼き物のとして全ての材料を含んだ液状の生地を提供することにある。
また、本発明の目的は、容器入り液体焼き物の生地完成品を提供することにより、具材と混ぜて焼くだけで、手軽にプロの味を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為に、例えばお好み焼き生地、たこ焼き生地の場合、水、小麦粉、に(米粉、大麦粉、餅米粉、とうもろこし粉、ライ麦粉、そば粉ホワイトソルガム)、粉末芋類(山芋、長芋)、澱粉(コーン澱粉、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、これらの化工澱粉)、調味料(砂糖、食塩、グルタミン酸ナトリウム、カツオパウダーなどの粉末調味料、ソース、エキス、醤油、だし汁、ハチミツなどの液体調味料)、膨張剤(ベーキングパウダー)、粉末卵、油脂、食物繊維、食品添加物、等を適切に加え、粘度、粒子が滑らかになるまで撹拌機にて攪拌し容器に詰める。
そして長期賞味期限を実現する為に容器ごとレトルト処理し提供します。
【発明の効果】
【0006】
本発明により製造された液体焼き物の生地は、具材と混ぜて焼成するだけで食する事が出来る簡便さと、お店で販売されているプロの味を容易に実現できる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
なお、本発明において、液体焼き物の生地とは、小麦粉、水、調味料、各種添加物を含む液体の生地に、具材を加えて焼成加熱してなる焼成食品を意味し、例えば、たこ焼き、お好み焼き、チヂミ、たい焼き、大判焼き、クレープ、ホットケーキなど、液体焼き物の生地とそれぞれの具材を混ぜ込んで焼成した食品、焼成した生地に具材を包んだ又はトッピングした食品などを包含する。
【0008】
液体焼き物の生地を提供する場合、図1の容器に限定される訳ではなく、レトルトパウチ、各種プラスチック容器、ガラス容器、等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】 液体焼き物の生地容器例
【符号の説明】
【0009】
1 容器例
2 液体焼き物の生地
図1