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特開2024-271バニシング加工装置及びバニシング加工方法
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  • 特開-バニシング加工装置及びバニシング加工方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024000271
(43)【公開日】2024-01-05
(54)【発明の名称】バニシング加工装置及びバニシング加工方法
(51)【国際特許分類】
   B24B 39/02 20060101AFI20231225BHJP
【FI】
B24B39/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022098966
(22)【出願日】2022-06-20
(71)【出願人】
【識別番号】509186579
【氏名又は名称】日立Astemo株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】デロイトトーマツ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】目黒 正行
【テーマコード(参考)】
3C158
【Fターム(参考)】
3C158AA01
3C158AA09
3C158AA14
3C158AA16
3C158AB04
3C158CA02
3C158CA04
3C158CB01
3C158CB03
3C158CB05
(57)【要約】      (修正有)
【課題】バニシング工具を回転させることなく,金属加工物の加工孔内周面を高精度の平滑面にバニシング加工でき,これによりバニシング工具の回転速度管理を不要とすると共に,バニシング工具の寿命を延ばし得るバニシング加工装置を提供する。
【解決手段】金属加工物Wに設けられる円筒状の加工孔Waの内周面をバニシング加工するバニシング工具12と,該バニシング工具12の主軸12aを回転不能に支持しながらバニシング工具12に,その軸方向に沿ってバニシング加工行程A及び戻り行程Bを与え得る工具駆動機とを備え,バニシング工具12には,その先端側からそれぞれ全周面を金属加工物Wよりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ14及び第2バニシングチップ15が順次設けられ,第2バニシングチップ15の外径D2が第1バニシングチップ14の外径D1よりも大きく設定される。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属加工物(W)に設けられる円筒状の加工孔(Wa)の内周面をバニシング加工するバニシング工具(12)と,該バニシング工具(12)の主軸(12a)を回転不能に支持しながら前記バニシング工具(12)に,その軸方向に沿ってバニシング加工行程(A)及び戻り行程(B)を与え得る工具駆動機(16)と,前記バニシング工具(12)の前記バニシング加工行程(A)により前記加工孔(Wa)の内周面をバニシング加工し得るよう,前記金属加工物(W)を前記バニシング工具(12)と同軸上に固定支持する支持台(17)と,前記加工孔(Wa)の内周面に対するバニシング加工を終えた前記バニシング工具(12)の前記戻り行程(B)で前記金属加工物(W)の動きを拘束して前記バニシング工具(12)の前記金属加工物(W)からの離脱を生じさせるストッパ(18)とを備えるバニシング加工装置であって,
前記バニシング工具(12)の主軸(12a)に,その先端側からそれぞれ全周面を前記金属加工物(W)よりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ(14)及び第2バニシングチップ(15)が順次設けられ,前記第2バニシングチップ(15)の外径(D2)が前記第1バニシングチップ(14)の外径(D1)よりも大きく設定されることを特徴とするバニシング加工装置。
【請求項2】
前記第1及び第2バニシングチップ(14,15)の,軸方向両端部がテーパ面(14a,14b;15a,15b)に形成されることを特徴とする,請求項1に記載のバニシング加工装置。
【請求項3】
前記バニシング工具(12)の戻り行程(B)で前記ストッパ(18)により動きを拘束された前記金属加工物(W)を保持し得る保持機(21)が前記ストッパ(18)に隣接して設けられること特徴とする,請求項1に記載のバニシング加工装置。
【請求項4】
金属加工物(W)に設けられる円筒状の加工孔(Wa)の内周面をバニシング加工するに当たり,
主軸(12a)に,その先端側からそれぞれ全周面を前記金属加工物(W)よりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ(14)及び第2バニシングチップ(15)を順次設けてなり,前記第2バニシングチップ(15)の外径(D2)が前記第1バニシングチップ(14)の外径(D1)よりも大きく設定されるバニシング工具(12)と,前記バニシング工具(12)の主軸(12a)を回転不能に支持しながら前記バニシング工具(12)に,その軸方向に沿ってバニシング加工行程(A)及び戻り行程(B)を与え得る工具駆動機(16)とを用意し,
前記加工孔(Wa)を前記バニシング工具(12)と同軸上に位置決めすべく前記金属加工物(W)を支持台(17)に固定支持する工程と,
前記工具駆動機(16)により前記バニシング工具(12)に前記バニシング加工行程(A)を与えて,前記第1及び第2バニシングチップ(14,15)により前記加工孔(Wa)の内周面を,その一端部から他端部にわたりバニシング加工する工程と,
前記バニシング加工する工程後,前記工具駆動機(16)により前記バニシング工具(12)に戻り行程(B)を与えるとき,前記金属加工物(W)の移動を拘束して,前記金属加工物(W)からバニシング工具(12)を離脱させる工程とを
順次実施することを特徴とするバニシング加工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,金属加工物に設けられる円筒状の加工孔の内周面をバニシング加工するためのバニシング加工装置及びバニシング加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来,バニシング加工装置として,金属加工物に設けられる円筒状の加工孔の内周面をバニシング加工すべく,先端部外周に砥石チップを有するバニシング工具と,前記加工孔を前記バニシング工具と同軸上に位置決めするよう前記金属加工物を固定支持する支持台と,前記バニシング工具を回転させながら,該バニシング工具に,その軸方向に沿って,前記加工孔をバニシング加工のための前進行程及び,前記バニシング加工後の戻り行程を与え得る駆動部と,前記駆動部及び,前記支持台に固定支持された前記金属加工物間に配設され,前記バニシング工具の前記戻り行程で前記金属加工物を受け止めて,前記バニシング工具の前記加工孔からの離脱を生じさせるストリッパとを備えるものが,特許文献1に記載されるように知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6647664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の上記バニシング加工装置では,金属加工物の加工孔の内周面をバニシング加工する際,先端部に砥石チップを有するバニシング工具を回転させつつ,軸方向に移動させるので,加工孔の高精度な寸法精度及び面粗度を維持するには,バニシング工具の回転速度の厳密な調整管理が必要であり,またバニシング工具の寿命が短く,これらにより加工コスト高を招くという欠点がある。
【0005】
本発明は,かかる事情に鑑みてなされたもので,バニシング工具を回転させることなく,金属加工物の加工孔内周面を高精度の平滑面にバニシング加工でき,これによりバニシング工具の回転速度管理を不要とすると共に,バニシング工具の寿命を延ばし得るバニシング加工装置及びバニシング加工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために,本発明は,金属加工物に設けられる円筒状の加工孔の内周面をバニシング加工するバニシング工具と,該バニシング工具の主軸を回転不能に支持しながら前記バニシング工具に,その軸方向に沿ってバニシング加工行程及び戻り行程を与え得る工具駆動機と,前記バニシング工具の前記バニシング加工行程により前記加工孔の内周面をバニシング加工し得るよう,前記金属加工物を前記バニシング工具と同軸上に固定支持する支持台と,前記加工孔の内周面に対するバニシング加工を終えた前記バニシング工具の前記戻り行程で前記金属加工物の動きを拘束して前記バニシング工具の前記金属加工物からの離脱を生じさせるストッパとを備えるバニシング加工装置であって,前記バニシング工具の主軸に,その先端側からそれぞれ全周面を前記金属加工物よりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ及び第2バニシングチップが順次設けられ,前記第2バニシングチップの外径が前記第1バニシングチップの外径よりも大きく設定されることを第1の特徴とする。
【0007】
また,本発明は,第1の特徴に加えて,前記第1及び第2バニシングチップの,軸方向両端部がテーパ面に形成されることを第2の特徴とする。
【0008】
さらに,本発明は,第1の特徴に加えて,前記バニシング工具の戻り行程で前記ストッパにより動きを拘束された前記金属加工物を保持し得る保持機が前記ストッパに隣接して設けられることを第3の特徴とする。
【0009】
また,本発明は,金属加工物に設けられる円筒状の加工孔の内周面をバニシング加工するに当たり,主軸に,その先端側からそれぞれ全周面を前記金属加工物よりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ及び第2バニシングチップを順次設けてなり,前記第2バニシングチップの外径が前記第1バニシングチップの外径よりも大きく設定されるバニシング工具と,前記バニシング工具の主軸を回転不能に支持しながら前記バニシング工具に,その軸方向に沿ってバニシング加工行程及び戻り行程を与え得る工具駆動機とを用意し,前記加工孔を前記バニシング工具と同軸上に位置決めすべく前記金属加工物を支持台に固定支持する工程と,前記工具駆動機により前記バニシング工具に前記バニシング加工行程を与えて,前記第1及び第2バニシングチップにより前記加工孔の内周面を,その一端部から他端部にわたりバニシング加工する工程と,前記バニシング加工する工程後,前記工具駆動機により前記バニシング工具に戻り行程を与えるとき,前記金属加工物の移動を拘束して,前記金属加工物からバニシング工具を離脱させる工程とを順次実施することを第4の特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の第1の特徴によれば,金属加工物よりも高硬度の第1及び第2バニシングチップを有するバニシング工具に,これを回転させることなく,バニシング加工行程及び戻り行程を与えることにより,金属加工物の加工孔内周面を高精度の平滑面に仕上げることができ,これによりバニシング工具の回転速度管理を不要とすると共に,バニシング工具の寿命を延ばすことができ,加工コストの低減に寄与し得る。
【0011】
本発明の第2の特徴によれば,バニシング工具のバニシング加工行程及び戻り行程において,各バニシング工具の加工孔内周面に対するかじり現象を防ぐことができる。
【0012】
本発明の第3の特徴によれば,バニシング工具の戻り行程でバニシング工具を金属加工物の加工孔から離脱させるべく,ストッパにより金属加工物の動きを拘束するとき,その金属加工物を保持機により保持することで,バニシング工具の離脱時,金属加工物の落下のよる損傷を防ぐことができる。
【0013】
本発明の第4の特徴によっても,金属加工物の加工孔内周面を高精度の平滑面に仕上げることができ,これによりバニシング工具の回転速度管理を不要とすると共に,バニシング工具の寿命を延ばすことができ,加工コストの低減に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係るバニシング加工装置の正面面で,金属加工物をバニシング加工する前の状態を示す。
図2】バニシング加工途中の状態を示す,図1との対応図。
図3】バニシング加工直後の状態を示す,図1との対応図。
図4】バニシング加工後,金属加工物からバニシング工具を離脱させた状態を示す,図1との対応図。
図5図4の5-5線断面図。
図6図2の6部拡大図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
【0016】
先ず,図1において,バニシング加工装置10は,金属加工物Wに設けられる円筒状の加工孔Wa内周面を高精度の平滑面に仕上げることに供される。
【0017】
このバニシング加工装置10は,金属加工物Wの前記加工孔Wa内周面をバニシング加工するバニシング工具12と,このバニシング工具12の主軸12aをヘッド16aで回転不能に把持してそれを軸方向に沿って昇降駆動し得る工具駆動機16と,ヘッド16aに把持されたバニシング工具12の下方で金属加工物Wを位置決め孔17aで固定支持して,その加工孔Waを前記バニシング工具12と同軸線上に位置決めする支持台17と,この支持台17上の金属加工物Wの直上に設置され,バニシング工具12の通過を許容するが,金属加工物Wの一定以上の上昇を拘束するストッパ18とを備える。符号20は,前記ストッパ18の上壁18aに設けられる開口部であり,バニシング工具12の通過を許容するが,その開口部20周囲の上壁18aの下面で金属加工物Wの一定以上の上昇を拘束するようになっている。
【0018】
バニシング加工装置10は,図4及び図5に示すように,前記ストッパ18の上壁18aの直下に配設された保持機21をさらに備える。この保持機21は,バニシング工具12の軸線を中心として放射状に配置される複数本(図示例では3本)の保持腕21aよりなっており,これら保持腕21aは,図示しない連動駆動手段の作動により,互いに連動しながら前記軸線に向かって進退して金属加工物Wを保持したり,その保持を解放したりし得るようになっている。前記ストッパ18の側壁18bには,前記保持腕21aが通る通孔22と,金属加工物Wのためのワーク入出口23とが設けられる。
【0019】
而して,工具駆動機16のヘッド16aの前進駆動によりバニシング工具12にバニシング加工行程A(図示例では下降行程)を与えると,図2に示すように,バニシング工具12が金属加工物Wの加工孔Waを,その上端から他端に向かって移動しながら,その内周面をバニシング加工し,図3に示す加工終了の状態となる。
【0020】
バニシング加工後,工具駆動機16のヘッド16aの後退駆動によりバニシング工具12に戻り行程B(図示例では上昇行程)を与えると,図4に示すように,金属加工物Wは,バニシング工具12と共に僅かに上昇して,支持台17の位置決め孔17aから抜け出すが,その直後,ストッパ18の上壁18aに当接して,それ以上の上昇が拘束される。
【0021】
そのとき,保持機21の作動により全ての保持腕21aを前進させて,それらにより金属加工物Wの外周面を押圧して保持する。
【0022】
その結果,バニシング工具12は,金属加工物の加工孔Waから抜け出し,初期位置に復帰する。一方,ストッパ18の上壁18aにより上昇を拘束された金属加工物Wは,複数の保持腕21aにより外周面を押圧保持されているので,金属加工物Wの支持台17上への落下による損傷,特に,金属加工物Wの,バニシング加工された内周面の損傷を防ぐことができる。
【0023】
保持腕21aにより保持された金属加工物Wは,ストッパ18の側壁18bのワーク入出口23から図示しないロボットアームにより取り出される。その際,保持腕21aは後退して金属加工物Wを解放することは言うまでもない。
【0024】
次に,前記バニシング工具12について,図6により詳しく説明する。
【0025】
バニシング工具12は,その主軸12aに,その先端側からそれぞれ全周面を前記金属加工物Wよりも高硬度の平滑面とする環状の第1バニシングチップ14及び第2バニシングチップ15が順次設けられており,その第2バニシングチップ15の外径D2は第1バニシングチップ14の外径D1よりも大きく設定される。勿論,第1バニシングチップ14は,前記加工孔Waの内径より大きく設定される。また,各バニシングチップ14,15は,それぞれの前後両端部が一対のテーパ面14a,14b;15a,15bに形成される。
【0026】
而して,図2に示すように,工具駆動機16がバニシング工具12にバニシング加工行程Aを与えると,バニシング工具12は不回転の状態で前記金属加工物Wの加工孔Waに押し込まれていく。すると,図6に示すように,先ず,加工孔Waより大径で且つ金属加工物Wよりも高硬度の第1バニシングチップ14が加工孔Waの粗い内周面F0をしごき移動することにより,粗い内周面F0に塑性変形を与えて1次仕上げ面F1となし,続いて,同じく高硬度で第1バニシングチップ14より大径の第2バニシングチップ15が1次仕上げ面F1をしごき移動することにより,1次仕上げ面F1に更なる塑性変形を与えて,高精度で平滑な2次仕上げ面F2となすことになる。
【0027】
このようなバニシング加工を金属加工物Wの加工孔Waの一端から他端にわたり行うことにより(図3参照),前述のように,加工孔Waの粗い内周面F0を高精度な平滑面F2に仕上げることができる。しかも,バニシング工具12は,不回転の状態で使用されるので,バニシング工具12に対する回転速度の管理は当然に不要であり,また加工孔Waの粗い内周面F0に与える塑性変形を第1及び第2バニシングチップ14,15により順次進めるため,各バニシング工具12の各バニシングチップ14,15の加工負荷が軽減して,それぞれの耐久性を維持することができるのみならず,工具駆動機16の負荷をも軽減することができる。以上により,金属加工物Wのバニシング加工コストの低減を図ることが可能となる。
【0028】
また,第1及び第2バニシングチップ14,15の各前後両端に設けられた各一対のテーパ面14a,14b;15a,15bは,バニシング工具12のバニシング加工行程A及び戻り行程Bにおいて,各バニシングチップ14,15の加工孔Wa内周面に対するかじり現象を防ぐ上で極めて有効である。
【0029】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0030】
例えば,バニシング工具12において,主軸12aには,第2バニシングチップ15の後方に,第3,第4・・・と,外径を順次増加させたバニシングチップを増設することができる。また,各バニシングチップ14,15のテーパ面14a,14b;15a,15bは,それぞれの前後でテーパ角度を変えてもよい。また,バニシング加工装置10は,バニシング工具12を水平移動させるべく横置きに構成することもできる。
【符号の説明】
【0031】
A・・・・・バニシング加工行程
B・・・・・戻り行程
W・・・・・金属加工物
Wa・・・・加工孔
10・・・・バニシング加工装置
12・・・・バニシング工具
14・・・・第1バニシングチップ
14a・・・第1バニシングチップの前端側のテーパ面
14b・・・第1バニシングチップの後端側のテーパ面
15・・・・第2バニシングチップ
15a・・・第2バニシングチップの前端側のテーパ面
15b・・・第2バニシングチップの後端側のテーパ面
18・・・・ストッパ
21・・・・保持機
図1
図2
図3
図4
図5
図6