(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024028066
(43)【公開日】2024-03-01
(54)【発明の名称】線路上落とし物回収バネ、粘着付きポール
(51)【国際特許分類】
B61D 37/00 20060101AFI20240222BHJP
【FI】
B61D37/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022140355
(22)【出願日】2022-08-17
(71)【出願人】
【識別番号】597164161
【氏名又は名称】森園 利春
(72)【発明者】
【氏名】森園 利春
(57)【要約】 (修正有)
【課題】線路上に落としたペン類、ワイヤレスイヤホンを回収できる簡単な構造の回収ポールを提供する。
【解決手段】握り易い径、長さの一本の軽いパイプを設け、パイプに嵌合挿入せしめる線径の細い長さのある押しバネを設け、押しバネ先を突出させ自在に遊設可能とする位置で押しバネをパイプに固定設け、線路上に落としたワイヤレスイヤホンにパイプ先から突出したバネを接触、押さえると螺旋状のバネの弾力性でワイヤレスイヤホンを左右から挟み保持、ワイヤレスイヤホンの回収、又パイプの反対端に設けたL状プレートに粘着テープを貼付設け粘着性を介しカード、財布回収、L状フックを使いバック回収、一本のパイプ両端に具備した構成構造から落とし物を回収できる構造としたことを特徴とする線路上落とし物回収バネ、粘着付ポール。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
握り易い径、長さの一本の軽いパイプを設け、パイプに嵌合挿入せしめる線径の細い長さのある押しバネを設け、押しバネ先を突出させ自在に遊設可能とする位置で押しバネをパイプに固定設け、線路上に落としたワイヤレスイヤホンにパイプ先から突出したバネを接触、押さえると螺旋状のバネの弾力性でワイヤレスイヤホンを左右から挟み保持、ワイヤレスイヤホンの回収、又パイプの反対端に設けたL状プレートに粘着テープを貼付設け粘着性を介しカード、財布回収、L状フックを使いバック回収、一本のパイプ両端に具備した構成構造から落とし物を回収できる構造としたことを特徴とする線路上落とし物回収バネ、粘着付ポール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一本の長さのある軽いポール先端に、押しバネをポール先端から突出遊設固定設け、落下物に突出した押しバネを接触押さえるとコイル状バネとバネの間に回収物が入りバネの弾力性を介し保持できペン、ワイヤレスイャホン等小物回収、又ポール一端に設けた粘着テープを介し回収できる落とし物回収に関する物である。
【背景技術】
【0002】
従来、線路上に落としたワイヤレスイヤホン小物の回収は、電池吸引回収していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのため、次のような問題点があった。
(イ)昨今、多くなったワイヤレスイャホンの線路上落とし物回収、簡単な構造で素早く回収できる回収具が欲しかった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
握り易い径、長さの一本の軽いパイプを設け、パイプに嵌合挿入せしめる線径の細い長さのある押しバネを設け、押しバネ先を突出させ自在に遊設可能とする位置で押しバネをパイプに固定設け、線路上に落としたワイヤレスイヤホンにパイプ先から突出したバネを接触、押さえると螺旋状のバネの弾力性でワイヤレスイヤホンを左右から挟み保持、ワイヤレスイヤホンの回収、又パイプの反対端に設けたL状プレートに粘着テープを貼付設け粘着性を介しカード、財布回収、L状フックを使いバック回収、一本のパイプ両端に具備した構成構造から落とし物を回収できる構造としたことを特徴とする線路上落とし物回収バネ、粘着付ポール。
【発明の効果】
【0005】
握り易い軽いポール先端に押しバネを遊設固定設け、線路上に落としたペン類、ワイヤレスイヤホンをコイルバネの弾力性を介し挟み、保持素早く回収できる。ポールの反対側突起プレートは、回収近くの障害物除去に利用できる。又L状プレートの一面に粘着テープを貼付設けると粘着性を利用してカード類も回収できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明部材ポールの上一部をL状プレートに加工施しプレートの一面に粘着テープを貼付、ポールの下に押しバネの先が遊設可能になるよう押しバネを突出固定装着した状態を示す側面図である。
【
図2】本発明部材ポールと一体となる押しバネ先が遊設自在に可変することにより、イヤホン、ペン類の上から押しバネを接触させ、軽く押すと押しバネの螺旋の間にイヤホンが収まりバネの作用で保持、回収できる使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
握り易い径、長さの一本の軽いパイプを設け、パイプに嵌合挿入せしめる線径の細い長さのある押しバネを設け、押しバネ先を突出させ自在に遊設可能とする位置で押しバネをパイプに固定設け、線路上に落としたワイヤレスイヤホンにパイプ先から突出したバネを接触、押さえると螺旋状のバネの弾力性でワイヤレスイヤホンを左右から挟み保持、ワイヤレスイヤホンの回収、又パイプの反対端に設けたL状プレートに粘着テープを貼付設け粘着性を介しカード、財布回収、L状フックを使いバック回収、一本のパイプ両端に具備した構成構造から落とし物を回収できる
本発明は以上のような構成である。
これを使用するときは、突出した押しバネをイヤホンの上から軽く押さえると細径の螺旋状バネが、イヤホンを左右から挟み保持、イヤホンを回収できる。回収物がバラスト(鉄道に敷く石、砂利)に絡み合っているときは、L状プレートの先で整え回収できる。
【符号の説明】
【0008】
1 パイプ
2 押しバネ
3 L状プレート
4 粘着テープ