(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024028070
(43)【公開日】2024-03-01
(54)【発明の名称】つけ爪
(51)【国際特許分類】
A45D 31/00 20060101AFI20240222BHJP
【FI】
A45D31/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022141757
(22)【出願日】2022-08-19
(71)【出願人】
【識別番号】522353462
【氏名又は名称】石神 陽一
(72)【発明者】
【氏名】石神 陽一
(57)【要約】
【課題】従来のつけ爪は装飾を主たる目的とし形成されている。このため本来の自爪に関わる機能を持ち得ないのである。そこで本発明は、破損した自爪の本来の機能を取り戻し補強する堅牢なるつけ爪を提供し長期使用を可能とするものである。
【解決手段】本発明はつけ爪の材質を厚さ0.3ミリメートルのステンレスとし、自爪への装着を専用の両面テープを使用する事によりこの課題を解決する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
つけ爪本体の材質を厚さ0.3ミリメートルのステンレスとすることを特徴とするつけ爪。
【請求項2】
接着部に両面テープを用いて自爪に装着することを特徴とする請求項1に記載のつけ爪。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自爪本来の機能を保持するためのつけ爪に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の装飾や自爪の保護の目的で、つけ爪を樹脂としたものがある。
【0003】
例えば特許文献1及び特許文献2には樹脂を材質とし背着剤を用い取り付け使用するつけ爪が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2020-198954号公報
【特許文献2】特開2007-195569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の樹脂製のつけ爪では耐久性、堅牢性に欠け破損し易いため使い捨てであり長期の使用には耐えない。
【0006】
接着剤を用い金属製つけ爪を自爪に装着し、長期使用に耐えるべく何度もテストを試みるも金属を自爪に長期接着し装着するのは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため鋭意研究した結果、本発明では請求1の発明は材質を金属に改め、各個人に合わせて加工し易く自爪にフィットする厚さ0.3ミリメートルのステンレスとする事により解決した。
【0008】
金属製つけ爪を長期自爪に装着可能とするため両面テープに依り接着するつけ爪とする。尚、本発明にかかるつけ爪の指先への奥行きは10ミリメートル以上とすることが長期装着には好適である。
【発明の効果】
【0009】
本発明ではつけ爪を厚さ0.3ミリメートルのステンレスとする事により指先に違和感がなく堅牢及び耐久性を有する事が出来る。
【0010】
痛んだ自爪の本来の機能を取り戻すと共に保護をすることができる。また、本発明にかかるつけ爪は安価である。
【0011】
自爪の機能を有するので、たとえばセロハンテープを剥がすことができ、パッケージ等の開封ができ、また、堅い皮の蜜柑の皮剥きも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施の形態に係る本つけ爪の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0013】
1 つけ爪本体
2 両面テープ
3 つけ爪
4 自爪