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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024028214
(43)【公開日】2024-03-01
(54)【発明の名称】折りたたみテーブル
(51)【国際特許分類】
   A47B 3/091 20060101AFI20240222BHJP
   A47B 3/00 20060101ALI20240222BHJP
【FI】
A47B3/091 A
A47B3/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023132866
(22)【出願日】2023-08-17
(31)【優先権主張番号】202210988588.0
(32)【優先日】2022-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523204204
【氏名又は名称】寧波市騰浩戸外用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100103207
【弁理士】
【氏名又は名称】尾崎 隆弘
(72)【発明者】
【氏名】孫亮
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053JA00
(57)【要約】      (修正有)
【課題】折りたたみテーブルは裏に折りたたみスツールが収納したり、同時にテーブルとスツールを収納したり、運搬したりすることができ、折りたたみテーブルと折りたたみスツールは折りたたまられ、収納されてから包括的に締め付けられると、スツールが運搬中に紛失するおそれがなくなる。
【解決手段】本発明は天板(1)及び足を含む折りたたみテーブルを開示する。天板(1)と足がヒンジで繋げられていて、天板(1)の裏に折りたたみスツールがあり、足が一対目の足(3)及び二対目の足(4)を含み、一対目の足(3)の2本間に締め付けロッドNo.1(11)、二対目の足(4)の2本間に締め付けロッドNo.2(12)があり、折りたたみテーブルが折りたたまれる場合、締め付けロッドNo.1(11)と締め付けロッドNo.2(12)が折りたたみテーブルが折りたたまれる時に折りたたみスツールを天板(1)の裏に締め付けるためのものである。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板(1)と足を含むことを特徴とする折りたたみテーブルであって、前記の天板(1)と足がヒンジで繋げられていて、前記の天板(1)の裏に折りたたみスツール(9)、前記の天板(1)と足との間に折りたたみストラットがあり、前記の折りたたみストラットは天板(1)に回動可能に設置されたストラットNo.2(7)及び足に設置されたストラットNo.1(6)を含み、前記のストラットNo.1(6)は前記のストラットNo.2(7)とヒンジで繋げられていて、前記のストラットNo.1(6)とストラットNo.2(7)との間につかみ機構(8)があり、前記のつかみ機構(8)は折りたたみテーブルが開けられた場合の前記のストラットNo.1(6)とストラットNo.2(7)の位置決めのためのものである折りたたみテーブル。
【請求項2】
前記の足がヒンジで前記の天板(1)にある足コネクティングプレート(2)に繋げられていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項3】
前記の足が一対目の足(3)と二対目の足(4)を含み、前記の一対目の足(3)にアーク部があるので、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納される場合に前記の一対目の足(3)と二対目の足(4)が前記の天板(1)の裏に重なり合い、前記の一対目の足(3)が前記の二対目の足(4)の外に包まれていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項4】
前記の一対目の足(3)の間に締め付けロッドNo.1(11)、前記の二対目の足(4)の間に締め付けロッドNo.2(12)があることを特徴とする請求項3に記載の折りたたみテーブル。
【請求項5】
前記の締め付けロッドNo.1(11)が前記の一対目の足(3)の内側、前記の締め付けロッドNo.2(12)が前記の二対目の足(4)の外側にあることを特徴とする請求項4に記載の折りたたみテーブル。
【請求項6】
前記の締め付けロッドNo.1(11)及び締め付けロッドNo.2(12)に受台(13)があり、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納されている場合に前記の受台(13)と折りたたみスツール(9)が触れ合っていることを特徴とする請求項4に記載の折りたたみテーブル。
【請求項7】
前記の受台(13)が前記の折りたたみスツール(9)に押し覆っている受台の前端(13-1)及び位置決めのための受台の後端(13-2)を含み、前記の受台の後端(13-2)が円錐形であり、前記の受台の前端(13-1)と後端(13-2)が連結部(13-3)で繋げられていて、前記の連結部(13-3)の周りに環状スロットが形成していて、前記の締め付けロッドNo.1(11)と締め付けロッドNo.2(12)に孔があり、前記の受台の後端(13-2)が前記の孔を貫通し、前記の連結部(13-3)により前記の受台(13)が前記の締め付けロッドNo.1(11)と締め付けロッドNo.2(12)の孔に締め付けられるようにしていることを特徴とする請求項6に記載の折りたたみテーブル。
【請求項8】
前記の一対目の足(3)と二対目の足(4)の間にバックル装置(15)があり、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納されてから前記のバックル装置(15)が前記の一対目の足(3)と二対目の足(4)をロッキングできることを特徴とする請求項3に記載の折りたたみテーブル。
【請求項9】
前記の天板(1)の裏にスロットがあり、前記の折りたたみスツール(9)が前記のスロットに設置されていて、前記の天板(1)の前記のスロットに位置決めブロック(10)、前記の折りたたみスツール(9)に位置決めブロック(10)と協力して利用される位置決めスロットがあることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項10】
前記の天板(1)の裏に締め付け帯(16)があり、前記の締め付け帯(16)が弾性コード構成であり、前記の折りたたみスツール(9)を前記の天板(1)の裏に締め付けるためのものであることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項11】
前記の天板(1)にソーラー充電パネルがあり、前記のソーラー充電パネルが蓄電池とつながっていて、前記の天板(1)の裏に雰囲気ライトがあり、前記の雰囲気ライトが前記の蓄電池とつながっていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項12】
前記のつかみ機構(8)が前記のストラットNo.1(6)にあり、前記のストラットNo.2(7)につかみ機構(8)と協力できる締め付け口(8-1)があり、折りたたみテーブルが開けられた場合、前記のストラットNo.1(6)にあるつかみ機構(8)が前記のストラットNo.2(7)にある締め付け口(8-1)に締め付けて足の回転箇所を限定することを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項13】
前記のストラットNo.1(6)がストラットNo.1の下位置決め孔(6-1)と上位置決め孔(6-2)を含み、前記のストラットNo.2(7)がストラットNo.2の上位置決め孔(7-1)と下位置決め孔(7-2)を含み、前記の天板(1)が前記のストラットNo.2の上位置決め孔(7-1)により前記のストラットNo.2(7)とヒンジでつながれていて、前記の足が前記のストラットNo.1の下位置決め孔(6-1)により前記のストラットNo.1(6)、前記のストラットNo.1(6)が前記のストラットNo.2(7)とストラットNo.1の上位置決め孔(6-2)及びストラットNo.2の下位置決め孔(7-2)とヒンジでつながれていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみテーブル。
【請求項14】
前記のストラットNo.1(6)の上位置決め孔(6-2)の両側の同じ距離の箇所にリミットブロック(6-3)の2つ、ストラットNo.2(7)にリミット孔(7-3)があり、折りたたみテーブルが収納されたり、開けられたりしている場合、前記のリミットブロック(6-3)が前記のリミット孔(7-3)に締め付けていることを特徴とする請求項13に記載の折りたたみテーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は家具分野、具体的に、折りたたみテーブルに関わる。
【背景技術】
【0002】
折りたたみテーブルは折りたたみ機能のあるテーブルであり、折りたたみや輸送に便利であるので、宴会、会議及び展覧会のような一時的なおもてなし会場で見られていて、ホテルや展覧会などの欠かせない家具となっている。従来の技術によると、折りたたみテーブルにスツールが必要であるので、収納や運搬に不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の背景技術について言及する技術課題を解決するために、この発明は収納や運搬に便利である折りたたみテーブルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術課題を解決するために、この発明は天板及び足を含む折りたたみテーブルを提供する。前記の天板と足がヒンジで繋げられていて、天板の裏に折りたたみスツールがあり、天板と足との間に折りたたみストラットがあり、折りたたみストラットが天板に回動可能に設置されているストラットNo.2及び足に回動可能に設置されているストラットNo.1を含み、ストラットNo.1とストラットNo.2がヒンジで繋げられていて、ストラットNo.1とストラットNo.2との間につかみ機構があり、つかみ機構が折りたたみテーブルが開けられた場合のストラットNo.1とストラットNo.2の位置決めのためのものである。
【0005】
更に、足がヒンジで天板にある足コネクティングプレートに繋げられている。
【0006】
更に、足が一対目の足及び二対目の足を含み、一対目の足にアーク部があるので、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納される場合に一対目の足と二対目の足が天板の裏に重なり合っていて、一対目の足が二対目の足の外に包まれている。
【0007】
更に、一対目の足の間に締め付けロッドNo.1、二対目の足の間に締め付けロッドNo.2がある。
【0008】
更に、締め付けロッドNo.1が一対目の足の内側、締め付けロッドNo.2が二対目の足の外側にある。
【0009】
更に、締め付けロッドNo.1及び締め付けロッドNo.2に受台があり、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納されている場合に受台と折りたたみスツールが触れ合っている。
【0010】
更に、前記の受台が折りたたみスツールに押し覆っている受台の前端及び位置決めのための受台の後端を含み、受台の後端が円錐形であり、受台の前端と後端が連結部で繋げられていて、連結部の周りに環状スロットが形成していて、締め付けロッドNo.1と締め付けロッドNo.2に孔があり、受台の後端が孔を貫通し、連結部により受台が締め付けロッドNo.1と締め付けロッドNo.2の孔に締め付けられるようにしている。
【0011】
更に、一対目の足と二対目の足の間にバックル装置があり、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納されてからバックル装置が一対目の足と二対目の足をロッキングできる。
【0012】
更に、天板の裏にスロットがあり、折りたたみスツールがスロットに設置されていて、天板のスロットに位置決めブロック、折りたたみスツールに位置決めブロックと協力して利用される位置決めスロットがある。
【0013】
更に、天板の裏に締め付け帯があり、締め付け帯が弾性コード構成であり、折りたたみスツールを天板の裏に締め付けるためのものである。
【0014】
更に、天板にソーラー充電パネルがあり、ソーラー充電パネルが蓄電池とつながっていて、天板の裏に雰囲気ライトがあり、前記の雰囲気ライトが蓄電池とつながっている。
【0015】
更に、前記のつかみ機構は前記のストラットNo.1にあり、前記のストラットNo.2につかみ機構と協力できる締め付け口があり、折りたたみテーブルが開けられた場合、ストラットNo.1にあるつかみ機構がストラットNo.2にある締め付け口に締め付けて足の回転箇所を限定する。
【0016】
更に、前記のストラットNo.1がストラットNo.1の下位置決め孔と上位置決め孔を含み、前記のストラットNo.2がストラットNo.2の上位置決め孔と下位置決め孔を含み、天板がストラットNo.2の上位置決め孔によりストラットNo.2とヒンジでつながられていて、足がストラットNo.1の下位置決め孔によりストラットNo.1とヒンジでつながられていて、前記のストラットNo.1が前記のストラットNo.2とストラットNo.1の上位置決め孔及びストラットNo.2の下位置決め孔とヒンジでつながられている。
【0017】
更に、前記のストラットNo.1の上位置決め孔の両側の同じ距離の箇所にリミットブロックの2つ、ストラットNo.2にリミット孔があり、折りたたみテーブルが収納されたり、開けられたりしている場合、リミットブロックがリミット孔に締め付けている。
【0018】
折りたたみテーブルは裏に折りたたみスツールが収納したり、同時にテーブルとスツールを収納したり、運搬したりすることができ、折りたたみテーブルと折りたたみスツールは折りたたまられ、収納されてから包括的に締め付けられると、スツールが運搬中に紛失するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実例における折りたたみ収納状態の鳥瞰不等角投影図である。
図2】本発明の実例における折りたたみ収納状態の仰視不等角投影図である。
図3】本発明の実例で開けられて利用される状態の鳥瞰不等角投影図である。
図4】本発明の実例で開けられて利用される状態の仰視不等角投影図である。
図5】本発明の実例における折りたたみストラットのイメージである。
図6】本発明の実例における受台のイメージである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
次に、図を参照にして本発明の実例について更に詳しく説明する。添付図に本発明の実例の一部を示したが、言うまでもなく、本発明は様々な形式で実現でき、ここで挙げられた実例に限られると解釈される代わりに、これらの実例を提供するのは本発明が更にはっきりして、完全に理解されるようにすることを目的にする。言うまでもなく、本発明の添付図及び実例は例に過ぎなく、本発明の保護範囲を制限するためのものではない。
【0021】
なお、説明を簡単にするために、添付図に本発明に関わる分だけを示している。矛盾しないことを前題にして、本発明は実例及びその中の特徴の組み合わせが認められる。
【0022】
本発明で言及する「No.1」、「No.2」などの概念は異なる装置、モジュールまたはユニットを区分するためのものに過ぎなく、当該装置、モジュールまたはユニットが執行する機能の順序または相互依存の関係を限定するためのものではない。
【0023】
本発明で言及する「一つ」や「複数」などの修飾語は制限的な言葉ではなく、文脈で明らかに指摘される以外の場合、「一つまたは複数」に理解されなければいけない。
【0024】
次に添付図を参考にし、実例と合わせて本発明について詳しく説明を行う。
【0025】
天板1と足を含む折りたたみテーブルであって、前記の足はヒンジで天板1の裏にある足コネクティングプレート2に繋げられていて、ヒンジ部により開けられたり、閉じられたりすることができる。ブラケット5は足のヒンジ連結箇所の安定さを強化するためのものであり、足コネクティングプレート2と共に天板1の裏に締め付けられていて、足ヒンジ連結箇所の両側にある。即ち、足はヒンジで足コネクティングプレート2及びブラケット5に繋げられている。天板1の裏に円形スロットが2箇所あるが、一箇所でも複数箇所でもよく、スロットの1箇所ごとに折りたたみスツール9の一つを設置できる。折りたたみスツール9は位置が位置決めブロック10により天板1の裏にあるスロットに決められ、位置決めブロック10と協力して利用される位置決めスロットがある。スロット及び位置決めブロック10は折りたたみテーブルが折りたたまれたり、収納されたりしてから天板1の裏の水平方向での折りたたみスツール9の移動または回転を効果的に防止できる。
【0026】
スロットのあたりにある締め付け帯16はバックル付き弾性コード構成であり、折りたたみスツール9を天板1の裏にあるスロットに締め付けるためのものであり、折りたたみテーブルが開けられて利用される状態にあっても、折りたたみスツール9が天板1の裏から離脱するおそれがない。折りたたみテーブルが携帯できる折りたたみスツール9の数量に応じて締め付け帯16の数量を設定できるし、部分スロットの一部しかに締め付け帯16を設置しなくてもいい。締め付け帯16はバックルでも他の締付け手段でもよく、折りたたみテーブルが開けられて利用される状態にある場合に折りたたみスツール9が天板1の裏から離脱しないようにすることができれば充分である。
【0027】
天板1が美しく見え、折りたたみスツール9及び折りたたまれた足を収納できるように、天板1の両側が天板1の裏へ伸びて折曲げ部が形成するようにする。
【0028】
天板1を補強するために、天板1を2層構成にし、内部を中空にし、天板1の裏に内側に凹んだ補強ブロック17があり、天板1の折曲げ部の内側にも内側に凹んだ補強ブロックがあり、天板1のトップを支え、天板1に強い安定さ及び支持力があるようにする。
【0029】
足は一対目の足3及び二対目の足4を含む。一対目の足3は上半がアーク構成、下半が縦構成であり、二対目の足4は全体で縦構成である。この構成により、折りたたみテーブルは折りたたまれて収納される場合に一対目の足3と二対目の足4が天板1の裏で重なり合い、一対目の足3が二対目の足4の外に包まれるので、折りたたまれると、占用するスペースが更に小さくなる。
【0030】
すべての足は折りたたみストラットにより天板1とつながり、天板1はストラットNo.2の上位置決め孔7-1によりストラットNo.2の7がヒンジで繋げられていて、足はストラットNo.1の下位置決め孔6-1によりストラットNo.1の6がヒンジで繋げられていて、前記のストラットNo.1の6はストラットNo.1の上位置決め孔6-2及びストラットNo.2の下位置決め孔7-2により前記のストラットNo.2の7とヒンジで繋げられている。ストラットNo.1の6につかみ機構8、ストラットNo.2の7につかみ機構8と協力できる締め付け口8-1があり、折りたたみテーブルが開けられた場合、ストラットNo.1の6にあるつかみ機構8がストラットNo.2の7にある締め付け口8-1に締め付け、足の回転箇所を限定し、折りたたみテーブルが開けられてから足の安定さが更に高くなるようにする。足の位置が折りたたみテーブルが開けられた場合に変わらないように、ストラットNo.1の6上ストラットNo.1の上位置決め孔6-2の両側の同じ距離の箇所にリミットブロック6-3の2つ、ストラットNo.2の7にリミットブロック6-3と協力できるリミット孔7-3があり、折りたたみテーブルが収納状態に折りたたまられた場合、または折りたたみテーブルが使用状態に開けられた場合、それぞれリミットブロック6-3の一つがリミット孔7-3に締め付け、折りたたみテーブルが相対的に収納状態または使用状態に締め付けられ、折りたたみテーブルの構成が容易に変わらないようにする。
【0031】
一対目の足3の足の2本間に締め付けロッドNo.1の11、二対目の足4の足の2本間に締め付けロッドNo.2の12があり、折りたたみテーブルが折りたたまれて収納される場合、締め付けロッドNo.1の11及び締め付けロッドNo.2の12が折りたたみスツール9を天板1の裏に押し覆い、折りたたみスツール9を締め付け、便利に折りたたみスツール9を収納できるようにすると同時に、運搬中に折りたたみスツール9が紛失しないようにする。一対目の足3と二対目の足4との間にあるバックル装置15は折りたたみテーブルが折りたたまれて収納されてから一対目の足3と二対目の足4を締め付け、運搬中に折りたたみテーブルが緩まないようにする。
【0032】
締め付けロッドNo.1の11は一対目の足3の内側、前記の締め付けロッドNo.2の12は二対目の足4の外側にある。折りたたみテーブルが折りたたまれてから締め付けロッドNo.1の11と締め付けロッドNo.2の12が同一の平面にあるようにして締め付けロッドNo.1の11及び締め付けロッドNo.2の12と折りたたみスツール9との相対位置が同じであるようにし、効果的に折りたたみスツール9を天板1の裏に締め付けることができる。
【0033】
締め付けロッドNo.1の11及び締め付けロッドNo.2の12にそれぞれ受台13があり、受台13はゴム製であり、折りたたみテーブルが収納状態にある場合に折りたたみスツール9と触れ合う。
【0034】
摩擦または熱などの原因により外れないように、受台13は特殊な形状にされている。即ち、折りたたみスツール9に押し覆う受台の前端13-1、位置決めのための受台の後端13-2及び受台の後端13-2が円錐形にされていて、受台の前端13-1と受台の後端13-2が小径連結部13-3により繋げられているので、連結部13-3の周りに環状スロットが形成していて、締め付けロッドNo.1の11と締め付けロッドNo.2の12に孔があり、受台の後端13-2が孔を貫通し、連結部13-3により受台13が締め付けロッドNo.1の11と締め付けロッドNo.2の12にある孔に締め付けられるようにする。
【0035】
天板1の一側にハンドル14があるので、折りたたみテーブルは折りたたまれてから便利に運搬できる。
【0036】
天板1にソーラー充電パネルがあり、前記のソーラー充電パネルが蓄電池とつながっていて、天板1の裏に雰囲気ライトがあり、前記の雰囲気ライトが蓄電池とつながっているので、野外で使用する場合に照明や雰囲気作りに役に立つ。
【0037】
折りたたみスツールは、開示番号がCN111990812A、発明の名称が構成堅牢な伸縮可能なスツールである特許で開示された技術策を利用できる。
【0038】
上記は本発明の望ましい実例及び関係の技術原理に関する説明に過ぎなく、本発明の実例に関わる発明の範囲は上記の技術特徴の決まった組合による技術策に限られない同時に、上記の考え方を離脱しないで上記の技術的特徴またはその同一の特徴の自由な組み合わせによる他の技術策も含む。例えば、上記の特徴が本発明の実例で開示された類似的機能のある技術的特徴に対する互相交換を行って形成した技術策(それに限るものではない)を含む。本発明の任意の実施例を独立した技術策にしてもよく、他の実施例と相互に組み合わせることもできる。本発明に言及したすべての特許及び出版物は本分野の公開技術であるので、本発明に使用できる。本発明は構成要素のいずれかまたは複数がなく、制限のいずれかまたは複数がある場合に達成できる(ここではそのような制限について特に説明をしない)。ここでは、用語でも表現でも制限されない陳述方式であり、本書における用語及び解釈によりいかなる同等の特徴を排除したことを示すいかなる意図もないが、言うまでもなく、本発明及び請求項の範囲ですべての変更または改訂が認められる。本書に記載した実施例は実施例及び特徴の一部だけであり、本分野の普通の技術者が本発明の実質に基づいて変更や調整を行うことができ、このような変更や調整も本発明の請求項の範囲にある。
【符号の説明】
【0039】
1.天板、2.足コネクティングプレート、3.一対目の足、4.二対目の足、5.ブラケット、6.ストラットNo.1、6-1.ストラットNo.1下位置決め孔、6-2.ストラットNo.1上位置決め孔、6-3.リミットブロック、7.ストラットNo.2、7-1.ストラットNo.2上位置決め孔、7-2.ストラットNo.2下位置決め孔、7-3、リミット孔、8.つかみ機構、8-1.締め付け口、9.折りたたみスツール、10.位置決めブロック、11.締め付けロッドNo.1、12.締め付けロッドNo.2、13.受台、13-1.受台の前端、13-2.受台の後端、13-3.連結部、14.ハンドル、15.バックル装置、16.締め付け帯、17.補強ブロック
図1
図2
図3
図4
図5
図6