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  • 特開-餌が動く釣り具 図1
  • 特開-餌が動く釣り具 図2
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  • 特開-餌が動く釣り具 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024028265
(43)【公開日】2024-03-04
(54)【発明の名称】餌が動く釣り具
(51)【国際特許分類】
   A01K 91/06 20060101AFI20240226BHJP
   A01K 85/00 20060101ALI20240226BHJP
   A01K 91/047 20060101ALI20240226BHJP
【FI】
A01K91/06 Z
A01K85/00 G
A01K91/047 C
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022141759
(22)【出願日】2022-08-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-06-27
(71)【出願人】
【識別番号】514314554
【氏名又は名称】山口 道子
(71)【出願人】
【識別番号】598059860
【氏名又は名称】山口 晴義
(72)【発明者】
【氏名】山口 晴義
【テーマコード(参考)】
2B307
【Fターム(参考)】
2B307BA41
2B307EB02
2B307EB08
2B307EB22
2B307EB30
2B307GA20
2B307HB03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】池等に何ケ所も設置でき、在来魚は食べない疑似餌で、主に有害外来魚を狙うことが可能な釣り具を提供する。
【解決手段】球体形状の浮きは内部が空洞で底部に重しがあるため、水に浮かべて傾いてもしばらくすると元の位置にもどり、球体形状の浮きの上部に固定された浮きの位置を示す目印、兼、風や波の力を受ける部材が球体状の浮きから上に垂直に伸びて、傾いた時にその力が、球体状の浮きに伝わり、球体状の浮きの下部に固定されている部材が、球体状の浮きから下に垂直に伸びて、前記目印と逆の向きに傾いて、疑似餌が生きているように、前記部材の端部の穴に、スナップ付サルカン(本発明対象外)を取り付け、ハリス(本発明対象外)、疑似餌(本発明対象外)を取り付ける餌が動く釣り具。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部が空洞で球体形状の浮き(1-1)は底の部分に重心があることによって、球体が傾いても元の垂直位置に戻り、付属部品として前記浮きの上部横に係留ロープを結ぶための丸い穴があいた部材(1-4)があり、
前記球体状の浮き(1-1)上部には浮きの位置を示す目印、兼、風を受けて左右前後に揺れる部材(2-1)が固定されており、
前記球体状の浮き(1-1)の下部には固定された疑似餌や餌を揺らすための下部に穴があいた部材(3-1)に、
スナップ付サルカン(本発明対象外)、ハリス(本発明対象外)、餌や疑似餌等(本発明対象外)を取付けている動く釣り具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は釣り具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
釣り具は一般に、竿を使って道糸、浮き、ハリス、疑似針や餌と釣針を使って行うが、本発明は有害外来魚を捕獲して処分するのが目的て、竿を使わず水面に浮きを浮かべ、その下部にハリス、疑似針や餌と釣針を動かして魚が餌に喰いつくようにした餌が動く釣り具です。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献】特許情報プラットフォームの簡易検索「釣り具」で検索、561件中、引用文献に該当文献無し。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来は次のような欠点があった。
従来の竿を使う釣りは趣味であるが、有害外来魚を捕獲するのが主な目的であり、時間を束縛されずにより多くの外来魚を捕獲できるかが問題でその方策は、勝手に魚を釣れる方法が必要であり、本発明の釣り具は池等に何ケ所も設置でき、在来魚は食べないカエル等の疑似餌で、主に有害外来魚を狙うことが可能な釣り具であり、アユの稚魚や在来魚を保護することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する為に、本発明は餌が動く釣り具を提供する。
【0006】
上記目的を達成するために、球体形状の浮きは内部が空洞で下部に重しがあるため、水に浮かべて傾いても起き上り小法師のように元の位置にもどり、球体形状の浮きの上部に固定された浮きの位置を示す目印、兼、風や波の力を受ける部材が球体状の浮きから上に垂直に伸びて、傾いた時にその力が、球体状の浮きに伝わり、球体状の浮きの下部に固定されている部材が、球体状の浮きから下に垂直に伸びて、前記目印と逆の向きに傾いて、疑似餌が生きているように、前記部材の端部の穴に、スナップ付サルカン(本発明対象外)を取り付け、ハリス(本発明対象外)、疑似餌(本発明対象外)を取り付けることによって本発明は餌が動く釣り具とする特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
以上の説明から明らかなように、本発明では次に記する効果が得られる。
(1)本発明は餌を動かす事によって、魚に食いつく可能性が高くなる。
(2)球体状の浮きに付いている丸い穴があいた部材(1-4)にロープ等通して連結して延縄漁のように一度に多くの仕掛けを設置できる。
(3)浮きと係留杭を陸上に設置して係留ロープで結んで流れないようにする。
(4)従来の釣針に餌をつけて、在来魚を釣ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】は釣り具の正面図。(スナップ付サルカン(4-1)、ハリス(4-2)、疑似餌(4-3)は本発明対象外)
図2】は浮き(1-1)を上から見た見下げ図。
図3】は本発明を水に浮かべて、浮きに付けている丸い穴のあいた部品(1-4)と地上(6)の係留杭(7)とを係留ロープ(8)で繋いだ時のイメージ断面図。
図4】は図3と同様に、浮きを係留杭で繋ぎ、浮きの位置を示す目印(2-1)が風や波で浮き(1-1)が傾いて、前記目印(2―1)と反対の方向に揺れて、スナップ付サルカン(4-1)、ハリス(4-2)に引っ張られて餌(4-3)が動いているように見えるイメージ断面図。風や波が収まれば、浮きの重心が浮きの底部にあるために起き上り小法師のように図3の傾いていない状態に戻る。
【発明を実施するための形態】
【実施例0009】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。( )内は符号番号
【0010】
図3は浮きを係留杭で繋ぎ、水中に浮きを浮かべた状態で、風や波によって前記浮きの位置を示す目印(2-1)に風等が影響を受けない状態のイメージ図である。
【0011】
図4図3と同様に浮きを係留杭で繋ぎ、水中に浮きを浮かべた状態で、風や波によって前記浮きの位置を示す目印(2-1)に風等が影響を受けた状態で、図目印(2-1)が右側に傾き、疑似餌や餌を揺らすための下部に穴があいた部材(3―1)の下部は逆の左側に揺れてることよって、餌が動いているイメージ図である。
【符号の説明】
【0012】
1-1 重心が底の部分にある球体形状の浮き
1-2 浮きの重心を下部にするための重し部分(点線斜線部)
1-3 浮き内部空洞部
1-4 浮きと浮きを穴に係留ロープ等通して連結、又は、浮きと流れ止めの係留杭に係留ロープを結ぶための丸い穴があいた部材
2-1 浮きの位置を示す目印、兼、風を受けて左右前後に揺れる部材
2-2 浮きと浮きの位置を示す目印を固定するビス
3-1 疑似餌や餌を揺らすための下部に穴があいた部材(前記浮き上部の浮きの位置を示す目印が風や波で揺れた方向と反対の方向に揺れる)
3-2 サルカンを取付けるための穴
3-3 疑似餌や餌を揺らすための部材を固定するビス
4-1 スナップ付サルカン(本発明対象外)
4-2 ハリス(本発明対象外)
4-3 釣針を含む疑似餌(本発明対象外)
4-4 釣針と餌(本発明対象外)
5 水 面(本発明対象外)
6 陸 上(本発明対象外)
7 係留杭(本発明対象外)
8 係留ロープ(本発明対象外)
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-12-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底の部分に重心があることによって球体が傾いても元の垂直位置に戻る内部が空洞で球体形状の浮き(1-1)と、
付属部品として前記浮きの上部横に係留ロープを結ぶための丸い穴があいた部材(1-4)と、
前記球体状の浮き(1-1)の上部に固定された、浮きの位置を示す目印、兼、風を受けて左右前後に揺れる部材(2-1)と、
前記球体状の浮き(1-1)の下部に固定された、疑似餌や餌を揺らすための穴が下部にあいた部材(3-1)と、
を含む釣り用の浮き。