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特開2024-28560情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024028560
(43)【公開日】2024-03-04
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/03 20230101AFI20240226BHJP
【FI】
G06Q40/03
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024007778
(22)【出願日】2024-01-23
(62)【分割の表示】P 2022088737の分割
【原出願日】2022-05-31
(71)【出願人】
【識別番号】513040384
【氏名又は名称】株式会社マネーフォワード
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】山内 健太
(57)【要約】
【課題】住所、電話番号、メールアドレスの少なくとも一つに対してスコアを算出し、算出したスコアに基づいて審査対象の審査の適否を判定する情報処理装置、プログラム及び情報処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、取得ステップと、スコア算出ステップと、判定ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、審査対象に対応する住所と、電話番号と、メールアドレスとの少なくとも1つを特定情報として取得する。スコア算出ステップでは、特定情報に対するスコアを算出する。判定ステップでは、スコアに基づいて、審査対象の審査の通過の適否を判定する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置であって、
制御部を備え、
前記制御部は、取得ステップと、スコア算出ステップと、判定ステップとを実行するように構成され、
前記取得ステップでは、審査対象に対応する住所と、電話番号と、メールアドレスとの少なくとも1つを特定情報として取得し、
前記スコア算出ステップでは、前記特定情報に対するスコアを算出し、
前記判定ステップでは、前記スコアに基づいて、前記審査対象の審査の通過の適否を判定する
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、評価ステップをさらに実行するように構成され、
前記評価ステップでは、前記審査対象を評価し、
前記判定ステップでは、前記スコアと基準値との比較により前記判定を行い、
前記基準値は、前記審査対象を評価した評価結果に応じて異なる値である
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記特定情報は、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスとを含み、
前記スコア算出ステップでは、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスとを点数化し、該点数を合算したものを前記スコアとして算出する
情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記審査は、債権に対する与信審査であり、
前記スコア算出ステップでは、前記債権に対応する請求書の送付手段が前記住所への郵送である場合、前記住所に対する点数を前記送付手段が郵送でない場合の点数と異なる点数とし、前記送付手段が前記メールアドレスへのメール送信である場合、前記メールアドレスに対する点数を前記送付手段がメール送信でない場合の点数と異なる点数とする
情報処理装置。
【請求項5】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、取得した番号の桁数の正否と、取得した番号が電話番号として割り当てられた範囲内か否かと、取得した番号に同一の数字が所定回数以上連続した部分を含むか否かとの少なくとも1つを基準として、前記電話番号を点数化する
情報処理装置。
【請求項6】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記スコア算出ステップでは、前記電話番号が実在するか否かを基準として点数化する
情報処理装置。
【請求項7】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、取得したメールアドレスのドメインが予め指定したドメインであるか否かと、取得したメールアドレスのドメインが実在するドメインであるか否かと、取得したメールアドレスが実在するメールアドレスか否かと、取得したメールアドレスのなりすましが疑われるか否かとの少なくとも1つを基準として、前記メールアドレスを点数化する
情報処理装置。
【請求項8】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、予め定めた区分まで実在するか否かとの少なくとも1つを基準として、前記住所を点数化する
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、要求ステップを実行するように構成され、
前記要求ステップでは、前記審査対象の審査の通過が否定された場合に、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスの再入力を要求する
情報処理装置。
【請求項10】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記審査は、サービスへのユーザ登録を受け入れるか否かの審査であり、
前記ユーザ登録は、ネットワークを介して前記特定情報の入力を受け付ける
情報処理装置。
【請求項11】
情報処理装置であって、
制御部を備え、
前記制御部は、評価ステップと、取得ステップと、判定ステップとを実行するように構成され、
前記評価ステップでは、審査対象を評価し、
前記取得ステップでは、前記審査対象に対して、ユーザによって入力された住所と、電話番号と、メールアドレスを取得し、
前記判定ステップでは、
前記審査対象の評価が第1の評価である場合は、前記住所、前記電話番号、前記メールアドレスにおける1以上の入力ミスによって前記審査対象の審査を通過させず、
前記審査対象の評価が前記第1の評価よりも高い第2の評価である場合は、前記住所、前記電話番号、前記メールアドレスに1つ以上の入力ミスがあっても前記審査対象の審査を通過させる
情報処理装置。
【請求項12】
請求項11に記載の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、請求代行サービスに用いられ、
前記審査対象は、債権であり、
前記評価ステップでは、
前記債権の債務者の法人番号が特定できない、かつ、前記債務者が前記請求代行サービスにおいて初めての債務者である場合、前記債権を前記第1の評価として評価し、
前記債務者の法人番号が特定可能であり、かつ、前記債務者が前記請求代行サービスにおいて過去に取引実績がある債務者である場合、前記債権を前記第2の評価として評価する、
情報処理装置。
【請求項13】
プログラムであって、
コンピュータに、請求項1乃至請求項12いずれか1項に記載の情報処理装置の各ステップを実行させる
プログラム。
【請求項14】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置の各ステップを備える
情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ある対象に対して審査を行う場合、例えば、請求代行を行う場合に、債務者の審査を行うことが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-47915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、書類への記入ミスやコンピュータへの入力ミス等により、情報漏れがあったり、誤った情報を含んでいたりする場合がある。これらのミスは、重大なミスとなり得る場合もあれば、些細なミスとして無視できる場合等がある。例えば、請求代行を行う場合に、請求書の送付先に誤りがあれば、これは重大なミスとなり得る。
【0005】
上記事情を鑑み、本発明の一態様は、住所、電話番号、メールアドレスの少なくとも一つに対してスコアを算出し、算出したスコアに基づいて審査対象の審査の適否を判定する情報処理装置、プログラム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、取得ステップと、スコア算出ステップと、判定ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、審査対象に対応する住所と、電話番号と、メールアドレスとの少なくとも1つを特定情報として取得する。スコア算出ステップでは、特定情報に対するスコアを算出する。判定ステップでは、スコアに基づいて、審査対象の審査の通過の適否を判定する。
【0007】
本発明の一態様によれば、住所、電話番号、メールアドレスの少なくとも一つに対してスコアを算出し、算出したスコアに基づいて審査対象の審査の適否を判定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置1の配置例を示した図である。
図2】情報処理装置1の構成を示した図である。
図3】情報処理装置1の機能的な構成を示した図である。
図4】情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。
図5】審査対象情報を入力する画面の例を示した図である。
図6】顧客情報を登録する画面の例を示した図である。
図7】住所スコアの特定方法を説明するための表である。
図8】電話番号スコアの特定方法を説明するための表である。
図9】メールアドレススコアの特定方法を説明するための表である。
図10】情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1の配置例を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、複数の利用者端末2とネットワーク3を介して通信可能に接続されている。本実施形態では、情報処理装置1は請求代行サービスにおいて用いられるものであり、利用者からの要求に応答して、利用者の売掛債権に対して与信審査を行う。与信審査の結果、売掛債権を買取って良いと判定した場合、情報処理装置1は、売掛債権が買取可能である旨を利用者端末2に通知する。この場合、情報処理装置1は、売掛債権を買取る処理を実行し、買取が完了した旨を利用者端末2に通知することもできる。
【0014】
与信審査の結果、売掛債権を買い取るべきではないと判定した場合、情報処理装置1は、売掛債権が買取不可である旨を利用者端末2に通知する。この場合、情報処理装置1は、売掛債権の買取を要求する利用者に対して、入力情報の修正や追加を要求してもよい。
【0015】
なお、本発明が適用されるサービスは、請求代行サービスに限定されるべきものではない。また、本開示における審査対象は、売掛債権(売掛金)に限定されるものではない。
【0016】
情報処理装置1は、審査対象の審査を行う装置である。なお、情報処理装置1の詳細については後述する。利用者端末2は、利用者が用いる端末であり、ウェブブラウザや、情報処理装置1に対応するアプリケーションソフトウェアが動作するパーソナルコンピュータやタブレット、スマートフォン等である。ネットワーク3は、情報処理装置1と、利用者端末2とを通信可能にするネットワークであり、例えば、インターネットを含むものである。
【0017】
2.情報処理装置の構成
次に、情報処理装置1の構成について説明する。図2は、情報処理装置1の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、処理部11と、記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを有しており、これらの構成要素が情報処理装置1の内部において通信バス16を介して電気的に接続されている。
【0018】
処理部11は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)により実現されるもので、記憶部12に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
【0019】
記憶部12は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。これは、例えばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)やソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスにより実現される。なお、記憶部12は、情報処理装置1と通信可能な別の装置に配するようにすることも可能である。
【0020】
一時記憶部13は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリにより実現され、処理部11が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
【0021】
外部装置接続部14は、例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)や高精細度マルチメディアインターフェース(High-Definition Multimedia Interface:HDMI(登録商標))といった規格に準じた接続部であり、キーボード等の入力装置やモニタ等の表示装置を接続可能としている。
【0022】
通信部15は、例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワーク3との間の通信を実現する。
【0023】
なお、情報処理装置1には、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能であり、複数のコンピュータを用いて情報処理装置1を構成することも可能である。
【0024】
3.情報処理装置1の機能
次に、情報処理装置1の機能について説明する。情報処理装置1は、サービスの利用を管理するもので、プログラムにしたがって動作することで、後述する各機能部を実現する。このプログラムは、コンピュータに、情報処理装置1の各ステップを実行させる。情報処理装置1が実行する各ステップについては、後述する。また、情報処理装置1が実行する情報処理方法も、情報処理装置1が実行する各ステップを備える。
【0025】
図3は、情報処理装置1の機能的な構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、制御部100を備える。また、制御部100は、取得部101と、スコア算出部102と、判定部103と、評価部104と、要求部105とを備える。
【0026】
取得部101は、取得ステップを実行する。取得ステップは、審査対象に対応する住所と、電話番号と、メールアドレスとの少なくとも1つを特定情報として取得するステップである。
【0027】
スコア算出部102は、スコア算出ステップを実行する。スコア算出ステップは、特定情報に対するスコアを算出するステップである。なお、スコア算出部102によりスコアを算出する機能は本発明においては必ずしも必須ではなく、スコア算出部102は、省略することも可能である。
【0028】
判定部103は、判定ステップを実行する。判定ステップは、スコアに基づいて、審査対象の審査の通過の適否を判定するステップである。スコア算出部102を省略した場合には、判定部103は、判定ステップとして、与信対象の評価が第1の評価である場合は、住所、電話番号、メールアドレスにおける1以上の入力ミス(例えば、一つの入力ミス)によって与信対象の審査を通過させない。一方、与信対象の評価が第1の評価よりも高い第2の評価である場合は、住所、電話番号、メールアドレスの1つ以上の入力ミス(例えば、一つの入力ミス)があっても与信対象の審査を通過させる。別の言い方をすれば、審査対象の評価に依存して、同一又は類似の入力ミスに対して審査を通過させるか否かを変更することができる。すなわち、入力ミスに対する許容度を変更/調整することが出来る。第1の評価と第2の評価については後述する。ここで、例えば、後述する住所、電話番号、メールアドレスの合計スコアが「0」である場合、入力ミス(入力エラー)が無い場合となる。住所、電話番号、メールアドレスの合計スコアが「0」を超える場合、合計スコアに応じた入力ミス(入力エラー)が存在する。
【0029】
評価部104は、評価ステップを実行する。評価ステップは、審査対象を評価するステップである。例えば、情報処理装置1が請求代行サービスに用いられ、審査対象が債権である場合、評価部104が実行する評価ステップでは、債権の債務者の法人番号が特定できない、かつ、債務者が請求代行サービスにおいて初めての債務者である場合、債権を第1の評価として評価し、債務者の法人番号が特定可能であり、かつ、債務者が請求代行サービスにおいて過去に取引実績がある債務者である場合、債権を前記第2の評価として評価する。なお、評価部104は、省略することも可能である。評価部104を省略した場合には、審査対象の評価結果は、審査対象によらず固定の評価結果とするようにしてもよい。
【0030】
要求部105は、要求ステップを実行する。要求ステップは、審査対象の審査の通過が否定された場合に、住所と、電話番号と、メールアドレスの再入力を要求するステップである。なお、要求部105は、省略することもできる。要求部105を省略した場合には、審査対象の審査の通過が否定されたことが確定となるが、これは、再度審査を行うことを妨げるものではない。
【0031】
4.情報処理装置1の動作
次に、情報処理装置1の動作について説明する。図4は、情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。なお、ここでは、請求代行を行う場合、つまり、審査が売掛債権に対する与信審査である場合を例として、情報処理装置1の動作を説明する。
【0032】
情報処理装置1は、動作を開始すると、まず、取得部101が、審査対象情報を取得する(A101)。審査対象情報は、審査対象の情報であり、本例では、請求書(売掛債権)の内容に相当する情報である。審査対象情報は、請求代行を依頼する依頼者により入力される情報であり、例えば、図5に示す画面201に入力された情報を取得する。図5は、審査対象情報を入力する画面の例を示した図である。画面201には、請求先となる顧客名を選択する選択欄211と、支払期限を選択する選択欄212と、請求書発行日を選択する選択欄213とが配置されるとともに、請求書の金額や内訳等を入力するための画面への遷移を指示する指示ボタン214が配置されている。この画面201は、選択欄212と選択欄213が選択された場合には、カレンダーが表示され、日時を選択できるように構成されている。また、画面201は、選択欄211が選択された場合には、予め登録された顧客が選択肢として表示され、この選択肢から顧客を選択できるように構成されている。なお、請求書の金額や内訳等を入力するための画面については、省略する。
【0033】
ここで、顧客の登録について説明する。顧客の登録は、例えば、図6に示す画面202に、顧客の情報を入力することで行う。図6は、顧客情報を登録する画面の例を示した図である。画面202には、請求先となる顧客名を入力する入力欄221と、当該顧客の住所を入力する入力欄222と、当該顧客の電話番号を入力する入力する入力欄223と、当該顧客のメールアドレスを入力する入力欄224と、が配置されるとともに、当該顧客への請求書の送付手段として、メールと郵送とのいずれかを選択する選択欄225と、これらの情報の登録を指示する指示ボタン226が配置されている。
【0034】
審査対象情報を取得すると、取得部101は、続けて、特定情報を取得する(A102)。特定情報は、被請求者を特定するための情報であり、審査対象である売掛債権に対応するものである。具体的には、審査対象情報に含まれる顧客名に対応して登録された住所と電話番号とメールアドレスとの少なくとも1つをふくむものである。また、特定情報は、住所と、電話番号と、メールアドレスとを全て含むことが望ましい。この特定情報を取得する処理は、上述の取得ステップに相当する。
【0035】
次に、情報処理装置1は、評価部104による評価ステップを実行するとともに(A103)、スコア算出部102による住所スコアの算出と(A104)、電話番号スコアの算出と(A105)、メールアドレススコアの算出と(A106)を行う。スコア算出部102は、は、住所と、電話番号と、メールアドレスとを点数化し、該点数を合算したものをスコアとして算出する(A107)。A104、A105、A106、A107の処理は、スコア算出ステップに相当する。なお、A103、A104、A105、A106の処理は、並列で処理せずに、順次処理を行うようにしてもよい。順次処理を行う場合は、順不同である。
【0036】
ここで、評価部104による評価ステップについて説明する。評価ステップは、売掛債権を、その内容に基づいて評価するもので、金額や内容、当該債権の債権者や債務者の規模などの属性等に基づいて評価する。売掛債権の評価結果は、複数の段階のいずれに相当するかを示すものとなる。例えば、評価結果は、第1の評価と、第1の評価よりも高い第2の評価のいずれに相当するかとして示される。例えば、債務者の法人番号が特定できない、かつ、債務者が情報処理装置1によって提供されるサービスにおいて初めての債務者である場合、売掛債権の評価は低い評価である第1の評価となる。また、例えば、債務者の法人番号が特定可能であり、かつ、債務者が情報処理装置1によって提供されるサービスにおいて過去に取引実績がある債務者である場合、売掛債権の評価は高い評価である第2の評価となる。なお、評価の詳細についての説明は省略する。
【0037】
以下の説明では、スコアとして算出される数値が高いほど審査を通過することは難しくなり、例えば、入力された特定情報に問題が無い場合には、スコアは「0」となる。
【0038】
まず、住所スコアの算出について説明する。スコア算出部102は、住所の取得の成否と、住所が予め定めた区分まで実在するか否かとの少なくとも1つを基準として、住所を点数化する。住所の取得の成否は、住所を取得できたか否かであり、例えば、住所が未入力であった場合には、取得に失敗することになる。また、予め定めた区分とは、例えば、「大字」又は「町名」であり、住所が「東京都千代田区霞が関3丁目4番3号」である場合には、「霞が関」が「大字」又は「町名」に相当するものであるから、予め定めた区分までとは、「東京都千代田区霞が関」となる。なお、「大字」又は「町名」に相当するものとして「町域」の区分があり、この「町域」には、郵便番号が付与されているため、郵便番号から特定できるものを、予め定めた区分までとすることができる。また、予め定めた区分に「小字」又はこれに相当するものを採用した場合、「東京都千代田区霞が関3丁目4番3号」は、「東京都千代田区霞が関3丁目」が予め定めた区分までとなる。住所が予め定めた区分まで実在するか否かは、住所のデータベース等を用いることで判定することができる。
【0039】
住所スコアは、例えば、図7に示したものから特定される。図7は、住所スコアの特定方法を説明するための表である。スコア算出部102は、住所の入力が未入力であった場合などの住所の取得に失敗した場合には、スコアを「3」としている。また、スコア算出部102は、債権に対応する請求書の送付手段が住所への郵送である場合、住所に対する点数を送付手段が郵送でない場合の点数と異なる点数として、スコアの特定を行っている。例えば、在否確認に失敗した場合、つまり、住所の予め定めた区分までの存在が確認できなかった場合、請求書の送付手段が郵送でなければ、スコアを「2」とし、請求書の送付手段が郵送であれば、スコアを「4」とする。なお、いずれにも該当しない場合、住所スコアは、「0」となる。
【0040】
続いて、電話番号スコアの算出について説明する。スコア算出部102は、電話番号の取得の成否と、取得した番号の桁数の正否と、取得した番号が電話番号として割り当てられた範囲内か否かと、取得した番号に同一の数字が所定回数以上連続した部分を含むか否かとの少なくとも1つを基準として、電話番号を点数化する。また、スコア算出部102は、電話番号が実在するか否かを基準として点数化することも行う。電話番号の取得の成否は、電話番号を取得できたか否かであり、例えば、電話番号が未入力であった場合には、取得に失敗することになる。また、取得した電話番号の桁数の正否とは、令和4年5月現在では、電話番号が10桁又は11桁の場合に正しく(この場合、スコアは「0」)、それ以外の場合には、正しくない(この場合、スコアは「2」)と判断する。
【0041】
取得した番号が電話番号として割り当てられた範囲内か否かは、電話番号の割当機関(令和4年5月現在では、総務省)により電話番号として割り当てられたものであるか否かを確認するものである。取得した番号に同一の数字が所定回数以上連続した部分を含むか否かは、例えば、電話番号中に「1111」等、同じ数字が連続している部分が含まれているか否かであり、その連続回数については、予め定めた値である。また、電話番号が実在するか否かは、例えば、電話網の交換機と通信を行い、当該電話番号に対する応答を得ることで、その判定を行うことが出来る。なお、ここでは、電話番号が実在するとは、当該電話番号が利用可能な状態であることを意味し、料金の未払い等を理由に利用できない状態となっている場合には、当該電話番号は実在しないものとして扱う。
【0042】
電話番号スコアは、例えば、図8に示したものから特定される。図8は、電話番号スコアの特定方法を説明するための表である。スコア算出部102は、例えば、電話番号の取得に失敗した場合には、スコアを「3」とし、桁数不正、割当範囲外、同一数字の連続があった場合には、スコアを「2」とし、電話番号が実在しない場合に、スコアを「5」とする。また、電話番号が実在した場合であっても、契約後から所定の期間を経ていない場合、例えば、契約3ヶ月以内である場合にスコアを「3」とするようにしてもよい。なお、いずれにも該当しない場合、電話番号スコアは、「0」となる。
【0043】
続いて、メールアドレススコアの算出について説明する。スコア算出部102は、メールアドレスの取得の成否と、取得したメールアドレスのドメインが予め指定したドメインであるか否かと、取得したメールアドレスのドメインが実在するドメインであるか否かと、取得したメールアドレスが実在するメールアドレスか否かと、取得したメールアドレスのなりすましが疑われるか否かとの少なくとも1つを基準として、メールアドレスを点数化する。メールアドレスの取得の成否は、メールアドレスを取得できたか否かであり、例えば、メールアドレスが未入力であった場合には、取得に失敗することになる。また、取得したメールアドレスのドメインが予め指定したドメインであるか否かは、例えば、「捨てアド」等を称されるメールアドレスに用いられているドメインなど、予め信用度が低いものとして指定したドメインのメールアドレスであるか否かである。取得したメールアドレスのドメインが実在するドメインであるか否かは、当該ドメインが登録されたものであるか否かを判定する。取得したメールアドレスが実在するメールアドレスか否かは、メールサーバ等へメッセージを送信し、その応答から当該メールアドレスが存在するか否かを判定するものである。取得したメールアドレスのなりすましが疑われるか否かは、例えば、顧客名と、そのメールアドレスのドメインの所有者や利用者が一致しているか否かを確認することで行う。
【0044】
メールアドレススコアは、例えば、図9に示したものから特定される。図9は、メールアドレススコアの特定方法を説明するための表である。スコア算出部102は、債権に対応する請求書の送付手段がメールアドレスへのメール送信である場合、メールアドレスに対する点数を送付手段がメール送信でない場合の点数と異なる点数として、スコアの特定を行っている。例えば、メールアドレスの取得に失敗した場合には、スコアを「3」とし、メールアドレスが、実在しないドメイン、実在しないメールアドレス、なりすましと判定されたメールアドレスであった場合、請求書の送付手段がメールでなければ、スコアを「4」とし、請求書の送付手段がメールであれば、スコアを「8」とする。また、メールアドレスが指定したドメインを含んでいる場合には、スコアを「10」とする。なお、いずれにも該当しない場合、メールアドレススコアは、「0」となる。
【0045】
なお、図7図9に記載される、住所スコア、電話番号スコア、及びメールアドレススコアの算出方法はあくまで一例にすぎない。本発明が適用される事業やサービスなどに依存して、スコアの算出方法は適宜変更することができる。例えば、連絡手段がメール以外にはないコミュニティ(サービス)に本発明が適用される場合には、住所スコアを0点として算出し、メールアドレスの入力ミスに対するスコアを高い数値に設定してもよい。
【0046】
スコア算出部102が、住所スコア、電話番号スコア、メールアドレススコアを合算すると、判定部103が、判定ステップを実行する(A108)。判定ステップは、審査対象を、審査通過とするか否かを判定するもので、判定部103は、スコア算出部102が合算したスコアと基準値との比較により判定を行う。基準値は、審査対象を評価した評価結果に応じて異なる値である。評価結果が第1の評価である場合には、例えば、基準値は「1」であり、スコア算出部102が合算したスコアが1未満であれば、審査を通過とする。一方、評価結果が第1の評価よりも高い第2の評価である場合には、例えば、基準値は「8」であり、スコア算出部102が合算したスコアが8未満であれば、審査を通過とする。つまり、請求書(売掛債権)に対する評価が比較的高い場合には、特定情報にいくつかの不備があっても、審査を通過する可能性が高くなる。
【0047】
5.情報処理装置1の動作の別例
次に、情報処理装置1の動作の別の例について説明する。図10は、情報処理装置1の動作の流れを示すアクティビティ図である。なお、ここでは、審査がサービスへのユーザ登録を受け入れるか否かの審査である場合を例として、情報処理装置1の動作を説明する。例えば、ネットショッピングへのユーザ登録や、オンラインで課金されるサービスへのユーザ登録に対する審査を情報処理装置1によって行うことができる。
【0048】
情報処理装置1は、動作を開始すると、まず、取得部101が、特定情報を取得する(A301)。特定情報は、登録しようとするユーザを特定するための情報であり、ネットワークを介して特定情報の入力を受け付ける。具体的には、特定情報は、ユーザの住所と電話番号とメールアドレスとの少なくとも1つをふくむものである。また、特定情報は、住所と、電話番号と、メールアドレスとを全て含むことが望ましい。この特定情報を取得する処理は、上述の取得ステップに相当する。
【0049】
次に、情報処理装置1は、スコア算出部102による住所スコアの算出と(A302)、電話番号スコアの算出と(A303)、メールアドレススコアの算出と(A304)を行う。そして、スコア算出部102は、は、住所と、電話番号と、メールアドレスとを点数化し、該点数を合算したものをスコアとして算出する(A305)。A302、A303、A304、A305の各処理は、それぞれ、A104、A105、A106、A107の処理に対応するもので、スコア算出ステップに相当する。なお、A302、A303、A304の処理は、並列で処理せずに、順次処理を行うようにしてもよい。順次処理を行う場合は、順不同である。
【0050】
スコア算出部102が、住所スコア、電話番号スコア、メールアドレススコアを合算すると、判定部103が、判定ステップを実行する(A108)。判定ステップは、ユーザ登録を受け付けるか否かを判定するもので、判定部103は、スコア算出部102が合算したスコアと基準値との比較により判定を行う。基準値は、予め定めた値である。そして、審査が不通過となった場合には、要求部105が要求ステップを実行する。要求ステップは、住所と、電話番号と、メールアドレスの再入力を要求するステップである。この要求に対して、ユーザが住所と、電話番号と、メールアドレスの再入力を行った場合には、A301から、同様の処理を繰り返す。一方、審査が通過した場合には、情報処理装置1は、ユーザ登録を受け付けて処理を終了する。
6.その他
本発明は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0051】
(1)情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部は、取得ステップと、スコア算出ステップと、判定ステップとを実行するように構成され、前記取得ステップでは、審査対象に対応する住所と、電話番号と、メールアドレスとの少なくとも1つを特定情報として取得し、前記スコア算出ステップでは、前記特定情報に対するスコアを算出し、前記判定ステップでは、前記スコアに基づいて、前記審査対象の審査の通過の適否を判定する情報処理装置。
【0052】
(2)上記(1)に記載の情報処理装置において、前記制御部は、評価ステップをさらに実行するように構成され、前記評価ステップでは、前記審査対象を評価し、前記判定ステップでは、前記スコアと基準値との比較により前記判定を行い、前記基準値は、前記審査対象を評価した評価結果に応じて異なる値である情報処理装置。
【0053】
(3)上記(1)又は(2)に記載の情報処理装置において、前記特定情報は、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスとを含み、前記スコア算出ステップでは、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスとを点数化し、該点数を合算したものを前記スコアとして算出する情報処理装置。
【0054】
(4)上記(3)に記載の情報処理装置において、前記審査は、債権に対する与信審査であり、前記スコア算出ステップでは、前記債権に対応する請求書の送付手段が前記住所への郵送である場合、前記住所に対する点数を前記送付手段が郵送でない場合の点数と異なる点数とし、前記送付手段が前記メールアドレスへのメール送信である場合、前記メールアドレスに対する点数を前記送付手段がメール送信でない場合の点数と異なる点数とする情報処理装置。
【0055】
(5)上記(3)又は(4)に記載の情報処理装置において、前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、取得した番号の桁数の正否と、取得した番号が電話番号として割り当てられた範囲内か否かと、取得した番号に同一の数字が所定回数以上連続した部分を含むか否かとの少なくとも1つを基準として、前記電話番号を点数化する情報処理装置。
【0056】
(6)上記(3)乃至(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記スコア算出ステップでは、前記電話番号が実在するか否かを基準として点数化する情報処理装置。
【0057】
(7)上記(3)又は(4)に記載の情報処理装置において、前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、取得したメールアドレスのドメインが予め指定したドメインであるか否かと、取得したメールアドレスのドメインが実在するドメインであるか否かと、取得したメールアドレスが実在するメールアドレスか否かと、取得したメールアドレスのなりすましが疑われるか否かとの少なくとも1つを基準として、前記メールアドレスを点数化する情報処理装置。
【0058】
(8)上記(3)又は(4)に記載の情報処理装置において、前記スコア算出ステップでは、取得の成否と、予め定めた区分まで実在するか否かとの少なくとも1つを基準として、前記住所を点数化する情報処理装置。
【0059】
(9)上記(1)に記載の情報処理装置において、前記制御部は、要求ステップを実行するように構成され、前記要求ステップでは、前記審査対象の審査の通過が否定された場合に、前記住所と、前記電話番号と、前記メールアドレスの再入力を要求する情報処理装置。
【0060】
(10)上記(3)に記載の情報処理装置において、前記審査は、サービスへのユーザ登録を受け入れるか否かの審査であり、前記ユーザ登録は、ネットワークを介して前記特定情報の入力を受け付ける情報処理装置。
【0061】
(11)情報処理装置であって、制御部を備え、前記制御部は、評価ステップと、取得ステップと、判定ステップとを実行するように構成され、前記評価ステップでは、審査対象を評価し、前記取得ステップでは、前記審査対象に対して、ユーザによって入力された住所と、電話番号と、メールアドレスを取得し、前記判定ステップでは、前記審査対象の評価が第1の評価である場合は、前記住所、前記電話番号、前記メールアドレスにおける1以上の入力ミスによって前記審査対象の審査を通過させず、前記審査対象の評価が前記第1の評価よりも高い第2の評価である場合は、前記住所、前記電話番号、前記メールアドレスに1つ以上の入力ミスがあっても前記審査対象の審査を通過させる情報処理装置。
【0062】
(12)上記(11)に記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、請求代行サービスに用いられ、前記審査対象は、債権であり、前記評価ステップでは、前記債権の債務者の法人番号が特定できない、かつ、前記債務者が前記請求代行サービスにおいて初めての債務者である場合、前記債権を前記第1の評価として評価し、前記債務者の法人番号が特定可能であり、かつ、前記債務者が前記請求代行サービスにおいて過去に取引実績がある債務者である場合、前記債権を前記第2の評価として評価する、情報処理装置。
【0063】
(13)プログラムであって、コンピュータに、上記(1)乃至(12)いずれか1項に記載の情報処理装置の各ステップを実行させるプログラム。
【0064】
(14)情報処理装置が実行する情報処理方法であって、上記(1)乃至(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置の各ステップを備える情報処理方法。
もちろん、この限りではない。
【0065】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0066】
1 :情報処理装置
2 :利用者端末
3 :ネットワーク
11 :処理部
12 :記憶部
13 :一時記憶部
14 :外部装置接続部
15 :通信部
16 :通信バス
100 :制御部
101 :取得部
102 :スコア算出部
103 :判定部
104 :評価部
105 :要求部
201 :画面
202 :画面
211 :選択欄
212 :選択欄
213 :選択欄
214 :指示ボタン
221 :入力欄
222 :入力欄
223 :入力欄
224 :入力欄
225 :選択欄
226 :指示ボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10