(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024029319
(43)【公開日】2024-03-06
(54)【発明の名称】液化システムおよび液化システムのタービン入口温度制御方法
(51)【国際特許分類】
F25J 1/00 20060101AFI20240228BHJP
F25J 3/04 20060101ALI20240228BHJP
【FI】
F25J1/00 D
F25J3/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022131511
(22)【出願日】2022-08-22
(71)【出願人】
【識別番号】000109428
【氏名又は名称】日本エア・リキード合同会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金田 拓也
【テーマコード(参考)】
4D047
【Fターム(参考)】
4D047AA08
4D047AB01
4D047AB02
4D047AB04
4D047BA07
4D047BA08
4D047CA17
4D047EA00
(57)【要約】 (修正有)
【課題】タービン入口のガス温度を測定し、警報出力温度設定値および緊急停止温度設定値を運転状態に対応して変更可能とする液化システムを提供する。
【解決手段】液化システム100は、コールドタービンET22の入口ガスの温度測定部T5と、入口ガス温度測定値に対応して、コールドタ-ビンへ送るガス量を制御する制御弁PV5と、入口ガス温度測定値と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態とし、第二運転状態では、制御弁の開度を第一運転状態よりも大きくしてコールドタービンの入口圧力を下げ、第一運転状態では、制御弁の開度を第二運転状態よりも小さくしてコールドタービンの入口圧力を下げるように制御する制御部とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気分離装置から提供される製品ガスを液化する液化システムであって、
コールドタービンへ入る入口ガス温度(T1)を測定する温度測定部と、
前記温度測定部で測定される入口ガス温度(T1)に対応して、前記コールドタ-ビンへ送るガス量を制御するための制御弁と、
前記液化システムの起動開始から、前記温度測定部で測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態とし、
前記第二運転状態に対応して、前記制御弁の開度を前記第一運転状態の際の開度よりも大きくして前記コールドタービンの入口圧力を下げ、前記第一運転状態に対応して、前記制御弁の開度を前記第二運転状態の際の開度よりも小さくして前記コールドタービンの入口圧力を上げるように制御する制御部と、を備える、液化システム。
【請求項2】
空気分離装置から提供される製品ガスを液化する液化システムのタービン入口温度制御方法であって、
コールドタービンへ入る入口ガス温度(T1)を測定する温度測定ステップと、
前記液化システムの起動開始から、前記温度測定ステップで測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態に設定する設定ステップと、
前記第二運転状態に対応して、前記コールドタービンの入口圧力を下げ、前記第一運転状態に対応して、前記コールドタービンの入口圧力を上げるように制御する制御ステップと、を含む、液化システムのタービン入口温度制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液化システムに関し、例えば、ガスの液化システムに使用されるコールドタービン入口温度を制御する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的には、ガスの液化システムには、圧縮機とコールドタービンと熱交換器とを有する。液化プロセスは、一般的に、供給されるガス全量のうち一部を液化して製品タンクに送り込み、その残部は液化システム内で循環させ、新しく供給されるガスとともに再処理される。
【0003】
液化システムのコールドタービンは、ガスが入りそれが使用されてガスとして出るように運転される。そのため、コールドタービン出口で液状化されることを回避するため、液状化しそうな温度になると警報出力や緊急停止(タービントリップ)などの制御が行われる。液状化しそうな温度は、タービン入口の圧力とタービン出口の圧力の差圧から算出される。液化システムでは、通常運転を基準にして設計されており、上記温度を観察しながら液状化を回避しつつ、コールドタービンに送るガス量を最大化するように制御される(液化プロセス最大化での運転をする)。
【0004】
特許文献1は、1台以上の永久ガス用圧縮機と、1台以上の永久ガス用膨張タービンと、永久ガスと液化天然ガスとを熱交換させる熱交換器とを備えた液化プロセスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、液化システムの起動時において、液化プロセス最大化での運転を行うと、タービン入口におけるガス圧力が高くなり、タービン入口温度が警報出力温度や緊急停止温度に達すると、オペレータはその都度介入する必要があった。起動時にタービンを低速運転することで対応することも可能だが、この場合、液化プロセスの立ち上げが遅くなりロス時間となる。
また、警報出力温度や緊急停止温度は、通常運転に対応して固定されているため、起動時や異常時などに対応できていなかった。
【0007】
本開示は、タービンの入口におけるガス温度を測定し、警報出力温度設定値および緊急停止温度設定値を運転状態に対応して変更可能とする液化システムおよび液化システムのタービン入口温度制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、空気分離装置(A)から提供される製品ガスを液化する液化システム(100)であって、
コールドタービン(ET22)へ入る入口ガス温度(T1)を測定する温度測定部(T5)と、
前記温度測定部(T5)で測定される入口ガス温度(T1)に対応して、前記コールドタ-ビン(ET22)へ送るガス量を制御するための制御弁(PV5)と、
前記液化システムの起動開始から、前記温度測定部(T5)で測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態とし、
前記第二運転状態に対応して、前記制御弁(PV5)の開度(OP1)を前記第一運転状態の際の開度(OP2)よりも大きくして前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を下げ、前記第一運転状態に対応して、前記制御弁(PV5)の開度(OP2)を前記第二運転状態の際の開度(OP1)よりも小さくして前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を上げるように制御する制御部(200)と、を備える。
前記第一運転状態は、通常運転状態を意味し、前記第二運転状態は、システム立ち上げ時の運転状態を意味する。
前記制御部(200)は、
前記温度測定部(T5)で測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、および、
入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態に設定する状態設定部(201)と、
前記状態設定部(201)で設定された第二運転状態に対応して、前記制御弁(PV5)の開度(OP1)を前記第一運転状態の際の開度(OP2)よりも大きくして前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を下げ、前記状態設定部で設定された第一運転状態に対応して、前記制御弁(PV5)の開度(OP2)を前記第二運転状態の際の開度(OP1)よりも小さくして前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を上げるように制御する弁制御部(202)と、を備えていてもよい。
【0009】
「警報温度設定値」は、コールドタービン出口でのガス液状化の可能性を警告するタイミングの温度設定値である。タービン入口と出口に設けられた圧力測定部の差圧から温度が測定され、この温度が「警報温度設定値」に達すると、警報が出力される。
「マージン」は、制御応答性を考慮して設定され、例えば、1℃から3℃の範囲で設定される。
「緊急停止温度設定値」は、コールドタービンを緊急停止するタイミングの温度設定値である。タービン入口と出口に設けられた圧力測定部の差圧から温度が測定され、この温度が「緊急停止温度設定値」に達すると、タービンを緊急停止する。
【0010】
前記液化システム(100)は、
空気分離装置から送られる所定の製品ガスを圧縮する1つ以上の圧縮機と、
前記圧縮機の後段から送られる圧縮ガスを導入される第一エキスパンダーコンプレッサーのコンプレッサーと、
前記第一エキスパンダーコンプレッサーのコンプレッサーで圧縮されたガスが導入される第二エキスパンダーコンプレッサーのコンプレッサーと、
前記第一エキスパンダーコンプレッサーのコンプレッサーで圧縮されたガスが配管(L412)を介して導入される第一熱交換器(E20)と、
前記配管(L412)から分岐し、前記ガスの一部が第二エキスパンダーコンプレッサーのエキスパンダー(コールドタービン)に送るための配管(L4121)と、
その残部が配管(L412)を介して送られる第一セパレータ(V20)と、
第二エキスパンダーコンプレッサーのエキスパンダー(コールドタービン)で使用されたガスを前記第一セパレータ(V20)へ送るための配管(L4122)と、を備えてもよい。
前記制御弁(PV5)は、前記配管(L4121)の位置よりも下流の前記配管(L412)設けられている。
前記温度測定部(T5)は、前記配管(L4121)に設けられている。
【0011】
本開示は、空気分離装置(A)から提供される製品ガスを液化する液化システムのタービン入口温度制御方法であって、
コールドタービン(ET22)へ入る入口ガス温度(T1)を測定する温度測定ステップと、
前記液化システムの起動開始から、前記温度測定ステップで測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態に設定する設定ステップと、
前記第二運転状態に対応して、前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を下げ、前記第一運転状態に対応して、前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を上げるように制御する制御ステップと、を含む。
【0012】
(作用効果)
(1)起動時にタービンを低速運転する必要がなく、通常運転へ早く移行できる。
(2)オペレータの不要な介入を無くせる。
(3)起動から通常運転までを完全に自動化できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明のいくつかの実施形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の一例を説明するものである。本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお、以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
【0015】
(実施形態1)
実施形態1の液化システム100における減圧装置1、2について
図1を用いて説明する。
液化システム100は、空気分離装置Aから提供された所定の製品ガス、例えば、富化窒素ガス、富化酸素ガス、富化アルゴンガスなどを、液化サイクルを利用して液化する。
本実施形態の液化システム100は、第一、第二圧縮機C1、C2と、第一、第二エキスパンダーコンプレッサーET1、ET2と、第一、第二熱交換器E20、E21、第一、第二セパレータ部V20、V21、液化ガスタンク(LIN TANK)を備える。
【0016】
空気分離装置Aから送られた富化窒素ガスが、配管L1を介して、第一圧縮機C1で圧縮され、次いで第二圧縮機C2で圧縮される。これら圧縮機の減圧方法は後述する。
【0017】
第二圧縮機C2で圧縮された窒素ガスの一部は、配管L4から分岐した第一分岐配管L41を介して、第一エキスパンダーコンプレッサーET1のコンプレッサーET11へ送られ、次いで配管L411を介して第二エキスパンダーコンプレッサーET2のコンプレッサーET21へ送られ、次いで配管L412を介して第一熱交換器E20に送られて冷却され、その一部は、第一セパレータ部V20に至る。その残部は、第一熱交換器E20の途中に配管L412から分岐した分岐配管L4121を介して、第二エキスパンダーコンプレッサーET2のエキスパンダーET22(コールドタービンに相当する)へ送られ、次いで配管L4122を介して第一セパレータ部V20へ送られる。第一セパレータ部V20の頂部から導出されるガス成分は、配管L6を介して第二熱交換器E20を通過し、第二圧縮機C2の吸込側の配管L2へ送られる。
【0018】
第一セパレータ部V20の底部から導出された液化窒素ガスは、配管L5を介して第二熱交換器E21の一部を通過して冷却されたのちに、一部は液化ガスタンク(LIN TANK)へ送られる。その残部は、配管L51を介して第二セパレータ部V21に送られる。第二セパレータ部V21の頂部から導出されるガス成分は配管L52を介して第二熱交換器E21へ送られてから第二セパレータ部V21へ戻る。第二セパレータ部V21の底部から液成分は配管L53を介して第二熱交換器E21で寒冷として機能し、次いで第一熱交換器E20で寒冷として機能し、第一圧縮機C1の吸込側の配管L1へ送られる。
第二圧縮機C2で圧縮された窒素ガスの残部は、配管L4から分岐した第二分岐配管L42を介して、第一熱交換器E20の一部を通過し、第一エキスパンダーコンプレッサーET1のエキスパンダーET12へ送られ、次いで配管L421を介して第一熱交換器E20の途中へ送られ、配管L6と合流する。
【0019】
第一圧縮機C1の吸込側で、配管L1から分岐して、ガスを放出する第一吸込側放出配管L11と、その第一吸込側放出配管L11に第一吸込側放出弁PV1が設けられる。第二圧縮機C2の吸込側で、配管L2から分岐して、ガスを放出する第二吸込側放出配管L21と、その第二吸込側放出配管L21に第二吸込側放出弁PV21が設けられる。
第一圧縮機C1の吐出側から吸込側へガスを戻す第一バイパス配管L3と、その第一バイパス配管L3に第一バイパス弁PV2が設けられる。第二圧縮機C2の吐出側から吸込側へガスを戻す第二バイパス配管L23と、その第二バイパス配管L23に第二バイパス弁PV22が設けられる。
【0020】
(タービン入口温度制御)
制御弁PV5は、配管L4121の位置よりも下流の前記配管L412設けられている。温度測定部T5は、配管L4121に設けられている。
図2に運転状態のフローを示す。
起動した後、温度測定部T5で測定された入口ガス温度T1と警報温度設定値およびマージンMと比較する(S201)。起動時には、入口ガス温度T1が警報温度設定値およびマージンMより大きく、第二運転状態にする。
弁制御部202は、第二運転状態に対応して、制御弁PV5の開度OP1を第一運転状態の際の開度OP2よりも大きくして第二エキスパンダーコンプレッサーET2のエキスパンダーET22(コールドタービン)の入口圧力を下げる。これにより、第一セパレータ部V20へ送られるガス量を増加させて、相対的エキスパンダーET22(コールドタービン)へ送られるガス量を減らして、警報温度設置値よりも高い温度状態を維持でき起動時におけるオペレータの介入を回避できる。
ステップS201において、測定される入口ガス温度T1が警報温度設定値およびマージンM以下になるまで比較を繰り返される。入口ガス温度T1が警報温度設定値およびマージンM以下になると、第二運転状態から第一運転状態へ移行し、緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定する(S202)。
弁制御部202は、第一運転状態に対応して、制御弁PV5の開度OP2を起動モードの際の開度OP1よりも小さくしてエキスパンダーET22(コールドタービン)の入口圧力を上げる。これにより、第一セパレータ部V20へ送られるガス量を減少させて、相対的にエキスパンダーET22(コールドタービン)に供給されるガス量を増加させる。起動時の状態から通常状態の運転への移行を早くできる。
本実施形態において、第二運転状態時の弁の開度(OP1)は、例えば、60%から70%の範囲から選択されてもよい。第一運転状態時の弁の開度(OP2)は、例えば、50%から60%の範囲から選択されてもよい。
【0021】
(液化システムのタービン入口温度制御方法)
空気分離装置Aから提供される製品ガスを液化する液化システムのタービン入口温度制御方法であって、
コールドタービン(ET22)へ入る入口ガス温度(T1)を測定する温度測定ステップと、
前記液化システムの起動開始から、前記温度測定ステップで測定された入口ガス温度(T1)と警報温度設定値およびマージンと比較し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージン以下の場合に第一運転状態とし、かつ緊急停止温度設定値を警報温度設定値およびマージンに設定し、入口ガス温度(T1)が警報温度設定値およびマージンより大きい場合に第二運転状態に設定する設定ステップと、
前記第二運転状態に対応して、前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を下げることで前記コールドタービン(ET22)に供給されるガス量を相対的に減少させ、前記第一運転状態に対応して、前記コールドタービン(ET22)の入口圧力を上げることで前記コールドタービン(ET22)に供給されるガス量を相対的に増加させるように制御する制御ステップと、を含む。
上記タービン入口温度制御方法を実現するプログラムであって、
プロセッサーに、
上記タービン入口温度制御方法の各ステップを実現させるプログラムである。
【0022】
(別実施形態)
(1)モード設定部201と弁制御部202の機能は一つの制御部200で実現されてもよい。
(2)各制御部は、情報処理装置、専用回路、一つ以上のプロセッサーとプロセッサーを動作させる制御プログラム格納するメモリを有する構成、ファームウエア、サーバ、ハイセレクタ、ローセレクタなどの1種以上の組み合わせで構成されていてもよい。
(3)液化システム100は、実施形態1の構成に限定されず、他の構成要素が追加されていてもよい。また、各種計測器、他の配管などが備わっていてもよい。
【符号の説明】
【0023】
A 空気分離装置
200 制御部
201 モード設定部
202 弁制御部
T1 温度測定部
PV5 制御弁