(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024029587
(43)【公開日】2024-03-06
(54)【発明の名称】シート貼付装置およびシート貼付方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/683 20060101AFI20240228BHJP
B65C 9/26 20060101ALI20240228BHJP
【FI】
H01L21/68 N
B65C9/26
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022131926
(22)【出願日】2022-08-22
(71)【出願人】
【識別番号】000102980
【氏名又は名称】リンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120592
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 崇裕
(74)【代理人】
【識別番号】100184712
【弁理士】
【氏名又は名称】扇原 梢伸
(74)【代理人】
【識別番号】100192223
【弁理士】
【氏名又は名称】加久田 典子
(72)【発明者】
【氏名】上道 厚史
【テーマコード(参考)】
3E095
5F131
【Fターム(参考)】
3E095AA06
3E095BA03
3E095CA01
3E095DA03
3E095DA24
3E095DA42
3E095DA48
3E095DA54
3E095FA06
5F131AA02
5F131BA53
5F131BA60
5F131CA37
5F131DA33
5F131DA42
5F131DA67
5F131EA07
5F131EA22
5F131EA24
5F131EB81
5F131EC32
5F131EC34
5F131EC43
5F131EC52
5F131EC53
5F131EC62
5F131EC63
5F131EC64
5F131EC66
5F131EC67
5F131EC68
5F131EC72
5F131EC77
(57)【要約】
【課題】装置構成が煩雑化することを防止することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供すること。
【解決手段】1または複数の接着シートASにおける一端縁ASAと他端縁ASBとが対向するようにして当該接着シートASを被着体WKに貼付する貼付手段20を備えたシート貼付装置EAにおいて、貼付手段20は、一端縁ASAと他端縁ASBとの間に所定の端縁間隔SPが形成されるようにして接着シートASを被着体WKに貼付し、被着体WKに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整する間隔調整手段をさらに備えている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1または複数の接着シートにおける一端縁と他端縁とが対向するようにして当該接着シートを被着体に貼付する貼付手段を備えたシート貼付装置において、
前記貼付手段は、前記一端縁と前記他端縁との間に端縁間隔が形成されるようにして前記接着シートを前記被着体に貼付し、
前記被着体に貼付された前記接着シートを押圧して前記端縁間隔を所定の間隔に調整する間隔調整手段をさらに備えていることを特徴とするシート貼付装置。
【請求項2】
前記貼付手段は、前記被着体の一方の面の外縁部、前記被着体の他方の面の外縁部、および、当該一方の面と他方の面との間に位置する外周面のうち少なくとも1箇所に前記接着シートを貼付し、
前記間隔調整手段は、前記一方の面の外縁部に前記接着シートを押圧する第1押圧手段、前記他方の面の外縁部に前記接着シートを押圧する第2押圧手段、および、前記外周面に前記接着シートを押圧する第3押圧手段のうち少なくとも1つを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
【請求項3】
前記接着シートは、所定のエネルギーによって変形可能に設けられ、
前記貼付手段および前記間隔調整手段のうち少なくとも一方は、前記接着シートに前記所定のエネルギーを付与するエネルギー付与手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート貼付装置。
【請求項4】
1または複数の接着シートにおける一端縁と他端縁とが対向するようにして当該接着シートを被着体に貼付する貼付工程を実施するシート貼付方法において、
前記貼付工程では、前記一端縁と前記他端縁との間に端縁間隔が形成されるようにして前記接着シートを前記被着体に貼付し、
前記被着体に貼付された前記接着シートを押圧して前記端縁間隔を所定の間隔に調整する間隔調整工程をさらに実施することを特徴とするシート貼付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたテープ貼り付けシステム1(シート貼付装置)では、ウェハW(被着体)に貼付した保護テープ27(接着シート)の繰出方向先端縁と繰出方向後端縁との端縁間隔を正確な間隔とするためには、テープカッタ50での切断位置を正確に行わなければならず、精密な機器や精密な制御等が必要となり、装置構成が煩雑化するという不都合を発生する。
【0005】
本発明の目的は、装置構成が煩雑化することを防止することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接着シートを押圧して端縁間隔を調整するので、精密な機器や精密な制御等が必要なく、装置構成が煩雑化することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の説明図および同装置の動作説明図。
【
図2】(A)~(E)は、シート貼付装置の説明図および同装置の動作説明図。(F)は、シート貼付装置の変形例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、
図1(A)に示すY軸と平行な矢印DR方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な
図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。なお、
図1(C)は、
図1(A)のAA矢視図、
図1(D)は、
図1(A)のBB矢視図。
【0010】
本発明のシート貼付装置EAは、接着シートASを所定の供給方向SDに供給する供給工程を実施する供給手段10と、1枚の接着シートASにおける一端縁としての供給方向先端縁ASAと他端縁としての供給方向後端縁ASBとが対向するようにして当該接着シートASを被着体WKに貼付する貼付工程を実施する貼付手段20と、被着体WKに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SP(
図2(D)参照)を所定の間隔に調整する間隔調整工程を実施する間隔調整手段30とを備え、被着体WKとシート貼付装置EAとを相対移動させる移動工程を実施する移動手段40の近傍に配置されている。
なお、本実施形態の接着シートASは、所定のエネルギーとしての熱によって変形可能なものが採用されている。
また、本実施形態の被着体WKは、被着体中心WKCを中心とする円形形状のものが採用されている。
【0011】
供給手段10は、当該供給手段10を構成する各部材を直接的または間接的に支持する支持部材11と、接着シートASが帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ12と、原反RSを案内するガイドローラ13と、剥離縁14Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板14と、駆動機器としての回動モータ15Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ15Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ15と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EAの自動運転が行われている間、ピンチローラ15Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ16と、被着体WKに貼付される接着シートASに張力を付与する張力付与手段17とを備えている。
張力付与手段17は、トルク制御が可能な駆動機器としての回動モータ17Aと、その図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ17Bとで原反RSを挟み込む駆動ローラ17Cとを備えている。
【0012】
貼付手段20は、図示しないブラケットに回転可能に支持された押圧部材としての第1押圧ローラ21と、接着シートに所定のエネルギーである熱としての熱風HAを付与するエネルギー付与工程を実施するエネルギー付与手段であって、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の図示しない加熱機器で加熱した熱風HAを吹き付ける熱風送風機22と、図示しないブラケットに回転可能に支持された押圧部材としての第2押圧ローラ23、第3押圧ローラ24とを備え、供給方向先端縁ASAと供給方向後端縁ASBとの間に端縁間隔SPが形成されるようにして接着シートASを被着体WKに貼付するようになっている。
なお、本実施形態の貼付手段20は、被着体WKの一方の面WK1の外縁部、被着体WKの他方の面WK2の外縁部、および、当該一方の面WK1と他方の面WK2との間に位置する外周面WK3に接着シートASを貼付するようになっている。
また、第1押圧ローラ21は、
図1(A)中二点鎖線で示すように、被着体WKの被着体中心WKCが基準位置RPに配置された際、供給手段10から供給された接着シートASを当該被着体WKの外周面WK3に押圧可能な位置に配置されている。
さらに、熱風送風機22は、
図1(A)中二点鎖線で示すように、被着体WKの被着体中心WKCが基準位置RPに配置された際、当該被着体WKの外周面WK3に貼付された接着シートASのはみ出し領域ASH(
図1(C)参照)に熱風HAを吹き付け可能な位置に配置されている。
また、第2、第3押圧ローラ23、24は、
図1(D)、(E)に示すように、それぞれ上下一対とされ、
図1(A)に示すように、被着体WKの被着体中心WKCが基準位置RPに配置された際、当該被着体WKの外周面WK3に貼付された接着シートASのはみ出し領域ASHを、それぞれ一方の面WK1方向および他方の面WK2方向に折り曲げ可能な位置に配設されている。本実施形態では、第2、第3押圧ローラ23、24は、Z軸に対してそれぞれ45度、90度基準位置RP方向に傾斜した回転軸を中心に回転するようになっている。
【0013】
間隔調整手段30は、一方の面WK1の外縁部に接着シートASを押圧する第1押圧手段31と、他方の面WK2の外縁部に接着シートASを押圧する第2押圧手段32(
図2(A)参照)と、外周面WK3に接着シートASを押圧する第3押圧手段33と、接着シートASに所定のエネルギーとしての熱を付与するエネルギー付与工程を実施するエネルギー付与手段であって、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱機器34とを備え、被着体WKに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整するようになっている。
第1押圧手段31は、駆動機器としての直動モータ31Aと、直動モータ31Aの出力軸31Bに支持され、加熱機器34が内蔵された押圧部材としての押圧板31Cとを備えている。
第2押圧手段32は、駆動機器としての直動モータ32Aと、直動モータ32Aの出力軸32Bに支持され、加熱機器34が内蔵された押圧部材としての押圧板32Cとを備えている。
第3押圧手段33は、駆動機器としての直動モータ33Aと、直動モータ33Aの出力軸33Bに支持され、加熱機器34が内蔵された押圧部材としての押圧板33Cとを備えている。
なお、本実施形態では、間隔調整手段30は、供給方向先端縁ASAと供給方向後端縁ASBとを接触させ、端縁間隔SPが0mmとなるように調整するようになっている。
【0014】
移動手段40は、駆動機器としてのリニアモータ41と、そのスライダ41Aに支持された駆動機器としての回動モータ42と、その出力軸42Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持持が可能な支持面43Aを有する支持テーブル43とを備えている。なお、本実施形態の支持テーブル43は、回動モータ42によってテーブル中心43Cを中心に回転する構成となっている。
【0015】
以上のシート貼付装置EAの動作を説明する。
先ず、
図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、当該シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、供給手段10が回動モータ15A、17Aを駆動し、原反RSを繰り出して
図1(A)に示すように、先頭の接着シートASの供給方向先端部ASFが、剥離板14の剥離縁14Aによって折り返された剥離シートRLの折返し部で当該剥離シートRLから所定長さ剥離されると、回動モータ15A、17Aの駆動を停止する。
【0016】
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、
図1(A)に示すように、被着体中心WKCがテーブル中心43Cと重なるように、被着体WKを支持面43A上に載置すると、移動手段40が図示しない減圧手段を駆動し、当該支持面43Aでの吸着保持を開始する。その後、移動手段40がリニアモータ41を駆動し、支持テーブル43を左方へ移動させ、
図1(A)中二点鎖線で示すように、テーブル中心43C(被着体中心WKC)が基準位置RPと一致すると、リニアモータ41の駆動を停止する。次に、供給手段10および移動手段40が回動モータ15A、17A、42を駆動するとともに、貼付手段20が熱風送風機22を駆動し、上方から見下ろした上面視で被着体WKを反時計回転方向RDに回転させつつ接着シートASを供給するとともに、被着体WKに向けて熱風HAを吹き付ける。これにより、接着シートASが剥離シートRLの折返し部で当該剥離シートRLから剥離され、当該離シートRLから剥離された接着シートASは、
図1(A)中二点鎖線および
図1(B)に示すように、はみ出し領域ASHが形成された状態で、第1押圧ローラ21によって被着体WKの外周面WK3に押圧されて貼付される。そして、外周面WK3に貼付された接着シートASが熱風送風機22の熱風送風領域を通過すると、当該接着シートASに熱風HAが吹き付けられ、はみ出し領域ASHが当該熱風HAによって変形し、
図1(C)に示すように、被着体WKの一方の面WK1方向および他方の面WK2方向に折れ曲がっていく。その後も回動モータ15A、17A、52の駆動および熱風送風機22の駆動が続行されると、接着シートASは、
図1(D)、(E)に示すように、第2、第3押圧ローラ23、24によってはみ出し領域ASHが段階的に折り曲げられ、被着体WKの一方の面WK1および他方の面WK2に貼付される。
【0017】
次いで、先頭の接着シートASに続く次の接着シートASの供給方向先端部ASFが、剥離シートRLの折返し部で当該剥離シートRLから所定長さ剥離されると、供給手段10が回動モータ15A、17Aの駆動を停止し、原反RSの繰り出しを停止する。その後、先頭の接着シートASの供給方向後端部ASRのはみ出し領域ASHが、熱風送風機22の熱風送風領域を通過すると、貼付手段20が熱風送風機22の駆動を停止し、同供給方向後端部ASRのはみ出し領域ASHが、第3押圧ローラ24によって被着体WKの一方の面WK1および他方の面WK2に貼付されると、
図2(D)に示すように、供給方向先端縁ASAと供給方向後端縁ASBとが対抗し、それらの間に端縁間隔SPが形成された一体物UPが形成される。なお、本実施形態では、貼付手段20は、端縁間隔SPが0.2mmとなるように接着シートASを被着体WKに貼付するようになっている。
【0018】
次に、
図2(A)に示すように、端縁間隔SPが押圧板31C、32C、33Cの押圧位置に位置すると、移動手段40が回動モータ42の駆動を停止する。そして、間隔調整手段30が直動モータ31A、32A、33Aを駆動し、
図2(B)に示すように、押圧板31C、32C、33Cを移動させて接着シートASの供給方向先端部ASFおよび供給方向後端部ASRを被着体WKに押圧する。これにより、接着シートASの供給方向先端部ASFと供給方向後端部ASRとが変形し、
図2(C)、(E)に示すように、接着シートASの供給方向先端縁ASAと供給方向後端縁ASBとが接触し、端縁間隔SPが所定の間隔としての0mmとなる。この際、間隔調整手段30が加熱機器34を駆動し、接着シートASに熱を付与すれば、接着シートASが変形し易くなる。
【0019】
次いで、端縁間隔SPが所定の間隔になると、間隔調整手段30が直動モータ31A、32A、33Aを駆動し、各押圧板31C、32C、33Cを初期位置に復帰させる。その後、移動手段40がリニアモータ41を駆動し、支持テーブル43を初期位置に復帰させた後、図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面43Aでの吸着保持を解除する。次に、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを支持面43A上から取り去り、当該一体物UPを次工程に搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
【0020】
以上のような実施形態によれば、接着シートASを押圧して端縁間隔SPを調整するので、精密な機器や精密な制御等が必要なく、装置構成が煩雑化することを防止することができる。
【0021】
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、間隔調整手段は、被着体に貼付された接着シートを押圧して端縁間隔を所定の間隔に調整可能なものであればどんなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
【0022】
供給手段10は、帯状の剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSから当該接着シートASを剥離して供給してもよいし、帯状の剥離シートRLに帯状の接着シート基材が仮着された帯状接着シート原反を採用し、当該帯状接着シート原反を繰り出す途中で、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段としての切断刃で形成し、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSから当該接着シートASを剥離して供給してもよいし、帯状の剥離シートRLに帯状の接着シートASが仮着された原反RSから当該帯状の接着シートASを剥離して供給してもよいし、巻回されることなく、例えばファンフォールド折りにされた原反RSから接着シートASを剥離して供給してもよいし、巻回することなく、例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、回収手段を採用しなくてもよいし、剥離シートRLに仮着されていない接着シートASを繰り出して供給してもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、本発明のシート貼付装置EAに供給手段10が備わっていない場合、他の装置や使用者が所定の供給方向に沿って接着シートASを供給すればよい。
【0023】
貼付手段20は、端縁間隔SPが0.05mmや0.1mm等、0.2mm以下となるように接着シートASを被着体WKに貼付したり、端縁間隔SPが0.5mmや1.0mm等、0.2mm以上となるように接着シートASを被着体WKに貼付したりしてもよいし、1枚の接着シートASにおける一端縁としての接着シートASの供給方向SDに沿う一方の端縁と、他端縁としての接着シートASの供給方向SDに沿う他方の端縁とが対向するようにし、一方の端縁と他方の端縁との間に端縁間隔SPが形成されるようにして当該接着シートASを被着体WKに貼付してもよいし、複数の接着シートASにおける一端縁としての供給方向先端縁ASAや、供給方向SDに沿う一方の端縁と、他端縁としての供給方向後端縁ASBや、供給方向SDに沿う他方の端縁とが対向するようにし、供給方向先端縁ASAと供給方向後端縁ASBとの間や、一方の端縁と他方の端縁との間に端縁間隔SPが形成されるようにして当該接着シートASを被着体WKに貼付してもよいし、例えば、被着体WKの一方の面WK1の外縁部のみに接着シートASを貼付したり、被着体WKの他方の面WK2の外縁部のみに接着シートASを貼付したり、被着体WKの外周面WK3のみに接着シートASを貼付したり、被着体WKの一方の面WK1の外縁部および外周面WK3のみに接着シートASを貼付したり、被着体WKの他方の面WK2の外縁部および外周面WK3のみに接着シートASを貼付したり、被着体WKの一方の面WK1の中央部のみ、被着体WKの他方の面WK2の中央部のみまたは、被着体WKの外周面WK3の中央部のみ等に接着シートASを貼付したりしてもよく、一端縁と他端縁との間に端縁間隔SPが形成されさえすれば、接着シートASを被着体WKの何れの位置に貼付してもよいし、第2、第3押圧ローラ23、24が上下一対でなく、被着体WKの一方の面WK1側のみまたは他方の面WK2側のみに設けられていてもよいし、第2、第3押圧ローラ23、24が、Z軸に対してそれぞれ60度、89度といった角度で基準位置RP方向に傾斜した回転軸を中心に回転するようになっていてもよいし、はみ出し領域が形成されるように接着シートASを一方の面WK1に貼付した後、当該はみ出し領域を折り曲げて外周面WK3に貼付したり、当該はみ出し領域を折り曲げて外周面WK3および他方の面WK2に貼付したりしてもよいし、はみ出し領域が形成されるように接着シートASを他方の面WK2に貼付した後、当該はみ出し領域を折り曲げて外周面WK3に貼付したり、当該はみ出し領域を折り曲げて外周面WK3および一方の面WK1に貼付したりしてもよいし、前記実施形態では、第1、第2、第3押圧ローラ21、23、24の3体の押圧部材を採用し、接着シートASを3段階で被着体WKに貼付したが、4体以上の押圧部材を採用し、接着シートASを4段階以上で被着体WKに貼付したり、2体以下の押圧部材を採用し、接着シートASを2段階以下で被着体WKに貼付したりしてもよいし、押圧部材として第1、第2、第3押圧ローラ21、23、24に代えてまたは併用して、ガイド板、回行ベルトまたはエアの吹付け等を採用し、接着シートASを被着体WKに貼付してもよい。
貼付手段20を構成するエネルギー付与手段は、所定のエネルギーとして、紫外線、赤外線、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波や、熱湯や熱風等の熱等を付与するものでもよく、接着シートASの特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して当該接着シートを変形させることができるものであればどのようなエネルギーを付与するものであってもよい。
貼付手段20は、被着体WKに接着シートASを貼付しつつ、対向する一端縁と他端縁との間に端縁間隔SPが形成されるように、当該接着シートASを被着体WKに貼付してもよいし、被着体WKに貼付した接着シートASの一端縁と他端縁との間に所定の端縁間隔SPが形成されるように、当該接着シートASを所定の長さに切断する切断手段を備えていてもよいし、予め対向する一端縁と他端縁との間に端縁間隔SPを形成した後、当該接着シートASを被着体WKに貼付してもよい。この場合、例えば、第1、第2、第3押圧ローラ21、23、24および熱風送風機22の代わりに、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持部材を採用し、この保持部材で接着シートASを保持する際に端縁間隔SPを形成し、当該保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに貼付する構成とすることができる。
貼付手段20は、接着シートASを所定の長さに切断する切断手段を備えていてもよいし、例えば、第1、第2、第3押圧ローラ21、23、24および熱風送風機22の代わりに、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な保持部材を採用し、この保持部材で保持した接着シートASを被着体WKに貼付する構成としてもよいし、押圧部材およびエネルギー付与手段のうち少なくとも一方のみで、一方の面WK1の外縁部と他方の面WK2の外縁部と外周面WK3とに接着シートASを貼付してもよいし、エネルギー付与手段が備わっていなくてもよい。
【0024】
間隔調整手段30は、例えば、被着体WKの一方の面WK1のみに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整したり、被着体WKの他方の面WK2のみに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整したり、被着体WKの外周面WK3のみに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整したり、被着体WKの一方の面WK1および外周面WK3のみに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整したり、被着体WKの他方の面WK2および外周面WK3のみに貼付された接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整したりしてもよく、被着体の何れの面や何れの位置に貼付された接着シートASであっても、接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整することができるし、例えば、被着体WKの一方の面WK1側のみに配置されていたり、被着体WKの他方の面WK2側のみに配置されていたり、被着体WKの外周面WK3側のみに配置されていたり、その他の位置に配置されていてもよいし、例えば、押圧板31Cと支持テーブル43とで接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、押圧板31C、32C、33Cの材質が、ゴムや樹脂等の弾性変形が可能なもので構成されていたり、金属や硝子等の弾性変形が不能なもので構成されていたりしてもよいし、直動モータ31A,32A、33Aや押圧板31C、32C、33Cに代えてまたは併用して、ガイド板、回行ベルトまたはエアの吹付け等で接着シートASを押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、
図2(F)に示すように、接着シートASの供給方向先端部ASFのみを押圧し、当該供給方向先端部ASFのみを変形させて端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、
図2(F)中二点鎖線で示すように、接着シートASの供給方向後端部ASRのみを押圧し、当該供給方向後端部ASRのみを変形させて端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、
図2(F)に示すような接着シートASの供給方向先端部ASFのみを押圧する押圧部材と、
図2(F)中二点鎖線で示すような接着シートASの供給方向後端部ASRのみを押圧する押圧部材とを用い、供給方向先端部ASFおよび供給方向後端部ASRを変形させて端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、被着体WKに貼付された接着シートAS全体または一部を押圧して端縁間隔SPを所定の間隔に調整してもよいし、第1押圧手段31のみを備えていたり、第2押圧手段32のみを備えていたり、第3押圧手段33のみを備えていたり、第1押圧手段31と第2押圧手段32のみを備えていたり、第1押圧手段32と第3押圧手段33のみを備えていたり、第2押圧手段31と第3押圧手段33のみを備えていたりしてもよいし、一方の面WK1の外縁部以外の位置、他方の面WK2の外縁部以外の位置および外周面WK3の何れの位置に接着シートASを押圧する第1押圧手段と同等の他の押圧手段を備えていてもよいし、端縁間隔SPを0.03mm、0.1mm、1.0mm、10mm等どのような間隔に調整してもよいし、エネルギー付与手段が備わっていなくてもよい。
【0025】
移送手段40は、保持面43Aでの吸着保持ができない支持テーブル43が採用されてもよいし、リニアモータ41、回動モータ42および支持テーブル43に代えてまたは併用して、例えば、他の装置や図示しない駆動機器等によって、被着体WKを移動させてもよいし、被着体WKに接着シートASを貼付する際、当該被着体WKを支持テーブル43とで挟み込む押え手段を備えていてもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
【0026】
シート貼付装置EAは、1つまたは複数の被着体WKに1枚の接着シートASを貼付したり、1つまたは複数の被着体WKに複数の接着シートASを貼付したりしてもよいし、被着体WKの一方の面WK1側および他方の面WK2側のうち少なくとも一方に、金属、硝子、樹脂、他の接着シート等の支持部材を配置したり貼付したりして、接着シートASで当該被着体WKと支持部材とを一体化させてもよいし、貼付手段20によって接着シートASに付与する所定のエネルギーと、間隔調整手段30によって接着シートASに付与する所定のエネルギーは、同種のエネルギーでもよいし、異種のエネルギーでもよいし、端縁間隔SPを測定するカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等で構成された測定手段を備えていてもよい。このような測定手段を備えている場合、間隔調整手段30は、当該測定手段の測定結果を基にして、端縁間隔SPが所定の距離となるまで接着シートASを押圧するようにすればよい。なお、シート貼付装置EAが測定手段を備えていない場合、例えば、間隔調整手段30による押圧力や押圧時間を経験値や実験値等で所定値とすることで、端縁間隔SPを所定の間隔としたり、使用者の目測によって端縁間隔SPを所定の間隔としたりすることができる。
シート貼付装置EAは、接着シートASが弾性変形が可能なものとされた場合、張力付与手段17によって、駆動ローラ17Cを介して接着シートASから加わるトルクを検知して、当該トルクが常に所定の値となるようにしながら接着シートASを供給することで、内在する弾性復元力によってはみ出し領域ASHを一方の面WK1方向や他の面WK2方向に折れ曲がった折れ曲がり姿勢としてもよい。なお、弾性復元力によって折れ曲がり姿勢となったはみ出し領域ASHは、押圧部材およびエネルギー付与手段のうち少なくとも一方を介して、一方の面WK1の外縁部や他方の面WK2の外縁部に貼付されてもよいし、押圧部材およびエネルギー付与手段の両方を介さずに、一方の面WK1の外縁部や他方の面WK2の外縁部に貼付されてもよい。
張力付与手段17は、原反RSや接着シートASを摺動可能に把持し、この把持力を調整して被着体WKに貼付される接着シートASに張力を付与したり、トルク制御ができない回動モータ17Aが採用されたりしてもよいし、接着シートASの特性、特質、性質、材質、組成、構成、形状、寸法および重量や、雰囲気の条件、その他の要因等の諸条件を考慮して接着シートASに付与する所定の張力を使用者が任意に決定することができるし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
なお、上記の実施形態では、張力付与手段17を供給手段10の構成物として説明したが、当該張力付与手段17は、供給手段10の構成物ではなく独立した構成されてもよく、例えば、剥離板14と第1押圧ローラ21との間に位置し、被着体WKに貼付される接着シートASに張力を付与してもよい。
シート貼付装置EAは、端縁間隔SPが形成された位置を検知するカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等で構成された端縁間隔位置検知手段を備えていてもよい。この場合、被着体WKに貼付された接着シートASを端縁間隔位置検知手段によって一括で撮像したり一括でセンシングしたりして端縁間隔SPの位置を検知し、移動手段40が端縁間隔位置検知手段の検知結果を基にして回動モータ42を駆動し、端縁間隔SPを押圧板31C、32C、33Cの押圧位置に位置させることができる。
次工程は、被着体WKや接着シートASを対象としためっき工程、エッチング工程、浸漬工程、切断工程、研削工程、研磨工程、塗装工程、積層工程、シート接着工程、表面処理工程、穴あけ工程、曲げ工程、検査工程、検証工程、照射工程等、どのような工程でもよい。
【0027】
接着シートASは、所定のエネルギーによって変形しないものでもよいし、所定のエネルギーによって変形するものである場合、収縮を伴って変形したり、膨張を伴って変形したり、収縮も膨張も伴うことなく変形したりするものでもよい。
被着体WKは、一方の面WK1側および他方の面WK2側のうち少なくとも一方に、環状または非環状の凸部が形成されていてもよいし、一方の面WK1側および他方の面WK2側のうち少なくとも一方に、金属、硝子、樹脂、他の接着シート等の支持部材が取り付けられていてもよいし、一方の面WK1および他方の面WK2が外周面WK3に隣接していてもよいし、隣接していなくてもよい。
【0028】
本発明における接着シートAS、他の接着シート、支持部材および被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、他の接着シート、支持部材および被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASや他の接着シートは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASや他の接着シートが採用された場合は、当該接着シートASや他の接着シートを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASや他の接着シートは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層とが積層された2層のもの、基材と接着剤層との間に1または複数の中間層が積層された3層または3層以上のもの、基材の上面に1または複数のカバー層が積層された3層または3層以上のもの、基材、中間層またはカバー層が剥離可能に設けられたもの、接着剤層のみからなる単層の両面接着シート、1または複数の中間層の両最外面に接着剤層が積層された両面接着シート等、どのようなものでもよい。さらに、支持部材や被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASや他の接着シートは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
【0029】
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた所謂多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等が単体で採用されてもよいし、それら電動機器やアクチュエータ等が直接的又は間接的に組み合わされたものが採用されてもよいし、それら電動機器やアクチュエータ等の出力部に対するトルク制御や速度制御等が可能なものや不能なものが採用されてもよい。
【0030】
前記実施形態において、何らかの物体(以下「物体A」という)および当該物体Aに対して移動する物体(以下「物体B」という)すなわち、相対移動する物体Aおよび物体Bは、移動することのない物体Aに対して物体Bが移動してもよいし、移動することのない物体Bに対して物体Aが移動してもよいし、物体Aおよび物体Bの両方が移動してもよいく、移動によって達成される結果が同じであれば、物体Aおよび物体Bの何れが移動してもよいし、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラ、押圧板または押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や硝子等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
【符号の説明】
【0031】
EA…シート貼付装置
20…貼付手段
22…熱風送風機(エネルギー付与手段)
30…間隔調整手段
31…第1押圧手段
32…第2押圧手段
33…第3押圧手段
34…加熱機器(エネルギー付与手段)
AS…接着シート
ASA…供給方向先端縁(一端縁)
ASB…供給方向後端縁(他端縁)
HA…熱風(所定のエネルギー)
SP…端縁間隔
WK…被着体
WK1…一方の面
WK2…他方の面
WK3…外周面