(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024029722
(43)【公開日】2024-03-06
(54)【発明の名称】バイパス制御バルブのセンサー類の配置と制御プログラム
(51)【国際特許分類】
F02B 33/00 20060101AFI20240228BHJP
F02D 9/02 20060101ALI20240228BHJP
F02D 45/00 20060101ALI20240228BHJP
【FI】
F02B33/00 E
F02D9/02 321Z
F02D45/00 364D
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022141751
(22)【出願日】2022-08-22
(71)【出願人】
【識別番号】520288397
【氏名又は名称】上原 修蔵
(72)【発明者】
【氏名】上原 修蔵
【テーマコード(参考)】
3G005
3G065
3G384
【Fターム(参考)】
3G005FA46
3G005GA02
3G005GB18
3G005GC08
3G005JA24
3G065AA03
3G065CA01
3G065GA04
3G384BA05
3G384FA11Z
(57)【要約】
【課題】吸気圧が過剰になった時と減圧時の双方で動作を行う、バイパス制御バルブの最適な電子制御を図った、センサー類の配置と制御プログラムを提供する。
【解決手段】まず、吸気圧を計測する吸気圧センサー8を備えた。そして、上記の吸気圧センサーからの情報を処理する、制御用コンピュータ9を備え、問いにかける。この問いの答えにより、バイパス制御バルブ5を開く方向へ動かす、バイパス制御バルブ5を閉じる方向へ動かす。そして、動作が終わったら、上記の問いに戻るバイパス制御バルブのセンサー類の配置と制御プログラムによって、圧が過剰になった時、又は減圧時にバイパス制御バルブ5を電子制御することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
まず、スロットルバルブよりも後方でエンジンの手前に、吸気圧を計測する吸気圧センサーを備えた。そして、上記の吸気圧センサーからの情報を処理する、制御用コンピュータを備えた。それから、上記の制御用コンピュータに上記の吸気圧センサーからの情報を与え、下記の制御プログラムを実行する。まず、吸気圧が上限規定値以上か、もしくは下限規定値以下か、という問いにかける。この問いの答えがイエスであれば、バイパス制御バルブを開く方向へ動かす。この問いの答えがノーであれば、バイパス制御バルブを閉じる方向へ動かす。そして、この問いの答えに対する、動作が終わったら、上記の問いに戻るバイパス制御バルブのセンサー類の配置と制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸気圧が過剰になった時と減圧時の双方への制御を行う、ブローオフシステムにある、バイパス制御バルブの最適な電子制御を図った、センサー類の配置と制御プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の吸気圧制御には、吸気圧が過剰になった時と減圧時の両方で開くバイパス制御バルブをブローオフ還流パイプに設けたブローオフシステムがある。(例えば、特願2021-84204参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べた従来のブローオフシステムのバイパス制御バルブは、電子制御の方法が確立されていない問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで、本発明は上記問題を解決するため、まず、スロットルバルブよりも後方でエンジンの手前に、吸気圧を計測する吸気圧センサーを備えた。そして、吸気圧センサーからの情報を処理する、制御用コンピュータを備えた。
【0005】
それから、上記の制御用コンピュータに上記の吸気圧センサーからの情報を与え、下記の制御プログラムを実行する。まず、吸気圧が上限規定値以上か、もしくは下限規定値以下か、という問いにかける。この問いの答えがイエスであれば、バイパス制御バルブを開く方向へ動かす。この問いの答えがノーであれば、バイパス制御バルブを閉じる方向へ動かす。そして、この問いの答えに対する、動作が終わったら、上記の問いに戻るバイパス制御バルブのセンサー類の配置と制御プログラムにした。
【発明の効果】
【0006】
本発明のバイパス制御バルブのセンサー類の配置と制御プログラムは、圧が過剰になった時、又は減圧時にバイパス制御バルブを電子制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1において、5は金属、プラスチックなどで作ったバイパス制御バルブである。また、5は吸気圧の影響受けにくい、バタフライバルブ式、又はスライドバルブ式のバイパス制御バルブである。さらに5はステッピングモーター等を用いて、電子制御が可能な電動バルブのバイパス制御バルブである。そして、9は8の吸気圧センサーからの情報を処理し、5のバイパス制御バルブを電子制御することができる制御用コンピュータである。
【符号の説明】
【0010】
1 エアクリーナー
2 ブローオフ還流パイプ
3 コンプレッサー
4 スロットルバルブ
5 バイパス制御バルブ
6 吸気管
7 エンジン
8 吸気圧センサー
9 制御用コンピュータ