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▶ 上原 修蔵の特許一覧

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  • 特開-バイパス制御バルブの空気圧式制御 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024029723
(43)【公開日】2024-03-06
(54)【発明の名称】バイパス制御バルブの空気圧式制御
(51)【国際特許分類】
   F02D 9/02 20060101AFI20240228BHJP
【FI】
F02D9/02 T
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022141752
(22)【出願日】2022-08-22
(71)【出願人】
【識別番号】520288397
【氏名又は名称】上原 修蔵
(72)【発明者】
【氏名】上原 修蔵
【テーマコード(参考)】
3G065
【Fターム(参考)】
3G065AA03
3G065CA01
3G065GA01
3G065HA01
(57)【要約】
【課題】吸気圧が過剰になった時と減圧時の双方で動作を行う、バイパス制御バルブの最適な空気圧式制御を図った、配管等を提供する。
【解決手段】まず、スロットルバルブよりも後方でエンジンの手前の吸気管に穴をあけ、空気圧の取り込み口8を備えた。次にバイパス制御バルブ5に従来からある、圧が過剰になった時と減圧時の双方へ制御ができる空気圧式アクチュエーター9を接続する。そして、上記取り込み口8から空気圧式アクチュエーター9に空気圧をつたえる、空気圧管10を備えた。これにより、圧が過剰になった時、又は減圧時にバイパス制御バルブ5を空気圧式制御することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
まず、スロットルバルブよりも後方でエンジンの手前の吸気管に穴をあけ、空気圧の取り込み口を備えた。次にバイパス制御バルブに従来からある、圧が過剰になった時と減圧時の双方へ制御ができる空気圧式アクチュエーターを接続する。そして、上記取り込み口から空気圧式アクチュエーターに空気圧をつたえる、空気圧管を備えた。上記を特徴とする、バイパス制御バルブの空気圧式制御。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸気圧が過剰になった時と減圧時の双方への制御を行う、ブローオフシステムにある、バイパス制御バルブの最適な空気圧式制御を図った、配管等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の吸気圧制御には、吸気圧が過剰になった時と減圧時の両方で開くバイパス制御バルブをブローオフ還流パイプに設けたブローオフシステムがある。(例えば、特願2021-84204参照)
【0003】
また、従来の空気圧式アクチュエーターには圧が過剰になった時と減圧時の双方へ制御ができるものがある。(例えば、特願2021-84203参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた従来のブローオフシステムのバイパス制御バルブは、空気圧式制御の方法が確立されていない問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は上記問題を解決するため、まず、スロットルバルブよりも後方でエンジンの手前の吸気管に穴をあけ、空気圧の取り込み口を備えた。次にバイパス制御バルブに上記の従来からある、圧が過剰になった時と減圧時の双方へ制御ができる空気圧式アクチュエーターを接続する。そして、上記取り込み口から空気圧式アクチュエーターに空気圧をつたえる、空気圧管を備えた。
【発明の効果】
【0006】
本発明のバイパス制御バルブの空気圧式制御は、圧が過剰になった時、又は減圧時にバイパス制御バルブを空気圧式制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 配管図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1において、5は金属、プラスチックなどで作ったバイパス制御バルブである。また、5は吸気圧の影響受けにくい、バタフライバルブ式、又はスライドバルブ式のバイパス制御バルブである。さらに、5のバイパス制御バルブは9の空気圧式アクチュエーターで制御されるものである。
【符号の説明】
【0010】
1 エアクリーナー
2 ブローオフ還流パイプ
3 コンプレッサー
4 スロットルバルブ
5 バイパス制御バルブ
6 吸気管
7 エンジン
8 取り込み口
9 空気圧式アクチュエーター
10 空気圧管
図1