(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024029937
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240229BHJP
G06F 16/28 20190101ALI20240229BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F16/28
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022132419
(22)【出願日】2022-08-23
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-01-04
(71)【出願人】
【識別番号】505300841
【氏名又は名称】株式会社ZOZO
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中村 拓磨
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 侑輝
(72)【発明者】
【氏名】千代 竜佑
(72)【発明者】
【氏名】サイ タウンカン
(72)【発明者】
【氏名】柳 圭祐
【テーマコード(参考)】
5B175
5L049
【Fターム(参考)】
5B175FB04
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、提供部とを有する。受付部は、オケージョンの指定を受け付ける。提供部は、ユーザが選択したコーディネートを、指定されたオケージョンで着用した場合のコーディネートの印象を示すコンテンツを提供する。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オケージョンの指定を受け付ける受付部と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象を示すコンテンツを提供する提供部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記提供部は、
前記指定されたオケージョンにおいて前記コーディネートが王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを示す前記コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
分散表現空間上の前記コーディネートの位置と、前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートの位置との関係性に基づいて前記印象を決定する決定部、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの中心からの距離に基づいて前記印象を決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの密度に基づいて前記印象を決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定部は、
コーディネート毎のラベルに基づいて、前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
オケージョンの指定を受け付ける受付工程と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象を示すコンテンツを提供する提供工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
オケージョンの指定を受け付ける受付手順と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象を示すコンテンツを提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの気分やシチュエーションに合ったメディア・コンテンツを提示する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョン(Occasion)でどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えることができなかった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、オケージョンの指定を受け付ける受付部と、ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象を示すコンテンツを提供する提供部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
【
図2】
図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、実施形態に係る分散表現空間の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、実施形態に係るユーザインターフェースの一例を示す図である。
【
図5】
図5は、実施形態に係るユーザインターフェースの一例を示す図である。
【
図6】
図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
【
図7】
図7は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
【
図8】
図8は、実施形態に係る分散表現空間情報記憶部の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、実施形態に係るオケージョン/コーディネート記憶部の一例を示す図である。
【
図10】
図10は、実施形態に係る情報処理の手順を示すフローチャートである。
【
図11】
図11は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.情報処理システムの構成〕
図1に示す情報処理システム1について説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、情報処理装置100とが含まれる。端末装置10と、情報処理装置100とは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。
図1は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。
【0011】
端末装置10は、着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望を有するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、結婚式や二次会やフェス等のイベントに着ていく服に悩むユーザによって利用される。端末装置10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。
図2では、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。
【0012】
端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G~5G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、ユーザから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付けてもよい。
図2では、端末装置10はユーザU1によって利用される。
【0013】
情報処理装置100は、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えることを目的とした情報処理装置である。情報処理装置100は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。例えば、情報処理装置100は、ユーザが着用したいコーディネートとオケージョンとに基づいて提案するアイテムを販売するサービスを管理するサーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
【0014】
下記実施形態では、オケージョンの一例として、結婚式や二次会やフェスのイベントを例に挙げて説明するが、この例に限られないものとする。また、所定のコンテンツに表示されたオケージョンの一覧から特定のオケージョンをユーザが選択することでオケージョンが指定されるが、オケージョンの指定方法は特に限定されないものとする。例えば、所定のコンテンツ内の所定の領域へのユーザの入力に基づいて、オケージョンが指定されてもよい。
【0015】
〔2.情報処理の一例〕
図2は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。情報処理装置100は、ユーザU1がオケージョンで着用したいコーディネートとして選択したコーディネートの情報を端末装置10から取得する(ステップS101)。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1がオケージョンで着用したいコーディネートを着用し、着用姿を撮像することで選択されたコーディネートの情報を取得する。具体的には、情報処理装置100は、着用姿を自撮り等で撮像した着用画像に基づき選択されたコーディネートの情報を取得する。この際、着用画像は、ユーザU1の全身を含む画像であってもよいし、一部を含む画像であってもよい。例えば、着用画像は、コーディネート全体を含めるためにユーザU1の全身を含む画像であってもよいが、ユーザU1の一部を含む画像にコーディネート全体が含まれる場合には、一部を含む画像であってもよい。また、着用画像は、コーディネートの一部のみを含む着用画像であってもよい。この場合、画像に含まれるコーディネートの一部をコーディネートとする。
【0016】
また、端末装置10は、ユーザU1からオケージョンの指定を受け付ける。例えば、端末装置10は、コンテンツCT1に表示されたオケージョンの一覧からオケージョンの指定を受け付ける。情報処理装置100は、ユーザU1が指定したオケージョンの情報を端末装置10から取得する。なお、情報処理装置100は、ユーザU1が選択したコーディネートの情報とともに、ユーザU1が指定したオケージョンの情報を取得してもよいし、別々に取得してもよい。
図2では、コンテンツCT1に対する操作(例えば、クリックやタップ)に応じて端末装置10から送信された、ユーザU1が選択したコーディネートの情報とユーザU1が指定したオケージョンの情報を含む情報を情報処理装置100が取得する。
【0017】
情報処理装置100は、取得したコーディネートの情報に基づいて、分散表現空間上のユーザU1が選択したコーディネートの位置を決定する(ステップS102)。なお、分散表現空間は、例えば、従来の技術に基づき生成されてもよいし、予め生成されたものであってもよい。例えば、情報処理装置100は、予めコーディネートの位置情報が定められた分散表現空間を取得することで、コーディネートの位置を決定する。ここで、分散表現空間について説明する。分散表現空間は、複数のコーディネートを空間上にマッピングすることにより生成された空間である。分散表現空間では、コーディネートの特徴に基づいて、特徴が近いほど空間上の距離が近くなるようにコーディネートがマッピングされている。具体的には、分散表現空間では、外観、アイテム、ブランド、ユーザ属性、ユーザの評価といったコーディネートに関する情報が近ければ近いほど、距離が近くなるようにコーディネートがマッピングされている。すなわち、分散表現空間では、各種特徴量が類似するほど空間上で近くなるようにコーディネートがマッピングされている。なお、分散表現空間は、マッピングを2次元に投影することにより生成された空間であってもよい。また、分散表現空間は、例えば、集合同士の相性の定量的な評価が可能なセットマッチング(Y. Saito, T. Nakamura, H. Hachiya, K. Fukumizu "Exchangeable Deep Neural Networks for Set-to-Set Matching and Learning"参照)に基づき評価された特徴をマッピングした空間であってもよい。さらに、同一オケージョンのコーディネートは、類似するように学習がされている。例えば、「結婚式」のコーディネート同士は、「二次会」のコーディネート同士よりも類似するように学習がされている。また、情報処理装置100は、学習データに基づいて、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。
【0018】
図3は、実施形態に係る分散表現空間の一例を示す図である。分散表現空間M1には、「結婚式」と対応するコーディネートをクラスタリングしたクラスタL1と、「二次会」と対応するコーディネートをクラスタリングしたクラスタL2と、「フェス」と対応するコーディネートをクラスタリングしたクラスタL3が含まれる。また、クラスタL1には、ショート丈スカートが特徴なコーディネートのクラスタL11と、ロング丈スカートが特徴なコーディネートのクラスタL12と、パンツスタイルが特徴なコーディネートのクラスタL13が含まれる。なお、コーディネートF1は、ユーザU1が着用したいコーディネートであり、クラスタL11に含まれる。
【0019】
情報処理装置100は、取得したオケージョンの情報に基づいて、分散表現空間上のユーザU1が指定したオケージョンと対応する他のコーディネートの位置を決定する(ステップS103)。例えば、情報処理装置100は、予めコーディネートの位置情報が定められた分散表現空間を取得することで、他のコーディネートの位置を決定する。そして、情報処理装置100は、ステップS102で決定した位置と、ステップS103で決定した位置との関係性に基づいて、ユーザU1が選択したコーディネートを、ユーザU1が指定したオケージョンで着用した場合のコーディネートの印象を決定する(ステップS104)。例えば、情報処理装置100は、ユーザU1が選択したコーディネートが、ユーザU1が指定したオケージョンで王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを決定する。そして、情報処理装置100は、決定したコーディネートの印象を示すコンテンツCT2をユーザU1へ提供する(ステップS105)。なお、コーディネートの印象を示す情報は、文字情報であってもよいし、視覚的な情報であってもよい。
【0020】
図4は、実施形態に係るユーザインターフェースの一例を示す図である。
図4に示したユーザインターフェースは、オケージョンで着用したいコーディネートをユーザが選択し、オケージョンを指定するためのユーザインターフェースである。コンテンツCT1は、ユーザがオケージョンで着用したいコーディネートを選択するための領域R1を含む。例えば、領域R1を操作すると、端末装置10のカメラが起動し、撮像された画像が領域R1に表示される。また、例えば、領域R1を操作すると、端末装置10のカメラで撮像された画像の一覧が表示され、選択された画像が領域R1に表示される。そして、領域R1に表示されたコーディネートが選択される。
図4では、コーディネートF1が選択される。また、領域R1に表示された画像にはコーディネートF1を着用したユーザU1が含まれる。また、
図4では、「結婚式」、「二次会」、「フェス」、「xxx」の中からオケージョンを指定する。例えば、表示H1を選択することで「結婚式」が指定され、表示H2を選択することで「二次会」が指定され、表示H3を選択することで「フェス」が指定され、表示H4を選択することで「xxx」が指定される。
【0021】
図5は、実施形態に係るユーザインターフェースの一例を示す図である。
図5に示したユーザインターフェースは、コーディネートの印象をユーザに提示し、おすすめのアイテムを提案するためのユーザインターフェースである。コンテンツCT2は、領域R1で選択されたコーディネートを表示する領域R2を含む。領域R2に表示される画像は、領域R1と同一であってもよいし、コーディネートは同一であるが異なる画像であってもよい。例えば、領域R2に表示される画像は、領域R1に表示された画像に特定の情報を付加した画像であってもよい。コンテンツCT2には、コーディネートF1が、コンテンツCT1で指定されたオケージョンで王道なコーディネートであることを示す情報(表示H11)が表示される。また、コンテンツCT2には、王道と個性的の度合いを示す情報(表示H12)とともに、コーディネートF1と類似のコーディネートの画像(表示H13及び表示H14)が表示される。表示H13は、表示H14よりも、指定されたオケージョンで王道なコーディネートの画像である。また、表示H14は、表示H13よりも、指定されたオケージョンで個性的なコーディネートの画像である。例えば、表示H13及び表示H14は、所定の電子商店街で購入可能なアイテムを含むコーディネートの画像である。例えば、表示H13及び表示H14を操作すると、表示H13及び表示H14の画像のコーディネートに含まれるアイテムを所定の電子商店街で購入可能な商品ページに遷移してもよい。また、コンテンツCT2には、おすすめのアイテムを示す情報(表示H15及び表示H16)が表示される。表示H15及び表示H16は、例えば、コーディネートF1と、指定されたオケージョンとに基づいて提案されたアイテムの画像である。例えば、表示H15及び表示H16は、コーディネートF1と類似のコーディネートに含まれるアイテムであり、且つ、指定されたオケージョンで王道又は個性的なコーディネートに含まれるアイテムの画像である。例えば、表示H15及び表示H16は、所定の電子商店街で購入可能なアイテムの画像である。例えば、表示H15及び表示H16を操作すると、表示H15及び表示H16の画像のアイテムを所定の電子商店街で購入可能な商品ページに遷移してもよい。
【0022】
〔3.端末装置の構成〕
次に、
図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。
図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。
図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
【0023】
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送取得を行う。
【0024】
(入力部12)
入力部12は、ユーザからの各種操作を受け付ける。
図2では、ユーザU1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
【0025】
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、情報処理装置100から送信された情報を表示する。
【0026】
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、情報処理装置100から送信された情報に基づいて、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるかを示すコンテンツを表示させるアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0027】
図6に示すように、制御部14は、受信部141と、送信部142とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
【0028】
(受信部141)
受信部141は、情報処理装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部141は、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるかを示すコンテンツを表示させるための情報を受信する。
【0029】
(送信部142)
送信部142は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部142は、ユーザが選択したコーディネートの情報を送信する。また、例えば、送信部142は、ユーザが指定したオケージョンの情報を送信する。
【0030】
〔4.情報処理装置の構成〕
次に、
図7を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。
図7は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。
図7に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0031】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10等との間で情報の送取得を行う。
【0032】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図7に示すように、記憶部120は、分散表現空間情報記憶部121と、オケージョン/コーディネート記憶部122とを有する。
【0033】
分散表現空間情報記憶部121は、分散表現空間に含まれる情報を記憶する。例えば、分散表現空間情報記憶部121は、コーディネートそれぞれの分散表現空間上での位置情報(例えば、ベクトル情報)を記憶する。ここで、
図8に、実施形態に係る分散表現空間情報記憶部121の一例を示す。
図8に示すように、分散表現空間情報記憶部121は、「分散表現空間ID」、「コーディネート1」、「コーディネート2」、「コーディネート3」といった項目を有する。
【0034】
「分散表現空間ID」は、分散表現空間を識別するための識別情報を示す。「コーディネート1」は、一のコーディネートの分散表現空間上での位置情報を示す。
図8に示した例では、「コーディネート1」に「コーディネート#11」や「コーディネート#12」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、ベクトル情報等が格納される。「コーディネート2」は、「コーディネート1」と異なる一のコーディネートの分散表現空間上での位置情報を示す。
図8に示した例では、「コーディネート2」に「コーディネート#21」や「コーディネート#22」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、ベクトル情報等が格納される。「コーディネート3」は、「コーディネート1」及び「コーディネート2」と異なる一のコーディネートの分散表現空間上での位置情報を示す。
図8に示した例では、「コーディネート3」に「コーディネート#31」や「コーディネート#32」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、ベクトル情報等が格納される。
【0035】
オケージョン/コーディネート記憶部122は、オケージョンに紐づけて予め定められたコーディネートに関する情報を記憶する。ここで、
図9に、実施形態に係るオケージョン/コーディネート記憶部122の一例を示す。
図9に示すように、オケージョン/コーディネート記憶部122は、「オケージョンID」、「オケージョン」、「コーディネート」といった項目を有する。
【0036】
「オケージョンID」は、オケージョンを識別するための識別情報を示す。「オケージョン」は、オケージョンを示す。「コーディネート」は、一以上のコーディネートを示す。
図9に示した例では、「コーディネート」に「コーディネート#1」や「コーディネート#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、一以上の着用画像等が格納される。また、「コーディネート」には、例えば、画像データが所在するURLや、格納場所を示すファイルパス名等が格納されてもよい。
【0037】
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0038】
図7に示すように、制御部130は、取得部131と、受付部132と、決定部133と、提供部134とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、
図7に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0039】
(取得部131)
取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、端末装置10等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
【0040】
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。また、取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。
【0041】
取得部131は、ユーザが選択したコーディネートの情報を取得する。また、取得部131は、ユーザが指定したオケージョンの情報を取得する。
【0042】
(受付部132)
受付部132は、取得部131により取得された情報に基づいて、コーディネートの選択を受け付ける。また、受付部132は、取得部131により取得された情報に基づいて、オケージョンの指定を受け付ける。
【0043】
(決定部133)
決定部133は、取得部131により取得された情報に基づいて、分散表現空間上のユーザが選択したコーディネートの位置を決定する。例えば、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートの特徴に基づいて、分散表現空間上にマッピングすることにより、ユーザが選択したコーディネートの位置を決定する。また、決定部133は、取得部131により取得された情報に基づいて、分散表現空間上のユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートの位置を決定する。例えば、決定部133は、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートの特徴に基づいて、分散表現空間上にマッピングすることにより、他のコーディネートの位置を決定する。なお、決定部133は、従来の技術に基づきコーディネートがマッピングされた分散表現空間上でコーディネートの位置を決定してもよいし、コーディネートが予めマッピングされた分散表現空間を取得することでコーディネートの位置を決定してもよい。
【0044】
決定部133は、分散表現空間上のユーザが選択したコーディネートの位置と、分散表現空間上のユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートの位置との関係性に基づいて、ユーザが選択したコーディネートを、ユーザが指定したオケージョンで着用した場合のコーディネートの印象を決定する。例えば、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートが、ユーザが指定したオケージョンで王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを決定する。
【0045】
決定部133は、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。例えば、決定部133は、オケージョンとコーディネートとが紐づけて予め定められている場合には、オケージョンとコーディネートとの紐づけに基づいて、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。例えば、決定部133は、ユーザが指定したオケージョンが「結婚式」の場合には、「結婚式」と対応する他のコーディネートをクラスタリングすることでクラスタを生成する。また、例えば、決定部133は、コーディネート毎のラベルに基づいて、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。例えば、決定部133は、ユーザが指定したオケージョンが「結婚式」の場合には、「結婚式」に関するラベルのコーディネートをクラスタリングすることでクラスタを生成する。なお、決定部133は、コーディネートの特徴に基づいてコーディネート毎にラベルを推定することで、推定されたラベルに基づいてクラスタを生成してもよい。また、例えば、決定部133は、学習データに基づいて、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。なお、学習データは、教師有のデータでもよいし、教師無のデータでもよい。
【0046】
決定部133は、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの中心からの距離に基づいて、コーディネートの印象を決定する。例えば、ユーザが指定したオケージョンが「結婚式」の場合には、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートの位置が、「結婚式」と対応する他のコーディネートのクラスタの中心から近いほど、王道なコーディネートであると決定する。また、例えば、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートの位置が、「結婚式」と対応する他のコーディネートのクラスタの中心から遠いほど、個性的なコーディネートであると決定する。
【0047】
決定部133は、ユーザが指定したオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの密度に基づいて、コーディネートの印象を決定する。例えば、ユーザが指定したオケージョンが「結婚式」の場合には、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートの位置が、「結婚式」と対応する他のコーディネートのクラスタの密度の濃い部分であるほど、王道なコーディネートであると決定する。また、例えば、決定部133は、ユーザが選択したコーディネートの位置が、「結婚式」と対応する他のコーディネートのクラスタの密度の薄い部分であるほど、個性的なコーディネートであると決定する。
【0048】
(提供部134)
提供部134は、決定部133により決定された印象を示すコンテンツを表示させるための情報を送信する。例えば、提供部134は、ユーザが選択したコーディネートが、ユーザが指定したオケージョンで王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを示すコンテンツを表示させるための情報を送信する。
【0049】
〔5.情報処理のフロー〕
次に、
図10を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順について説明する。
図10は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
【0050】
図10に示すように、情報処理装置100は、ユーザが選択したコーディネートの情報と、ユーザが指定したオケージョンの情報とを取得する(ステップS201)。
【0051】
情報処理装置100は、ユーザが選択したコーディネートを、ユーザが指定したオケージョンで着用した場合のコーディネートの印象を決定する(ステップS202)。
【0052】
情報処理装置100は、ユーザが選択したコーディネートの印象を示すコンテンツを提供する(ステップS203)。
【0053】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、受付部132と、提供部134とを有する。受付部132は、オケージョンの指定を受け付ける。提供部134は、ユーザが選択したコーディネートを、指定されたオケージョンで着用した場合のコーディネートの印象を示すコンテンツを提供する。
【0054】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンでどのような印象のコーディネートであるか事前に把握したいといった要望に適切に応えることができる。
【0055】
また、提供部134は、指定されたオケージョンにおいてコーディネートが王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを示すコンテンツを提供する。
【0056】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、ユーザが着用したいコーディネートがオケージョンで王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるか知りたいといった要望に適切に応えることができる。
【0057】
また、実施形態に係る情報処理装置100は、分散表現空間上のコーディネートの位置と、指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートの位置との関係性に基づいて印象を決定する決定部133を更に有する。
【0058】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、分散表現空間上の位置に基づいて、コーディネートの印象を適切に決定することができる。
【0059】
また、決定部133は、指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの中心からの距離に基づいて印象を決定する。
【0060】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、分散表現空間上のクラスタの中心位置に基づいて、コーディネートの印象を適切に決定することができる。
【0061】
また、決定部133は、指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの密度に基づいて印象を決定する。
【0062】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、分散表現空間上のクラスタの密度に基づいて、コーディネートの印象を適切に決定することができる。
【0063】
また、決定部133は、コーディネート毎のラベルに基づいて、指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する。
【0064】
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、分散表現空間上のクラスタを適切に決定することができる。
【0065】
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10及び情報処理装置100は、例えば、
図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。
図11は、端末装置10及び情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0066】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0067】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを取得してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
【0068】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0069】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0070】
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10及び情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14及び130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0071】
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0072】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0073】
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0074】
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0075】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0076】
1 情報処理システム
10 端末装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 制御部
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 分散表現空間情報記憶部
122 オケージョン/コーディネート記憶部
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 決定部
134 提供部
141 受信部
142 送信部
N ネットワーク
【手続補正書】
【提出日】2023-11-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オケージョンの指定を受け付ける受付部と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象であってオケージョンにおける適切性に関する印象を示すコンテンツを提供する提供部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記提供部は、
前記指定されたオケージョンにおいて前記コーディネートが王道なコーディネートであるか又は個性的なコーディネートであるかを示す前記コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
分散表現空間上の前記コーディネートの位置と、前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートの位置との関係性に基づいて前記印象を決定する決定部、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの中心からの距離に基づいて前記印象を決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタの密度に基づいて前記印象を決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定部は、
コーディネート毎のラベルに基づいて、前記指定されたオケージョンと対応する他のコーディネートのクラスタを生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
オケージョンの指定を受け付ける受付工程と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象であってオケージョンにおける適切性に関する印象を示すコンテンツを提供する提供工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
オケージョンの指定を受け付ける受付手順と、
ユーザが選択したコーディネートを、前記指定されたオケージョンで着用した場合の当該コーディネートの印象であってオケージョンにおける適切性に関する印象を示すコンテンツを提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。