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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024030628
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】作業機の走行変速装置
(51)【国際特許分類】
   B60K 17/08 20060101AFI20240229BHJP
   A01C 11/02 20060101ALI20240229BHJP
   F16H 57/02 20120101ALI20240229BHJP
【FI】
B60K17/08 D
A01C11/02 331Z
A01C11/02 303C
F16H57/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022133625
(22)【出願日】2022-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092794
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 正道
(72)【発明者】
【氏名】周防 僚太
(72)【発明者】
【氏名】村並 昌実
(72)【発明者】
【氏名】山根 暢宏
(72)【発明者】
【氏名】東 幸太
(72)【発明者】
【氏名】田崎 昭雄
(72)【発明者】
【氏名】中島 弘喜
(72)【発明者】
【氏名】川崎 優太
【テーマコード(参考)】
2B060
2B062
3D039
3J063
【Fターム(参考)】
2B060AA04
2B060BA03
2B060CC05
2B062AA04
2B062AB04
2B062BA06
3D039AA04
3D039AB16
3D039AC64
3J063AA40
3J063AB25
3J063AC06
3J063BB50
3J063CA01
3J063CD44
(57)【要約】
【課題】本発明は、作業装置と走行駆動輪をミッションケース内で分配した動力で駆動する作業機において、ミッションケース内の動力伝動機構を複雑にすることなく走行駆動輪を変速して走行速度を変更できるようにすることを課題とする。
【解決手段】走行車体10に搭載するエンジン11の出力をミッションケース12から作業装置19に伝動し、さらに走行伝動ケース20を通して走行駆動輪14に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース20にミッションケース12からの動力を変速する変速機構36を設け、該変速機構36で走行駆動輪14の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置とする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行車体(10)に搭載するエンジン(11)の出力をミッションケース(12)から作業装置(19)に伝動し、さらに走行伝動ケース(20)を通して走行駆動輪(14)に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース(20)にミッションケース(12)からの動力を変速する変速機構(36)を設け、該変速機構(36)で走行駆動輪(14)の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置。
【請求項2】
走行伝動ケース(20)の中継伝動軸(95)から出力軸(99)に伝動する間に高・低伝動機構(100,101)を設け、出力軸(99)に設ける変速具(103)の操作で高・低伝動機構(100,101)の何れかを選択する変速機構(36)としたことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項3】
出力軸(99)の走行駆動輪(14)伝動部にギヤ変速機構(36)を設け、該ギヤ変速機構(36)で変速することを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項4】
走行伝動ケース(20)をミッションケース(12)に対して着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項5】
走行車体(10)の後部に前後に回動して走行駆動輪(14)を持ち上げる後部スタンド(47)と機体の前部で左右に回動して前輪(13)を持ち上げる前部スタンド(46)を設けたことを特徴とする請求項1から4に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項6】
後部スタンド(47)の側部に横に突出させた操作グリップ(47H)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の作業機の走行速度変速装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、苗を畝に移植する苗移植機等の作業機において走行速度を変速する走行変速装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
苗移植機は、特許文献1に記載されたように、作業者が機体の後部を追従歩行しながら苗移植装置の苗移植具が昇降して自動的に苗を畝に移植する作業を行う歩行型の苗移植機である。走行装置は左右の前輪とミッションケースから後方に設けた走行伝動ケース下端の後輪で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021―69338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の苗移植機は機体に搭載したエンジンの動力をミッションケースに伝動してその動力を苗移植装置と走行装置に分配伝動して圃場を走行しながら苗の移植作業を行うが、ミッションケース内で苗移植装置と走行装置への動力を分配し走行駆動輪の変速を行うようにしているために、走行駆動輪の変速範囲が限られている。
【0005】
本発明は、そのような従来の作業機の走行速度変速装置の課題を考慮し、苗移植装置などの作業装置と走行駆動輪をミッションケース内で分配した動力で駆動する作業機において、ミッションケース内の動力伝動機構を複雑にすることなく走行駆動輪を変速して走行速度を変更できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、走行車体10に搭載するエンジン11の出力をミッションケース12から作業装置19に伝動し、さらに走行伝動ケース20を通して走行駆動輪14に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース20にミッションケース12からの動力を変速する変速機構36を設け、該変速機構36で走行駆動輪14の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置とする。
【0008】
請求項2の発明は、走行伝動ケース20の中継伝動軸95から出力軸99に伝動する間に高・低伝動機構100,101を設け、出力軸99に設ける変速具103の操作で高・低伝動機構100,101の何れかを選択する変速機構(36)としたことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0009】
請求項3の発明は、出力軸99の走行駆動輪14伝動部にギヤ変速機構36を設け、該ギヤ変速機構36で変速することを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0010】
請求項4の発明は、走行伝動ケース20をミッションケース12に対して着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0011】
請求項5の発明は、走行車体10の後部に前後に回動して走行駆動輪14を持ち上げる後部スタンド47と機体の前部で左右に回動して前輪13を持ち上げる前部スタンド46を設けたことを特徴とする請求項1から4に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0012】
請求項6の発明は、後部スタンド47の側部に横に突出させた操作グリップ47Hを設けたことを特徴とする請求項5に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明で、エンジン11の駆動力がミッションケース12から走行伝動ケース20を通して走行駆動輪14に伝動されて走行車体10が走行するが、走行駆動輪14の駆動が走行伝動ケース20に設ける変速機構36で行われるので、ミッションケース12内で走行駆動輪14への駆動を変速する必要が無く、ミッションケース12を大きくすることなく、走行駆動輪14を低速で回転しながらの作業走行や高速で回転しながらの路上高速走行が可能になる。
【0014】
請求項2の発明で、走行伝動ケース20内に設ける高・低伝動機構100,101で駆動する出力軸99を変速具103で高・低に選択して変速するので、走行伝動ケース20を大きくすることなく高・低変速が可能になる。
【0015】
請求項3の発明で、走行伝動ケース20の走行駆動輪14伝動部に設けるギヤ変速機構36で変速するので、ミッションケース12側部で走行伝動ケース20が大きくなることなく、走行伝動ケース20を揺動して走行車体10を昇降し易くなる。
【0016】
請求項4の発明で、走行伝動ケース20をミッションケース12から取り外して、走行伝動ケース20内の動力伝動機構を点検したり修理したりすることが容易になる。
【0017】
請求項5の発明で、後部スタンド47で走行駆動輪14を浮かせ、前部スタンド46で前輪13を浮かせることで走行車体10の移動を止めて傾斜地でも機体の移動を阻止できる。
【0018】
請求項6の発明で、操作グリップ47Hを持って後部スタンド47を下方へ回動して起立すると後輪14を浮かせることが容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明における実施形態にかかる苗移植機の左側面図である。
図2】同苗移植機の平面図である。
図3】同苗移植機の走行伝動ケース内の変速伝動機構概略を示す第一実施例の側断面図である。
図4】同苗移植機の走行伝動ケース内の変速伝動機構概略を示す第二実施例の側断面図である。
図5】同苗移植機における左右前支持アームの(A)収納位置と(B)起立使用位置の正面図である。
図6】同苗移植機における後部スタンドの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施態様を説明する。
【0021】
図1は、本発明の作業機の例として示す苗移植機の左側面図であり、図2は、苗移植機の略平面図である。
【0022】
本明細書において、「前」または「後」というときは、図1における操縦ハンドルが配置された側を「後」といい、エンジンが配置された側を「前」という。一方、「右」または「左」というときは、機体後部から機体前方向を見て、右手側を「右」といい、左手側を「左」という。
【0023】
本実施態様にかかる苗移植機は、蔓状苗である甘薯の苗を移植するものである。
【0024】
図1に示されるように、本実施態様にかかる苗移植機は走行車体10を備え、走行車体10は、エンジン11と、ミッションケース12と、走行車輪としての左右一対の前輪13と、走行推進体としての左右一対の後輪14と、植付装置19と、苗供給部31と、移植後に盛り上がった土を畝面に寄せる土寄せ具86と、移植後の畝面を鎮圧する鎮圧具として機能する鎮圧輪15と、操縦ハンドル16を備えている。土寄せ具86は立ち上がった前端で土を寄せるように左右に設ける板体である。
【0025】
なお、エンジン11から機体下部にガソリン抜きのパイプを垂らし、機体にガソリンを振り掛けないで拭き取れるようにすると良い。
【0026】
また、操縦ハンドル16の側部に折り畳み可能な取付アームで作業灯を取り付けると、夜間作業が可能になる。この作業灯が苗切れを事前に検出して赤色に点滅するようにすると作業中に苗切れになることが無い。
【0027】
本実施態様にかかる苗移植機は、走行車体10が圃場内の畝Uを跨ぐように、前輪13と後輪14が畝Uの溝を走行し、畝Uの上面の左右幅方向における中央位置に、植付装置19により苗を植付けていくように構成されている。
【0028】
図2に示されるように、ミッションケース12の左右端部にはそれぞれ、ミッションケース12に対して上下に回動可能な延長ケース40が設けられ、左右の延長ケース40のそれぞれの端部に走行伝動ケース20が取り付けられている。従って、エンジン11から入力されるミッションケース12内の動力が走行伝動ケース20内に伝動するように構成されている。
【0029】
走行伝動ケース20の回動先端部には、左右の後輪14が取り付けられ、左右の後輪14の駆動によって、機体が走行されるように構成されており、主伝動ケース12と延長ケース40と走行伝動ケース20は、走行車輪としての後輪14に伝動する伝動装置として機能している。
【0030】
一方、図1および図2に示されるように、エンジン載置台91の下部には、左右方向に延びる前輪支持フレーム41が、前後方向のローリング軸18回りに、回動可能に設けられ、前輪支持フレーム41の左右両端部に、左右の前輪13が取り付けられている。
【0031】
また、ミッションケース12の後端には、左右方向に延びる後フレーム21が固着され、後フレーム21の後端面の右端部の機体の右寄りの位置に、前後方向に延びる主フレーム22が設けられている。主フレーム22の後端部には、操縦ハンドル16が設けられ、操縦ハンドル16が、主フレーム22および後フレーム21を介して、主伝動ケース12に支持されるように構成されている。後フレーム21の右寄りの上面には、植付伝動ケース26の前下端部が載せられ、植付伝動ケース26が固着されている。
【0032】
さらに、ミッションケース12の後側でかつ左右方向の中央部には、油圧昇降シリンダ23が設けられている。油圧昇降シリンダ23は、主伝動ケース12に取り付けられた油圧切替バルブ部24に固着され、油圧昇降シリンダ23は、主伝動ケース12に取り付けられた油圧ポンプからの油路を油圧切替バルブ部24によって切り替えることにより作動される。
【0033】
また、図2に示されるように、油圧昇降シリンダ23のシリンダロッドの後端には左右に延びる横杆43が設けられ、横杆43の左右端部には、それぞれ、ロッドとなる左側後輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45の一端部が連結され、左側の輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45の他端部は、それぞれの延長ケース40に取り付けられた上側ア-ム40aに枢着され、横杆43と延長ケース40とが連結されている。従って、油圧昇降シリンダ23の伸縮により、横杆43、左側の後輪昇降ロッド44および右側の後輪昇降ロッド45を介して、走行伝動ケース20が、主伝動ケース12の左右の出力軸回りに回動され、走行伝動ケース20の回動によって、後輪14が上下して、走行機体が昇降するように構成されている。なお、油圧昇降シリンダ23のシリンダロッド、横杆43、左側の後輪昇降ロッド44および右側の後輪昇降ロッド45は、シリンダロッドの進出位置によっては、機体側面視で後述する昇降リンク機構29の下方に位置するように構成されており、スペースが有効利用され、機体のコンパクト化が図られている。
【0034】
また、図2に示されるように、左側の後輪昇降ロッド44が伸縮するように、左側の後輪昇降ロッド44の中途部に、油圧ポンプからの油圧により作動する左右傾斜用油圧シリンダ25が設けられており、左右傾斜用油圧シリンダ25の伸縮により、右側の後輪14の上下位置に対して、左側の後輪14が上下動され、畝Uの谷部の凹凸に関係なく、走行機体が所望の左右傾斜姿勢に制御されるように構成されている。なお、主伝動ケース12の右側には振り子式の左右傾斜センサ42が設けられており、左右傾斜センサ42の検出結果に基づき、油圧切替バルブ部24に備えられた左右傾斜用切替バルブを介して、左右傾斜用油圧シリンダ25が作動され、走行機体が所望の左右傾斜姿勢に制御されるようの構成されている。
【0035】
苗が1つずつ、圃場の畝Uに植付けられるように、ミッションケース12内からの動力が、主伝動ケース12の後側に設けた植付伝動ケース26と植付伝動ケース26に取り付けられた植付装置駆動ケース27を介して、植付装置19に伝達され、植付装置19が作動するように構成されている。
【0036】
図1の如く、植付装置19は、下方の先端が尖ったカップ状の植付具28と、植付具28を昇降させる昇降リンク機構29を備えている。植付具28の先端部(下端部)は、植付具28の昇降動作によって、前側で下降し、後側で上昇するとともに、前後方向の幅が上部よりも下部の方が大きいループ状の軌跡Tを描いて、繰り返し作動されるように構成されている。
【0037】
植付装置19に苗を供給する苗供給部は、植付具28に苗を供給する苗供給ガイド33と、苗供給ガイド33に苗を導く補助ガイド34を備えている。
【0038】
図5の略図に示す如く、左右前輪13,13の内側で走行車体10の下部に左右前支持アーム46L,46Rをバネ49で収納付勢して枢支し、起立支持させた状態で左右前輪13,13を浮かせるようにすれば、左右前輪13,13の高さ調整が楽に行える。
【0039】
図6は、後フレーム21に取り付ける後部スタンド47で、後フレーム21に枢支して前後に回動することで起立支持させると左右後輪14,14を浮かせて走行車体10を安定支持する。47L,47Rは後フレーム21への枢支連結アームで、この枢支連結アーム47L,47Rと並行に操作アーム47Hを設けて、この操作アーム47Hを手動で前後回動操作して起立させるようにする。
【0040】
図3は、走行伝動ケース20に設ける変速機構の第一実施例を示している。
ミッションケース12の出力軸に着脱する走行伝動ケース20内には入力軸94と中継軸95と出力軸99を軸支し、入力軸94に固着の入力スプロケット96Aと中継軸95に固着の中継スプロケット96Bに第一チェーン97を巻き掛けて減速伝動し、さらに、中継軸95に固着の中継出力スプロケット98Aと出力軸99に固着の出力スプロケット98Bに第二チェーン100を巻き掛けて減速伝動している。中継軸95に中継第二出力スプロケット102Aを固着し、出力軸99に固着の出力スプロケット102Bとに第三チェーン101を巻き掛けて出力スプロケット102Bを出力スプロケット98Bよりも早く駆動するようにしている。103はシフトスプロケットで、出力スプロケット102Bに係合すると出力スプロケット102Bの回転が出力軸99に伝わり後輪14を高速回転する。この時、出力スプロケット98Bはラチェットスプロケットで中継出力スプロケット98の回転は出力軸99に伝動されない。
【0041】
図4は、走行伝動ケース20に設ける変速機構の第二実施例を示している。
ミッションケース12の出力軸に着脱する走行伝動ケース20内には入力軸94と中継軸95と出力軸99を軸支し、入力軸94に固着の入力スプロケット96Aと中継軸95に固着の中継スプロケット96Bに第一チェーン97を巻き掛けて減速伝動し、さらに、中継軸95に固着の中継出力スプロケット98Aと出力軸99に固着の出力スプロケット98Bとに第二チェーン100を巻き掛けて減速伝動している。
【0042】
出力軸99にはシフタ106とスプリング107でスライド嵌合するシフトギヤ105を設け、車軸出力軸108の出力ギヤ109とカウンタ軸110に軸支のカウンタギヤ111に選択して切り換え伝動し、車軸出力軸108を低速正転と高速逆転に切り換える。
【符号の説明】
【0043】
10 走行車体
11 エンジン
12 ミッションケース
13 前輪
14 走行駆動輪(後輪)
19 作業装置(植付装置)
20 走行伝動ケース
36 変速機構
46 前部スタンド
47 後部スタンド
47H 操作グリップ
95 中継伝動軸
99 出力軸
100,101 高・低伝動機構
103 変速具
図1
図2
図3
図4
図5
図6