(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031293
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】イヤホン筐体
(51)【国際特許分類】
H04R 1/10 20060101AFI20240229BHJP
【FI】
H04R1/10 104Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022134759
(22)【出願日】2022-08-26
(71)【出願人】
【識別番号】000004075
【氏名又は名称】ヤマハ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000970
【氏名又は名称】弁理士法人 楓国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高野 泰明
(72)【発明者】
【氏名】森 智昭
(72)【発明者】
【氏名】風当 将文
【テーマコード(参考)】
5D005
【Fターム(参考)】
5D005BA00
5D005BA14
(57)【要約】
【課題】耳に対する圧力を軽減しつつ高い保持力を実現することができるイヤホン筐体を提供することを目的とする。
【解決手段】イヤホン筐体は、イヤホン筐体は、外耳孔に挿入される挿入部と、前記挿入部に連結される本体部と、を有している。前記本体部は、耳甲介腔の表面に接する底面と、側面と、を備えている。前記側面は、対輪の側壁に接する第1領域を有している。前記第1領域は、前記対輪の内側に接する突起部を有している。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外耳孔に挿入される挿入部と、
前記挿入部に連結される本体部と、
を有し、
前記本体部は、耳甲介腔の表面に接する底面と、側面と、
を備え、
前記側面は、対輪の側壁に接する第1領域を有し、
前記第1領域は、前記対輪の内側に接する突起部を有する、
イヤホン筐体。
【請求項2】
前記本体部は、前記第1領域の反対側に位置する第2領域を有し、
前記第2領域は、耳珠に接触する、
請求項1に記載のイヤホン筐体。
【請求項3】
前記本体部の前記底面は、楕円形状に形成されている、
請求項1又は請求項2に記載のイヤホン筐体。
【請求項4】
前記突起部の高さは、前記第1領域から前記第2領域に向かって徐々に低く形成されている、
請求項2に記載のイヤホン筐体。
【請求項5】
前記突起部の高さは、前記底面側から該底面の反対側の外表面に向かって徐々に低く形成されている、
請求項1又は2に記載のイヤホン筐体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、耳に装着して利用するイヤホン筐体に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のイヤホンは、カナル型のワイヤレスイヤホンである。該イヤホンは、箱状に形成されているベースを有している。特許文献1のイヤホンは、ベースの傾斜部が、対耳輪のせり出した先端部に引っ掛かるようにして装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のイヤホンは、テーパ形状であるため、対輪の側壁に接することは無い。よって、特許文献1のイヤホンの装着時において、安定性が不足する。また、該イヤホンは、テーパの角の1箇所で、対輪内側に引っ掛けるように当たっている。よって、イヤホンの装着において、耳に対する圧力が高く、ユーザにとって不快である。
【0005】
本発明の一実施形態は、耳に対する圧力を軽減しつつ高い保持力を実現することができるイヤホン筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
イヤホン筐体は、外耳孔に挿入される挿入部と、前記挿入部に連結される本体部と、を有している。前記本体部は、耳甲介腔の表面に接する底面と、側面と、を備えている。前記側面は、対輪の側壁に接する第1領域を有している。前記第1領域は、前記対輪の内側に接する突起部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、耳に対する圧力を軽減しつつ高い保持力を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】イヤホン筐体を耳に装着した状態を示す図である。
【
図2】イヤホン筐体を
図1の矢印Ax1方向から視たイヤホン筐体の斜視図である。
【
図3】イヤホン筐体を
図1の矢印Ax1の方向から視た斜視図であって、イヤーピースを装着した図である。
【
図5】ユーザの左耳であって、装着時にイヤホン筐体が接触する部位を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係るイヤホン筐体10について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、イヤホン筐体10を耳に装着した状態を示す図である。
【0011】
以下、本実施形態において、方向を
図1に示すように定義する。具体的には、ユーザがイヤホン1を左耳LE1に装着した状態における方向を定義する。イヤホン筐体10とユーザの左耳LE1とが並ぶ方向を左右方向X1と定義する。また、イヤホン筐体10と左耳LE1とがこの順で並ぶ方向を右方向又は挿入方向と定義する。また、鉛直方向を上下方向Z1と定義する。より詳細には、鉛直下方向を下方向と定義し、鉛直上方向を上方向と定義する。また、左右方向X1方向と上下方向Z1とに直行する方向を前後方向Y1と定義する。より詳細には、前後方向Y1おいて、顔側を前方向と定義し、頭部側を後ろ方向と定義する。
【0012】
図2は、イヤホン筐体10を
図1の矢印Ax1の方向から視たイヤホン筐体10の斜視図である。
図3は、イヤホン筐体10を
図1の矢印Ax1の方向から視た斜視図であって、イヤーピース31を装着した図である。
図4は、右から視たイヤホン筐体10の側面図である。
図5は、ユーザの左耳LE1であって、装着時にイヤホン筐体10が接触する部位を示す図である。ただし、
図5に示す左耳LE1の形状は、イヤホン筐体10を装着していない(変形していない)状態の形状である。
【0013】
なお、左右方向X1、上下方向Z1及び前後方向Y1は、説明のために定義した方向である。従って、イヤホン筐体10の実使用時における左右方向、上下方向及び前後方向は、必ずしも、本実施形態における左右方向X1、上下方向Z1及び前後方向Y1と一致しなくてもよい。
【0014】
イヤホン1は、オーディオ信号に基づいて音を発するオーディオ機器である。イヤホン1は、スマートフォン又は携帯型音楽再生装置、PC等の情報処理端末から、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を介してオーディオ信号を受信する。イヤホン1は、受信したオーディオ信号に基づいて放音する。なお、イヤホン1は、当該情報処理端末と、有線によって接続されていてもよい。
【0015】
イヤホン1は、
図1に示すように、左耳LE1に挿入して利用する左ユニットL1、及び右耳に挿入して利用する右ユニットR1(不図示)の2つのユニットからなる。ユーザは、例えば、左ユニットL1をユーザの左耳LE1に装着する。また、ユーザは、例えば、右ユニットR1をユーザの右耳に装着する。ユーザが左ユニットL1を装着しているとき、左ユニットL1は、ユーザの左耳LE1に音を放音する。また、ユーザが右ユニットR1を装着しているとき、右ユニットR1は、ユーザの右耳(不図示)に音を放音する。
【0016】
左ユニットL1と右ユニットR1とは左右対称である。左ユニットL1及び右ユニットR1は、互いに接していない(例えば、ケーブル等で接続されない)。すなわち、イヤホン1は、左右独立したユニットからなる完全ワイヤレスイヤホンである。ただし、本発明は、ワイヤレスイヤホンに限定されない。
【0017】
本実施形態のイヤホン1において、左ユニットL1と右ユニットR1とは、左右対称である以外は、同一の構成及び機能を有する。従って、左ユニットL1のみを説明して、右ユニットR1についての説明を省略する。
【0018】
以下の説明において、イヤホン1とは、イヤホン筐体10及びイヤホン筐体10に内蔵されているもの、例えば、電子部品、を含むオーディオ機器である。また、以下の説明において、イヤホン筐体10とは、単に筐体のみを示す。
【0019】
左ユニットL1は、イヤホン筐体10と、無線通信器(不図示)と、ドライバユニット(不図示)と、バッテリ(不図示)と、充電端子と、マイク(不図示)と、LEDと、ユーザインタフェース61と、を備えている。左ユニットL1は、無線通信器、ドライバユニット、バッテリ、充電端子、マイク及びLED以外の電子部品を備えていてもよい。なお、無線通信器、バッテリ、充電端子、マイク、LED、及びユーザインタフェース61は、左ユニットL1の必須の構成ではない。
【0020】
無線通信器は、例えば、情報処理端末(再生装置)から音信号を受信する。また、無線通信器は、情報処理端末から、再生/停止、音量の変更などの操作に係る信号を受信する。
【0021】
充電端子は、バッテリを充電するために、外部の電源に、例えば、充電用ケースの端子に接触することで、接続される。
【0022】
バッテリは、外部の電源から供給された電力を蓄える。バッテリに蓄えられた電力は、ドライバユニット、マイク及びLEDなどの電子部品を駆動するために使用される。
【0023】
ドライバユニットは、入力された音信号を増幅し、アナログ信号に変換して、外部へ放音する。
【0024】
マイクは、ユーザの声、又はノイズキャンセル用の外部音を収音する。
【0025】
LEDは、例えば、イヤホン1の電源のオンオフに応じて点灯又は消灯する。
【0026】
ユーザインタフェース61は、例えば、イヤホン1の電源の切り替え操作を受け付ける。
【0027】
イヤホン筐体10は、
図2に示すように、本体(本体部)2と、挿入部3と、を備えている。本体2と挿入部3とは、互いに連結している。
【0028】
挿入部3は、
図1に示すように、左耳LE1の外耳孔に挿入されている。挿入部3は、ノズル30(
図2参照)と、イヤーピース31(
図3参照)を備えている。ノズル30は、
図3に示すように、イヤーピース31で覆われている。イヤーピース31は、例えば、シリコーンゴム、ポリウレタン、又はエポキシ等の可撓性の高い樹脂からなる。イヤーピース31は、装着時に左耳LE1の外耳孔に接する。イヤーピース31は、耳孔に密着して、ユーザの周辺の音を遮断する。
【0029】
なお、イヤーピース31は、挿入部3と一体になっていてもよいし、着脱可能になっていてもよい。イヤーピース31は、挿入部3から着脱可能である場合、大きさの異なる複数種類を用意してもよい。この場合、ユーザは、耳の大きさに応じて適切な大きさのイヤーピースを選択できる。
【0030】
なお、イヤーピース31は、本発明にとって、必須の構成ではない。
【0031】
本体2は、
図2及び
図3に示すように、側面4と、底面5と、を備えている。底面5は、挿入部3と連結している。本体2は、左右方向X1において、底面5と反対側の外表面である表面6を備えている。本体2は、側面4、底面5及び表面6とで、中空の略楕円筒形状に形成されている。本体2の内部には、無線通信器、ドライバユニット、バッテリ、充電端子、マイク、LED、及びユーザインタフェース61、などの電子部品を収納している。
【0032】
底面5は、装着時に、左耳LE1の耳甲介腔710の表面に接する。底面5は、
図4に示すように、左右方向X1から視て楕円形状に形成されている。より具体的には、底面5は、左右方向X1から視て前方向に先細りする形状に形成されている。底面5が、耳(この例では左耳LE1)の形状に沿って形成されている。これにより、イヤホン筐体10は、ユーザにとって、よりフィット感が増す。
【0033】
なお、底面5には、複数の充電端子のそれぞれが露出する貫通孔51が設けられている。
【0034】
図6は、左から視たイヤホン筐体10の側面図である。表面6は、左右方向X1から視て楕円形状に形成されている。より具体的には、表面6は、前後方向Y1に長尺な楕円形状に形成されている。表面6は、装着時に耳(左耳LE1)の外側に出る部分である。以下の説明において、表面6の長手方向を方向Ad1と称す。
【0035】
表面6には、
図6に示すように、ユーザインタフェース61が設けられている。ユーザインタフェース61は、例えば、電源ボタンである。ユーザは、電源ボタンを、左ユニットL1の挿入方向に押下する。これにより、ユーザインタフェース61は、電源のオンオフ操作を受け付ける。このように、表面6にユーザインタフェース61が設けられていることで、ユーザがユーザインタフェース61を操作したときに、左ユニットL1が耳から外れにくくなる。
【0036】
側面4は、
図2及び
図3に示すように、底面5と、表面6とを連結する面である。側面4は、第1領域41及び第2領域42を有している。第1領域41は、
図6に示すように、左右方向X1から視て、装着時に、本体2の後ろ側になる領域である。第1領域41は、
図5に示すように、挿入時に左耳LE1の対輪71の側壁に接する。第1領域41は、装着時に、対輪71の側壁に対して、左耳LE1の後ろ側に向かって押すようにして接する。また、第2領域42は、左右方向X1から視て、装着時に、左耳LE1の前側になる領域である。第2領域42は、装着時に、左耳LE1の耳珠72に接触する。
【0037】
第1領域41は、
図2及び
図3に示すように、突起部411を備えている。突起部411は、表面6よりも底面5側で、本体2の外側に向かって突出している。突起部411は、
図5に示すように、装着時、左耳LE1の対輪71の内側の領域711に接する。
【0038】
より具体的には、突起部411は、
図6に示すように、周方向Cd1に沿って形成されている。突起部411は、周方向Cd1において、側面4の約半分の長さに形成されている。
【0039】
また、第1領域41は、
図2及び
図7に示すように、突起部411の表面6側に、対輪接触部412を有する。対輪接触部412は、装着時に対輪71の側面に接触する。
【0040】
このように、対輪接触部412が対輪71の側面に接触することで、突起部411が、対輪71の内部(領域711)にはまり込む。これにより、イヤホン筐体10は、より耳(左耳LE1)から外れにくくなる。
【0041】
実施形態のイヤホン筐体10は、装着時、第1領域41の対輪接触部412で対輪71の側壁全体に対して緩やかに押し当て、さらに、突起部411が対輪71の内側に引っ掛かることで、圧力を低減しつつも高い保持力を実現することができる。
【0042】
図7は、後ろから視たイヤホン筐体10の背面図である。
図2で示される、突起部411の高さH1は、周方向Cd1において、第1領域41から第2領域42に向かって徐々に低く形成されている。言い換えると、突起部411は、第1領域41において、本体2の方向Ad1の後ろ側の頂点ある部分411aで、最も高く形成されている(
図6参照)。
【0043】
耳甲介腔710の大きさ及び形状はユーザによって異なる。また、対輪71と、耳甲介腔710の表面との長さは、ユーザによって異なる。ユーザは、装着時、まず、突起部411の高さH1が低い部分411bを対輪71の内側に当たるようにイヤホン筐体10を挿入する。そして、ユーザは、突起部411の高さH1と、対輪71と耳甲介腔710の表面との長さとが合うように、周方向Cd1に回転させる(
図6参照)。このようにして、ユーザがイヤホン筐体10を耳に装着する場合、突起部411の高さH1が周方向Cd1で異なることで、イヤホン筐体10は、装着のしやすさと保持性を両立することができる。
【0044】
また、第2領域42は、装着時、耳珠72に接する。より具体的には、第2領域42は、耳珠72に対して、耳(左耳LE1)の前側に圧力がかかるように、耳珠72に接する。このように、第2領域42が耳珠72に接することで、イヤホン筐体10は、耳への保持力をさらに増すことができる。
【0045】
さらに、本実施形態のイヤホン筐体10は、第1領域41が対輪71に接し、且つ第2領域42が耳珠72に接することで、耳(左耳LE1)に係る圧力を分散することができる。すなわち、本実施形態のイヤホン筐体10は、耳珠72、耳甲介腔710の表面、対輪71の側面及び対珠内部と耳穴で圧力を分散させ、耳(左耳LE1)の各部位(耳珠72、耳甲介腔710の表面、対輪71の側面及び対珠内部と耳穴)に対する圧力を軽減しつつ高い保持力を実現することができる。
【0046】
なお、突起部411の高さH1は、左右方向X1において、底面5側から表面6に向かって徐々に低く形成されていることが好ましい。具体的には、
図2で示されるように、突起部411の高さH1は、表面6側で突起部411の高さH1の変化が少なく、底面5側で突起部411の高さH1の変化が大きくなる。言い換えると、突起部411は、表面6側から底面5側に向かって傾きが大きくなるエクスポネンシャルカーブのように高さが変化している。
【0047】
このように、突起部411の高さH1が、底面5から表面6に向かって徐々に低く形成されていることで、イヤホン筐体10は、対輪71の内側の形状に沿って保持される。よって、イヤホン筐体10は、よりフィット感を高めることができる。すなわち、イヤホン筐体10は、外部の音を遮断し、ユーザにより没入感を与えることができる。
【0048】
なお、挿入部3は、
図2及び
図4に示すように、底面5の中心部以外に連結されることが好ましい。より具体的には、本体2は、第2領域42側で挿入部3と連結している。このように、イヤホン筐体10は、本体2が第2領域42側で挿入部3と連結されることで耳(左耳LE1)の形状に沿った形状となり、フィット感が増す。すなわち、イヤホン筐体10は、外部の音を遮断し、ユーザにより没入感を与えることができる。
【0049】
なお、ユーザインタフェース61が受け付ける操作は、電源オンオフに限定されない。例えば、ユーザインタフェース61は、コンテンツの再生又は停止などの操作を受け付けてもよい。
【0050】
なお、表面6には、LEDの光を放出する貫通孔62が設けられていることが好ましい。LEDの光は、貫通孔62を介して突出部21の外部へ放出される。このように、表面6からLEDの光が外部へ放出されることで、ユーザ以外の人にとっても、イヤホン1の状態を視認しやすくなる。
【0051】
図8は、前から視たイヤホン筐体10の正面図である。側面4の第2領域42には、
図8に示すように、貫通孔43が設けられていることが好ましい。マイクは、貫通孔43を介して音を収音する。イヤホン1は、例えば、他人との通話時に使用される場合がある。マイクが突出部21に設けられていることで、ユーザは、別途マイクを用意する必要がなく、通話相手とハンズフリーで通話することができる。
【0052】
なお、本実施形態のイヤホン1は、左右独立したユニットである必要はない。イヤホン1の左右のユニットは、ケーブルで接続してもよい。
【0053】
最後に、本実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲は、特許請求の範囲と均等の範囲を含む。
【符号の説明】
【0054】
2…本体
3…挿入部
4…側面
5…底面
6…表面(外表面)
10…イヤホン筐体
41…第1領域
42…第2領域
411…突起部
H1…突起部の高さ