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▶ 飯田 龍馬の特許一覧

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  • 特開-セネト碁盤 図1
  • 特開-セネト碁盤 図2
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  • 特開-セネト碁盤 図6
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  • 特開-セネト碁盤 図8
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031716
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】セネト碁盤
(51)【国際特許分類】
   A63F 3/02 20060101AFI20240229BHJP
【FI】
A63F3/02 511G
A63F3/02 511N
A63F3/02 505
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022143317
(22)【出願日】2022-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】508293058
【氏名又は名称】飯田 龍馬
(72)【発明者】
【氏名】飯田 龍馬
(57)【要約】      (修正有)
【課題】従来の方法では、セネトも碁もやる者はどちらの盤も用意する必要があり、しかし片方を片付けると他方の遊戯をする機会を失いかねない。
【解決手段】セネトの桝の大きさを標準の碁盤のそれに合わせ、且つ辺の余白も碁盤と規格を統一する事により碁石があれば同一盤で遊戯可能となる。
セネトは2者で競うすごろくの様なゲームであり、2者を区別する駒を桝の中に置いてプレイし、一方碁は2者で競う陣地取りであり、2者を区別する駒(碁に於いては「石」と呼ぶ)を線の交点に置いてプレイするものである。セネトは桝の中に駒を置くのに対し、碁は線の交点に置く、その為隅の石がゲーム盤よりはみ出してしまい、実際の碁盤では線の外側に余白を設けている。セネト碁に於いても同様の技法を用いた。どれも正方形の状態であるが、碁を学ぶ者にとって変則的な4×11路で打つ事により新たな発見があるかも知れない。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボードゲーム、セネトと碁のどちらも遊戯可能な盤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、セネト碁盤に関する。
【背景技術】
【0002】
セネトと碁のどちらもプレイ可能なゲーム盤が存在せず。
片方のゲームをする為に他方を片付けては、他方をプレイする機会を失ってしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、以上の技術によれば、セネトはゲーム盤及び駒の大きさに標準型が無く、又、セネトは桝の中に駒を置くゲームであり碁は線の交点に石を置くゲームであり、2種のゲームをするにはそれぞれのゲーム盤及び駒が必要であった。
そこで、この発明は、セネト盤と碁盤を掛け合わせる事を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
以上の課題を解決するために、第一発明は、桝の大きさを標準の碁盤と同じ事にすることを特徴とするセネト碁盤である。
【発明の効果】
【0005】
第一発明によれば、同一駒を用いてセネトを遊戯する際は駒を桝の中へ、又、碁を打つ際は桝の交点に置く事で一つのゲーム版で遊戯が可能となる。駒を桝に置くゲームと桝の枠線交点に置くゲームを同一の駒で遊戯可能とする。古代エジプトで発祥したセネトと古代中国で発祥した碁に直接関連が有る訳ではないが、ゲーム史のどこかで桝の中から桝を囲う線の交点に置く転機が有った筈であり、その瞬間を追体験出来る期待もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
セネト碁盤全ては木製である。
【0007】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、セネトも碁も遊戯可能である。
【0008】
「他の実施形態」
図1の実施形態では、とあるセネト盤の桝3×10を基に結果碁盤としては4×11路とし、又木製としたが、他の実施形態では、他の桝数のものでも良い。
又、盤は木製に限らず他の素材でも良い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。(セネト碁)
図2】この発明の一実施形態を示す真上図である。(セネト碁)
図3】従来技術を示す斜視図である(セネト)
図4】従来技術を示す真上図である(碁)
図5】従来技術を示す真上図である(碁盤隅拡大)
図6】従来技術を示す真上図である(碁盤9路)
図7】従来技術を示す真上図である(碁盤4路)
図8】この発明の一実施形態を示す部分概念図である(碁盤4×11路)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8