(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031814
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】外壁下地パネル及び外壁構造
(51)【国際特許分類】
E04C 2/38 20060101AFI20240229BHJP
E04B 2/92 20060101ALI20240229BHJP
E04B 1/76 20060101ALI20240229BHJP
E04B 1/80 20060101ALI20240229BHJP
E04C 2/30 20060101ALI20240229BHJP
【FI】
E04C2/38 S
E04B2/92
E04B1/76 500F
E04B1/80 100F
E04B1/80 100Q
E04C2/30 T
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023101878
(22)【出願日】2023-06-21
(31)【優先権主張番号】P 2022133312
(32)【優先日】2022-08-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】303046244
【氏名又は名称】旭化成ホームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100165179
【弁理士】
【氏名又は名称】田▲崎▼ 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100189337
【弁理士】
【氏名又は名称】宮本 龍
(72)【発明者】
【氏名】菊地 訓
【テーマコード(参考)】
2E001
2E002
2E162
【Fターム(参考)】
2E001DD01
2E001DD02
2E001EA06
2E001FA04
2E001GA46
2E001HC01
2E001HF11
2E001KA01
2E001LA11
2E002NA04
2E002NC01
2E002PA04
2E002PA08
2E002RA02
2E002RB01
2E002WA06
2E002XA01
2E002XA03
2E162CC01
2E162CE08
2E162CE09
2E162DA00
(57)【要約】
【課題】断熱性を向上させることができる外壁下地パネル及び外壁構造を提供する。
【解決手段】外壁下地パネル1は、躯体60の屋外側に配置された木製の枠体2と、枠体2の内部に配置された断熱材3と、枠体2に設けられ、躯体60に固定された固定具62と連結される第1金物4と、を備え、第1金物4の屋外側の端部41b,42bは、枠体2の屋外側の端部2bよりも屋内側にセットバックして配置され、第1金物4の屋内外方向の長さは、断熱材3の屋内外方向の長さよりも短い。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
躯体の屋外側に配置された木製の枠体と、
前記枠体の内部に配置された断熱材と、
前記枠体に設けられ、前記躯体に固定された固定具と連結される第1金物と、を備え、
前記第1金物の屋外側の端部は、前記枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている外壁下地パネル。
【請求項2】
前記第1金物の屋内外方向の長さは、前記断熱材の屋内外方向の長さよりも短い請求項1に記載の外壁下地パネル。
【請求項3】
前記第1金物の屋外側の端部は、前記断熱材の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている請求項1または2に記載の外壁下地パネル。
【請求項4】
前記枠体には、係止可能な吊り金具を支持する第2金物を備え、
前記第2金物の屋外側の端部は、前記枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている請求項1または2に記載の外壁下地パネル。
【請求項5】
躯体と、
前記躯体の屋外側に配置された請求項1または2に記載の外壁下地パネルと、を備えた外壁構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、外壁下地パネル及び外壁構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、建物及び建物の内部空間の性能を保つため、外壁には断熱性、気密性及び防水性等の機能が期待されている。断熱性、気密性及び防水性等を確保するための部材は、現場で施工されることが多く、要求性能を満たすために時間と労力が割かれている。
【0003】
下記の特許文献1では、予め工場で製造された外壁下地パネルが提案され、現場施工省力化を目指すことが可能とされている。
【0004】
断熱材を有する外壁下地パネル(フレーム)に外装材が設けられた外壁が、接合金物を介して梁等の躯体に固定される方法が知られている(下記の特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4120506号公報
【特許文献2】特許第4503474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、金属製の接合金物が熱橋となり、断熱性が劣ってしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、断熱性を向上させることができる外壁下地パネル及び外壁構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る外壁下地パネルは、躯体の屋外側に配置された木製の枠体と、前記枠体の内部に配置された断熱材と、前記枠体に設けられ、前記躯体に固定された固定具と連結される第1金物と、を備え、前記第1金物の屋外側の端部は、前記枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている。
【0009】
このように構成された外壁下地パネルでは、固定具を介して躯体に連結される第1金物の屋外側の端部は、枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第1金物が枠体よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第1金物が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明に係る外壁下地パネルでは、前記第1金物の屋内外方向の長さは、前記断熱材の屋内外方向の長さよりも短くてもよい。
【0011】
このように構成された外壁下地パネルでは、第1金物の屋内外方向の長さは、断熱材の屋内外方向の長さよりも短い。よって、第1金物は断熱材の中に配置され、第1金物の露出を抑制することができる。
【0012】
また、本発明に係る外壁下地パネルでは、前記第1金物の屋外側の端部は、前記断熱材の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されていてもよい。
【0013】
このように構成された外壁下地パネルでは、第1金物の屋外側の端部は、断熱材の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第1金物が断熱材よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第1金物が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0014】
また、本発明に係る外壁下地パネルでは、前記枠体には、係止可能な吊り金具を支持する第2金物を備え、前記第2金物の屋外側の端部は、前記枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されていてもよい。
【0015】
このように構成された外壁下地パネルでは、係止可能な吊り金具を支持する第2金物の屋外側の端部は、枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第2金物が枠体よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第2金物が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0016】
また、本発明に係る外壁構造は、躯体と、前記躯体の屋外側に配置された上記に記載の外壁下地パネルと、を備えている。
【0017】
このように構成された外壁構造では、固定具を介して躯体に連結される第1金物の屋外側の端部は、枠体の屋外側の端部よりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第1金物が枠体よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第1金物が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る外壁下地パネル及び外壁構造によれば、断熱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施形態に係る外壁構造の縦断面図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの正面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの斜視図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの第1金物を含む縦断面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの第2金物を含む縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の一実施形態に係る外壁下地パネル及び外壁構造について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る外壁構造の縦断面図である。
図1に示す外壁構造100は、梁60や柱(不図示)等の躯体と、外壁下地パネル1と、を備えている。外壁構造100は、躯体よりも屋外側に外壁下地パネル1及び外壁53が配置される、いわゆる外断熱の構造である。
【0021】
図2は、本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの正面図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る外壁下地パネルの斜視図である。なお、
図2及び
図3では、後述する断熱材の図示を省略している。
図2に示すように、外壁下地パネル1は、工場等で製作されて、現場に搬入されるものである。
図2に示すように、外壁下地パネル1は、枠体2と、断熱材3(
図4参照)と、面材51(
図4参照)と、気密材52と、外壁53(
図4の二点鎖線参照)と、第1金物4と、第2金物7と、を備えている。
【0022】
外壁下地パネル1の説明において、外壁下地パネル1の上枠21が上側に位置するように設置された状態での方向に基づいて説明する場合がある。外壁下地パネル1の面を正面から見て、左右方向をパネル幅方向(図に矢印Xで示す方向)と称する場合がある。パネル幅方向と直交する水平方向を、パネル厚方向(板厚方向)(図に矢印Yで示す方向)と称する。
【0023】
図3に示すように、枠体2のパネル厚方向の一方側の面2aは、外壁下地パネル1が設置された際に屋内側を向く面である。枠体2のパネル厚方向の一方側の面2bは、外壁下地パネル1が設置された際に屋外側を向く面である。
【0024】
枠体2は、上枠21と、下枠22と、縦枠23と、中縦枠24と、中横枠25と、を有している。
【0025】
上枠21及び下枠22は、パネル幅方向に延びている。一対の縦枠23は、上下方向に延びている。縦枠23は、上枠21のパネル幅方向の端部と下枠22のパネル幅方向の端部とを連結している。
【0026】
中縦枠24は、上下方向に延びている。中縦枠24は、上枠21のパネル幅方向の中間部分と下枠22のパネル幅方向の中間部分とを連結している。本実施形態では、3本の中縦枠24が設けられているが、中縦枠24の本数は適宜設定可能である。
【0027】
中横枠25は、パネル幅方向に延びている。中横枠25は、縦枠23と縦枠23の隣りに配置された中縦枠24とを連結している。中横枠25は、隣り合う中縦枠24どうしを連結している。中横枠25は、上下方向に間隔をあけて複数設けられている。
【0028】
上枠21、下枠22、縦枠23、中縦枠24及び中横枠25は、木製の材料で形成されている。なお、枠体2の構成は、適宜設定可能であり、中縦枠24及び中横枠25が設けられていなくてもよい。
【0029】
図4は、後述する第1金物4を含む外壁下地パネル1の縦断面図である。
図4では、外壁下地パネル1が上下に2枚設置されている状態を示している。
図4に示すように、断熱材3は、枠体2の内部に配置されている。枠体2の上枠21、下枠22、縦枠23、中縦枠24及び中横枠25等で形成された矩形の内部に、矩形に合わせた形状の断熱材3が充填されている。
【0030】
断熱材3の厚みは、枠体2の厚みと略同一である。断熱材3の屋内側の端部3aは、後述する面材51に当接している。断熱材3の屋外側の端部3bは、枠体2の面2bと略同一平面上にある。
【0031】
面材51は、枠体2の面2aに設けられている。面材5は、板状に形成されている。面材5の大きさは、枠体2の大きさと略同一である。面材5の屋内側を向く面には、気密シート(不図示)が設けられていてもよい。
【0032】
図3に示すように、気密材52は、縦枠23の外周面及び下枠22の下端面に設けられている。気密材52は、縦枠23の長さ方向の略全長及び下枠22の長さ方向の略全長にわたって設けられている。気密材52として、例えばスポンジ状の発泡体を採用することができる。
【0033】
図4に示すように、外壁53は、枠体2の面2bに設けられている。枠体2と外壁53との間には、防水シート(不図示)が設けられている。
【0034】
図3に示すように、第1金物4は、枠体2の上下にそれぞれ2箇所ずつ設けられている。第1金物4は、上枠21の下部にパネル幅方向に離れて2箇所に設けられている。第1金物4は、下枠22の上部にパネル幅方向に離れて2箇所に設けられている。
【0035】
下枠22に設けられた第1金物4について説明する。
図4に示すように、第1金物4は、底板部41と、側板部42と、固定板部43と、を有している。底板部41、側板部42及び固定板部43は、鋼製の材料で形成さている。
【0036】
底板部41は、下枠22の上面に配置されている。底板部41は、下枠22に不図示の螺子等で固定されている。
【0037】
側板部42は、底板部41のパネル幅方向の両端部から上方に延びている。
図3に示すように、側板部42は、中縦枠24の側面に配置されている。側板部42は、中縦枠24に不図示の螺子等で固定されている。
【0038】
固定板部43は、底板部41の屋内側の端部から上方に延びている。固定板部43は、面材51の屋外側を向く面に配置されている。
【0039】
第1金物4のパネル厚方向(屋内外方向)の長さL1は、断熱材3のパネル厚方向の長さL2よりも短い。第1金物4の屋外側の端部である底板部41の屋外側の端部41b及び側板部42の屋外側の端部42bは、枠体2の面2b及び断熱材3の端部3bよりも屋内側にセットバックして配置されている。第1金物4は、断熱材3の内部に配置されている。
【0040】
外壁固定金具(固定具)62の下側プレート63は、梁(躯体)60の上側フランジ61の上面に沿って配置され、上側フランジ61に不図示のボルトナットで締結されている。外壁固定金具62の固定プレート64は、外壁下地パネル1の面材51の屋内側を向く面に沿って配置されている。ボルト66は、第1金物4の固定板部43に、面材51及び固定プレート64を貫通して、ナット67に締結されている。これによって、第1金物4は、枠体2の屋内側に配置された梁60に固定された外壁固定金具62に連結されている。
【0041】
上枠21に設けられた第1金物4は、下枠22に設けられた第1金物4を上下反転させた点を除いて同一の構成であり、説明を省略する。
【0042】
図2に示すように、第2金物7は、枠体2の縦枠23と中横枠25との角部に配置されている。第2金物7は、枠体2のパネル幅方向の両側に上下に離間して1箇所ずつ配置されている。
【0043】
第2金物7は、縦枠23と中横枠25との角部に沿ったL字状をしている。第2金物7は、第1プレート部71と、第2プレート部72と、を有している。第1プレート部71は、中横枠25に沿って配置され、中横枠25に不図示のボルトで締結されている。第2プレート部72は、縦枠23に沿って配置されている。
【0044】
図5は、外壁下地パネル1の第2金物7を含む縦断面図である。
図5に示すように、第2プレート部72には、ボルト孔72aが形成されている。不図示のボルトは、ボルト孔72a及び縦枠23(
図2参照)を貫通して縦枠23の幅方向の外側に配置された吊り金具76に締結されている。金具76には、略環状をなす被係止部76aが設けられている。被係止部76aには、クレーン等の揚重機械のフックが係止可能である。
【0045】
楊重機械のフックで第2金物7の被係止部76aを係止させることで、外壁下地パネル1を吊り上げることができる。4か所の第2金物7を吊り上げることで、水平吊をすることができる。
【0046】
図5に示すように、第2金物7のパネル厚方向の長さL3は、断熱材3のパネル厚方向の長さL2よりも短い。第2金物7の屋外側の端部である第1プレート部71の屋外側の端部71b及び第2プレート部72の屋外側の端部72bは、枠体2の面2b及び断熱材3の端部3bよりも屋内側にセットバックして配置されている。第2金物7は、断熱材3の内部に配置されている。
【0047】
このように、外壁下地パネル1では、外壁固定金具62を介して梁60に連結される第1金物4の屋外側の端部41b,42bは、枠体2の屋外側の端部2bよりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第1金物4が枠体2よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第1金物4が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0048】
また、第1金物4のパネル厚方向の長さL1は、断熱材3のパネル厚方向の長さL2よりも短い。よって、第1金物4は断熱材3の中に配置され、第1金物4の露出を抑制することができる。
【0049】
また、第1金物4の屋外側の端部41b,42bは、断熱材3の屋外側の端部3bよりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第1金物4が断熱材3よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第1金物4が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0050】
また、係止可能な吊り金具76を支持する第2金物7の屋外側の端部71b,72bは、枠体2の屋外側の端部2bよりも屋内側にセットバックして配置されている。よって、第2金物7が枠体2よりも屋外側に突出することが抑制されるため、第2金物7が熱橋となることがなく、断熱性を向上させることができる。
【0051】
また、第2金物7は木製の枠体2の幅方向の両側に固定するため、枠体2のフレームの剛性を向上させて、輸送時、施工時、地震時のパネル破損を抑制することができる。
【0052】
また、第2金物7は、木製の枠体2の縦枠23と中横枠25との交点に配置される。よって、枠体2のフレームの剛性を向上させるだけでなく、縦吊だけでなく水平吊ができることで、製造輸送時の荷扱い性能を向上させることができる。
【0053】
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0054】
例えば、上記に示す実施形態では、第1金物4のパネル厚方向の長さL1が、断熱材3のパネル厚方向の長さL2よりも短いが、本発明はこれに限られない。第1金物4の屋外側の端部41b,42bは、枠体2の屋外側の端部2bよりも屋内側にセットバックして配置されていれば、第1金物4のパネル厚方向の長さL1が断熱材3のパネル厚方向の長さL2よりも短くてもよい。
【0055】
また、上記に示す実施形態では、第1金物4の屋外側の端部41b,42bが、断熱材3の屋外側の端部3bよりも屋内側にセットバックして配置されているが、本発明はこれに限られない。第1金物4の屋外側の端部41b,42bが、断熱材3の屋外側の端部3bよりも屋外側に突出していてもよい。
【0056】
また、上記に示す実施形態では、外壁下地パネル1は第2金物7を備えているが、本発明はこれに限られない。外壁下地パネル1は第2金物7を備えていなくてもよい。
【符号の説明】
【0057】
1 外壁下地パネル
2 枠体
3 断熱材
4 第1金物
7 第2金物
51 面材
52 気密材
53 外壁
60 梁(躯体)
62 外壁固定金具(固定具)
100 外壁構造