(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031815
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】プレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造
(51)【国際特許分類】
E04B 5/02 20060101AFI20240229BHJP
E04B 1/58 20060101ALI20240229BHJP
【FI】
E04B5/02 C
E04B1/58 600E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023103379
(22)【出願日】2023-06-23
(31)【優先権主張番号】P 2022133140
(32)【優先日】2022-08-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】303046244
【氏名又は名称】旭化成ホームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100165179
【弁理士】
【氏名又は名称】田▲崎▼ 聡
(74)【代理人】
【識別番号】100189337
【弁理士】
【氏名又は名称】宮本 龍
(72)【発明者】
【氏名】山崎 靖典
【テーマコード(参考)】
2E125
【Fターム(参考)】
2E125AA03
2E125AA57
2E125AB12
2E125AC23
2E125AE02
2E125BB02
2E125BE08
2E125CA05
(57)【要約】
【課題】地震時に床版に発生する力を鉄骨梁へ有効に伝達するとともに、施工誤差に対応することができるプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を提供する。
【解決手段】プレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造100は、プレキャスト床版23と、プレキャスト床版23を支持する鉄骨梁22と、プレキャスト床版23に上下方向に貫通するように形成された孔の内側の空間部241と、空間部241に配置され、空間部241よりも小さいナット31と、空間部241とナット31との隙間に充填された接着剤33と、ナット31と連通するように、鉄骨梁22の上側フランジ221に形成されたフランジ側ボルト孔221aと、フランジ側ボルト孔221aに対して下側から挿通され、ナット31に締結される下側ボルト35と、を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレキャスト床版と、
前記プレキャスト床版を支持する鉄骨梁と、
前記プレキャスト床版に上下方向に貫通するように形成された孔の内側の空間部と、
前記空間部に配置され、前記空間部よりも小さいナットと、
前記空間部と前記ナットとの隙間に充填された接着剤と、
前記ナットと連通するように、前記鉄骨梁の上側フランジに形成されたフランジ側ボルト孔と、
前記フランジ側ボルト孔に対して下側から挿通され、前記ナットに締結される下側ボルトと、を備えるプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造。
【請求項2】
前記空間部には、複数の前記ナットが配置されている請求項1に記載のプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造。
【請求項3】
前記ナットに対して上側から挿通されて締結される上側ボルトと、
前記上側ボルトによって、前記上側フランジに固定される金物と、を備える請求項1または2に記載のプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造。
【請求項4】
前記金物は、前記プレキャスト床版の上側に配置され、
前記金物には、前記ナットと連通する金物側ボルト孔が形成され、
前記上側ボルトは、前記金物側ボルト孔に対して上側から挿通され、前記ナットに締結されている請求項3に記載のプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造。
【請求項5】
前記金物は、柱の下部に設けられる柱脚金物である請求項3に記載のプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、プレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、プレキャスト床版どうしをジベル筋及び無収縮モルタルを介して接合する方法が提案されている(下記の特許文献1参照)。
【0003】
一方、プレキャスト床版と鉄骨梁との接合方法として、以下の方法が知られている。プレキャスト床版に、予めボイドを設けておく。鉄骨梁の上側フランジに溶接されたスタッド(またはボルト)を内包するように床版を設置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、鉄骨梁は長尺であり施工誤差によって、設計図通りの位置に鉄骨梁が配置されず、スタッドやボルト等の接合材が鉄骨梁と干渉して、適切な位置に必ずしも施工できないという問題点がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、地震時に床版に発生する力を鉄骨梁へ有効に伝達するとともに、施工誤差に対応することができるプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造は、プレキャスト床版と、前記プレキャスト床版を支持する鉄骨梁と、前記プレキャスト床版に上下方向に貫通するように形成された孔の内側の空間部と、前記空間部に配置され、前記空間部よりも小さいナットと、前記空間部と前記ナットとの隙間に充填された接着剤と、前記ナットと連通するように、前記鉄骨梁の上側フランジに形成されたフランジ側ボルト孔と、前記フランジ側ボルト孔に対して下側から挿通され、前記ナットに締結される下側ボルトと、を備える。
【0008】
このように構成されたプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、プレキャスト床版に形成された空間部において、ナットとの隙間には、接着剤が充填されている。プレキャスト床版は、鉄骨梁の上側フランジに形成されたフランジ側ボルト孔に挿通された下側ボルトによって、ナットに締結されている。よって、接着剤によって、地震時にプレキャスト床版に発生する力を、鉄骨梁へ有効に伝達することができる。
また、プレキャスト床版に形成された孔の空間部は、下側ボルトが締結されるナットよりも大きい。よって、プレキャスト床版や鉄骨梁の位置がずれていたとしても、ナットが空間部で干渉することがなく、施工誤差に対応することができる。
【0009】
また、本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造は、前記空間部には、複数の前記ナットが配置されていてもよい。
【0010】
このように構成されたプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、プレキャスト床版に形成された孔の空間部がナットよりも大きいため、1つの孔の中でナットと下側ボルトとを複数箇所で干渉なく締結することができる。
【0011】
また、本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造は、前記ナットに対して上側から挿通されて締結される上側ボルトと、前記上側ボルトによって、前記上側フランジに固定される金物と、を備えていてもよい。
【0012】
このように構成されたプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、ナットに対して上側から挿通されて締結される上側ボルトによって、金物は、上側フランジに固定される。よって、精度良く金物を設置することができる。
【0013】
また、本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、前記金物は、前記プレキャスト床版の上側に配置され、前記金物には、前記ナットと連通する金物側ボルト孔が形成され、前記上側ボルトは、前記金物側ボルト孔に対して上側から挿通され、前記ナットに締結されていてもよい。
【0014】
このように構成されたプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、プレキャスト床版の上側に金物を配置して、上側ボルトを金物側ボルト孔に対して上側から挿通してナットに締結する。よって、プレキャスト床版の上側に配置された金物を、精度良く設置することができる。
【0015】
また、本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、前記金物は、柱の下部に設けられる柱脚金物であってもよい。
【0016】
このように構成されたプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造では、金物は、柱の下部に設けられる柱脚金物である。よって、柱脚金物を精度良く設置することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造によれば、地震時に床版に発生する力を鉄骨梁へ有効に伝達するとともに、施工誤差に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一実施形態に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を示す断面図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を示す斜視図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を示す斜視図であり、上側ボルトが締結される前の状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態に係るプレキャスト床版と鉄骨梁について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る建物の構造は、鉄骨造で構成された鉄骨造部1と、木造で構成された木造部2と、を有する建物の構造(平面混構造)である。鉄骨造部1と木造部2とは、水平方向に隣接しており、一体に設けられている。
【0020】
鉄骨造部1は、鉄骨柱11と、梁12と、スラブ(不図示)と、を有している。
【0021】
鉄骨柱11は、角形鋼管である。梁12は、水平方向に延びている。梁12は、鉄骨材である。本実施形態では、梁12は、H形鋼である。梁12は、鉄骨柱11にガセットプレート12aを介して接合されている。スラブは、梁12上に設置されている。スラブの構成は、デッキプレートの上側に現場打ちコンクリートを打設した構成や、プレキャスト床版等、適宜設定可能である。
【0022】
木造部2は、木造柱21と、鉄骨梁22と、プレキャスト床版23と、を有している。
【0023】
鉄骨梁22は、水平方向に延びている。鉄骨梁22は、H形鋼である。鉄骨梁22は、プレキャスト床版23を支持している。
【0024】
水平方向のうち鉄骨梁22の長手方向を、梁長さ方向(矢印Yで示す方向)と称する。水平方向のうち鉄骨梁22の梁長さ方向と直交する方向を、梁幅方向(矢印Xで示す方向)とする。
【0025】
鉄骨梁22は、上側フランジ221と、ウェブ222と、下側フランジ223と、を有している。上側フランジ221及び下側フランジ223は、板状に形成されている。上側フランジ221及び下側フランジ223の板面は、上下方向を向いている。ウェブ222は、板状に形成されている。ウェブ222の板面は、梁幅方向を向いている。
【0026】
プレキャスト床版23は、鉄骨梁22の上側フランジ221上に設置されている。プレキャスト床版23は、鉄骨造部1と隣り合って配置されている。プレキャスト床版23は、板状に形成されている。プレキャスト床版23は、アングル材24を介して、鉄骨造部1の梁12の上側フランジ14に接合されている。
【0027】
次に、鉄骨梁とプレキャスト床版との接合構造100について説明する。鉄骨梁とプレキャスト床版との接合構造100は、木造部2のプレキャスト床版23と、木造部2の鉄骨梁22と、空間部241と、ナット31と、接着剤33と、フランジ側ボルト孔221aと、下側ボルト35と、柱脚金物40と、上側ボルト37と、を備えている。
【0028】
図2は、プレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造100を示す斜視図であり、上側ボルトが締結される前の状態を示す。なお、
図2は、
図1の断面で示している部分とは異なる箇所の斜視図であり、木造柱21が隣り合って2本設置されている箇所を示している。
図2に示すように、空間部241は、プレキャスト床版23に形成されている。空間部241は、プレキャスト床版23を上下方向に貫通している。本実施形態では、空間部241は、梁幅方向に長い長孔の内側の空間である。空間部241は、プレキャスト床版23に複数箇所形成されている。
【0029】
ナット31は、プレキャスト床版23の空間部241内に配置されている。ナット31は、空間部241に梁幅方向に離間して2個配置されている。ナット31は、空間部241よりも小さい。空間部241の梁幅方向の長さは、2個のナット31を離間して並べた長さよりも長い。空間部241の梁長さ方向の長さは、ナット31の梁長さ方向の長さよりも長い。ナット31の外側には全方向に隙間が生じている。
【0030】
図1に示すように、ナット31の上端部31uは、プレキャスト床版23の上面23uと略同一平面上にある。ナット31の下端部31dは、プレキャスト床版23の下面23dと略同一平面上にある。
【0031】
接着剤33は、プレキャスト床版23の空間部241内において、ナット31の外側の隙間に充填されている。接着剤33によって、ナット31はプレキャスト床版23に接着されている。
【0032】
上側フランジ221には、上下方向に貫通するフランジ側ボルト孔221aが形成されている。フランジ側ボルト孔221aは、ナット31と連通するように形成されている。
【0033】
下側ボルト35は、上側フランジ221のフランジ側ボルト孔221aに対して下側から挿通され、ナット31に締結されている。
【0034】
図2に示すように、柱脚金物40は、柱脚挿入板部41と、下板部42と、を有する。下板部42は、板状に形成されている。下板部42の板面は、上下方向を向いている。下板部42の板面は、木造柱21の下端面よりも大きい矩形である。下板部42は、木造柱21の下端面の下側に重なっている。下板部42は、木造柱21の下端面よりも側方に突出している。柱脚挿入板部41は、下板部42の上面から上方に突出している。柱脚挿入板部41は、板状に形成されている。柱脚挿入板部41は、木造柱21の内部に挿入されて固定されるとともに、木造柱21よりも側方に突出している。
【0035】
下板部42における木造柱21の縁部よりも突出する部分には、上下方向に貫通するボルト孔421が形成されている。ボルト422は、下板部42に対して下側からボルト孔421に締結されている。ボルト422は、下板部42から下方に突出している。ボルト422の頭部は、プレキャスト床版23の上面23uに当接している。このようにして、柱脚金物40の下板部42は、プレキャスト床版23の上方に隙間をあけて配置されている。
【0036】
下板部42には、上下方向に貫通する金物側ボルト孔423が形成されている。金物側ボルト孔423は、ナット31と連通するように形成されている。
【0037】
図3は、プレキャスト床版と鉄骨梁との接合構造100を示す斜視図であり、上側ボルトが締結された状態を示す。
図3に示すように、上側ボルト37は、柱脚金物40の下板部42の金物側ボルト孔423(
図2参照)に挿通され、ナット31に締結されている。
図1に示すように、下板部42とプレキャスト床版23との間には、グラウト材44が充填されている。上側ボルト37によって、下板部42は、鉄骨梁22の上側フランジ221に固定されている。
【0038】
このように構成された鉄骨梁とプレキャスト床版との接合構造100では、プレキャスト床版23に形成された空間部241において、ナット31との隙間には、接着剤33が充填されている。プレキャスト床版23は、鉄骨梁22の上側フランジ221に形成されたフランジ側ボルト孔221aに挿通された下側ボルト35によって、ナット31に締結されている。よって、接着剤33によって、地震時にプレキャスト床版23に発生する力を、鉄骨梁22へ有効に伝達することができる。
【0039】
また、プレキャスト床版23に形成された長孔の空間部241は、下側ボルト35が締結されるナット31よりも大きい。よって、プレキャスト床版241や鉄骨梁22の位置がずれていたとしても、ナット31が空間部241で干渉することがなく、施工誤差に対応することができる。
【0040】
また、プレキャスト床版23に形成された長孔の空間部241がナット31よりも大きいため、1つの孔の中でナット31と下側ボルト35とを2箇所で干渉なく締結することができる。
【0041】
また、ナット31に対して上側から挿通されて締結される上側ボルト37によって、柱脚金物40は、上側フランジ221に固定される。よって、精度良く柱脚金物40を設置することができる。
【0042】
また、プレキャスト床版23の上側に柱脚金物40を配置して、上側ボルト37を金物側ボルト孔423に対して上側から挿通してナット31に締結する。よって、プレキャスト床版23の上側に配置された柱脚金物40を、精度良く設置することができる。
【0043】
また、柱脚金物40は、木造柱21の下部に設けられた金物である。よって、柱脚金物40を介して木造柱21を精度良く設置することができる。
【0044】
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0045】
例えば、上記に示す実施形態では、木造で構成された木造部2に設置される鉄骨梁22とプレキャスト床版23との接合構造を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限られない。鉄骨造や鉄骨鉄筋コンクリート造に設置される鉄骨梁とプレキャスト床版との接合構造にも適用することができる。
【0046】
また、上記に示す実施形態では、ナット31の上側には上側ボルト37が締結され、ナット31の下側には下側ボルト35が締結されているが、本発明はこれに限られない。柱脚金物40を設置しない箇所では、ナット31の下側に下側ボルト35が締結されていて、上側ボルト37が締結されていない構成であってもよい。また、柱脚金物40を設置しない箇所では、下側ボルト35が締結されており、ナット31を設けない構成であってもよい。
【0047】
また、上記に示す実施形態では、金物として柱脚金物を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。外壁を固定するための金物を支持する金物や、間仕切パネルを設置するための金物であってもよい。
【0048】
また、上記に示す実施形態では、プレキャスト床版23に形成された空間部241にはナット31が2個配置されているが、本発明はこれに限られない。空間部241の内部に配置されるナット31は、1個でも3個以上であってもよい。
【0049】
また、上記に示す実施形態では、柱脚金物40の下板部42はプレキャスト床版23の上方に隙間をあけて配置されているが、本発明はこれに限られない。柱脚金物40の下板部42がプレキャスト床版23の上面23uに当接配置されていてもよい。
【0050】
また、上記に示す実施形態では、プレキャスト床版23はアングル材24を介し梁12に固定されているが、本発明はこれにかぎられない。プレキャスト床版23の躯体への固定方法は、適宜設定可能である。
【0051】
また、上記に示す実施形態では、ナット31の上端部31uはプレキャスト床版23の上面23uと略同一平面上にあり、ナット31の下端部31dはプレキャスト床版23の下面23dと略同一平面上にあるが、本発明はこれに限られない。ナット31の上端部31uはプレキャスト床版23の上面23uよりも下方または上方に配置されていてもよく、ナット31の下端部31dはプレキャスト床版23の下面23dよりも上方または下方に配置されていてもよい。
【符号の説明】
【0052】
1 鉄骨造部
2 木造部
22 鉄骨梁
23 プレキャスト床版
31 ナット
33 接着剤
35 下側ボルト
37 上側ボルト
40 柱脚金物
100 鉄骨梁とプレキャスト床版との接合構造
221 上側フランジ
221a フランジ側ボルト孔
241 空間部
423 金物側ボルト孔