(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031900
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】釣魚軌跡生成方法、モバイル端末および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240229BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023134887
(22)【出願日】2023-08-22
(31)【優先権主張番号】202211011346.2
(32)【優先日】2022-08-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】523167057
【氏名又は名称】広東高馳運動科技股フン有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100176072
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 功
(72)【発明者】
【氏名】牛浩田
(72)【発明者】
【氏名】湯イク
(72)【発明者】
【氏名】劉競光
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】 (修正有)
【課題】釣魚軌跡を自動生成し、ユーザが釣魚軌跡に基づいて振り返りを行うことを補助し、ユーザの釣魚スキルの向上を補助する釣魚軌跡生成方法、モバイル端末およびコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、ユーザの第1位置位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することと、第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することと、第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成することと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モバイル端末に用いられる釣り軌跡生成方法であって、
ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することと、
前記第1位置および前記第2位置に基づき、前記少なくとも1つの釣り領域の中から前記ユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することと、
前記第1位置および前記ターゲット釣り領域の第3位置に基づき、前記釣り軌跡を生成することと、を含む、
ことを特徴とする釣り軌跡生成方法。
【請求項2】
前記した、前記第1位置および前記第2位置に基づき、前記少なくとも1つの釣り領域の中から前記ユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することは、
前記第2位置が前記第1位置にマッチングするか否かを決定することと、
前記第2位置が前記第1位置にマッチングする場合、前記第1位置にマッチングする第2位置に対応する釣り領域を前記ターゲット釣り領域として決定することと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2位置が前記第1位置にマッチングする場合、前記第1位置にマッチングする第2位置を前記第3位置として決定することを更に含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記した、前記第2位置が前記第1位置にマッチングするか否かを決定することは、
前記第1位置および前記第2位置に基づき、前記第2位置と前記第1位置とが重なるか否かを決定することと、
前記第2位置と前記第1位置とが重なる場合、前記第2位置が前記第1位置にマッチングすると決定することと、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記第1位置および前記第2位置に基づき、前記第2位置と前記第1位置との間の距離を決定することを更に含み、
前記した、前記第2位置と前記第1位置とが重なるか否かを決定することは、
前記距離が前記距離閾値よりも小さいかまたは等しい場合、前記第2位置と前記第1位置とが重なると決定することを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記モバイル端末は表示装置を更に備え、
前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することを更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記釣り軌跡は、前記第1位置からなる運動軌跡および前記第3位置を含み、
前記した、前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することは、表示インタフェースに第1標識で前記運動軌跡を表示し、第2標識で前記第3位置を表示するように前記表示装置を制御することを含み、
前記第1標識と前記第2標識とは異なる、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
地図データを取得することと、
前記表示インタフェースに前記地図データを表示するように前記表示装置を制御することと、を更に含み、
前記した、前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することは、
前記地図データの上位層に前記釣り軌跡を重畳して表示するように前記表示装置を制御することを含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することと、
前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したことが検出されると、第3標識を採用して前記釣りイベントの情報を表示するように前記表示装置を制御することと、を更に含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記釣りイベントの情報は、
釣り開始時間、釣り持続時間、釣り終了時間、および釣り位置の少なくとも1項を含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記した、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
前記ユーザが前記ターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したか否かを検出することと、
前記ユーザが前記ターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したことが検出された場合、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記した、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
前記ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの変位を取得することと、
前記予め設定された時間長において前記ユーザの変位が予め設定された変位閾値よりも小さいかまたは等しいと、前記ターゲット釣り領域で前記釣りイベントが発生したと決定することと、を含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記した、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
前記ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの活動範囲を取得することと、
前記予め設定された時間長において前記ユーザの活動範囲が予め設定された活動範囲よりも小さいと、前記ターゲット釣り領域で前記釣りイベントが発生したと決定することと、を含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項14】
モバイル端末であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記モバイル端末が請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実行するように、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行される、
ことを特徴とするモバイル端末。
【請求項15】
請求項1~13のいずれか1項に記載の方法を実現するためのコンピュータ命令が記憶されている、
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、コンピュータ応用の技術分野に関し、特に、釣魚軌跡生成方法、モバイル端末および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
レジャー釣魚および競技釣魚は、スポーツの1つとしてますます人気が高まっている。釣魚活動において、釣魚能力を向上させるために、釣り人は、釣魚行程および行程における各位置の釣りデータを記録して釣魚軌跡を形成する必要がある。釣魚行程および釣魚軌跡を分析して統括することで、釣魚経験および教訓を取得して個人の釣魚スキルを向上させることができ、データ化分析の方式で科学的に向上させることで、単純に個人の主観的な印象に頼って誤った経験が蓄積され続け、釣り人の釣魚スキルの進歩に不利になることを回避する。
【0003】
現在、上記の釣魚軌跡は、一般的に、釣り人の手動記入に依存しおり、釣り軌跡は自動的に生成できず、記入操作は、釣り人の釣り体験に極めて大きく影響を及ぼしており、その一方で、手動記入には記入漏れがあるため、生成された釣魚軌跡は往々にして十分に精確ではなく、後続の統括分析で、釣り人の実際の状態を正確に反映できず、釣り人の釣魚能力の向上を補助するという効果を確実に達成することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、釣魚軌跡の自動化生成を実現するための、釣り人の釣魚行程を正確にマーキングし、釣りデータの信頼性を高め、ユーザの釣魚スキルの向上を補助することができる釣魚軌跡生成方法、電子機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の一態様によれば、
ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することと、
前記第1位置および前記第2位置に基づき、前記少なくとも1つの釣り領域の中から前記ユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することと、
前記第1位置および前記ターゲット釣り領域の第3位置に基づき、前記釣り軌跡を生成することと、を含む、
釣魚軌跡生成方法を提供する。
【0006】
本願の別の態様によれば、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信接続されたメモリと、を備え、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記少なくとも1つのプロセッサが本願のいずれかの実施例に記載の釣魚軌跡生成方法を実行可能であるように、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行される、
モバイル端末を提供する。
【0007】
本願の別の態様によれば、プロセッサが実行すると、本願のいずれかの実施例に記載の釣魚軌跡生成方法を実現するためのコンピュータ命令が記憶されている、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本願の実施例の技術案は、ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することで、第1位置および第2位置に基づき、釣り領域におけるユーザが所在するターゲット釣り領域を決定し、第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成する。本願の実施例は、ユーザの第1位置およびターゲット釣り領域における第2位置により釣り軌跡を生成することで、釣魚軌跡の自動化生成を実現し、ユーザが釣魚軌跡に基づいて振り返りを行うことを補助可能であり、ユーザの釣魚スキルの向上に寄与する。
【0009】
本部分で説明されている内容は、本願の実施例の核心的または重要な特徴を特定することを意図するものではなく、本願の範囲を制限することに用いられるものでもないことを理解すべきである。本願の他の特徴は、以下の明細書により理解しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本願の実施例における技術態様をより明確に説明するために、以下、実施例の説明で使用する必要がある図面について簡単に紹介するが、以下で説明される図面は本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的労働を払わない前提で、これらの図面に応じて他の図面を更に得ることができることは明らかである。
【0011】
【
図1】本願の実施例に係る釣魚軌跡生成方法のフローチャートである。
【
図2】本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートである。
【
図3】本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートである。
【
図4】本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートである。
【
図5】本願の実施例に係る釣魚軌跡の例示図である。
【
図6】本願の実施例に係るモバイル端末の例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
当業者に本願の態様をよりよく理解させるために、以下、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術態様を明確で完全に説明するが、説明される実施例は本願の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わない前提で得られる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属すべきである。
【0013】
なお、本願の明細書および特許請求の範囲、並びに上記図面における用語「第1」、「第2」などは、特定の順序または前後順序を説明するために使用される必要はなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、適切な場合に置換え可能であり、これにより、ここで説明される本願の実施例が、ここで図示または説明されるもの以外の順序で実施できることを理解すべきである。また、用語「含む」および「有する」並びにこれらの如何なる変形も、排他的ではない包含をカバーすることを意図とし、例えば、一連のステップまたはユニットの過程、方法、システム、製品または機器を含み、必ずしも明確に挙げられたそれらのステップまたはユニットに限定されず、明確に挙げられていないまたはこれらの過程、方法、製品または機器にとって固有である他のステップまたはユニットを含んでもよい。
【0014】
図1は、本願の実施例に係る釣魚軌跡生成方法のフローチャートであり、本実施例は、釣魚軌跡の自動化生成の場合に適用でき、該方法は、釣魚軌跡生成装置により実行可能であり、該釣魚軌跡生成装置は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの形式で実現可能であり、該装置は、モバイル端末またはスマートウェアラブル機器に配置可能である。
図1に示すように、該方法は、以下を含む。
【0015】
ステップ110において、ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得する。
【0016】
ここで、第1位置は、ユーザが所在する位置であってもよく、第1位置は、ユーザが使用するモバイル端末またはスマートウェアラブル機器の測位装置により決定可能であり、第1位置は、地名または経緯度の座標であってもよく、第2位置は、釣り領域が所在する位置であってもよく、第2位置は、ローカルまたはリモートサーバに記憶されてもよい。
【0017】
本願の実施例において、ユーザが所在する位置を採取し、該位置を第1位置とすることができる。
【0018】
1つの例示的な実施形態において、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)を用いてユーザの第1位置を決定してもよいし、通信基地局測位の方式を用いてユーザの第1位置を決定してもよい。該第1位置は、定時または異なる定時の方式で採取されてもよく、取得される第1位置の数は、1つまたは複数であってもよいことが理解できる。
【0019】
本実施例において、少なくとも1つの釣り領域が所在する位置を第2位置として採取することができる。
【0020】
1つの例示的な実施形態において、ローカルに記憶された少なくとも1つの釣り領域の第2位置を呼び出してもよいし、インターネットを介してリモートサーバに記憶された少なくとも1つの釣り領域の第2位置をリモートサーバからダウンロードしてもよい。該第2位置は、リアルタイムに採取されるかまたは予め採取されてもよく、取得される第2位置の数は、1つまたは複数であってもよいことが理解できる。
【0021】
ステップ120において、第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定する。
【0022】
ここで、ターゲット釣り領域は、ユーザの第1位置および釣り領域の第2位置の選択で得られるものであってもよい。ターゲット釣り領域は、少なくとも1つの釣り領域のうちの1つであってもよいことが理解できる。
【0023】
具体的には、取得された第1位置の中からユーザのターゲット釣り領域を決定することができ、該ターゲット釣り領域は、ユーザが所在する釣り領域であってもよく、ターゲット釣り領域に対応する第2位置を第3位置と記すことができる。
【0024】
ステップ130において、第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成する。
【0025】
本願の実施例において、採取された第1位置および第3位置に基づいて接続して釣り軌跡を生成することができる。1つの実施例において、第1位置および第3位置を位置情報に従って順次接続して釣り軌跡とし、ここで、釣り軌跡における第1位置および第3位置は、異なる標識方式を採用することができる。
【0026】
本願の実施例において、ユーザの第1位置を取得することで、第1位置に基づいてターゲット釣り領域の第3位置を決定し、第1位置および第3位置に基づいて釣り軌跡を生成する。本願の実施例は、ユーザの第1位置およびターゲット釣り領域における第3位置により釣り軌跡を生成することで、釣魚軌跡の自動化生成を実現し、ユーザが釣魚軌跡に基づいて振り返りを行うことを補助可能であり、ユーザの釣魚スキルの向上に寄与する。
【0027】
いくつかの実施例において、本願の実施例に係る方法は、ユーザの操作命令を検出することを更に含み、対応して、ユーザの第1位置を取得することは、
ユーザの操作命令に応じ、第1位置を取得するようにモバイル端末を制御することを含む。
【0028】
ここで、操作命令は、ユーザのモバイル端末を操作するための命令であってもよく、例えば、操作命令は、スワイプ操作、クリック操作、タッチ操作、ジェスチャー操作等を含んでもよく、操作命令は、モバイル端末により受信されてもよく、受信の方式は、センサによる受信、タッチパネルによる受信等を含むが、これらに限定されない。
【0029】
本願の実施例において、ユーザは、モバイル端末に操作命令を送信することで、モバイル端末に対する制御を実現することができ、モバイル端末は、操作命令を取得した後、ユーザの第1位置を決定することができる。例えば、モバイル端末は、操作命令を取得すると、通信基地局測位の方式でユーザの第1位置を決定することができ、または、モバイル端末は、操作命令を受信した後、測位装置によりユーザの第1位置を決定することができる。
【0030】
他のいくつかの実施例において、モバイル端末は測位装置を備え、前記ユーザの操作命令に応じ、前記第1位置を取得するように前記モバイル端末を制御することは、
ユーザの操作命令に応じ、モバイル端末の第4位置を採取するように測位装置を制御することと、第4位置を前記第1位置として決定することとを含む。
【0031】
ここで、測位装置は、モバイル端末の空間内における所在位置を採取するソフトウェア、ハードウェア装置であってもよく、測位装置は、通信基地局測位装置、全地球測位システム、北斗衛星測位システム、ガリレオ衛星航法システムのうちの1種類または複数種類を含んでもよい。
【0032】
本願の実施例において、モバイル端末内には測位装置が設けられており、該測位装置は、モバイル端末が空間内において所在する位置を採取することができる。ユーザは、操作命令によりモバイル端末を制御することができ、モバイル端末は、操作命令を受信した後、モバイル端末の空間における所在位置の第4位置を採取するようにモバイル端末に設けられた測位装置を制御することができ、該第4位置を第1位置とすることができ、つまり、ユーザにより使用されたモバイル端末が所在する第4位置をユーザの第1位置とすることができる。
【0033】
図2は、本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートであり、本願の実施例は、上記の出願の実施例を踏まえて具体化されたものであり、
図2を参照し、本願の実施例に係る方法は、具体的に、以下のようなステップを含む。
【0034】
ステップ210において、ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得する。
【0035】
ここで、第2位置は、釣りを行うための領域であってもよい。
【0036】
本願の実施例において、1つまたは複数の釣り領域を取得することができ、釣り領域を第2位置とすることができる。1つの実施例において、第2位置は、ユーザがニーズに応じて設定することで生成可能である。別の実施例において、第2位置は、モバイル端末がユーザの好みに基づいて推薦することで生成可能である。
【0037】
ステップ220において、第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定する。
【0038】
ここで、マッチングは、第1位置と第2位置とが同じまたは互いに近隣する位置であり、例えば、第2位置と第1位置とが地理的に同一地点にあり、または、例えば、第2位置と第1位置との間の距離が1つの閾値よりも小さいことを含んでもよい。
【0039】
具体的には、取得された第2位置を第1位置とマッチングすることができ、該マッチング過程は、第2位置および第1位置の空間位置座標を比較し、または第2位置および第1位置の地理名称を比較することを含んでもよい。
【0040】
ステップ230において、第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置に対応する釣り領域をターゲット釣り領域として決定する。
【0041】
いくつかの実施例において、前記第2位置が前記第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置を第3位置として決定することを更に含む。
【0042】
本願の実施例において、第1位置にマッチングする第2位置を第3位置とすることができ、つまり、第1位置にマッチングする第2位置に対応する釣り領域をターゲット釣り領域とすることができる。
【0043】
ステップ240において、第1位置および第3位置に基づき、釣り軌跡を生成する。
【0044】
1つの例示的な実施形態において、第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置を第3位置として決定する。
【0045】
本発明の実施例において、第2位置が第1位置にマッチングする場合、該第2位置を第3位置として決定することができる。
【0046】
1つの例示的な実施形態において、第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定することは、
第1位置および第2位置に基づき、第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することと、第2位置と第1位置とが重なる場合、第2位置が第1位置にマッチングすると決定することとを含む。
【0047】
本願の実施例において、第4位置が第1位置にマッチングするか否かを決定する方式は、第2位置が第1位置と重なるか否かを決定するという方式により決定可能である。例えば、第2位置の位置座標と第1位置の位置座標とが重なる場合、第2位置は第1位置にマッチングする。
【0048】
別の例示的な実施形態において、本願の実施例に係る方法は、第1位置および第2位置に基づき、第2位置と前記第1位置との間の距離を決定することを更に含み、対応して、第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することは、
距離が距離閾値よりも小さいかまたは等しい場合、第2位置と前記第1位置とが重なると決定することを含む。
【0049】
ここで、距離閾値は、第2位置と第1位置とが重なることを判断する最大距離値であってもよく、距離閾値は予め設定されてもよく、最小距離閾値の取り値は、具体的に、1メートル、2メートル、3メートル等を含んでもよい。
【0050】
具体的には、第2位置を取得した後、第2位置と第1位置との間の距離を決定することができ、第2位置および第1位置は、それぞれ複数であってもよく、各第2位置と各第1位置との間の距離をそれぞれ決定することができる。決定した各距離と予め設定された距離閾値とを比較することができ、距離が距離閾値よりも小さいかまたは等しい場合が存在すると、該距離を生成させる第1位置と第2位置とが重なると決定可能である。
【0051】
図3は、本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートであり、本願の実施例は、上記の出願の実施例を踏まえて具体化されたものであり、
図3を参照し、本願の実施例に係る方法は、具体的に、以下のようなステップを含む。
【0052】
ステップ310において、ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得する。
【0053】
ステップ320において、第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定する。
【0054】
ステップ330において、第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成する。
【0055】
ステップ340において、釣り軌跡を表示するように表示装置を制御する。
【0056】
ここで、表示装置は、情報を表示するソフトウェア装置および/またはハードウェア装置に使用可能であり、表示装置は、ソフトウェアの表示インタフェースおよびハードウェアの表示スクリーンを含んでもよく、表示装置は、モバイル端末に取付可能である。
【0057】
本願の実施例において、釣り軌跡を生成した後、更に、モバイル端末の表示スクリーンに該釣り軌跡を表示することができる。
【0058】
1つの例示的な実施形態において、表示装置は、ユーザの第1位置に従って地図を選択して表示することができ、釣り軌跡を前述した地図に重畳して表示することができる。
【0059】
別の例示的な実施形態において、モバイル端末には、釣り軌跡の表示に関連する設定ファイルが予め記憶されてもよく、該設定ファイル内に、釣り軌跡の表示様式および表示位置が含まれてもよく、釣り軌跡を表示するように表示装置を制御する時、予め記憶された設定ファイルを読み取り、釣り軌跡を表示様式に従って表示装置における表示位置に対応する領域に表示することができる。
【0060】
1つの実施例において、釣り軌跡は、第1位置からなる運動軌跡および第3位置を含む。対応して、釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することは、表示インタフェースに第1標識で運動軌跡を表示し、第2標識で第3位置を表示するように表示装置を制御することを含み、ここで、第1標識と第2標識とは異なる。
【0061】
ここで、運動軌跡は、ユーザの移動軌跡を標識する情報であってもよく、運動軌跡は、第1位置の接続で生成されてもよく、運動軌跡が少なくとも2つの第1位置で決定可能であることが理解できる。第1標識は、運動軌跡の表示装置内での表示様式であってもよく、第2標識は、表示装置内に第2位置が表示される表示様式であってもよく、第1標識および第2標識は、異なる表示形状および表示色を含んでもよい。例えば、いくつかの実施例において、第1標識は線条であってもよく、第2標識は、ユーザにより設定されたカートゥーン調アイコンであってもよく、他のいくつかの実施例において、第1標識は破線であってもよく、第2標識は動的画像であってもよい。表示装置で運動軌跡および第3位置を区別し、軌跡における運動軌跡の第1標識と第2位置の第2標識とが異なることを可能にするために、例えば、第1標識は第2標識と同じ形状を有してもよいが、表示色が異なることが理解できる。または、第1標識は第2標識と異なる形状を有してもよい。
【0062】
本願の実施例において、モバイル端末は、表示インタフェースに釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することができ、ここで、釣り軌跡において第1標識で運動軌跡を表示し、第2標識で第2位置を表示し、ここで、表示インタフェースは、ソフトウェアの表示ページであってもよく、表示ページは、表示装置のハードウェア施設に基づいて表示される可視化情報であってもよく、表示インタフェースの表示様式は、モバイル端末により設定ファイルに基づいて生成可能である。
【0063】
別の例示的な実施形態において、本願の実施例に係る方法は、地図データを取得することと、前記表示インタフェースに前記地図データを表示するように前記表示装置を制御することとを更に含む。対応して、前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することは、地図データの上位層に釣り軌跡を重畳して表示するように表示装置を制御することを含む。
【0064】
ここで、地図データは、表示装置内に地図を表示するためのデータであってもよく、地図データは、モバイル端末に予め記憶されるか、または、モバイル端末と通信接続が存在するサーバに記憶されてもよい。
【0065】
本願の実施例において、モバイル端末のローカルまたはリモートサーバに記憶された地図データを取得することができ、表示装置は該地図データを表示することができ、更に、釣り軌跡を表示する時、釣り軌跡を地図データの上位層に重畳して表示することができ、該重畳は、釣り軌跡と地図データとを地理座標に従って対応させることを含んでもよい。
【0066】
図4は、本願の実施例に係る別の釣魚軌跡生成方法のフローチャートであり、本願の実施例は、上記の出願の実施例を踏まえて具体化されたものであり、
図4を参照し、本願の実施例に係る方法は、具体的に、以下のようなステップを含む。
【0067】
ステップ410において、ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得する。
【0068】
ステップ420において、第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定する。
【0069】
ステップ430において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出する。
【0070】
ここで、釣りイベントは、ユーザがターゲット釣り領域で釣りを行うことを表すものであってよく、釣りイベントは、データの形式でモバイル端末内に記憶されてもよい。
【0071】
本願の実施例において、ターゲット釣り領域内で釣り検出を行うことで、ユーザがターゲット釣り領域内で釣りをして、釣りイベントを発生させるか否かを判断することができる。
【0072】
ステップ440において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したことが検出されると、第3標識を採用して釣りイベントの情報を表示するように表示装置を制御する。
【0073】
ここで、第3標識は、表示装置で釣りイベントを表示する表示様式であってもよく、第3標識は、具体的に静的図形または動画を含んでもよい。
【0074】
具体的には、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したことが検出されると、該釣りイベントの情報を第3標識の形式で表示することができ、重畳後の内容を表示装置に表示することができる。釣りイベントの情報と第3標識との重畳は、釣りイベントの情報および第3標識を表示装置の同じ位置に表示し、または、釣りイベントの情報と第3標識との間の1つの対応関係を代表する図形、例えばバブルチャートの表示を、表示装置で生成することとを含んでもよいことが理解できる。
【0075】
ステップ450において、第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成する。
【0076】
1つの例示的な実施形態において、釣りイベントの情報は、釣り開始時間、釣り持続時間、釣り終了時間、および釣り位置の少なくとも1項を含む。
【0077】
本願の実施例において、釣りイベントの釣り開始時間、釣り持続時間、釣り終了時間、および釣り位置のうちの少なくとも1種類の情報と第3標識とを重畳してから表示装置に表示することができる。
【0078】
いくつかの実施例において、ユーザは、第3標識に対応する釣り領域で、ニーズに応じてユーザインタフェースを介して他の情報を手動で記録してもよく、記録方式は手動入力を含んでもよく、例えば、ユーザは、摘みまたは表示装置により、キャスティング回数、魚が釣れる数を入力してもよいし、表示装置の地図における縮尺情報に基づき、魚が釣れる領域および魚が釣れる領域の水下の地形等を前記地図にラベリングしてもよい。
【0079】
1つの実施例において、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したか否かを検出することと、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したことが検出された場合、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0080】
本願の実施例において、予め設定された時間長は、ユーザが釣りを行うことを検出する時間長の臨界値であってもよく、モバイル端末は、ユーザのターゲット釣り領域での変位を検出し、時間長を統計することができ、予め設定された時間長において、ユーザの変位が、滞在の発生を判定するために予め設定された変位閾値よりも小さいかまたは等しいことが検出されると、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生し、つまり、ユーザがターゲット釣り領域で釣魚を行ったと決定可能である。
【0081】
1つの実施例において、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの変位を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの変位が予め設定された変位閾値よりも小さいかまたは等しいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0082】
ここで、変位閾値は、ユーザがターゲット釣り領域で滞在したことを判断するための最大変位値であってもよい。
【0083】
具体的には、予め設定された時間長において、ユーザの変位が変位閾値よりも小さいと、ユーザが滞在状態にあると決定可能であり、この場合、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと認定可能である。
【0084】
別の例示的な実施形態において、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
前記ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの活動範囲を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの活動範囲が予め設定された活動範囲よりも小さいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0085】
ここで、予め設定された活動範囲は、ユーザがターゲット釣り領域で滞在したことを判断する最大活動範囲であってもよく、ユーザの活動範囲が該予め設定された活動範囲を超えた場合、ユーザがターゲット釣り領域で滞在していないと判断し、ユーザの活動範囲が該予め設定された活動範囲を超えていない場合、ユーザがターゲット釣り領域で滞在していると判断する。
【0086】
具体的には、予め設定された時間長において、ユーザの活動範囲が予め設定された活動範囲よりも小さければ、ユーザがターゲット釣り領域で滞在したと決定し、これにより、釣りイベントが発生したと認定可能である。
【0087】
別の実施例において、本願の実施例は、釣魚軌跡生成方法を提供し、該釣魚軌跡生成方法は、スマートウェアラブル機器、例えばスマートウォッチに応用可能である。ユーザは、スマートウォッチにより釣魚モードへの進入を選択し、釣魚モードに進入した後、ターゲット釣り水域を選択することができ、該ターゲット釣り水域は、具体的な釣り場、海洋、湖、河流または渓流を含んでもよい。ターゲット釣り水域を選択した後、スマートウォッチの現在位置をリアルタイムに取得するために、スマートウォッチは、全地球測位をオンにする。現在位置がターゲット釣り水域内に位置する場合、スマートウォッチはユーザにリマインドをプッシュし、該リマインドの方式は、振動、図形、文字、オーディオまたはビデオ等を含んでもよい。ユーザがターゲット釣り領域に到達した後、スマートウォッチは、測位装置によりユーザの現在位置をリアルタイムに取得して、ユーザの軌跡情報を記録し、該軌跡情報は、現在位置における地図により体現可能であり、即ち、釣魚モードをオンにした後、スマートウォッチのプロセッサは、地図情報をスマートウォッチの表示装置にプッシュし、測位装置、例えば、GPSのサンプリング頻度は、1秒ごとに20回サンプリングし、これらの20回の地理位置を取得して地図に対応して表示し、上記20個の点を線に結ぶことで、軌跡を形成する。
【0088】
全釣り過程において、ユーザの状態は、2種類に分けられてもよく、1種類が釣り状態で、もう1種類が移動状態であり、
1つの態様において、プロセッサによりスマートウォッチの現在位置の変化が位置変化閾値よりも小さいかまたは等しいことが検出されると、クロックモジュールは第1タイムスタンプを記録し、計時を開始し、累積時間長が時間閾値よりも大きいかまたは等しいと、ユーザが釣り状態にあると認定し、且つ、現在の釣り状態にある位置を軌跡に結び、この軌跡を釣り領域としてマーキングし、ここで、位置変化閾値は、3メートル、2メートル、1メートル等であってもよく、時間閾値は、20秒、30秒、1分、3分、5分等であってもよく、
また、異なる釣り領域のマーキング方式は異なってもよく、例えば、異なる形状により異なる釣り領域をマーキングしてもよいし、異なる色により異なる釣り領域をマーキングしてもよい。
【0089】
測位装置の測位信号のドリフトによる誤判定を防止するために、プロセッサは、最大位置変化閾値を設定することができ、現在サンプリングした位置情報と前の1つのサンプリングした位置情報との位置変化が前記最大位置変化閾値よりも大きいと、プロセッサは、この時のものを測位信号のドリフトとして判断し、現在サンプリングした位置情報を削除する。
【0090】
一方、ユーザは、釣り領域でニーズに応じてユーザインタフェースを介して他の情報を手動で記録してもよく、記録方式は手動入力を含んでもよく、ユーザインタフェースは摘みおよび表示装置を含み、例えば、ユーザは、摘みまたは表示装置により、キャスティング回数、魚が釣れる数を入力してもよいし、表示装置の地図における縮尺情報に基づき、地図に魚が釣れる領域および魚が釣れる領域の水下の地形等をラベリングしてもよく、
プロセッサによりスマートウォッチの現在位置の変化が位置変化閾値よりも大きいことが検出されるか、または、プロセッサによりスマートウォッチの現在位置の変化が位置変化閾値よりも小さいかまたは等しいが、累積時間長が時間閾値よりも小さいことが検出されると、ユーザが移動状態にあると認定し、且つ、釣り領域と異なる方式で移動状態をマーキングする。異なる方式は、異なる線条により異なる状態をマーキングし、例えば、破線により移動状態をマーキングし、実線により釣り状態をマーキングすることを含んでもよい。
【0091】
ユーザが移動状態にある場合、測位装置は、同様に現在の位置情報をリアルタイムに取得し、現在の位置情報を表示装置の地図にマッピングして軌跡に結び、
図5を参照し、釣魚軌跡は、非釣り領域01、02、03、04、05、06、07を含み、プロセッサにより前記釣りイベントの発生が検出されると、現在位置を前記釣り領域として認定し、前記釣魚軌跡に上記釣り領域10、20、30、40、50、60等を自動的にラベリングする。ユーザは、ユーザインタフェースを介して釣り水域を手動で入力することができ、
図5における101~601を参照し、同時に、ユーザは更に、水底構造点、例えば、101および501を手動で入力することでマーキングすることができ、前記水底構造点は水底の山および石を含む。
【0092】
測位装置により取得された測位情報が釣り水域にないか、またはユーザが釣魚モードを手動でオフにすると、釣魚情報の記録を停止する。
【0093】
図6は、本願の実施例に係るモバイル端末の例示図である。該モバイル端末は、プロセッサ10、メモリ11、入力装置12および出力装置13を備え、モバイル端末におけるプロセッサ10の数は、1つまたは複数であってもよく、
図6において、1つのプロセッサ10を例にとっており、モバイル端末におけるプロセッサ10、メモリ11、入力装置12および出力装置13は、バスまたは他の方式で接続可能であり、
図6において、バスで接続することを例にとっている。
【0094】
メモリ11は、コンピュータ可読記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能なプログラム、およびモジュール、例えば、本願の実施例における釣魚軌跡生成方法に対応するモジュールを記憶するために使用可能である。プロセッサ10は、メモリ11に記憶されたソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを作動させることで、モバイル端末の様々な機能応用およびデータ処理を実行し、即ち、上記方法を実現し、ここで、該方法は、
ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することと、
第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することと、
第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成することと、を含む。
【0095】
いくつかの実施例において、方法は、
ユーザの操作命令を検出することを更に含み、
前記した、ユーザの第1位置を取得することは、
前記ユーザの操作命令に応じ、前記第1位置を取得するように前記モバイル端末を制御することを含む。
【0096】
他のいくつかの実施例において、モバイル端末は測位装置を備え、
前記した、前記ユーザの操作命令に応じ、前記第1位置を取得するように前記モバイル端末を制御することは、
前記ユーザの操作命令に応じ、前記モバイル端末の第4位置を採取するように前記測位装置を制御することと、
前記第4位置を前記第1位置として決定することと、を含む。
【0097】
他のいくつかの実施例において、前記第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することは、
第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定することと、
第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置に対応する釣り領域をターゲット釣り領域として決定することと、を含む。
【0098】
いくつかの実施例において、第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置を第3位置として決定することを更に含む。
【0099】
いくつかの実施例において、第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定することは、
第1位置および第2位置に基づき、第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することと、
第2位置と第1位置とが重なる場合、第2位置が第1位置にマッチングすると決定することと、を含む。
【0100】
いくつかの実施例において、方法は、第1位置および第2位置に基づき、第2位置と第1位置との間の距離を決定することを更に含み、
第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することは、
距離が距離閾値よりも小さいかまたは等しい場合、第2位置と第1位置とが重なると決定することを含む。
【0101】
いくつかの実施例において、モバイル端末は表示装置を更に備え、前記方法は、
釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することを更に含む。
【0102】
いくつかの実施例において、釣り軌跡は、前記第1位置からなる運動軌跡および前記第3位置を含み、
前記した、前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することは、表示インタフェースに第1標識で前記運動軌跡を表示し、第2標識で前記第3位置を表示するように前記表示装置を制御することを含み、
ここで、前記第1標識と前記第2標識とは異なる。
【0103】
いくつかの実施例において、方法は、
地図データを取得することと、
表示インタフェースに地図データを表示するように表示装置を制御することと、を更に含み、
釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することは、
地図データの上位層に釣り軌跡を重畳して表示するように表示装置を制御することを含む。
【0104】
いくつかの実施例において、方法は、
ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することと、
ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したことが検出されると、第3標識を採用して釣りイベントの情報を表示するように表示装置を制御することと、を更に含む。
【0105】
いくつかの実施例において、釣りイベントの情報は、
釣り開始時間、釣り持続時間、釣り終了時間、および釣り位置の少なくとも1項を含む。
【0106】
いくつかの実施例において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したか否かを検出することと、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したことが検出された場合、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0107】
いくつかの実施例において、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの変位を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの変位が予め設定された変位閾値よりも小さいかまたは等しいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0108】
いくつかの実施例において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの活動範囲を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの活動範囲が予め設定された活動範囲よりも小さいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0109】
メモリ11は、主に、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶可能なプログラム記憶領域と、モバイル端末の使用に応じて作成されたデータなどを記憶可能なデータ記憶領域と、を備えてもよい。また、メモリ11は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の不揮発性ソリッドステートメモリデバイスを更に含んでもよい。いくつかの実例において、メモリ11は、プロセッサ10に対してリモート設定されたメモリを更に含んでもよく、これらのリモートメモリは、ネットワークを介してモバイル端末に接続可能である。上記ネットワークの実例は、インターネット、社内ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワークおよびそれらの組合せを含むが、これらに限定されない。
【0110】
入力装置12は、入力される数字または文字情報を受信し、モバイル端末のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を発生させるように構成されてもよい。出力装置13は、ブザー、バックライト、振動センサ等の装置を含んでもよい。いくつかの実施例において、生成された釣魚軌跡を表示する表示装置を更に含む。
【0111】
1つの例示的な実施形態において、釣魚軌跡生成装置を提供し、該装置はモバイル端末であり、該モバイル端末は、釣魚行程の位置情報の取得を実施する位置取得モジュールと、位置取得モジュールにより取得された釣魚行程の位置情報に基づき、生成された釣魚軌跡を表示する表示モジュールとを備え、プロセッサは、位置取得モジュールおよび表示モジュールに接続され、釣りイベントの送信を自動的に検出し、釣りイベントが発生した位置を決定し、釣魚軌跡で釣り領域を自動的にマーキングする。
【0112】
更に、上記発明の実施例を踏まえて、装置は、装置の加速度情報をリアルタイムに検出する少なくとも1つのモーションセンサを更に備え、プロセッサは位置取得モジュール、少なくとも1つのモーションセンサおよび表示モジュールに接続され、加速度情報に基づき、釣りイベントの発生を自動的に検出し、釣りイベントが発生した位置を決定し、釣魚軌跡で釣り領域を自動的にマーキングする。
【0113】
更に、上記発明の実施例を踏まえて、前記プロセッサは、更に位置情報および加速度情報に基づいて釣りイベントの発生をリアルタイムに検出し、釣りイベントが発生した位置を決定し、釣魚軌跡で釣り領域を自動的にマーキングする。
【0114】
本願の実施例は、コンピュータのプロセッサにより実行されると、釣魚軌跡生成方法の実行に使用されるコンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を更に提供し、該方法は、
ユーザの第1位置および少なくとも1つの釣り領域の第2位置を取得することと、
第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することと、
第1位置およびターゲット釣り領域の第3位置に基づき、釣り軌跡を生成することと、を含む。
【0115】
いくつかの実施例において、方法は、
ユーザの操作命令を検出することを更に含み、
前記した、ユーザの第1位置を取得することは、
前記ユーザの操作命令に応じ、前記第1位置を取得するように前記モバイル端末を制御することを含む。
【0116】
他のいくつかの実施例において、モバイル端末は測位装置を備え、
前記した、前記ユーザの操作命令に応じ、前記第1位置を取得するように前記モバイル端末を制御することは、
前記ユーザの操作命令に応じ、前記モバイル端末の第4位置を採取するように前記測位装置を制御することと、
前記第4位置を前記第1位置として決定することと、を含む。
【0117】
他のいくつかの実施例において、前記第1位置および第2位置に基づき、少なくとも1つの釣り領域の中からユーザが所在するターゲット釣り領域を決定することは、
第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定することと、
第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置に対応する釣り領域をターゲット釣り領域として決定することと、を含む。
【0118】
いくつかの実施例において、第2位置が第1位置にマッチングする場合、第1位置にマッチングする第2位置を第3位置として決定することを更に含む。
【0119】
いくつかの実施例において、第2位置が第1位置にマッチングするか否かを決定することは、
第1位置および第2位置に基づき、第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することと、
第2位置と第1位置とが重なる場合、第2位置が第1位置にマッチングすると決定することと、を含む。
【0120】
いくつかの実施例において、方法は、第1位置および第2位置に基づき、第2位置と第1位置との間の距離を決定することを更に含み、
第2位置と第1位置とが重なるか否かを決定することは、
距離が距離閾値よりも小さいかまたは等しい場合、第2位置と第1位置とが重なると決定することを含む。
【0121】
いくつかの実施例において、モバイル端末は表示装置を更に備え、前記方法は、
釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することを更に含む。
【0122】
いくつかの実施例において、釣り軌跡は、前記第1位置からなる運動軌跡および前記第3位置を含み、
前記した、前記釣り軌跡を表示するように前記表示装置を制御することは、表示インタフェースに第1標識で前記運動軌跡を表示し、第2標識で前記第3位置を表示するように前記表示装置を制御することを含み、
ここで、前記第1標識と前記第2標識とは異なる。
【0123】
いくつかの実施例において、方法は、
地図データを取得することと、
表示インタフェースに地図データを表示するように表示装置を制御することと、を更に含み、
釣り軌跡を表示するように表示装置を制御することは、
地図データの上位層に釣り軌跡を重畳して表示するように表示装置を制御することを含む。
【0124】
いくつかの実施例において、方法は、
ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することと、
ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したことが検出されると、第3標識を採用して釣りイベントの情報を表示するように表示装置を制御することと、を更に含む。
【0125】
いくつかの実施例において、釣りイベントの情報は、
釣り開始時間、釣り持続時間、釣り終了時間、および釣り位置の少なくとも1項を含む。
【0126】
いくつかの実施例において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したか否かを検出することと、
ユーザがターゲット釣り領域の予め設定された時間長において滞在したことが検出された場合、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0127】
いくつかの実施例において、前記ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの変位を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの変位が予め設定された変位閾値よりも小さいかまたは等しいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0128】
いくつかの実施例において、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したか否かを検出することは、
ユーザがターゲット釣り領域にいることが検出されると、ユーザの活動範囲を取得することと、
予め設定された時間長においてユーザの活動範囲が予め設定された活動範囲よりも小さいと、ターゲット釣り領域で釣りイベントが発生したと決定することと、を含む。
【0129】
以上の実施形態についての説明により、当業者は、本願がソフトウェアおよび必要となる汎用ハードウェアによって実現されてもよいし、無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者がより好適な実施形態であることを明確に理解できる。このような理解に基づいて、本願の技術態様は、本質的に或いは従来技術に寄与する部分がソフトウェア製品の形式で体現可能であり、該コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、コンピュータのフレキシブルディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ(FLASH)、ハードディスクまたは光ディスク等に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器などであってもよい)に本願の各実施例に記載の方法を実行させるためのいくつかの命令を含んでもよい。
【0130】
なお、上記装置の実施例において、含まれる各ユニットおよびモジュールは、機能、ロジックに従って区画されたものに過ぎず、上記の区画に限定されるものではなく、対応する機能を実現可能であれば良く、また、各機能ユニットの具体的な名称も、互いの区分を容易にするためのものに過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではない。
【0131】
当業者であれば、上記に開示された方法における全てまたは一部のステップ、システム、機器における機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびそれらの適切な組み合わせとして実施可能であることが理解できる。
【0132】
ハードウェアの実施形態において、以上の説明に言及された機能モジュール/ユニットの間の区分は、必ずしも物理的コンポーネントの区分に対応せず、例えば、1つの物理的コンポーネントは複数の機能を有してもよいし、または1つの機能もしくはステップは、複数の物理的コンポーネントにより協働して実行されてもよい。いくつかの物理的コンポーネントまたは全ての物理的コンポーネントは、プロセッサ、例えば中央処理装置、デジタル信号プロセッサまたはマイクロプロセッサにより実行されるソフトウェアとして実施されてもよく、または、ハードウェアとして実施されてもよく、または、集積回路、例えば特定用途向け集積回路として実施されてもよい。このようなソフトウェアはコンピュータ可読媒体に分布してもよく、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体(または非一時的媒体)および通信媒体(または一時的媒体)を含んでもよい。当業者に周知されているように、用語のコンピュータ記憶媒体は、情報(例えば、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータ)を記憶するための任意の方法または技術で実施される揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多機能ディスク(DVD)または他の光ディスクメモリ、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスクメモリまたは他の磁気記憶装置、或いは、所望の情報を記憶するために使用可能でコンピュータによりアクセス可能な任意の他の媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。また、当業者であれば、通信媒体は、通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはキャリアもしくは他の伝送メカニズムのような変調データ信号の中の他のデータを含み、且つ、任意の情報伝達媒体を含んでもよいことが周知されている。
【0133】
本明細書において、上記したシステムおよび技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特殊用途向け汎用品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)、コンピュータのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはこれらの組合せで実現可能である。これらの様々な実施形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラムに実施されることを含んでもよく、該1つまたは複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムに実行および/または解釈されることができ、該プログラマブルプロセッサは、メモリシステム、少なくとも1つの入力装置、および少なくとも1つの出力装置からデータおよび命令を受信して、データおよび命令を該メモリシステム、該少なくとも1つの入力装置、および該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる専用または汎用プログラマブルプロセッサであってもよい。
【0134】
本願の方法を実施するためのコンピュータプログラムは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せを採用して書かれてもよい。これらのコンピュータプログラムは、汎用コンピュータ、専用コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供可能であり、これにより、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図で規定された機能/操作が実施される。コンピュータプログラムは、完全に機器で実行されたり、部分的に機器で実行されたりしてもよく、独立ソフトウェアパッケージとして、部分的に機器で実行され且つ部分的にリモート機器で実行され、または、完全にリモート機器またはサーバで実行されてもよい。
【0135】
本願のコンテキストにおいて、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置または機器に使用され、または命令実行システム、装置または機器と組み合わせて使用されるコンピュータプログラムを含むかまたは記憶することができる有形的な媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体には、電子的なもの、磁気的なもの、光学的なもの、電磁的なもの、赤外線的なもの、または半導体システム、装置または機器、または上記の内容の任意の適切な組合せが含まれてもよいが、これらに限定されない。或いは、コンピュータ可読記憶媒体は、機械可読信号媒体であってもよい。機械可読記憶媒体のより具体的な例示は、1つまたは複数のラインによる電気的な接続、可搬型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、可搬型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、または上記の内容の任意の適切な組合せを含む。
【0136】
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されるシステムおよび技術は電子機器で実施されることができ、該電子機器は、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)またはLCD(液晶ディスプレイ)モニター)、およびキーボードやポインティング装置(例えば、マウスまたはトラックボール)を有し、ユーザは、該キーボードや該ポインティング装置によって入力を電子機器に提供することができる。他の種類の装置は、ユーザとのインタラクションを提供することに使用可能であり、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)であってもよく、且つ、ユーザからの入力を任意の形式(音入力、音声入力または触感入力を含む)で受信することができる。
【0137】
ここで説明されるシステムおよび技術は、バックグランドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとして)、または、ミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えばアプリケーションサーバ)、または、フロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば図形式のユーザインタフェースやネットワークブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、該図形式のユーザインタフェースや該ネットワークブラウザを通じてここで説明されるシステムおよび技術の実施形態とイントラクションをすることができる)、またはこのようなバックグランドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント、またはフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含むコンピューティングシステムで実施されてもよい。システムのコンポーネントは、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によって互いに接続されてもよい。通信ネットワークの例示は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ブロックチェーンネットワークおよびインターネットを含む。
【0138】
コンピュータシステムは、クライアント端末およびサーバを含んでもよい。クライアント端末およびサーバは一般的に互いに離れており、且つ通常は通信ネットワークを介してイントラクションをしている。相応するコンピュータでの実行、および、互いにクライアント端末・サーバという関係を有するコンピュータプログラムにより、クライアント端末とサーバとの関係を築き上げる。サーバは、伝統的な物理ホストおよびVPSサービスに存在する管理が難しく、業務展開性が弱いという欠陥を解決するための、クラウドコンピューティングサーバまたはクラウドホストとも呼ばれ、クラウドコンピューティングサービスシステムにおける1つのホスティングプロダクトであるクラウドサーバであってもよい。
【0139】
上記に示した様々な形式のフローを使用し、ステップを並べ替えたり、追加したり、削除したりすることができることを理解すべきである。例えば、本願に記載の各ステップは、並行して実行されてよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよく、本願の技術案の所望の結果が実現できれば、本明細書においては、これに限定されない。
【0140】
上記の具体的な実施形態は、本願の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、設計要求や他の要素に基づいて様々な修正、組み合わせ、サブ組み合わせや置換が可能であることを理解すべきである。任意の、本願の精神および原則内で行われる修正、均等な置換および改良などは、いずれも本願の保護範囲に含まれるべきである。