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特開2024-31932情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
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  • 特開-情報処理システム、情報処理方法及びプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024031932
(43)【公開日】2024-03-07
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240229BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023135723
(22)【出願日】2023-08-23
(31)【優先権主張番号】P 2022132520
(32)【優先日】2022-08-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】521425652
【氏名又は名称】株式会社ゼロボード
(72)【発明者】
【氏名】渡慶次 道隆
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】工事現場の排出量を計算することができるようにする。
【解決手段】情報処理システムであって、工事において行われる予定の作業を特定する情報及び作業に係る予定された活動量を含む工事計画を記憶する工事計画記憶部と、工事に係る作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を記憶する排出係数記憶部と、工事計画に含まれる作業に対応する排出係数を排出係数記憶部から読み出し、読み出した排出係数を、作業に係る活動量に乗じて作業による排出量を計算し、全ての作業による排出量を合計して工事による排出量を計算する排出量計算部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を記憶する工事計画記憶部と、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を記憶する排出係数記憶部と、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算する排出量計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記工事において行われた前記作業を特定する情報及び前記作業に係る前記活動量の実績値を含む作業実績を記憶する作業実績記憶部と、
前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数に前記実績値を乗じて、前記作業よる前記排出量の実績値を計算する排出実績計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記工事計画には、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報が含まれ、
前記排出係数記憶部は、前記作業者及び前記作業ごとに、前記排出係数を記憶し、
前記排出量計算部は、前記工事計画に含まれる前記作業及び当該作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出すこと、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理システムであって、
前記作業実績には、前記作業を実行した作業者を特定する情報が含まれ、
前記排出量計算部はさらに、前記作業実績に含まれる前記作業及び当該作業を実行した前記作業者に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出すこと、
を特徴とする情報処理システム。
【請求項5】
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
二酸化炭素等の排出量が算定されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007-164754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工事現場では複数の業者が作業を行っており排出量を把握することは難しい。
【0005】
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、工事現場の排出量を計算することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、情報処理システムであって、工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を記憶する工事計画記憶部と、前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を記憶する排出係数記憶部と、前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算する排出量計算部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、工事現場の排出量を計算することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】情報処理システムの全体構成例を示す図である。
図2】管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。
図3】管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。
図4】管理サーバ2の動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<システムの概要>
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理システムについて説明する。本実施形態の情報処理システムは、工事現場における温室効果ガスの排出量を求めようとするものである。本実施形態では、工事は、建設業界の工事を想定する。建設は土木であっても建築であってもよい。本実施形態では、工事に係る作業ごとの排出量を算出する。また、本実施形態の情報処理システムは、計画時の排出量と、実際の工事作業時の排出量とを計算して提示することにより、温室効果ガスに係る予実管理を行えるようにしている。
【0011】
図1は、情報処理システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の情報処理システムは、管理サーバ2を含んで構成される。管理サーバ2は、ユーザ端末1と通信ネットワーク3を介して通信可能に接続される。通信ネットワーク3は、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
【0012】
ユーザ端末1は、排出主体となる企業等の事業主体のユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末1は、例えば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどとすることができる。ユーザは、ユーザ端末1を用いて管理サーバ2にアクセスし、排出量の計算を行うことができる。
【0013】
管理サーバ2は、排出量の計算及び管理を行うコンピュータである。管理サーバ2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、あるいはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
【0014】
<管理サーバ>
図2は、管理サーバ2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。管理サーバ2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。なお、後述する管理サーバ2の各機能部はCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、管理サーバ2の各記憶部はメモリ202及び記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
【0015】
図3は、管理サーバ2のソフトウェア構成例を示す図である。管理サーバ2は、工事計画記憶部231と、排出係数記憶部232と、作業実績記憶部233と、排出量記憶部234と、排出量計算部211と、排出実績計算部212と、出力部213と、を備える。
【0016】
<記憶部>
工事計画記憶部231は、工事の計画に関する情報(以下、工事計画情報という。)を記憶する。工事計画情報は、工事現場を特定する情報(現場ID)と、当該工事現場における工事において行われる予定の作業を特定する情報(作業特定情報)と、各作業に係る予定された活動量とを含むことができる。また、工事計画情報には、作業を実行する予定の作業者(作業者個人であってもよいし、作業者が所属する事業者であってもよい。本実施形態では、事業者とする。)を特定する情報(事業者ID)を含めることができる。
【0017】
なお、工事計画記憶部231は、例えば、既存の工事計画に関する管理を行うシステムと、計画された作業ごとの排出量の管理を行うシステムとから構成するようにしてもよい。
【0018】
排出係数記憶部232は、工事に係る作業ごとの排出係数を記憶する。排出係数は、工事の作業に係る活動量に乗じて、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための値である。排出係数記憶部232は、作業者(事業者ID)及び作業(作業特定情報)ごとに、排出係数を記憶することができる。
【0019】
作業実績記憶部233は、工事において行われた作業に関する情報(以下、作業実績情報という。)を記憶する。作業実績情報には、作業者を特定する情報(事業者ID)と、工事において行われた作業を特定する情報(作業特定情報)と、作業に係る活動量の実績値とを含めることができる。また、作業実績情報には、作業を実行した作業者を特定する情報(事業者ID)を含めることができる。
【0020】
<機能部>
排出量計算部211は、温室効果ガスの排出量を計算する。排出量計算部211は、工事計画に含まれる作業に対応する排出係数を排出係数記憶部から読み出し、読み出した排出係数を、工事計画情報に含まれる作業に対応する活動量に乗じて、作業ごとの排出量の計画値を計算することができる。排出量計算部211はまた、全ての作業による排出量の計画値を合計して当該工事現場における工事による排出量の計画値を計算することもできる。
【0021】
排出量計算部211は、作業及び作業者に応じた排出量の計画値を計算するようにしてもよい。排出量計算部211は、工事において行う予定の作業及び当該作業を実行する予定の作業者ならびに活動量を工事計画記憶部231から取得し、取得した作業及び作業者に対応する排出係数を排出係数記憶部232から読み出し、活動量に排出係数を乗じて、作業及び作業者に対応する排出量の計画値を計算することができる。
【0022】
排出実績計算部212は、工事における実際の排出量を計算する。排出実績計算部212は、作業及び活動量の実績値を作業実績記憶部233から取得し、取得した作業に対応する排出係数を排出係数記憶部232から読み出し、活動量に排出係数を乗じて、作業及び作業者に対応する排出量の実績値を計算することができる。
【0023】
また、排出実績計算部212は作業者及び作業ごとの排出量の実績値を計算することもできる。排出実績計算部212は、作業及び作業者ならびに活動量の実績値を作業実績記憶部233から取得し、取得した作業及び作業者に対応する排出係数を排出係数記憶部232から読み出し、活動量に排出係数を乗じて、作業及び作業者に対応する排出量の実績値を計算することができる。
【0024】
出力部213は、工事現場における排出量の計画値と実績値とを出力することができる。出力部213はまた、作業ごとに排出量の計画値と実績値とを出力することができる。出力部213はまた、作業及び作業者ごとに排出量の計画値と実績値とを出力することができる。
【0025】
<動作>
図4は、管理サーバ2の動作を説明する図である。
【0026】
管理サーバ2は、工事計画情報に含まれる作業ごとの活動量の計画値を取得し(S301)、作業に対応する排出係数を乗じて排出量を計算する(S302)。管理サーバ2は、作業実績情報に含まれる作業ごとの活動量の実績値を取得し(S303)、作業に対応する排出係数を乗じて排出量を計算する(S304)。なお、作業及び作業者ごとに排出量の計画値と実績値とを計算するようにしてもよい。
【0027】
管理サーバ2は、排出量の計画値と実績値とを作業(及び作業者)ごとに出力することができる(S305)。
【0028】
以上のようにして、本実施形態の管理サーバ2は、工事現場における排出量を計算することができる。
【0029】
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
【0030】
<開示事項>
なお、本開示には、以下のような構成も含まれる。
[項目1]
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を記憶する工事計画記憶部と、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を記憶する排出係数記憶部と、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算する排出量計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目2]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記工事において行われた前記作業を特定する情報及び前記作業に係る前記活動量の実績値を含む作業実績を記憶する作業実績記憶部と、
前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数に前記実績値を乗じて、前記作業よる前記排出量の実績値を計算する排出実績計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
[項目3]
項目1に記載の情報処理システムであって、
前記工事計画には、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報が含まれ、
前記排出係数記憶部は、前記作業者及び前記作業ごとに、前記排出係数を記憶し、
前記排出量計算部は、前記工事計画に含まれる前記作業及び当該作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出すこと、
を特徴とする情報処理システム。
[項目4]
項目2に記載の情報処理システムであって、
前記作業実績には、前記作業を実行した作業者を特定する情報が含まれ、
前記排出量計算部はさらに、前記作業実績に含まれる前記作業及び当該作業を実行した前記作業者に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出すこと、
を特徴とする情報処理システム。
[項目5]
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
[項目6]
工事において行われる予定の作業を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0031】
1 ユーザ端末
2 管理サーバ
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2024-01-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
工事において行われる予定の作業を特定する情報、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を記憶する工事計画記憶部と、
前記工事に係る前記作業者及び前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を記憶する排出係数記憶部と、
前記工事計画に含まれる前記作業及び前記作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数記憶部に記憶された前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算する排出量計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムであって、
前記工事において行われた前記作業を特定する情報、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報及び前記作業に係る前記活動量の実績値を含む作業実績を記憶する作業実績記憶部と、
前記作業及び前記作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数を前記排出係数記憶部から読み出し、読み出した前記排出係数に前記実績値を乗じて、前記作業よる前記排出量の実績値を計算する排出実績計算部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項3】
工事において行われる予定の作業を特定する情報、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業者及び前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業及び前記作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数記憶部に記憶された前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項4】
工事において行われる予定の作業を特定する情報、前記作業を実行する予定の作業者を特定する情報及び前記作業に係る予定された活動量を含む工事計画を工事計画記憶部に記憶するステップと、
前記工事に係る前記作業者及び前記作業ごとに、当該作業による温室効果ガスの排出量を計算するための排出係数を排出係数記憶部に記憶するステップと、
前記工事計画に含まれる前記作業及び前記作業を実行する予定の前記作業者に対応する前記排出係数記憶部に記憶された前記排出係数を、前記作業に係る前記活動量に乗じて前記作業による前記排出量を計算し、全ての前記作業による前記排出量を合計して前記工事による前記排出量を計算するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。