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特開2024-32400相性診断システム、相性診断方法、及び、相性診断プログラム
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  • 特開-相性診断システム、相性診断方法、及び、相性診断プログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024032400
(43)【公開日】2024-03-12
(54)【発明の名称】相性診断システム、相性診断方法、及び、相性診断プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0242 20230101AFI20240305BHJP
   G06Q 30/0241 20230101ALI20240305BHJP
【FI】
G06Q30/02 382
G06Q30/02 446
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022136032
(22)【出願日】2022-08-29
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-01-17
(71)【出願人】
【識別番号】521352358
【氏名又は名称】株式会社マーケティングトレーナー
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(74)【代理人】
【識別番号】100224719
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 隆治
(72)【発明者】
【氏名】樋口 香緒里
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】      (修正有)
【課題】相性診断システムに係る新規な技術を提供できる相性診断システム、相性診断方法及び相性診断プログラムを提供する。
【解決手段】広告とSNSの相性を診断する相性診断システムであって、投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録手段S101と、ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行手段S102と、SNSに投稿された広告情報を介してホームページを訪れた顧客のアクセス情報及びコンバージョン情報を受け付ける受付手段S104と、予め定められた期間における、SNSに投稿された広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数のSNS毎に集計する集計手段S105と、成果情報に基づき、SNS及び広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段S106と、を有する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告とSNSの相性を診断する相性診断システムであって、
投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録手段と、
前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行手段と、
前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、
予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計手段と、
前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、
を有する相性診断システム。
【請求項2】
前記広告情報は、少なくとも前記広告の広告文章又は、広告画像データの少なくとも何れか及び、遷移先の前記ホームページのURLを含み、
前記広告情報を複数の前記SNSに投稿する投稿手段を有する請求項1に記載の相性診断システム。
【請求項3】
前記発行手段は、前記広告情報が投稿される前記SNSごとにそれぞれ異なる前記リンク情報を発行し、
前記投稿手段は、前記リンク情報を含む前記広告情報を、対応する前記SNSに投稿する請求項2に記載の相性診断システム。
【請求項4】
前記集計手段は、前記広告が前記SNSに投稿されてから予め定められた期間において、前記リンク情報を介したアクセス数を含む前記成果情報の集計を行う請求項3に記載の相性診断システム。
【請求項5】
前記生成手段は、前記集計手段によって集計された成果情報に基づき、申し込み数の多寡による順位情報を生成する請求項4に記載の相性診断システム。
【請求項6】
広告とSNSの相性を診断する相性診断方法であって、
投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録ステップと、
前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行ステップと、
前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付ステップと、
予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計ステップと、
前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成ステップと、
を有する相性診断方法。
【請求項7】
広告とSNSの相性を診断する相性診断プログラムであって、
投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録手段と、
前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行手段と、
前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、
予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計手段と、
前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、
を有する相性診断プログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、相性診断システム、相性診断方法、及び、相性診断プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、広告等の配信データから広告効果を分析することができるシステムが提案されている。
【0003】
特許文献1では、広告毎に設定された広告配信条件に基づいて当該広告を配信し、少なくとも配信された広告が利用された回数を集計し、集計した広告利用回数に基づいて配信された広告による広告効果を分析し、分析された広告効果に基づいて投資対効果若しくは成果が最大になる最適出稿パターンを算出する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012-88994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の発明は、限られた広告配信データから、広告が表示された回数やクリック(利用)された回数等の数値であるログデータを集計し、広告の効果を測定している。しかしながら、特許文献1記載の発明では、複数の出稿先の候補があった場合、何れの出稿先が投稿を希望する広告と相性が良いのかを判断することができない。
【0006】
上記事情を鑑みて、本発明は、相性診断システムに係る新規な技術を提供することを、解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、広告とSNSの相性を診断する相性診断システムであって、投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録手段と、前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行手段と、前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計手段と、前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。このような構成とすることで、本発明は、投稿を希望する広告と相性の良い又は悪いSNSを判断することが可能になり、効率の悪い宣伝を回避することができる。
【0008】
本発明の好ましい形態では、前記広告情報は、少なくとも前記広告の広告文章又は、広告画像データの少なくとも何れか及び、遷移先の前記ホームページのURLを含み、前記広告情報を複数の前記SNSに投稿する投稿手段を有することを特徴とする。このような構成とすることで、本発明は、広告の投稿先である複数のSNSにおけるターゲット顧客の反応を分析することができる。
【0009】
本発明の好ましい形態では、前記発行手段は、前記広告情報が投稿される前記SNSごとにそれぞれ異なる前記リンク情報を発行し、前記投稿手段は、前記リンク情報を含む前記広告情報を、対応する前記SNSに投稿することを特徴とする。このような構成とすることで、本発明は、広告が投稿されたSNSごとに、ターゲット顧客の反応を分析することができる。
【0010】
本発明の好ましい形態では、前記集計手段は、前記広告が前記SNSに投稿されてから予め定められた期間において、前記リンク情報を介したアクセス数を含む前記成果情報の集計を行うことを特徴とする。このような構成とすることで、本発明は、各SNSに投稿された広告の所定の期間における宣伝の効率を計ることができる。
【0011】
本発明の好ましい形態では、前記生成手段は、前記集計手段によって集計された成果情報に基づき、申し込み数の多寡による順位情報を生成することを特徴とする。このような構成とすることで、本発明は、広告主に対して、広告と相性の良いSNSを順位で示すことができる。
【0012】
上記課題を解決するために、本発明は、広告とSNSの相性を診断する相性診断方法であって、投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録ステップと、前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行ステップと、前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付ステップと、予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計ステップと、前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成ステップと、を有することを特徴とする。
【0013】
上記課題を解決するために、本発明は、広告とSNSの相性を診断する相性診断プログラムであって、投稿先であるSNSの種別が紐づけられ、投稿をおこなうユーザのユーザ情報及び、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報を登録する登録手段と、前記ユーザ及び広告の組み合わせに応じて、遷移先のホームページのURLを発行する発行手段と、前記SNSに投稿された前記広告情報を介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、予め定められた期間における、前記SNSに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNSごとに集計する集計手段と、前記成果情報に基づき、前記SNS及び前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、相性診断システムに係る新規な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】一実施形態のシステムの構成図。
図2】一実施形態のハードウェア構成図。
図3】一実施形態のシステムにおける相性診断を行う際の全体手順を示す図。
図4】一実施形態のシステムにおける投稿情報入力画面w1を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本明細書は、本発明の一実施形態にかかる構成や作用効果等について、図面を交えて、以下に説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されず、様々な構成を採用し得る。
【0017】
また、本実施形態では相性診断システムの構成、動作等について説明するが、実行される方法、コンピュータプログラム等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態におけるプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、相性診断システムでその機能を実現する為に外部のコンピュータにおいて当該プログラムを起動させてもよい(いわゆるクラウドコンピューティング)。
【0018】
また、本実施形態において「手段」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理と、を合わせたものも含み得る。本実施形態において「情報」とは、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
【0019】
広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)及びメモリ(Memory)等を適宜組み合わせることによって実現される回路である。即ち、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等を含むものである。
【0020】
<システム構成>
図1は、実施形態1における相性診断システムの概要図である。相性診断システムは、管理サーバ1と、複数の広告主端末2A(2A1、2A2、2A3・・・)と、複数のターゲット顧客端末2B(2B1、2B2、2B3・・・)と、複数のSNS提供サーバ3(3A、3B、3C・・・)と、を備える。符号4は、ターゲット顧客端末2Bからのリクエストに応じて、ウェブサイトのHTMLファイル等のページ情報を返送し、ウェブページを表示させるウェブサーバを示している。
【0021】
管理サーバ1、広告主端末2A、顧客端末2B、SNS提供サーバ3、及び、ウェブサーバ4は、通信ネットワークNWを介して通信可能に構成されている。
【0022】
通信ネットワークNWは、インターネットなどのIP(Internet Protocol)網などから構成される。なお、以下の説明では、不明確にならない限り通信ネットワークNWの介在を省略する。
【0023】
<管理サーバ1>
管理サーバ1として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。また、本実施形態において、複数のコンピュータを用いて管理サーバ1を構成することも可能である。
【0024】
<広告主端末2A及びターゲット顧客端末2B>
各広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン及びタブレット端末等であってよい。各広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bは、管理サーバ1に対してリクエストを行い、レスポンスを受け取るためのアプリケーション(典型的には、ウェブブラウザ)を有する。
【0025】
<SNS提供サーバ3>
SNS提供サーバ3として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。SNS提供サーバ3は、それぞれがSNSの提供を行うサーバ装置である。複数のSNS提供サーバ3は、管理サーバ1と同一の管理者によって管理されるものであってよいが、その他の企業などによって管理される一般的なSNSであってもよい。一般的なSNSの例として、Twitter(登録商標)、facebook(登録商標)及びInstagram(登録商標)等が挙げられる。また、本実施形態において、複数のコンピュータを用いて各SNS提供サーバ3を構成することも可能である。
【0026】
図2は、相性診断システムにおける、管理サーバ1、各広告主端末2A及びターゲット顧客端末2B、SNS提供サーバ3のハードウェア構成図である。
【0027】
<管理サーバ1のハードウェア構成>
図2(a)は、管理サーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。管理サーバ1は、ハードウェア構成として、通信部11と、処理部12と、記憶部13と、を備える。
【0028】
通信部11は、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、管理サーバ1を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。処理部12は、CPU(Central Processing Unit)等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明にかかる相性診断プログラム、OS(Operating System)及びその他のアプリケーションを実行することで、管理サーバ1の動作処理全体を制御する。記憶部13は、HDD(hard disk drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等であって、本発明に係る相性診断プログラム及び、処理部12がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。
【0029】
<広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bのハードウェア構成>
図2(b)は、広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bのハードウェア構成の一例を示す図である。広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bは、ハードウェア構成として、通信部21と、処理部22と、記憶部13と、出力部24と、入力部25と、を備える。
【0030】
広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bの通信部21は、通信ネットワークNWとの通信を制御する。処理部22は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、広告主端末2A及びターゲット顧客端末2Bの動作処理全体を制御する。記憶部23は、HDD、ROM、RAM等であって、本発明に係る相性診断プログラム及び、処理部22がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。出力部24は、例としてモニタやディスプレイ等の、利用者に対して後述の画面を表示するためのインタフェースである。入力部25は、マウスやキーボード、タッチパネル等の、操作入力が可能なインタフェースである。
【0031】
<SNS提供サーバ3のハードウェア構成>
図2(c)は、SNS提供サーバ3のハードウェア構成の一例を示す図である。SNS提供サーバ3は、ハードウェア構成として、通信部31と、処理部32と、記憶部33と、を備える。
【0032】
SNS提供サーバ3の通信部31は、通信ネットワークNWとの通信を制御する。処理部32は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、SNS提供サーバ3の動作処理全体を制御する。記憶部33は、HDD、ROM、RAM等であって、各SNS提供サーバ3が提供するSNSにおいて、過去に投稿されたデータ等を記憶する。
【0033】
<機能構成要素>
図2(a)に例示されるように、管理サーバ1は、登録手段101、発行手段102、投稿手段103、受付手段104、集計手段105、生成手段106、表示処理手段107及びデータベースDBを有する。
【0034】
管理サーバ1において上述した機能構成要素を論理的に実現するには、記憶部13に相性診断プログラムをアプリケーションプログラムとしてインストールしておく。そして、管理サーバ1においては、電源投入を契機に、処理部12が、記憶部13に記憶されている相性診断プログラムに基づき処理を実行することによって、上述した機能構成が実現される。
【0035】
<SNS情報及び広告情報の登録>
登録手段101は、入力部25を介して、広告主が投稿を希望する広告に関する情報である広告情報及び、投稿先であるSNSのアカウント保有者又は広告主に関する情報であるユーザ情報を受け付け、データベースDBに格納する。本実施形態では、広告情報は、広告文章(タイトル、見出し及び本文等)、広告画像データ、遷移先のホームページのURL等の情報を含み、広告主であるユーザのユーザ情報が紐づけられる。ここで、遷移先のホームページは、商品やサービスの資料請求又は注文等の依頼を受け付けるホームページであってよい。また、ユーザ情報は、ユーザ名、性別及び連絡先(個人又は法人の住所、電話番号及びメールアドレス等)等であり、登録手段101は入力されたユーザ情報に対しユーザIDを対応付けてデータベースDBに格納する。また、当該ユーザIDは、当該ユーザの保有するSNSに関するSNS情報に対応付けて記憶される。
【0036】
登録手段101は、上記ユーザ情報に対して、広告の投稿先として指定されるSNSに関する情報であるSNS情報を対応付けてデータDBに格納してよい。ここで、本実施形態では、SNS情報は、SNS情報は、広告の投稿先であるSNSのアカウント名、アドレス、当該SNSのログインID、ログインパスワード、当該SNSのSNSリンク(URL)等である。また、登録手段101は、ユーザ情報に対して複数のSNS情報を対応付けてデータベースDBに格納してよい。
【0037】
また、登録手段101は、広告主端末2Aの入力部25を介して、投稿を希望する広告と、ユーザ情報又は広告情報の投稿先である複数のSNSと、の指定を受け付ける。本実施形態では、登録手段101は、SNSに投稿する広告とユーザ情報又は当該広告の投稿先となるSNSを1つの組として、同一の広告情報を含む組の集合を投稿情報としてデータベースDBに格納する。後述の投稿手段103を介したSNSへの広告情報の投稿は、入力部25を介して指定されたSNSに対してのみ行われ、データベースDBに記憶されている全てのSNSに対して行われなくてよい。
【0038】
発行手段102は、投稿される広告、ユーザ及び投稿先となるSNSの組み合わせに応じて、一例として、アクセスやコンバージョンの計測に使用されるパラメータ付きURLであるリンク情報を発行する。なお、本実施形態では、発行手段102は、SNS情報、ユーザ情報及び広告情報に基づきリンク情報を発行し、当該SNS情報又はユーザ情報を含む組と対応付けて格納する。また、発行手段102は、ユーザによって指定された複数のSNSごとに、それぞれ異なるリンク情報を発行し、投稿情報と対応付けてデータベースDBに格納する。本実施形態では、パラメータ付きURLは、広告主によって入力されたSNS情報に基づき、ターゲット顧客が何れのSNSから流入したかを示す参照元、メディアの種類、キャンペーン名(任意の文字列)、広告で設定しているキーワード及び広告コンテンツ等の変数であるURLパラメータを、遷移先のホームページのURLの末尾に加えたものである。なお、参照元の例としては、Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)等であり、メディアの種類の例としては、social(ソーシャルネットワーク)等である。また、発行手段102は、ユーザと広告の組み合わせ毎にリンク情報を発行してもよい。遷移先のホームページのURLの末尾に、ユーザID等のユーザ情報、及び、広告に関する情報などを示す文字列を有してよい(ユーザとSNSが一対一、リファラによって遷移元のSNSが特定される場合URLを示す情報が入っていなくてよい)。
【0039】
また、本実施形態において、発行手段102は、ターゲット顧客がホームページを訪れたことを計測するための計測タグ及び、当該ターゲット顧客がホームページにおいて申し込みを行ったことを計測するためのコンバージョンタグを発行する。発行手段102は、上記計測タグを、パラメータ付きURLに基づきターゲット顧客端末2Bに表示される遷移先のページに設置し、上記コンバージョンタグを、上記ホームページにおける商品又はサービスへの申し込み完了ページに設置する。なお、上記申し込み完了ページのURLは、広告情報に含まれていてよい。
計測用タグ及びコンバージョンタグは、ターゲット顧客がタグの設置されたページを訪れた際に、ターゲット顧客のブラウザ上で起動する。計測用タグ及びコンバージョンタグは、予め定められた期間の終了時(又は、必要であれば一定時間ごと)に、アクセス情報及びコンバージョン情報を管理サーバ1に送信する。本実施形態では、アクセス情報及びコンバージョン情報は、パラメータ付きURLに付加された各パラメータの値(参照元等)等を含む。
【0040】
投稿手段103は、後述の投稿情報入力画面w1を介して入力された投稿情報に基づき、指定された複数のSNSへ広告情報を投稿する。本実施形態では、投稿手段103は、指定されたSNSのSNSリンク(URL)、当該SNSのログインID及びログインパスワードを含むSNS情報に基づき、広告主によって指定された複数のSNSにログインし、広告情報を投稿する。この際、広告主端末2AがPC端末の場合、当該PC端末は携帯端末をエミュレートしてSNSにアクセスし投稿を行う。各SNSに投稿される広告情報は例として、投稿する広告の内容に関連する画像データ、SNSごとに生成された計測用リンク、見出し及び本文等である。また、本実施形態では、投稿手段103は、同じ種類のSNSでありユーザが異なる複数のアカウントに広告情報を投稿することが可能であってよく、上記投稿情報は、広告情報を各SNSへ投稿する日時等である投稿スケジュールを含んでよい。
【0041】
また、投稿手段103は、広告情報の投稿先であるSNSのアカウントを保有するユーザの連絡先に対して、投稿を希望する広告の情報(ここでは、上記ユーザが広告を投稿するのに最低限必要な情報である遷移先のホームページのURLを示す)をメール等で送信してよい。メールを受信したユーザが、自身の保有するSNSのアカウントに当該メールの内容を手動で投稿することで、広告が掲載されてもよい。
【0042】
受付手段104は、広告情報が複数のSNSに投稿されてから予め定められた期間後に、各SNSに投稿された計測用リンクを介してターゲット顧客がホームページにアクセスした回数や申し込みを行った回数に係る情報であるアクセス情報及びコンバージョン情報を受け付ける。なお、本実施形態では、管理サーバ1がターゲット顧客に関する履歴の情報等を収集(アナリティクス)する構成であるが、相性診断システムは、ターゲット顧客に関する履歴情報等の収集を行う外部サービス(例として、Google社のGoogleアナリティクス)を備えてよい。なお、本実施形態において、各SNSに投稿された広告情報は、受付手段104が受け付けたアクセス情報から、ターゲット顧客が何れのユーザが保有する何れのSNSに投稿されたURLを介してホームページにアクセスしたかを区別可能な場合、遷移先のホームページのURLを複数含んでよい。
また、受付手段104は、リファラを用いてターゲット顧客端末2Bにおいてターゲット顧客が何れのSNSから遷移先のホームページに遷移してきたかを判断してもよい。
【0043】
集計手段105は、受付手段104が受け付けたアクセス情報及びコンバージョン情報に基づき、予め定められた期間における申し込み回数を含む成果情報をSNSごとに集計する。本実施形態では、コンバージョン情報に基づいて上記申し込みを行った回数の集計を行うが、集計手段105は、各SNSからサイトを訪れたターゲット顧客数に対する申し込み率や、各SNSのフォロワー数に対する申し込み率等の集計を行ってもよい。
【0044】
生成手段106は、集計手段105が集計を行った成果情報に基づき、SNS及び広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する。本実施形態では、上記順位情報は、ターゲット顧客が上記ホームページを訪れた回数、ターゲット顧客が申し込みを行った回数、及び、アクセス数と申し込み数に基づき生成される申し込み率等の多寡によって決定されてよい。
【0045】
表示処理手段107は、生成した順位情報を、相性診断結果として画面表示処理する。
表示画面の詳細は、後に、図4を用いて説明する。
【0046】
<相性診断の全体手順>
図3を用いて、相性診断システムを用いたSNSと広告の相性診断の全体手順の例を説明する。本実施形態では、SNS情報及び広告情報は予め入力されているものとして、相性診断を行う例を説明する。
また、本実施形態において、パラメータ付きURLを介してターゲット顧客端末2Bに表示される遷移先のホームページでは、サービスや商品の購入の申し込み等の契約を締結することが可能である。
なお、図3に示される各ステップの順序は一例であり、指定がない限り適宜、当該順序は変更され得る。また、本実施形態では広告情報及びSNS情報は既に入力されているものとするが、ステップS101の前後で広告情報及びSNS情報を入力する処理が行われてよい。
【0047】
登録手段101は、投稿情報入力画面w1を介して、SNSに投稿する広告情報及び、当該広告情報の投稿先となるSNSを含む投稿情報の入力を受け付ける(ステップS101)。本実施形態では、登録手段101は投稿情報入力画面w1を介して、複数のSNSを投稿先とする投稿情報の指定を受け付ける。
【0048】
<投稿情報入力画面w1>
表示処理手段107は、広告選択部w1aと、投稿先選択部w1bと、投稿内容決定部w1cと、を含む投稿情報入力画面w1を表示処理し、処理結果を広告主端末2Aに送信する。広告選択部w1aは、登録手段101を介して受け付けた広告情報の中から、各SNSに投稿する広告情報を決定するための広告選択ボタンを備える。また、広告選択部w1aでは、選択した広告の広告情報が確認可能であってよい。投稿先選択部w1bには、投稿先の各SNSにおけるアカウント保有者、当該SNSのSNSリンク、削除及び追加ボタン等が表示される。投稿内容決定部w1cは、広告選択部w1a及び投稿先選択部w1bを介して入力された投稿情報を決定するための投稿内容決定ボタンを備えている。当該投稿情報を入力した広告主端末2Aにおける入力部25を介して投稿内容決定ボタンを押下することで、指定された各SNSへの広告情報の投稿が行われる。また、投稿情報入力画面w1では、広告情報の投稿から順位情報の生成を行うまでの期間を予め定めることが可能であってよく、投稿手段103が投稿情報を自動投稿する場合、広告情報をSNSに投稿する日時が設定可能であってよい。
【0049】
発行手段102は、ステップS101で入力された広告情報について、同ステップにおいて投稿先として指定されたSNSにおける計測用リンクが発行済みであるかを確認する。上記広告情報が、投稿先のSNS情報と対応する計測用リンクが発行済みである場合、ステップS103に移行し、計測用リンクが発行済みでない場合、ステップS102に移行する。
【0050】
発行手段102は、投稿される広告、ユーザ及び投稿先となるSNSの組み合わせに対してリンク情報を発行し、当該広告とユーザ情報又はSNSの組にリンク情報を対応付けてデータベースDBに格納する(ステップS102)。発行手段102は、ステップS101で指定されたSNSに対応する複数のリンク情報を発行する。
【0051】
投稿手段103は、投稿内容決定部w1cの押下を条件として、広告情報を指定された各SNSへ投稿する(ステップS103)。本実施形態では、投稿手段103は、各組に対応付けられたリンク情報を含む広告情報を投稿する。なお、ステップS103における処理について、各SNSへの投稿等を行うための専用のアプリケーションプログラムによって行うような構成としてもよい。
【0052】
相性診断システムは、広告情報を各SNSに投稿してから予め定められた期間が経過した場合、ステップS104に移行し、予め定められた期間が経過していない場合、投稿後の状態のまま処理を待機する。なお、予め定められた期間が経過していない場合であっても、途中経過としてアクセス情報及びコンバージョン情報の受け付けを行うために、ステップS104に移行してもよい。その場合、後述のステップS106で順位情報を算出した後に、本処理に戻る。途中経過としての分析情報の受け付けは、予め定められた期間の4分の1や2分の1の間隔等で実行されてよい。本実施形態では、上記予め定められた期間は投稿情報入力画面w1を介して広告主が設定するが、相性診断システムにおいて予め定められた期間であってもよい。
【0053】
受付手段104は、ターゲット顧客が広告情報を介してサイトを訪れた回数を含むアクセス情報及び、ホームページにおいて申し込みを行った回数を含むコンバージョン情報を受け付ける(ステップS104)。
【0054】
集計手段105は、受付手段104が受け付けたアクセス情報及びコンバージョン情報に基づき、広告情報を介してホームページを訪れたターゲット顧客が申し込みを行った回数を含む成果情報を生成する(ステップS105)。
【0055】
生成手段106は、ステップS105で集計された成果情報に基づき、SNSと広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する(ステップS106)。生成手段106が生成する順位情報は、各SNSに投稿されたリンク情報を介して遷移先のホームページにアクセスしたターゲット顧客が、当該ホームページで申し込みを行った回数の多寡によって決定されてよい。また、上記順位情報は、リンク情報を介してホームページにアクセスしたターゲット顧客の総数に対する申し込み数の比率であってもよく、ターゲット顧客のアクセス数であってもよい。また、生成手段106は、SNSごと、アカウントごと、及び、広告ごとに順位情報を生成してよい。
【0056】
表示処理手段107は、順位情報表示画面(不図示)を表示処理し、処理結果を広告主端末2Aに送信する(ステップS107)。順位情報表示画面では、アカウント保有者のユーザ名、投稿先のSNSのSNSリンク(URL)、当該SNSに投稿した計測用リンクを介したターゲット顧客のアクセス数、当該SNSに投稿した計測用リンクを介してホームページにアクセスし申し込みを行ったターゲット顧客数等が表示される。なお、順位情報表示画面において表示される順位情報は、表形式のデータとして表示されてよく、グラフとして表示されてよい(順位情報がグラフとして表示される場合、例として、申し込み率や申し込み数を縦軸、各SNSのアカウントを横軸とした棒グラフとして表示される)。
【0057】
ここで、広告情報が遷移先のホームページを複数含む場合、相性診断システムは、相性診断の全体手順において遷移先のホームページ及び当該ホームページのURLに対して行われる操作を、複数のホームページ及び当該複数のホームページのURLに対して行ってよい。また、ステップS106で生成される順位情報は、複数のホームページにおける申し込み数の合算であってよく、申し込み率の平均値等であってよい。
【0058】
また、相性診断システムは、本実施形態では、商品又はサービスへの申し込みを行ったターゲット顧客に対してステップメールを送信可能であってよく、当該ターゲット顧客が何回ステップメールを受信した後に離脱したかをカウントであってよい。順位情報表示画面では上記カウントの結果が表示されてよく、このような構成とすることで、ステップメールの内容や送信のタイミング等についての見直しを行うことが可能である。
【0059】
本発明によれば、相性診断システムに係る新規な技術を提供することができる。
【符号の説明】
【0060】
1 :管理サーバ
2A :広告主端末
2B :ターゲット顧客端末
3 :SNS提供サーバ
4 :ウェブサーバ
11、21、31 :通信部
12、22、32 :処理部
13、23、33 :記憶部
24 :出力部
25 :入力部
101 :登録手段
102 :発行手段
103 :投稿手段
104 :受付手段
105 :集計手段
106 :生成手段
107 :表示処理手段

図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-12-02
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告とSNSの相性を診断する相性診断システムであって、
投稿をおこなうアカウントを保有したユーザのユーザ情報と、広告主が投稿を希望する広告に関する情報であり遷移先のホームページのURLを含む広告情報と、SNSに対して投稿を行う為のアカウントに関する情報を含むユーザ毎のSNS情報と、SNSに投稿を行う広告及びその投稿先を示す投稿情報と、を登録する登録手段と、
前記投稿情報に応じて、アクセス及び/又はコンバージョンの計測に用いられるパラメータ付きURL、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行する発行手段と、を備え
前記投稿情報は、同一の広告情報を投稿する複数の前記アカウントを特定可能な複数の前記ユーザ情報又は前記SNS情報が紐づけられ、前記複数の前記アカウントは、同一SNSについての前記ユーザが異なる複数のSNSのアカウントを含み、
前記相性診断システムはさらに、前記投稿情報に基づき、複数の前記SNSのアカウントに対し、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行した前記パラメータ付きURLを含む前記広告情報を投稿する投稿手段と、
前記SNSのアカウントに投稿された前記パラメータ付きURLを介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、
前記SNSのアカウントに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNS及び複数の前記SNSのアカウントごとに集計する集計手段と、
前記成果情報に基づき、前記SNS前記広告の相性に関する順位を示す順位及び前記SNSのアカウントと前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、
を有する相性診断システム。
【請求項2】
前記広告情報は、少なくとも前記広告の広告文章又は、広告画像データの少なくとも何れか及び、前記パラメータ付きURLを含む請求項1に記載の相性診断システム。
【請求項3】
前記発行手段は、前記広告情報が投稿される前記SNSごとにそれぞれ異なる前記パラメータ付きURLであるリンク情報を発行し、
前記投稿手段は、前記リンク情報を含む前記広告情報を、対応する前記SNSに投稿する請求項2に記載の相性診断システム。
【請求項4】
前記集計手段は、前記広告が前記SNSに投稿されてから予め定められた期間において、前記リンク情報を介したアクセス数を含む前記成果情報の集計を行う請求項3に記載の相性診断システム。
【請求項5】
前記生成手段は、前記集計手段によって集計された成果情報に基づき、申し込み数の多寡による順位情報を生成する請求項4に記載の相性診断システム。
【請求項6】
広告とSNSの相性を診断する相性診断方法であって、
投稿をおこなうアカウントを保有したユーザのユーザ情報と、広告主が投稿を希望する広告に関する情報であり遷移先のホームページのURLを含む広告情報と、SNSに対して投稿を行う為のアカウントに関する情報を含むユーザ毎のSNS情報と、SNSに投稿を行う広告及びその投稿先を示す投稿情報と、を登録する登録ステップと、
前記投稿情報に応じて、アクセス及び/又はコンバージョンの計測に用いられるパラメータ付きURL、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行する発行ステップと、を備え
前記投稿情報は、同一の広告情報を投稿する複数の前記アカウントを特定可能な複数の前記ユーザ情報又は前記SNS情報が紐づけられ、前記複数の前記アカウントは、同一SNSについての前記ユーザが異なる複数のSNSのアカウントを含み、
前記相性診断方法はさらに、前記投稿情報に基づき、複数の前記SNSのアカウントに対し、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行した前記パラメータ付きURLを含む前記広告情報を投稿する投稿ステップと、
前記SNSのアカウントに投稿された前記パラメータ付きURLを介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付ステップと、
前記SNSのアカウントに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNS及び複数の前記SNSのアカウントごとに集計する集計ステップと、
前記成果情報に基づき、前記SNS前記広告の相性に関する順位を示す順位及び前記SNSのアカウントと前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成ステップと、
を有する相性診断方法。
【請求項7】
広告とSNSの相性を診断する相性診断プログラムであって、
投稿をおこなうアカウントを保有したユーザのユーザ情報と、広告主が投稿を希望する広告に関する情報であり遷移先のホームページのURLを含む広告情報と、SNSに対して投稿を行う為のアカウントに関する情報を含むユーザ毎のSNS情報と、SNSに投稿を行う広告及びその投稿先を示す投稿情報と、を登録する登録手段と、
前記投稿情報に応じて、アクセス及び/又はコンバージョンの計測に用いられるパラメータ付きURL、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行する発行手段と、を備え
前記投稿情報は、同一の広告情報を投稿する複数の前記アカウントを特定可能な複数の前記ユーザ情報又は前記SNS情報が紐づけられ、前記複数の前記アカウントは、同一SNSについての前記ユーザが異なる複数のSNSのアカウントを含み、
前記相性診断プログラムはさらに、前記投稿情報に基づき、複数の前記SNSのアカウントに対し、前記ユーザ情報又は前記SNS情報毎に発行した前記パラメータ付きURLを含む前記広告情報を投稿する投稿手段と、
前記SNSのアカウントに投稿された前記パラメータ付きURLを介して前記ホームページを訪れた顧客のアクセス情報及び、コンバージョン情報を受け付ける受付手段と、
前記SNSのアカウントに投稿された前記広告情報を介した申し込み数を含む成果情報を、複数の前記SNS及び複数の前記SNSのアカウントごとに集計する集計手段と、
前記成果情報に基づき、前記SNS前記広告の相性に関する順位を示す順位及び前記SNSのアカウントと前記広告の相性に関する順位を示す順位情報を生成する生成手段と、
を有する相性診断プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】
登録手段101は、上記ユーザ情報に対して、広告の投稿先として指定されるSNSに関する情報であるSNS情報を対応付けてデータベースDBに格納してよい。ここで、本実施形態では、SNS情報は、広告の投稿先であるSNSのアカウント名、アドレス、当該SNSのログインID、ログインパスワード、当該SNSのSNSリンク(URL)等である。また、登録手段101は、ユーザ情報に対して複数のSNS情報を対応付けてデータベースDBに格納してよい。