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特開2024-33214通知装置、通知システム、通知方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024033214
(43)【公開日】2024-03-13
(54)【発明の名称】通知装置、通知システム、通知方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/109 20230101AFI20240306BHJP
【FI】
G06Q10/10 340
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022136674
(22)【出願日】2022-08-30
(71)【出願人】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】長野 和広
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA13
(57)【要約】
【課題】物やサービスを利用する際に、予約情報に基づいた通知システムからの通知に対し、確実に応答し、予約情報を操作することが可能な通知装置、通知システム、通知方法及びプログラムの提供。
【解決手段】少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、時刻を計時する計時部と、前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、を有する通知装置の提供。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、
時刻を計時する計時部と、
前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、
前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、
を有する通知装置。
【請求項2】
前記利用予定情報保持部は、少なくとも利用開始時刻又は利用終了時刻のうちいずれか一を前記予定時刻として含む、
請求項1の通知装置。
【請求項3】
前記通知部は、架電して音声ガイダンスによる通知を行い、
前記応答受付部は、前記応答の受付を前記音声ガイダンスによる通知に応じたダイヤルトーンにて行う、
請求項1の通知装置。
【請求項4】
前記通知部は、メッセージングによるメッセージの通知を行い、
前記応答受付部は、前記応答の受付を前記通知に応じた返信メッセージにて行う、
請求項1の通知装置。
【請求項5】
前記通知より所定時間が経過した場合に、前記応答が無い場合、警告を出力する警告部、
をさらに有する、請求項1の通知装置。
【請求項6】
前記通知部は、前記応答受付部を有するサーバの識別子を含むメッセージを通知し、
前記応答受付部は、Webインタフェースにより前記応答を受付ける、
請求項3の通知装置。
【請求項7】
前記応答に基づいて前記予定時刻を変更する予定時刻変更部、
をさらに有し、
前記通知部は、前記予定時刻を変更するための通知を行い、
前記応答受付部は、前記予定時刻の変更を受付ける、
請求項1から5のいずれか一の通知装置。
【請求項8】
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、
を有する第一のサーバと、
前記利用予定情報を取得する利用予定情報取得部と、
時刻を計時する計時部と、
前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、
前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、
前記応答を前記第一のサーバへ送信する送信部と、
を有する第二のサーバと、
を含む通知システム。
【請求項9】
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報をコンピュータが取得するステップと、
前記コンピュータが時刻を計時するステップと、
前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に前記コンピュータが通知を行うステップと、
前記通知に対する応答を前記コンピュータが受付けるステップと、
を有する通知方法。
【請求項10】
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を取得する処理と、
時刻を計時する処理と、
前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う処理と、
前記通知に対する応答を受付ける処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通知装置、通知システム、通知方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
物やサービスを利用する際に、利用者に対して利用時間の開始及び終了をシステムに登録し、事前に通知するといった機能又はサービスがあると利便性が向上する。さらに、利用時間の開始時刻及び終了時刻の情報が、予約情報と関連付けられると、その予約情報には利用者の連絡先情報(E-Mailアドレスや電話番号、SNSアカウント等)が含まれるため、利用開始時刻や終了時刻が近づくと、利用者の連絡先へ自動的に通知を送るといったことが可能である。
【0003】
特許文献1には以下のような顧客情報管理システム及び顧客情報管理方法が開示されている。同システム等は、管理コンピュータに搭載されたソフトウェアが、顧客のプロファイル情報に基づいて航空会社等のサービスプロバイダのサーバにアクセスして、顧客等のために情報を入手し、送信し、格納する。例えば、プロファイル情報には第三者連絡先情報を含むことができる。顧客が、旅行中であり、到着が遅れている場合には、友人、親戚、ビジネス関係者、又は顧客がプロファイル内で識別した他の誰かにメッセージを送信することができる。このように、特許文献1に記載の発明は、顧客と互いに独立して業務を行っている、異なるサービスプロバイダとの対話を容易に行うための手段を提供するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011-028745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
【0006】
特許文献1の技術のように、顧客のサービス等の利用予定に応じてサービスプロバイダとの対話を行うことで適切な情報を通知し、顧客側からもその応答により、サービスプロバイダ側の予約情報等を操作することが可能となっている。そこで、顧客側が如何にして確実にこれらの操作(タスク)を遂行することができるかといった点が課題となってくる。
【0007】
本発明は物やサービスを利用する際に、予約情報に基づいた通知システムからの通知に対し、確実に応答し、予約情報を操作することが可能な通知装置、通知システム、通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明乃至開示の第一の視点によれば、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、時刻を計時する計時部と、前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、を有する通知装置が提供される。
【0009】
本発明乃至開示の第二の視点によれば、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、を有する第一のサーバと、前記利用予定情報を取得する利用予定情報取得部と、時刻を計時する計時部と、前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、前記応答を前記第一のサーバへ送信する送信部と、を有する第二のサーバと、を含む通知システムが提供される。
【0010】
本発明乃至開示の第三の視点によれば、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報をコンピュータが取得するステップと、前記コンピュータが時刻を計時するステップと、前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に前記コンピュータが通知を行うステップと、前記通知に対する応答を前記コンピュータが受付けるステップと、を有する通知方法が提供される。
【0011】
本発明乃至開示の第四の視点によれば、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を取得する処理と、時刻を計時する処理と、前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う処理と、前記通知に対する応答を受付ける処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明乃至開示の各視点によれば、本発明は、物やサービスを利用する際に、予約情報に基づいた通知システムからの通知に対し、確実に応答し、予約情報を操作することが可能な通知装置、通知システム、通知方法及びプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】一実施形態に係る通知装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2】第1の実施形態にかかる通知装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3】第1の実施形態にかかる通知システムの構成の一例を示すブロック図である。
図4】第1の実施形態の通知装置の動作を示すためのフローチャートである。
図5】第1の実施形態にかかる通知装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
図6】実施例に係るシステムの構成の一例を示すブロック図である。
図7】実施例にかかるシステムにおいてホテルサーバが有するデータベースの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インタフェースも同様である。
【0015】
図1は一実施形態に係る通知装置の構成の一例を示すブロック図である。この図にあるように、一実施形態に係る通知装置10は、利用予定情報保持部11と、計時部12と、通知部13と、応答受付部14と、を有する。
【0016】
利用予定情報保持部11は、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する。計時部12は時刻を計時する。通知部13は、予定時刻の到来に応じて、利用者に通知を行う。応答受付部14は、通知に対する応答を受付ける。
【0017】
一実施形態の通知装置10は、利用者の連絡先情報と予定時刻とが関連付けられており、計時部12の計時により予定時刻が到来すると通知部13により利用者に通知を行うことが可能である。通知部13の通知手段に関しては種々の方法をとることが可能であり、これにより確実に利用者の応答を応答受付部14により受付けることが可能となる。
【0018】
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0019】
[第1の実施形態]
図2は、第1の実施形態にかかる通知装置の構成の一例を示すブロック図である。この図にあるように、本実施形態の通知装置10は、利用予定情報保持部11と、計時部12と、通知部13と、応答受付部14と、予定時刻変更部15と、警告部16と、を有する。
【0020】
利用予定情報保持部11は、少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する。「予定時刻」とは利用者が物やサービスを利用するために予約した時刻のことであり、少なくとも利用開始時刻と利用終了時刻のいずれか一を指す。「連絡先情報」とは、例えば利用者の電話番号やメールアドレス、SNS(Social Networking Service)のアカウント等、の略即時的通知が可能な連絡手段の連絡先である。連絡先情報が複数存在する場合には優先順位を付与し、優先順位が高い順に連絡を行うことが可能であれば望ましい。「利用予定情報」は、利用者が予約する際に付与した予約番号がキーとなっており、別途利用者のデータベースから利用者の連絡先情報を取得する態様であってもよい。「保持」とは、通知装置の記憶域に利用予定情報を格納し、アクセス可能とすることである。
【0021】
計時部12は時刻を計時する。通知装置内のタイマやNTP(Network Time Protocol)により取得した時刻を通知部13へ提供する。
【0022】
通知部13は、予定時刻の到来に応じて、利用者に通知を行う。通知部13は、利用予定情報保持部11に保持されている予定時刻を取得し、計時部12から提供された時刻を取得する。予定時刻が到来すると、通知を実行する。通知に当たっては、利用者の連絡先情報を参照して、通知手段と通知先を取得する。
【0023】
通知手段に関しては、例えば、架電して音声ガイダンスによる通知であってもよいし、SMS(Short Message Service)や、SNSアカウントへのDM(Direct Message)等のメッセージングによるメッセージの通知であってもよい。またメッセージには、後述する応答受付部14を有するサーバの識別子が含まれていてもよい。
【0024】
連絡先情報が複数存在する場合にはデフォルトの優先順位に則って通知を実行してもよいが、例えば予定時刻を徒過している場合であって徒過している時間が短い場合には即時に応答する必要がない、メールやSMS等の手段を用い、大幅に徒過している場合には即時応答性が高い電話等の手段を用いるといった通知するタイミングに応じた手段の使い分けを行ってもよい。
【0025】
応答受付部14は、通知に対する応答を受付ける。応答は、通知手段により異なり、例えば架電した場合には音声ガイダンスによる通知に応じてダイヤルトーンで行い、メッセージングにより通知を行った場合には、通知に応じて返信メッセージで応答する。さらにサーバのURL(Uniform Resource Locator)をメッセージ等で送信した場合には、そのURLにアクセスし、Webインタフェースに入力を行うことで応答を受付けることが可能である。
【0026】
予定時刻変更部15は、応答に基づいて前記予定時刻を変更する。通知部13の通知に応答するものであって、応答受付部14が受付けた応答に基づいて変更が実行される。もちろん、利用者が自発的に行う予定時刻の変更を妨げるものではない。通知部13が行う通知内容は予定時刻前と後とで内容が違っていてもよい。
【0027】
警告部16は、通知より所定時間が経過した場合に、応答が無い場合、警告を出力する。警告の内容は予定時刻を徒過している旨や、応答を促す旨等のテキストメッセージであってもよいし、アラーム音や音声や、これらをテキストメッセージと共に提示するものであってもよい。
【0028】
[システムの構成]
図3は上記第1の実施形態の通知装置が組み込まれたシステムとした場合の構成を示している。この図にあるように通知システム100は、第一のサーバ20と、第二のサーバ21からなる。第一のサーバは利用予定情報保持部11を有する。第二のサーバは利用予定情報保持部11に代えて利用予定情報取得部17と、応答を前記第一のサーバへ送信する送信部18を有する。
【0029】
利用予定情報取得部17は第二のサーバにおいて利用予定情報を第一のサーバの利用予定情報保持部11より利用予定情報を取得する。その他の第一のサーバの構成要件については、上記通知装置10と同様であるので説明は省略する。利用予定情報に関しては既存の予約システムのサーバ(第一のサーバに相当)に蓄積され利用されることが多く、そこに第二のサーバを付加して通知システム100とすることで第1の実施形態の通知装置の機能を発揮することができる。
【0030】
[動作の説明]
図4は第1の実施形態の通知装置の動作の一例を示すためのフローチャートである。この図にあるように、通知装置は、利用予定情報を取得する(ステップS41)。次に計時を行い予定時刻が到来したか否かを判断する(ステップS42)。予定時刻が到来したら(ステップS42、Y)利用者へ通知を行う(ステップS43)。いまだ予定時刻が到来していなければ(ステップS42、N)、引き続き計時を続ける(ステップS42)。
【0031】
利用者に通知を行ったら(ステップS43)、通知に対して応答があるか否かを判断する(ステップS44)。応答があった場合(ステップS44、Y)には通知に対する応答を受付ける(ステップS45)。応答が未だにない場合(ステップS44、N)には通知から所定時間が経過しているか否かを判断する(ステップS46)。所定時間が経過している場合(ステップS46、Y)には警告を出力する(ステップS47)。所定時間が経過していない場合(ステップS46、N)には再び応答があるか否かの判断を行う(ステップS44)。
【0032】
通知に対する応答を受付けた(ステップS45)際に、予定の変更があるか否かの判断を行う(ステップS48)。予定の変更がある場合(ステップS48、Y)には、変更の反映を行い(ステップS49)処理は終了する。予定の変更がない場合(ステップS48、N)にはそのまま処理は終了する。
【0033】
[ハードウエア構成]
本実施形態の通知装置10は、情報処理装置(コンピュータ)により構成可能であり、図5に例示する構成を備える。例えば、通知装置10は、内部バス55により相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)51、メモリ52、入出力インタフェース53及び通信手段であるNIC(Network Interface Card)54等を備える。
【0034】
但し、図5に示す構成は、通知装置10のハードウエア構成を限定する趣旨ではない。通知装置10は、図示しないハードウエアを含んでもよいし、必要に応じて入出力インタフェース53を備えていなくともよい。また、通知装置10に含まれるCPU等の数も図5の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のCPUが通知装置10に含まれていてもよい。
【0035】
メモリ52は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)である。
【0036】
入出力インタフェース53は、図示しない表示装置や入力装置のインタフェースとなる手段である。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置は、例えば、タッチパネル、キーボードやマウス等のユーザ操作を受付ける装置である。
【0037】
通知装置10の機能は、メモリ52に格納された計時プログラム、通知プログラム、応答受付プログラム、予定時刻変更プログラム、警告プログラム等といったプログラム群(処理モジュール)と、記憶域に保持されている利用予定情報や、利用者の連絡先情報、警告プログラムが使用する通知からの所定時間を示す値や警告の内容、通知プログラムが使用する通知内容等のデータ群により実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ52に格納された各プログラムをCPU51が実行することで実現される。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、上記処理モジュールが行う機能を何らかのハードウエア、及び/又は、ソフトウェアで実行する手段があればよい。
【0038】
[ハードウエアの動作]
通知装置10は動作を開始すると、計時プログラムがメモリ52から呼び出され、CPU51により実行状態とされる。同プログラムは、タイマやネットワーク経由でNTP等を用いて時刻を取得する。次にメモリ52上に保持されている利用予定情報データより予定時刻を読み込んで取得した時刻と比較演算を行う。演算の結果、両者が等しくなった場合に、通知プログラムをメモリ52から呼び出し、CPU51にて実行状態とする。同プログラムは、メモリ52に保持されている通知内容データと利用者の連絡先データを呼び出し、NIC54を介して通知を送信する。
【0039】
通知が送信されたら、メモリ52より応答受付プログラムが呼び出され、CPU51にて実行状態となる。同プログラムはNIC54を介して利用者の携帯端末等からの応答データを取得する。この際において、利用者から予定時刻変更の旨の応答があった場合には、同プログラムはメモリ52から予定時刻変更プログラムを呼び出し、CPU51で実行状態とする。同プログラムは、メモリ52に格納されている利用予定情報データの予定時刻データのフィールドを変更後の予定時刻へ書き換える。利用者からの応答は上記の通りNIC54を介して行ってもよいし、通知装置10に接続されたモデム等の電話端末(図示せず)と電話回線(図示せず)と、から行ってもよい。
【0040】
通知の送信時から計時プログラムは通知からの時間経過を計測しており、事前に設定されメモリ52に保持された通知からの所定時間データと時間経過の比較を行う。比較の結果両者が等しく又は時間経過が大きくなり、いまだ応答がない場合には、メモリ52から警告プログラムを呼び出し、事前に設定されメモリ52に保持されている警告の内容データを呼び出し、同じくメモリ52に保持されている利用者の連絡先データを読み込んで、利用者の携帯端末等に先の警告の内容データを、NIC54を介して送信する。
【0041】
[効果の説明]
上記第1の実施形態に係る通知システムにより、予定時刻の到来を利用者に対して通知可能である。また通知を架電やメッセージング等で行うことにより、利用者が確実に応答し、必要であれば利用予定情報を容易に変更することが可能である。
【0042】
[実施例]
[実施例の概要]
実施例では、上記第1の実施形態の通知装置及び通知システムを、ホテルなどの宿泊施設の予約、特にチェックアウト処理に適用した場合の実施形態の一例を示す。
【0043】
具体的には、宿泊者がチェックアウト予定時間になってもチェックアウトしない場合、通知サーバから自動で該当客室電話を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認する。客室電話からダイヤルボタン(PB信号:Push Button Dial Signal)を押すことで意思を確認可能とする。チェックアウトの場合は通話を切断し、延長/延泊の場合、例えば、ホテル宿泊担当者に転送して延長/延泊の処理を進める。
【0044】
客室電話が応答しなかった場合、通知サーバから、あらかじめ登録された宿泊者の携帯端末を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認する。携帯端末からダイヤルボタン(PB信号)を押すことで意思を確認可能とする。チェックアウトの場合は通話を切断し、延長/延泊の場合、ホテル宿泊担当者に転送して延長/延泊の処理を進める。
【0045】
[実施例1]
[実施例1の構成]
図6に実施例のシステムの構成の一例を示す。ホテル、旅館などの宿泊施設において、PMS(Property Management System:ホテル管理システム)601、ホテルサーバ602、通知サーバ603、メールサーバ604、SMSサーバ605、音声サーバ607で構成される。PMS(ホテル管理システム)601、ホテルサーバ602、通知サーバ603、メールサーバ604、SMSサーバ605、音声サーバ607、業務端末PC614はネットワーク606接続されている。
【0046】
宿泊者がホテルに宿泊する場合、PMS(ホテル管理システム)601でチェックイン処理が行われ、チェックイン情報がホテルサーバ602に送信される。このチェックイン情報には宿泊者情報であるチェックアウト予定時間、携帯番号、メールアドレスが含まれている。これらの情報はホテルサーバ602内のデータベースに図7の客室情報の構成で保存される。
【0047】
通知サーバ603は、WEBサーバ機能(後ほど説明する意思確認用のWebサイト)とCTI機能を備え、音声サーバ607と電話を制御する呼制御情報を送受信する。音声サーバ607には客室電話609と業務電話610が内線電話として接続されており、公衆網608を介して携帯端末との通話ができるものとする。音声サーバ607は例えば構内交換機であってもよい。メールサーバ604はファイアウォール611とインターネット612を介して携帯端末613にメール送信ができるものとする。SMSサーバ605はファイアウォール611とインターネット612を介して外部にあるSMS送信サービス615を利用してSMS送信ができるものとする。ホテルサーバ602にアラーム登録すると業務端末PC614にアラーム出力できるものとする。
【0048】
[動作の説明]
通知サーバ603は、ホテルサーバ602内の客室情報(図7)を周期的にチェックし、チェックアウト予定時間になってもチェックアウトをしていない客室があった場合(チェックアウト予定時間を経過、ルームステータス:ステイ、チェックアウトステータス:未確認)、音声サーバ607を介して客室情報の内線番号宛に呼び出しを行なう。(STEP1)
【0049】
宿泊者が客室電話609の着信に応答すると、通知サーバ603は、例えば「チェックアウトの時間になりました。チェックアウトを希望する場合は1を、延長・延泊を希望する場合は0を、ダイヤルしてください。」などの音声ガイダンスを送出する。(STEP2)
【0050】
宿泊者が客室電話609のダイヤルを操作し、通知サーバ603は、PB信号を受信すると、1を受信(チェックアウト希望)した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認からチェックアウトに変更し、通話を切断する。0を受信(延長/延泊を希望)した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認から延長/延泊に変更し、音声サーバ607を介し、フロント、もしくは宿泊担当者の業務電話610を呼び出し、フロント、もしくは宿泊担当者が応答すると、例えば「1003号室のお客様から延長・延泊の依頼です。」などの音声ガイダンスを送出後、客室電話609と業務電話610を通話可能に接続する。宿泊者はフロント、もしくは宿泊担当者に延長、延泊の依頼をする。なお、宿泊者が応答後、通話が切断された場合は、チェックアウトと判断してもよい。(STEP3)
【0051】
本実施例によると、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認することができる。なお、呼び出しに応答が無い場合、通知サーバ603は、ホテルサーバ602のアラーム登録を行い、業務端末PC614はアラーム発生の表示、アラーム音を出力する。アラームを確認した従業員は該当の客室に行きチェックアウト時間であることを伝える。
【0052】
本実施例では、ダイヤル操作(PB信号)で、チェックアウト、延長/延泊を判断したが、宿泊者が音声で回答し、音声認識でチェックアウト、延長/延泊を判断してもよい。
【0053】
[実施例2]
実施例2について説明する。実施例2では、客室電話609でなく、宿泊者の携帯端末613に通知する点が相違する。通知サーバ603は、ホテルサーバ602内の客室情報(図7)を周期的にチェックし、チェックアウト予定時間になってもチェックアウトをしていない客室があった場合(チェックアウト予定時間を経過、ルームステータス:ステイ、チェックアウトステータス:未確認)、音声サーバ607を介してあらかじめ登録された宿泊者の携帯番号宛に呼び出しを行なう。(STEP11)
【0054】
宿泊者が携帯端末613の着信に応答すると、通知サーバ603は、例えば「チェックアウトの時間になりました。チェックアウトを希望する場合は1を、延長・延泊を希望する場合は0を、ダイヤルしてください。」などの音声ガイダンスを送出する。(STEP12)
【0055】
宿泊者が携帯端末613のダイヤルを操作し、通知サーバ603は、PB信号を受信すると、1を受信(チェックアウト希望)した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認からチェックアウトに変更し、通話を切断する。0を受信(延長/延泊を希望)した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認から延長/延泊に変更し、音声サーバ607を介し、フロント、もしくは宿泊担当者の業務電話610を呼び出し、フロント、もしくは宿泊担当者が応答すると、例えば「1003号室のお客様から延長・延泊の依頼です。」などの音声ガイダンスを送出後、携帯端末613と業務電話610を通話可能に接続する。宿泊者はフロント、もしくは宿泊担当者に延長、延泊の依頼をする。なお、宿泊者が応答後、通話が切断された場合は、チェックアウトと判断してもよい。(STEP13)
【0056】
宿泊者が携帯端末613の呼び出しに応答が無い場合、通知サーバ603は、あらかじめ登録された宿泊者のメールアドレス、又はSMSにて、チェックアウト時間であること、及び意思確認用のWebサイトのURLを通知する。(STEP14)
【0057】
宿泊者がWebサイトにアクセスし、チェックアウト、又は延長/延泊を選択すると、通知サーバ603は、チェックアウト希望した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認からチェックアウトに変更する。延長/延泊を希望した場合、客室情報のチェックアウトステータスを未確認から延長/延泊に変更し、音声サーバ607を介し、宿泊者の携帯端末613、及びフロント、もしくは宿泊担当者の業務電話610を呼び出し、宿泊者、及びフロント、もしくは宿泊担当者が応答すると、例えば「1003号室のお客様から延長・延泊の依頼です。」などの音声ガイダンスを送出後、携帯端末613と業務電話610を通話可能に接続する。宿泊者はフロント、もしくは宿泊担当者に延長、延泊の依頼をする。(STEP15)
【0058】
本実施例によると、宿泊者が客室に居ない場合、ホテルの客室に客室電話が無い場合であっても、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認することができる。
【0059】
なお、実施例2では、宿泊者が携帯端末の呼び出しに応答が無い場合、メールアドレス、又はSMSにて通知するとしたが、メールアドレス、又はSMSにて通知してから携帯端末を呼び出してもよい。また、実施例1の、客室電話の呼び出しに応答が無い場合、携帯端末を呼び出すようにしてもよい。
【0060】
[効果の説明]
上記実施例の第一の効果は、従業員の作業負荷の軽減ができることである。その理由は、システムが自動でチェックアウト時間の通知を行うため、従業員が呼び出し作業をする必要がない。第二の効果は、宿泊者へのサービス向上になることである。その理由は、システムが自動でチェックアウト時間の通知を行うことで通知忘れがない。また、携帯端末に通知することが可能であるため客室に居なくても通知ができる。第三の効果は、既存のリソースを使用でき、安価に導入できることである。その理由は、多くの宿泊施設でPMS(ホテル管理システム)、音声サーバが導入されているため、それら既存のリソースを活用して、システム構築及び運用を行うことができる。
【0061】
前述の実施形態の一部又は全部は、以下の各付記のようにも記載することができる。しかしながら、以下の各付記は、あくまでも、本発明の単なる例示に過ぎず、本発明は、かかる場合のみに限るものではない。
[付記1]
上述の第一の視点に係る通知装置のとおりである。
[付記2]
利用予定情報保持部は、少なくとも利用開始時刻又は利用終了時刻のうちいずれか一を予定時刻として含む、好ましくは付記1の通知装置。
[付記3]
通知部は、架電して音声ガイダンスによる通知を行い、応答受付部は、前記応答の受付を前記音声ガイダンスによる通知に応じたダイヤルトーンにて行う、好ましくは付記1の通知装置。
[付記4]
通知部は、メッセージングによるメッセージの通知を行い、応答受付部は、応答の受付を通知に応じた返信メッセージにて行う、好ましくは付記1の通知装置。
[付記5]
通知より所定時間が経過した場合に、応答が無い場合、警告を出力する警告部、をさらに有する、好ましくは付記1の通知装置。
[付記6]
通知部は、応答受付部を有するサーバの識別子を含むメッセージを通知し、応答受付部は、Webインタフェースにより応答を受付ける、好ましくは付記3の通知装置。
[付記7]
応答に基づいて予定時刻を変更する予定時刻変更部、をさらに有し、通知部は、予定時刻を変更するための通知を行い、応答受付部は、予定時刻の変更を受付ける、好ましくは付記1から5のいずれか一の通知装置。
[付記8]
上述の第二の視点に係る通知システムのとおりである。
[付記9]
上述の第三の視点に係る通知方法のとおりである。
[付記10]
上述の第四の視点に係るプログラムのとおりである。
なお、付記8~付記10は、付記1と同様に、付記2~付記7に展開することが可能である。
【0062】
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(特許請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、特許請求の範囲を含む全開示、技術的思想に従って当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0063】
10 :通知装置
11 :利用予定情報保持部
12 :計時部
13 :通知部
14 :応答受付部
15 :予定時刻変更部
16 :警告部
17 :利用予定情報取得部
18 :送信部
20 :第一のサーバ
21 :第二のサーバ
51 :CPU
52 :メモリ
53 :入出力インタフェース
54 :NIC
55 :内部バス
100 :通知システム
601 :PMS(ホテル管理システム)
602 :ホテルサーバ
603 :通知サーバ
604 :メールサーバ
605 :SMSサーバ
606 :ネットワーク
607 :音声サーバ
608 :公衆網
609 :客室電話
610 :業務電話
611 :ファイアウォール
612 :インターネット
613 :携帯端末
614 :業務端末PC
615 :SMS送信サービス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2023-11-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
宿泊施設のチェックアウト処理において利用される通知装置であって、
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、
時刻を計時する計時部と、
前記予定時刻の到来に応じて、前記利用者に通知を行う通知部と、
前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、
を有し、
前記通知部は、客室電話に架電して音声ガイダンスによる通知を行い、
前記応答受付部は、前記応答の受付を前記音声ガイダンスによる通知に応じたダイヤルトーンにて行い、
前記客室電話が応答しなかった場合、通知部は、あらかじめ登録された宿泊者の携帯端末を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、前記応答受付部は、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認する、
通知装置。
【請求項2】
前記利用予定情報保持部は、少なくとも利用開始時刻又は利用終了時刻のうちいずれか一を前記予定時刻として含む、
請求項1の通知装置。
【請求項3】
前記通知部は、メッセージングによるメッセージの通知を行い、
前記応答受付部は、前記応答の受付を前記通知に応じた返信メッセージにて行う、
請求項1の通知装置。
【請求項4】
前記通知より所定時間が経過した場合に、前記応答が無い場合、警告を出力する警告部、
をさらに有する、請求項1の通知装置。
【請求項5】
前記通知部は、前記応答受付部を有するサーバの識別子を含むメッセージを通知し、
前記応答受付部は、Webインタフェースにより前記応答を受付ける、
請求項の通知装置。
【請求項6】
前記応答に基づいて前記予定時刻を変更する予定時刻変更部、
をさらに有し、
前記通知部は、前記予定時刻を変更するための通知を行い、
前記応答受付部は、前記予定時刻の変更を受付ける、
請求項1からのいずれか一の通知装置。
【請求項7】
宿泊施設のチェックアウト処理において利用される通知システムであって、
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を保持する利用予定情報保持部と、
を有する第一のサーバと、
前記利用予定情報を取得する利用予定情報取得部と、
時刻を計時する計時部と、
前記予定時刻の到来に応じて、客室電話に架電して前記利用者に通知を行う通知部と、
前記通知に対する応答を受付ける応答受付部と、
前記応答を前記第一のサーバへ送信する送信部と、
を有し、
前記客室電話が応答しなかった場合、通知部は、あらかじめ登録された宿泊者の携帯端末を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、前記応答受付部は、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認する、
第二のサーバと、
を含む通知システム。
【請求項8】
宿泊施設のチェックアウト処理において利用される通知方法であって、
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報をコンピュータが取得するステップと、
前記コンピュータが時刻を計時するステップと、
前記予定時刻の到来に応じて、客室電話に架電して前記利用者に前記コンピュータが通知を行うステップと、
前記通知に対する応答を前記コンピュータが受付けるステップと、
を有し、
前記客室電話が応答しなかった場合、通知部は、あらかじめ登録された宿泊者の携帯端末を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認するステップと、
を有する通知方法。
【請求項9】
宿泊施設のチェックアウト処理において利用されるプログラムであって、
少なくとも予定時刻と、利用者の連絡先情報とを関連付けて含む利用予定情報を取得する処理と、
時刻を計時する処理と、
前記予定時刻の到来に応じて、客室電話に架電して前記利用者に通知を行う処理と、
前記通知に対する応答を受付ける処理と、
を有し、
前記客室電話が応答しなかった場合、通知部は、あらかじめ登録された宿泊者の携帯端末を呼び出し、チェックアウト時間であることをガイダンスで案内し、チェックアウト/延長/延泊の意思を確認する処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。