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  • 特開-R板,ストップ板集積方式 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024035005
(43)【公開日】2024-03-13
(54)【発明の名称】R板,ストップ板集積方式
(51)【国際特許分類】
   B65G 47/08 20060101AFI20240306BHJP
   B65G 47/52 20060101ALI20240306BHJP
   B65G 47/34 20060101ALI20240306BHJP
   B65G 47/30 20060101ALI20240306BHJP
【FI】
B65G47/08 E
B65G47/52 A
B65G47/52 B
B65G47/52 E
B65G47/34
B65G47/30 E
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022164334
(22)【出願日】2022-08-31
(71)【出願人】
【識別番号】521200750
【氏名又は名称】合同会社▲高▼橋技術士事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 弘司
【テーマコード(参考)】
3F015
3F044
3F080
3F081
【Fターム(参考)】
3F015AA25
3F015BA04
3F015CA03
3F044AA15
3F044CD04
3F044CF04
3F044CF05
3F080AA43
3F080BA01
3F080BD12
3F080CD07
3F080CE01
3F080CF01
3F080CG10
3F080CG14
3F080FA03
3F080FB03
3F081AA43
3F081BA01
3F081BD08
3F081BD18
3F081CB07
3F081CD01
3F081CE10
3F081CE14
3F081DA01
3F081FA03
3F081FB03
(57)【要約】
【課題】前工程より一定のピッチで排出される製品を受け取り、指定数量集積し、次工程に排出する時、高速になるほど、スピードが早くなり移動中に排出を行うことが困難となり、荷崩、つまり、ジャミングが発生する頻度が高くなる。
【解決手段】集積開始点O点に製品寸法に適したR板、ストップ板を製品が通過する、寸法に取付ける。R板の前工程の案内板とは簀子、簿板状とし、R板、ストップ板を前後に動くよう、スライドベアリングが取付、その先にサボーモーター付タイミングベルトに取付前後に動作可能状態とし、排出ポジションに製品が倒着したら、製品は停止し、排出を行う、同時にR板、ストップ板は進行逆方向に進め集積を行い、排出が完了したら、R板、ストップ板、製品バケットは元のO点にもどし集積を行う。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(1)ピン等で搬送可能な製品が、案内板、R板等の上を製品の巾寸法Wの1.4倍以上のピッチで滑らし、搬送し、案内板の終端部及びR板の始端部は薄板又は簀子状とし、R板とストット板とは相互に“つい”をなし、R板、ストップ板はリニアガイドに取付、サーボモーター付タイミングベルト取付け前後移動可能なステップとなり
(2)R板、ストップ板の下側に製品バケットを設け、仕切板の高さは、製品の巾寸法W、巾寸法は製品、高さ(H+α)寸法とし、製品バケットは製品を搬送し、製品が排出ポジションに到着すれば、製品は停止し
(3)製品を排出し、同時にR板、ストップ板、製品バケットはO点にもどりステップを備えた集積方式。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一定のピッチで前工程の包装機より排出される製品を集積し次工程に送る方式。
【背景技術】
【0002】
すべての集積方式はO点は固定で進行方向に集積を行っている。
(1)多列で排出される製品を集合し、列数のN倍の数の集積を行う。又1列、2列で排出される製品を必要数量の列に分散し、多列のラインを作り統合して集積を行う、方式
【0003】
(2)多列の製品を巾広のガイド付コンベアに製品を送り込み、90°の位置のピンコンベア等のピッチの中に送り込み、ロボットにサクションアームを取り付必要数吸着し集合する、スピードが不足の場合はロボット台数を増加さす方式
【0004】
(3)一列のピンコンベアの終点でスプロゲットの回転部で落下する製品を計数し、バケットに落下で入れる方式
【0005】
(4)間欠、又は連続で動作する、羽根板に製品を送り込み90°反転し、指定数羽根より押し出す方式
【0006】
(5)カートン製品はベルトコンベアーのラインプレッシャーで製品を送り込み、上、下,左,右。の回転。方向に必要数量振りわける、方式
いずれの方式も設定数量の増減、処理スピードの変化等の条件変化に問題をのこす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2001-199533
【特許文献2】特開昭59-134128
【特許文献3】特開昭62-28320
【特許文献4】特開2011-16541
【特許文献5】特開2012-111505
【特許文献6】特開平7-89516
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
案内板の上の製品をピン等で滑らしながら、搬送される製品を姿勢正しく、製品バケット、落下さすこと、集積の完了した、製品を指定数、案定的、スムーズに排出ポジションより次工程の包装機に送り出し、集積作業は高速で搬入される製品を中断することなく行うこと
【0009】
充填機等の前工程の機械を集積処理能力に応じて、決めるので無く、製品の条件等で最高の能力のものを選び、集積は、その能力に適した、方式で行うこと、集積は前工程の能力を制限しない。
【発明が解決するための手段】
【0010】
図1、の製品をW寸法の1.4倍以上のピッチで、案内板の上をスムーズに滑らせ集積部では上側又は側面より、搬送を行い、Fの案内板をR形案内板ストップ板に図4のことく変える。R板、ストップ板は、リニアスライドベアリングに取付、さらにサボモーター付タイミングベルトにセットし、サーボモーターの回転で左右に稼動可能な状態とする。前の案内板との接合部は、図4のごとく、簀子又は簿板構造とし、進行前後に稼動可能な方式とする。R部の形状は図5のごとく、H寸法の通去する寸法とし、下側に製品バケット(H+α)のクリアランスでW寸法高さの製品バケットとしサーボーモーター駆動の間欠動作又は製品搬送ピンコンベア等との同期駆動とする。
【0011】
ピンで送られてくる製品がR板、ストップ板を通り、製品バケットにタイミングが合い入った状態で進み製品は排出ポジションに到達したら、製品は停止し、排出作業を45m/分以下のスピードで、片道動作、往復動作、ボックスモーション等安定した方式で排出作業を行う。
【0012】
同時にO点のR板、ストップ板は進行逆方向に1ピッチごとOn点に進み、排出作業が完了したら、45m/分以下のスピードで、R板、ストップ板、製品バケットはO点にもどり集積作業を行う。
【0013】
排出スピード、R板ストップ板の戻るスピードが45m/分以上の製品スピードが、高速の場合は集積ステーションを2ヶ所設け、製品バケット等独立の2ヶ所、製品搬送も延長し第1集積、第2集積と分割する必要があり、より安定する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】製品図 (A)ピロー包装品 (B)ステック包装品 (C)パウチ包装品 (D)九物包装品 (E)カートン包装品
図2】包装ライン例 (1)ピロー包装ライン (2)ステック包装ライン
図3】(1)R板、ストップ板立面図 (2)平面図
図4】(A)すの子方式 (B)簿板方式
図5】(A)軽い製品 (B)ステック、袋物等製品 (C)カートン製品
【発明を実施するための形態】
【0015】
図2-(1)図はピロー包装機よりの排出される製品の回転数と90°反転ピンコンベアは同期
停止し、次のアタッチメントでかつぐようなタイミングでピッチ間に送り込むタイミングとする。
それでも遅れが出、噛込みが、発生するよつであれば、再サイド同一スピードで走るベルトを設ける方式
【0016】
図2-(2)は同期供給機で下側のピンコンベア等の搬送装置のスピードは前工程の送られてくる、スピードより数パーセント早く設定する。その分だけ、空バケットが発生する。その数パーセント分、集積装置(R板、ストップ板)は停止し、下側の製品バケットには空は発生しない方式
【符号の説明】
【0017】
1 ピロー包装機
2 導入コンベア
3 90°回転ピンコンベア
4 R板、ストップ板集積装置
5 排出装置
6 搬送装置
7 多列充填包装機
8 多列上昇コンベア
9 同期供給機
10 カートニング機
11 案内板
12 サーボモーター
13 製品バケットコンベア
14 リニアガイド又はスライドベアリング
15 タイミングベルト
16 O点(センサー取付)
17 すのこ方式
18 うす板方式
19 軽い製品案内板
図1
図2
図3
図4
図5