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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024035951
(43)【公開日】2024-03-15
(54)【発明の名称】画像形成装置及び画像形成プログラム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/42 20060101AFI20240308BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20240308BHJP
   G06F 11/07 20060101ALI20240308BHJP
   G06F 11/34 20060101ALI20240308BHJP
   G06Q 10/20 20230101ALI20240308BHJP
【FI】
B41J29/42 F
B41J29/38 801
G06F11/07 178
G06F11/34 176
G06Q10/00 300
G06F11/07 140P
G06F11/34 138
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022140604
(22)【出願日】2022-09-05
(71)【出願人】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 祐典
【テーマコード(参考)】
2C061
5B042
5L049
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AQ06
2C061AS02
2C061CQ04
2C061CQ24
2C061CQ34
2C061HJ07
2C061HK11
2C061HN15
5B042KK14
5B042MA08
5B042MA14
5B042MC37
5B042NN41
5L049CC15
(57)【要約】
【課題】画像形成処理において不具合が発生した場合に、ユーザーに操作手順を確認させずに操作ログデータを不具合解析用データとして出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことを可能にすることができる。
【解決手段】画像形成装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、
前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、
前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する
画像形成装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記ユーザーが、前記操作手順が間違っていると選択した場合は、前記ユーザーによる正しい操作手順を受付け、
受付けた前記正しい操作手順を含む不具合解析用データを出力する
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記ユーザーが、前記操作手順が正しいと選択した場合は、前記操作ログデータを含む不具合解析用データを出力する
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記操作手順を含む前記操作ログデータを取得する
請求項1~3の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
不具合解析用の質問を表示させ、
前記質問に対する回答を受け付け、
前記質問、及び受け付けた前記回答を前記不具合解析用データに含めて出力する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記質問は、前記不具合が発生した時点の前後の期間において、前記ユーザーが行った操作に関する質問である
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記不具合解析用データは、前記画像形成処理に関する画像形成ログデータ及び自装置の制御に関する制御ログデータを含む
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記画像形成処理に関する前記画像形成ログデータと、前記特定期間に行われた前記プロセッサの制御に関する前記制御ログデータと、を取得する
請求項7記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記操作ログデータを取得した後に、前記画像形成ログデータ及び前記制御ログデータを取得する
請求項8記載の画像形成装置。
【請求項10】
コンピュータに、
画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、
前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、
前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する
ことを含む処理を実行させる画像形成プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像処理装置に対して指示された処理について、その処理の実行を指示した指示者と、その処理を実行した時刻を示す時刻情報と、その処理の内容と、その処理の対象である対象画像と、を含む履歴レコードを記録する履歴記録手段と、前記履歴記録手段に記録された各履歴レコードに含まれる対象画像同士の比較に基づき、それら各履歴レコードを個別業務ごとの集合に分類する分類手段と、前記分類手段により分類された集合に含まれる各履歴レコードが示す処理の内容と指示者のペアの並びに基づき、業務手順を推定する推定手段と、を備える業務手順推定システム、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-224958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、画像形成処理において不具合が発生した場合に、ユーザーに操作手順を確認させずに操作ログデータを不具合解析用データとして出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことを可能にすることができる画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、第1態様に係る画像形成装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する。
【0006】
また、第2態様に係る画像形成装置は、第1態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、前記ユーザーが、前記操作手順が間違っていると選択した場合は、前記ユーザーによる正しい操作手順を受付け、受付けた前記正しい操作手順を含む不具合解析用データ出力する。
【0007】
また、第3態様に係る画像形成装置は、第1態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、前記ユーザーが、前記操作手順が正しいと選択した場合は、前記操作ログデータを含む不具合解析用データを出力する。
【0008】
また、第4態様に係る画像形成装置は、第1~第3態様の何れかの態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記操作手順を含む前記操作ログデータを取得する。
【0009】
また、第5態様に係る画像形成装置は、第1態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、不具合解析用の質問を表示させ、前記質問に対する回答を受け付け、前記質問、及び受け付けた前記回答を前記不具合解析用データに含めて出力する。
【0010】
また、第6態様に係る画像形成装置は、第5態様に係る画像形成装置において、前記質問は、前記不具合が発生した時点の前後の期間において、前記ユーザーが行った操作に関する質問である。
【0011】
また、第7態様に係る画像形成装置は、第1態様に係る画像形成装置において、前記不具合解析用データは、前記画像形成処理に関する画像形成ログデータ及び自装置の制御に関する制御ログデータを含む。
【0012】
また、第8態様に係る画像形成装置は、第7態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記画像形成処理に関する前記画像形成ログデータと、前記特定期間に行われた前記プロセッサの制御に関する前記制御ログデータと、を取得する。
【0013】
また、第9態様に係る画像形成装置は、第8態様に係る画像形成装置において、前記プロセッサは、前記操作ログデータを取得した後に、前記画像形成ログデータ及び前記制御ログデータを取得する。
【0014】
また、第10態様に係る画像形成装置は、コンピュータに、画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する、ことを含む処理を実行させる。
【発明の効果】
【0015】
第1態様、及び第10態様によれば、画像形成処理において不具合が発生した場合に、ユーザーに操作手順を確認させずに操作ログデータを不具合解析用データとして出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことを可能にすることができる、という効果を有する。
【0016】
第2態様によれば、操作ログデータによる操作手順が間違っている場合に、ユーザーによる正しい操作手順を受付けない場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
【0017】
第3態様によれば、ユーザーによる正しい操作手順を受け付ける必要がない、という効果を有する。
【0018】
第4態様によれば、不具合が発生してから操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間以外の期間に行われた操作手順を含む操作ログデータも取得する場合と比較して、操作ログデータの取得に要する時間を短縮することができる、という効果を有する。
【0019】
第5態様によれば、質問に対する回答を不具合解析用データに含めない場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
【0020】
第6態様によれば、質問が、不具合が発生した時点の前後の期間以外の期間においてユーザーが行った操作に関する質問の場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
【0021】
第7態様によれば、画像形成処理に関する画像形成ログデータ及び自装置の制御に関する制御ログデータを含まない不具合解析用データを出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
【0022】
第8態様によれば、不具合が発生してから操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間以外の期間に行われた画像形成処理に関する画像形成ログデータ及びプロセッサの制御に関する制御ログデータを取得する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
【0023】
第9態様によれば、画像形成ロデータ及び制御ログデータを取得した後に操作ログデータを取得する場合と比較して、操作ログデータから操作手順を速やかに作成することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本実施形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。
図2】画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3】表示部に表示される画像の概略の一例を示す図である。
図4】画像形成処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
図5】CPUが取得する操作ログデータの詳細を説明する図である。
図6】表示部に表示される質問のポップアップ画像の一例である。
図7】表示部に表示される質問のポップアップ画像の他の一例である。
図8】表示部に表示される質問のポップアップ画像の他の一例である。
図9】操作手順が正しいか否かを確認するためのポップアップ画像の一例を示す図である。
図10】正しい操作手順を受け付けるための受付画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して本開示の実施形態の一例を説明する。
【0026】
初めに、本実施形態の概略について説明する。
【0027】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の概略を示す図である。図1に示す例によれば、例えばユーザー1が画像形成装置10を利用中に、画像形成装置10に不具合が発生すると、ユーザー1は、画像形成装置10を操作して、発生した不具合を解析するための解析用データ300を、例えばサポート窓口2のPC30へ出力するよう指示する。サポート員3は、受け付けた解析用データ300から画像形成装置10において不具合が発生した原因、及び不具合を解消する方法等を調査する。調査後、サポート員3は、例えば不具合を解消するための指示をユーザー1へ行う。
【0028】
なお、画像形成装置10において発生する不具合の一例は、画像形成装置10が記録媒体に画像を形成する画像形成処理時の紙詰まり、画像形成処理後の印刷物を排出の際の異変、以下に示す画像形成装置10の構成部の少なくとも1つの故障等である。また、解析用データ300は、不具合解析用データの一例である。なお、解析用データ300の詳細は後述する。
【0029】
次に、本実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。
【0030】
図2は、画像形成装置10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示す画像形成装置10は、制御部12、画像読取部14、画像形成部16、表示部18、操作部20、記憶部22、通信部24、排出部26等の構成部を含む。
【0031】
制御部12は、各構成部を制御する。制御部12は、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)12A、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)12B、RAM(Random Access Memory;ランダムアクセスメモリ)12C、不揮発性メモリ12D、入出力インターフェース(I/O)部12Eを含む。
【0032】
CPU12Aは、中央演算処理ユニットであり、画像形成プログラム100、及びその他の各種プログラムを例えばROM12B、不揮発性メモリ12D、及び記憶部22の少なくとも1つから読み出す。なお、画像形成プログラム100の詳細は後述する(図4参照)。CPU12Aは、RAM12Cを作業領域として、読み出したプログラムを実行することで画像形成装置10を制御する。なお、CPU12Aは、プロセッサの一例である。
【0033】
CPU12A、ROM12B、RAM12C、及び不揮発性メモリ12Dは、バス12Fを介してI/O部12Eと相互に通信可能に接続される。
【0034】
画像読取部14は、例えば画像形成装置10にセットされた原稿を読み取って原稿画像を生成するCCD(Charge-Coupled Device;電荷結合素子)イメージセンサ等を備える。
【0035】
画像形成部16は、例えば感光体を含んで構成され、例えば電子写真方式を用いて、画像読取部14で生成された原稿画像を記録媒体上に形成する等の、画像形成処理を実行する。
【0036】
表示部18は、例えばタッチパネルと、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等とを組み合わせて構成される。表示部18には、ユーザー1のタッチ操作、及び画像形成装置10の処理等に応じた画像、ポップアップ画像等が表示される。表示部18に表示される画像の概略を図3に示す。
【0037】
図3は、表示部18に表示される画像の概略の一例を示す図である。図3に示す画像50は、ヘルプボタン40と、領域52を含む。領域52には、ユーザー1による操作がされるまで待機したり、画像形成処理等が完了するまで待機したりする際に表示される待機画像や、ユーザー1の操作及び画像形成装置10の処理に応じた画像が表示される。また、領域52には、例えばポップアップ画像等が表示される。ポップアップ画像の詳細は後述する。また、ヘルプボタン40がタップ操作されることで、以下で説明する画像形成プログラム100の実行が開始される。ヘルプボタン40は、例えば画像形成装置10に不具合が発生した際に、ユーザー1によって操作される。なお、画像形成装置10における不具合がユーザー1の指示による画像形成処理を実行中に発生した場合、ヘルプボタン40は、画像形成処理が実行されている最中、または画像形成処理を停止若しくは中止した後に、操作される。ヘルプボタン40は、操作されるタイミングが制限されないよう、常時、表示部18に表示される全ての画像に設けられていても良いし、画像形成装置10が、自装置の不具合を検知した際にのみ、画像に表示されてもよい。
【0038】
操作部20は、画像形成装置10に備わる操作キー、及び電源ボタン等である。
【0039】
記憶部22は、例えばSSD(Solid State Drive)、またはHDD(Hard Disk Drive)により構成される。記憶部22は、例えば画像形成プログラム100、及び各種プログラムを記憶する。また、記憶部22は、例えば、操作ログデータ202、制御ログデータ204、及び画像形成ログデータ206を記憶する。
【0040】
操作ログデータ202は、画像形成装置10が受け付けた、言い換えると、ユーザー1が画像形成装置10に対して行った操作、及び画像形成装置10に対して操作が行われた日時などの、画像形成装置10に対するユーザー1による操作に関して記録したログデータである。制御ログデータ204は、画像形成装置10、特にCPU12Aが実行した動作及び画像形成装置10が動作を実行した日時などの、画像形成装置10の制御に関して記録したログデータである。画像形成ログデータ206は、画像形成装置10が以下に示す画像形成処理を実行した際の動作及び画像形成装置10が画像形成処理を実行した日時などの、画像形成処理に関して記録したログデータである。以下、操作ログデータ202、制御ログデータ204、及び画像形成ログデータ206の総称をログデータ200と呼ぶ。
【0041】
記憶部22は、例えば予め定められた期間分のログデータ200が記憶可能な容量で構成される。予め定められた期間は、例えば不具合が発生した時点より前の、不具合が発生することなく終了した画像形成装置10の処理におけるログデータ200を記憶できる期間であればよい。例えば、期間を一ヶ月と定めた場合、記憶部22は一ヶ月分のログデータ200を記憶できる容量で構成される。なお、記憶部22の容量が不足する場合は、予め定められた期間を経過したログデータ200から優先して削除される。なお、記憶部22から削除されるログデータ200は、画像形成装置10と相互に通信可能に接続される外部の記憶装置に出力され、記憶されてもよい。記憶部22は、画像形成装置10の稼働に応じて随時、更新される。
【0042】
通信部24は、外部装置等と通信するためのインターフェースであり、例えば、LAN(Local Area Network)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の通信インターフェースが用いられる。外部装置の一例は、PC30である。
【0043】
排出部26には、画像形成処理が終了し排出された印刷物が蓄積される。
【0044】
画像読取部14、画像形成部16、表示部18、操作部20、記憶部22、通信部24、及び排出部26は、制御部12と相互に通信可能に接続される。
【0045】
次に、画像形成プログラム100による動作について説明する。画像形成プログラム100は、例えばヘルプボタン40に対するタップ操作を起因とし、CPU12Aによって実行される。
【0046】
図4は、画像形成プログラム100の処理の流れを示すフローチャートである。
【0047】
ステップS100において、CPU12Aは、記憶部22に記憶されているログデータ200を参照する。記憶部22に記憶されているログデータ200は、画像形成プログラム100の実行が開始された時点で記憶部22に記憶されているログデータ200である。
【0048】
ステップS102において、CPU12Aは、参照したログデータ200のうち、操作ログデータ202の一部を、操作ログデータ202’として取得する。具体的に、記憶部22には、画像形成装置10に対する過去の操作ログデータ202が、少なくとも予め定められた期間分、記憶されているが、CPU12Aは、記憶されている操作ログデータ202のうちの一部を、操作ログデータ202’として取得する。詳細を、図5を用いて説明する。
【0049】
図5は、CPU12Aが取得する操作ログデータ202’の詳細を説明する図である。図5には、記憶部22に記憶されている操作ログデータ202のデータ量と、経過時間との関係を示すグラフが示されている。時刻t0は、ユーザー1が画像形成装置10に対し第1の画像形成処理を開始する操作を行った時刻を示す。画像形成装置10に対するユーザー1による操作が行われると操作ログデータ202は更新されることから、時刻t0での操作ログデータ202の量は増加している。時刻t1は、時刻t0で実行が開始した第1の画像形成処理が終了する時刻を示す。図5に示す例によれば、時刻t0から時刻t1まで、ユーザー1による画像形成装置10に対する操作は行われないため、操作ログデータ202の量は一定である。
【0050】
時刻t2は、ユーザー1が画像形成装置10に対し第2の画像形成処理を開始する操作を行った時刻を示す。なお、第2の画像形成処理を実行中の時刻T1で、画像形成装置10において不具合が発生したとする。ユーザー1は、例えば時刻t3で第2の画像形成処理の実行を停止するための操作を行い、その後、時刻s1で、ヘルプボタン40を操作したとする。なお、ヘルプボタン40を操作することは、操作ログデータの取得を指示することに対応する。ステップS102において、CPU12Aは、不具合が発生した時刻T1の操作ログデータ202を含むようにして、操作ログデータ202’を取得する。より具体的には、例えば不具合の発生しない第1の画像形成処理が終了する時刻t1よりも前であって時刻t0より後の時刻s2から、ヘルプボタン40が操作された時刻s1までの操作ログデータ202を、操作ログデータ202’として取得する。このように、少なくとも不具合が発生してから操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間(例えばT1からs1までの期間)を含む特定期間(例えばs2からs1までの期間)に行われた操作手順を含む操作ログデータ202’を取得する。
【0051】
ステップS104において、CPU12Aは、操作手順210の作成を開始する。操作手順210は、例えば画像形成装置10において不具合が発生した時点の前後の期間におけるユーザー1による画像形成装置10に対する操作の手順を、CPU12Aが、取得した操作ログデータ202’に基づき作成するデータである。図5の例においては、時刻s2から時刻s1までの操作ログデータ202を示す操作ログデータ202’から、操作手順210を作成する。なお、CPU12Aは、操作手順210の作成と並行して、以下のステップS106~ステップS112を実行する。
【0052】
ステップS106において、CPU12Aは、表示部18に質問を表示する。質問は、ユーザー1に、不具合が発生した時点の前、及び後の期間において、自身が画像形成装置10に対して行った操作を確認させるためのものである。
【0053】
図6図7、及び図8は、ステップS106において表示部18に表示される質問のポップアップ画像の一例である。図6に示すポップアップ画像60は、「Q:印刷は停止していますか?」という質問を表すテキスト60Tと、ボタン60Aと、ボタン60Bとを含む。図7に示すポップアップ画像62は、「Q:不具合が発生してすぐにヘルプボタンを押しましたか?」という質問を表すテキスト62Tと、ボタン62Aと、ボタン62Bとを含む。図8に示すポップアップ画像64は、「Q:ヘルプボタンを押下する直前に××をしましたか?」という質問を表すテキスト64Tと、ボタン64Aと、ボタン64Bとを含む。質問は、例えば記憶部22に予め記憶されている。
【0054】
ステップS108において、CPU12Aは、表示部18に表示された質問に対する回答を受け付ける。CPU12Aは、例えば質問に対して、「はい」、「いいえ」のいずれかの回答を受け付けることができる。受け付けた回答は、質問と併せて記憶部22に記憶される。質問及び質問に対する回答は、サポート員3の調査に役立てることができる。
【0055】
ステップS110において、CPU12Aは、質問の表示、及び回答の受付を終了するか否かを判定する。未だ回答がなされていない質問が存在する場合、CPU12Aは判定を否定し(ステップS110のN)、ステップS106~S110の処理を繰り返す。全ての質問が表示部18に表示され、全ての質問に対する回答を受け付けた場合、CPU12Aは判定を肯定し(ステップS110のY)、ステップS112の処理を実行する。
【0056】
ステップS112において、CPU12Aは、ステップS104において開始された操作手順210の作成が終了したか否かを判定する。操作手順210の作成が終了していない場合、CPU12Aは判定を否定し(ステップS112のN)、作成が終了するまで、ステップS112の処理を繰り返す。操作手順210の作成が終了した場合、CPU12Aは判定を肯定し(ステップS112のY)、ステップS114の処理を実行する。
【0057】
ステップS114において、CPU12Aは、作成された操作手順210に基づき、ユーザー1の画像形成装置10に対する操作の流れを示すアニメーション等と、示された操作手順が正しいか否かを確認するためのポップアップ画像を表示部18へ表示する。図9は、操作手順210が正しいか否かを確認するためのポップアップ画像70の一例を示す図である。ポップアップ画像70は、「操作手順は一致していましたか?」という質問を表すテキスト70Tと、ボタン70Aと、ボタン70Bとを含む。ユーザー1は、アニメーションを確認し、示された操作の流れが自身の実際の操作と一致するか否かを判断し、一致する場合はボタン70Aを操作する。一方、示された操作の流れと自身の実際の操作とが一致しない場合はボタン70Bを操作する。
【0058】
ステップS116において、CPU12Aは、ユーザー1自身が画像形成装置10に対して行った操作と操作手順210とが一致していると判定されたか否かを判定する。詳細には、例えばポップアップ画像70のボタン70Aに対する操作を受付けた場合、CPU12Aは判定を肯定し(ステップS116のY)、ステップS122の処理を実行する。一方、ポップアップ画像70のボタン70Bに対する操作を受け付けた場合、CPU12Aは判定を否定し(ステップS116のN)、ステップS118を実行する。なお、ユーザー1によるボタン70Aに対する操作またはボタン70Bに対する操作、言い換えると、ユーザー1によりボタン70A又はボタン70Bのいずれか一方が選択されることは、ユーザー1の選択結果の一例である。
【0059】
ステップS118において、CPU12Aは、正しい操作手順220を受け付けるための受付画面を表示部18に表示する。正しい操作手順220は、ユーザー1から直接受け付ける操作手順である。正しい操作手順220を受け付けるための受付画面の詳細を、図10を用いて説明する。
【0060】
図10は、正しい操作手順220を受け付けるための受付画面80の一例を示す図である。受付画面80は、一例として複数のテキスト入力欄80T、キーボード80K、複数の定型処理ボタン80B、及び完了ボタン80Aを含む。表示部18に受付画面80が表示されると、ユーザー1は、自身が画像形成装置10に対して行った正しい操作手順を、テキスト入力欄80Tに直接入力したり、キーボード80Kを操作したり、定型処理ボタン80Bを押下したりすることにより入力する。
【0061】
ステップS120において、CPU12Aは、受付画面80に打ち込まれた操作の流れを、正しい操作手順220として受け付ける。ユーザー1により例えば受付画面80に含まれる完了ボタン80Aが操作されると、CPU12Aは正しい操作手順210を受け付ける。
【0062】
ステップS122において、CPU12Aは、解析用データ300を生成する。解析用データ300は、例えば正しい操作手順220、操作ログデータ202’、制御ログデータ204のうち前述した特定期間における制御ログデータ204’、画像形成ログデータ206のうち前述した特定期間における画像形成ログデータ206’、及び質問に対する回答の少なくとも1つを含む。
より詳細には、ステップS116における判定が肯定された場合、CPU12Aは、制御ログデータ204’及び画像形成ログデータ206’を記憶部22から取得して、操作ログデータ202’、制御ログデータ204’、画像形成ログデータ206’、及び質問に対する回答を含む解析用データ300を生成する。このように、本実施形態では、ステップS102では操作ログデータ202’を取得し、その後、ステップS122で制御ログデータ204’及び画像形成ログデータ206’を取得する。
一方、ステップS116における判定が否定された場合、CPU12Aは、制御ログデータ204’及び画像形成ログデータ206’を記憶部22から取得して、正しい操作手順220、操作ログデータ202’、制御ログデータ204’、画像形成ログデータ206’、及び質問に対する回答を含む解析用データ300を生成する。
【0063】
ステップS124において、CPU12Aは、解析用データ300を、例えばPC30等の外部装置へ出力する。なお、PC30は外部装置の一例であるが、他の一例は、外部の記憶装置、ユーザー1の使用するPC等である。また、解析用データ300は、画像形成装置10の内部に備わる不揮発性メモリ12D、記憶部22等に出力されてもよい。
【0064】
ステップS124の処理が完了すると、CPU12Aは、画像形成プログラム100による処理の実行を終了する。
【0065】
このように、本実施形態では、画像形成処理において不具合が発生し、画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、操作ログデータを取得して操作手順を表示部18に表示させ、操作手順が正しいか否かをユーザーに選択させ、ユーザーの選択結果に応じた解析用データ300を出力する。これにより、画像形成処理において不具合が発生した場合に、ユーザーに操作手順を確認させずに操作ログデータを解析用データ300として出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことが可能となる。
【0066】
以上、実施の形態を説明したが、本開示の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
【0067】
また、上記実施の形態は、請求項に係る開示を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0068】
また、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
【0069】
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
【0070】
本実施形態では、画像形成プログラム100が記憶部22にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る画像形成プログラム100を、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、本実施形態に係る画像形成プログラム100を、CD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくはUSB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、本実施形態に係る画像形成プログラム100を、通信部24を介して外部の装置から取得するようにしてもよい。
【0071】
また、上記実施形態では、画像形成装置10における処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像形成処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
【0072】
その他、上記実施形態で説明した画像形成装置10の構成は一例であり、本開示の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
【0073】
また、上記実施の形態で説明した画像形成プログラム100の処理の流れ(図4参照)も一例であり、本開示の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
【0074】
また、上記実施の形態で説明した画像形成プログラム100により表示部18に出力される各画像(図6図10参照)も一例であり、本開示の主旨を逸脱しない範囲内において不要な要素を削除したり、新たな要素を追加したり、画像内の要素の配置を変更、要素の拡大、縮小する等のデザイン変更をしてもよいことは言うまでもない。
【0075】
(付記)
(((1)))
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、
前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、
前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する
画像形成装置。
(((2)))
前記プロセッサは、
前記ユーザーが、前記操作手順が間違っていると選択した場合は、前記ユーザーによる正しい操作手順を受付け、
受付けた前記正しい操作手順を含む不具合解析用データ出力する
(((1)))記載の画像形成装置。
(((3)))
前記プロセッサは、
前記ユーザーが、前記操作手順が正しいと選択した場合は、前記操作ログデータを含む不具合解析用データを出力する
(((1)))記載の画像形成装置。
(((4)))
前記プロセッサは、
少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記操作手順を含む前記操作ログデータを取得する
(((1)))~(((3)))の何れか1つに記載の画像形成装置。
(((5)))
前記プロセッサは、
不具合解析用の質問を表示させ、
前記質問に対する回答を受け付け、
前記質問、及び受け付けた前記回答を前記不具合解析用データに含めて出力する
(((1)))~(((4)))の何れか1つに記載の画像形成装置。
(((6)))
前記質問は、前記不具合が発生した時点の前後の期間において、前記ユーザーが行った操作に関する質問である
(((5)))記載の画像形成装置。
(((7)))
前記不具合解析用データは、前記画像形成処理に関する画像形成ログデータ及び自装置の制御に関する制御ログデータを含む
(((1)))~(((6)))の何れか1つに記載の画像形成装置。
(((8)))
前記プロセッサは、
少なくとも前記不具合が発生してから前記操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間を含む特定期間に行われた前記画像形成処理に関する前記画像形成ログデータと、前記特定期間に行われた前記プロセッサの制御に関する前記制御ログデータと、を取得する
(((7)))記載の画像形成装置。
(((9)))
前記プロセッサは、
前記操作ログデータを取得した後に、前記画像形成ログデータ及び前記制御ログデータを取得する
(((8)))記載の画像形成装置。
(((10)))
コンピュータに、
画像形成処理において不具合が発生し、前記画像形成処理を指示したユーザーの操作手順に関する操作ログデータの取得が指示された場合、前記操作ログデータを取得して前記操作手順を表示させ、
前記操作手順が正しいか否かを前記ユーザーに選択させ、
前記ユーザーの選択結果に応じた不具合解析用データを出力する
ことを含む処理を実行させる画像形成プログラム。
【0076】
(((1)))係る画像形成装置及び(((10)))に係る画像形成プログラムによれば、画像形成処理において不具合が発生した場合に、ユーザーに操作手順を確認させずに操作ログデータを不具合解析用データとして出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことを可能にすることができる、という効果を有する。
(((2)))に係る画像形成装置によれば、操作ログデータによる操作手順が間違っている場合に、ユーザーによる正しい操作手順を受付けない場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
(((3)))に係る画像形成装置によれば、ユーザーによる正しい操作手順を受け付ける必要がない、という効果を有する。
(((4)))に係る画像形成装置によれば、不具合が発生してから操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間以外の期間に行われた操作手順を含む操作ログデータも取得する場合と比較して、操作ログデータの取得に要する時間を短縮することができる、という効果を有する。
(((5)))に係る画像形成装置によれば、質問に対する回答を不具合解析用データに含めない場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
(((6)))に係る画像形成装置によれば、質問が、不具合が発生した時点の前後の期間以外の期間においてユーザーが行った操作に関する質問の場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
(((7)))に係る画像形成装置によれば、画像形成処理に関する画像形成ログデータ及び自装置の制御に関する制御ログデータを含まない不具合解析用データを出力する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
(((8)))に係る画像形成装置によれば、不具合が発生してから操作ログデータの取得の指示がされるまでの期間以外の期間に行われた画像形成処理に関する画像形成ログデータ及びプロセッサの制御に関する制御ログデータを取得する場合と比較して、不具合の解析を効率良く行うことができる、という効果を有する。
(((9)))に係る画像形成装置によれば、画像形成ロデータ及び制御ログデータを取得した後に操作ログデータを取得する場合と比較して、操作ログデータから操作手順を速やかに作成することができる、という効果を有する。
【符号の説明】
【0077】
1…ユーザー、3…サポート員、10…画像形成装置、12…制御部、12A…CPU、16…画像形成部、18…表示部、22…記憶部、40…ヘルプボタン、80…受付画面、100…画像形成プログラム、200…ログデータ、202…操作ログデータ、202’…操作ログデータ、204…制御ログデータ、206…画像形成ログデータ、210…操作手順、220…正しい操作手順、300…解析用データ。
図1
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図10