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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024035969
(43)【公開日】2024-03-15
(54)【発明の名称】軸受装置およびモータ
(51)【国際特許分類】
   F16C 27/06 20060101AFI20240308BHJP
   F16C 33/78 20060101ALI20240308BHJP
   F16C 19/06 20060101ALI20240308BHJP
   H02K 7/08 20060101ALI20240308BHJP
【FI】
F16C27/06 B
F16C33/78 Z
F16C19/06
H02K7/08 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022140634
(22)【出願日】2022-09-05
(71)【出願人】
【識別番号】000114215
【氏名又は名称】ミネベアミツミ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096884
【弁理士】
【氏名又は名称】末成 幹生
(72)【発明者】
【氏名】土屋 邦博
(72)【発明者】
【氏名】安藤 伸樹
【テーマコード(参考)】
3J012
3J216
3J701
5H607
【Fターム(参考)】
3J012AB04
3J012AB07
3J012BB02
3J012CB03
3J012CB10
3J012DB14
3J216AA02
3J216AA12
3J216AB10
3J216AB29
3J216BA30
3J216CA01
3J216CA04
3J216CB03
3J216CB13
3J216CC45
3J216CC68
3J701AA02
3J701AA32
3J701AA42
3J701AA52
3J701AA62
3J701BA73
3J701FA01
3J701GA24
3J701GA60
5H607AA04
5H607BB01
5H607BB07
5H607BB14
5H607BB26
5H607CC01
5H607CC03
5H607DD03
5H607DD19
5H607GG01
5H607GG08
(57)【要約】
【課題】高速回転した際に発生する振動を抑制することができる軸受装置を提供する。
【解決手段】中央部に径方向内側へ突出する内周突出部111を備えた筒状のスリーブ110と、スリーブ110の内側に保持されたシャフト150と、内周突出部の両側に配置されてシャフト150をスリーブ110に対して回転可能な状態で保持する第1の玉軸受120および第2の玉軸受130とを備えた軸受装置である。第1、第2の玉軸受120,130の外輪122,132の外周とスリーブ110の内周との間に弾性接着剤を配置し、第1の玉軸受120の外輪122の端面とスリーブ110の内周突出部111の端面との間にOリング160を配置した。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央部に径方向内側へ突出する内周突出部を備えた筒状の外側部材と、
前記外側部材の内側に保持された軸部材と、
前記内周突出部の両側に配置されて前記軸部材を前記外側部材に対して回転可能な状態で保持する第1の玉軸受および第2の玉軸受と、
を備え、
前記第1、第2の玉軸受の外輪の外周と前記外側部材の内周との間に第1弾性部材を配置し、
前記第1の玉軸受の外輪の端面と前記外側部材の前記内周突出部の端面との間に第2弾性部材を配置した軸受装置。
【請求項2】
前記第1弾性部材は弾性接着剤であり、前記第2弾性部材はOリングである請求項1に記載の軸受装置。
【請求項3】
前記第2の玉軸受の外輪の端面と前記外側部材の前記内周突出部の端面との間に弾性接着剤を配置した請求項1に記載の軸受装置。
【請求項4】
前記第1の玉軸受の前記外輪の内周面に、前記外輪と前記内輪との間を覆うシール部材を設け、前記軸部材の前記第1の玉軸受に隣接した部分にスペーサを嵌合し、前記スペーサの外径を前記シール部材の内径よりも大きくした請求項1に記載の軸受装置。
【請求項5】
前記第1の玉軸受の前記外輪の内周面に、前記外輪と前記内輪との間を覆うシール部材を設け、前記軸部材の前記第1、第2の玉軸受の間にスペーサを嵌合し、前記スペーサの外径を前記シール部材の内径よりも大きくした請求項1に記載の軸受装置。
【請求項6】
前記外側部材の両端開口部に前記外輪の端面に当接する環状部材を固定した請求項1に記載の軸受装置。
【請求項7】
前記第1の玉軸受の前記外輪の内周面に、前記外輪と前記内輪との間を覆うシール部材を設け、前記シール部材と前記内輪との隙間と、前記環状部材とを軸方向で重複させた請求項6に記載の軸受装置。
【請求項8】
前記第2弾性部材による予圧荷重(N)と内輪の内径(mm)との比(荷重/内径)は2以下である請求項1に記載の軸受装置。
【請求項9】
前記外輪の軌道輪の曲率半径は玉の直径の50.5~56%である請求項8に記載の軸受装置。
【請求項10】
ケーシングに、請求項1乃至9のいずれかに記載の軸受装置と、ステータとを備え、前記軸受部材の前記軸部材に、外周面が前記ステータの内周面と隙間を空けて対向するロータマグネットを設けたモータ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば送風機等の家庭電化製品等に搭載される高速回転モータ用の軸受装置に係り、特に、高速回転した際に顕著となる振動(例えば回転一次振動)を抑制する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば、特許文献1は、ブラケット50に形成されたベアリング保持部52にボールベアリング41を保持し、ベアリング保持部52とボールベアリング41との間に、弾性を有する封止剤70を設けたモータを開示している。
【0003】
また、特許文献2は、ハウジング2にアンギュラ玉軸受5A,5Bを互いに背面向き合わせにして保持し、軸方向後端側のアンギュラ玉軸受5Bの外輪11Bとハウジング2の内径側突出部2aとの間に、外輪11Bを軸方向外側に付勢する弾性体10を介在させた軸受装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012-138993号公報
【特許文献2】特開2010-91065号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1および2の技術では、2つの玉軸受のうちの一方にのみ弾性体を設けているので、振動の抑制には不充分であった。すなわち、玉軸受では、回転に伴う振動が発生する。特に、シャフトが高速回転する場合には、機器の振動が顕著となり、軸受の性能に影響を及ぼすおそれがある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、高速回転した際に発生する振動を抑制することができる軸受装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、中央部に径方向内側へ突出する内周突出部を備えた筒状の外側部材と、前記外側部材の内側に保持された軸部材と、前記内周突出部の両側に配置されて前記軸部材を前記外側部材に対して回転可能な状態で保持する第1の玉軸受および第2の玉軸受と、を備え、前記第1、第2の玉軸受の外輪の外周と前記外側部材の内周との間に第1弾性部材を配置し、前記第1の玉軸受の外輪の端面と前記外側部材の前記内周突出部の端面との間に第2弾性部材を配置した軸受装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、第1弾性部材によって径方向の振動を抑制し、第2弾性部材によって軸方向の振動を抑制するから、軸受装置の振動が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の第1実施形態の軸受装置を示す断面図である。
図2図1の矢印IIで示す部分の拡大図である。
図3】本発明の実施形態のモータを示す断面図である。
図4】実施形態の変更例の軸受装置を示す断面図である。
図5図4の矢印Vで示す部分の拡大図である。
図6】従来品の軸受装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.軸受装置
本発明の実施形態の軸受装置を説明する。本発明の実施形態の説明に先立ち、本発明の開発の基礎となった従来品の軸受装置について図6を参照して説明する。この軸受装置10は、スリーブ11の両端部に一対の玉軸受12を配置したものである。玉軸受12の内輪12a同士の間にはスペーサ14が介装されて内輪12aがシャフト13に固定され、玉軸受12の外輪12b同士の間にはコイルばね15が介装されている。コイルばね15の付勢力により外輪12bが軸方向外側に付勢され、玉軸受12に予圧が付与された状態で外輪12bがスリーブ11の内周面に接着固定され、定位置予圧となっている。また、内輪12aと外輪12bに形成された軌道輪には、保持器16によって複数の玉17が周方向に等間隔に配置されている。
【0011】
上記構成の軸受装置10では、玉17のピッチ円径(mm)と回転速度(min-1)の積であるdmn値が100万以上といった高速回転をした場合には、スリーブ11に伝わる振動を抑制しきれなくなっていた。
【0012】
図1および図2は本発明の実施形態の軸受装置100を示すものである。軸受装置100は円筒状をなすスリーブ(外側部材)110を備えている。スリーブ110の軸方向中央部には、径方向内側へ突出する内周突出部111が形成されている。内周突出部111の両側には、第1の玉軸受120と第2の玉軸受130が配置されている。
【0013】
第1の玉軸受120の内輪121と第2の玉軸受130の内輪131との間には、スペーサ140が介装されている。内輪121,131は、スペーサ140の両側でシャフト(軸部材)150に圧入や接着等の手段により強固に固定されている。
【0014】
第1の玉軸受120の外輪122と内周突出部111の端面との間には、Oリング(弾性部材)160が介装されている。図1および図2に示す状態でOリング160は圧縮されており、その反力で外輪122は軸方向左側(外側)へ付勢されている。つまり、外輪122は、内輪121よりも軸方向左側(外側)に偏っており、玉軸受120に定圧予圧が付与されている。この定圧予圧は、例えば、第1の玉軸受120の内輪121と第2の玉軸受130の内輪131とが当接するスペーサ140の軸方向長さを、未圧縮のOリング160の径と内周突出部111の軸方向長さの和よりも小さくすることで実現できる。これにより、外輪122は、スリーブ110に対して軸方向に移動可能となっている。なお、Oリング160は断面が円形のものに限定されず、矩形や楕円形など断面形状は任意である。
【0015】
図2において符号125は玉であり、玉125は保持器126により内輪121の軌道輪121aと外輪122の軌道輪122aの間で、周方向に一定間隔で複数配列されている。ここで、Oリング160による予圧荷重(N)と内輪121の内径(mm)との比(荷重/内径)は2以下に設定されている。このように、予圧を小さく設定することにより、玉125と軌道輪121a,122aとの接触面積を小さくすることができる。したがって、高速回転時の摩擦抵抗を低減することができ、振動抑制効果を高めることができる。なお、比(荷重/内径)は、好ましくは1以下、より好ましくは0.5以下が好適である。
【0016】
Oリング160による予圧荷重(N)と内輪121の内径(mm)との比(荷重/内径)が2以下に設定されている場合において、外輪122の軌道輪122aの曲率半径R1は玉125の直径の50.5~56%、好ましくは50.5~54%、より好ましくは50.5~53.5%とされている。このように設定することにより、外輪122と玉125との相対的な移動量を低減することができ、振動抑制効果を高めることができる。以上のような設定は、第2の玉軸受130においても行うことができる。なお、本発明の実施形態では、内輪121の軌道輪121aの曲率半径R2は玉125の直径の52.5~60%とされている。
【0017】
外輪122の外周面は、弾性接着剤によってスリーブ110の内周面に接着されている。弾性接着剤は、塗布時には動粘性を有する液体状ないしペースト状のもので、硬化後に弾性を有する。弾性接着剤としては、湿気硬化型や光硬化型のシリコーン接着剤等を用いることができる。これにより、外輪122は、スリーブ110に対して軸方向と径方向に僅かに移動が可能である。本実施形態では、外輪122の外周面とスリーブ110の内周面との嵌めあいはJIS B 4101-1、-2で定義されるすきまばめの関係となっている。
【0018】
第2の玉軸受130の外輪132の外周面は、上記と同じ弾性接着剤によってスリーブ110の内周面に接着されている。これにより、外輪132は、スリーブ110に対して軸方向に移動可能となっている。また、外輪132の端面と内周突出部111の端面との間も同じ弾性接着剤(弾性部材)161によって接着されている。これにより、第2の玉軸受130における振動抑制効果を高めることができる。
【0019】
外輪122の内周面の軸方向両端部には、環状溝123が形成され、環状溝123には、リング状をなすシール部材170の外周縁部が嵌合している。一方、内輪121の内周面の両端部には、中央部よりも小径な段部124が形成され、シール部材170の内周縁部は、段部124に対して僅かな隙間を空けて対向している。これにより、内輪121と外輪122との軸受空間に充填されたグリースの漏出と外部からの水や塵埃等の侵入が抑制されている。このようなシール部材170は、第2の玉軸受130にも設けられている。また、シール部材170の内径は、スペーサ140の外径よりも小さい。これにより、グリースがスリーブ110の内側へ漏出することが抑制されている。なお、内輪121は段部124が形成されていなくてもよい。
【0020】
シャフト150には、第1の玉軸受120の内輪121に隣接してスペーサ180が固定されている。一方、スリーブ110の左側端部の開口部には、環状部材であるハブキャップ190が圧入または硬質性接着剤によって固定され、外輪122の端面に当接している。ハブキャップ190はリング状をなし、その内周縁部はスペーサ180の外周面に隙間を空けて対向している。これにより、シール部材170と段部124との隙間とハブキャップ190とが軸方向で重なり、グリースの漏出と外部からの水や塵埃等の侵入を効果的に抑制するとともに、外輪122のスリーブ110からの剥がれを防止している。なお、スリーブ110の開口部に周溝を設け、ハブキャップ190に代えてCリングなどを嵌合させてもよい。
【0021】
2.モータ
図3を参照して本発明の実施形態のモータ200を説明する。モータ200は、上記軸受装置100を用いたものである。図3において符号210はケーシングである。ケーシング210は円筒状をなしている。
【0022】
ケーシング210の内周面にはステータコア220が固定されている。ステータコア220は、環形状を有する薄板状の軟磁性材料(例えば、電磁鋼板)を軸方向で複数枚積層したものであり、径方向内側に突出した複数の極歯を備えている。複数の極歯は、周方向に沿って等間隔に設けられ、それぞれにコイル221が巻回されている。
【0023】
シャフト150には、スペーサ180に隣接して円筒状のロータマグネット230が固定されている。ロータマグネット230は、周方向に沿ってSNSN・・と隣接する部分が交互に異極性となるように着磁されている。ロータマグネット230の外周は、隙間を有した状態でステータコア220の極歯の内周に対向している。そして、コイル221に駆動電流を供給することで、ロータマグネット230を回転させようとする駆動力が生じ、ロータマグネット230がシャフト150を軸として、ケーシング210に対して回転する。
【0024】
シャフト150は前蓋211に形成した開口211aから突出し、その端部にはインペラ(動作部)240が取り付けられている。このように、モータ200は、送風機として構成されている。
【0025】
3.効果
上記構成の送風機が高速で回転すると、第1、第2の軸受120,130の回転に伴って振動が生じるが、上記実施形態では、第1、第2の玉軸受120,130の外輪122,132の端面と内周突出部111の端面との間にOリング160および弾性接着剤161を配置しているから軸方向の振動が抑制され、外輪122,132の外周面とスリーブ110の内周面とを弾性接着剤で接着しているから、玉17の動的不つり合いから発生する一次振動を吸収し、軸受装置100の振動を下げることができる。
【0026】
特に、上記実施形態では、ロータマグネット230側の第1の玉軸受120の外輪122と内周突出部111との間にOリング160を配置しているから、シャフト150に装着されるインペラ240の位置決め精度を向上させることができる。
【0027】
また、上記実施形態では、スリーブ110の両端開口部に外輪122,132の端面に当接するハブキャップ190を固定しているから、第1、第2の玉軸受120,130に付与する予圧を維持することができる。
【0028】
4.変更例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように種々の変更が可能である。
i)図4および図5は上記実施形態の変更例を示す図である。この変更例では、スペーサ181の厚さを上記実施形態のものよりも厚くし、スペーサ181の外径をシール部材170の内径よりも大きくしている。これにより、シール部材170と段部124との隙間とスペーサ181とが軸方向で重なり、グリースの漏出と外部からの水や塵埃等の侵入が抑制されている。このため、変更例では、ハブキャップ191の内径が大きく設定されている。
【0029】
ii)上記実施形態において、第2の玉軸受130の外輪132の端面とスリーブ110の内周突出部111の端面との間に、弾性接着剤161に代えてOリング160を介装してもよい。逆に、第1の玉軸受120の外輪122の端面と内周突出部111の端面との間に、Oリング160に代えて弾性接着剤161を介装してもよい。
【0030】
iii)第1の玉軸受120と第2の玉軸受130とを正確に位置決めすれば、スペーサ140は必ずしも必要ではない。
iv)上記実施形態は本発明を深溝玉軸受に適用したものであるが、アンギュラ玉軸受にも適用可能である。
【0031】
v)弾性部材としては、Oリング160や弾性接着剤161以外に、コイルばね、皿ばね、ウェーブワッシャー等も用いることができる。
【0032】
vi)第1、第2の玉軸受120,130の中間に、第3、第4の玉軸受を左側から順番に配置することができる。その場合、第3の玉軸受は第1の玉軸受120と同等に構成し、第4の玉軸受は第2の玉軸受130と同等に構成することができる。
【0033】
vii)図3に示すモータ200は、シャフトにインペラ240を取り付けるように構成しているが、インペラ240以外の任意の動作部を取り付けることができる。たとえば、LIDAR装置用のミラーやドローン等の無人航空機用のプロペラ等を取り付けるように構成することができる。
【実施例0034】
図1に示す発明例の軸受装置をケーシングに取り付け、基台に、駆動用ロータとケーシングを取り付けて両者のシャフトを接続した。振動分析計(リオン株式会社製、VA-12)の振動ピックアップ計を基台に接触させた状態で駆動用ロータを14万rpmで回転させて振動レベル(mm/s)を測定した。従来例として図6に示す軸受装置を用いて同様の測定を行った。その結果、発明例の回転一次振動レベルは従来例の約11%であることが確認された。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、電気掃除機、ドライヤー、送風機などの家庭電化製品やLIDARや無人航空機等の電気機器などに利用することができる。
【符号の説明】
【0036】
100…軸受装置、110…スリーブ(外側部材)、111…内周突出部、120…第1の玉軸受、121,131…内輪、122,132…外輪、121a,122a…軌道輪、123…環状溝、124…段部、125…玉、130…第2の玉軸受、140…スペーサ、150…シャフト(軸部材)、160…Oリング(弾性部材)、161…弾性接着剤(弾性部材)、170…シール部材、180,181…スペーサ、190,191…ハブキャップ、200…モータ、210…ケーシング、220…ステータコア、221…コイル、230…ロータマグネット、240…インペラ(動作部)、R1…曲率半径、R2…曲率半径。
図1
図2
図3
図4
図5
図6