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2024-36704店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024036704
(43)【公開日】2024-03-18
(54)【発明の名称】店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0207 20230101AFI20240311BHJP
【FI】
G06Q30/02 328
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022141097
(22)【出願日】2022-09-06
(71)【出願人】
【識別番号】320005501
【氏名又は名称】株式会社電通
(74)【代理人】
【識別番号】110004185
【氏名又は名称】インフォート弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100174528
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 晋朗
(72)【発明者】
【氏名】宮前 政志
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
(57)【要約】
【課題】店舗利用にかかるユーザの利便性を向上することができる店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラムを提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係る店舗利用支援装置は、ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する試着検出部と、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像を取得する画像取得部と、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像に基づいて、前記ユーザ端末を介した特典を付与する特典付与部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する試着検出部と、
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像を取得する画像取得部と、
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像に基づいて、前記ユーザ端末を介した特典を付与する特典付与部と、
を有することを特徴とする店舗利用支援装置。
【請求項2】
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像と、前記ユーザによる前記店舗アイテムの購買情報とに基づいて、前記ユーザ端末を介したコンテンツ配信を行うコンテンツ配信部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の店舗利用支援装置。
【請求項3】
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像のうち、前記店舗アイテムとそれ以外のアイテムに係るアイテム分離情報に基づいて、前記ユーザ端末を介したコンテンツ配信を行うコンテンツ配信部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の店舗利用支援装置。
【請求項4】
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの身体サイズを計測するとともに、前記店舗アイテムと前記ユーザの身体サイズに応じた撮影効果を設定して、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザを撮影する撮影部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の店舗利用支援装置。
【請求項5】
前記ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、前記ユーザの店舗への来訪を検出するとともに、前記ユーザ端末に店舗利用アプリケーションを起動させる来店検出部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の店舗利用支援装置。
【請求項6】
試着検出部により、ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する試着検出ステップと、
画像取得部により、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像を取得する画像取得ステップと、
特典付与部により、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像に基づいて、前記ユーザ端末を介した特典を付与する特典付与ステップと、
を有することを特徴とする店舗利用支援方法。
【請求項7】
ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する試着検出ステップと、
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像を取得する画像取得ステップと、
前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像に基づいて、前記ユーザ端末を介した特典を付与する特典付与ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする店舗利用支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、オンラインストアにおいて衣料品を対話形式で検索するための方法が記載されている。この方法は、売り手によって販売される衣料品の複数の写真を受け取る段階と、衣料品の写真ごとに衣料品と関連付けられる複数の特徴構成要素を自動的に検出する段階と、ユーザからの衣料品に関する照会を受け取る段階と、照会された衣料品の複数の特徴構成要素とマッチする1つまたは複数の衣料品を取り出す段階とを含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特表2015-518992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、店舗利用にかかるユーザの利便性を向上するという観点において改良の余地がある。
【0005】
そこで本開示は、店舗利用にかかるユーザの利便性を向上することができる店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラムを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る店舗利用支援装置は、ユーザ端末を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する試着検出部と、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像を取得する画像取得部と、前記店舗アイテムを試着した前記ユーザの画像に基づいて、前記ユーザ端末を介した特典を付与する特典付与部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、店舗利用にかかるユーザの利便性を向上することができる店舗利用支援装置、店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】店舗利用支援装置の概略構成の一例を示す図である。
図2】店舗の概略構成の一例を示す図である。
図3】店舗利用支援サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。
図4】店舗利用支援処理の第1の例を示す図である。
図5】店舗利用支援処理の第2の例を示す図である。
図6】店舗利用支援処理の第3の例を示す図である。
図7】店舗利用支援処理の第4の例を示す図である。
図8】店舗利用支援処理の第5の例を示す図である。
図9】店舗利用支援処理の第6の例を示す図である。
図10】ユーザ端末と店舗利用支援サーバの機能構成の一例を示す図である。
図11】ユーザ端末と店舗利用支援サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、店舗利用支援装置1の概略構成の一例を示す図である。「店舗利用支援装置」は、「店舗利用支援システム」と読み替えられてもよい(両者を同義としてもよい)。また、本開示の店舗利用支援方法及び店舗利用支援プログラムは、店舗利用支援装置(店舗利用支援システム)に含まれるコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)に各種の処理ステップを実行させることによって実現される。
【0011】
図1に示すように、店舗利用支援装置1は、ユーザ端末10(10-1~10-N)(Nは任意の自然数)と、店舗利用支援サーバ20とを有している。ユーザ端末10(10-1~10-N)と店舗利用支援サーバ20は、ネットワーク30によって互いに通信可能に接続されている。図1では、ユーザ端末10(10-1~10-N)と店舗利用支援サーバ20を単一構成として簡略化して描いているが、これは作図の便宜上の理由によるものである。実際には、ハードウェア構成としても、ソフトウェア構成としても、ユーザ端末10(10-1~10-N)と店舗利用支援サーバ20は、図1に描いたより複雑な構成を有している。詳細については後述するが、例えば、店舗利用支援サーバ20は複数のサーバやデータベース等を含んで構成されていてもよい。また、ネットワーク30を介したユーザ端末10(10-1~10-N)と店舗利用支援サーバ20の通信には、後述する店舗40における各種構成要素(例えばNFCタグや撮影ミラー付き試着室)が加わってもよい。以下では、単一又は複数のユーザ端末10-1~10-N(同一・共通の構成を有していてもよい)を総称してユーザ端末10(代表符号)を使用することがある。
【0012】
店舗利用支援装置(店舗利用支援システム)1は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20と後述する店舗40における各種構成要素(例えばNFCタグや撮影ミラー付き試着室)を含んだ構成として捉えてもよいし、ユーザ端末10を含まず店舗利用支援サーバ20と後述する店舗40における各種構成要素(例えばNFCタグや撮影ミラー付き試着室)だけを含んだ構成として捉えてもよい。つまり、店舗利用支援装置1において、ユーザ端末10は必須の構成要件ではない。
【0013】
店舗利用支援装置1は、店舗利用支援サーバ20と後述する店舗40における各種構成要素(例えばNFCタグや撮影ミラー付き試着室)を介したユーザ端末10へのサービス提供(店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームを介したサービス提供)により、特定のユーザ(店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームの登録ユーザ)に対して、店舗アイテムの試着から購入、更にはその後の売却に至るまでの店舗利用にかかる利便性を向上した各種のオペレーションを実行可能なものである。店舗利用支援装置1が提供するソリューションは、例えば、ファン発で商品(店舗アイテム)が出会い、そして循環型社会への発展(切り替え)を図るリサイクリングコマース(RECYCLING COMMERCE)と呼んでもよい。
【0014】
ユーザ端末10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの携帯端末(移動通信端末)である。つまり、本明細書におけるユーザ端末10は、店舗利用支援サーバ20と後述する店舗40における各種構成要素(例えばNFCタグや撮影ミラー付き試着室)との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスである。ユーザ端末10は、例えば、有線及び/又は無線(例えば、Long Term Evolution(LTE)、5th Generation New Radio(5G NR)、Wi-Fi(登録商標)など)を介して、ネットワーク(インターネットなど)と通信してもよい。ユーザ端末10による通信方式には自由度があり、種々の設計変更が可能であり、音響通信や可視光通信等であってもよい。ユーザ端末10は、ユーザの操作により、ブラウザ及びその他の各種のアプリケーションを実行する。
【0015】
店舗利用支援サーバ20は、ユーザ端末10との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスであればよく、デバイス、回路などで読み替えられてもよい。店舗利用支援サーバ20は、ユーザ端末10との間の通信を介して、店舗アイテムの試着から購入、更にはその後の売却に至るまでの店舗利用にかかる利便性を向上した各種のオペレーションに関する各種の処理を制御・実行する。
【0016】
図2は、店舗40の概略構成の一例を示す図である。店舗40は、例えば、ユーザが身に着ける被服、靴、装飾品等の各種アイテム(店舗アイテム)を取り扱うアイテムショップであってもよい(店舗アイテムはユーザが身に着けるアイテムと定義されてもよい)。店舗40は、例えば、ラグジュアリーブランド・ハイブランドと呼ばれる高級・高額な商品を専門的に取り扱うブランドショップであってもよいし、新品・中古品を問わず様々なブランドの商品を取り扱うショップであってもよい。つまり、店舗40の態様には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
【0017】
店舗40は、店舗出入口41と、トップス陳列ブース42と、ボトムス陳列ブース43と、試着室(撮影ミラー付き試着室)44とを有している。
【0018】
店舗出入口41は、ユーザが店舗40に出入りするためのゲートであり、当該ゲートの近傍には、出入口NFC(Near Field Communication)タグ41Xが設置されている。出入口NFCタグ41Xは、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザの店舗40への来訪を検出するとともに、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションを起動させる「来店検出部」として機能する。例えば、店舗40に訪れたユーザが自身のユーザ端末10を出入口NFCタグ41Xに近付けて近距離無線通信(NFC通信)を行うと、ユーザ端末10から出入口NFCタグ41Xに電波が送られ、出入口NFCタグ41Xからユーザ端末10に電波が戻ってきて、その結果が、ユーザ端末10から店舗利用支援サーバ20に送られる。その際、ユーザ端末10の所有者(ユーザ)に関する情報(例えば、ユーザ端末10の識別情報、ユーザの年齢、性別、職業等の情報、ユーザの店舗40における購買履歴情報等)がユーザ端末10から店舗利用支援サーバ20に送られてもよい。このように、出入口NFCタグ(来店検出部)41Xは、近距離無線通信部からなり、ユーザ端末10との間の近距離無線通信により、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザの店舗40への来訪を検出する。この「検出処理」は、ユーザ端末10が店舗利用アプリケーションを登録済(インストール済、ダウンロード済)であるか否か、店舗利用アプリケーションを起動中であるか否かにかかわらず(登録済、起動中でなかったとしても)、ユーザ端末10を出入口NFCタグ41Xに近付けて近距離無線通信を行うだけで実行可能である(店舗利用アプリケーションの導線とすることができる)。
【0019】
トップス陳列ブース42には、店舗40で販売される各種のトップス類(例えば、ティーシャツ、ポロシャツ、ワイシャツ、セーター、カーディガン、ジャケット、ブルゾン、コート等)が陳列される。ボトムス陳列ブース43には、店舗40で販売される各種のボトムス類(例えば、スラックス、ジーパン、チノパン、短パン等)が陳列される。なお、店舗40には、トップス陳列ブース42とボトムス陳列ブース43以外にも、例えば、帽子類、靴類、装飾品類(ネックレス、ブレスレット、ピアス等)の陳列ブースが設けられていてもよい。ユーザは、トップス陳列ブース42、ボトムス陳列ブース43及びその他の陳列ブースから気に入った(興味のある)店舗アイテムをピックアップして、当該店舗アイテムを試着室44で試着したり、試着を経由して又は経由せずに当該店舗アイテムを購入したりすることができる。
【0020】
試着室44は、ユーザがトップス陳列ブース42、ボトムス陳列ブース43及びその他の陳列ブースからピックアップした店舗アイテムを試着するためのブースである。試着室44の近傍には、試着室NFC(Near Field Communication)タグ44Xが設置されている。試着室NFCタグ44Xは、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する「試着検出部」として機能する。例えば、店舗アイテムをピックアップしたユーザが自身のユーザ端末10を試着室NFCタグ44Xに近付けて近距離無線通信(NFC通信)を行うと、ユーザ端末10から試着室NFCタグ44Xに電波が送られ、試着室NFCタグ44Xからユーザ端末10に電波が戻ってきて、その結果が、ユーザ端末10から店舗利用支援サーバ20に送られる。その際、ユーザ端末10の所有者(ユーザ)に関する情報(例えば、ユーザ端末10の識別情報、ユーザの年齢、性別、職業等の情報、ユーザの店舗40における購買履歴情報等)がユーザ端末10から店舗利用支援サーバ20に送られてもよい。加えて、店舗アイテムに取り付けられた通信タグ(NFCタグ)を試着室NFCタグ44Xに近付けて近距離無線通信(NFC通信)を行うことで、ユーザが気に入って(興味を持って)これから試着しようとしている店舗アイテムの情報が店舗利用支援サーバ20に送られて、店舗利用支援サーバ20の側で、ユーザ端末10の所有者であるユーザと、ユーザが試着する店舗アイテムとを対応付けて保持されるようにしてもよい。このように、試着室NFCタグ(試着検出部)44Xは、近距離無線通信部からなり、ユーザ端末10との間の近距離無線通信により、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出する。この「検出処理」は、ユーザ端末10が店舗利用アプリケーションを登録済(インストール済、ダウンロード済)であるか否か、店舗利用アプリケーションを起動中であるか否かにかかわらず(登録済、起動中でなかったとしても)、ユーザ端末10を試着室NFCタグ44Xに近付けて近距離無線通信を行うだけで実行可能である(店舗利用アプリケーションの導線とすることができる)。
【0021】
試着室44の内部には、専用ミラー44Yが設けられている。専用ミラー44Yは、店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズ(例えば、身長に加えて、バスト、ウエスト、ヒップの3サイズ)を計測するとともに、店舗アイテムを試着したユーザを撮影する機能を有する「撮影部」、「身体サイズ取得部」、「画像取得部」として機能する。専用ミラー44Yで計測するユーザの身体サイズの種類には自由度があり、種々の設計変更が可能である(上記した身長と3サイズに限定されない)。また、ユーザは店舗利用アプリケーションの登録時に予め自身の身体サイズを入力(自己申告)することも可能であり、かかる入力データ(自己申告データ)に基づいて専用ミラー44Yで計測した身体サイズの補正、更新、書き換えを行ってもよい。また、専用ミラー44Yが店舗アイテムを試着したユーザを撮影する際には、店舗アイテムとユーザの身体サイズに応じた撮影効果を自動で設定してもよい。例えば、店舗アイテムが海、川、山、キャンプ場でのレジャー時に身に着けるものである場合に、背景を海、川、山、キャンプ場に自動で設定したり、ユーザの身体サイズに応じて見栄えの良い画像補正を行ったりしてもよい。あるいは、ユーザの趣向を反映した手動(マニュアル)の設定により、専用ミラー44Yが店舗アイテムを試着したユーザを撮影する際の撮影効果を変更してもよい。専用ミラー44Yが撮影した店舗アイテムを試着したユーザの画像は、専用ミラー44Yから直接的に、あるいは、ユーザ端末10を経由して間接的に、店舗利用支援サーバ20に送信される。同様に、専用ミラー44Yが計測した店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズは、専用ミラー44Yから直接的に、あるいは、ユーザ端末10を経由して間接的に、店舗利用支援サーバ20に送信される。
【0022】
図3は、店舗利用支援サーバ20の内部構成の一例を示すブロック図である。
【0023】
図3に示すように、店舗利用支援サーバ20は、アプリケーションダウンロード誘導部21と、画像取得部22と、身体サイズ取得部23と、特典付与部24と、コンテンツ配信部25と、購入売却オファー提示部26とを有している。
【0024】
アプリケーションダウンロード誘導部21は、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいてユーザの店舗40への来訪が検出された場合(ユーザ端末10と出入口NFCタグ41Xの近距離無線通信が検出された場合)、及び/又は、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいてユーザによる店舗アイテムの試着が検出された場合(ユーザ端末10と試着室NFCタグ44Xの近距離無線通信が検出された場合)において、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションがダウンロードされていないとき、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションのダウンロードを誘導する。NFCタッチ(ユーザ端末10を出入口NFCタグ41X及び/又は試着室NFCタグ44Xにかざす能動的なアクション)した全てのユーザ端末10が、店舗利用アプリケーションをダウンロード済みとは限らない。そこで、例えば、ユーザ端末10のディスプレイに店舗利用アプリケーションのダウンロード画面を表示したり、店舗利用アプリケーションのストアを表示したりして、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションのダウンロードを誘導することが好ましい。
【0025】
NFCタッチ(ユーザ端末10を出入口NFCタグ41X及び/又は試着室NFCタグ44Xにかざす能動的なアクション)が行われると、店舗利用アプリケーションのDLユーザか否かが判断される。店舗利用アプリケーションのDLユーザである場合、例えば、PUSH通知やAppClip等の導線を経由したタップ後に、店舗利用アプリケーションの起動が行われる。これにより、店舗利用アプリケーションの休眠ユーザの再利用が促進されるとともに、店舗利用アプリケーションの起動が習慣化されることが期待できる。店舗利用アプリケーションの非DLユーザである場合、店舗利用アプリケーションのDLストアに誘導される。これにより、店舗利用アプリケーションの新規のダウンロード獲得が促進されることが期待できる。また、店舗利用アプリケーションの起動時にイベント(例えば、特典付与、コンテンツ配信)を発動し、当該イベントをID別に出し分けることで、“誰が”“いつ”“どの店舗に”来たかをIDに基づいて捕捉することができる。
【0026】
画像取得部22は、専用ミラー44Yが撮影した店舗アイテムを試着したユーザの画像を取得する。
【0027】
身体サイズ取得部23は、専用ミラー44Yが計測した店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズを取得する。
【0028】
特典付与部24は、店舗アイテムを試着したユーザの画像に基づいて、ユーザ端末10を介した特典を付与する。特典付与部24による特典は、例えば、次回以降の店舗40の利用で使用できる金券や割引クーポンの他、スタンプやポイント、試着画像にかかる店舗アイテムと同じブランドの新作商品の優先購入権等が挙げられるが、特典付与部24による特典の態様には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
【0029】
特典付与部24による特典は、基本特典(どのユーザにも必ず付与される)に加えて、以下の基準に従った大小(強弱)を付けて、ユーザ端末10の所有者であるユーザに付与されてもよい。例えば、店舗アイテムを試着したユーザの画像が店舗利用アプリケーションの閲覧サイトに投稿されたことを以って追加特典の内容を大きく(強く)してもよい。閲覧サイトへの画像投稿は、ユーザがその都度主体的に行う場合と、ユーザの事前許諾を得て自動的に行う場合とがある。閲覧サイトへの画像投稿がなされた場合において閲覧者の評価(例えば、1以上の項目毎に100点満点で何点か、星5つ中の幾つ星か、いいね!を幾つか獲得したか)がなされたときは、その評価の大小に応じた内容の特典を追加してもよい。店舗アイテムを試着したユーザの画像が何枚取得(投稿)されたかの累積数をユーザ毎に把握して、特定の枚数(例えば10枚)に到達したタイミングで特典を追加してもよい。試着した店舗アイテムを実際に購入したことを要件として追加の特典を付与してもよい。店舗40やブランドが行うイベントやキャンペーンの対象となる店舗アイテムの試着画像が取得(撮影)されたときに追加の特典を付与してもよい。
【0030】
コンテンツ配信部25は、店舗アイテムを試着したユーザの画像と、ユーザによる店舗アイテムの購買情報とに基づいて、ユーザ端末10を介したコンテンツ配信を行う。ユーザが店舗アイテムを試着する動機はその店舗アイテムを気に入った(興味を持った)からであることが大多数であるが、試着した全てのユーザがその店舗アイテムを購入するかというと、購入しないケースも存在する。購入しなかった理由としては、例えば、試着してみるとイメージと違った、金銭的な面で考えが変わった等が推察されるが、少なくとも、そのユーザがその店舗アイテムを気に入った(興味を持った)であろうという事実を重視して、事後的なコンテンツ配信に活用する。例えば、ユーザが試着した店舗アイテムを購入しなかった場合、その所定期間後のタイミング(例えば3日後や1週間後等)で、試着した店舗アイテムやそれに関係する店舗アイテム(試着して購入しなかった店舗アイテムの他、それと色違いやサイズ違い、類似デザインの店舗アイテム、同一ブランドや同一デザイナーが手掛ける店舗アイテム等)の購入の検討を促すメッセージをユーザ端末10に送信することができる。一方、ユーザが試着した店舗アイテムを購入した場合であっても、購入から所定期間後のタイミング(例えば3日後や1週間後等)で、購入した店舗アイテムと色違いやサイズ違い、類似デザインの店舗アイテム、同一ブランドや同一デザイナーが手掛ける店舗アイテム等の購入の検討を促すメッセージをユーザ端末10に送信してもよい。
【0031】
コンテンツ配信部25は、店舗アイテムを試着したユーザの画像のうち、店舗アイテムとそれ以外のアイテムに係るアイテム分離情報に基づいて、ユーザ端末10を介したコンテンツ配信を行う。例えば、ユーザが店舗アイテムとしてトップス(例えばジャケット)を試着する場合には、元々着ていたボトムスと合わせて試着画像を撮影することになる。逆に、ユーザが店舗アイテムとしてボトムス(例えばスラックス)を試着する場合には、元々着ていたトップスと合わせて試着画像を撮影することになる。これらの場合、ユーザが試着した店舗アイテムと、ユーザが元々着ていたアイテム(それ以外のアイテム)とに関連性はないため、これらを分離した分離情報とした(例えば試着画像を上半身と下半身に分割した)上で、当該分離情報を解析する。そして、ユーザが試着した店舗アイテムを購入したか否かにかかわらず、その所定期間後のタイミング(例えば3日後や1週間後等)で、試着店舗アイテムのトップスに合うボトムス、試着店舗アイテムのボトムスに合うトップス、ユーザが元々着ていたトップスに合うボトムス、ユーザが元々着ていたボトムスに合うトップスを店舗アイテムとして、当該店舗アイテムの購入の検討を促すメッセージをユーザ端末10に送信することができる。
【0032】
購入売却オファー提示部26は、店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズ(例えば、身長に加えて、バスト、ウエスト、ヒップの3サイズ)に基づいて、ユーザによる店舗アイテムの購入から他のユーザへの売却に至るオファーを提示する(購入側と売却側の両ユーザ端末に通知する)。近年、特に若年層における店舗アイテムの購入と売却の傾向として、気に入った店舗アイテムを購入しても、所定期間(例えば3週間)や所定回数(極端な場合には1回)だけ身に着けたら売却し、その売却金を新たな店舗アイテムの購入資金に充てるというサイクルを繰り返すケースが存在する。このような実情に鑑みて、ユーザが試着した店舗アイテムを購入する際の判断基準(店舗アイテムを購入するか否かの判断基準)として、その店舗アイテムを購入からどれくらい経過したら売却するか、その売却価格は幾らか等を含めた売却オファーを提示する。その前提として、店舗アイテムを購入するユーザは、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームにユーザ端末10からログインして、ユーザによる店舗アイテムの使用期間(購入からどれくらい経ったら売却したいか)と、ユーザによる店舗アイテムの最低売却価格(この値段を下回るのであれば売却しないという意思表示の価格)と、ユーザの居住地又は勤務地を含む地域等の入力を行う。
【0033】
店舗利用支援装置1(店舗利用支援サーバ20)では、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームにおいて多数のユーザ(例えばユーザ端末10-1~10-N)が会員登録しており、各ユーザは、店舗40で販売されたアイテムやその他の各種アイテムの中古での購入希望を登録することができる(購入オファー)。当該購入希望の登録に当たっては、例えば、購入希望のアイテムの特定情報(ブランド、型番、色、サイズ等)、購入希望価格、ユーザの居住地又は勤務地を含む地域等の入力が要求される。
【0034】
購入売却オファー提示部26は、店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズに基づいて、その身体サイズが合う(一致する)とともに他の要件(購入売却価格等)を満足する他のユーザを探し出してマッチングし、店舗アイテムの購入売却にかかるオファーを提示する(購入側と売却側の両ユーザ端末に通知する)。両ユーザが店舗アイテムの購入売却にかかるオファーを承諾すれば売買契約が成立する。その際、購入売却オファー提示部26は、他のユーザによる店舗アイテムの購入からさらに他のユーザへの売却に至るオファーを提示してもよい。例えば、ユーザAがある店舗アイテムを試着して購入する際に、購入からどのくらい経ったらどのくらいの価格で店舗アイテムをユーザBに売却するかのオファーを提示するとともに、ユーザBが店舗アイテムを購入してからどのくらい経ったらどのくらいの価格で店舗アイテムをユーザCに売却するかのオファーを提示してもよい(その後のユーザD、ユーザE、・・・への店舗アイテムの購入売却のオファーも同様に提示してもよい)。
【0035】
購入売却オファー提示部26は、ユーザの身体サイズに加えて、ユーザによる店舗アイテムの使用期間(購入からどれくらい経ったら売却したいか)と、ユーザによる店舗アイテムの最低売却価格(この値段を下回るのであれば売却しないという意思表示の価格)と、ユーザの居住地又は勤務地を含む地域と、ユーザによるアイテムの購入と売却の履歴とに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの購入から他のユーザへの売却に至るオファーを提示することができる(購入側と売却側の両ユーザ端末に通知することができる)。ここで、ユーザによるアイテムの購入と売却の履歴は、例えば、あるユーザは中古品を購入せずに新品や新古品のみを購入・売却している、他のユーザはラグジュアリーブランド・ハイブランドの中古品で値崩れしたものを重点的に購入・売却しているといった履歴(傾向)を含んでいてもよい。
【0036】
図4は、店舗利用支援処理の第1の例を示す図である。
【0037】
図4Aでは、入店NFCタッチ(ユーザ端末10を出入口NFCタグ41Xに接近)が行われる。図4Bでは、アプリやEC(Electronic Commerce)サイトなどのシステムとしての店舗利用アプリケーションが起動される。図4Cでは、店舗利用アプリケーションの起動に応じて、店舗アイテムをピックアップして試着することを促すための通知(試着促進通知)が発せられる。例えば、ユーザ端末に「試着室にいってみよう!あなただけのコーデを投稿すると割引クーポンがもらえる!」といった音声/文字のメッセージが通知される。図4Dでは、試着室NFCタッチ(ユーザ端末10を試着室NFCタグ44Xに接近)が行われる。図4Eでは、試着室(撮影ミラー付き試着室)44と店舗利用支援サーバ20が連携する。図4Fでは、試着室44の専用ミラー44Xで店舗アイテムを試着したユーザの画像が撮影される。その際、ユーザの身体サイズや店舗アイテムに応じた撮影効果(撮影背景)が自動で設定されてもよい。図4Gでは、店舗アイテムを試着したユーザの画像が、専用ミラー44Xから直接的に、又は、ユーザ端末10を介して間接的に、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームに投稿される。図4Hでは、店舗アイテムを試着したユーザの画像の投稿に応じて、クーポンやポイント等の特典がユーザ端末10を介して付与される。図4Iでは、決済データを連携させて次回以降のクーポンやキャンペーンがパーソナライズされる。
【0038】
このように、背景を自由に変更してアパレルの試着画像を撮影することができる。また、リアルフィッティングとバーチャルフィッティングが融合し、自分と場面に似合う服を探すことが可能である。さらに、画像の投稿を促すことで、アパレルブランド側も低コストでユーザ生成コンテンツ(UGC:User Generated Content)をストックすることが可能となる。
【0039】
図5は、店舗利用支援処理の第2の例を示す図である。
【0040】
お気に入り商品(店舗アイテム)をピックアップしたユーザが試着室NFCタッチ(ユーザ端末10を試着室NFCタグ44Xに接近)を行うと、試着室(撮影ミラー付き試着室)44と店舗利用支援サーバ20が連携する。試着室44の専用ミラー44Xでユーザの身体サイズ(例えば3サイズ)が計測されて、店舗アイテムを試着したユーザの画像が撮影される。店舗アイテムを試着したユーザの画像は、専用ミラー44Xから直接的に、又は、ユーザ端末10を介して間接的に、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームに投稿される。
【0041】
投稿された店舗アイテムを試着したユーザの画像は、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームにおける会員データと紐付けられて、店舗利用支援サーバ20に保持される。一方、店舗利用支援サーバ20には、店舗アイテムを試着したユーザがその店舗アイテムを購入したか否かの購買データが保持される。店舗利用支援サーバ20は、これらの保持データから、試着はしたが購入はしなかったユーザ及び店舗アイテムを抽出して、その後のコンテンツ配信に活かす。例えば、ユーザ端末10の広告配信やPUSH通知により、「あなたの試着した商品が残り1点です」や「○○店で△月□日までお取置しました」とのメッセージを発することができる。例えば、EC購買では気に入った商品を入れておく「カート機能」が存在するところ、リアル店舗購買では存在せず、気に入ったが未購入の商品を後で買うかもしれない顧客の機会損失があるが、上記の広告配信やPUSH通知を行うことにより、当該機会損失を補填することができる(購入の再検討を促すことができる)。このように、リアル購買におけるお気に入り商品特定および配信機能を実現することができる。
【0042】
図6は、店舗利用支援処理の第3の例を示す図である。
【0043】
お気に入り商品(店舗アイテム)をピックアップしたユーザが試着室NFCタッチ(ユーザ端末10を試着室NFCタグ44Xに接近)を行うと、試着室(撮影ミラー付き試着室)44と店舗利用支援サーバ20が連携する。試着室44の専用ミラー44Xでユーザの身体サイズ(例えば3サイズ)が計測されて、店舗アイテムを試着したユーザの画像が撮影される。店舗アイテムを試着したユーザの画像は、専用ミラー44Xから直接的に、又は、ユーザ端末10を介して間接的に、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームに投稿される。
【0044】
投稿された店舗アイテムを試着したユーザの画像は、店舗利用アプリケーションに基づく専用プラットフォームにおける会員データと紐付けられて、店舗利用支援サーバ20に保持される。一方、店舗利用支援サーバ20には、店舗アイテムを試着したユーザがその店舗アイテムを購入したか否かの購買データが保持される。そして、店舗アイテムを試着したユーザの画像のうち、店舗アイテムとそれ以外のアイテムに係るアイテム分離情報に基づいて、ユーザ端末10を介したコンテンツ配信が行われる。より具体的に、試着商品情報と画像解析技術を組み合わせることで、試着画像が、ユーザが試着した店舗アイテム(試着商品)と、ユーザが元々着ていたアイテム(所有商品)とに分納される。そして、ユーザが試着した店舗アイテム(試着商品)に合う新規の店舗アイテム、又は、ユーザが元々着ていたアイテム(所有商品)に合う新規の店舗アイテムを「おススメコーデ商品」として、「おススメコーデ商品」の購入を促す広告配信やPUSH通知が行われる。このように、試着時の服装は、購入検討の「試着商品」とユーザが元々着用してきた「お客様商品」の組合せで成立することに着目して、画像解析技術により、会員データにユーザが元々着用してきた「お客様商品」のデータも格納し、広告配信やPUSH通知による「おススメコーデ商品」をユーザに提供(提案)することができる。
【0045】
図7A図7B図7Cは、店舗利用支援処理の第4の例を示す図である。
【0046】
図7Aでは、ユーザが店舗アイテムを試着して撮影した画像をブランドフォトとして、EC(Electronic Commerce)上のUGC(User Generated Content)コンテンツとして活用するとともに、店舗スタッフが店舗アイテムを試着して撮影した画像をEC(Electronic Commerce)上のスタッフコーデコンテンツとして活用している。このように、ユーザ(顧客)の試着画像に加えて、店舗スタッフの試着画像もコンテンツとして活用することができる。
【0047】
図7Bでは、試着室44の専用ミラー44Xでユーザの身体サイズ(例えば3サイズ)が計測されて、店舗アイテムを試着したユーザの画像が撮影される。その際に、ユーザの趣向に沿った撮影背景を設定して試着画像を撮影している。図7Bの例では、ユーザ主導のマニュアル操作による音声操作や画面操作に基づいて、撮影背景を自由(柔軟)に変更している(ここでは「江の島の海」を撮影背景に設定している)。このように、手に取れるので素材や色がリアルであること(商品のリアル)、試着できるので自分に似合うかがリアルであること(試着のリアル)、背景を自由に変更できるので商品が場面に似合うかがリアルであること(場面のリアル)を含んでいる、店舗購買の3リアルを体感することができる。
【0048】
図7Cでは、ユーザ端末10のディスプレイ上で、ユーザが試着した「試着商品」と、ユーザが元々着用していた「所有商品」と、試着商品と所有商品にマッチングされた「新たな店舗アイテム(おススメコーデ商品)」との組み合わせを、撮影背景を変更しながら確認できるようになっている。このようなユーザインタフェースにより、3サイズ等の計測に基づく自分の分身体形で着せ替え人形のようなバーチャルフィッティング体験を提供することができる。この場合、手に取れないので素材や色が想像であるものの、バーチャル試着で自分に似合うかがリアルであること(試着のリアル)、背景を自由に変更できるので商品が場面に似合うかがリアルであること(場面のリアル)を含んでいる、店舗購買の2リアル(2リアル1想像)を体感することができる。
【0049】
図8は、店舗利用支援処理の第5の例を示す図である。図9は、店舗利用支援処理の第6の例を示す図である。図8図9は、購入売却オファー提示部26による店舗アイテムの購入と売却のオファーの具体例を示している。
【0050】
図8の例では、ある店舗アイテムをAさん(最初のユーザ)が購入し(1st)、その店舗アイテムがBさん(他のユーザ)に売却され(2nd)、さらにCさん(さらに他のユーザ)に売却されている(3rd)。Aさんの身長は165.5cmであり、3サイズはバスト、ウエスト、ヒップがそれぞれ83.9cm、66.2cm、90.0cmとなっている。Bさんの身長は163.7cmであり、3サイズはバスト、ウエスト、ヒップがそれぞれ83.5cm、65.6cm、87.8cmとなっている。Cさんの身長は166.3cmであり、3サイズはバスト、ウエスト、ヒップがそれぞれ85.4cm、67.5cm、89.7cmとなっている。このように、Aさん、Bさん、Cさんは体型が類似しているため、店舗アイテムの購入と売却のサイクル(着回し)が可能である。
【0051】
Aさんは、店舗アイテムを試着したタイミング(試着画像を撮影したタイミング)で、その店舗アイテムを「3週間着たら売りたい」というオファーを出す。すると、3週間後に店舗アイテムを購入するというBさんからの買取オファーが届いて、当該買取オファーを受け入れて、店舗アイテムを購入する。勿論、Aさんが店舗アイテムを購入してから3週間後のタイミングで、Bさんからの買取オファーが届く態様も可能である。図8の例では、Aさんが店舗アイテムを20,000円で購入した後、BさんからAさんへの自動オファーにより15,000円でAさんからBさんに売却され、その後、CさんからBさんへの自動オファーにより12,000円でBさんからCさんに売却される。なお、Cさんは、その後の店舗アイテムの希望最低売却価格を9,000円に設定している。このように、ユーザの身体サイズ(例えば3サイズ)を計測・登録することで、店舗アイテムを買った瞬間から、次のユーザからの所定期間後の買取オファーが届く仕組みが構築される。また、自分の身体サイズ(例えば3サイズ)に合った商品(店舗アイテム)の購入オファーが届くという利点もある。
【0052】
図9は、会員登録済みのユーザ同士における店舗アイテムの購入/売却のマッチングの一例を示している。上述した通り、店舗アイテムの購入/売却のマッチングに際しては、体型データが一致するユーザ同士(例えば、身長165cmでスレンダータイプのAさんとBさん)を引き合わせることが好ましい。また地域的にも、近距離エリアのユーザ同士(例えば、東京都在住のAさんとBさん、大分県在住のCさんとDさん)を引き合わせて送料コスト削減を図ることが好ましい。さらに、Aさんは、過去4回の購入履歴として、全て新品(1st)での購入で(中古購入はせず)、20,000円~40,000円の範囲で店舗アイテムを購入している。また、Bさんは、過去4回の購入履歴として、全て中古での購入で(2nd、3rd)、15,000円~35,000円の範囲で店舗アイテムを購入している。また、Cさんは、過去4回の購入履歴として、全て中古での購入で(3rd~5th)、10,000円~15,000円の範囲で店舗アイテムを購入している。これらの購入履歴に基づけば(鑑みれば)、店舗アイテムの購入/売却のオファーをAさん、Bさん、Cさんの順に出すとマッチングしやすいことが分かる。
【0053】
このように、本開示に係る店舗利用支援装置1では、試着室NFCタグ(試着検出部)44Xが、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出し、画像取得部22が、店舗アイテムを試着したユーザの画像を取得し、特典付与部24が、店舗アイテムを試着したユーザの画像に基づいて、ユーザ端末10を介した特典を付与する。また、本開示に係る店舗利用支援装置1では、試着室NFCタグ(試着検出部)44Xが、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの試着を検出し、身体サイズ取得部23が、店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズを取得し、購入売却オファー提示部26が、店舗アイテムを試着したユーザの身体サイズに基づいて、ユーザによる店舗アイテムの購入から他のユーザへの売却に至るオファーを提示する。これにより、店舗利用にかかるユーザの利便性を向上することができる。
【0054】
図10は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20の機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、を有する。なお、図10では、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20の機能ブロックの一例を示しており、図10に描いていない他の機能ブロックを有していてもよい。また、一部の機能ブロックを含まない構成としてもよい。
【0055】
制御部110は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20の制御を実施する。制御部110は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。
【0056】
記憶部120は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20で利用する情報を記憶する。記憶部120は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるメモリ、ストレージ、記憶装置などにより構成することができる。
【0057】
通信部130は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20の通信(例えば両者の相互通信)を行う。通信部130は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置により構成することができる。なお、通信部130は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
【0058】
入力部140は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20における入力を受け付ける。また、入力部140は、所定の機器、記憶媒体などと接続され、データの入力を受け付けてもよい。入力部140は、入力結果を例えば制御部110に出力してもよい。入力部140は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボード、マウス、ボタンなどの入力装置、入出力端子、入出力回路などにより構成することができる。また、入力部140は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネル)としてもよい。
【0059】
出力部150は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20における出力を行う。例えば、出力部150は、画像を表示する表示部、音声を出力する音声出力部などを含んで構成されてもよい。表示部は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイ、モニタなどの表示装置により構成することができる。また、音声出力部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるスピーカなどの出力装置により構成することができる。
【0060】
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線によって接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
【0061】
例えば、本開示の一実施形態における装置(ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20)は、本開示の店舗利用支援処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図11は、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
【0062】
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、ユニット、サーバなどは、互いに読み替えることができる。ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
【0063】
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
【0064】
ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みなどを制御することによって実現される。
【0065】
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。なお、上述の制御部110などの各部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
【0066】
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
【0067】
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
【0068】
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD-ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。なお、上述の記憶部120は、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって実現されてもよい。
【0069】
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、SIMカードを含んでもよい。なお、上述の通信部130は、通信装置1004によって実現されてもよい。
【0070】
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。なお、上述の入力部140及び出力部150は、それぞれ入力装置1005及び出力装置1006によって実現されてもよい。
【0071】
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1008によって接続される。バス1007は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
【0072】
また、ユーザ端末10と店舗利用支援サーバ20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
【0073】
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び/又は本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
【0074】
本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。また、本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
【0075】
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
【0076】
情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
【0077】
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
【0078】
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
【0079】
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体及び信号波形の少なくとも1つを介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
【0080】
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。
【0081】
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
【0082】
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
【0083】
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
【0084】
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
【0085】
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
【0086】
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。
【符号の説明】
【0087】
1 店舗利用支援装置(店舗利用支援システム)
10(10-1~10-N) ユーザ端末
20 店舗利用支援サーバ
21 アプリケーションダウンロード誘導部
22 画像取得部
23 身体サイズ取得部
24 特典付与部
25 コンテンツ配信部
26 購入売却オファー提示部
30 ネットワーク
40 店舗
41 店舗出入口
41X 出入口NFC(Near Field Communication)タグ(来店検出部)
42 トップス陳列ブース
43 ボトムス陳列ブース
44 試着室(撮影ミラー付き試着室)
44X 試着室NFC(Near Field Communication)タグ(試着検出部)
44Y 専用ミラー(撮影部、身体サイズ取得部、画像取得部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11