(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024036724
(43)【公開日】2024-03-18
(54)【発明の名称】ページ生成装置、ウェブページの生産方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/00 20230101AFI20240311BHJP
【FI】
G06Q30/00
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022141139
(22)【出願日】2022-09-06
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-01-13
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TENSORFLOW
(71)【出願人】
【識別番号】506372070
【氏名又は名称】サイジニア株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】521422031
【氏名又は名称】ZETA株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115749
【弁理士】
【氏名又は名称】谷川 英和
(72)【発明者】
【氏名】吉井 伸一郎
(72)【発明者】
【氏名】山崎 徳之
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB00
(57)【要約】
【課題】従来、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成することが容易ではなかった。
【解決手段】1以上の商品情報を含むウェブサイト3の中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部131と、タグ取得部131が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部132と、集合取得部132が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部133と、ページ構成部133が構成したウェブページを蓄積する蓄積部135とを具備するページ生成装置1により、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、
前記タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、
前記集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、
前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積する蓄積部とを具備するページ生成装置。
【請求項2】
前記タグ取得部は、
2以上の各ウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報から2以上のタグを取得する請求項1記載のページ生成装置。
【請求項3】
前記タグ元情報は、
前記1以上の商品情報に対して、ユーザが入力したUGCである請求項1または請求項2記載のページ生成装置。
【請求項4】
前記UGCは、
前記1以上の商品情報に対して、ユーザが入力した口コミである請求項3記載のページ生成装置。
【請求項5】
前記タグ元情報は、
前記ウェブサイトにおいて、ウェブサイトの提供側がユーザに対して提供している提供情報である請求項1または請求項2記載のページ生成装置。
【請求項6】
前記提供情報は、
前記ウェブサイトにおける商品情報の絞り込みのために使用されるファセットである請求項5記載のページ生成装置。
【請求項7】
前記提供情報は、
前記ウェブサイトにおける商品情報である請求項5記載のページ生成装置。
【請求項8】
タグ取得部と、集合取得部と、ページ構成部と、蓄積部とにより実現されるウェブページの生産方法であって、
前記タグ取得部が、1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得ステップと、
前記集合取得部が、前記タグ取得ステップで取得された1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得ステップと、
前記ページ構成部が、前記集合取得ステップで取得された1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成ステップと、
前記蓄積部が、前記ページ構成ステップで構成された前記ウェブページを蓄積する蓄積ステップとを具備する、ウェブページの生産方法。
【請求項9】
コンピュータを、
1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、
前記タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、
前記集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、
前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積する蓄積部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブページを作成し、蓄積するページ生成装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ウェブサーバから、ハッシュタグを用いて、所望の画像を取得できる技術があった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術においては、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成することが容易ではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本第一の発明のページ生成装置は、1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、ページ構成部が構成したウェブページを蓄積するアドレス情報を取得するアドレス取得部と、アドレス取得部が取得したアドレス情報に対して、ページ構成部が構成したウェブページを蓄積する蓄積部とを具備するページ生成装置である。
【0006】
かかる構成により、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0007】
また、本第二の発明のページ生成装置は、第一の発明に対して、タグ取得部は、2以上の各ウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報から2以上のタグを取得するページ生成装置である。
【0008】
かかる構成により、2以上のウェブサイトから、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0009】
また、本第三の発明のページ生成装置は、第一または第二の発明に対して、タグ元情報は、1以上の商品情報に対して、ユーザが入力したUGCであるページ生成装置である。
【0010】
かかる構成により、ウェブサイトに対するUGCから取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0011】
また、本第四の発明のページ生成装置は、第三の発明に対して、UGCは、1以上の商品情報に対して、ユーザが入力した口コミであるページ生成装置である。
【0012】
かかる構成により、ウェブサイトに対する口コミから取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0013】
また、本第五の発明のページ生成装置は、第一または第二の発明に対して、タグ元情報は、ウェブサイトにおいて、ウェブサイトの提供側がユーザに対して提供している提供情報であるページ生成装置である。
【0014】
かかる構成により、ウェブサイトにおける提供情報から取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0015】
また、本第六の発明のページ生成装置は、第五の発明に対して、提供情報は、ウェブサイトにおける商品情報の絞り込みのために使用されるファセットであるページ生成装置である。
【0016】
かかる構成により、ウェブサイトにおけるファセットから取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0017】
また、本第七の発明のページ生成装置は、第五の発明に対して、提供情報は、ウェブサイトにおける商品情報であるページ生成装置である。
【0018】
かかる構成により、ウェブサイトにおける商品情報から取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によるページ生成装置によれば、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】実施の形態1における情報システムAの概念図
【
図4】同ページ生成装置1の動作例について説明するフローチャート
【
図5】同タグ取得処理の第一の例について説明するフローチャート
【
図6】同タグ取得処理の第二の例について説明するフローチャート
【
図7】同タグ集合取得処理の例について説明するフローチャート
【
図8】同ページ構成処理の例について説明するフローチャート
【
図9】同タグ取得部131の処理例を説明するための図
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、ページ生成装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0022】
(実施の形態1)
本実施の形態において、商品に対応するタグ元情報から1または2以上のハッシュタグを自動取得し、当該1または2以上のハッシュタグから、一のハッシュタグ、または2以上のハッシュタグに対応するウェブページであり、商品関連情報を有するウェブページを構成し、アドレス情報に対応付けて、蓄積するページ生成装置について説明する。なお、タグ元情報は、例えば、口コミ等のUGC、ファセットや商品情報等の提供情報である。
【0023】
なお、本実施の形態において、情報Xが情報Yに対応付いていることは、情報Xから情報Yを取得できること、または情報Yから情報Xを取得できることであり、その対応付けの方法は問わない。情報Xと情報Yとがリンク付いていても良いし、同じバッファに存在していても良いし、情報Xが情報Yに含まれていても良いし、情報Yが情報Xに含まれている等でも良い。
【0024】
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、ページ生成装置1、1または2以上の端末装置2、および1または2以上のウェブサイト3を備える。
【0025】
ページ生成装置1は、1または2以上のウェブページを作成し、蓄積する装置である。ページ生成装置1は、通常、いわゆるサーバである。ページ生成装置1は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、その種類は問わない。なお、ページ生成装置1は、スタンドアロンで動作しても良い。
【0026】
端末装置2は、ユーザが使用する端末である。端末装置2は、例えば、ページ生成装置1が蓄積したウェブページを検索して、取得するための装置である。端末装置2は、例えば、ウェブサイト3で販売等される商品情報に対して、口コミを入力したりする装置である。端末装置2は、例えば、ウェブサイト3のファセットを用いて、ファセット検索するための端末である。端末装置2は、例えば、ページ生成装置1が作成したウェブページを検索する端末である。
【0027】
端末装置2は、いわゆるパソコン、スマートフォン、タブレット端末であるが、その種類は問わない。
【0028】
ウェブサイト3は、例えば、商品を販売するECサイトであるが、企業や団体等のサイトでも良く、その種類は問わない。ウェブサイト3は、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、その種類は問わない。なお、商品は、通常、譲渡や貸与の対象である。商品は、例えば、販売対象、または広告対象である。ここでの商品は、サービスを含んでも良く、広く解する。商品は、例えば、イメージアップを図りたい企業や団体等を含んでも良い。
【0029】
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。
図3は、ページ生成装置1のブロック図である。
【0030】
ページ生成装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。処理部13は、タグ取得部131、集合取得部132、ページ構成部133、アドレス取得部134、および蓄積部135を備える。
【0031】
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
【0032】
ページ生成装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、1または2以上のウェブページ、1または2以上のウェブサイト情報、タグ元情報、UGC(User Generated Contents)である。
【0033】
ウェブサイト情報とは、ウェブサイトに関する情報である。ウェブサイト情報は、例えば、ウェブサイト3のアドレス情報である。アドレス情報とは、ウェブサイト3またはウェブページにアクセスするための情報である。アドレス情報は、例えば、URL、URIである。
【0034】
タグ元情報とは、タグを取得する元になる情報である。タグ元情報は、例えば、UGC、提供情報である。
【0035】
UGCとは、ユーザによって作られたコンテンツであり、例えば、いわゆる口コミ、口コミに相当する情報である。口コミは、レビュー、ユーザレビューと言っても良く、その表現は問わない。口コミは、クチコミと表記しても良く、その表記方法も問わない。口コミのデータは、例えば、文字列であるが、スコア等を含んでも良い。
【0036】
提供情報とは、ウェブサイト3の運営側(提供側と言っても良い)が提供している情報である。提供情報は、例えば、ファセット、商品情報である。
【0037】
ファセットとは、ウェブサイト3で用意されているインターフェイスであり、ウェブサイト3における情報の検索に用いられるインターフェイスである。ファセットは、例えば、1または2以上の用語の集合である。ファセットは、例えば、1または2以上の検索条件である。ファセットは、いわゆるファセット検索で使用される情報である。ファセットは、例えば、検索のためのメニューを構成する。検索条件は、通常、1または2以上の用語の集合を含む。
【0038】
商品情報とは、商品に関する情報である。商品情報は、例えば、商品画像、商品の説明情報、商品名、商品の種類を特定する種類情報を含む。
【0039】
受付部12は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報とは、例えば、UGC、開始指示、アクセス指示、URI、URLである。
【0040】
開始指示とは、ウェブページの生成処理の開始の指示である。開始指示は、例えば、ウェブページの作成の開始の指示のみの内容でも良いし、検索条件を含んでも良い。検索条件は、例えば、作成されるウェブページに含まれる商品関連情報に対応する商品情報を検索するための条件である。検索条件は、例えば、種類情報を含む。
【0041】
アクセス指示とは、ウェブページへのアクセスの指示である。アクセス指示は、例えば、URLを含む。
【0042】
ここでは、受け付けとは、通常、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信であるが、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
【0043】
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、タグ取得部131、集合取得部132、ページ構成部133、アドレス取得部134、蓄積部135が行う処理である。
【0044】
処理部13は、受付部12が受け付けたアクセス指示に対応するウェブページを取得する。
【0045】
タグ取得部131は、ウェブサイト3の中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得する。タグ取得部131は、商品情報に対応付けて、タグを取得することは好適である。
【0046】
なお、タグは、例えば、ハッシュタグの元になる情報である。タグは、例えば、ハッシュタグの「#」を除いた文字列である。タグは、例えば、単語である。
【0047】
タグ取得部131は、2以上の各ウェブサイト3の中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報から1または2以上のタグを取得することは好適である。
【0048】
以下、タグ取得部131が、タグ元情報の一例である口コミからタグを取得する場合、タグ元情報の一例であるファセットからタグを取得する場合、およびタグ元情報の一例である商品情報からタグを取得する場合について説明する。なお、タグ取得部131は、口コミ、ファセット、および商品情報の中の2種類以上のタグ元情報からタグを取得することは好適である。
(1)口コミからタグを取得する場合
【0049】
タグ取得部131は、例えば、1または2以上の各ウェブサイト3の口コミから、1または2以上のタグを取得する。タグ取得部131は、例えば、ウェブサイト3の中の商品情報に対応付く口コミから、1または2以上のタグを取得する。タグ取得部131は、例えば、1または2以上のウェブサイト3の口コミに含まれる1または2以上の各単語をタグとして取得する。
【0050】
なお、タグ取得部131が取得する単語は、特定の品詞であることは好適である。特定の品詞は、例えば、名詞、または形容詞である。
【0051】
タグ取得部131は、例えば、口コミを形態素解析し、1または2以上の形態素を取得し、当該1または2以上の形態素から特定の1または2以上の形態素をタグとして取得する。タグ取得部131は、口コミの中の1または2以上の単語のうち、特徴語である単語を取得することは好適である。特徴語とは、口コミに対応する商品情報に対する特徴のある単語である。特徴語とは、口コミに対応する商品の特徴を表した単語である、と言える。タグ取得部131は、例えば、口コミを形態素解析し、1または2以上の形態素を取得し、当該1または2以上の形態素から特定の形態素であり、重要度が閾値以上または閾値より大きい形態素をタグとして取得する。なお、重要度は、例えば、tf-idf値であるが、Okapi BM25等の他の指標でも良い。
【0052】
タグ取得部131が口コミから取得したタグは、当該口コミに対応する1または2以上の商品情報に対応付いていることは好適である。
(2)ファセットからタグを取得する場合
【0053】
タグ取得部131は、例えば、1または2以上の各ウェブサイト3のファセットを構成する1または2以上の用語を取得する。
【0054】
タグ取得部131がファセットから取得したタグには、当該タグの元になった条件により検索される1または2以上の商品情報に対応付いていることは好適である。
(3)商品情報からタグを取得する場合
【0055】
タグ取得部131は、例えば、1または2以上の各ウェブサイト3の1または2以上の各商品情報からタグを取得する。
【0056】
タグ取得部131は、例えば、商品情報に含まれる説明情報を構成する1または2以上の各単語をタグとして取得する。なお、説明情報とは、商品を説明する文字列である。説明情報は、商品の種類情報、商品の仕様等を含んでも良い。
【0057】
タグ取得部131は、例えば、商品情報に含まれる説明情報を形態素解析し、1または2以上の形態素を取得し、当該1または2以上の形態素から特定の1または2以上の形態素をタグとして取得する。タグ取得部131は、説明情報の中の1または2以上の単語のうち、特徴語である単語を取得することは好適である。特徴語とは、商品情報に対する特徴のある単語である。特徴語とは、説明情報に対応する商品の特徴を表した単語である、と言える。タグ取得部131は、例えば、説明情報を形態素解析し、1または2以上の形態素を取得し、当該1または2以上の形態素から特定の形態素であり、重要度が閾値以上または閾値より大きい形態素をタグとして取得する。
【0058】
タグ取得部131は、例えば、商品情報に含まれる商品画像に対して画像認識処理を行い、1以上の認識結果を取得し、当該1以上の各認識結果をタグとして取得する。なお、認識結果は、例えば、商品の種類情報、または商品の1以上の属性値(例えば、色、形状等)である。
【0059】
商品画像に対して画像認識処理を行い、当該商品画像の中の商品名、商品の種類、商品の1以上の属性値を取得することは、公知の画像処理技術により可能であるので、詳細な説明は省略する。タグ取得部131は、例えば、商品画像に対して、学習モデルを用いて、機械学習の予測処理を行い、当該商品画像の中の商品名または商品の種類を取得する。学習モデルは、画像と商品名または商品の種類とを有する2以上の教師データを用いて、機械学習の学習処理を行い、取得されたデータである。学習モデルは、学習器、予測モデル、予測器等と言っても良い。機械学習のアルゴリズムは、深層学習、ランダムフォレスト、決定木等、問わない。また、機械学習には、例えば、TensorFlowのライブラリ、R言語のrandom forestのモジュール等の各種の機械学習の関数や、種々の既存のライブラリを用いることができる。
【0060】
集合取得部132は、タグ取得部131が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する。
【0061】
タグ取得部131が取得した3つタグが「単語A,単語B,単語C」である場合、集合取得部132は、例えば、タグ集合「単語A,単語B」「単語A,単語C」「単語B,単語C」「単語A,単語B,単語C」を取得する。タグ取得部131は、一つのタグである「単語A」「単語B」「単語C」を取得しても良い。一つのタグも、タグ集合と言っても良い。
【0062】
ページ構成部133は、集合取得部132が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品関連情報を有するウェブページを構成する。なお、ハッシュタグは、被検索用語と置き換えても良い。つまり、ハッシュタグは、ウェブページの検索のために使用される情報である、と広く解しても良い。
【0063】
ページ構成部133は、集合取得部132が取得したタグ集合ごとに、ウェブページを構成することは好適である。ただし、ページ構成部133は、集合取得部132が取得したタグ集合のうちの、特定の条件に合致する1以上の各タグ集合のみに対応するウェブページを構成しても良い。特定の条件は、例えば、タグ集合の中のタグの数に関する条件、タグ集合の中のタグの共起に関する条件である。タグの共起に関する条件は、例えば、タグ集合の中の2以上のタグが口コミの中で共起していること、タグ集合の中の2以上のタグが口コミの中で共起している割合いまたは数が閾値以上または閾値より大きいこと、タグ集合の中の2以上のタグが口コミおよび商品情報の中で共起していること、タグ集合の中の2以上のタグが口コミおよび商品情報の中で共起している割合いまたは数が閾値以上または閾値より大きいこと等である。
【0064】
商品関連情報とは、商品に関連する情報である。商品関連情報は、例えば、商品画像、商品の説明情報、商品情報へのリンク、商品情報へのリンクを有するハッシュタグである。商品情報へのリンクは、通常、商品情報が掲載されているウェブサイト3の特定のウェブページへのリンクである。商品情報へのリンクは、例えば、当該商品を購入するためのページへのリンクである。
【0065】
構成されたウェブページの中の商品関連情報は、アンカーに対応し、当該商品関連情報の指示に応じて、商品情報が含まれるウェブサイト3にジャンプするようになっていることは好適である。
【0066】
アドレス取得部134は、ページ構成部133が構成したウェブページを蓄積するアドレス情報を取得する。アドレス情報とは、ウェブページにアクセスするための情報である。アドレス情報は、例えば、URL、URI、ファイル名である。
【0067】
アドレス取得部134は、例えば、ユニークなアドレス情報を生成する。アドレス取得部134は、例えば、2以上のアドレス情報が格納されているデータベース(図示しない)から、未使用のアドレス情報を取得する。
【0068】
蓄積部135は、ページ構成部133が構成したウェブページを蓄積する。蓄積部135は、通常、アドレス取得部134が取得したアドレス情報に対して、ページ構成部133が構成したウェブページを蓄積する。
【0069】
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、ウェブページを作成し、蓄積した旨の情報、蓄積したウェブページのアドレス情報、処理部13が取得したウェブページである。
【0070】
ここで出力とは、通常、外部の装置(例えば、端末装置2,図示しない管理者装置)への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であっても良い。
【0071】
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子である。
【0072】
端末受付部22は、各種の情報や指示等を受け付ける。各種の情報や指示等とは、例えば、開始指示、アクセス指示である。
【0073】
ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
【0074】
各種の情報や指示等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0075】
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、受け付けられた情報や指示等を、送信する構造の情報や指示等にする処理である。各種の処理は、例えば、受信された情報を出力する構造の情報にする処理である。
【0076】
端末送信部24は、各種の情報や指示等をページ生成装置1に送信する。各種の情報や指示等は、例えば、開始指示である。
【0077】
端末受信部25は、各種の情報をページ生成装置1から受信する。各種の情報は、例えば、アクセス指示に対応するウェブページ、作成されたウェブページ、作成されたウェブページのアクセス情報である。
【0078】
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、ウェブページ、作成されたウェブページのアクセス情報である。
【0079】
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
【0080】
格納部11、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0081】
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
【0082】
受付部12、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0083】
なお、受付部12は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現されても良い。
【0084】
処理部13、タグ取得部131、集合取得部132、ページ構成部133、アドレス取得部134、蓄積部135、および端末処理部23は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
【0085】
出力部14、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0086】
出力部14は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現されても良い。
【0087】
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0088】
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0089】
次に、情報システムAの動作例について説明する。まず、ページ生成装置1の動作例について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0090】
(ステップS401)受付部12は、開始指示を受け付けたか否かを判断する。開始指示を受け付けた場合はステップS402に行き、受け付けなかった場合はステップS410に行く。
【0091】
受付部12は、例えば、端末装置2から開始指示を受信する。ただし、受付部12は、予め決められた時刻に、自動的に開始指示を受け付けても良い。
【0092】
(ステップS402)タグ取得部131は、タグ取得処理を行う。タグ取得処理の例について、
図5、
図6のフローチャートを用いて説明する。
【0093】
(ステップS403)集合取得部132は、タグ集合取得処理を行う。タグ集合取得処理の例について、
図7のフローチャートを用いて説明する。
【0094】
(ステップS404)ページ構成部133は、カウンタiに1を代入する。
【0095】
(ステップS405)ページ構成部133は、ステップS403で取得されたタグ集合の中でi番目のタグ集合が存在するか否かを判断する。i番目のタグ集合が存在する場合はステップS406に行き、存在しない場合はステップS401に戻る。
【0096】
(ステップS406)ページ構成部133は、ページ構成処理を行う。ページ構成処理の例について、
図8のフローチャートを用いて説明する。
【0097】
(ステップS407)アドレス取得部134は、ウェブページを蓄積する先を特定するユニークなアドレス情報(例えば、URL)を取得する。
【0098】
(ステップS408)蓄積部135は、ステップS406で構成されたウェブページをステップS407で取得されたアドレス情報が示す場所に蓄積する。
【0099】
なお、出力部14は、かかるアドレス情報を、例えば、管理者に送信しても良い。管理者に送信することは、例えば、管理者のメールアドレス宛に送信すること、管理者の端末装置2に送信すること等である。管理者とは、例えば、開始指示を送信した者、ウェブサイト3の管理者、ページ生成装置1の管理者である。
【0100】
(ステップS409)ページ構成部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS405に戻る。
【0101】
(ステップS410)受付部12は、アクセス指示を受信したか否かを判断する。アクセス指示を受信した場合はステップS411に行き、受信しなかった場合はステップS401に戻る。
【0102】
(ステップS411)処理部13は、アクセス指示に対応するウェブページを取得する。
【0103】
(ステップS412)出力部14は、ステップS411で取得されたウェブページを、アクセス指示を送信してきた端末装置2に送信する。ステップS401に戻る。
【0104】
なお、
図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0105】
次に、ステップS402のタグ取得処理の第一の例について、
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0106】
(ステップS501)タグ取得部131は、カウンタiに1を代入する。
【0107】
(ステップS502)タグ取得部131は、タグ元情報の取得先であるi番目のウェブサイト3が存在するか否かを判断する。i番目のウェブサイト3が存在する場合はステップS503に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
【0108】
なお、どのウェブサイト3からタグ元情報を取得するかは、通常、予め決められている。また、i番目のウェブサイト3にアクセスするためのアドレス情報は、格納部11に格納されている。
【0109】
(ステップS503)タグ取得部131は、i番目のウェブサイト3から1以上のウェブページを取得する。
【0110】
(ステップS504)タグ取得部131は、カウンタjに1を代入する。
【0111】
(ステップS505)タグ取得部131は、ステップS503で取得した1以上のウェブページの中に、j番目の商品情報が存在するか否かを判断する。j番目の商品情報が存在する場合はステップS506に行き、存在しない場合はステップS512に行く。
【0112】
(ステップS506)タグ取得部131は、カウンタkに1を代入する。
【0113】
(ステップS507)タグ取得部131は、i番目のウェブサイト3のj番目の商品情報に対応するk番目のUGC(例えば、口コミ)が存在するか否かを判断する。k番目のUGCが存在する場合はステップS508に行き、が存在しない場合はステップS510に行く。
【0114】
(ステップS508)タグ取得部131は、i番目のウェブサイト3のj番目の商品情報に対応するk番目のUGCを取得する。次に、タグ取得部131は、当該UGCから1以上の用語を取得する。次に、タグ取得部131は、取得した1以上の用語を、i番目のウェブサイト3とj番目の商品情報とに対応付けて蓄積する。なお、タグ取得部131は、例えば、取得した1以上の用語を、k番目のUGCにも対応付ける。タグ取得部131は、例えば、i番目のウェブサイトのサイト識別子と、j番目の商品情報の商品識別子と、k番目のUGCの識別子とに対応付けて、取得した1以上の用語を、図示しないバッファに蓄積する。
【0115】
(ステップS509)タグ取得部131は、カウンタkを1、インクリメントする。ステップS507に戻る。
【0116】
(ステップS510)タグ取得部131は、i番目のウェブサイト3のj番目の商品情報(例えば、商品の説明情報、商品画像)から1以上の用語を取得する。次に、タグ取得部131は、取得した1以上の用語を、i番目のウェブサイト3とj番目の商品情報とに対応付けて蓄積する。
【0117】
(ステップS511)タグ取得部131は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS505に戻る。
【0118】
(ステップS512)タグ取得部131は、i番目のウェブサイト3のファセットを取得する。
【0119】
(ステップS513)タグ取得部131は、カウンタlに1を代入する。
【0120】
(ステップS514)タグ取得部131は、ステップS512で取得したファセットの中に、l番目の用語が存在するか否かを判断する。l番目の用語が存在する場合はステップS515に行き、存在しない場合はステップS518に行く。
【0121】
(ステップS515)タグ取得部131は、l番目の用語で検索される1以上の各商品情報の商品識別子を取得する。
【0122】
(ステップS516)タグ取得部131は、l番目の用語を、ステップS515で取得した商品識別子と、i番目のウェブサイト3とに対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。
【0123】
(ステップS517)タグ取得部131は、カウンタlを1、インクリメントする。ステップS514に戻る。
【0124】
(ステップS518)タグ取得部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS502に戻る。
【0125】
なお、
図5のフローチャートにおいて、UGC、商品情報、およびファセットからタグを取得した。しかし、
図5のフローチャートにおいて、UGC、商品情報、およびファセットのうちの、1または2種類の情報のみからタグを取得しても良い。
【0126】
また、
図5のフローチャートにおいて、タグ取得部131は、ファセットの中の2以上の用語の集合を取得し、当該2以上の用語の集合のAND条件により検索される1以上の各商品情報の商品識別子と、当該2以上の用語の集合とを対応付けて、図示しないバッファに蓄積しても良い。
【0127】
次に、ステップS402のタグ取得処理の第二の例について、
図6のフローチャートを用いて説明する。
図6のフローチャートにおいて、
図5のフローチャートと同一のステップについて、説明を省略する。
【0128】
(ステップS601)タグ取得部131は、受け付けられた開始指示から検索条件を取得する。
【0129】
(ステップS602)タグ取得部131は、検索条件を構成する1以上のタグを取得する。
【0130】
(ステップS603)タグ取得部131は、i番目のウェブサイトに対して、検索条件を用いて、商品情報等を検索する。商品情報等は、通常、商品情報と口コミである。
【0131】
次に、ステップS403のタグ集合取得処理の例について、
図7のフローチャートを用いて説明する。
【0132】
(ステップS701)集合取得部132は、取得されたタグとサイト識別子と商品識別子との組に対して、タグをキーとして、ソートし、タグに対して、ユニーク処理を行う。なお、集合取得部132は、サイト識別子と商品識別子との組は、ユニーク処理しない。その結果、一のタグに、2以上のサイト識別子と商品識別子との組が対応することもあり得る。
【0133】
(ステップS702)集合取得部132は、カウンタiに1を代入する。なお、ここで、カウンタiは、2から開始しても良い。かかる場合、タグ集合は、2以上のタグの集合になる。
【0134】
(ステップS703)集合取得部132は、i個のハッシュタグの組み合わせのウェブページを作成するか否かを判断する。i個のハッシュタグの組み合わせのウェブページを作成する場合はステップS704に行き、作成しない場合は上位処理にリターンする。
【0135】
なお、いくつのハッシュタグの組み合わせを作成するかは、例えば、予め決められている、とする。
【0136】
(ステップS704)集合取得部132は、カウンタjに1を代入する。
【0137】
(ステップS705)集合取得部132は、ステップS402で取得されたタグの集合から、i個のタグのj番目の組み合わせが取得できるか否かを判断する。i個のタグのj番目の組み合わせが取得できる場合はステップS706に行き、取得できない場合はステップS710に行く。
【0138】
(ステップS706)集合取得部132は、ステップS402で取得されたタグの集合から、i個のタグのj番目の組み合わせを取得する。
【0139】
(ステップS707)集合取得部132は、i個のタグのj番目の組み合わせに対応する商品識別子とサイト識別子との組を、1組以上、取得する。
【0140】
なお、i個のタグのj番目の組み合わせに対応する商品識別子とサイト識別子との組は、i個のタグのj番目の組み合わせに含まれるすべてのタグに対応する商品識別子とサイト識別子との組でも良いし、i個のタグのj番目の組み合わせに含まれる一のタグに対応する商品識別子とサイト識別子との組でも良いし、i個のタグのj番目の組み合わせに含まれるタグのうち閾値以上の数または割合いのタグに対応する商品識別子とサイト識別子との組でも良い。
【0141】
(ステップS708)集合取得部132は、ステップS707で取得した1組以上の商品識別子とサイト識別子との組に対応付けて、i個のタグのj番目の組み合わせを、図示しないバッファに蓄積する。
【0142】
(ステップS709)集合取得部132は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS705に戻る。
【0143】
(ステップS710)集合取得部132は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS703に戻る。
【0144】
次に、ステップS406のページ構成処理の例について、
図8のフローチャートを用いて説明する。
【0145】
(ステップS801)ページ構成部133は、図示しないバッファから、着目するタグ集合を取得する。なお、着目するタグ集合は、S405におけるi番目のタグ集合である。
【0146】
(ステップS802)ページ構成部133は、ステップS801で取得したタグ集合が有する1以上のタグを用いて、1以上のハッシュタグを取得し、当該1以上のハッシュタグを、作成するウェブページに配置する。
【0147】
(ステップS803)ページ構成部133は、カウンタiに1を代入する。
【0148】
(ステップS804)ページ構成部133は、着目するタグ集合と対になるi番目の商品識別子が存在するか否かを判断する。i番目の商品識別子が存在する場合はステップS805に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
【0149】
(ステップS805)ページ構成部133は、着目するタグ集合と対になるi番目の商品識別子、および当該i番目の商品識別子と対になるサイト識別子を取得する。
【0150】
(ステップS806)ページ構成部133は、ステップS805で取得したサイト識別子で識別されるウェブサイト3の中のi番目の商品識別子で識別される商品に関連する商品関連情報を取得する。ページ構成部133は、取得した当該商品関連情報を、ウェブページに配置する。
【0151】
(ステップS807)ページ構成部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS804に戻る。
【0152】
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作例について説明する。ここで、3つの具体例について説明する。具体例1では、1または2以上のECサイト(ウェブサイト3)から、商品情報の中の商品の説明情報と、当該商品情報に対応する商品のユーザレビュー(口コミ)とから、1または2以上のハッシュタグを取得し、当該1以上のハッシュタグで検索されるウェブページであり、1以上の商品情報に容易にアクセス可能なウェブページを生成し、蓄積する場合を説明する。具体例2では、検索条件が特定する種類の商品情報とレビューから取得された用語からハッシュタグを取得し、2以上のハッシュタグを用いたウェブページを生成し、蓄積する場合を説明する。具体例3では、ファセットを用いて、ハッシュタグを取得し、当該ハッシュタグを用いたウェブページを生成し、蓄積する場合を説明する。
【0153】
(具体例1)
ページ生成装置1の受付部12は、端末装置2から開始指示を受信した、とする。
【0154】
次に、タグ取得部131は、洋服やバック等を販売する1または2以上のECサイト(ウェブサイト3)であり、複数の商品情報を含む各ウェブサイト3からウェブページを取得する。
【0155】
次に、タグ取得部131は、商品情報(例えば、
図9の901)の中の説明情報902を形態素解析し、名詞等の特定の品詞である用語または2以上の用語集合(例えば、「ショート丈」「カジュアル」「コーディネート」「シンプル」)を取得する。
【0156】
次に、タグ取得部131は、当該商品情報に紐付けされているレビュー903に対して、形態素解析し、名詞等の特定の品詞である用語または2以上の用語集合(例えば、「通勤時」、「スタイル」、「肩が痛くならない」、「いろんなシーン」)を取得する。
【0157】
次に、タグ取得部131は、取得した各用語または用語集合から、ハッシュタグ(例えば、「#ショート丈」「#カジュアル」「#コーディネート」「#シンプル」、「#通勤時」、「#スタイル」、「#肩が痛くならない」、「#いろんなシーン」)を取得する(
図9の904)。
【0158】
次に、タグ取得部131は、ハッシュタグを取得した元になるタグ元情報である商品情報、レビューに対付けて、取得したハッシュタグを一時蓄積する。
【0159】
次に、集合取得部132は、取得した1または2以上のハッシュタグの集合である1または2以上のタグ集合(例えば、「#ショート丈,#カジュアル」、「#ショート丈,#コーディネート」、「#ショート丈,#シンプル」、「#ショート丈,#通勤時」、「#ショート丈,#スタイル」、「#ショート丈,#肩が痛くならない」、「#ショート丈,#いろんなシーン」、・・・、「#ショート丈,#カジュアル,#コーディネート,#シンプル,#通勤時,#スタイル,#肩が痛くならない」、・・・、「#ショート丈,#カジュアル,#コーディネート,#シンプル,#通勤時,#スタイル,#肩が痛くならない,#いろんなシーン」)を構成する。
【0160】
次に、ページ構成部133は、2以上の各タグ集合に対応するウェブページを構成する。かかるウェブページは、タグ集合と、例えば、商品情報905と商品情報906とを有する。なお、2以上の各タグ集合に対応するウェブページは、レビュー903を有しても良い。
【0161】
次に、アドレス取得部134は、2以上の各タグ集合ごとに、ウェブページを蓄積する先を特定するユニークなアドレス情報(ここでは、URL)を取得する。
【0162】
次に、蓄積部135は、2以上の各タグ集合ごとのウェブページを、取得されたアドレス情報が示す場所に蓄積する。
【0163】
以上により、商品情報901に容易にアクセスしてもらえる1以上のウェブページが生成できた。
【0164】
(具体例2)
ページ生成装置1の受付部12は、端末装置2から検索条件「ワンピース」を含む開始指示を受信した、とする。
【0165】
次に、タグ取得部131は、予め決められた1または2以上のECサイト(ウェブサイト3)であり、複数の商品情報を含む各ウェブサイト3から1または2以上のウェブページを取得する。
【0166】
次に、タグ取得部131は、取得した1または2以上のウェブページの中で、検索条件「ワンピース」でヒットする商品情報とレビューとを取得する。次に、タグ取得部131は、取得したレビューを形態素解析し、特定の品詞(ここでは、名詞)の用語である「プライベート」「結婚式」「デート」「ビジネス」といった用語を取得した、とする。
【0167】
次に、集合取得部132は、検索条件に含まれる用語「ワンピース」と、レビューから取得した用語(例えば、「プライベート」「結婚式」「デート」「ビジネス」)のうちの1または2以上の用語に対応するハッシュタグの1または2以上の集合である1または2以上のタグ集合を取得する。
【0168】
次に、ページ構成部133は、1または2以上の各タグ集合ごとに、検索条件「ワンピース」にヒットする商品情報であり、ハッシュタグの元になったレビューに対応する商品情報を取得する。また、ページ構成部133は、取得した商品情報と対になる、少なくとも一つのレビューも取得する。
【0169】
次に、ページ構成部133は、1または2以上の各タグ集合ごとに、取得した1または2以上の商品情報と、当該商品情報に対応付くレビューとを含むウェブページを構成する。
【0170】
次に、アドレス取得部134は、2以上の各タグ集合ごとに、ウェブページを蓄積する先を特定するユニークなアドレス情報(ここでは、URL)を取得する。
【0171】
次に、蓄積部135は、2以上の各タグ集合ごとのウェブページを、取得されたアドレス情報が示す場所に蓄積する。
【0172】
以上により、商品情報801に容易にアクセスしてもらえる1以上のウェブページが生成できた。
【0173】
次に、ユーザが、結婚式に着ていけるワンピースを購入するために、「結婚式」「ワンピース」を含むアクセス指示を端末装置2に入力した、とする。
【0174】
次に、端末装置2は、アクセス指示「結婚式,ワンピース」を受け付け、当該アクセス指示をページ生成装置1に送信する。
【0175】
次に、ページ生成装置1の受付部12は、アクセス指示「結婚式,ワンピース」を受信する。次に、処理部13は、アクセス指示「結婚式,ワンピース」でヒットしたウェブページを取得する。次に、出力部14は、取得されたウェブページを、アクセス指示を送信してきた端末装置2に送信する。
【0176】
次に、端末装置2は、当該ウェブページを受信し、出力する。かかる出力例は、
図10である。
【0177】
次に、ユーザは、
図10の画面における1001の商品情報を指示した、とする。すると、端末装置2は、商品情報1001のリンク先のウェブページを取得し、出力する。かかる出力例は、
図11である。
図11の商品情報は、例えば、予め決められた1または2以上のECサイト(ウェブサイト3)に含まれていた商品情報である。
【0178】
(具体例3)
今、
図12のファセットを有するレストランのウェブサイト3が存在する、とする。なお、ここでの商品は、レストランでの料理の提供というサービスである。また、ファセットは、都道府県、料理の種類を含む。つまり、このウェブサイト3では、都道府県、料理の種類を指定して、ユーザはレストランの商品情報を得ることができる。
【0179】
そして、ページ生成装置1は、当該ウェブサイト3に存在するレストラン情報が良く検索されるように、以下のように、1または2以上のウェブページを生成し、蓄積する、とする。
【0180】
まず、タグ取得部131は、以下のように、ファセットからタグ取得処理を行う。つまり、タグ取得部131は、
図11のファセットから、当該ファセットを構成する用語「北海道,青森県,・・・福島県,・・・,洋食,フランス料理,イタリア料理,・・・,和食,懐石・会席料理,割烹・小料理,・・・,寿司,・・・」を取得する。
【0181】
ここで、タグ取得部131は、ファセットを構成する用語の種類(ここでは、都道府県、料理の種類)ごとに、用語を取得する。
【0182】
次に、タグ取得部131は、用語の種類ごとに、取得した用語からハッシュタグ「#北海道,#青森県,・・・#福島県,・・・」、「#洋食,#フランス料理,#イタリア料理,・・・,#和食,#懐石・会席料理,#割烹・小料理,・・・,#寿司,・・・」を取得する。
【0183】
次に、集合取得部132は、以下のようにタグ集合取得処理を行う。つまり、集合取得部132は、一つのハッシュタグ「北海道」「青森県」・・・「洋食」「フランス料理」・・・「寿司」・・・からなるタグ集合、用語の種類ごとに、2つのハッシュタグ「#北海道,#洋食」「#北海道,#フランス料理」・・・「#青森県,#洋食」・・・「#福島県,#寿司」・・・等を取得する。
【0184】
次に、ページ構成部133は、取得された各タグ集合ごとに、タグ集合が有するハッシュタグを構成する用語で検索される商品情報(ここでは、レストランの情報)を取得する。
【0185】
次に、ページ構成部133は、取得された各タグ集合ごとに、タグ集合と、取得した1または2以上の商品情報または取得した1または2以上の各商品情報にアクセスするための情報(例えば、アンカーの情報)である商品関連情報をウェブページに配置する。
【0186】
次に、アドレス取得部134は、構成された2以上のウェブページごとに、ウェブページを蓄積する先を特定するユニークなアドレス情報(ここでは、URL)を取得する。
【0187】
次に、蓄積部135は、取得された各タグ集合ごとのウェブページを、取得されたURLが示す場所に蓄積する。
【0188】
以上の具体例において、口コミ、商品情報、およびファセットのうちの2または3種類のタグ元情報からタグを取得し、当該タグを用いて、ウェブページを構成し、蓄積することは好適である。
【0189】
以上、本実施の形態によれば、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。かかることは、いわゆるSEO対策となる。
【0190】
また、本実施の形態によれば、2以上のウェブサイト3から、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0191】
さらに、本実施の形態によれば、ウェブサイト3に対するUGC、または提供情報から取得したハッシュタグを用いて、商品情報に容易にアクセスできるウェブページを作成できる。
【0192】
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるページ生成装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するタグ元情報を用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、前記タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、前記集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積するアドレス情報を取得するアドレス取得部と、前記アドレス取得部が取得したアドレス情報に対して、前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積する蓄積部として機能させるためのプログラムである。
【0193】
また、
図13は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のページ生成装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図13は、このコンピュータシステム300の概観図であり、
図14は、システム300のブロック図である。
【0194】
図13において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
【0195】
図14において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0196】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のページ生成装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0197】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のページ生成装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0198】
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
【0199】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0200】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0201】
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0202】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0203】
以上のように、本発明にかかるページ生成装置1は、検索にヒットし易く、商品情報を含んだウェブページを作成できるという効果を有し、ページを生成するサーバ等として有用である。
【符号の説明】
【0204】
A 情報システム
1 ページ生成装置
2 端末装置
3 ウェブサイト
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
131 タグ取得部
132 集合取得部
133 ページ構成部
134 アドレス取得部
135 蓄積部
【手続補正書】
【提出日】2022-11-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応する情報であり、前記ウェブサイトにおける商品情報の絞り込みのために使用されるファセットを用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、
前記タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、
前記集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、
前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積する蓄積部とを具備するページ生成装置。
【請求項2】
前記タグ取得部は、
2以上の各ウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するファセットから2以上のタグを取得する請求項1記載のページ生成装置。
【請求項3】
タグ取得部と、集合取得部と、ページ構成部と、蓄積部とにより実現されるウェブページの生産方法であって、
前記タグ取得部が、1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応する情報であり、前記ウェブサイトにおける商品情報の絞り込みのために使用されるファセットを用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得ステップと、
前記集合取得部が、前記タグ取得ステップで取得された1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得ステップと、
前記ページ構成部が、前記集合取得ステップで取得された1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成ステップと、
前記蓄積部が、前記ページ構成ステップで構成された前記ウェブページを蓄積する蓄積ステップとを具備する、ウェブページの生産方法。
【請求項4】
前記タグ取得ステップにおいて、
2以上の各ウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するファセットから2以上のタグを取得する請求項3記載のウェブページの生産方法。
【請求項5】
コンピュータを、
1以上の商品情報を含むウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応する情報であり、前記ウェブサイトにおける商品情報の絞り込みのために使用されるファセットを用いて、1または2以上のタグを取得するタグ取得部と、
前記タグ取得部が取得した1または2以上のタグから、1または2以上のタグの組み合わせである1以上のタグ集合を取得する集合取得部と、
前記集合取得部が取得した1以上の各タグ集合に対して、タグ集合が有する1以上の各タグをハッシュタグとするウェブページであり、1以上の各タグに対応する情報であり、商品に関連する商品関連情報を有するウェブページを構成するページ構成部と、
前記ページ構成部が構成した前記ウェブページを蓄積する蓄積部として機能させるためのプログラム。
【請求項6】
前記タグ取得部は、
2以上の各ウェブサイトの中の1以上の商品情報に対応するファセットから2以上のタグを取得するものとして、前記コンピュータを機能させるための請求項5記載のプログラム。