(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024036745
(43)【公開日】2024-03-18
(54)【発明の名称】脱輪防止構造
(51)【国際特許分類】
B60B 35/02 20060101AFI20240311BHJP
B60B 11/02 20060101ALI20240311BHJP
【FI】
B60B35/02 L
B60B11/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022141175
(22)【出願日】2022-09-06
(71)【出願人】
【識別番号】521537852
【氏名又は名称】ダイムラー トラック エージー
(74)【代理人】
【識別番号】100176946
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 智恵
(74)【代理人】
【識別番号】100092978
【弁理士】
【氏名又は名称】真田 有
(72)【発明者】
【氏名】菊地 伸幸
(57)【要約】
【課題】ホイールハブの強度低下を回避するようにしながらタイヤの脱輪を防止することができる脱輪防止構造を提供する。
【解決手段】タイヤ10が取り付けられ、車両に装備されたホイールハブ40に周方向に並んだ複数の締結部材50,51により締結されたホイール20のホイールハブ40からの脱落を防止する脱輪防止構造であって、ホイールハブ40の外周における、締結部材50,51の相互間に挟まれた周方向位置に断続的に、または外周全体に、周方向へ沿って形成された肉盛り部分90が設けられ、肉盛り部分90には、ホイール20のホイールハブ40からの離脱時に前記ホイール20の内周リム部23を係止する、周方向へ沿った溝部91が形成されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤが取り付けられ、車両に装備されたホイールハブに周方向に並んだ複数の締結部材により締結されたホイールの前記ホイールハブからの脱落を防止する脱輪防止構造であって、
前記ホイールハブの外周における、前記締結部材の相互間に挟まれた周方向位置に断続的に、または外周全体に、周方向へ沿って形成された肉盛り部分が設けられ、
当該肉盛り部分には、前記ホイールの前記ホイールハブからの離脱時に前記ホイールの内周リム部を係止する、周方向へ沿った溝部が形成されている
ことを特徴とする、脱輪防止構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤのホイールがホイールハブから離脱することを防止する脱輪防止構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、大型トラックなどの車両において、整備不良や過積載によりハブボルトが折損することで、タイヤが脱輪する事象が懸念されている。
このような脱輪を抑制するために、例えば、特許文献1には、ホイールハブの外周面上のボスにストッパピンを植設し、タイヤがホイールハブから離脱してもタイヤのホイールがストッパピンに係止されることで脱輪を防止するようにした、脱輪防止装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の発明では、大きな荷重を受けるホイールハブにストッパピン30を植設しているため、ホイールハブの強度低下を招くおそれがある。
ホイールハブは大きな荷重を受けるため、ホイールハブの強度低下を回避できるようにする必要がある。
そこで、本件は、ホイールハブの強度低下を回避するようにしながらタイヤの脱輪を防止することができる脱輪防止構造を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
本適用例に係る脱輪防止構造は、タイヤが取り付けられ、車両に装備されたホイールハブに周方向に並んだ複数の締結部材により締結されたホイールの前記ホイールハブからの脱落を防止する脱輪防止構造であって、前記ホイールハブの外周における、前記締結部材の相互間に挟まれた周方向位置に断続的に、または外周全体に、円周方向へ沿って形成された肉盛り部分が設けられ、当該肉盛り部分には、前記ホイールの前記ホイールハブからの離脱時に前記ホイールの内周リム部を係止する、周方向へ沿った溝部が形成されていることを特徴としている。
【0006】
本適用例によれば、ホイールハブの強度に影響し難いホイールガイド部に係止部材が取り付けられるので、ホイールハブの強度低下を回避するようにしながらタイヤの脱輪を防止することができる。
【発明の効果】
【0007】
本件によれば、ホイールハブの強度低下を回避するようにしながらタイヤの脱輪を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】実施形態に係る車両の左後輪部分の断面図である。
【
図2】実施形態に係る車両の左後輪部分を示す斜視図である。
【
図3】実施形態に係るホイールハブ及びホイールの要部を示す斜視図である。
【
図4】実施形態に係る肉盛り部分及び溝部を示す斜視図である。
【
図5】実施形態に係るホイールハブ及びホイールの要部を示す正面図である。
【
図6】実施形態に係る車両の左後輪部分において、締結部材が破損して、ホイールがホイールハブから離脱した状態を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
【0010】
[1.構成]
[1.1.車輪の構成]
まず、本実施形態に係る脱輪防止構造を装備した車輪について説明する。
本実施形態では、大型トラックの後輪に脱輪防止構造が装備された例を説明する。
図1,
図2は、大型トラックの左後輪を示すものである。
図1,
図2に示すように、本実施形態に係る大型トラックの後輪は、後前軸及び後々軸の2軸を有し、各軸には、左右一対の車輪10が備えられ、ダブルタイヤとして構成されている。なお、ここでは、左後輪を示すが、右後輪も左後輪に対して左右対称で同様に構成される。
【0011】
図1に示すように、車両の内側(
図1,
図2における右側)及び車両の外側(
図1,
図2における左側)の各車輪10は、ホイール20とホイール20の外周リム部21に取り付けられたタイヤ30とを備える。ホイール20の内周部には、ホイールハブ40のフランジ部(ホイール取付部)41にハブボルト(締結部材)50及びホイールナット(締結部材)51により締結されてホイールハブ40に取り付けられる内周リム部23が備えられる。内周リム部23は、フランジ部41に対応した環状プレート状に形成される。外周リム部21と内周リム部23との間には、軽量化孔を有するディスク部22が備えられる。なお、ダブルタイヤの内側の車輪10及び外側の車輪10の各ホイール20は、ハブボルト50及びホイールナット51により共締めされ取り付けられる。
【0012】
ホイールハブ40は、アクスルチューブ60の先端側の外周面上に左右一対のローラベアリング62,63を介して回転可能に支持されている。アクスルチューブ60はアクスルハウジング61の先端部に結合される。また、アクスルチューブ60内を貫通するようにアクスルシャフト70が挿通されており、その先端側のフランジ部71が連結ボルト72によってホイールハブ40に連結されている。これにより、アクスルシャフト70の回転と共にホイールハブ40が回転するようになっている。
【0013】
ホイールハブ40は、外側端部がフランジ部71と連結され、外側のローラベアリング62のアウタレースと結合された外側筒状軸部42と、内側のローラベアリング63のアウタレースと結合された内側筒状軸部43と、外側筒状軸部42と内側筒状軸部43との中間部に形成され外方へ拡径した拡径筒状軸部44と、拡径筒状軸部44の外側に形成された前記フランジ部41とを備える。また、内側の車輪10のホイール20内の空間において、ホイールハブ40側とアクスルチューブ60側との間には、図示しない制動機構が配備されている。
【0014】
図1,
図3及び
図5に示すように、フランジ部41は、ホイール20の環状の内周リム部23の内側面が当接する当接面45を備える。ホイールハブ40には、この当接面45に隣接する拡径筒状軸部44の車両外側を向いた環状の外面44aに、ホイール20のホイールハブ40への装着時に芯出しを案内するホイールガイド部46が車両外側に向けて突設されている。このホイールガイド部46には、ホイール20の装着時に内周リム部23の内周面23aと接触して芯出しを案内するガイド面46aが備えられる。
【0015】
また、ホイールガイド部46は、拡径筒状軸部44の環状の外面44aに、周方向に並んで複数突設される。なお、フランジ部41には、ハブボルト50を挿入する複数(本実施形態では、10個)のボルト穴41aが周方向に等間隔に並んで形成されるが、ホイールガイド部46は、これらのボルト穴41aに対して異なる周方向位置に形成されている。本実施形態では、ホイールガイド部46は、隣接するボルト穴41aの相互間に挟まれた周方向位置に断続的に形成されている。また、ホイールガイド部46は、隣接するボルト穴41aの全ての相互間ではなく、相互間の一つ置きに形成されている。したがって、合計5個のホイールガイド部46が設けられている。さらに、ホイールガイド部46は、周方向に隣接するボルト穴41aの周方向中間位置に形成されている。
【0016】
各ホイールガイド部46は、
図1及び
図3に示すように、拡径筒状軸部44の環状の外面44aから車両外側に向けて突設されており、ガイド面46aは外周方向を向いて備えられる。各ホイールガイド部46のガイド面46aは何れも、突出方向に僅かに先細り状に縮径したテーパ面に沿うように配置及び形成されている。このテーパ面の基端部の外径は、ホイール2の内周リム部23の内周面23aの内径と対応し、テーパ面の基端部は、ホイール2の内周リム部23の内周面23aの適正な取付位置に配置されている。
【0017】
したがって、ホイール20の取付時には、内周リム部23を複数のホイールガイド部46の先端側から差し込んでいくと、内周リム部23の内周面23aがホイールガイド部46のガイド面46a(即ち、テーパ面)に接触しながら軸心位置を案内されて、内周リム部23がガイド面46aの基部(即ち、テーパ面の基部)に達すると、ホイール20の軸心が適正位置となって容易に芯出しが完了する。
【0018】
[1.2.脱輪防止構造の構成]
このようなホイールハブ40の外側筒状軸部42の外周には、肉盛り部分90が設けられ、この肉盛り部分90には、ホイール20のホイールハブ40からの離脱時にホイール20の内周リム部23を係止する溝部91が形成されており、肉盛り部分90及び溝部91から脱輪防止構造が構成される。
【0019】
肉盛り部分90は、
図3及び
図5に示すように、周方向に並んだハブボルト50及びホイールナット51からなる締結部材の相互間に挟まれた周方向位置(周方向に並んだボルト穴41aの相互間に挟まれた周方向位置)に断続的に、円周方向へ沿って並んで形成されている。本実施形態では、肉盛り部分90は、各ホイールガイド部46毎にホイールガイド部46と一体に形成されている。したがって、周方向に並んだ締結部材50,51の全ての相互間ではなく、相互間の一つ置きに形成されており、合計5個の肉盛り部分90が設けられている。また、ホイールガイド部46及び肉盛り部分90は、周方向に隣接する締結部材50,51の相互間に周方向中間位置に配置される。
【0020】
これらの肉盛り部分90は、
図4に示すように、外側筒状軸部42の外周に、ホイールガイド部46よりも車両外側に隣接して配置されている。
本実施形態では、肉盛り部分90は、軸方向及び径方向に延びる板状に形成される。溝部91は、板状の肉盛り部分90の軸方向中間部に径方向外側へ開口するように設けられている。
【0021】
また、肉盛り部分90の板厚(周方向長さ)Tは、ホイールガイド部46の幅(周方向長さ)WHよりも小さく形成されている。これは、ホイールガイド部46は滑らかなガイド機能を確保するため、ガイド面46aの幅WHを一定以上確保したいのに対して、肉盛り部分90の板厚Tは、ホイール20のホイールハブ40からの離脱時にホイール20を係止できればよく、重量増を抑えるために、小さくしている。
【0022】
また、溝部91の幅(軸方向長さ)Wは、ホイール20の内周リム部23が容易に進入できるように、内周リム部23の板厚に比べて十分に大きく確保されている。さらに、溝部91の深さ(径方向長さ)Dは、ホイール20の内周リム部23が確実に進入できるように、十分に大きく確保されている。
【0023】
ただし、肉盛り部分90の頂部90aは、ホイールガイド部46のガイド面46aよりもやや軸心側(小径)に設定されており、ホイール20の取付時に邪魔にならないようになっている。本実施形態では、肉盛り部分90のホイールガイド部46寄りの頂部90aは、ガイド面46aの軸方向外端の外径が最小の部分と連続するように形成されており、ホイール20の取付時に、ホイール20を滑らかに進入させることができる。
【0024】
なお、軽量化を考慮しなければ、肉盛り部分90の板厚Tをより大きく設定して、例えばホイールガイド部46の幅WHと同じ大きさにしてもよい。さらに、本実施形態では、肉盛り部分90を断続的に設けているが、肉盛り部分90を外側筒状軸部42の全周に連続的に設けてもよい。何れにしても、本脱輪防止構造は、肉盛り部分90をホイールハブ40の外周に周方向へ沿って断続的又は連続的に設けて、この肉盛り部分90に、周方向へ沿って溝部91を形成していればよい。
【0025】
[2.作用及び効果]
本実施形態に係る脱輪防止構造は、上記のように構成されているので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
【0026】
ハブボルト50の損傷等に起因してホイール20がホイールハブ40から離脱した際には、離脱したホイール20が、例えば
図6に示すように、ホイール20の内周リム部23が肉盛り部分90の溝部91に当接して係止される。なお、
図6では、ダブルタイヤのうちの外側の車輪10のホイール20がホイールハブ40から離脱し、内側の車輪10のホイール20はホイールハブ40から離脱せずに残っている場合を例示している。
【0027】
つまり、外側の車輪10のホイール20がホイールハブ40から離脱して車両外方(
図6中左方)に移動すると、ホイール20の内周リム部23は、拡径筒状軸部44から車両外方(
図6中左方)に外れる。ホイール20の内周リム部23が、溝部91の位置に向けて移動すると、外側の車輪10による車体の支持がなくなり、車体を支持するのは内側の車輪10のみとなる。これにより、それまで車重で圧縮され弾性変形していた外側の車輪10のタイヤ30は、車重の荷重から解放された分だけ復元し、外側の車輪10の軸心位置は上昇する。一方、車体を支持するのは内側の車輪10のみとなるため、内側の車輪10のタイヤ30は、車重負担増で圧縮変形量が増大し、ホイールハブ40の軸心位置は下降する。この結果、
図6中に白抜き矢印で示すように、車ホイールハブ40は、輪10(ホイール20)に対して相対的に鉛直下方に下降し、外側の車輪10のホイール20の内周リム部23が、溝部91の位置まで移動すると、外側の車輪10のホイール20の内周リム部23が溝部91内に進入する。
これにより、ホイール20の内周リム部23の外側面が肉盛り部分90の溝部91の対向面に当接して係止される。
なお、外側の車輪10だけでなく、内側の車輪10もホイールハブ40から離脱しうるが、この場合、外側の車輪10が係止されているので、外側の車輪10を介して内側の車輪10も係止されることになる。
【0028】
このように、本脱輪防止構造によれば、ホイールハブ40の強度に影響し難い肉盛り部分90に溝部91を形成して、ホイール20がホイールハブ40から離脱時に溝部91がホイール20の内周リム部23を係止するので、ホイールハブ40の強度低下を回避するようにしながらタイヤ30(車輪10)の脱輪を防止することができる。
【0029】
溝部91を有する肉盛り部分90は、ホイールハブ40の外周における、締結部材50,51の相互間に挟まれた周方向位置に断続的に、周方向へ沿って複数形成されるので、重量増を押さえながら、脱輪防止機能を確保することができる。
【0030】
溝部91を有する肉盛り部分90は、締結部材(ハブボルト50及びホイールナット51)に対して異なる周方向位置に形成されているので、締結部材(例えば、ホイールナット51のハブボルト50への締付状態)の点検や増し締め付けの作業時に肉盛り部分90が邪魔になり難く、作業を容易に行うことができる。
【0031】
特に、溝部91を有する肉盛り部分90は、周方向に隣接する締結部材(ハブボルト50及びホイールナット51)同士の中間位置(周方向における中間の位置)に形成されるので、締結部材(例えば、ホイールナット51のハブボルト50への締付状態)の点検や増し締め付けの作業を一層容易に行うことができる。
【0032】
また、ホイールガイド部46は複数設けられており、溝部91を有する肉盛り部分90は、それぞれのホイールガイド部46の全てに設けられているので、ホイールガイド部46と一体の肉盛り部分90を多く設けることができ、脱輪防止機能を向上させることができる。
【0033】
特に、ホイールガイド部46及び肉盛り部分90は、周方向に隣接する締結部材(ハブボルト50及びホイールナット51)の全ての相互間に対応する箇所ではなく、一つ置きの相互間にそれぞれ設けられているので、重量増加を抑制しつつホイールガイド機能及び脱輪防止機能を確保することができる。
【0034】
[3.その他]
上記実施形態の構成は一例であって、本件発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、ホイールガイド部46は、周方向に隣接する締結部材50,51の一つ置きの相互間に対応する箇所にそれぞれ設けられているが、全ての相互間に対応する箇所や、その他一部の相互間に対応する箇所にのみ設けてもよい。
【0035】
また、上記実施形態では、肉盛り部分90を、ホイールガイド部46の全てに対応して設けているが、一部のホイールガイド部46にのみ設けてもよく、ホイールガイド部46とは無関係に設けてもよい。
上記実施形態では、肉盛り部分90は、周方向に隣接する締結部材50,51同士の中間の周方向位置に配置されるが、これに限定されるものではない。肉盛り部分90を締結部材50,51とは無関係に配置してもいいが、締結部材50,51に対して異なる周方向位置に配置すれば、締結部材50,51のメンテナンス性を高めることができる。
【0036】
また、上記実施形態では、大型トラックの後輪のダブルタイヤを例示したが、本件は、シングルタイヤでもよく、また、前輪に適用してもよい。さらに、大型トラックに限らず、種々の車両に適用しうる。
【符号の説明】
【0037】
10 車輪
20 ホイール
21 ホイール2の外周リム部
22 ディスク部
23 内周リム部
23a 内周リム部23の内周面
30 タイヤ
40 ホイールハブ
41 ホイールハブ4のフランジ部(ホイール取付部)
41a ボルト穴
42 外側筒状軸部
43 内側筒状軸部
44 拡径筒状軸部
44a 拡径筒状軸部44の環状の外面
45 フランジ部41の当接面
46 ホイールガイド部
46a ホイールガイド部46のガイド面
50 ハブボルト(締結部材)
51 ホイールナット(締結部材)
60 アクスルチューブ
61 アクスルハウジング
62,63 ローラベアリング
7 アクスルシャフト
71 アクスルシャフト8の先端側のフランジ部
72 連結ボルト
90 肉盛り部分
90a 肉盛り部分90の頂部
91 溝部