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▶ 一色 竹男の特許一覧

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  • 特開-ドアガード固定具 図1
  • 特開-ドアガード固定具 図2
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  • 特開-ドアガード固定具 図4
  • 特開-ドアガード固定具 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024037108
(43)【公開日】2024-03-18
(54)【発明の名称】ドアガード固定具
(51)【国際特許分類】
   E05C 17/06 20060101AFI20240311BHJP
【FI】
E05C17/06 C
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022141779
(22)【出願日】2022-09-06
(71)【出願人】
【識別番号】593204085
【氏名又は名称】一色 竹男
(72)【発明者】
【氏名】一色 竹男
(57)【要約】
【課題】
団地・マンションなどにおいて換気などドアを開けた状態にする場合、防犯対策していなければ気軽に開けられない事情がある。外開きドアガード使用限定ではあるが防犯上役立つ固定具を提供するものである。
【解決手段】
外開きドアガード限定ではあるがドアガードU字型アーム2で施錠したドアを極限まで開き、U字型アーム2とドア枠面1とのすき間に介在する受け具台座3の両サイドに差し込み部4とU字型アーム2の外側先端部5に接する当接部6とを設けた構成を特徴とし、固定具抜け止めピン8を使用することで外部からドアの開閉を不可能とし防犯上安全を確保できる。
【選択図】 図11

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外開きドアガードのU字型アーム3と受け具台座6の部分で施錠した図3ドアを極限まで開き、U字型アーム3の受け具台座6が取り付けられているドア枠2面と施錠した図3U字型アーム3の側面との間隙に介在する受け具台座6の両サイドを埋める左右差し込み形成部5・7とドアクローザーがドアを閉じようとする圧力のかかったU字型アーム3の外側先端部9に当節差し込み形成部10とを設けた構成でドア枠2面の上方からU字型アーム3に挿入して装着する手段を主たる要件とし、抜け止め防止ピン8を設けた事を特徴とするドアガード保持具A。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件の発明は、外開きドアガード保持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ドアガードが自動的に閉まってしまう際の防止具の発明、あるいはドアガードを改変して段階的に開閉する固定具又本件の発明と類似的着眼点の固定具の発明もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-019653
【特許文献2】特開2014-034817
【特許文献3】特開2003―184387
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
団地・マンションなどにおいて換気など玄関ドアを開けたくとも防犯対策をしていなければ気軽に開けられない事情がある。外開きアガードで施錠し、防犯上安心して玄関ドアを開ける事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本件のドアガード保持具AはドアガードU字型アーム3のガイド孔4において施錠したドアを極限まで開き、ドア枠2面とU字型アーム3側面との間に介在する受け具台座6の両サイドの間隙を埋める為の左右差込み形成部5・7とドアを閉じようとするU字型アーム3外側先端部9の可動域を制限する為の当節差し込み形成部10とを設けた構成を特徴とし、ドア枠2面の上方からU字型アーム3に挿入装着する手段で、U字型アーム3の前後左右上下の可動域を制限し外部からドアの開閉を不可能にするものである。
【発明の効果】
【0006】
本件のドアガード保持具Aを活用すると簡単しかも、安心して換気とかできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1はドアガード保持具Aの正面図である。
図2図2はドアガード保持具Aの背面図である。
図3図3はU字型アーム3施錠図である。
図4図4はドアガード保持具AをU字型アーム3に挿入装着した正面図である。
図5図5はドアガード保持具AをU字型アーム3に挿入取り付けた右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本件のドアガード保持具AはU字型アーム3のガイド孔4に受け具台座6の頭部11を通し図3、ドアを極限まで開いた施錠状態において、ドア枠2面とU字型アーム3側面との間隙に介在する受け具台座6の両サイドの隙間を埋める目的で間隙に応じた厚みを有する左右差し込み形成部5・7と、ドアクローザーの圧力でドアを閉じようとする受け具台座6の頭部11を含むU字型アーム3の外側先端部9に対応する当節差し込み形成部10を設け、又U字型アーム3の上方からドアガード保持具Aを揺るぎなく装着する目的で、受け具台座6上部を受け入れる為の嵌入部1をドアガード保持具Aの背面に形成した図2構成である事を主要な特徴とするものである。ドアガード保持具Aの使用はドア枠2面の上方からU字型アーム3に挿入装着する手段を活用した事を特徴とするものである。受け具台座6の両サイドとU字型アーム3の外側先端部9のそれぞれに差し込み形成部5・7・10を設けU字型アーム3がドアを閉じようとする前後左右の可動域を制限し、更にドアガード保持具Aに抜け止めピン8を設ける事でドアガード保持具A自体の上下の可動域を固定するものであり、外部からのドア開閉とドアガード保持具Aの取り外しを不可能にする図4ものである。補強部12に関してはドアガード保持具Aの強度に係わる部分で構成する材質によっては必ずしも必要とするものではない。
【実施例0009】
図1は実施の一例でドアガード保持具Aの正面図である。
【産業上の利用可能性】
【0010】
構造がシンプルで使い易い。
【符号の説明】
【0011】
1 台座嵌入部
2 ドア枠
3 U字型アーム
4 ガイド孔
5 右側差し込み形成部
6 受け具台座
7 左側差し込み形成部
8 抜け止めピン
9 U字型アームの外側先端部
10 当節差し込み形成部
11 受け具頭部
12 補強部
XY 省略線
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2023-02-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外開きドアガードの固定手段としてドアガード受け具台座3を挟む差し込み部4とドアクローザーの力でドアを閉じようとするU字型アーム2の外側先端部5に接する当接部6とを併設した事を特徴とし、ドア枠面1とU字型アーム2のすき間に上部から受け具台座3に差し込む手段でドアガードを固定する固定具。
【請求項2】
固定具抜け止め防止ピン8を設けた請求項1の固定具。
【手続補正書】
【提出日】2023-02-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-02-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件の発明は、外開きドアガードについての固定具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ドアガードが自動的に閉まってしまう際の防止具の発明、あるいはドアガードを改変して段階的に開閉する固定具又本件の発明と類似的着眼点の固定具の発明もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000-240343
【特許文献2】特開2005-009083
【特許文献3】特開2007-262873
【特許文献4】特開2019-019653
【特許文献5】特許5315444
【特許文献6】実登3209858
【特許文献6】実登3097840
【特許文献6】実登3194889
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
団地・マンションなどにおいて換気など玄関ドアを開けたくとも防犯対策をしていなければ気軽に開けられない事情がある。外開きドアガードを使用して少しの開放状態ではあるが防犯上安心して維持解放できることを課題とするものである。
解決しようとする問題
【課題を解決するための手段】
【0005】
本件のドアガード固定具はU字型アーム2で施錠したドアを極限まで開き、ドア枠面1とU字型アーム2とのすき間に介在する受け具台座3の両サイドを挾む差し込み部4とドアクローザーの力でドアを閉じようとするU字型アーム2の外側先端部5に接する当接部6とを設けた構成を特徴とし、ドア枠面1の上方からドア枠面1とドアガードのU字型アーム2とのすき間に固定具を差し込む手段で、ドアガードを固定するものであり、外部からドアの開閉を不可能とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本件のドアガード固定具を活用すると簡単しかも、安心して換気とかできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は固定具の正面図である。
図2図2は固定具の背面図である。
図3図3は固定具の平面図である。
図4図4は固定具の底面図である。
図5図5は固定具の右側面図である。
図6図6は固定具の左側面図である。
図7図7はドアガードの施錠主要図である。
図8図8は固定具をドアガードに取り付けた正面図である。
図9図9は抜け止め防止ピンを使用した場合の正面図である。
図10図10は固定具を取付けた右側面図である。
図11図11は固定具の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
U字型アーム2で受け具台座3の頭部7に掛かり留め施錠したドアガードを極限まで開き、ドア枠面1とU字型アーム2とのすき間に介在する受け具台座3の両サイドを挟む目的で差し込み部4を設け、併設してドアクローザーの圧力でドアを閉じようとするU字型アーム2の外側先端部5に接する当接部6を設けた固定具である。固定具の使用についてはドア枠面1の上方からU字型アーム2とドア枠のすき間に差し込む手段でドアガードを固定する事を特徴とするものである。
【実施例0009】
斜視図11は実施の一例で図9は固定具をドアガードに取り付け抜け止め防止ピン8を使用した場合の正面図である。図10は固定具をドアガードに取り付けた場合の右側面図で斜線部はU字型アームの断面を表したものである。
【産業上の利用可能性】
【0010】
構造がシンプルで使い易い。
【符号の説明】
【0011】
1 ドア枠面
2 U字型アーム
3 受け具台座
4 差し込み部
5 外側先端部
6 当接部
7 頭部
8 抜け止め防止ピン
XY 省略線
AB 省略線
CD 省略線

【手続補正書】
【提出日】2023-05-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本件の発明では団地のドアに設けられたドアガードを利用してドアを開けて換気などする際において、防犯上の問題を解決する事ができ安心できる。又、近年地震に関しての情報の中でドア閉じ込め予防策としてドアストッパーなどを利用してドアを常に開けておくのも一つの方法であるという記述があり、本件のドアガードは防犯対策として考案したものであるが二次的な追加効果としてドア閉じ込め防止の防災グッズとしての効果も考えられる。
【手続補正書】
【提出日】2023-06-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
外開きドアのドアガード限定ではあるが夏の季節に換気あるいは冬の季節にドアに付着する結露を低減する目的で換気をする場合など本件のドアガード固定具を活用すると外開きドア外部からのこじ開けに対応する防犯対策として効果が見込めるので安心して換気ができる。また、近年地震情報の中で地震によるドア閉じ込め予防策として、ドアストッパーなど利用してドアを常に開けておくのも一つの方法であると記されている事がある。本件のドアガードは防犯対策として考案したものであるが二次的な効果として地震よるドア閉じ込め防止の防災効果も考えられ防災グッズとしても活用できる。
【手続補正書】
【提出日】2023-08-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
図3
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正の内容】
図5
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
図11
【手続補正書】
【提出日】2023-08-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外開き用ドアガードを使用して施錠したドアを極限まで開放する為のドアガード固定具。
【請求項2】
ドアガードのU字型アーム受け具台座の両サイド挟み部を有する請求項1のドアガード固定具。