特開2024-37285IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

例えば一般道や高速道路等の橋梁に用いられる合成床版の接合構造に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】合成床版のコンクリートと間詰め材との境界面の剥離や亀裂の発生を抑制することのできる合成床版の接合構造を提供する。
【解決手段】各合成床版10のコンクリート部15の端面15aから延出し、コンクリート部15間の間詰めコンクリート19内に埋設される第1の鉄筋12が先端部に拡径した定着部12aを有するとともに、先端側を橋軸方向に対して斜め下方に向かって屈曲するように形成されているので、間詰めコンクリート19の上面側よりも引張応力の小さい上下方向中央側に定着部12aを位置させることができ、定着部12aへの応力集中によるコンクリート部15と間詰めコンクリート19との境界面の剥離や亀裂の発生を抑制することができ、合成床版10の接合部の耐久性を向上させることができる。
【選択図】図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、前記プレキャスト合成床版の接合構造においては、コンクリートの端面から延出する鉄筋の先端部に径方向に拡大した定着部を形成し、定着部によって間詰めコンクリートに対する鉄筋の引張方向の支圧力を高めるようにしている。しかしながら、各合成床版に曲げ応力が生じ、間詰めコンクリート内の鉄筋に引張力が加わると、鉄筋の定着部に応力が集中し、合成床版のコンクリートと間詰めコンクリートとの境界部の剥離や、鉄筋の定着部を起点とする間詰めコンクリートの亀裂が発生するおそれがあった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は前記目的を達成するために、鋼製の底板上に所定方向に延びる鉄筋を配置してコンクリートを打設することにより形成される合成床版の底板の端部同士を連結するとともに、互いに隣り合う合成床版のコンクリートの端面間に前記鉄筋の端部側を配置し、前記コンクリートの端面間に間詰め材を充填することにより、合成床版同士を所定方向に接合する合成床版の接合構造において、前記コンクリートの端面間に配置される鉄筋は・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、合成床版のコンクリートと間詰め材との境界面の剥離や亀裂の発生を抑制することができるので、合成床版の接合部の耐久性を向上させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の第1の実施形態を示す合成床版の平面図
【図2】 合成床版の要部平面図
【図3】 合成床版の要部側面断面図
【図4】 合成床版の接合工程を示す側面断面図
【図5】 合成床版の接合工程を示す側面断面図
【図6】 合成床版の接合工程を示す側面断面図
【図7】 合成床版の接合工程を示す側面断面図
【図8】 合成床版の接合状態を示す側面断面図
【図9】 合成床版の接合部を示す概略側面断面図
【図10】 合成床版の接合部の比較例を示す概略側面断面図
【図11】 本発明の第2の実施形態を示す合成床版の接合部の側面断面図
【図12】 本発明の第3の実施形態を示す合成床版の接合部の側面断面図

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

10…合成床版、11…底板、12…第1の鉄筋、12a…定着部、15…コンクリート部、15a,15c…端面、15d…接着剤、19…間詰めコンクリート。

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