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特開2024-37516ゲームプログラム、ゲームの制御方法およびゲーム装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024037516
(43)【公開日】2024-03-19
(54)【発明の名称】ゲームプログラム、ゲームの制御方法およびゲーム装置
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/822 20140101AFI20240312BHJP
   A63F 13/53 20140101ALI20240312BHJP
【FI】
A63F13/822
A63F13/53
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022142428
(22)【出願日】2022-09-07
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (1) 行為時の権利者であり、出願人である株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://digipla-marutetsu.gmodecorp.com/)のウェブサイトにて、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (2) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.gamer.ne.jp/news/202206280004/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (3) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.jiji.com/jc/article?k=000000675.000001474&g=prt)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (4) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://gamehack.jp/246378/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (5) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://otakei.otakuma.net/prtimes/06282032061.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (6) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://jbpress.ismedia.jp/ud/pressrelease/62bab93a7765616802620000)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (7) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://prs.tokyo/music/18763/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (8) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.newscafe.ne.jp/release/prtimes2/20220628/1044245.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (9) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://yab.yomiuri.co.jp/adv/feature/release/detail/000000675000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (10) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://news.fresheye.com/prtimes/article/pr-000000675.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (11) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://ure.pia.co.jp/articles/-/1478646)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (12) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://business.nifty.com/cs/catalog/business_release/catalog_prt000000675000001474_1.htm)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (13) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/press_release/1511581/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (14) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://dime.jp/company_news/detail/?pr=1160904)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (15) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000675.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (16) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(http://www.seotools.jp/news/id_000000675.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (17) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://straightpress.jp/company_news/detail?pr=000000675.000001474)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (18) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://dengekionline.com/articles/138502/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (19) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://gamebiz.jp/news/352006)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (20) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.4gamer.net/games/640/G064038/20220627085/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (21) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://h1g.jp/news/20220628014007.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (22) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://corp.marv.jp/pr/20220628-001434.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (23) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000675_000001474/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (24) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2022-06-28-1474-675/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (25) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.oricon.co.jp/pressrelease/1229060/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (26) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://news.toremaga.com/release/others/2294366.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (27) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://news.nicovideo.jp/watch/nw11101972)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (28) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://news.biglobe.ne.jp/economy/0628/prt_220628_4108150179.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (29) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.mapion.co.jp/news/release/000000675.000001474/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (30) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://www.zaikei.co.jp/releases/1709270/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (31) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月28日に掲載されたアドレス(https://game-news.tokyo/news/374369)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (32) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月29日に掲載されたアドレス(https://rail.f-frontier.com/2022/06/29/21536/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (33) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月29日に掲載されたアドレス(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2206/29/news199.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (34) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月29日に掲載されたアドレス(https://railf.jp/news/2022/06/29/135000.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (35) また、株式会社ジー・モードは、令和4年6月29日に掲載されたアドレス(https://news.yahoo.co.jp/articles/83cd396cd36f1569f80ec4888cfa4524a02a0187)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (36) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月3日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=5SttUmQQsCU)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (37) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://h1g.jp/news/20220711018001.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (38) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://gamebiz.jp/news/352806)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (39) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://www.gamer.ne.jp/news/202207110006/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (40) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://www.4gamer.net/games/640/G064038/20220709011/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (41) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://www.oricon.co.jp/article/1918136/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (42) また、株式会社ジー・モードは、令和4年7月11日に掲載されたアドレス(https://game-news.tokyo/news/379046)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (43) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://ma-inc.jp/game_support/game_appli_info/press1426/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (44) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=lQbSPHedvnk)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (45) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.work-master.net/2022261142)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (46) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.4gamer.net/games/640/G064038/20220810063/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (47) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://yab.yomiuri.co.jp/adv/feature/release/detail/000000681000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (48) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://ure.pia.co.jp/articles/-/1528079)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (49) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/press_release/1576012/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (50) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.gamespark.jp/release/prtimes/20220810/133762.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (51) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.newscafe.ne.jp/release/prtimes2/20220810/1083972.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (52) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(http://www.seotools.jp/news/id_000000681.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (53) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.inside-games.jp/release/prtimes/20220810/133765.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (54) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://straightpress.jp/company_news/detail?pr=000000681.000001474)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (55) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.jiji.com/jc/article?k=000000681.000001474&g=prt)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (56) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://gendai.media/ud/pressrelease/62f37c4d760b065c35000059)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (57) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://otakei.otakuma.net/prtimes/08102102832.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (58) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://h1g.jp/news/20220810014016.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (59) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.zaikei.co.jp/releases/1756402/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (60) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://game-news.tokyo/news/393081)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (61) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.oricon.co.jp/article/1946438/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (62) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000681.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (63) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://gamebiz.jp/news/354578)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (64) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.gamer.ne.jp/news/202208100021/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (65) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://news.nicovideo.jp/watch/nw11285170)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (66) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/Z3WJVZMRRJIIJD6VQJPD2W26DM/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (67) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://news.toremaga.com/release/others/2341708.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (68) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://news.infoseek.co.jp/article/prtimes_000000681_000001474/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (69) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2022-08-10-1474-681/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (70) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://www.mapion.co.jp/news/release/000000681.000001474/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (71) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://news.fresheye.com/prtimes/article/pr-000000681.000001474.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (72) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月10日に掲載されたアドレス(https://news.biglobe.ne.jp/economy/0810/prt_220810_7480845674.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (73) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月11日に掲載されたアドレス(https://applion.jp/iphone/app/1589233717/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (74) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月11日に掲載されたアドレス(https://apps-island.com/marutetsu)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (75) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月11日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=Y2-ZVA8u8mA)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (76) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月12日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=U_uhbIp5QPo)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (77) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月12日に掲載されたアドレス(https://www.mdn.co.jp/news/3896)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (78) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月12日に掲載されたアドレス(https://www.excite.co.jp/news/article/Mdn_mdnnews_3896/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (79) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月17日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=PUIXBsFRlM8)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (80) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月18日に掲載されたアドレス(https://gameappch.com/app/?app=09272)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (81) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月22日に掲載されたアドレス(https://www.toynes.jp/release_20220822digipla/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (82) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月25日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=cddn2dylFsQ)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (83) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月29日に掲載されたアドレス(https://www.itexchange.jp/dg-media/20220829-02/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (84) また、株式会社ジー・モードは、令和4年8月31日に掲載されたアドレス(https://www.youtube.com/watch?v=7hD63xvhpxE)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (85) また、株式会社ジー・モードは、令和4年9月1日に掲載されたアドレス(https://game-news.tokyo/news/403056)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (86) また、株式会社ジー・モードは、令和4年9月1日に掲載されたアドレス(https://h1g.jp/news/20220901018001.html)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (87) また、株式会社ジー・モードは、令和4年9月1日に掲載されたアドレス(https://www.gamer.ne.jp/news/202209010020/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。 (88) また、株式会社ジー・モードは、令和4年9月1日に掲載されたアドレス(https://www.4gamer.net/games/640/G064038/20220831142/)のウェブサイトにて、当該ウェブサイトの運営者に依頼することにより、本発明のゲームプログラムで実行される内容等を公開した。
(71)【出願人】
【識別番号】510299020
【氏名又は名称】株式会社ジー・モード
(74)【代理人】
【識別番号】100137095
【弁理士】
【氏名又は名称】江部 武史
(74)【代理人】
【識別番号】100091627
【弁理士】
【氏名又は名称】朝比 一夫
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 恒
(57)【要約】
【課題】電子機器の画面上において、オブジェクトをゲームマップに配置し、当該オブジェクトを基準にしたゲーム空間の一場面を撮像することができるゲームプログラムを提供すること。
【解決手段】所定のマップの上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームに用いられるゲームプログラムが提供される。ゲームプログラムは、プレイヤからの情報を取得する情報取得手段と、所定のマップおよびオブジェクトの表示を制御する表示制御手段と、オブジェクトを所定のマップの任意の位置に配置する配置制御手段と、プレイヤからの情報に基づいて、オブジェクトを基準にしたゲーム空間の一場面を撮像する撮像手段としてコンピューターを機能させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のマップの上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームに用いられるゲームプログラムであって、
プレイヤからの情報を取得する情報取得手段と、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトの表示を制御する表示制御手段と、
前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置する配置制御手段と、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像する撮像手段としてコンピューターを機能させることを特徴とするゲームプログラム。
【請求項2】
前記オブジェクトは、前記ゲーム空間の前記一番面を撮像するための複数の撮像用オブジェクト含む請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項3】
前記複数の撮像用オブジェクトは、前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する方向を有し、
前記配置制御手段は、前記オブジェクトの前記方向を前記一場面に対向するように前記オブジェクトを配置することを制御する請求項2に記載のゲームプログラム。
【請求項4】
前記配置制御手段は、前記オブジェクトを回転可能および/または傾斜可能に、前記オブジェクトの配置を制御する請求項1に記載のゲームプログラム。
【請求項5】
前記複数の撮像用オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する撮像モードを指示する指示手段としてさらにコンピューターを機能させる請求項2に記載のゲームプログラム。
【請求項6】
前記指示手段は、前記複数の撮像用オブジェクトのそれぞれに対応した撮像モードを指示する請求項5に記載のゲームプログラム。
【請求項7】
前記配置制御手段は、同じ種類の前記複数の撮像用オブジェクトを前記任意の位置に配置し、
前記指示手段は、前記同じ種類の前記複数の撮像用オブジェクトに対応した前記撮像モードを指示する請求項6に記載のゲームプログラム。
【請求項8】
前記複数の撮像用オブジェクトは、移動可能な移動オブジェクトを含み、
前記撮像手段は、前記移動オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する請求項2に記載のゲームプログラム
【請求項9】
前記撮像手段は、前記一場面における前記移動オブジェクトを撮像する請求項8に記載のゲームプログラム。
【請求項10】
所定のマップ上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームの制御方法であって、
プレイヤからの情報を取得するステップと、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトの表示を制御するステップと、
前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置するステップと、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像するステップと、を含むことを特徴とするゲームの制御方法。
【請求項11】
所定のマップ上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームに用いられるゲーム装置であって、
プレイヤからの情報入力を受ける入力部と、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトを表示する表示部と、
前記情報入力に基づいて、前記ゲーム空間の作成を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置し、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像するよう制御することを特徴とするゲーム装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームプログラム、ゲームの制御方法およびゲーム装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、複数のレールパーツを連結することによって線路を完成させ、その上で鉄道模型を走らせるおもちゃが知られている。そして近年、このおもちゃを電子機器の画面上で実現させたゲームが知られている(例えば、非特許文献2)。このゲームは、予め保存されている鉄道車両をマップ上に配置して、オリジナルマップを作成することを目的としたゲームである。予め保存された鉄道車両のデータを用いてオリジナルマップを完成させるため、ゲームの面白味に欠ける。
【0003】
また、このゲームは、オリジナルマップ内の風景画像を撮像することができる。しかしながら、これは、運転手カメラや先頭車両カメラなど、限られたカメラに基づいて撮像されている。そのため、プレイヤはオリジナルマップ上のどの風景画像も撮像できるわけではなく、撮像できる風景は限定されている。
【0004】
したがって、プレイヤが希望するオリジナルマップ上の任意の風景画像を撮像できる機能を有するゲームが求められている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】http://apps.apple.com/us/app/鉄道パークz/id1322929136
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、電子機器の画面上において、オブジェクトをゲームマップに配置し、当該オブジェクトを基準にしたゲーム空間の一場面を撮像することができるゲームプログラムを提供することにある。また、本発明の別の目的は、そのようなゲームを制御する方法およびそのようなゲームを実行するゲーム装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
また、上記目的は、下記(1)~(11)の本発明により達成されることもできる。
【0008】
(1)所定のマップの上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームに用いられるゲームプログラムであって、
プレイヤからの情報を取得する情報取得手段と、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトの表示を制御する表示制御手段と、
前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置する配置制御手段と、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像する撮像手段としてコンピューターを機能させることを特徴とするゲームプログラム。
【0009】
(2)前記オブジェクトは、前記ゲーム空間の前記一番面を撮像するための複数の撮像用オブジェクト含む上記(1)に記載のゲームプログラム。
【0010】
(3)前記複数の撮像用オブジェクトは、前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する方向を有し、
前記配置制御手段は、前記オブジェクトの前記方向を前記一場面に対向するように前記オブジェクトを配置することを制御する上記(2)に記載のゲームプログラム。
【0011】
(4)前記配置制御手段は、前記オブジェクトを回転可能および/または傾斜可能に、前記オブジェクトの配置を制御する上記(1)に記載のゲームプログラム。
【0012】
(5)前記複数の撮像用オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する撮像モードを指示する指示手段としてさらにコンピューターを機能させる上記(2)に記載のゲームプログラム。
【0013】
(6)前記指示手段は、前記複数の撮像用オブジェクトのそれぞれに対応した撮像モードを指示する上記(5)に記載のゲームプログラム。
【0014】
(7)前記配置制御手段は、同じ種類の前記複数の撮像用オブジェクトを前記任意の位置に配置し、
前記指示手段は、前記同じ種類の前記複数の撮像用オブジェクトに対応した前記撮像モードを指示する上記(6)に記載のゲームプログラム。
【0015】
(8)前記複数の撮像用オブジェクトは、移動可能な移動オブジェクトを含み、
前記撮像手段は、前記移動オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の前記一場面を撮像する上記(2)に記載のゲームプログラム
【0016】
(9)前記撮像手段は、前記一場面における前記移動オブジェクトを撮像する上記(8)に記載のゲームプログラム。
【0017】
(10)所定のマップ上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームの制御方法であって、
プレイヤからの情報を取得するステップと、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトの表示を制御するステップと、
前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置するステップと、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像するステップと、を含むことを特徴とするゲームの制御方法。
【0018】
(11)所定のマップ上にオブジェクトを配置してゲーム空間を作成するゲームに用いられるゲーム装置であって、
プレイヤからの情報入力を受ける入力部と、
前記所定のマップおよび前記オブジェクトを表示する表示部と、
前記情報入力に基づいて、前記ゲーム空間の作成を制御する制御部と、を含み、
前記制御部は、前記オブジェクトを前記所定のマップの任意の位置に配置し、
前記プレイヤからの前記情報に基づいて、前記オブジェクトを基準にした前記ゲーム空間の一場面を撮像するよう制御することを特徴とするゲーム装置。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、電子機器の画面上において、オブジェクトをゲームマップに配置し、当該オブジェクトを基準にしたゲーム空間の一場面を撮像することができる。そのため、ゲーム空間の任意の位置における風景画像を撮像することができる。したがって、オブジェクトと風景画像とを組み合わせた最もよい画像を写真としてプレイヤに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1図1は、本発明のゲーム装置を模式的に示す図である。
図2図2は、本発明のゲーム装置の構成を示すブロック図である。
図3図3は、本発明のゲームプログラムがゲーム装置の制御部に機能させる手段を示すブロック図である。
図4図4は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される鉄道データを示す表である。
図5図5は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される構造物データを示す表である。
図6図6は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される鉄道と実在の風景との関係を示す表である。
図7図7は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される図鑑データを示す表である。
図8図8は、本発明のゲーム装置のプラモモードを模式的に示す図である。
図9図9は、本発明のゲーム装置のプラモモードの完成シーンを模式的に示す図である。
図10図10は、本発明のゲーム装置のプラモモードを模式的に示す図である。
図11図11は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードを模式的に示す図である。
図12図12は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードのカメラモードを模式的に示す図である。
図13図13は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードのカメラモードを模式的に示す図である。
図14図14は、本発明のゲーム装置の図鑑モードを模式的に示す図である。
図15図15は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャートである。
図16図16は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャートである。
図17図17は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明のゲームプログラム、ゲーム制御方法、ゲーム装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。説明の都合上、図中の上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」、紙面手前側を「前」、紙面奥側を「後」として説明する。
【0022】
1.ゲーム
まず、本発明のゲーム装置で提供されるゲームを説明する。図1は、本発明のゲーム装置を模式的に示す図である。ゲーム装置1で実行されるゲームは、プレイヤが鉄道車両などのオブジェクトを画面上で作成し、作成したオブジェクトをマップ上に配置することができるゲームである。これにより、プレイヤ好みのゲーム空間を作成することができる。このゲームは、図1に示すように、ホームモードHと、プラモモードPと、レイアウトモードLと、図鑑モードGとを提供する。
【0023】
<ホームモード>
ホームモードHは、各種設定機能、オブジェクトをアイテムとして購入する機能などを提供する。また、ホームモードHは、オブジェクを抽選で提供する機能を提供する。ホームモードHでは、プレイヤのID登録やプロフィールの登録・更新を行うことができる。
【0024】
ここで、オブジェクは、乗り物、構造物、自然物などのあらゆる物を含む。例えば、乗り物は、鉄道、飛行機、車両、船、ロケット、宇宙船、重機等を含む。構造物は、鉄道車両、鉄道で使用される架線柱、信号器およびレール等、街に存在する噴水、ポスト、街頭、バス停、コンテナ、自動販売機、遊具などを含む。自然物は、木、花、垣根等を含む。その他、オブジェクは、複数のカメラマンや人物、動物等を含む。これらのオブジェクトは、プラモモードPで作成されたオブジェクトを含む。
【0025】
<プラモモード>
プラモモードPは、オブジェクトを組み立てる機能を提供する。例えば、このモードでは、図1に示されるような鉄道の車両を実際のプラモデルのように作成することができる。すなわち、鉄道車両を構成する各パーツを画面上で組み合わせ、組み立てることで、鉄道車両を作成することができる。なお、作成するオブジェクトは、鉄道車両に限定されず、前述したオブジェクトのいずれであってもよい。
【0026】
<レイアウトモード>
レイアウトモードLは、マップ上にオブジェクトを配置する機能を提供する。例えば、このモードでは、図1に示されるマップ上に鉄道車両や鉄道用の柵を配置することができる。これにより、プレイヤの好みに合ったゲーム空間を作成することができる。また、レイアウトモードLは、カメラモードCを含んでいる。カメラモードCは、マップ上に配置されたカメラマンの目線や鉄道車両の運転手目線における風景画像を撮像する機能を提供する。すなわち、カメラモードCは、プレイヤが作成したゲーム空間内における任意の風景画像を撮像する機能を提供する。
【0027】
<図鑑モード>
図鑑モードGは、オブジェクトの図鑑を提供する機能を提供する。図鑑モードGは、説明モードと、内部画像モードとを含む。説明モードは、例えば、図1に示される鉄道車両がどの会社により提供されているかなどを説明する文章を車両の外観画像とともに提供する。また、内部画像モードは、当該車両の運転席や客席の内部画像を提供する。これにより、種々の鉄道の車両がどのようであるか知ることができる。なお、図鑑モードGは、プラモモードPでプレイヤが作成したオブジェクトの図鑑も提供する。
【0028】
本発明のゲームプログラムおよびゲーム装置1は、このようなモードを自由に変更させつつ、各モードの機能をプレイヤに提供することができる。したがって、本発明のゲームプログラムおよびゲーム装置1は、オブジェクトを作成する面白さと、作成したオブジェクトを用いてゲーム空間を作成するわくわく感とを同時にプレイヤに提供することができる。
【0029】
2.ゲーム装置
次に、本発明のゲームプログラムおよびゲーム装置1を詳細に説明する。図2は、本発明のゲーム装置の構成を示すブロック図、図3は、本発明のゲームプログラムが制御部に実行させる手段を示すブロック図である。図1に示すように、本発明のゲーム装置1は、携帯電話やスマートフォンなどの電子機器で構成される。しかしながら、ゲーム装置1はこれに限定されず、アミューズメント施設に設置されるゲーム装置、家庭用ゲーム機、タブレットPCなどであってもよい。このようなゲーム装置1は、筺体2と、記憶部3と、表示部4と、入力(操作)部5と、スピーカ6と、通信部7と、制御部8と有する。これらの各部は、バス9に接続されている。以下、各部の構成を説明する。
【0030】
<筐体>
筺体2は、ケース状に形成され、ゲーム装置1の各部材を設置または収納する機能を有している。筐体2の形状は、特に限定されず、箱状、三角柱状、楕円柱状、円柱状などに変更できる。
【0031】
<記憶部>
記憶部3は、種々のプログラム、種々の楽曲や効果音等を保存する機能を有する。本実施形態では、ゲーム装置1が通信部7を介して受信したゲームプログラム10を保存する。また、記憶部3は、制御部8を機能させるための手段をモジュールとして記憶する。記憶部3は、CPUが実行する演算結果を一時的に記憶しても、通信部7を介して図示しないサーバ装置から取得した情報を記憶してもよい。
【0032】
ここで、図4は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される鉄道データを示す表、図5は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される構造物データを示す表、図6は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される鉄道と実際の風景との関係を示す表、図7は、本発明のゲーム装置の記憶部に記憶される図鑑データを示す表である。
【0033】
記憶部3は、プラモモードPで使用されるオブジェクトを組み立てるためのパーツの情報を記憶する。オブジェクトが乗り物の鉄道である場合、記憶部3は、日本全国に実在する鉄道の一覧を保存する。図4に示すように、各鉄道には、当該鉄道の車両の各部分と、それを構成する複数のパーツとが対応して記憶されている。例えば、鉄道が山手線である場合、図4に示すように、山手線の「下部」に対しては、後部車輪、前部車輪、車両床、接続機器等が対応して記憶されている。そして、図示しないが、当該「後部車輪」の文字に対応して、後部車輪の画像が記憶されている。また、山手線の「全体」に対しては、下部、前面および上部の画像が対応して記憶されている。この下部、前面および上部の画像は、プラモモードPで作成されても、予め保存されていてもよい。
【0034】
なお、乗り物は、日本全国に実在することに限られず、世界各国に実在しても、マンガやアニメに登場するような架空の乗り物であってもよい。
【0035】
また、記憶部3は、種々の構造物の一覧を保存する。図5に示すように、各構造物は、構造物の種類や構造物を構成する複数のパーツと対応して記憶されている。例えば、図5に示すように、構造物が噴水である場合、噴水は、水を受ける基部画像と、水を噴出する噴出部画像と対応して記憶されている。また、構造物が鉄道信号機である場合、鉄道信号機は、複数の種類の画像と対応して記憶されている。
【0036】
さらに、記憶部3は、鉄道の路線に実在する風景を保存する。図6に示すように、記憶部3は、鉄道名と、当該鉄道の路線に実在する風景とを対応して記憶する。例えば、鉄道が山手線である場合、山手線は、路線に実在する風景である「白金桟道橋」や「原宿-代々木間の風景」などと対応して記憶されている。
【0037】
さらにまた、記憶部3は、図鑑モードGで使用される図鑑を記憶する。図鑑は、オブジェクトの一覧を含む。オブジェクトが乗り物の鉄道である場合、図7に示すように、鉄道の名前と、当該鉄道の車両の外観図と、鉄道の説明と、鉄道の内部画像とが対応して記憶されている。図7に図示しないが、内部画像の「運転席」、「客席」の文字に対応して、それぞれの画像が記憶されている。また、プレイヤが作成したオブジェクトも図7に示すように保存される。
【0038】
その他、記憶部3は、プレイヤが作成したオブジェクト、プレイヤが取得したオブジェクト、プレイヤが撮像した画像、プレイヤが有するカメラマンなどをプレイヤのID毎に対応して記憶する。また、記憶部3は、ゲームに使用する複数種類のマップやプレイヤが作成したゲーム空間を保存する。さらに、記憶部3は、後述する手段を記憶する。
【0039】
<表示部>
表示部4は、ゲームに関連する画像を表示する機能を有する。表示部4は、図1に示すように、ゲーム装置1の前面に設けられている。本実施形態では、表示部4は、タッチパネルで構成されている。そのため、プレイヤは、タッチパネルの全エリアに表示されたゲーム画像を参照しつつ、入力部5を操作することができる。
【0040】
<入力部>
入力部5は、プレイヤがゲームを実行するために行う操作入力を受ける機能を有する。入力部5は、図1に示されるように、ゲーム装置1の前面に設けられている。本実施形態では、入力部5は、タッチパネルで構成されている。そのため、プレイヤは、タッチパネルのどのエリア(全エリア)を操作入力してもゲームプレイを実行することができる。
【0041】
<スピーカ>
スピーカ6は、種々の音声を出力する機能を有する。本実施形態では、記憶部3に保存されている楽曲や効果音などの音声を出力する機能を有する。なお、スピーカ6は、ゲーム装置1に備えられた音声出力端子により、イヤフォンなどの音声出力手段であってもよい。
【0042】
<通信部>
通信部7は、有線または無線を介して、外部のネットワーク(LAN、WAN、インターネット等)またはデバイスと通信を行う機能を有する。ゲーム装置1は、通信部7を介して、本発明のゲームプログラム10を受信することができる。なお、ゲーム装置1は、図示しないメディアインターフェースを介して、ゲームプログラム10を半導体メモリ等の記録媒体から取得することもできる。
【0043】
<制御部>
制御部8は、ゲーム装置1を制御する機能を有する。制御部8は、CPU、マイクロプロセッサ、GPUなどを備える。制御部8は、記憶部3に保存されたゲームプログラム10を実行することにより、上記ゲーム装置1の各部を制御する。
【0044】
本発明のゲームプログラム10は、ゲーム装置1の制御部8を所定の手段として機能させる。換言すると、ゲームプロブラム10は、所定の手段を制御部8に実行させる。プログラムが制御部8に実行させる手段は、図3に示すように、表示制御手段12と、情報取得手段13と、情報処理手段14と、モード変更手段15と、配置制御手段16と、撮像手段17と、を含む。
【0045】
以下、図面を用いて説明する。図8は、本発明のゲーム装置のプラモモードを模式的に示す図、図9は、本発明のゲーム装置のプラモモードの完成シーンを模式的に示す図、図10は、本発明のゲーム装置のプラモモードを模式的に示す図、図11は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードを模式的に示す図、図12は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードのカメラモードを模式的に示す図、図13は、本発明のゲーム装置のレイアウトモードのカメラモードを模式的に示す図、図14は、本発明のゲーム装置の図鑑モードを模式的に示す図である。
【0046】
(表示制御手段)
表示制御手段12は、ゲームに関する画像の表示を制御する。例えば、表示制御手段12は、図1に示されるように、ゲーム装置1の表示部4に、マップ上のレールに配置された鉄道車両の画像の表示を制御する。表示制御手段12は、鉄道を含むオブジェクトが移動している画像の表示を制御する。また、表示制御手段12は、プラモモードPにおいて、オブジェクトの各パーツを組み立てる状況を示す画像の表示を制御する。さらに、表示制御手段12は、レイアウトモードLにおいて、オブジェクトがマップ上に配置される画像やカメラモードCで撮像された画像の表示を制御する。またさらに、表示制御手段12は、図鑑モードGにおいて、図鑑の表示を制御する。
【0047】
(情報取得手段)
情報取得手段13は、各種情報を取得する。具体的に、情報取得手段13は、入力部5からの入力情報、通信部7からの通信情報などを取得する。例えば、図1のホームモードHにプレイヤからのタップ操作があった場合、情報取得手段13は、プレイヤからの入力情報を取得する。また、図10(b)に示すように、前部車輪の画像412を枠(基部)画像411に組み合わせるようにスライド操作があった場合、情報取得手段13は、プレイヤからの入力情報を取得する。取得された情報は、情報処理手段14に提供される。その他、情報取得手段13は、プレイヤによるマップ選択の入力情報やカメラマン選択の入力情報を取得する。
【0048】
(情報処理手段)
情報処理手段14は、ゲーム全体を処理する。特に、情報処理手段14は、情報取得手段13が取得した情報を処理する。例えば、情報処理手段14は、プラモモードPにおいて、入力部5への入力情報に基づいて、対応する鉄道車両を組み立てるよう画像を処理する。また、情報処理手段14は、レイアウトモードLにおいて、入力部5への入力情報に基づいて、種々のオブジェクト画像を処理する。さらに、情報処理手段14は、図鑑モードGにおいて、入力部5への入力情報に基づいて、対応する図鑑の画像を処理する。
【0049】
(モード変更手段)
モード変更手段15は、ホームモードHと、プラモモードPと、レイアウトモードLと、図鑑モードGとを相互に変更する機能を有している。モードの変更は、プレイヤによる入力情報を受けることにより行われる。
【0050】
例えば、図1のプラモモードPに入力情報を受けると、モード変更手段15は、ホームモードHをプラモモードPに変更する。これにより、表示制御手段12は、図8に示すようなプラモモードPの画像の表示を制御する。また、図1のレイアウトモードLに入力情報を受けると、モード変更手段15は、ホームモードHをレイアウトモードLに変更する。これにより、表示制御手段12は、図11に示すようなレイアウトモードLの画像の表示を制御する。さらに、図1の図鑑モードGに入力情報を受けると、モード変更手段15は、ホームモードHを図鑑モードGに変更する。これにより、表示制御手段12は、図14に示すような図鑑モードGの画像の表示を制御する。
【0051】
ここで、プラモモード(組立モード)Pは、完成シーンモードを含む。完成シーンモードは、作成されたオブジェクトと実在する風景画像とを組み合わせた画像を示す機能を提供する。プラモモードPにおいて、モード変更手段15は、完成シーンモードに変更する機能を有する。例えば、図8図10に示すプラモモードPにおいて、オブジェクトである鉄道車両が組み立てられる。そして、図9に示す完成シーンモードにおいて、組み立てられた鉄道車両を実在する風景に配置した画像が提供される。これにより、プレイヤは、組み立てた鉄道車両が実際にどのような印象であるかを感じることができる。
【0052】
レイアウトモードLは、カメラモードCを含む。カメラモードCは、ゲーム空間内の任意の一場面を撮像するための画像を示す機能を提供する。このカメラモードCは、遠距離モードPと、カメラマンモードM(第1のモード)と、運転手モードD(第2のモード)と、オートモードAとを含む。レイアウトモードLにおいて、モード変更手段15は、これらのモードを互いに変更する機能を有する。例えば、図13(a)に示すレイアウトモードLにおいて、どのカメラモードCを選択するかを示す画像が提供される。これにより、プレイヤは、どのオブジェクト目線の風景画像を撮像するかを簡単に選択することができる。
【0053】
したがって、本発明は、カメラモードCをプレイヤに指示する指示手段を含んでいてもよい。これにより、プレイヤは遠距離モードPと、カメラマンモードMと、運転手モードDと、オートモードAを簡単に選択できる。また、マップ上に撮像可能な複数のオブジェクトが存在する場合、どのオブジェクトが撮像可能なオブジェクトであるかを容易に認識できる。指示手段への入力情報を受けることにより、撮像したい風景画像を簡単に表示させることができる。
【0054】
このような指示手段は、例えば、図13に示すように、遠距離モードPと、カメラマンモードMと、運転手モードDと、オートモードAを表示部4の下部に示す。表示される位置、順番、形状などは、特に限定されない。
【0055】
例えば、運転手モードDに入力情報を受けると、モード変更手段15は、カメラモードCを運転手モードDに変更する。これにより、表示制御手段12は、図13(a)に示すような運転手目線の風景画像の表示を制御する。また、カメラマンモードMに入力情報を受けると、モード変更手段15は、カメラモードCをカメラマンモードMに変更する。これにより、表示制御手段12は、図13(b)に示すようなカメラマン目線の風景画像の表示を制御する。この時、表示制御手段12は、カメラマンの背面画像やカメラマンが把持するカメラ画像が表示部4に表示されるよう制御してもよい。これにより、カメラマンによる撮像風景を客観的に見ることができ、ゲーム空間の外にいる感覚をプレイヤに与えることができる。
【0056】
カメラモードCを指示する別の態様として、指示手段は、マップ上に存在する撮像可能なオブジェクトを示す機能も有する。すなわち、指示手段は、マップ上に配置された複数のオブジェクトに基づいたカメラモードCを指示する。例えば、図12に示すように、カメラモードCは、画面手前側から、カメラマンモードMを示す第1の矢印表示M1と、運転手モードDを示す第2の矢印表示D1と、建物に配置されたカメラマンモードMを示す第3の矢印表示M2とを含む。このような矢印表示により、ゲーム空間内のどのオブジェクトに基づいて、風景画像を撮像するかということをプレイヤに分かり易く表示することができる。
【0057】
特に、本発明では、複数のカメラマン画像をマップ上に配置することができる。この時、マップ上のどの位置にカメラマンが配置されているか一見して不明な場合がある。このような場合、指示手段は、カメラマン画像がマップ上のどこにあるかの情報をプレイヤに提供することができる。これにより、プレイヤは、マップ上のどのカメラマン目線の風景画像を撮像したいかなどを瞬時に判断することができる。なお、指示手段による指示は、矢印表示に限らず、オブジェクトの色や動きなど、プレイヤにわかる指示であればよい。
【0058】
一方、図鑑モードGは、説明モードと、内部画像モードとを含む。モード変更手段15は、図鑑モードGにおいて、これらのモードを互いに変更することができる。図14(a)は、図鑑モードGの説明モードを示す。説明モードにおいて、表示制御手段12は、記憶部3に記憶された情報に基づいて(図7)、鉄道車両の外観画像と、説明文との表示を制御する。図14(b)は、図鑑モードGの内部画像モードを示す。内部画像モードにおいて、表示制御手段12は、記憶部3に記憶された情報に基づいて(図7)、鉄道の運転席や客席の内部画像の表示を制御する。この時、情報処理手段14は、鉄道車両内の全方位を見渡せるように、内部画像を自由に回転するよう制御する。
【0059】
(配置制御手段)
配置制御手段16は、プラモモードPにおけるオブジェクトのパーツの配置、レイアウトモードLにおけるオブジェクトのマップ上への配置を制御する機能を有する。以下、プラモモードPとレイアウトモードLにおける配置制御について説明する。
【0060】
図8は、プラモモードPにおける鉄道の組立画像を表示する。プラモモードPにおいて、表示部4は、上側領域41と、下側領域42とを有する。上側領域41は、オブジェクトの組立を案内する設計図的な画像を表示する。また、上側領域41は、オブジェクトのあるパーツと別のパーツとの結合を指示する画像(図示しない)を表示する。これらは、指示手段により制御される。すなわち、指示手段は、あるパーツに別のパーツを結合するための電子のりしろを指示する。これは、矢印表示などであってもよい。下側領域42は、オブジェトの各部の名称と、そのパーツの画像とを対応して表示する(図10)。
【0061】
例えば、図8(a)において、下側領域42に表示された車両下部の画像を上側領域41に表示されたレール上に配置する。この時、プレイヤによる車両下部の画像の入力情報(スライド操作)を受けることにより、配置制御手段16は、車両下部の画像を上側領域41のレール上に配置するよう制御する。また、図8(b)において、車両上部の画像を上側領域41に表示された車体上に配置する。この時、プレイヤによる車両上部の画像の入力情報を受けることにより、配置制御手段16は、車両上部の画像を上側領域41の車体上に配置するよう制御する。このような操作を繰り返すことで、鉄道車両が完成する。
【0062】
この時、モード変更手段15による完成シーンモードへの変更により、配置制御手段16は、組み立てられた鉄道車両を実在する風景に配置するよう制御する。具体的に、プラモモードPにおいて、プレイヤにより「白金桟道橋」への入力情報を受けた場合、配置制御手段16は、組み立てられた鉄道車両を「白金桟道橋」の画像におけるレール上に配置する。これにより、プレイヤは、組み立てた鉄道車両が実際にどのような印象であるかを感じることができる。また、実在する風景と、組み立てた鉄道車両とを組み合わせることで、現場(白金桟道橋)に行かなくても画面上で興奮をプレイヤに提供することができる。
【0063】
また、図10(a)において、下側領域42に表示された前部車輪の画像412を上側領域41に表示された枠画像411上に配置する。この時、下側領域42における前部車輪の画像412の向きと、上側領域41における枠画像411との向きが長手方向において平行になっている。そのため、この状態では、前部車輪の画像412を枠画像411に嵌め込むことができない。この場合、配置制御手段16は、上側領域41における画像の向きが下側領域42における画像の向きと長手方向において直交するように、上側領域41の画像の向きを回転する。すなわち、配置制御手段16は、下側領域42における前部車輪の画像412(第2の画像)が上側領域41の枠画像411(第1の画像)に嵌るように、枠画像411を回転させる。なお、配置制御手段16は、これとは逆に、下側領域42における前部車輪の画像412を回転してもよい。また、配置制御手段16は、前部車輪の画像412を含むオブジェクトを傾斜可能に制御してもよい。
【0064】
これにより、図10(b)に示すように、枠画像411と前部車輪の画像412とは、その長手方向の向きが直交するように表示される。そして、プレイヤによる前部車輪の画像412のスライド入力情報を受けることにより、配置制御手段16は、前部車輪の画像412を上側領域41の枠画像411に嵌め込むように、その配置を制御する。これにより、車体の下部の前部車輪が完成する。このようにして、鉄道の車体の各部分を完成させる。完成された各部分は、互いに組み合わされることで鉄道の車体が完成する。完成された各部分および車体は、記憶部3に保存される。
【0065】
次に、図11を用いてレイアウトモードLにおいてオブジェクトをマップの任意の位置に配置する制御を説明する。レイアウトモードLにおいて、表示部4は、上側領域41と、下側領域42とを有する。上側領域41は、オブジェクトを配置するためのマップの一場面の画像を表示する。下側領域42は、オブジェクトの名称と、その画像とを対応して表示する。
【0066】
例えば、図11(a)の下側領域42には、複数の鉄道の車両名が表示されている。そして、複数の鉄道名のうち選択されたEF210-301号機の車両画像が表示される。また、図11(b)の下側領域42には、複数の構造物の名称が表示されている。そして、複数の構造物の名称のうち選択された鉄道信号機の画像が表示される。
【0067】
図11(a)において、下側領域42に表示された鉄道車両の画像を上側領域41のマップに表示されたレール上に配置する。この時、プレイヤによる鉄道車両の画像でスライド入力(入力情報)を受けることにより、配置制御手段16は、鉄道車両の画像を上側領域41のレール上に配置するよう制御する。また、図11(b)において、鉄道信号機の画像を上側領域41に表示されたマップの線路脇に配置する。この時、プレイヤによる鉄道信号機の画像で入力情報を受けることにより、配置制御手段16は、鉄道信号機の画像を上側領域41の線路脇に配置するよう制御する。これを繰り返すことにより、マップ上にゲーム空間が作成される。
【0068】
また、図12に示すように、下側領域42のカメラマンが選択された場合、下側領域42にカメラマン画像が表示される。そして、配置制御手段16は、このカメラマンの画像をマップの任意の位置に配置するよう制御する。この時、配置制御手段16は、カメラマン目線(撮像方向)が撮像したい風景と対向するようにカメラマンの画像を配置することができる。これにより、後述する撮像手段17により、カメラマン目線による風景画像を撮像することができる。なお、配置制御手段16は、撮像可能な複数のカメラマン画像、複数の鉄道車両画像などをマップ上に配置することができる。
【0069】
このようにして、鉄道の車体、構造物、カメラマンなどのオブジェクトをマップ上の任意の位置に配置させ、プレイヤ独自のゲーム空間を作成することができる。作成されたゲーム空間を有するマップは、記憶部3に保存される。
【0070】
(撮像手段)
撮像手段17は、ゲーム空間の所定の一場面を撮像する機能を有する。撮像手段17は、「撮影」アイコンに入力情報を受けた時、表示部4に表示されている風景画像を撮像することができる。例えば、図12で第2の矢印表示D1で情報入力を受けた時、または、図13の運転手モードDで情報入力を受けた時、表示制御手段12は、図13(a)のような風景画像を表示するよう制御する。この時、「撮影」アイコンで入力情報を受けた時、撮像手段17は、風景画像を撮像する。
【0071】
また、図12で第1の矢印表示M1で情報入力を受けた時、または、図13のカメラマンモードMで情報入力を受けた時、表示制御手段12は、図13(b)のような風景画像を表示するよう制御する。プレイヤは、鉄道車両が移動する間、自己が最も良いと思う瞬間を狙って、「撮影」アイコンをタップ入力する。この時、撮像手段17は、風景画像を撮像する。撮像された風景画像は、記憶部3に記憶される。なお、撮像された風景画像は、動画であってもよい。
【0072】
このように、プレイヤは、マップ上の任意の位置の風景画像を撮像することができる。また、記憶された風景画像をいつでも見て楽しむことができる。また、プレイヤは、通信部7を介して他のゲーム装置に風景画像を送信することもできるし、SNSに投稿することもできる。これにより、同じ趣味を共有する仲間とゲームを楽しむこともできる。
【0073】
3.ゲーム装置の処理方法
次に、本発明のゲーム装置の処理について説明する。図15は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャート、図16は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャート、図17は、本発明のゲーム装置の処理を示すフローチャートである。
【0074】
まず、ゲームを開始すると、表示部4はホームモードHの画像を表示する。制御部8は、プラモモードPの情報入力を受けたか否か判断する(S1)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、モード変更手段15はホームモードHをプラモモードPに変更する。制御部8は、図8に示されるような画像の表示を制御する。そして、プレイヤの操作により、オブジェクトが作成される(S2)。オブジェクトが完成すると、制御部8は、完成シーンモードの情報入力を受けたか否か判断する(S3)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、処理はステップS4に進む。これにより、配置制御手段16は実在の風景と作成したオブジェクトとを組み合わせ、表示部4は当該画像を完成シーンとして表示する(S4)。そして、処理は、ステップS5に進む。
【0075】
ステップS3において、制御部8が当該情報入力を受けていないと判断すると、処理はステップS5に進む。ステップS5において、作成したオブジェクトが記憶部3に記憶される。これにより、処理は、ステップS6に進む。また、ステップS1において、制御部8がプラモモードPの情報入力を受けていないと判断すると、処理は、ステップS6に進む。
【0076】
ステップS6において、制御部8は、レイアウトモードLの情報入力を受けたか否か判断する(S6)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、モード変更手段15は、プラモモードPをレイアウトモードLに変更する。制御部8は、図11に示されるような画像の表示を制御する。そして、プレイヤの操作により、オブジェクトがマップ上に配置される(S7)。オブジェクトが配置されると、処理はステップS8に進む。
【0077】
図17は、ステップS8を詳細に示す。制御部8は、カメラモードCの情報入力を受けたか否か判断する(S81)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、指示手段は、複数のカメラモードCを指示する(S82)。次に、制御部8は、複数のカメラモードCのうちの何れか一のカメラモードCの情報入力を受けたか否か判断する(S83)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、モード変更手段15は、カメラモードCを当該一のカメラモードCに変更する。これにより、制御部8は、変更されたカメラモードCにおける撮像用オブジェクト目線の場面(風景画像)の表示を制御する(S84)。処理は、ステップS85に進む。
【0078】
一方、ステップS83において、制御部8が当該情報入力を受けていないと判断すると、処理は、ステップS85に進む。ステップS85において、撮像手段17は、プレイヤの情報入力により、オブジェクト目線の風景画像を撮像する。撮像された風景画像は、写真として記憶部3に記憶される(S9)。一方、ステップS81において、制御部8が情報入力を受けていないと判断すると、処理は、ステップS9に進む。これにより、処理はステップS10に進む。
【0079】
一方、ステップS6において、制御部8が当該情報入力を受けていないと判断すると、処理はステップS1に戻るか、ステップS10に進む。そして、図16に示すように、制御部8は、図鑑モードGの情報入力を受けたか否か判断する(S10)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、モード変更手段15は、レイアウトモードLを図鑑モードGに変更する。制御部8は、説明モードとして、図14(a)に示されるようなオブジェクトの画像や説明の表示を制御する(S11)。次に、制御部8は、内部画像モードの情報入力を受けたか否か判断する(S12)。制御部8が当該情報入力を受けたと判断すると、モード変更手段15は、説明モードを内部画像モードに変更する。制御部8は、図14(b)に示されるような車両の内部画像の表示を制御する(S13)。これにより、処理は終了する。
【0080】
一方、ステップS10において、制御部8が図鑑モードGの情報入力を受けていないと判断すると、処理は、ステップS1またはS6に戻るか、終了する。また、ステップS12において、制御部8が内部画像モードの情報入力を受けていないと判断すると、処理は、終了する。
【0081】
本発明のモードは、コンテストモード、運転モード、ゲームモードなどの他のモードを含んでいてもよい。コンテストモードは、プレイヤが作成したオブジェクトをコンテストに出品し、他のプレイヤが作成したオブジェクトと、その完成度を競う機能を提供する。運転モードは、プレイヤが作成したオブジェクトを自由に運転し、運転技術を評価する機能を提供する。ゲームモードは、複数のプレイヤが作成したオブジェクトを一つのマップ上に配置して、共同でゲーム空間を作成する機能を提供する。モード変更手段15は、これらのモードを相互に変更することができる。また、このようなモードにおいても、ゲーム空間の所定の番面の風景画像を撮像することができる。
【0082】
4.ゲームシステム
次に、本発明は、本発明のゲーム装置1と、他のゲーム装置とを無線または有線で接続するゲームシステムを提供することもできる。すなわち、複数のゲーム装置1は、サーバ装置と、ネットワークを介して通信可能に接続されている。この場合、サーバ装置は、上述した制御部8や各手段を有していてもよい。これにより、ネットワークを介して複数のゲーム装置1が互いにつながるので、複数のプレイヤと同時にゲームを楽しむことできる。また、撮像した風景画像の交換など、複数のプレイヤとコミュニケーションをとることができる。
【0083】
以上、本発明のゲームプログラム、ゲーム装置を、好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の手段または構成物が付加されていてもよい。
【符号の説明】
【0084】
1…ゲーム装置 2…筺体 3…記憶部 4…表示部 41…上側領域 42…下側領域 411…枠画像 412…前部車輪の画像 5…入力部 6…スピーカ 7…通信部 8…制御部 9…バス 12…表示制御手段 13…情報取得手段 14…情報処理手段 15…モード変更手段 16…配置制御手段 17…撮像手段 H…ホームモード P…プラモモード L…レイアウトモード G…図鑑モード C…カメラモード M1…第1の矢印表示 D1…第2の矢印表示 M2…第3の矢印表示
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図10
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図14
図15
図16
図17