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特開2024-37630リンが体内に入らないで腸内善玉菌のエサになる飲み物
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  • 特開-リンが体内に入らないで腸内善玉菌のエサになる飲み物 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024037630
(43)【公開日】2024-03-19
(54)【発明の名称】リンが体内に入らないで腸内善玉菌のエサになる飲み物
(51)【国際特許分類】
   A23L 33/16 20160101AFI20240312BHJP
   A23L 2/52 20060101ALI20240312BHJP
   A23L 11/65 20210101ALI20240312BHJP
   A23L 11/00 20210101ALI20240312BHJP
   A23L 2/38 20210101ALI20240312BHJP
   A23L 2/60 20060101ALI20240312BHJP
   A23L 2/00 20060101ALI20240312BHJP
   A23L 2/66 20060101ALI20240312BHJP
   A23L 33/17 20160101ALI20240312BHJP
【FI】
A23L33/16
A23L2/00 F
A23L11/65
A23L11/00 Z
A23L2/38 D
A23L2/60
A23L2/00 B
A23L2/00 C
A23L2/66
A23L33/17
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022142593
(22)【出願日】2022-09-07
(71)【出願人】
【識別番号】000211569
【氏名又は名称】中松 義郎
(72)【発明者】
【氏名】中松 義郎
【テーマコード(参考)】
4B018
4B020
4B117
【Fターム(参考)】
4B018LB08
4B018LE05
4B018MD02
4B018MD20
4B018MD31
4B018MD58
4B018ME11
4B018ME14
4B018MF04
4B020LB18
4B020LC02
4B020LC05
4B020LG05
4B020LK01
4B020LK05
4B020LK07
4B020LP03
4B020LP15
4B020LQ06
4B117LC03
4B117LC04
4B117LG11
4B117LK01
4B117LK13
4B117LK15
4B117LL02
4B117LP20
(57)【要約】
【課題】公知の飲物で、健康的で且つ極めて美味で且つ便秘を改善する飲物はなかった。特に筋トレ後、筋肉増強飲物は無かった。
【解決手段】豆乳とオリゴ糖を適正混合比と適正温度の発見と発明。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1.心臓に悪い塩分を追い出すカリウムがあり、健康的である事
2.リンが体内に入らない事
3.筋肉を組成するタンパク質を体に摂取する事
4.便秘にならない又は弱める効果を有する事
5.美味である事
6.適温で飲みやすい事
7.筋トレ用飲物として筋肉増強出来る事
の7項目を満足する事を特徴とする飲物。
【請求項2】
請求項1に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスする事を特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項3】
請求項1に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスし、その比率を150ccの豆乳に対しオリゴ糖を1~12スプーンの割合に混ぜることを特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項4】
筋トレによる筋力増強を本発明飲物を飲む事により、更に筋肉を増強する。
【請求項5】
請求項1に於いて温度を約150cc(コップ一杯)の豆乳を100Vで700Wの電子レンジで50秒加熱したオリゴトーニュー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
健康的で美味な飲物の技術。
【背景技術】
【0002】
公知の飲物、例えば豆乳、牛乳、オレンジジュース、炭酸飲料、酒等は健康上、味上問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は公知の飲物は、健康上問題があり、便秘を改善すること無く味もあまりおいしくなかった。公知の飲物を美味な健康的飲物を提供することを目的とするものである。又、特に筋トレ後の飲物に本発明は威力は発揮する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は豆乳に本発明者が発見した分量のオリゴ糖を入れる事により前記諸問題を一挙に解決する事を発見した。又、筋トレ後の飲物として今まで無かった筋トレ効果増大飲物を生む手段とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、今までにない健康的で体に良い飲物を得られ、又、例えば豆乳の植物由来の生臭さを除去し、豆乳の味を驚く程極めて味が格段に良く飲みやすくする効果がある。
また、医学的効果としてリンが体内に入れないので、腎臓に良く、タンパク質がとれるので特に筋トレ後筋肉を増す飲物として筋肉増大の効果があり、世界初の筋トレ効果増大飲物としての発明であり、且つ便秘を改善し便通が良くなる等、今までにない多く健康的超味覚の効果がある革命的飲物である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】は、本発明の第一実施形態
図2】は、本発明の第二実施形態
図3】は、本発明の第三実施形態
【発明を実施するための形態】
【0007】
人間の寿命を決めるのは腎臓が健全かどうかである。なぜなら腎臓がいったん悪くなると回復出来ず→透析→死となる。この腎臓に悪いのがリンである。
【0008】
リンは改善不可能な腎臓の機能を更に悪化させるので、寿命を縮める。具体的な実例は、アメリカの貧困層は赤肉を多く食すので、富裕層より寿命が短い事が知られている。その理由は赤肉に多くのリンが含まれているからである。
【0009】
本発明はそのリン対策の発明であり、人の寿命を延ばす発明である。その第一はリンを外部から摂らない事。第二は外部からリンが入っても、体内へ入れないで出す事である。第三は人の骨からリンを体内に出さない事である。
【0010】
第一、第二の方法は後述するが、第三の方法は筋トレする事が有効である。その理由は、筋トレする事により人の骨に含有されるリンが体内に出ることを防止するためである。
【0011】
この筋トレ効果を増大する方法として、筋トレ終了後30分以内に水を飲んだ場合と本発明飲料を飲んだ場合を比較すると、本発明飲料を飲む方が効果がある事を本発明者は実験して確かめた。
【0012】
これを牛乳に置き換えて飲んだ場合、問題が生ずる。それは牛乳にはリンが含まれている事だ。
普通牛乳は健康的な飲物と思われているが、リンの含有量が注目されていない。牛乳100g当たりに含まれるリンは93mg(女子栄養大学資料)もあり、又、塩分を追い出すカリウムは150mgしか無く極めて問題である事に誰も気がついていない。
従って一見牛乳は健康飲料のように思われて来たが本発明者が着目したのはリンの含有率で牛乳は健康上好ましくない事である。
【0013】
そこで第四の問題の「筋トレ効果を向上する特殊」飲物を第一の問題、即ち通常の飲物をどうすべきかも本発明者は研究し、究極の飲物を発明した。
【0014】
第一の問題の通常の飲物について、
前述の如く牛乳は健康的なものとされ且つタンパク質を補充出来た。しかし前述の如くリンが多いので寿命上不合格な飲物である。そして健康上必須の便秘改善の効果もない。
そこで寿命を縮めずかつ健康的な飲物として何があるか。
【0015】
ではその他の飲物はどうであろうか。公知の飲料は豆乳、牛乳、オレンジジュース、炭酸飲料、酒等があった。之等を考察する。
オレンジジュース等ジュース類は一見健康に良さそうだが本発明者の研究により果物自身や飲物添加物には含まれるリンが多大である事が明らかで、之ら飲物はダメである。
炭酸飲料は糖分が多く、添加物にリンが含まれ、糖尿病になるなど健康に悪い事は公知であり、酒も肝臓に悪く動脈硬化や血管を弱くし、脳出血しやすくする事で健康に良くない事は公知である。
【0016】
以上の如く、健康に良く、且つ美味な飲物がこの世の中に存在していない、ので本発明者は理想的な飲物の本発明を行った。
【0017】
牛乳に似たものに豆乳というものがある。これによりタンパク質を取る事は出来る。しかし豆乳の問題はリンを含み、且つ生臭さく飲みにくい事や便秘改善作用等健康機能が無い事である。
豆乳にはリンが、可食分100gあたり49mgカリウムが190mg含まれている(女子栄養大学資料)。カリウムは牛乳の150mgより多い190mgあるので心臓に良くない塩を追い出す力が強いのだが、リンは問題がある。
しかしながらこのリンがあるという欠点を解決する方法の一つとして本発明者は、豆乳のリンは体内に入らず体外に排出される特殊なリンである事を実験で確認した。
【0018】
問題は生臭くて味が悪い事と、便秘対策である。豆乳は大豆から作製するので特有の野菜の生臭さがあり、おいしいものではない。又、豆乳アレルギーのある人には飲めない。その上豆乳には便秘改善効果は無い。
【0019】
前記豆乳の生臭さを解消するため砂糖の甘さではあまり効果がなく、オリゴ糖の甘さと効能が効果があり絶妙なベストマッチの味覚となる事を本発明者が各種実験により発見した。
その量は豆乳約150cc(コップ一杯)に対し、5スプーン+2.5スプーン、即ち7.5スプーン大盛り(8スプーン相当)又はすり切り(7.5スプーン)である事を本発明者が実験によりこの比率が最も美味である事を本発明者が実験により発見した。但し人により好みが異なるので1スプーンから12スプーンの範囲でも本発明に含まれる。
【0020】
更にオリゴ糖は腸内に到達し、腸内細菌のエサとなるので便秘を改善するという副次的効果も生ずる。
【0021】
更に本発明飲物は飲む温度に適温がある事を、本発明は実験により発見した。
100Vで定格高周波出力700Wの電子レンジで80秒の温度を本発明飲物に与える事が最もおいしく飲める温度として本発明者が発見した。
【0022】
筋トレの後30分以内に飲めば筋力が更に増大される。
【0023】
本発明者は、
1.心臓に悪い塩分を追い出すカリウムが多い健康的飲物である事
2.リンが体内に入らない事
3.タンパク質を含み、筋肉増強になる事
4.便秘を解消する事
5.味が良くおいしく飲める事
6.適温で飲みやすい事
7.筋トレをした場合の飲物として、筋肉増強効果がある事
之等1、2、3、4、5、6、7のすべての項目を満たすものとして、本発明者が多数のあらゆる飲物を実験し、前記7項目を全部満足させる唯一の飲物として本発明を発明したのである。
以上は図1図2図3でも説明している。
【0024】
前記のほか種々の変形が考えられるが之等はすべて本発明に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
健康的で、リンが体内に入らないので再生不能の腎臓を痛めず、タンパク質が供給され、筋トレ後30分以内に飲めば更に筋肉が増強され、便秘が無くなり爽快となり、しかも味が素晴らしくおいしいので、好んで多くの人が飲み、これらの効果として人々の健康的寿命を延ばし、そして活力が出るので産業上の利用可能性大である。
【符号の説明】
【0026】
1 豆乳
2 オリゴ糖
3 リン
4 加熱
5 1、2、3、4を合わせたもの
6 筋トレ
7 筋トレ前、中、後の本発明飲物を飲む迄の時間
8 筋肉増強
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2022-10-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体内にリンが入らない物と、腸の善玉菌のエサと混合したことを特徴とする飲物。
【請求項2】
1.心臓に悪い塩分を追い出すカリウムがあり、健康的である事
2.リンが体内に入らない事
3.筋肉を組成するタンパク質を体に摂取する事
4.便秘にならない又は弱める効果を有する事
5.美味である事
6.適温で飲みやすい事
7.筋トレ用飲物として筋肉増強出来る事
の7項目を満足する事を特徴とする飲物。
【請求項3】
請求項1又は2に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスする事を特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項4】
請求項1又は2に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスし、その比率を150ccの豆乳に対しオリゴ糖を1~12スプーンの割合に混ぜることを特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項5】
請求項1又は2に於いて温度を約150cc(コップ一杯)の豆乳を100Vで700Wの電子レンジで80秒加熱したオリゴトーニュー。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
更にオリゴ糖は腸内に到達し、腸内細菌(特に善玉菌)のエサとなるので便秘を改善するという副次的効果も生ずる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
筋トレの後30分以内に飲めば筋力が更に増大される。
豆乳は体内にリンが入らない飲み物であるが、豆乳に限らず可食分100gあたりリン含有量が50mg以下で、体内にリンが入らない物は本発明に含まれる。
【手続補正書】
【提出日】2023-02-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも、体内にリンが入らない物と、腸の善玉菌のエサと混合した物を含むことを特徴とする飲物。
【請求項2】
1.心臓に悪い塩分を追い出すカリウムがあり、健康的である事、
2.リンが体内に入らない事、
3.筋肉を組成するタンパク質を体に摂取する事、
4.便秘にならない又は弱める効果を有する事、
5.美味である事、
6.適温で飲みやすい事、
7.筋トレ用飲物として筋肉増強出来る事、
の7項目を満足する事を特徴とする飲物。
【請求項3】
請求項1又は2に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスする事を特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項4】
請求項1又は2に於いて、豆乳とオリゴ糖と牛乳をミックスする事を特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項5】
請求項1又は2に於いて、豆乳とオリゴ糖をミックスし、その比率を150ccの豆乳に対しオリゴ糖を1~12スプーンの割合に混ぜることを特徴とするオリゴトーニュー。
【請求項6】
請求項1又は2に於いて温度を約150cc(コップ一杯)の豆乳を100Vで700Wの電子レンジで80秒加熱したオリゴトーニュー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
本発明は種々の変形も含まれる。例えば牛乳と豆乳とオリゴ糖をミックスすることも、本発明に含まれるものである。これは、牛乳により、カルシウム及びたんぱく質が多くなる。
前記のほか種々の変形が考えられるが之等はすべて本発明に含まれる。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
前記豆乳の生臭さを解消するため砂糖の甘さではあまり効果がなく、オリゴ糖の甘さと効能が効果があり絶妙なベストマッチの味覚となる事を本発明者が各種実験により発見した。
その量は豆乳約150cc(コップ一杯)に対し、5スプーン+2.5スプーン、即ち7.5スプーン大盛り(8スプーン相当)又はすり切り(7.5スプーン)である事を本発明者が実験によりこの比率が最も美味である事を本発明者が実験により発見した。
実用性から考えると、8スプーンはオリゴ糖の豆乳操作が面倒なので5スプーンにすると既製の5スプーン匙で1回の投入で済むのでオリゴ糖の投入操作が容易となる。そこでこの実験結果、5スプーンでもぎりぎり美味であり、ギリギリ臭みも気にならない結果であった。この飲み物を飲むタイミングについて、筋トレ後30分以内から筋トレ前に移動し、本発明の飲み物を飲みその後筋トレとプールを行う事、即ち飲む時期を真ん中から最初に持って来る事によって、血糖値リミットの180mg/dLで収まる効果が確認された。
但し人により好みが異なるので1スプーンから12スプーンの範囲でも本発明に含まれる。