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特開2024-37640マスクシート留め具収納ポケット付きマスク
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  • 特開-マスクシート留め具収納ポケット付きマスク 図1
  • 特開-マスクシート留め具収納ポケット付きマスク 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024037640
(43)【公開日】2024-03-19
(54)【発明の名称】マスクシート留め具収納ポケット付きマスク
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20240312BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022153078
(22)【出願日】2022-09-07
(71)【出願人】
【識別番号】522159060
【氏名又は名称】山口 芳則
(72)【発明者】
【氏名】山口 芳則
(57)【要約】
【課題】 本発明は、マスク内面上部左右2箇所に、マスクシートを装着できる、留め具収納ポケットを設けた、マスクシート留め具収納ポケット付きマスクを提供する。
【解決手段】マスク(1)の内面上部左右2箇所に、マスクシート(5)を装着できる、留め具A(3)を収納する、収納ポケット(2)を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスク(1)の、内面上部左右2箇所に、マスクシート(5)を装着できる、留め具A(3)と留め具B(4)一対の、留め具A(3)を収納できる収納ポケット(2)を設けた、マスクシート留め具収納ポケット付きマスク。
【請求項2】
留め具収納ポケット(2)は、留め具A(3)を収納可能な不織布で、ポケット上部を留め具A(3)の収納口とし、他三方辺はマスクに接着、又は、圧着した構造とする、請求項1に記載のマスクシート留め具収納ポケット付きマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスク内面上部左右2箇所に、マスクシートを装着できる、留め具収納ポケットを設けた、マスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、マスクシートは固定せず使用するか、テープなどで固定使用するのが一般的であった。
従来、袋体の内部にシート等を収納し、マスク内側に取り付けて、取り換えシートが交換できるものが提案されていた(例えば特許文献1参照)。
従来、布マスク内に袋体となる空きを作り、インガードをその中に収納して使用するものが提案されていた(例えば特許文献2参照)。
マスク内面に、マスクシートを留めるための、留め具収納ポケット付きのマスクはなかった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-195668号公報
【特許文献2】特開2021-169677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これには、次のような欠点があった。
従来、マスクのマスクシートは固定せず使用するか、テープなどで固定使用するため、マスク内でずれてしまうことがあった。
このコロナ禍で、マスク会食など頻繋にマスクを付けたり外したりするため、マスクシートが床に落ちてしまうことがあった。
本発明は、以上のような欠点をなくすために考えたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
マスク(1)の内面上部左右2箇所に、マスクシート(5)を留める、マスクシート留め具A(3)を、収納するポケット(2)を設ける。
本発明は、以上の構成からなるマスクシート留め具収納ポケット付きマスクである。
【発明の効果】
【0006】
マスク内面上部左右2箇所の、収納ポケットの中に留め具Aを入れて、マスクシートとポケットを留め具Bで、留め具Aと嵌合させることで、取付けが容易でずれることがなくなった。
【0007】
マスクシートを使用しないときは、留め具Aと留め具Bは収納ポケットに嵌合させて、取付けたままにしておける。
【0008】
マスクシートを使用しないときでも、収納ポケットに留め具が取付けてある場合、大切な留め具、故意にマスクを捨てない限り拾う道徳は守られ、マスクが路上に捨てられることがなくなる。
【0009】
二重にマスクを使用したいときなど、本発明のマスク二枚の収納ポケット内に、それぞれ留め具Aと留め具Bを収納し、嵌合させることで、合わせたマスクが固定され、取り外しが容易になりずれる煩わしさがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】 本発明の内側正面図である。
図2】 本発明の使用状態を示すA-A断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施するための形態について説明する。
マスク(1)の内面上部左右2箇所に、留め具A(3)を入れる収納ポケット(2)を設ける。
収納ポケット(2)は、留め具収納可能な不織布で、上部を収納口とし、他三方辺はマスクに接着、又は、圧着する。
本発明は、以上のような構造である。
【0012】
本発明を使用するときは、留め具A(3)を、収納ポケット(2)の上部収納口より入れて、マスクシート(5)を、留め具B(4)で挟み、留め具A(3)と嵌合させ固定する。
マスクシート(5)が汚れたときは、留め具A(3)から留め具B(4)を取り外し、清潔なものと交換する。
マスクシート(5)を使用しないときは、そのまま収納ポケット(2)に留め具A(3)と留め具B(4)は、嵌合させて取付けておくことができる。
【符号の説明】
【0013】
1 マスク
2 留め具収納ポケット
3 留め具A
4 留め具B
5 マスクシート
IN 留め具A収納方向
図1
図2