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  • 特開-片手操作車椅子 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024037642
(43)【公開日】2024-03-19
(54)【発明の名称】片手操作車椅子
(51)【国際特許分類】
   A61G 5/02 20060101AFI20240312BHJP
   A61G 5/10 20060101ALI20240312BHJP
【FI】
A61G5/02 703
A61G5/10 703
A61G5/02 701
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022154227
(22)【出願日】2022-09-07
(71)【出願人】
【識別番号】522379967
【氏名又は名称】山田 和義
(71)【出願人】
【識別番号】522379978
【氏名又は名称】野澤 悦子
(71)【出願人】
【識別番号】522379989
【氏名又は名称】江口 潔
(72)【発明者】
【氏名】山田 和義
(57)【要約】      (修正有)
【課題】片麻痺障碍者が片手で切り替レバーとハンドリムの操作で前後左右に旋回、急旋回できる片手操作車椅子を提供する。
【解決手段】中心軸1の片側にハンドリム29を取り付け、中央に両側面摩擦車2を固定し両側から後輪27・28に取り付けた独立した左右車軸14の内端にスライドし回転を共にする変形ケーブルドラム型の回転伝達装置35の外端に回転輪9・10を固定し内端に回転伝達摩擦車3・4を固定し外端に中空軸の弾性体の片側を固定しその片側を圧縮して左右の車軸に固定し押し付け回転輪の内側に作用するようアーム16・17を取り付け、一方にワイヤー20・21を引張り片側を切り替えレバー25に取付け、切り替えレバーの作用で回転伝達摩擦車の片側に作用し離された側には回転が伝わらず片側の後輪に回転が伝わり旋回する。さらに切り替えレバーの作用で片側の後輪にブレーキがかかり急旋回する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心軸(1)の中央部に両側面摩擦車(2)を固定し左右に独立した車軸(14・14)の外端に後輪(27・28)を固定し内端にスライドし回転を共にする変形ケーブルドラム型の回転伝達装置(35・35)の内端に回転伝達摩擦車(3・4)を固定し外端へ回転輪(9・10)を固定しねじれに強い中空の弾性体(11・11)の片側を回転伝達装置の外端に固定その片側を圧縮して左右の車軸に固定して両側面摩擦車に回転伝達摩擦車を押し付けベアリング(34)を車軸と軸受けの間に入れ回転輪の内側に作用するようアーム(16・17)支点(15・15)を支点受けに組込み力点にワイヤー(20・21)を引っ張るよう取り付け片側を切替レバー(25)に取り付け中心軸の片側にハンドリム(29)を取り付け両側面摩擦車と回転伝達摩擦車をアームの梃子の作用で左右の片側を交互に離すことを特徴とする片手操作車椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は片手操作車椅子に関し片手で切り替えレバー25とハンドリム29操作で前後進左右に旋回急旋回ができ片麻痺障碍者が最適使用できる片手操作車椅子に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来片手操作車椅子は左右どちらかに手こぎレバー式があった。
【0003】
従来片手操作車椅子は左右の後輪どちらかに2本のハンドリムがつき1本のハンドリムは反対側の後輪を回転させるWハンドリム式のものがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記第2レバー式片手操作車椅子はレバーを前後に繰り返す構造から騒音がする問題があった。
【0005】
上記第3に示した左右どちらかの後輪に2本のハンドリムが付き前後進のとき2本のハンドリムを片手で操作するため手に力がなくては使用できない左右旋回では1本のハンドリムしか操作できないため緩旋回になる急旋回するには片足も使用しなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明において左右の後輪27・28を固定した車軸14・14の内端にスライドし回転共にする変形ケーブルドラム型の回転伝達装置35・35の外端に回転輪9・10を固定し内端に回転伝達摩擦車3・4を固定し外端にねじれに強い中空の弾性体11・11の片側を固定しその片側は圧縮して左右の車軸14・14に固定し中心軸1を滑動するよう左右の車軸に通して回転伝達摩擦3・4を両側面摩擦車2に両側から押し付け中心軸の片側にハンドリム29を取付けアーム16・17の片方が回転輪9・10の内側に作用するよう支点15・15を支点受け32に取付け力点の部分へ引張り棒24お遊びおもって貫通し左右の外側へ止め具18・19を付け引張り棒両外端にワイヤー20・21お付け片方を切り替えレバー25に取付ける。
【発明の効果】
【0007】
切り替えレバー25中立モード39でハンドリム29に中心軸1に直結した両側面摩擦車2に左右の弾性体11・11に押し付けられた回転伝達装置35・35に回転が伝わり回転伝達摩擦車3・4お介して車軸に固定した後輪27・28がハンドリム29の操作で左右の車軸が回転し前後進する。
【0008】
切り替えレバー25左旋回第1モード38に切り替えでワイヤー20が引っ張られアーム17が梃子の作用で回転伝達摩擦車4と両側面摩擦車2が離れ後輪28に回転がつたわらずハンドリム29の操作で緩やかな左前後旋回をする左旋回第2モード37でワイヤー20がさらにアーム17お引っ張り梃子の作用で左回転伝達摩擦車4が滑り止め材23に押し付けられ後輪28にブレーキがかかり後輪28お中心に左前後急旋回する。
【0009】
切り替えレバー25右旋回第1モード40に切り替えでワイヤー21が引っ張られアーム16が梃子の作用で回転伝達摩擦車3と両側面摩擦車2が離れ後輪27に回転がつたわらずハンドリム29の操作で緩やかな右前後旋回をする右旋回第2モード41でワイヤー21がさらにアーム16お引っ張り梃子の作用で右回転伝達摩擦車3が滑り止め材22に押し付けられ後輪27にブレーキがかかり後輪27お中心に右前後急旋回する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】 本発明に係る片手操作車椅子正面図でおる。
図2】 片手操作車椅子の右側面図である。
図3】 座面のシート 支点受けの上面外した平面図である。
図4】 後輪ハンドリム回転伝達装置の斜視図である。
図5】 後輪ハンドリム回転伝達装置の分解斜視図である。
図6図3における後輪ハンドリム回転伝達装置のC―C線断面図である。
図7図3におけるA―A線断面図である。
図8】 切り替えレバーである。
図9図8における切り替えレバーの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1ないし図3は本発明に係る片手操作車椅子実施例をしめす図1では片手操作車椅子はハンドリム29に直結した中心軸1の中央部に両側面摩擦車2お固定し左右の車軸14・14の外端に後輪27・28を固定内端はスライドし回転を共にする変形ケーブルドラム型の回転伝達装置35・35の外端へ回転輪9・10を固定し内端に回転伝達摩擦車3・4を固定し回転輪の外端にねじれに強い中空の弾性体11・11を固定し圧縮し片方を車軸14・14に固定し中心軸1の両側から滑動するよう通し回転伝達摩擦車3・4を両側面摩擦車2へ押しつけベアリング34を車軸と車軸受け12・12の間に入れ回転輪9・10の内側に作用するよう左右にアーム16・17支点15・15を支点受け32に付けアーム力点へ引張り棒を遊びおもって貫通し外側へ止め具18・19を付け引張り棒左右外端へワイヤー20・21付け片方を切り替えレバー25に付ける。
【符号の説明】
【0012】
1 中心軸
2 両側面摩擦車
3・4 回転伝達摩擦車
5・6・8・22・23 滑り止め材
9・10 回転輪
11 中空の弾性体
14 車軸
15 アーム支点
16・17 アーム
20 第1ワイヤー
21 第2ワイヤー
24 引張り棒
25 切り替えレバー
26 固定レバー
27・28 後輪
29・36 ハンドリム
32 支店受け
34 ベアリング
35 回転伝達装置
37 左旋回第2モード
38 左旋回第1モード
39 中立モード
40 右旋回第1モード
41 右旋回第2モード
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9