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特開2024-3788グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるための装置と方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024003788
(43)【公開日】2024-01-15
(54)【発明の名称】グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるための装置と方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20240101AFI20240105BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023103993
(22)【出願日】2023-06-26
(31)【優先権主張番号】10-2022-0078532
(32)【優先日】2022-06-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】チョン・チャンミン
(72)【発明者】
【氏名】チェ・ゴウン
(72)【発明者】
【氏名】キム・ヒョソン
(72)【発明者】
【氏名】チョン・ジュホ
(72)【発明者】
【氏名】イム・ユヒョク
(72)【発明者】
【氏名】イム・ユジュ
(72)【発明者】
【氏名】キム・ヘソン
(72)【発明者】
【氏名】キム・ヒョヌ
(72)【発明者】
【氏名】キム・ウンヒョク
(72)【発明者】
【氏名】キム・アソン
(72)【発明者】
【氏名】パク・スヒョン
(72)【発明者】
【氏名】キム・テミ
(72)【発明者】
【氏名】ホ・ユナ
(72)【発明者】
【氏名】キム・スンソプ
(72)【発明者】
【氏名】キム・ドンウン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるため、ユーザの意思に反するグループチャットルームの参加を事後的に解消し、ユーザの利用便宜を向上させる方法を提供する。
【解決手段】第1ユーザ端末がグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法であって、サーバから第2ユーザが第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待した情報受信段階;上記のグループチャットルームの情報表示段階、第2ユーザがメッセンジャーサービスに第1ユーザの友達として登録されていない場合、第2ユーザの情報及び上記グループチャットルームへの参加可否決定のインターフェースを表示する段階、上記のインターフェースで上記のグループチャットルームへの参加決定インタラクションを獲得する段階及び上記のグループチャットルームに生成された、招待情報を受信した後に生成されたメッセージを含むメッセージを表示する段階を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザ端末がグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法において、サーバから第2ユーザが上記の第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待したことと関連される招待情報を受信する段階;
上記のグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する段階;
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達に登録されていない場合、上記の第2ユーザに対する情報及び上記のグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示する段階;
上記のインターフェースを通じ上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得する段階;及び
上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する段階を含む
グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項2】
上記のメッセージは上記の招待情報を受信した後生成されたメッセージを含む
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項3】
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達に登録されたか否かを判断する段階をさらに含む
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項4】
上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得する段階をさらに含めて、
上記の第2ユーザに対する方法及び上記のインターフェースは、
上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得することに対応し表示される
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項5】
上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得することに対応し上記の第2ユーザが海外のユーザなのか否かを判断する段階をさらに含めて、
上記の第2ユーザが海外のユーザである場合、上記のインターフェースを表示する段階で、上記の第2ユーザに対する情報は上記の第2ユーザが海外のユーザであることを示す海外ユーザ表示者を含む
請求項4に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項6】
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームに対する参加の可否が未決定の状態であることを示す招待表示者を含む
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項7】
上記の招待表示者は、
上記のインターフェースを通じて、上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し、上記のグループチャットルームの属性により変更される、
請求項6に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項8】
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されている場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージを含めて、
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージを含まない
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項9】
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームに対する招待イベントが発生したことを示す案内メッセージを含む
請求項8に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項10】
上記の案内メッセージは
上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し、上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージに変更される、
請求項9に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項11】
上記のインターフェースを表示する段階は、上記のグループチャットルームに参加した参加者に対する情報を表示する
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項12】
上記の参加者に対する情報は、
上記の参加者が上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されたか否かにより区分し表示される
請求項11に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項13】
上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームから退場する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し上記のチャットルームの情報を削除する段階をさらに含む
請求項1に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【請求項14】
グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる第1ユーザ端末において、
メモリ;及び
上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサを含めて、
上記のプロセッサは、
サーバから第2ユーザが上記の第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待したことと関連された招待情報を受信する段階;
上記のグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する段階;
上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記の第2ユーザに対する情報及び上記のグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示する段階;
上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得する段階;及び
上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する段階を行うように構成される
グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる第1ユーザ端末。
【請求項15】
上記のメッセージは上記の招待情報を受信した後、生成されたメッセージを含む
請求項14に記載のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる第1ユーザ端末。
【請求項16】
サーバがメッセンジャーサービスでグループチャットルームの参加を管理する方法において、
第2ユーザ端末から第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待するための招待情報を受信する段階;
上記の招待情報に基盤し上記の第1ユーザを含む上記のグループチャットルームの参加者の関連情報を参加者端末に提供する段階-上記の参加者端末は上記のグループチャットルームに参加した参加者の端末である-;
第1ユーザ端末に上記の招待情報を提供する段階;
上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを上記の第1ユーザ端末に提供する段階;及び
上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、上記の参加者の関連情報に対する更新情報を上記の参加者端末に提供する段階-上記の更新情報は上記のグループチャットルームで上記の第1ユーザが退場したことに対する情報を含む-を含む
グループチャットルームの参加を管理する方法。
【請求項17】
上記のメッセージは、上記の招待情報を受信した後、生成されたメッセージとして、上記の第1ユーザ端末が上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することにより第1ユーザ端末に表示される
請求項16に記載のグループチャットルームの参加を管理する方法。
【請求項18】
上記の参加者の関連情報を上記の参加者端末に提供することに対応し、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のグループチャットルームに参加したことを表示するよう参加通知メッセージを提供する段階をさらに含む
請求項16に記載のグループチャットルームの参加を管理する方法。
【請求項19】
上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する参加応答を獲得する場合、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のメッセージを確認することによって変更される情報を提供する段階;及び
上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のグループチャットルームから退場したことを表示するようにする退場通知メッセージを提供する段階をさらに含む
請求項16に記載のグループチャットルームの参加を管理する方法。
【請求項20】
上記の第2ユーザ端末の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されたか否かを判断する段階をさらに含む
請求項16に記載のグループチャットルームの参加を管理する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるための技術に関するもので、より詳しくはグループチャットルームの参加設定を提供するメッセンジャーサービスを用いるための技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
インスタントメッセージング(instant messaging)サービスはネットワークを用いた二人以上のユーザの間のメッセージ送受信サービスで、インスタントメッセンジャーというクライアントプログラムを通じてユーザに提供することができる。テキスト形態のメッセージを送受信する従来のインスタントメッセンジャーとは異なり、写真、動画、音声ファイルなど様々な形態のメディアファイルの送受信の機能、二人以上の他のユーザと同時に通信可能なグループ単位のデータ送受信の機能など様々な機能を支援するインスタントメッセンジャーが普及されている。最近、移動通信端末、個人用PCなどユーザ端末でインスタントメッセンジャーの使用が増加することにより、複数の様々なチャットルームへ参加して他の参加者と対話及び/またはデータを共有するための様々で便利なインスタントメッセージングサービス技術の開発が要求されている。
【0003】
このようなインスタントメッセージングサービスは、二人以上の他のユーザと同時に通信できるグループ単位のチャットセッションを支援するが、これはユーザ端末で、ユーザインターフェースでグループチャットルームを生成する方式で具現することができる。
【0004】
一般的にグループ単位のチャットセッションを生成するためは特定のユーザがグループチャットルームを開設し、他のユーザを招待したり、すでに生成されたグループチャットルームに参加して参加者が新しいユーザを招待した場合、招待を受けるユーザは招待と直ちにグループ単位のチャットセッションに参加するようになる。ただし、招待を受けたユーザがグループチャットルームのチャットセッションに参加したくない場合に、これに対する拒否応答を表現する手段が現在として具現されていない実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】大韓民国公開特許公報第10-2022-0063038号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるための装置及び方法はユーザの意思に反するグループチャットルームの参加を事後的に解消することによりユーザの利用便宜を向上させるための目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施例による第1ユーザ端末がグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法は、サーバから第2ユーザが上記の第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待したことと関連される招待情報を受信する段階;上記のグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する段階;上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達に登録されていない場合、上記の第2ユーザに対する情報及び上記のグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示する段階;上記のインターフェースを通じ上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得する段階;及び上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する段階を含む。
【0008】
また、上記のメッセージは上記の招待情報を受信した後生成されたメッセージを含む。
【0009】
また、上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達に登録されたか否かを判断する段階をさらに含む。
【0010】
また、上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得する段階をさらに含めて、上記の第2ユーザに対する方法及び上記のインターフェースは、上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得することに対応し表示されることができる。
【0011】
また、上記のグループチャットルームを選択するインタラクションを獲得することに対応し上記の第2ユーザが海外のユーザなのか否かを判断する段階をさらに含めて、上記の第2ユーザが海外のユーザである場合、上記のインターフェースを表示する段階で、上記の第2ユーザに対する情報は上記の第2ユーザが海外のユーザであることを示す海外ユーザ表示者を含む。
【0012】
グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【0013】
また、上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームに対する参加の可否が未決定の状態であることを示す招待表示者を含む、グループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法。
【0014】
また、上記の招待表示者は、上記のインターフェースを通じて、上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し、上記のグループチャットルームの属性により変更することができる。
【0015】
また、上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されている場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージを含めて、上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージを含まないことができる。
【0016】
また、上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記のチャットルームの情報は上記のグループチャットルームに対する招待イベントが発生したことを示す案内メッセージを含む。
【0017】
また、上記の案内メッセージは上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し、上記のグループチャットルームで最も最近に生成されたメッセージに変更することができる。
【0018】
また、上記のインターフェースを表示する段階は、上記のグループチャットルームに参加した参加者に対する情報を表示することができる。
【0019】
また、上記の参加者に対する情報は、上記の参加者が上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されたか否かにより区分し表示されることができる。
【0020】
また、上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームから退場する決定に対するインタラクションを獲得することに対応し上記のチャットルームの情報を削除する段階をさらに含む。
【0021】
本開示の一実施例によるグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる第1ユーザ端末は、メモリ;及び上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサを含めて、上記のプロセッサは、サーバから第2ユーザが上記の第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待したことと関連された招待情報を受信する段階;上記のグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する段階;上記の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されていない場合、上記の第2ユーザに対する情報及び上記のグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示する段階;上記のインターフェースを通じて上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得する段階;及び上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する段階を行うように構成されることができる。
【0022】
また、上記のメッセージは上記の招待情報を受信した後、生成されたメッセージを含む。
【0023】
本開示の一実施例によるコンピュータープログラムはハードウェアと結合され、上述した方法を実行させるための媒体に保存されることができる。
【0024】
本開示の一実施例によるサーバがメッセンジャーサービスでグループチャットルームの参加を管理する方法は、第2ユーザ端末から第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待するための招待情報を受信する段階;上記の招待情報に基盤し上記の第1ユーザを含む上記のグループチャットルームの参加者の関連情報を参加者端末に提供する段階-上記の参加者端末は上記のグループチャットルームに参加した参加者の端末である-;第1ユーザ端末に上記の招待情報を提供する段階;上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを上記の第1ユーザ端末に提供する段階;及び上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、上記の参加者の関連情報に対する更新情報を上記の参加者端末に提供する段階-上記の更新情報は上記のグループチャットルームで上記の第1ユーザが退場したことに対する情報を含む-を含む。
【0025】
また、上記のメッセージは、上記の招待情報を受信した後、生成されたメッセージとして、上記の第1ユーザ端末が上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することにより第1ユーザ端末に表示されることができる。
【0026】
また、上記の参加者の関連情報を上記の参加者端末に提供することに対応し、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のグループチャットルームに参加したことを表示するよう参加通知メッセージを提供する段階をさらに含む。
【0027】
上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する参加応答を獲得する場合、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のメッセージを確認することによって変更される情報を提供する段階;及び上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、上記の参加者端末に上記の第1ユーザが上記のグループチャットルームから退場したことを表示するようにする退場通知メッセージを提供する段階をさらに含む。
【0028】
また、上記の第2ユーザ端末の第2ユーザが上記のメッセンジャーサービスで上記の第1ユーザの友達として登録されたか否かを判断する段階をさらに含む。
【0029】
本開示の一実施例によるメッセンジャーサービスでグループチャットルームの参加を管理するサーバは、メモリ;及び上記のメモリと連結されて、上記のメモリに含まれた命令を実行するように構成されたプロセッサを含めて、上記のプロセッサは、第2ユーザ端末から第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待するための招待情報を受信する段階;上記の招待情報に基盤し上記の第1ユーザを含む上記のグループチャットルームの参加者関連情報を参加者端末に提供する段階-上記の参加者端末は上記のグループチャットルームに参加した参加者の端末である-;第1ユーザ端末に上記の招待情報を提供する段階;上記のグループチャットルームで生成されたメッセージを上記の第1ユーザ端末に提供する段階;及び上記の第1ユーザ端末から上記のグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、上記の参加者関連情報に対する更新情報を上記の参加者端末に提供する段階-上記の更新情報は上記のグループチャットルームで上記の第1ユーザが退場したことに対する情報を含む-を行うように構成されることができる。
【0030】
また、上記のメッセージは、上記の招待情報を受信した後生成されたメッセージとして、上記の第1ユーザ端末が上記のグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得することによって上記の第1ユーザ端末に表示されることができる。
【発明の効果】
【0031】
本発明のグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いるための装置及び方法はユーザの意思に反するグループチャットルームの参加を事後的に解消することによってユーザの利用便宜を向上させるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】本開示の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
図2】本開示の一実施例による第1ユーザ端末の動作に関するフローチャートである。
図3】本開示の一実施例による招待者の端末がグループチャットルームを生成するための動作を例示したものである。
図4】本開示の一実施例による第1ユーザ端末が招待情報の受信によって表示するチャットルームの情報410の画面を例示したものである。
図5】本開示の一実施例による第1ユーザ端末が招待情報受信によって表示するチャットルームの情報の画面を例示したものである。
図6】本開示の一実施例による参加者の端末が図5の画面に対するインタラクションによって表示する他の画面を例示したものである。
図7】本開示の一実施例による第1ユーザ端末が獲得するインタラクションによって第1ユーザ端末に表示される画面を例示したものである。
図8】本開示の一実施例による第1ユーザ端末が獲得するインタラクションによって第1ユーザ端末に表示される画面を例示したものである。
図9】本開示の一実施例による第1ユーザ端末の動作に関する他のフローチャートである。
図10】本開示の一実施例による第1ユーザ端末がチャットルームの情報を表示する画面を例示したものである。
図11】本開示の一実施例による第1ユーザ端末が海外ユーザからグループチャットルームの招待を受けた場合に表示される画面を例示したものである。
図12】本開示の一実施例によるサーバの動作に関するフローチャートである。
図13】本開示の一実施例による第3ユーザ端末がグループチャットルームの参加者を確認する画面を例示したものである。
図14】本開示の一実施例による第1ユーザがグループチャットルームから退場する場合、第3ユーザ端末の画面を例示したものである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、添付された図面を参考にして、本明細書に開示される実施例を詳しく説明し、図面符号に関係なく同一したり、類似な構成要素は同一な参考符号を付与してこれに対する重複される説明は省略することにする。また、本明細書に開示された実施例を説明するのにおいて、関連される公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨を不明瞭にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0034】
第1、第2などのような序数を含む用語は様々な構成要素を説明するのに用いることができるが、上記の構成要素は上記の用語により限定されるものではない。上記の用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに用いられる。
【0035】
単数の表現は文脈上、明白に異なる意味を有しない限り、複数の表現を含む。
【0036】
本出願で、説明される各段階は特別な因果関係により羅列された順序により行わなければならない場合を除外して、羅列された順序と関係なく行うことができる。
【0037】
本出願で、「含む」または「有する」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせしたことが存在することを指定することであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせしたことの存在または付加可能性を予め排除しないこととして理解するべきである。
【0038】
以下、添付された図面を参考にし、本発明について説明する。
【0039】
図1は本開示の一実施例によるネットワーク環境の例を図示した図面である。
【0040】
図1に図示された本開示の一実施例によるネットワーク環境はサーバ10、第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30及び第3ユーザ端末40を含むことができる。
【0041】
サーバ10はメッセンジャーサービスをユーザ端末へ提供する装置である。第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30及び第3ユーザ端末40で例示されるユーザ端末はサーバ10が提供するメッセンジャーサービスを用いる装置である。サーバ10とユーザ端末はネットワークを通じて信号またはデータを送信または受信することによってグループチャットルームの生成、参加、退場及びメッセージの伝送に関連される少なくとも一つの動作を行うことができる。ユーザ端末は行う機能によって異なるように指称できる。
【0042】
例えば、第1ユーザ端末20はグループチャットルームに対する招待情報をサーバ10から獲得してグループチャットルームに対する参加の可否を決定する装置であり、第2ユーザ端末30は第1ユーザをグループチャットルームに招待するための招待情報をサーバ10に提供する装置であり、第3ユーザ端末40はグループチャットルームにすでに参加した他のユーザ(例:第3ユーザ)の装置でありうる。以下で、第1ユーザ端末20は参加者端末、第2ユーザ端末30は招待者端末、第3ユーザ端末40は他の参加者の端末に指称できる。
【0043】
ネットワークは通信方式が制限されなく、ネットワークを含むことができる通信網(一例に、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を活用する通信方式だけではなく、近距離無線通信もやはり含むことができる。
【0044】
サーバ10は命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピューター装置または複数のコンピューター装置で具現できる。サーバ10はユーザ端末とネットワークを通じて通信し情報を送受信することができるサーバ10であることができる。
【0045】
サーバ10はプロセッサ11、メモリ12及び通信部13を含むことができる。
【0046】
プロセッサ11は、メモリ12及び通信部13の全般的な動作を制御しユーザ端末にメッセンジャーサービスを提供することができる。メッセンジャーサービスは複数のユーザがサーバ10により提供されるプラットフォームを通じてお互いの間にメッセージを送信または受信することができるようにするサービスであることができる。ここで、メッセージは、文字(text)、写真、動画、音声ファイル、エモーティコンなど伝送可能なデータをすべて含む意味として理解することができる。
【0047】
メモリ12は保存媒体として機能を行い、サーバ10で駆動される複数の応用プログラム、サーバ10の動作のためのデータ及び命令語を保存することができる。一実施例に、メモリ12にはメッセンジャーサービスに関連されるアプリケーションが保存されることができる。
【0048】
このようなメモリ12はハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような様々な保存機器の形態に具備されたり、ウェブストレージ(webstorage)の形態に具備されることができる。
【0049】
通信部13はネットワークを通じてユーザ端末と有・無線方式で通信することができる。
【0050】
本発明のサーバ10は、第2ユーザ端末30から第1ユーザをグループチャットルームに招待するための招待情報を受信し、招待情報に基盤し第1ユーザ含むグループチャットルームの参加者関連情報を参加者端末に提供し、第1ユーザ端末20に招待情報を提供し、グループチャットルームで生成されたメッセージを第1ユーザ端末20に提供する。ここで、参加者端末は第1ユーザ及び第2ユーザを除外したグループチャットルームに参加した参加者の端末を意味する。また、本発明のサーバ10は第1ユーザ端末20からグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、参加者端末に第1ユーザを参加者関連情報に対する更新情報を提供する。
【0051】
ここで、グループチャットルームは通常的に一対一チャットルーム及び私だけのチャットルームと区分される概念で、参加者が三人以上であるチャットルームを意味する。しかし、場合によって参加者が二人であるチャットルームもグループチャットルームに該当するとすることができる。グループチャットルームはチャットルームの参加者がメッセージを交換できる仮想の空間として、サーバ10により開設されるチャットセッションを通じて具現することができる。
【0052】
ここで、招待情報は第2ユーザが第1ユーザをグループチャットルームに招待しようとする意思を含む情報を意味する。このような招待情報は第2ユーザ端末30がサーバ10に伝送することができる。
【0053】
ここで、参加者関連情報はグループチャットルームに参加者が新たに追加されたり除外されたりするなどの参加者が変更されたことと関連される情報を含むことができる。具体的にグループチャットルームの参加者が変更された場合、参加者関連情報は変更された参加者リスト情報であることもでき、変更された参加者の更新(追加または除外)情報であることもできる。参加者リスト情報はグループチャットルームに現在参加しているか参加することに決定されたユーザに対する情報を意味し、以下では参加者リストと指称される。詳しくは、グループチャットルームに現在参加しているユーザだけでなく、後述する招待情報を受信し、また進入の可否を決定していないユーザも上述した参加者リストに含まれることができる。このような参加者リストはユーザの参加または退場により更新されることができる。
【0054】
参加者更新情報はグループチャットルームでユーザが参加または退場することによって参加者がリストに更新(追加または除外)すべきことに対する情報であることができる。具体的に、参加者更新情報は第1ユーザがグループチャットルームで退場することによってグループチャットルームの参加者リストが変動される場合、これを反映するための情報を意味する。具体的に、参加者更新情報はユーザ端末に第1ユーザが退場したことを反映し参加者リストを変更するように要請する制御命令であったり、第1ユーザを除外した参加者リストに対する情報でありうる。
【0055】
第1ユーザ端末20はサーバ10から招待情報を受信する端末装置である。第1ユーザ端末20は通信部21、入力部22、出力部23、メモリ24及びプロセッサ25を含むことができる。
【0056】
通信部21はサーバ10または他の端末と有・無線方式で通信することができる。
【0057】
入力部22はユーザの操作及び入力行為による様々な情報の入力を受けることができる。このような入力部はタッチスクリーンモジュール、キーボード、マウス、ボタン、カメラ、スタイラス及びマイクロフォンなどができる。
【0058】
第1ユーザ端末20は入力部22を通じユーザのインタラクションの入力を受ける。インタラクションとはユーザが入力部22を操作しユーザの選択または意図などが反映された情報を第1ユーザ端末20に入力することを意味する。例えば、インタラクションはタッチスクリーンのタッチ、マウスのクリック、キーボードのタイピング、マイクロフォンの音の入力、カメラのイメージ撮影、動作センサーの動作認識などができる。
【0059】
出力部23は様々な情報を出力することができる。出力部23はデイスプレイ装置、スピーカー、振動発生装置及び触覚発生装置などができる。場合によって、出力部23はユーザ端末と有線または無線通信(例えば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信)で連結され信号の伝達を受けて出力する装置(例えば、ブルートゥース(登録商標)イヤホン)であることができる。
【0060】
メモリ24は保存媒体として機能を行い、ユーザ端末で駆動される複数の応用プログラム、第1ユーザ端末20の動作のためのデータ及び命令を保存することができる。
【0061】
このようなメモリはハードウェア的に、ROM、RAM、フラッシュドライブ、ハードドライブなどのような様々な保存機器の形態に具備されたり、ウェブストレージ(webstorage)の形態に具備されることができる。
【0062】
一実施例に、メモリ24にはグループチャットルームの機能を提供するメッセンジャーサービスに関連されるアプリケーションが保存できる。このようなアプリケーションはメッセンジャーサービスでユーザと友達関係に登録された他のユーザに対する情報を含むことできる。
【0063】
プロセッサ25は通信部21、入力部22、出力部23及びメモリ24の全般的な動作を制御しメッセンジャーサービスに関連されるアプリケーションを行うことができる。
【0064】
本発明の第1ユーザ端末20はサーバ10から第2ユーザが第1ユーザを上記のグループチャットルームに招待したことと関連される招待情報を受信し、グループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示し、第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されていない場合、第2ユーザに対する情報及びグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示し、インターフェースを通じてグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得し、グループチャットルームで生成されたメッセージを表示する。
【0065】
上述した第1ユーザ端末20の動作は第1ユーザの設定により活性化の可否が決定できる。具体的に、第1ユーザが上述した動作を活性化されるよう設定した場合には第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かにより上述したインターフェースの表示、インタラクションの獲得及びメッセージの表示が行われることができる。しかし、第1ユーザが上述した動作を非活性化されるように設定した場合には、第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かに関係なく、第1ユーザが招待を受けたグループチャットルームに参加するようになる。
【0066】
第2ユーザ端末30は本発明で第1ユーザをグループチャットルームに招待するための招待情報をサーバ10へ提供する端末装置である。第2ユーザ端末30は第1ユーザ端末20と同一であったり類似な端末装置である。第2ユーザ端末30は通信部31、入力部32、出力部33、メモリ34及びプロセッサ35を含むことができる。第2ユーザ端末30が含む各細部構成は第1ユーザ端末20が含む各細部構成と実質的に同一な機能を行う。
【0067】
第2ユーザ端末30はサーバ10へ招待情報またはグループチャットルームに対するメッセージを伝送することができる。また、第2ユーザ端末30はサーバ10からグループチャットルームの参加者更新情報及び他のユーザ端末から生成されたメッセージを受信することができる。
【0068】
第3ユーザ端末40は本発明でグループチャットルームにすでに参加している第3ユーザの端末装置である。第3ユーザ端末40は通信部41、入力部42、出力部43、メモリ44及びプロセッサ45を含むことができる。第3ユーザ端末40が含む各細部構成は第1ユーザ端末20が含む各細部構成と実質的に同一な機能を行う。
【0069】
第3ユーザ端末40はサーバ10へメッセージを伝送することができる。また、第3ユーザ端末40はサーバ10からグループチャットルームの参加者リスト、グループチャットルームの参加者更新情報及び他のユーザ端末から生成されたメッセージなどを受信することができる。
【0070】
図2は本発明の一実施例による第1ユーザ端末20の動作に関するフローチャートである。
【0071】
段階S110で、第1ユーザ端末20はサーバ10から第2ユーザが第1ユーザをグループチャットルームに招待したことと関連される招待情報を受信する。
【0072】
第2ユーザが第1ユーザをグループチャットルームに招待しようとする場合、第2ユーザ端末30は第1ユーザに対する招待意思を含む招待情報をサーバ10に伝送することができる。このような招待情報はサーバ10が第1ユーザ端末20に伝達することができる。ここで、第2ユーザはグループチャットルームを新たに生成しながら第1ユーザを招待することもでき、すでに生成したグループチャットルームに第2ユーザを追加に招待することもできる。
【0073】
招待情報には招待に関連される様々な情報が含まれることができる。具体的に、グループチャットルームの名称(名前)、招待の受けたユーザ(第1ユーザ)の識別情報、招待したユーザ(第2ユーザ)の識別情報、グループチャットルームに参加したユーザ(第3ユーザ)の識別情報及び招待を受けたユーザと招待したユーザの関係(友達なのかの否か)の中の少なくとも一つを含むことができる。
【0074】
場合によって、第1ユーザ端末20がサーバ10から受信した招待情報は招待を受けたユーザと招待したユーザの関係に対する情報を含まないことがありうる。このような場合、第1ユーザ端末20は招待情報から招待したユーザの識別情報を確認し、第1ユーザのメッセンジャーサービスでの友達リストに基盤し招待したユーザとの関係を判断することができる。
【0075】
サーバ10は後述する段階で、第1ユーザ端末20が招待を受けたグループチャットルームに進入することを決定する前としても第2ユーザ端末30から招待情報を受信することに対応し第1ユーザ端末20をチャットセッションに参加させることができる。第1ユーザ端末20が招待を受けたグループチャットルームに進入することを決定する前としてもグループチャットルームで生成されたメッセージが第1ユーザ端末20へ伝送できる。これに対しては以下で追加に説明するようにする。
【0076】
段階S120で、第1ユーザ端末20はグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する。
【0077】
チャットルームの情報はチャットルームのリストで他のチャットルームと区分されるように表示できる。チャットルームの情報はグループチャットルームに対する様々な情報を含むことができる。例えば、チャットルームの情報はグループチャットルームの名前、グループチャットルームの参加者情報、グループチャットルームの参加者の数、グループチャットルームが生成されたことに対する情報、グループチャットルームに対する招待通知メッセージ、グループチャットルームの最後のメッセージ、グループチャットルームで最後のメッセージを受信した時間及びグループチャットルームで生成された読んでないメッセージの個数に対する情報などを含むことができる。
【0078】
第1ユーザ端末20はチャットルームの情報に関連されるユーザのインタラクションの獲得ができる。該当のインタラクションが感知されると第1ユーザ端末20はグループチャットルームに関連される動作を行うことができる。例えば、第1ユーザ端末20は該当のインタラクションによりグループチャットルームへ進入したり、グループチャットルームの進入と関連される情報を表示することができる。チャットルームの情報は第1ユーザ端末20の画面で一定な領域を占有することができる。このような場合、該当のインタラクションは上述した一定な領域を通じて獲得できる。
【0079】
段階S130で、第1ユーザ端末20は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されていない場合、第2ユーザに対する情報及びグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェースを表示する。このようなインターフェースは上述したチャットルームの情報に対するインタラクションに対応し表示されることができる。
【0080】
第1ユーザ端末20が段階S130を行うか否かは第1ユーザと第2ユーザの関係により決定される。より具体的に、第2ユーザが本発明のメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達である場合、段階S130の表示動作が行われる。
【0081】
第2ユーザが第1ユーザの友達であることは、第1ユーザが第2ユーザをメッセンジャーサービスで友達として登録した場合を意味することができる。第2ユーザが第1ユーザを友達として登録したが、第1ユーザは第2ユーザを友達として登録していない場合、第2ユーザは第1ユーザの友達ではないこともありうる。
【0082】
第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かに対する判断は第1ユーザ端末20により行われることができる。具体的に第1ユーザ端末20は自分が保存しているメッセンジャーサービスでの友達リストに対する情報に基盤し第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かを判断することができる。
【0083】
他の例で、第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かに対する判断はサーバ10により行われることができる。第1ユーザ端末20はサーバ10から第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かに対する情報を受信し、受信した情報により段階S130を行うか否かを決定することができる。
【0084】
第2ユーザが第1ユーザの友達ではない場合、第1ユーザ端末20は第2ユーザに対する情報及びグループチャットルームに対する参加の可否を決定するためのインターフェース(以下、「参加決定インターフェース」)を表示することができる。
【0085】
第2ユーザに対する情報は、第2ユーザを識別するための識別情報であることができる。例えば、第2ユーザに対する情報は第2ユーザがメッセンジャーサービスに登録したプロフィール写真、名前(例えば、ニックネーム、ID)、状態メッセージなどを含むことができる。したがって、第1ユーザは第2ユーザに対する情報を通じ第2ユーザの身元を推測することができる。また、第2ユーザが第1ユーザの友達ではないという情報も一緒に表示されることができる。
【0086】
参加決定インターフェースは第1ユーザからグループチャットルームに参加するか参加しないかに対する入力を獲得することができるようにインターフェースを提供することができる。例えば、インターフェースはグループチャットルームに対し「参加する」または「出る」の選択領域を提供することができる。
【0087】
段階S140で、第1ユーザ端末20はインターフェースを通じてグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクションを獲得する。
【0088】
第1ユーザは第1ユーザ端末20で参加決定インターフェースを通じグループチャットルームに参加する決定に対するインタラクション(以下、「参加決定インタラクション」)またはグループチャットルームで退場する決定に対するインタラクション(以下、「退場決定インタラクション」)を入力することができる。具体的に、第1ユーザは参加決定インターフェースで「参加する」と表示された領域をタッチし参加決定インタラクションを入力することができ、「出る」と表示された領域をタッチして退場決定インタラクションを入力することができる。
【0089】
段階S150で、第1ユーザ端末20はグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する。
【0090】
ここで、メッセージは第1ユーザ端末20が招待情報を受信した後にグループチャットルームの参加者により生成されたメッセージであることができる。より具体的に、メッセージは第1ユーザ端末20が招待情報を受信した後から第1ユーザ端末20がインターフェースを通じグループチャットルームに参加決定インタラクションを獲得する前まで生成されたメッセージであることができる。
【0091】
したがって、第1ユーザ端末20は段階S140で参加する決定に対するインタラクションを獲得すればグループチャットルームに進入するようになる。そして、第1ユーザ端末20は進入したグループチャットルームの画面に第2ユーザにより招待された時点から生成されたすべてのメッセージを表示することができる。
【0092】
一実施例で、第1ユーザ端末20は段階S150のメッセージを、サーバ10を通じてメッセージの発生によりリアルタイムで受信し、参加決定インタラクションを獲得することに対応しこれを表示することができる。したがって、このような場合、第1ユーザ端末20が退場決定インタラクションを獲得する場合、第1ユーザ端末20が受信したメッセージは表示されなく削除されることができる。
【0093】
他の実施例で、第1ユーザ端末20は参加決定インタラクションを獲得することに対応しサーバ10にメッセージを要請し、その後、サーバ10から段階S150のメッセージを受信しこれを表示することができる。また、他の実施例で、第1ユーザ端末20は段階S150のメッセージを、サーバ10を通じリアルタイムで獲得し、参加決定インタラクションを獲得することに対応しサーバ10に参加決定情報を伝送し、その後、サーバ10からメッセージを表示されてもよいという応答を獲得することに対応し、これを表示することができる。追加の実施例で、第1ユーザ端末20は段階S150のメッセージを、サーバ10を通じてリアルタイムで獲得し、参加決定インタラクションを獲得した後にグループチャットルームで生成されたメッセージを表示することができる。以下、図3ないし図8を参考に、図2に対し上述したユーザ端末がグループチャットルームのメッセンジャーサービスを用いる方法の具体的な例示画面を説明するようにする。
【0094】
図3は本発明の一実施例による第2ユーザ端末30がグループチャットルームを生成するための動作を例示したものである。
【0095】
図3を参考にすれば、第2ユーザ端末30は第1ユーザ端末20及び第3ユーザ端末40を含むグループチャットルームを生成することができる。第2ユーザ端末30はグループチャットルームを生成するためのグループチャットルームに参加者として参加するユーザである第1ユーザ及び第3ユーザを選択しサーバ10へグループチャットルームの生成を要請することができる。
【0096】
グループチャットルームの生成を要請する情報は、サーバ10へ伝送されるグループチャットルームに対する招待情報に含まれることができる。また、招待情報にはグループチャットルームに関連される様々な情報がさらに含まれることができる。すなわち、招待情報は第1ユーザのグループチャットルームの生成意思及び参加者として第1ユーザ及び第3ユーザが含まれるという情報(例:参加者リスト)を含むことができる。
【0097】
この後、サーバ10は獲得した招待情報を第1ユーザ端末20へ伝達することができる。このような招待情報の伝達により図2で上述した段階S110が行われることができる。
【0098】
場合によって、サーバ10は第2ユーザ端末30から受信した招待情報に加えてサーバ10の判断に基ついて生成された情報(例:第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否か)をさらに含めて第1ユーザ端末20に伝送することができる。
【0099】
図3は第2ユーザ端末30がグループチャットルームを生成する実施例であって、第2ユーザ端末30はグループチャットルームを生成することにより第1ユーザに対する招待情報をサーバに伝送することができる。場合によって、第2ユーザ端末30がすでに生成したグループチャットルームに参加した状態で第1ユーザ端末20を招待する動作または上述したような招待情報の伝送動作を通じて行うことができる。
【0100】
図4図2で上述した段階S120が行われることにより第1ユーザ端末20に表示される画面を図示したものである。具体的に、図4は第1ユーザ端末20が招待情報の受信により表示されるチャットルームの情報410の画面を例示したものである。
【0101】
図4を参考にすれば、第1ユーザ端末20は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたか否かにより相違なチャットルームの情報410を表示することができる。
【0102】
チャットルームの情報410はグループチャットルームに関連される少なくとも一つの客体を含むことができる。ここで少なくとも一つの客体は属性により割り当てされた領域に表示されることができる。例えば、チャットルームの情報410の中のグループチャットルームの参加者の名称は第1領域411に表示され、グループチャットルームに関連されるメッセージは第2領域413に表示され、グループチャットルームの参加者プロフィールイメージは第3領域415に表示されて、グループチャットルームの読んでないメッセージの個数は第4領域417に表示されることができる。
【0103】
チャットルームの情報410は招待表示者を表示する第5領域419をさらに含むことができる。招待表示者は第5領域419に表示されるアイコンに対応することができる。
【0104】
招待表示者は、第1ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されていないユーザからグループチャットルームに招待された場合に、該当のグループチャットルームに対応するチャットルームの情報に含まれる表示者でありうる。この場合、第1ユーザは招待表示者に対応するアイコンの識別することによって、友達ではないユーザからグループチャットルームに招待されたことを確認できる。例えば、招待表示者は手紙の模様のアイコンに対応することができる。
【0105】
また、第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されていない場合、グループチャットルームに関連されるメッセージを表示する第2領域413ではチャットルームで生成された最後のメッセージではなく招待イベントが発生したことを示す招待通知メッセージが表示できる。したがって、この場合、第1ユーザはチャットルームの情報410を通じ、自分が友達ではないユーザからグループチャットルームに招待されたことを分かるが、該当のグループチャットルームでどのような対話が生成されたのかは分からない状態に置かれることができる。
【0106】
図5は本発明の一実施例による第1ユーザ端末20が招待情報受信により表示するチャットルームの情報の画面を例示したものである。
【0107】
図5の画面は、第1ユーザ端末20は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達に登録した場合、グループチャットルームと関連されるメッセージを表示する第2領域513では該当のグループチャットルームで生成された最後のメッセージが表示できる。また、第5領域519では招待表示者が表示されなく、グループチャットルームの属性に関する他の表示者があれば、それが表示できる。
【0108】
図5の画面は図4の画面で第1ユーザ端末20が参加決定インタラクションによりグループチャットルームに進入した後、再びチャットルームのリストを表示する場合の画面でありうる。
【0109】
図4の画面でグループチャットルームに進入した後には、図4の第5領域419に表示された招待表示者が削除されることができる。この後、もしグループチャットルームの他の表示者があれば、その表示者に変更され表示されることができる。しかし、もしグループチャットルームの他の表示者がなければ、いかなる表示者も表示されないことができる。
【0110】
また、図4の第2領域413に表示された招待通知メッセージは図5の第2領域513に表示されたものと同じように該当のグループチャットルームに生成された最後のメッセージに変更され表示できる。
【0111】
図6図2で上述した段階S130が行われることによって、第1ユーザ端末20に表示される画面を図示したものである。具体的に、図6は第1ユーザ端末20が招待者に対する情報及びグループチャットルームに参加することに関連されるインターフェースを表示する画面を例示したものである。図6は第1ユーザ端末20が図4のチャットルームの情報410に対するインタラクションを獲得することにより表示されるものでありうる。
【0112】
図6を参考にすれば、第1ユーザ端末20は第2ユーザの招待に応じ、該当のグループチャットルームに参加するか否かを決定するための参加決定画面を表示することができる。
【0113】
参加決定画面は第2ユーザの情報が表示される第1領域610、該当のグループチャットルームにすでに参加した他の参加者が表示される第2領域620、該当のグループチャットルームに参加するか否かを決定するためのインターフェースが表示される第3領域630で区分できる。
【0114】
後述するようにサーバ10、第2ユーザ端末30及び第3ユーザ端末40の観点で第1ユーザはすでに該当のグループチャットルームに参加した状態なので、「参加するか否かを決定」するということは第1ユーザの観点で該当のグループチャットルームに「進入」しメッセージを確認するか否かを決定することと類似することがありうる。
【0115】
第1領域610に表示される第2ユーザ情報は第2ユーザを識別するために必要な情報でありうる。例えば、第2ユーザ情報は第2ユーザが設定したプロフィール情報であることができる。プロフィール情報はユーザが設定したプロフィールイメージ(例:写真、絵)またはプロフィール名称(例:名前、ニックネーム、ID)を含むことができる。したがって、第1ユーザは第1領域610に表示された情報を通じて第2ユーザがたとえメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたユーザではないが、すでに知っている人なのかを判断し、参加の可否の決定に用いることができる。
【0116】
第2領域620に表示される他の参加者に対する情報は、該当のグループチャットルームに参加した他の参加者(例えば、第3ユーザ)に対する識別情報であることができる。例えば、他の参加者に対する情報は第3ユーザが設定したプロフィール写真またはプロフィール名称を含む第3ユーザのプロフィール情報でありうる。したがって、第1ユーザは第2領域620に表示された情報を通じ、グループチャットルームの属性を判断し、参加の可否の決定に用いることができる。例えば、第2領域620に表示された他の参加者が第1ユーザが勤めている職場の同僚である場合、第2ユーザがたとえメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたユーザではないが、該当のグループチャットルームが業務と関連されるチャットルームであることを認知することができ、それにより第1ユーザが該当のグループチャットルームに参加することが決定できる。
【0117】
また、第1ユーザ端末20は第2領域620に表示された他の参加者に対し、予め定められた基準により区分し表示することができる。予め定められた基準は、第1ユーザとの関係により決定されることができる。例えば、他の参加者の中のメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたユーザであるか、第1ユーザと最近連絡した記録があるか否かにより予め定められた基準が決定できる。
【0118】
第3領域630に表示されるインターフェースは、第1ユーザから該当のグループチャットルームに進入するか、該当のグループチャットルームを退場するか否かを質疑する領域を提供することができる。具体的な、第3領域630には参加するインターフェース631または出るインターフェース632が表示できる。
【0119】
第1ユーザは第1領域610または第2領域620から獲得した情報に基ついて、該当のグループチャットルームに参加するか否かを決定し、インターフェースを通じ参加の可否の決定に対するインタラクションを提供することができる。
【0120】
第1ユーザが該当のグループチャットルームの参加の可否についていかなる決定もしたくない場合、第1ユーザは決定を保留することができる。この場合、第1ユーザは第1ユーザ端末20の参加決定画面を終了することができる。すなわち、第1ユーザは第1ユーザ端末20で参加決定画面を終了するためのインタラクション640を提供することによって、参加決定画面を終了することができる。
【0121】
図7図2で上述した段階S150が行われることにより第1ユーザ端末20で表示される画面を図示したものである。具体的に、図7は第1ユーザ端末20がグループチャットルームで生成されたメッセージを表示する画面を例示したものである。図7は第1ユーザ端末20が図6の参加するインターフェース631に対するインタラクションを獲得することにより表示されることでありうる。
【0122】
図7を参考にすれば、第1ユーザの参加決定インタラクションにより第1ユーザ端末20に表示されるグループチャットルームの画面には他の参加者により生成されたメッセージ710が表示できる。
【0123】
他の参加者により生成されたメッセージ710は第1ユーザがグループチャットルームへ招待された後に生成されたメッセージでありうる。より具体的に、第1ユーザ端末20がサーバ10から招待情報を受信した時点の以降から第1ユーザ端末20がグループチャットルームに進入する前まで第2ユーザ端末30または第3ユーザ端末40が生成したメッセージでありうる。
【0124】
また、第1ユーさー端末20は第1ユーザ端末20がサーバ10から招待情報を受信した時点を基準に招待フィードメッセージ720が表示できる。したがって、招待フィードメッセージ720はメッセージ710より以前に表示できる。
【0125】
例えば、第1ユーザ(ピーター)が午前10時20分にグループチャットルームへ招待を受けって、午前11時23分に該当の招待に応答しグループチャットルームに進入したと仮定する。そうすると、午前10時20分と午前11時23分の間に生成された三つのメッセージ710は第1ユーザがチャットルームに進入する前に生成されたメッセージであっても第1ユーザ端末20に表示できる。
【0126】
第1ユーザ端末20がグループチャットルームに進入すれば、メッセージを読んだか否かを示す未讀の表示者730が変更できる。
【0127】
図8は第1ユーザ端末20が図6の出るインターフェース632に対するインタラクションを獲得することにより表示されることでありうる。
【0128】
図8を参考にすれば、第1ユーザ端末20は第1ユーザの退場決定インタラクションにより該当のグループチャットルームで退場するか否かを質疑する確認メッセージを表示することができる。
【0129】
本発明の一実施例による第1ユーザ端末20が用いるメッセンジャーサービスは第1ユーザがまだグループチャットルームに進入する前でも、該当のグループチャットルームで生成されたメッセージを保管していたが、第1ユーザの参加決定インタラクションによりこれを第1ユーザ端末20に表示するようにするサービスである。
【0130】
第1ユーザ端末20が退場決定インタラクションを獲得する場合、該当のグループチャットルームで生成されたメッセージは削除されるようになる。慕って、第1ユーザが意図していない入力に従いメッセージを確認する前にすべて削除されることを防止するために、グループチャットルームで退場するかを質疑し、2次退場決定インタラクションを獲得すれば該当のグループチャットルームを削除することができる。
【0131】
図9は本開示の一実施例による第1ユーザ端末20の動作に関する他のフローチャートである。図9を参考にすれば、第1ユーザ端末20は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたか否かを判断することができる。
【0132】
段階S111で、第1ユーザ端末20は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達として登録されたか否かを判断する。
【0133】
第1ユーザ端末20は保存された第1ユーザの友達リストと招待情報に含まれた第2ユーザに対する情報を比べて、第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かを判断する。他の例で、招待情報と比べるようになる友達リストはメッセンジャーサービスと関連される友達リストだけでなく、ユーザの連絡先、通話または文字メッセージの送受信の履歴などに対する情報を含むことができる。
【0134】
第2ユーザが第1ユーザの友達ではない場合、第1ユーザ端末20は段階S120aを行い、第2ユーザが第1ユーザの友達である場合、第1ユーザ端末20は段階S120bを行うことができる。
【0135】
段階S120aで、第1ユーザ端末20はグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する。
【0136】
上の段階は段階S120と類似することができる。ただし、チャットルームの情報は第5領域(図4の419)に表示される招待表示者を含め、第2領域(図4の413)に表示されるグループチャットルームに関連されるメッセージはグループチャットルームに招待されたことを知らせる招待通知メッセージでありうる。この場合、グループチャットルームで最後に生成されたメッセージは第2領域に表示されないことができる。すなわち、第1ユーザ端末20は第2ユーザが第1ユーザの友達なのか否かに対する判断によりチャットルームの情報に招待表示者及び招待通知メッセージを含めて最後のメッセージは含まないことができる。
【0137】
段階S130で、第1ユーザ端末20は招待者に対する情報及びグループチャットルームに参加することに関連されるインターフェースを表示する。上の段階は図2の段階S130と同一でありうる。
【0138】
段階S140で、第1ユーザ端末20はインターフェースに対する参加決定インタラクションを獲得する。上の段階は図2の段階S140と同一することができる。
【0139】
段階S120bで、第1ユーザ端末20はグループチャットルームに対するチャットルームの情報を表示する。
【0140】
上の段階は段階S120と類似することができる。ただし、チャットルームの情報は第5領域(図4の419)に表示される招待表示者を含まなく、第2領域(図4の413)に表示されるグループチャットルームに関連されるメッセージはグループチャットルームで最後に生成されたメッセージが表示できる。
【0141】
段階S141で、第1ユーザ端末20はチャットルームの情報に対する参加決定インタラクションを獲得する。
【0142】
参加決定インタラクションはグループチャットルームに進入するための第1ユーザが提供する様々な方式の入力でありうる。例えば、第1ユーザ端末20でチャットルームの情報が表示されるデイスプレイ領域に対するタッチ入力であったり、第1ユーザ端末20と動作可能に連結される入力装置を介したキー入力であることができる。
【0143】
図10は本開示の他の実施例による第1ユーザ端末20がチャットルームの情報を表示する画面を例示したものである。
【0144】
図10を参考にすれば、第1ユーザ端末20のチャットルームの情報1010は図6で参加決定画面に含まれるインターフェース1020を含むことができる。この場合、第1ユーザ端末20はチャットルームの情報で別に参加決定画面を表示しなく第1ユーザから参加決定インタラクションまたは退場決定インタラクションを獲得することができる。
【0145】
第1ユーザが参加決定インタラクションを提供する場合、第1ユーザ端末20はグループチャットルームに進入し生成されたメッセージを表示し、第1ユーザが退場決定インタラクションを提供する場合、第1ユーザ端末20はチャットルームの情報を削除することができる。
【0146】
図10によるチャットルームの情報は、第1ユーザが該当のグループチャットルームに参加するか否かを決定できるように第2ユーザに対する情報を一緒に吹くことができる。この際、表示される第2ユーザに対する情報は図6と同一するか類似することができる。
【0147】
図11は本開示の一実施例による第1ユーザ端末20が海外のユーザからグループチャットルームに招待を受けた場合に表示される画面を例示したものである。
【0148】
第1ユーザに対するグループチャットルームの招待情報を伝送した第2ユーザが海外に滞在する場合、第1ユーザは参加決定画面の第1領域に含まれる第1ユーザのプロフィール情報を介しこれを識別することができる。
【0149】
例えば、招待情報を伝送した第2ユーザ端末30が、位置情報が海外なのか、第2ユーザの加入の際に識別情報が海外である場合、サーバ10は第2ユーザが海外ユーザなのか否かに対する情報を第1ユーザ端末20に伝送することができる。また、第1ユーザ端末20はサーバ10から受信した情報に基盤し、参加決定画面で第1ユーザのプロフィール情報を海外ユーザ表示者1110に変更することができる。
【0150】
ただし、この場合、第1ユーザ端末20が最初に参加決定画面を表示する場合には、第1領域(図6の610)に海外ユーザ表示者ではない普通のプロフィール情報を表示し、以降、再び参加決定画面を表示する場合に、第1領域に含まれる第2ユーザ情報を海外ユーザ表示者に変更することができる。すなわち、第1ユーザ端末20は参加決定画面を表示しながら、サーバ10から第2ユーザが海外に居住するかなどに対する情報を受信し、以降、参加決定画面を終了してから再び表示する場合に、サーバ10から受信した情報を反映し第2ユーザに対する情報を更新することができる。
【0151】
図12は本開示の一実施例によるサーバ10の動作に関するフローチャートである。
【0152】
段階S210で、サーバ10は第2ユーザ端末30から第1ユーザをグループチャットルームへ招待するための招待情報を受信する。
【0153】
第2ユーザが招待しようとするユーザ(例えば、第1ユーザ)を選択した後、グループチャットルームを生成したり、招待要請をサーバ10に伝送する場合、サーバ10は招待情報を受信することができる。この際、招待情報は第1ユーザ及び第2ユーザに対する情報を含む。
【0154】
段階S220で、サーバ10は招待情報に基盤し、第1ユーザを含むグループチャットルームの参加者リストをグループチャットルームに参加した参加者の参加者端末に提供する。
【0155】
サーバ10はグループチャットルームのユーザ端末にグループチャットルームの参加者リストを提供することができる。ここで第1ユーザがグループチャットルームに進入したか否かに関係なく、第1ユーザがグループチャットルームに招待されたら、第1ユーザは参加者リストに含まれるようになる。参加者リストには第2ユーザの招待要請によりグループチャットルームに参加する第1ユーザを含め、すでにグループチャットルームに参加したすべてのユーザの情報が含まれることができる。例えば、第3ユーザのプロフィール情報が参加者リストに含まれることができる。第3ユーザのプロフィール情報は第3ユーザが設定したプロフィールイメージ及びプロフィール名称の中の少なくとも一つを含むことができる。
【0156】
第3ユーザがこのような参加者リストを受信する場合、第3ユーザは第3ユーザ端末40に表示される参加者リストに第1ユーザが含まれたことを確認することができ、グループチャットルームに表示されるフィードメッセージを通じ第1ユーザが招待されたことを確認することができる。
【0157】
段階S220と別に第2ユーザは第3ユーザと同一な参加者リストを共有することができる。第2ユーザは自分が第1ユーザを招待したため、段階S220でサーバ10から参加者リストの提供を受けなくても参加者リストに第1ユーザを追加することができる。
【0158】
段階S230で、サーバ10は第1ユーザ端末20で招待情報を提供する。上の段階は段階S110に相応する動作である。
【0159】
段階S240で、サーバ10はグループチャットルームで生成されたメッセージを第1ユーザ端末20へ提供する。
【0160】
サーバ10は第1ユーザがグループチャットルームに進入したか否かと関係なく、該当のグループチャットルームで生成されたメッセージを第1ユーザ端末20へ伝送できる。ただし、このような場合、第1ユーザ端末20は第1ユーザが該当のグループチャットルームに進入する前まで伝送されたメッセージを表示しないことができる。すなわち、該当のグループチャットルームで生成されたメッセージは第1ユーザ端末20で伝送され、第1ユーザ端末20が第1ユーザから参加決定インタラクションを獲得することを条件に表示されることができる。
【0161】
段階S250で、サーバ10は第1ユーザ端末20からグループチャットルームに対する退場応答を獲得する場合、第1ユーザを参加者リストから除外するようにする参加者更新情報を参加者端末に提供する。
【0162】
第1ユーザ端末20が第1ユーザからグループチャットルームに対する退場決定インタラクションを獲得する場合、第1ユーザ端末20は第1ユーザ端末20の画面に表示されるチャットルームの情報を削除し、第1ユーザが該当のグループチャットルームから退場したことに対する情報を退場応答でサーバ10に提供することができる。この場合、サーバ10は退場応答により第1ユーザがグループチャットルームから退場したことを認知し、第1ユーザを該当のグループチャットルームの参加者リストから除外した後、更新された参加者リストを参加者のユーザ端末に提供することができる。場合によって、サーバ10は参加者リストそのものを提供することではなく、第1ユーザが参加者リストから除外するべきことに対する情報を参加者端末に提供することができる。
【0163】
図12は第2ユーザがメッセンジャーサービスで第1ユーザの友達なのか否かに対する判断を第1ユーザ端末20が行う実施例を説明しているが、これは例示的なものであり、サーバ10が保有した情報に基盤して第1ユーザ及び第2ユーザの間の友達関係を判断し、それにより相違なチャットルームの情報または参加決定画面を表示するように制御命令する提供する動作を排除するものではない。
【0164】
図13は本発明の一実施例による第3ユーザ端末40がグループチャットルームの参加者を確認する画面を例示したものである。
【0165】
図13を参考にすれば、第3ユーザは第2ユーザにより招待された第1ユーザをグループチャットの参加者リスト1310及びフィードメッセージ1320を介し確認することができる。
【0166】
例えば、第2ユーザが第1ユーザであるピーターを招待する場合、第3ユーザ端末40はサーバ10から「ピーター」が含まれた参加者リストを獲得し表示することができる。また、第3ユーザ端末40は「ピーター」が参加したことを知らせるフィードメッセージ1320をグループチャットルームに表示することができる。
【0167】
このような場合、第3ユーザは第1ユーザ端末20に第2ユーザが「ピーター」の友達なのか否かによって参加決定インターフェースが表示されたのか、現在グループチャットルームに進入したのかなどに対する情報を確認することができない。
【0168】
ただし、未讀の表示者1330が「3」と表示されることを通じて、自分と「マイク」を除外した4名の中、3名の参加者が「マイク」のメッセージを読んでないことを分かるだけであり、「マイク」のメッセージを読んだ1名が「ピーター」なのか否かは確認することができない状態でありうる。
【0169】
したがって、本開示のサーバ10が提供するメッセンジャーサービスは、第1ユーザの観点では望まないグループチャットルームに招待された場合、招待者の身元情報のみ確認しないようを読んでないまま退場(事実上、招待の拒絶)することができ、招待者または他の招待者の観点からは第1ユーザが招待そのものを拒絶したのか、一応グループチャットルームに進入した後、他の理由で退場したのかを区分できないようにする。したがって、この場合第2ユーザは第1ユーザが自分を友達に登録したか否かを確認できなくなる
【0170】
図14は本開示の一実施例による第1ユーザがグループチャットルームから退場する場合、第3ユーザ端末40の画面を例示したものである。
【0171】
図14を参考にすれば、第1ユーザである「ピーター」がグループチャットルームから退場した場合に、第3ユーザ端末40のグループチャットルームの画面には「ピーター」が退場したことについてフィードメッセージ1410が表示できる。
【0172】
この場合、図13と比べる際に、「ピーター」の退場により未讀1430が3から2に減少していることを確認することができる。この場合、「ピーター」を招待した「マイク」または第3ユーザは「ピーター」が招待に応じグループチャットルームに進入してから「マイク」が伝送したメッセージを読んだ後に退場するか、読まなく招待そのものを拒否したものなのかを確認することができなくなる。
【0173】
本発明の各実施例に開示された技術的な特徴は該当の実施例のみに限定されるものではなく、お互いに両立不可能ではない以上、各実施例に開示された技術的な特徴はお互いに異なる実施例に併合され適用されることができる。
【0174】
したがって、各実施例ではそれぞれの技術的な特徴を中心に説明するが、各技術的な特徴がお互いに両立不可能ではない以上、お互いに併合され適用されることができる。
【0175】
本発明は上述した実施例及び添付した図面に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者の観点で様々な修正及び変形が可能でありうる。したがって、本発明の範囲は本明細書の請求の範囲だけでなく、この請求の範囲と均等なものにより定められるべきである。
【符号の説明】
【0176】
10:サーバ
20:第1ユーザ端末
30:第2ユーザ端末
40:第3ユーザ端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14