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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024038341
(43)【公開日】2024-03-19
(54)【発明の名称】ペット移動用荷台アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   A01K 15/02 20060101AFI20240312BHJP
【FI】
A01K15/02 F
【審査請求】有
【請求項の数】25
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024002688
(22)【出願日】2024-01-11
(62)【分割の表示】P 2021555411の分割
【原出願日】2019-03-13
(71)【出願人】
【識別番号】521417705
【氏名又は名称】ハンディキャップド ペッツ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】ロビンソン マーク シー.
(72)【発明者】
【氏名】ジョーンズ ジェイムス
(57)【要約】      (修正有)
【課題】後脚障害または前脚障害のいずれかを有する障害のある動物用のペット移動用荷台アセンブリ。
【解決手段】当該アセンブリは、ベース外周面を有するキャリアベースと、前記キャリアベース上に取り外し可能に配置される動物用荷台支援部と、床にあるときに当該ペット移動用荷台アセンブリに多方向の移動をもたらす、前記キャリアベースに接続される少なくとも3つのローラと、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
後脚障害または前脚障害のいずれかを有する四本足の動物用のペット移動用荷台アセンブリであって、
ベース凹部を形成するベース外周面を有するキャリアベースと、
前記キャリアベース上に取り外し可能に配置される動物用荷台支援部と、
前記キャリアベースに接続される少なくとも3つのローラと、
を含む、アセンブリ。
【請求項2】
前記ベース外周面は、四本足の動物の一部を前記ペット移動用荷台アセンブリに固定するように適合される少なくとも2つの解放可能な取付部を含む、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記少なくとも2つの解放可能な取付部が、回転可能なボタンロックファスナである、
請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記動物用荷台支援部がパッドである、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記動物用荷台支援部が、発泡体パッド、または、前記動物用荷台支援部の動物支援ベースに固定的に取り付けられる発泡体パッドのうちの1つである、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記ベース凹部は、弧状であり、四本足の動物の障害のない前脚または四本足の動物の障害のない後脚が前方または後方に踏み出せるように適合され、当該ペット移動用荷台アセンブリが同様の方向に移動するようにする、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記動物用荷台支援部が、前記キャリアベースと前記動物用荷台支援部との間に解除式ファスナアセンブリを含む、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項8】
前記解除式ファスナアセンブリが、面ファスナ、スナップ、クイックリリースファスナ、および再利用可能な両面テープのうちの1つである、
請求項7に記載のアセンブリ。
【請求項9】
前記少なくとも3つのローラは、前記キャリアベースの動きがすべての方向に転がることを可能にする多方向ローラである、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項10】
前記少なくとも3つのローラが、旋回車輪および全方向車輪のうちの1つである、
請求項9に記載のアセンブリ。
【請求項11】
動物後脚ドラッグバッグまたは動物フロントハーネスのうちの1つをさらに含み、前記動物後脚ドラッグバッグと前記動物フロントハーネスのうちの1つが、当該ペット移動用荷台アセンブリが四本足の動物にしっかりと取り付けられてそれを支持するように、前記キャリアベースの前記外周面の前記少なくとも2つの解放可能な取付部に取り外し可能に取り付けられる、
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項12】
障害のある前脚と障害のない後脚または障害のある後脚と障害のない前脚のいずれかを有する障害のある動物に可動性を提供する方法であって、本方法は、
(a)キャリアベースと、(b)前記キャリアベース上に配置される動物用荷台支援部と、(3)前記キャリアベースに接続される少なくとも3つのローラとを有する低い形状のペット移動用荷台アセンブリを提供することと、
前記障害のある動物の前記障害のある前脚または前記障害のある後脚のいずれかを、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに配置することと、
前記障害のある前脚または前記障害のある後脚のそれぞれを前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに固定することと、
を含み、
前記障害のある動物が前記障害のない後脚または前記障害のない前脚をそれぞれ使って表面を渡って自らを進めることができる、方法。
【請求項13】
前記提供するステップが、動物後脚ドラッグバッグまたは動物フロントハーネスのうちの1つを提供することを含み、前記動物後脚ドラッグバッグおよび前記動物フロントハーネスのうちの1つが、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリ上で前記障害のある動物をしっかりと取り付けて支援するように、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに取り外し可能に取り付けられる、
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記提供するステップが、前記動物用荷台支援部に形成されるパッドを提供することを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記提供するステップが、前記キャリアベースに取り外し可能に取り付け可能な発泡体パッドまたは前記キャリアベースに固定的に取り付けられる発泡体パッドの1つである前記動物用荷台支援部を提供することを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記提供するステップが、前記キャリアベースの周囲部に弧状に形成される凹部を形成することを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記提供するステップが、前記キャリアベースと前記動物用荷台支援部との間に面ファスナアセンブリを固定的に取り付けることを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記提供するステップが、前記少なくとも3つのローラとして多方向ローラを選択することを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項19】
前記提供するステップが、前記キャリアベースに接続される少なくとも2つの解放可能な取付部を有する前記キャリアベースを選択することを含む、
請求項12に記載の方法。
【請求項20】
前記提供するステップは、前記少なくとも2つの解放可能な取付部として回転可能なボタンロックファスナを有する前記キャリアベースを選択することを含む、
請求項12に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[1.発明の分野]
本発明は、一般に、動物用の歩行補助具に関する。特に、本発明は、障害のある動物のための移動装置に関する。より具体的には、本発明は、猫や犬などの負傷した、または部分的に動けなくなった動物のための移動装置に関する。
【0002】
[2.背景技術]
多くの犬や猫は、傷害、病気、年齢、または肥満により、前脚または後脚を使えない。障害となる病状には、遺伝性の変性疾患、椎間板ヘルニア、神経系の原発性疾患が含まれる。動物は、歩いたり、跳びまわったり、運動したりできないため、しばしば無気力になり、更なる健康とケアの問題が発生する。これはペットの飼い主にとって辛い経験である。
【0003】
これらの懸念に対処するために、過去に多くの動物用スリング、サポート、カートが開発されている。米国特許第7,549,398号(2009年、ロビンソンら)は、互いに間隔を置いて配置された第1および第2の横方向支持体とこの第1および第2の横方向支持体との間で調整可能に接続された幅方向延長部とを有するハーネス支持フレームと、それぞれが第1のクランプ構成要素および第2のクランプ構成要素を有する第1および第2のナックルクランプアセンブリと、ハーネス支持フレームに取り付けられた複数のハーネスコネクタと、第2のクランプ構成要素がそれの1つの脚アセンブリ近位端を受ける第1および第2脚アセンブリと、それぞれが第1および第2脚アセンブリの1つの脚アセンブリ遠位端に隣接して回転可能に接続される第1および第2の車輪と、ハーネス支持フレームに取り外し可能に接続されたハーネスアセンブリと、を含む動物用車椅子を開示している。各第1のクランプ構成要素は、それを介して第1および第2の横方向支持体の1つを受けるための横方向ボアを有し、支持フレーム近位端と支持フレーム遠位端との間に配置される。各第2のクランプ構成要素は、脚アセンブリの近位端を受け、対応する第1のクランプ構成要素に回転可能かつ調整可能に接続されるクランプ凹部を有する。
【0004】
米国特許第6,820,572号(2004年、パークス)は、障害のある四本足の動物のための補綴装置を開示している。この装置はシャーシ付きのカートである。シャーシには、後部サブアセンブリに取り外し可能に取り付けられた前部サブアセンブリが含まれる。主輪は後端の両側でシャーシのフレームに取り付けられ、回転可能に取り付けられた1組の副輪は前端の両側でフレームに取り付けられる。ヨークは前端でフレームを横切って延在し、フレームの側壁にまたがるアクティブな位置から側壁の1つから離れた非アクティブな位置に移動可能であり、カートからの動物の出入りを可能にする。
【0005】
米国特許第5,224,444号(1993年、ヒルら)は、四本足の動物のための歩行補助装置を開示している。この歩行補助装置には、動物の後ろ四半部の下に取り付け可能なクレードルと、クレードルに枢動可能に取り付けられた支持部材とが含まれる。車輪配置は、クレードルから離れた端部で支持部材に設けられる。クレードルの下の支持部材にバイアスをかけるための弾力性が提供される。
【0006】
米国特許第4,821,676号(1989年、ハルターストラム)は、部分的に動かないようになった動物のためのカートアセンブリを開示している。このカートアセンブリは、動物の後部を支持し、部分的に包含するように適合されたプラスチッククレードルと、移動のためにこのプラスチッククレードルに接続された車輪と、動物の頭の上に固定されてクレードルに固定されるハーネスとを含む。
【0007】
米国特許第4,375,203号(1983年、パークス)は、動物用の補綴カートを開示している。このカートには、動物の胸部に取り付け可能なヨークと、動物の後ろ四半部を運ぶための腰支持部材と、動物の後脚のすねサポートと、一対の車輪とを備える。カートはまた、それぞれが複数の車軸穴を有する一対の調整ブロックを含む。車軸は、カートに対して配置され、後ろ四半部のバランスがほぼ等しくなるように支持される。
【0008】
米国特許第3,406,661号(1968年、パークス)は、不自由な家庭用ペットの臀部を吊るすための装置を開示している。この装置は、上端に隣接して相互接続され、かつ下端に隣接して車輪付き車軸を回転可能に取り付ける、離間したシャフトで形成されたスタンダードと、各シャフトの上部下部クランプ装置と、ショルダー領域を取り囲み離間した後端を提供するために、一体的に形成されたフロントヨークを有する離間した平行シャフトで形成されたショルダーユニットと、一対の後脚ループに合流する一体的に形成された下腹部スリングを有する離間した平行シャフトで形成されたサスペンションユニットと、を含む。
【0009】
米国特許第3,215,117号(1965年、ショート)は、獣医学の対まひカートを開示している。カートには、逆U字型フレームと、このフレームに取り付けられた車輪と、このフレームに調整可能に固定された成形サドルバーと、このサドルバーに固定された予備成形サドルと、動物の前体領域に篏合された水平バーと、この水平バーに取り外し可能に接続され、フレームに接続される固定機構を備えた後方に延在する細長いロッドとが含まれる。
[発明の概要]
これら従来技術の装置はすべて、様々な欠点に悩まされている。これら従来技術の装置のいくつかは、注文に応じて製造され、動物の測定に合わせてカスタム設計されなければならない。これら従来技術の装置のいくつかは、動物の高さおよび長さに基づいて調整することができるが、車輪の脚は、装置の水平軸に対して角度を調整することができない。さらに、デバイスの水平軸に対して車輪の脚を角度調整できるものもある。ただし、最大の問題はデバイスのサイズである。これらは屋外で使用するために作られているため、家庭内での使用にはあまり実用的ではない。さらに、これら従来技術の装置のいくつかはカスタムメイドであるため、カートが作られた元の動物と同じ高さ、長さ、および幅の測定値を他の動物が持たない限り、従来技術のカートを返却し、または他の動物に使用することはできない。さらに、従来技術のカートは、かさばり、輸送がより困難になる傾向がある。
【0010】
本発明の目的は、従来技術のペットの車椅子およびカートよりも小さく、薄型であり、従来技術の装置の不器用さなしに、家庭で使用するために家具により優しい装置を提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、障害のある動物が家の中でより迅速に動くことを可能にする装置を提供することである。
本発明は、一実施形態では、後脚障害または前脚障害のいずれかを有する障害のある動物のためのペット移動用荷台アセンブリを提供することによって、これらおよび他の目的を達成する。当該アセンブリは、外周面を有するキャリアベースと、キャリアベース上に取り外し可能に配置される動物用荷台支援部と、床にあるときに当該ペット移動用荷台アセンブリに多方向の動きを提供する、キャリアベースに接続される少なくとも3つのローラとを含む。
【0012】
別の実施形態では、ペット移動用荷台アセンブリは、動物後脚ドラッグバッグまたは動物フロントハーネスの1つをさらに含み、動物後脚ドラッグバッグと動物フロントハーネ
スのそれぞれは、ペット荷台アセンブリの四本足の動物への取り付けをしっかりと維持するのに、キャリアベースに取り外し可能に取り付けられる。
【0013】
本発明の一実施形態では、キャリアベースは、ベース前端と、ベース後端と、ベース上部と、ベース底部とを有する。ベース前端とベース後端という用語は、これらの用語が障害のある動物の前部および後部に相関するかどうかを示すのではなく、キャリアベースの2つの端を区別するためにのみ使用されることに留意されたい。
【0014】
本発明の別の実施形態では、ベース外周面は、動物の障害のない前脚または後脚の動きに対応するためにベース凹部を含む。
さらなる実施形態では、ベース外周面は、四本足の動物の一部をペット移動用荷台アセンブリに固定するように適合される少なくとも2つの解放可能な取付部を含む。
【0015】
別の実施形態では、動物用荷台支援部はパッドである。
本発明の別の局面において、動物用荷台支援部は、発泡体パッド、または、動物用荷台支援部の動物支援ベースに固定的に取り付けられる発泡体パッドのうちの1つである。
【0016】
さらに別の実施形態では、前記ベース凹部は、弧状であり、四本足の動物の障害のない前脚または四本足の動物の障害のない後脚が前方または後方に踏み出せるように適合され、当該ペット移動用荷台アセンブリが同様の方向に移動するようにする。
【0017】
別の実施形態では、動物用荷台支援部は、キャリアベース上部と動物用荷台支援部との間に解放可能なファスナアセンブリを含む。
さらなる実施形態では、ローラは、障害のある動物によって進むときにキャリアベースの動きがすべての方向に転がることを可能にする多方向ローラである。
【0018】
本発明の別の局面では、障害のある前脚および障害のない後脚、または障害のある後脚および障害のない前脚のいずれかを有する障害のある動物に、可動性を提供する方法が開示される。本方法は、(a)キャリアベースと、(b)前記キャリアベース上に配置される動物用荷台支援部と、(3)前記キャリアベースに接続される少なくとも3つのローラとを有する低い形状のペット移動用荷台アセンブリを提供することと、前記障害のある動物の前記障害のある前脚または前記障害のある後脚のいずれかを、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに配置することと、前記障害のある前脚または前記障害のある後脚のそれぞれを前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに固定することと、を含み、前記障害のある動物が前記障害のない後脚または前記障害のない前脚をそれぞれ使って表面を渡って自らを進めることができる。
【0019】
本方法の別の実施形態では、前記提供するステップが、動物後脚ドラッグバッグまたは動物フロントハーネスのうちの1つを提供することを含み、前記動物後脚ドラッグバッグおよび前記動物フロントハーネスのうちの1つが、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリ上で前記障害のある動物をしっかりと取り付けて支援するように、前記低い形状のペット移動用荷台アセンブリに取り外し可能に取り付けられる。
【0020】
本方法のさらなる実施形態では、前記提供するステップは、動物用荷台支援部に形成されるパッドを提供することを含む。
本方法の別の実施形態では、前記提供するステップは、キャリアベースに取り外し可能に取り付け可能な発泡体パッドまたはキャリアベースに固定的に取り付けられる発泡体パッドの1つである動物用荷台支援部を提供することを含む。
【0021】
本方法のさらに別の実施形態では、前記提供するステップは、キャリアベースの周囲部
に弧状に形成される凹部を形成することを含む。
本方法のさらに別の実施形態では、前記提供するステップは、キャリアベースと動物用荷台支援部との間に解放可能なファスナアセンブリを固定的に取り付けることを含む。解放可能なファスナアセンブリの一部はキャリアベースに固定され、解放可能なファスナアセンブリの他の部分は動物用荷台支援部に固定される。
【0022】
本方法の別の実施形態では、前記提供するステップは、少なくとも3つのローラとして多方向ローラを選択することを含む。
本方法の別の実施形態では、前記提供するステップは、キャリアベースに接続される少なくとも2つの解放可能な取付部を有するキャリアベースを選択することを含む。
【0023】
本方法の別の実施形態では、前記提供するステップは、少なくとも2つの解放可能な取付部として回転可能なボタンロックファスナを有するキャリアベースを選択することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】ペット移動用荷台アセンブリを示す本発明の一実施形態の正面左斜視図である。
図2図1の一実施形態の背面右斜視図である。
図3図1の一実施形態の平面図である。
図4図1の一実施形態の底面図である。
図5図1の一実施形態の正面図である。
図6図1の一実施形態の背面図である。
図7】線7-7で切断した図1の一実施形態の左断面図である。
図8図1の一実施形態の分解図である。
図9】障害のある後脚がペット移動用荷台アセンブリに接続された動物後脚ドラッグバッグの中にある障害のある動物の斜視図である。
図10】障害のある前足を持つ障害のある動物用の本発明の他の実施形態の正面左斜視図である。
図11図10の一実施形態の背面右斜視図である。
図12図10の一実施形態の平面図である。
図13図10の一実施形態の正面図である。
図14図10の一実施形態の背面図である。
図15図10の一実施形態の左側面図である。
図16】障害のある動物をペット移動用荷台アセンブリにつなげるハーネスを付けた、障害のある前脚を持つ障害のある動物の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
[発明の詳細な説明]
本発明の実施形態は、図1図16に示されている。図1および図2は、ペット移動用荷台アセンブリ10の一実施形態を示す。図1は正面左斜視図であり、図2は背面右斜視図である。ペット移動用荷台アセンブリ10は、キャリアベース30と、動物用荷台支援部60と、少なくとも3つのローラ90とを含む(ローラは図8に示されている)。動物用荷台支援部60は、キャリアベース30に接続され、障害のある動物の障害のある後脚が配置される表面を提供する。少なくとも3つのローラ90は、キャリアベース30の底部に接続され、ペット移動用荷台アセンブリ10が、例えば、床などの表面を移動することを可能にする。ベース外周面36上には、障害のある動物をペット移動用荷台アセンブリ10に固定するために使用される複数の解放可能な取付部180が配置される。
【0026】
この実施形態の動物用荷台支援部60では、動物用荷台支援部60は、動物用荷台支援
部60の周囲の一部の周りに隆起した小段70を有し、これは、障害のある動物の障害のある後脚を受けるために、動物用荷台支援部60の中央部61の中に空間72を画成する。隆起した小段70は、動物用荷台支援部60の機能に必須ではなく、平らな表面でも十分であることが理解される。キャリアベース30の前端31には、障害のある動物がペット移動用荷台アセンブリ10によって歩行する際に、障害のある動物の障害のない前脚または障害のない後脚に適応するための、通常、半径R1と弧距離または弦長とを有するベース凹部40がある。
【0027】
図3は、ペット移動用荷台アセンブリ10の平面図である。本実施形態に見られるように、キャリアベース30の周辺形状は弧状の凸状形状を有し、ベース凹部40は弧状の凹状形状を有する。本実施形態で明らかなように、動物用荷台支援部60は、キャリアベース30と同様の形状を有する。形状の類似性は、本発明にとって重要でも決定的でもない。例えば、領域Sによって示される側面は、前端31と後端32との間の周辺の主要部に沿って互いに平行であってもよい。さらに、後端32は、弧状、多面、または側面Sに垂直であってもよい。
【0028】
図4は、ペット移動用荷台アセンブリ10の底面図である。本実施形態では、ベースキャリア30に接続された4つのローラがある。ローラ90間でつながって見える特徴は、単に射出成形用の型によって作られた特徴であり、ベースキャリア30の重要な特徴ではない。実際、ローラ90が取り付けられる平らな表面を使用することもできる。図3図4の両方を参照すると、4つの解放可能な取付部180が組み込まれていることが示される。取付部180は、通常、障害のある動物をペット移動用荷台アセンブリ10に取り付けるのに最も適した位置で、ベース外周部38に沿って配置される。本実施形態では、キャリアベース30は、約13インチから約20インチ(約33cmから約51cm)の範囲の長さL1と、約12インチから約20インチ(約30.5cmから約51cm)の範囲の幅W1とを有する。これらの厚さの寸法は限定的ではなく、障害のある動物のサイズおよび体重に応じて変化し得ることが理解される。キャリアベース30のベース凹部40は、約2.5インチから約4インチ(約6.4cmから約10.2cm)の範囲、好ましくは約3インチから約4インチ(約7.6cmから約10.2cm)の範囲の半径R1を有する。ベース凹部40のこれらの半径方向の寸法は限定的ではないが、障害のある動物のサイズおよび重量と、障害のある動物の歩幅の長さと、障害のある動物の障害のない脚の間の距離に応じて変化し得ることが理解される。
【0029】
図5、6および7は、それぞれ、ペット移動用荷台アセンブリ10の正面図、背面図、および断面図である。図5の正面図では、隆起した小段70が、中央部61を完全に取り囲んではいないが、隆起した小段70によって境界付けられた空間72と連通する開放部62が描写されている。隆起した小段70では、障害のある動物の主な身体部が障害のある動物の障害の無い前脚に向かってそこから伸びる。隆起した小段70は、障害のある動物が床に沿って移動するときに、障害のある後脚または後ろ四半部をペット移動用荷台アセンブリ10上に保持するのに役立つ。ドラッグバッグのみと比較して、複数のローラ90を備えたペット移動用荷台アセンブリ10の使用は、床に対する摩擦を大幅に低減し、障害のある動物の一部が、はるかに少ない労力で障害のある動物の移動性を高めることができる。一対の前方着脱式取付部180が図示され、ここには、拘束アセンブリがキャリアベース30の前端31に取り外し可能に固定される。図5および図4に示されるように、前端31の複数のローラ90は、後端31の複数のローラ90よりも幅方向に離間して配置される。この配置は、動物の移動を妨害し得る他の障害物が床に在り得る床のような、平らな表面に沿った移動のために、より流線形な断面を有するキャリアベース31を提供し、さらに、障害のある動物の障害のない身体の大部分が荷台アセンブリ10から延在する障害のある動物に接続される場合に、ペット移動用荷台アセンブリ10により大きな安定性をもたらす。
【0030】
図6の背面図から、一対の後方離脱式取付部180が図示され、ここには、拘束アセンブリがキャリアベース30の後端31に取り外し可能に固定される。
ここで図7に目を向けると、図1の線7-7に沿った断面図は、動物用荷台支援部60の断面形状と、射出成形部品の1つの設計であるキャリアベース30の断面図を示す。さらに注目すべきは、ペット移動用荷台アセンブリ10の低い形状の外形である。図7に示すように、この実施形態では、ローラ90が載る表面とキャリアベース30のベース底部34との間の高さH1(クリアランスハイトとも呼ばれる)は約1インチ(約2.54cm)である。キャリアベース底部34とキャリアベース上部33との間のキャリアベース30の厚さH2もまた、約1インチ(約2.54cm)である。キャリア支援下部64とキャリア支援上部63との間の動物用荷台支援部60の厚さH3は、約1.75インチ(約4.4~4.5cm)である。厚さH3は、隆起した小段70を含む。動物用荷台支援部60の中央部61の厚さH4は、約4分の3インチ(約1.9cm)である。これらの厚さの寸法は限定的ではなく、障害のある動物のサイズおよび体重に応じて変化し得ることが理解される。
【0031】
ここで図8に目を向けると、図1のペット移動用荷台アセンブリ10の分解図が示されている。キャリアベース30は、例えば、金属またはプラスチックまたは複合材料またはそれらの組み合わせなどの任意の剛性材料で作製され得るが、射出成形プラスチックは、大量および顧客の価格設定にとってより経済的な選択肢である。ベース上部33は、完全に平面であるか、または動物用荷台支援部60を支持するための平面部を有してもよい。図示の実施形態では、図示されている溝は、キャリアベース30を射出成形するために使用される型の結果である。ローラ凹部は、動物用荷台支援部60がキャリアベース30に接続されるときに動物用荷台支援部60に干渉することなく、ローラ90をキャリアベース30に保持するための取付構造用に提供される。動物用荷台支援部60は、例えば、発泡体パッド、または図8Bに示されるように、剛性支持ベース60iに固定的に取り付けられる発泡体パッド、などの緩衝材料でできていてもよい。動物用荷台支援部60は、ベース上面33に固定的に取り付けられてもよく、またはベース上面33に取り外し可能に接続されてもよい。動物用荷台支援部60のより容易な洗浄または交換のために、解放可能なファスナアセンブリ60hがキャリアベース30と動物用荷台支援部60との間に接続される。使用可能な解除式ファスナアセンブリ60hは、面ファスナ、スナップ、クイックリリースファスナ、再利用可能な両面テープなどを含むが、これらに限定されない。少なくとも3つのローラ180は、例えば、旋回車輪、全方向車輪/ローラなどの任意の既知の多方向ローラであってもよい。ローラ180はベース底部34に固定されるが、交換または清掃のために取り外し可能であってもよい。解放可能な取付部180は、キャリアベース30のベース外周面36に固定される。解放可能な取付部180は、例えば、スナップ、ボタン、バックル、クリップおよびDリング、面ファスナ、ツイストロックファスナなどの任意の既知の解放可能なファスナであってもよい。
【0032】
図9は、ペット移動用荷台アセンブリ10につながれた障害のある動物1の斜視図である。この図では、動物1は、ドラッグバッグ120内に配置される障害のある後脚を有し、ドラッグバッグ120のチェストストラップ122を使用して動物1に固定される。チェストストラップ122は、それ自体に動物の首の周りでつながる。図示のように、ドラッグバッグ120は、キャリアベース30の前端31で、ツイストロックファスナである解放可能な取付部180に連結されるアイレット125を備えた調整バッグストラップ124を含む。ドラッグバッグ120は、コーナー126に取り付けられるアイレット125を有する。ここで、アイレット125は、キャリアベース30の後端32で、ツイストロックファスナでもある解放可能な取付部180に接続される。
【0033】
ここで図10~16に目を向けると、障害のある前脚を有する動物で使用するためのペ
ット移動用荷台アセンブリ10’の別の実施形態が示されている。図10および11は、ペット移動用荷台アセンブリ10’の正面および背面の斜視図を示す。この実施形態では、キャリアベース30、ローラ90、および解放可能な取付部180は、前述のものと同じであり、したがって、前に開示されたものと同一の参照番号を有する。主な違いは、動物用荷台支援部60’の構造である。違いは、障害を有する動物が障害になる前のその立ち位置を可能な限り近く維持しながら、障害のある動物の障害のある前脚と胸部を収容するための動物用荷台支援部60’の高さ寸法にある。さらに、図16に示されるように、障害のある動物の障害のない後脚は、キャリアベース30の後端34に配置される。
【0034】
ペット移動用荷台アセンブリ10’は、キャリアベース30と、動物用荷台支援部60’と、少なくとも3つのローラ90とを含む(ローラは図8に示されている)。動物用荷台支援部60’は、キャリアベース30に接続され、障害のある動物の障害のある前脚および胸が配置される表面を提供する。少なくとも3つのローラ90は、キャリアベース30の底部に接続され、ペット移動用荷台アセンブリ10が、例えば、床などの表面を移動することを可能にする。ベース外周面36上に、障害のある動物をペット移動用荷台アセンブリ10’に固定するために使用される複数の解放可能な取付部180が配置される。
【0035】
動物用荷台支援部60’の本実施形態では、動物用荷台支援部60’は、動物用荷台支援部60’の外周の各側部60aに沿って隆起した側方小段70’を有し、これは、障害のある動物の障害のある前脚および胸を受け入れるために、動物用荷台支援部60’の中央部61’内に空間72’を画成する。隆起した小段70’は、動物用荷台支援部60’の機能に必要ではなく、平らで面状の表面でも十分であることが理解される。キャリアベース30の前端31には、障害のある動物がペット移動用荷台アセンブリ10’を動かしながら歩くときに、障害のある動物の障害のない後脚を収容するための半径を通常有するベース凹部40がある。
【0036】
図12は、ペット移動用荷台アセンブリ10’の平面図である。本実施形態に見られるように、キャリアベース30の周形状は、半円形の後端32と、平行な側面30aと、弧状の凹状形状を有するベース凹部40とを有する。本実施形態で明らかなように、動物用荷台支援部60’は、キャリアベース30と同様の形状を有する。形状の類似性は、本発明にとって重要でなくまた決定的でもない。例えば、側面30aは、前端31と後端32との間の外周の主要部に沿って互いに平行であってもよく、またはそれらは、後端32から前端31に向かって互いから離れるように広がってもよい。さらに、後端32は、側面30aに対して弧状、多面的、または垂直であってもよい。
【0037】
図13、14および15は、それぞれ、ペット移動用荷台アセンブリ10’の正面図、背面図、および断面図である。図13の正面図では、隆起した側方小段70’は、中央部61’を完全に取り囲んでいないが、障害のある動物の障害のある前足と胸を支持する隆起した側方小段70’の間で空間72’と連絡する開いた前部62aと開いた後部62bを画成していることが示されている。隆起した側方小段70’は、障害のある動物が床に沿って移動して床の上で向きを変えるときに、障害のある動物の障害のある前脚と胸の部分をペット移動用荷台アセンブリ10'に保持するのに役立つ。複数のローラ90を備え
たペット移動用荷台アセンブリ10'を使用することで、障害のある前脚を有する障害の
ある動物が床に沿ってほぼ直立した体勢で移動できるようになり、障害ある動物の一部がより少ない労力でより移動しやすくなると理解される。拘束アセンブリがキャリアベース30の前端31に取り外し可能に固定される一対の前方解放可能な取付部180が示される。動物の体ハーネス(図16に示される)は、通常、障害のある前脚および/または胸(特に両方の前脚が切断されている場合)をペット移動用荷台アセンブリ10’に固定するために使用される。図13、14および4に示されるように、前端31の複数のローラ90は、後端31の複数のローラ90よりも広い間隔で離間して配置される。この配置に
より、障害のある動物の障害の無い体部分が荷台アセンブリ10’から延在していて障害のある動物につなげられる場合に、ペット移動用荷台アセンブリ10’により高い安定性が提供される。
【0038】
ここで図15に目を向けると、図10の線15-15に沿って取られた断面図は、動物用荷台支援部60’の断面形状と射出成形品の1つのデザインであるキャリアベース30の断面図を示している。さらに注目すべきは、ペット移動用荷台アセンブリ10’の低い形状の外形である。図7に示されているものと同様に、本実施形態では、ローラ90が載っている表面とキャリアベース30のベース底部34との間の高さH1およびH2(クリアランスハイトとも呼ばれる)は、図7と同じである。キャリア支援下部64’とキャリア支援上部63’との間の動物用荷台支援部60’の厚さH3は、約6インチ(約15.25cm)である。中央部61’の高点と隆起したサイド小段70’の高点の間の高さH4は、約3インチ(約7.6cm)である。支援下部64’からと中央部61’の高点からの動物用荷台支援部60’の中央部61’の厚さH5は、約3インチ(約7.6cm)である。これらの高さおよび厚さの寸法は限定的ではないが、障害のある動物のサイズ、脚の長さ(すなわち、高さ)および体重に応じて変化し得ることが理解される。
【0039】
図16は、ペット移動用荷台アセンブリ10’に接続された障害のある動物の斜視図である。この図では、動物1の両前脚が障害を抱えている。動物胸部ハーネス150は、障害のある動物1をペット移動用荷台アセンブリ10’に固定するために使用される。図示のように、動物用胸部ハーネス150は、調節可能なネックストラップ152と、調節可能なボディストラップ154と、調節可能なネックストラップ152と調節可能なボディストラップ154との間に接続された調節可能なバックストラップ156とを含む。ストラップ152、154、156は、障害のある動物のサイズや形状に合わせて調整可能である。また、調節可能なネックストラップ152には一対のキャリアストラップ158が接続され、これは、調節可能であり、調節可能なネックストラップ152からキャリアベース30の後端32にある解放可能な取付部180まで延在する。キャリアストラップ158は、本実施形態では、キャリアベース30の後端32で、前述したようにツイストロックファスナである解放可能な取付部180に接続されるキャリアストラップ遠位端159にアイレット125を有する。
【0040】
本発明の好ましい実施形態が本明細書に記載されているが、上記の説明は単に例示的なものである。本明細書に開示される本発明のさらなる変更は、それぞれの技術分野の当業者に起こり、そのような変更はすべて、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲内であると見なされる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
【手続補正書】
【提出日】2024-02-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
脚に障害を有する四肢動物用の移動用荷台アセンブリであって、
キャリアベースであって、当該キャリアベースの底面に設けられ、前記アセンブリが当該キャリアベースの下に広がる面上を移動できるよう構成される複数のローラを有する、キャリアベースと、
前記キャリアベースに着脱可能な荷台支援部であって、前記荷台支援部は、前記四肢動物の少なくとも1本の障害のある脚が当該荷台支援部上に配置されるよう構成される、荷台支援部と、を備え、
前記キャリアベースおよび前記荷台支援部は共に、前記四肢動物の少なくとも1本の障害のない脚を収容するよう構成される窪んだ凹部を形成し、前記窪んだ凹部の少なくとも一部内で、前記少なくとも1本の障害のない脚が前方または後方へ動くことにより、前記アセンブリを同様の方向へ進ませるようにする、アセンブリ。
【請求項2】
請求項1に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は、前記荷台支援部の周囲の近くに位置する隆起した小段を含む、アセンブリ。
【請求項3】
請求項2に記載のアセンブリであって、
前記隆起した小段は、前記窪んだ凹部の少なくとも1端の近くで終わる、アセンブリ。
【請求項4】
請求項2に記載のアセンブリであって、
前記隆起した小段は、前記荷台支援部の中央領域において少なくとも部分的に空間を取り囲み、前記空間は、前記四肢動物の前記少なくとも1本の障害のある脚を収容するよう構成される、アセンブリ。
【請求項5】
請求項4に記載のアセンブリであって、
前記四肢動物の前記少なくとも1本の障害のある脚は、前記四肢動物の少なくとも1本の後脚を含む、アセンブリ。
【請求項6】
請求項4に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部はさらに、前記アセンブリの動作中、前記中央領域における前記空間内で、前記四肢動物の後ろ四半部の少なくとも一部を前記荷台支援部に配置するよう構成される、アセンブリ。
【請求項7】
請求項1に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は、平面な形状部分を有する、アセンブリ。
【請求項8】
請求項7に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は概して円盤形状である、アセンブリ。
【請求項9】
請求項1に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は、
前記荷台支援部の第1の長手方向側の近くに位置する第1の隆起した小段部分と、
前記荷台支援部の前記第1の長手方向側とは反対側に設けられた前記荷台支援部の第2の長手方向側の近くに位置する第2の隆起した小段部分と、を含む、アセンブリ。
【請求項10】
請求項9に記載のアセンブリであって、
前記第1の隆起した小段部分および前記第2の隆起した小段部分は、前記窪んだ凹部の少なくとも1端の近くで終わる、アセンブリ。
【請求項11】
請求項9に記載のアセンブリであって、
前記第1の隆起した小段部分および前記第2の隆起した小段部分は、前記荷台支援部の中央領域に空間を画成し、前記空間は、前記四肢動物の前記少なくとも1本の障害のある脚を収容するよう構成される、アセンブリ。
【請求項12】
請求項11に記載のアセンブリであって、
前記四肢動物の前記少なくとも1本の障害のある脚は、前記四肢動物の少なくとも1本の前脚を含む、アセンブリ。
【請求項13】
請求項11に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部はさらに、前記アセンブリの動作中、前記中央領域の前記空間内で、前記四肢動物の胸の少なくとも一部を配置するよう構成される、アセンブリ。
【請求項14】
請求項9に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は非平面な形状である、アセンブリ。
【請求項15】
請求項14に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は概してサドル形状である、アセンブリ。
【請求項16】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記キャリアベースは、前記四肢動物を前記アセンブリに固定可能な複数の解放可能な取付部を含む、アセンブリ。
【請求項17】
請求項16に記載のアセンブリであって、
前記複数の解放可能な取付部は、前記キャリアベースの外周面に配置される、アセンブリ。
【請求項18】
請求項16に記載のアセンブリであって、
前記複数の解放可能な取付部は、1つ以上のストラップを開放可能に取り付けて前記アセンブリに前記四肢動物を固定するよう構成される、アセンブリ。
【請求項19】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記複数のローラは、少なくとも3つのローラを含む、アセンブリ。
【請求項20】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記複数のローラは、少なくとも4つのローラを含む、アセンブリ。
【請求項21】
請求項20に記載のアセンブリであって、
前記窪んだ凹部に近いローラは、前記窪んだ凹部から遠いローラよりも互いに広く離間する、アセンブリ。
【請求項22】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記窪んだ凹部は、弧状の形状であり、前記荷台支援部の中央領域へと内側へ延びる少なくとも1つの曲率半径を有する、アセンブリ。
【請求項23】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記キャリアベースは剛性があり、前記荷台支援部は緩衝材料を含む、アセンブリ。
【請求項24】
請求項23に記載のアセンブリであって、
前記荷台支援部は発泡体パッドを含む、アセンブリ。
【請求項25】
請求項1から請求項15までの何れか1項に記載のアセンブリであって、
前記キャリアベースおよび前記荷台支援部は、同様の幾何学的面積を有する、アセンブリ。